V2アサルトバスターガンダム


「泣いてなんかいません。泣いて大人になるなんて…悲し過ぎるじゃないですか」

1993年放送のテレビアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場するモビルスーツ。
前半の主役機Vガンダムに代わって登場したV2ガンダムのオプションパーツをフル装備した形態である。
搭乗者はVガンダムから引き続き、主人公のウッソ・エヴィン

型式番号は「LM314V23 / 24」。
リガ・ミリティア所属で3機に分離可能、1機のジェネレーター、4機のスラスターを搭載したヴィクトリータイプの2番目のMSという意味らしい。
末尾の「23/24」は本機が3型オプションパーツのバスターパーツ、4型オプションのアサルトパーツを同時に装備した機体である為。
V2ガンダムのみの場合は末尾は「21」となるが、2型のオプションが何であるかは現在も明らかにされていない。
なおバスターパーツの内訳は、腰部や膝部のマイクロミサイルポッド、肩部スプレービームポッドやビームライフル、
ロングレンジキャノンなどの砲撃戦用追加装備。
対してアサルトパーツの内訳は、対ビーム用増加装甲やメガ・ビームシールド、Iフィールド発生装置及びメガ・ビームライフルと、
V.S.B.R(Variable Speed Beam Rifle)で構成された突撃用追加装備になっている。

アニメでは第49話「天使の輪の上で」にのみ登場する。
ただし、登場した際にはバスターパーツのマイクロミサイルポッド、アサルトパーツのメガ・ビームライフルが装備されていないため、
完全な「アサルトバスター」とは言い難いかもしれない(ページ上の画像ではどちらも装備している)。
敵陣に突っ込むためにオプションパーツを全て装備して出撃したが、
カテジナやネネカ隊との戦闘によりオプションは全て破壊され、最終的には素体のV2ガンダムの状態になっている。
+こんなにも汚い手を使う人に、僕は恋などしませんよ!


素体のV2ガンダムはVガンダム同様、コア・ファイター(コックピットと頭部)、
トップ・リム(上半身)、ボトム・リム(下半身)の3機によって構成されている。
そして、コア・ファイターには「ミノフスキードライブ」と呼ばれる新機軸の推進器を搭載している。
この推進器はミノフスキー粒子で発生させたエネルギーフィールドの反発力で推進するため、
重量の嵩む推進剤が不要で、エネルギーさえ続けば理論上は亜光速まで加速し続ける事ができる。
これは反重力浮揚を実現していた「ミノフスキークラフト」をもう一段階発展させた技術と言える。
実際には機体が空中分解する恐れがあるため過度のスピードアップはできないが、
その余剰出力から当初よりオプションパーツの搭載を意識して開発されている。
……が、実はオプションパーツを複数搭載するとエネルギーが行き渡らなくなる程度の余剰出力しか無かった。

当初この推進システムはVガンダムの追加装備として予定されていたが、技術的に困難だったため、
新規にV2ガンダムが設計され、先行量産された二機がウッソ・エヴィンとオリファー・イノエに渡された。
しかし、オリファーさんが早々に二機しかないその貴重なコア・ファイターで無駄死にバイク戦艦に特攻*1 したので、
ほぼウッソ専用機という印象がある。

また、ミノフスキードライブの出力が上昇すると背部から「光の翼」が顕現するのも特徴的。
この現象は不完全なミノフスキードライブから推進力に変換しきれなかった余剰出力が噴射しているもので、
実質大型のビームサーベルも同然である。
ウッソはこれを利用して直接敵機を両断した他、自機や味方機の周囲に展開させてシールドとして使用した事もある。
翼の間にも高密度のミノフスキー粒子が吹き荒れているらしく、両翼の間を通過した敵機が次々と不調になりボトボト墜落した事もあった。
実は相当危険なエンジンである。常に両翼の間にいる本人が一番危ない
未完成故の不具合がむしろ大活躍の原動力になるとはロボットアニメにはよくある話幸運な話である。
実際試作機の方が本採用された機体以上のパワーというのはそう珍しい事ではないのだが、
(なにせ試作品であるため、正式機にないような無茶な仕様も平気で有り得る)、V2の威力は空恐ろしいものがある。
本来の設計仕様通りに開発されたミノフスキードライブでは、この様な運用は不可能となる可能性が非常に高い。

