CAPCOMのアクションゲーム『
ロックマン』シリーズの四作目である『ロックマン4 新たなる野望!!』に登場するキャラクター。
元々はコサック博士が水不足の農地に人工の雨を降らせるために開発した農作業ロボットだったが
Dr.ワイリーに改造され、人工の雨の代わりに
強酸性の雨を降らせる「レインフラッシュ」を使うようになった。
また、蛇に睨まれた蛙ということわざにちなんでか、スネークマンが大の苦手。
ただし出演作ではサーチスネークは使用できないので意味がないが。
ロックマンシリーズ全体を見ても数少ない、回避不可能の全体攻撃を持つボスキャラクターであるが
腰を降り始めてから発動するまでの動作が遅く、その隙にロックバスターでも撃ち込めば簡単にレインフラッシュ発動を中断する上、
それ以外攻撃らしい事をしないその行動パターンの単純さ故に満場一致でロックマンシリーズ最弱ボスとされている。
どれくらい弱いかと言うと、
戦闘が始まってからBボタン以外のボタン(十字キー含む)を一切使用しないでノーダメージで勝ててしまう
程。
これはトードマンの
「こちらが何もしない場合、棒立ち→レインフラッシュの行動を繰り返す」
「レインフラッシュの腰振り中はロックマンが攻撃をしてもジャンプ攻撃をしてこない」
「攻撃発動前に攻撃が当たるとレインフラッシュを中断する」
という行動パターンを利用したものである。
では普通に攻略すればどうかと言うと、トードマンはロックマンの攻撃に反応してロックマンの位置に向かってジャンプしてくるので
適当にバスターを連射しながら左右に行ったり来たりを繰り返しているだけで倒せてしまうのである。
やはり最弱の座は揺るぎなかった
。
弱点はドリルボム(4)・リングブーメラン(ワールド4)だが、バスターのみで十分打倒できる。
入手武器はレインフラッシュ。上記通り
画面全体に満遍なく攻撃でき、雑魚なら一撃で破壊可能。
また、メットールなどのガードをする敵も破壊することができる。その分燃費が非常に悪いが、性能から考えれば致し方ないだろう。
ワールド4では性能が更に上がり、中ボス以上の敵には1度に2ヒットするようになった。
他にも
ファラオマンステージの流砂を止めたり、
ナパームマンステージの炎のトラップを消火することができる。
そのあまりの弱さや攻撃の際に腰を振る独特の動きが相まって、コアなファンに人気が高く
かつてはトードマンファンクラブなるものも存在した。
ニコニコでもコアなファン達によって『4』のボスの中では動画が特に多く作られている。
苦手であるはずのスネークマンとの共演の他に蛙つながりで
東方の蛙とコンビになることもあるようだ。
外部作品への出演は無いが、PSP用ソフト『ロックマンロックマン』に
ロールの追加衣装で、どことなくトードマンを思わせる蛙のレインコートが手に入る。
他にはGB版
『ロックマンワールド5』にトードマンにそっくりなカニ型ボスのビーナスが登場する。
アメリカで放送されたアニメ『MEGAMAN』では外見こそ日本のものと大差ないが、何故か
デデデ大王に似た口があり、背中には小型のミサイルが収納されている。
余談だが、目が四つで肌が緑色で体系も似ていたことから『
ドラゴンボール』の
グルド呼ばわりされたこともあった。
+
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レインフラッシュ最
凶
説 |
なんと、『ロックマン4』ではレインフラッシュで
ワイリーを消し去ることが可能
。
最終ステージの一つ前、ワイリーマシン4号を撃破し脱出するワイリーに対してレインフラッシュを使用すると、
バシュッと軽い音を立てて雑魚敵と同じエフェクトでワイリーが消滅する
。
ただし、それをやってしまうと ゲームが進行しなくなり、完全に詰みの状態になる。対処方法はリセットボタンを押すか電源を切ることのみ。
ロボット三原則を破った代償は重かった。
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MUGENにおけるトードマン
やはり愛されキャラである故か多数制作されており、Laspacho氏によるMVC風の手描きタイプ、
ファイアマン.EXEを制作しているNeontiger氏(原作準拠。なんとmetaタイプとcopyタイプの2キャラ分も作られている)、
そして最近リリースされたアフロン氏によるトードマンが存在する。
アフロン氏作:
アフロン氏曰く「触れた人間を一瞬で跡形もなく蒸発させる恐るべき兵器「レインフラッシュ」を装備したトードマンが
ロックマン史上最弱ボスなわけがない。」 といつもの
ドクターアフロン氏らしい魔改造が施されている。
AIが常時起動しており、トードマン自体のプレイヤー操作は一切出来ない代わりに歴代ロックマンに登場したボスたちの特殊武器と戦闘パターンをラーニングしている。
なんとその数61体
(本人含む)。各ボスのモーションに対して足りてないスプライトは全て手描きで追加されている。
元のトードマンの本体のスプライトの枚数が8枚なのに対して、ダメージモーションを除いた本体のスプライトの総数が
433枚
と言えば、その凄さがわかってもらえるだろう。
ナンバリングタイトルのボスの他にも『ロックマンワールド5』に登場した「スペースルーラーズ」や
『ワールド1、3、4』に登場したロックマンキラー、更に
ブルースやクイントやフェイクマンまでラーニングしている凝りっぷり。
頭からドリルを生やしてみたりタップマンのようにくるくる回転する様子は見ているだけで和むこと請け合い。
5/4日の更新によって、2ラウンド以上KOを取られるとティウンする事無くその場で飛び去り
どこかで見たことあるようなマシーン
に乗って再び襲い掛かってくるようになった。
マシンの体力を減らし、第二形態まで破壊すると
これまた
どこかで見たことあるようなカプセル
に乗り込み最終決戦となる。
このカプセルを破壊し、トードマンが
どこかで見たことあるような土下座
を行う事によって
ようやくKO扱いになるのである。
出場大会