主な開発者はミューラ・ミゲル。姓は違うがウッソの実母である。
特にミノフスキードライブについては、ミューラのライフワークとも言える研究であった。
なお、父ハンゲルグもまたリガ・ミリティアの幹部クラスの人間であった。
ウッソにしてみれば、故郷でずっと帰りを待っていた行方不明の両親が、
「実は自分がなりゆきで参加したゲリラ組織のほぼトップの人間だった」 という事実は衝撃的にも程があったろう。
しかもミューラは後に敵に人質にとられた挙句、救出に奮闘する息子の目の前で、
敵MSごとバイク戦艦の車輪に轢き潰されるという非業の死を遂げている。
ずしりと中身の詰まったヘルメットを抱え「母さんです……」とウッソが静かに告げるシーンは、」
作中でも屈指のトラウマシーンとして名高い。
ちなみに、よく間違えられるが「これ、母さんです……」は誤り。
ことぶきつかさ氏のギャグ漫画『いけ! いけ! ぼくらのVガンダム』ではそう表記されてる為、混同されたのかもしれない。

+ミノフスキードライブについての補足
このミノフスキードライブ、理論としては『機動戦士Vガンダム』の約20年前を描いた、
長谷川裕一氏による漫画作品『機動戦士クロスボーン・ガンダム』で既に完成している。
この頃は小型化できなかった為、航宙艦のメイン推進機として登場した。
同作においてはミノフスキードライブの周囲にいたMSが不調になるという描写はない。主人公の母艦なので、なられても困るのだが。
ビームサーベル的な運用もちゃんとしている。わざわざミノフスキードライブ部分をへし折らないといけなかったが。
おまけに、そんな無茶をしてしまったせいでミノフスキードライブは二度と使えなくなるのであった。
元々、戦艦に「光の翼」のような使い方を求める方が間違っているのであろう。

その後、数年後を舞台にした続編『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』において、
初のミノフスキードライブ搭載MS「F99 レコードブレイカー」が登場する。
だが木星圏に短期間で到達し得る機体の存在を恐れた木星帝国によって、試験機も研究データも洗いざらい破壊されてしまう。
これによってミノフスキードライブ小型化の研究が振り出しに戻ってしまったのみならず、
この機体に社運を賭けていたサナリィは完全に息の根を止められてしまう
(海賊に供与していた事がバレると不味い「F-97 クロスボーンガンダム」が売り物にならなくなった事も大きい)。
この研究には先述のミューラ・ミゲルと同名の女性研究員など、後の『Vガンダム』と同名のキャラクターが登場しており、
仮に同一人物だったならば、事件によって開発が頓挫した後も諦める事なく研究を続けた末、
約20年越しで念願のドライブ搭載MSを完成させた事になる。まさしく研究者としての執念が垣間見えるエピソードである。

……尤も、ザンスカールが地球侵攻可能なMSを開発できたのはサナリィの第二支社を接収したからだったり、
F99の外観はザンスカールのMSに繋がりを思わせるデザインになっていたり、
『Gジェネ』ではF99のスタッフがザンスパイン(ザンスカール版V2)の制作に関与した設定が追加されたり、
『クロスボーンガンダム・ゴースト』では木星側がドライブを研究していた技術者を引き抜いていた事が明らかになったりしている。
皮肉な事にスタッフのほとんどは連邦に与するリガ・ミリティアではなく、敵対する側や破壊した側に回ったようだ。

同じくカトキ氏の手による「Sガンダムディープストライカー」「ガンダム試作3号機デンドロビウム」を思わせる、
押し出しの強いデザインからファンも多いが、富野監督はこの機体のデザインやコンセプトを気に入らなかったらしく
(アサルトやバスター等の増設オプションが無い辺りそういった「増設装備」のコンセプトも気に食わなかった可能性が高い)、
小説版では当初の予定通りにVガンダムにミノフスキードライブを搭載した 「セカンドVガンダム」 が代わりに登場している。

+漫画版での活躍
「コミックボンボン」で連載された漫画版ではアサルトバスターは登場せず、
父ハンゲルグが死の間際に撃沈寸前の戦艦からアサルトパーツを射出、V2アサルトガンダムで最終の決闘に望む。
最終決戦でパーツが全て破壊されたアニメ版とは対照的であると言えよう。
尤も、原作アニメと異なりウッソが熱血漢になっている漫画版では、王道とも言える当然の展開なのかもしれない。

「ウッソ!新しい装甲を出す、受け取れ!」

そしてラスボスとなるドッゴーラ改は、
パイロット曰く「星さえも砕く」「全身をバリアコーティングされている」「全身がビームそのもの」という強敵で、
ウッソはこれを「ビームシールドで作ったプラズマバリアで包み、その中にメガ粒子砲を撃ちこむ」という方法で倒す。

「きさまは電子レンジに入れられたダイナマイトだ!!
 メガ粒子の閉鎖空間の中で分解されるがいい!!」
※主人公の台詞です。

が、それでも再び動き出し、ウッソを道連れにしようとする執念を見せる。
絶体絶命のV2だったが、亡き友のビームサーベルが手元に漂着、辛くも勝利するのであった。
漫画版は良くも悪くも破天荒な展開だが、終盤はドシリアスな展開になった。
尤も、本編の事を考えると仕方がないのだろうが。

+余談
余談だが漫画版のVガンダムの流れを引き継いで、同作のV2ガンダムは「真・V字斬」という必殺技があるのだが、
『Gジェネ』のV2ガンダムはビームサーベルの動作が「真・V字斬」になっている事がある。
他にも初登場時に分身しているのだが、スパロボで毎回分身能力がある
(後者はアニメ版のネタとも言えなくはないが)みんな好きなんだな、漫画版…。

また、前述の『機動戦士クロスボーンガンダム』を執筆した長谷川裕一氏が描いた『Vガンダム外伝』では、
ザンスカールの少年NT部隊出身でシャクティそっくりの少女・カムイが、
ウッソの乗るVダッシュを支援するため、青いV2ガンダムに乗り込んで共に出撃している。
これらの二機は恒星間移民船団を率いる木星じいさん(ΖΖガンダムらしきMSを愛機にしていた)が、
移民先でのMS開発の参考にするため、あちこちの軍や企業から政治的駆け引きで手に入れたものだとかで、
時系列的に見ると、なんと木星じいさんはリガ・ミリティアよりも先にV2を手に入れていた事になる。
ただ、この機体にはミノフスキードライブは搭載されておらず、性能的にはVと同じ程度だそうな。
パイロットのカムイが移民船団への参加を決めた事もあって、青いV2は残念ながらウッソの手元には残らなかった。

+SDガンダムシリーズでの活躍
新SD戦国伝『七人の超将軍編』では主人公「武者飛駆鳥(ムシャビクトリー)」とその出世後である「飛駆鳥大将軍」として登場。
正義感が強いが生意気で剣術稽古にばかり励んでいる問題児であったが、新生闇軍団と戦う内成長していき、遂には飛駆鳥超将軍となる。

ちなみに良い子な弟の舞威丸(ブイマル)は、次編『超機動大将軍編』で武者號斗丸(ムシャゴッドマル)へと成長する。
武者世界とはいえV2の弟がゴッドというのはなんとも興味深い(ちなみに二人の父親である「新世大将軍」はF91なのでF91の息子がV2とゴッドとなる)。
ちなみに、『超機動大将軍編』では諸事情で飛駆鳥大将軍は別の姿に身をやつして弟を助けるのだが、
その時の姿のモチーフは当然こいつであった。

BB戦士25周年記念人気ランキングでは、この兄弟と父親の烈光頑駄無(新世大将軍の以前の姿)がベスト3を独占していた。

そして、『SDガンダム三国伝』では趙雲として登場。
後者の声優は『遊戯王5D's』で鬼柳京介の声を務めた小野友樹氏であり、一役話題となった。
また、ウッソの声優である坂口大助氏もアニメ三国伝で曹丕ガンダムの声を担当した。

+SDガンダム外伝』では…
なんと ラスボスである幻魔皇帝アサルトバスターとして登場
基本的にSDガンダム外伝シリーズ(特に新SDガンダム外伝シリーズ)の主人公はモチーフになった作品の主役機が務める事が多いので、
これは異例の事態である(一応、V2ガンダムモチーフとしては別に「騎士ヴィスクエア」が味方として登場している)。
その理由として、前作でSDの商品展開を優先しすぎて本家が商業的に爆死した反省から、
SDガンダム世代の子供達を『機動戦士Vガンダム』に受け入れさせるためという方針があり、
Vガンダムモチーフのキャラを出してはならない というお達しが出たため…と言われているが真偽は不明。
このためか、同作の主人公ガンダムのモチーフは シャッコー (敵MS)である
(ただし、シャッコーはウッソが序盤に奪い取って乗り込んだ最初の機体なので、主人公機と言えなくは無い事も無いが…。
 尤も、その理屈なら『0083』の最序盤でコウが搭乗していた鹵獲ザクも主人公機である)。
ちなみに実際の所、Vガンダム(ヘキサも)モチーフのガンダムは 2章から登場していたりする
主人公であるゼロガンダムがシャッコーモチーフとは思えないほどカッコいいのに対し、
幻魔皇帝アサルトバスターはV2アサルトがモチーフとは思えないほど物凄くキモい。

また、何気にやらかした事もとんでもなく、物語後半で主人公ゼロとスペリオルドラゴン以外の味方側全勢力を 全て消滅させる という、
前代未聞の悪の大勝利を達成している(新SDガンダム外伝シリーズはこいつに限らず毎回の如く尋常ではない被害が出る)。
まぁ、生き残ったのが シリーズ最強のインフレ主人公 だったのは多分コイツの最大の敗因の一つであろう。
ちなみに消滅させられた味方側勢力はゼロの活躍で無事復活している。
また、消滅したゼロの仲間達がゼロのピンチに魂だけとなっても駆け付けるという熱い展開もある。

その他には、「SDガンダムアルティメットバトル」に登場した12神の1柱である、武闘神デュエルカイザーもV2アサルトバスターがモチーフとなっている。
こちらは幻魔皇帝と違って味方側の人物(神だけど)である。

『七人の超将軍編』では逆にシャッコーがラスボスになっている。

+各種ゲーム作品での扱い
『スーパーロボット大戦』シリーズや『Gジェネレーション』シリーズにも何度か登場している。
前者では文句なしに最強クラスのMSとして活躍しているが、
武装数の限られる後者では初期作品は「通常武器がビームサーベルのみで、後は全てMAP兵器」という極端すぎる武装で登場していた。
レベルアップに必要な経験値もアサルトバスターの方が少なくて済んだ(一般的に強いMS程必要経験値は多い)。
『NEO』・『SEED』ではシステムが既存と異なる事もあり、一転して最強クラスのMSになった。
これは、武装の数が増えて通常戦闘にも対応できるようになった事や、換装システムが無い事、
高火力を叩き出してきた多段ヒット武器が廃止された事が理由。
おまけに攻撃力も防御力も他のV2を上回り、機動力も落ちていない。武器がビームに偏っているという欠点があるが、それは他のV2でも同じ。
やんちゃすぎたのか、その後の作品では機動力がV2未満になった。
上述の通り「アサルトパーツ、バスターパーツ双方を同時に装備すると各武装にパワーが行き渡らず、
逆に使用しない装備が死重量になる為、かえって使い勝手が悪くなる」という設定があり、
本編でもウッソが同様の主旨の発言をしているので、これが原作再現である。
更に多段ヒット武器が復活しバスターに装備、相手を選ばない特殊格闘と特殊射撃の武器が普通のV2とアサルトに装備された事で、
アサルトバスターはビームに偏りすぎでそれぞれの長所が潰されているため、
換装できる普通のV2の方が強く扱いやすいという点は初期作品と変わらなくなった。
システムの変更が多い『3D』ではV2の換装形態の一つになった。
更に全てのV2から特殊武器が無くなった事で、アサルトバスターはメガ・ビームライフルではなく普通のビームライフルを装備している分、
中距離の攻撃力がアサルトに劣るが燃費が良いという性能になった。
しかし『OVER WORLD』では再び多段ヒット武器が廃止され、アサルトバスター自体にも特殊射撃が追加、V2の上位互換機といっても過言ではなくなった。
ちなみに『OVER WORLD』では長年小説版にのみ登場していたセカンドVも参戦。
こちらは全部詰め込みであるアサルトバスターをマイルドにしたような性能になっており、
アサルトバスターが射撃武器特化であるのに対し、セカンドVは特殊射撃に代わって特殊格闘の光の翼があるため、格闘戦もこなせるのが特徴。
地味にちゃんと「機動戦士Vガンダム」からの参戦となっているのも優遇と言えなくもない
(どういう事かと言うと、小説版「逆襲のシャア」の主役機であるHi-νガンダムやライバル機のナイチンゲールは、
 「その他」からの参戦扱いになっているのである)。
なお、アサルトバスターがデュエルガンダムアサルトシュラウドとバスターガンダムとの設計でできるのは有名な話。
バスターガンダムの方は強化型のヴェルデバスターでも可だが、デュエルはブルデュエルにしたり、
そもそも外装の無い状態だと設計できなかったりするので注意アサルト無いしな

『スーパーロボット大戦D』では、ルート次第では手に入らない隠し機体として登場
(そのルートを通過するだけという条件のため入手自体は難しくないが、別の機体の入手もしくは機体の強化が不可となるため三者択一である)。
アサルトバスター装備でもゲーム中の台詞で「問題ない」という旨の発言があり、
運動性がアサルトに劣る程度でそれ以外はパワーアップ、かつ全ての武装が使用可能という破格の待遇を得ている。
加えてMAP兵器も移動後可能で着弾点指定である使いやすい「マイクロミサイルポッド」、
月光蝶に勝るとも劣らない範囲の超兵器である、お馴染み「光の翼」と何故か二種類揃っている始末。誰だこの性能考えた奴

『Gジェネレーション アドバンス』ではVガンダムとV2ガンダムが登場したのだが、
V2ががっかりする程普通の性能で、アサルトもバスターも出ないし、
さらにイベントもほとんどないので他のNT専用機に乗せ換えた方がいいだろう。
対して『GジェネレーションDS』では、VとVダッシュが出ず、いきなりV2で登場する(しかもまだストーリーの序盤)。
V2は普通の性能だが、アサルトバスターになると最強機体の一角となる。しかも普通にストーリーを進めればV2がアサルトバスターになる。
ただし、V2およびアサルトバスターが手に入るのは宇宙世紀ルートのみなので注意。
登場人物はウッソとカテジナのみだが、セッション21をV2に乗ったウッソでトドメを刺すとイベント戦闘が発生。
ザンスパイン(Gジェネオリジナルのザンスカール版V2)に乗ったカテジナが光の翼を繰り出し、
ウッソも光の翼で迎え撃ち、互いにぶつかり合った末、ウッソが打ち勝つという原作以上のカッコいいシーンが見られる。

余談だが、『Gジェネ』のV2ガンダムは分離形態に変形できる作品だと原作とは違い、足を飛ばす

+ガンダムVS.シリーズでは…
『ガンダムVSガンダム』シリーズにもVガンダム枠で、最高コスト機体として参戦している。パイロットはウッソ&ハロ。
こちらは「通常はノーマルのV2ガンダムとして戦い、専用のゲージを消費して一定時間だけアサルトバスター(AB)に換装できる」
というシステムになっている。
原作とは異なり、ABになるとビームライフルの当たり判定が極大になる、
やたらとチャージ時間の短いビームキャノンと攻撃にも使えるメガビームシールドが使用可能になるなど、
ノーマルのV2どころか参戦機体の中でもトップクラスの性能になる
(ノーマルのV2は機動力にこそ最強クラスだが、武装がコストの割に大人しいため、爆発力に欠ける)。
だが、AB換装はプレイヤーの任意で解除こそできるものの、リロードが長いため1試合に何回も使えるものではなく、
「最初に換装して相手の戦力を削るか、最後の切り札に取っておくか」などの駆け引きが要求される機体となっている。

余談だが、アサルトバスター解除後はV2の残弾がフル回復する。
そしてV2はビームライフルの装填数が10発もあるので、即座にパージしたならば、
大抵は再び弾切れになる前にアサルトバスターの再チャージが完了する。
そのため「アサルトバスター⇒即解除」とする事で、インパルスガンダム並みの無限弾幕を張る事が可能。
爆発力を捨てる事になるが、相方がMFなど高火力な機体ならば選択肢に加える価値アリである。

『NEXT』では、ネクストダッシュのおかげで、
「メガビームライフル連射による極太ビーム弾幕」「サブ射撃のスプレービームポッド弾幕」と、
V2AB形態では射撃戦において恐るべき制圧能力を発揮するようになった。
これによりV2ABの重要性が上がる事になり、扱いやすい機体である事には変わりないが、
V2ABの使い時をさらに問われるようになった。

『EXTREME VS』にも登場。パイロットはウッソ。ハロは消えてしまった。
前作でのアサルトバスターに加え、防御を重視したアサルト装備に換装できるようになった。バスター、お前は今泣いていい。
アサルトに換装制限はなく、V2とアサルトは自由に行き来する事が可能。
機体コンセプトはアサルトこそ追加されたものの基本は変わらず、
「機動力は高いが3000としては力不足のV2、射撃が強く守りは固いが至近距離では弱いアサルトを行き来しながら、
換装さえすればゲーム最強クラスの性能を持つABでダメージを取る」というのが基本となる。
アサルトバスター換装までは決して3000として胸を張れる性能ではないため、
時には相方に守ってもらいつつ、どのタイミングでABを使い荒らしていくかを考える必要のある、テクニカルな機体となっている。

覚醒技は、原作でも見せた「光の翼最大パワー」。
コンボに組み込みやすい格闘系の技で、覚醒解除と引き換えにしたその火力は絶大。射撃に対するシールド判定があるのも使いやすい。

次回作の『FULLBOOST』にも続投し、前作のコンセプトはそのままにパワーアップ。
NEXT時代の「ABから通常形態に戻ると弾数が回復する」という仕様が復活し、さらにAB時の火力が強化
(ただし弾数が回復するのは素のV2だけで、アサルトは回復しない)。
さらにAB時CSのメガビームキャノンが強化され、上下左右広範囲にビームを照射する一斉射撃へとクラスチェンジ。
ダメージ・当てやすさ共に強化され、超弾速で飛来する4本の光軸は相手にとって恐怖の一言。
後々、他の強機体が調整された事で本機のビームの超性能が表面化、調整を求める声が出始める事に。
だが、間の悪い事に、その暫く後に公式大会期間に突入し機体アップデートが控えられるという事態となり、
その数ヶ月はABぶっぱの使い手も多く、それでも修正しないバンナムに対するブーイングも多かった。
なお、大会終了後には本機を含め大多数の機体を調整する大規模アップデートが行われ、バンナム汚名返上の形となっている。

覚醒技は前作のものが名前変更された「光の翼」と、AB時限定の新覚醒技「光の翼最大パワー」。
新技は乱舞技形式の技で、見た目がとても格好いい。
ピーキーではあるが、腕次第では上位の3000機体にも拮抗し得る良機体である。

『マキシブースト』にも続投。
大きな変更点はないが、細かく強化されている。
大きな変更点として、アシスト召喚技のVダッシュガンダム及びガンブラスターが追加。
Vダッシュはオーバーハングキャノンによる照射ビームで援護、ガンブラスターはサーベルを構え相手に突撃する。
当初はこれらアシスト召喚はV2形態限定のサブ射撃であり、マルチプルランチャーはCSの位置に移動していたのだが、
ストライクやシャア専用ゲルググのコマンド変更と同じように使い手からの不評が多かったのか、
稼働から数ヶ月のアップデートでマルチプルランチャーはサブ射撃に戻り、
アシスト召喚は格闘CSコマンドに移動、全形態で出せるようになった。

『マキシブーストON』にも続投。
最大の変更点としてバスター形態が追加された。
メイン射撃に単発ダウンのメガビームキャノン、チャージショットにマイクロミサイルポッドからミサイルを発射、
サブ射撃に着弾地点に爆風の発生するメガビームキャノンの照射、特殊格闘に『NEXT』以来のスプレービームポッド、
後格闘にゲンガオゾ戦で見せたミサイルポッドの機雷といったバックアップ向きの砲戦特化形態に仕上がっている。
他の形態も手が加えられており、アサルトバスターは特殊格闘がスプレービームポッドに変更され、
ノーマルは単発ダウンのCS追加とサブ射撃は弾数が減ったものの移動撃ちが可能となった他、特殊格闘がVの字斬り、
覚醒技がABと同様のモーションに変更された。
また、全形態共通の変更点としてN格闘で光の翼を展開して突進する。以前までのN格闘は前格闘に移行した。


MUGENにおけるV2アサルトバスターガンダム

前半主役機のVガンダムと共に天田志朗氏によって製作されたものが存在している。
グラフィックはSFC用アクションゲーム『機動戦士Vガンダム』のものを使用している。
元ゲームはノーマルのV2までしか登場しない(放映中に発売された作品であるため)ので、オプションパーツ部分は手描き。
身長は小型MSという設定からか若干低めで、やられ動作などが存在しない(ハイパーアーマーではない)。

設定にある武装はほぼ全て使用可能であり、タメが可能なV.S.B.R、飛び道具を無効化するI・フィールドなど装備は非常に豊富。
特にI・フィールドによる防御はかなり強力で、一旦張られると中々解除されず、そのまま封殺する事も可能。
更に1ゲージ以上で使える「オーバーロード」というパワーアップ技が存在、
発動するとゲージが減少し続け0になるまでの間 常時飛行状態、I・フィールドとメガビームシールド同時展開、光の翼常時展開 が付与される。
発動中はメガビームサーベルとメガビームライフルしか使えなくなるがサーベルはガード不能なので問題無し。
しかも解除後もIフィールドとメガビームシールドは展開されたままなのでかなり強力な技となっている。
12Pでは開幕と同時にゲージがMAXになりオーバーロードが発動、時間経過では解除されず5回殴らなければ解除されない(1回毎にゲージが1本減少)。
解除されても数秒で再展開されるため、その間にダメージを与えるしかないが、棒立ちになる訳でもないので非常に強い。
ランクとしては狂中位クラスか。
氏自身によるAIも搭載されている。

出場大会

削除済み
更新停止中

出演ストーリー



*1 
この戦艦アドラステア級は「地上をローラーで建物ごと踏み潰して浄化(整地)する」という目的を達成する為に、
比喩なんかではなくバイクの型をした戦艦サイズのロードローラーと言うトンデモ兵器。そのぶっ飛んだ素敵デザインから賛否両論がある。
ちなみにこの戦艦は「玩具的な演出を強いるバンダイ側に、流石にキレた富野監督が半ばやけっぱちで言い出したもの」だとよく言われている。
また作中での発案者であるドゥカー・イク少佐は「地上をバイク乗りの楽園にする」夢を語る
マリア主義とか正直どうでもよいのかと思わざるを得ない人物であった。なんなんだこの軍人

オリファーさんはその戦艦の前輪部分に特攻したのだが、当の戦艦はその部分をパージして何事も無く飛び立っていった。
戦艦の核融合動力炉爆発による核汚染を恐れたのかもしれないが、ブリッジを狙った方が止められた可能性も高く、
無駄死にに終わった感が否めない。あんまりにもあんまりな死に方だと思われたようで、
『スーパーロボット大戦D』ではザンスカールに捕らえられた仲間を救う際に敵からの攻撃を庇って戦死となっている。
出番すらなく、何時の間にか死んでた漫画版よりはマシかもしれないけど

余談だが本作はシリーズ唯一、核融合炉破壊による核汚染を扱った作品である。
ファーストガンダムから汚染を気にした事は無く、また『ΖΖ』と同時期に発表された『ガンダムセンチネル』により、
「ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉は、破壊されても封入されているミノフスキー粒子のおかげで核汚染被害は極小」
と言う設定が作られ、後に公式設定に採用された。ミノフスキー粒子なら仕方ないね。
一応擁護すると、ファースト当時の原子力は(核融合含め)「夢のクリーンエネルギー」であり、
当時の子供向けSF作品で放射能汚染を気にする事は無かった。それこそ『鉄腕アトム』どころかドラえもんでさえ核動力だった時代である
(ただし、ドラえもんの動力は原作者のアシスタントだった方倉陽二氏による『ドラえもん百科』からの後付け設定。
 ドラえもんにとってはドラ焼きが一番効率的な核燃料なんだそうな。現在では時代の変遷もありこの設定は無かった事に)。
ついでに、ファーストでのミノフスキー粒子は戦艦での撃ち合いを無効化する為(ロボットで殴りあう世界を作る為)のレーダー無効化能力しかなく、
それ以外の様々な利用法はホワイトベースを浮遊させたミノスキークラフトを含め、
全てスタジオぬえ制作による設定本『ガンダムセンチュリー』以降の後付け設定 である。