ガンダムエアマスターバースト

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ガンダムエアマスターバースト - (2015/12/12 (土) 17:02:49) の編集履歴(バックアップ)


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「どうだい!こいつが生まれ変わった新しいエアマスターだぜ!」

サンライズのロボットアニメ『機動新世紀ガンダムX』に登場するモビルスーツ。
主なパイロットはウィッツ・スー

旧地球連邦軍によって開発された決戦兵器「ガンダム」のうちの一機であるガンダムエアマスター(形式番号GW-9800)を、エスタルド共和国の住民とフリーデンのメカニック、キッド・サルサミルが改造したカスタム機である。
劇中では改造前から引き続き「エアマスター」の愛称で呼ばれる。
また、謎の攻撃を繰り出すMAヴリトヴァとの交戦中にガロードから「餌になってくれ!」と言われた為、
餌マスター」なる愛称で呼ぶファンも。


+ ガンダムエアマスターとは?
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第7次宇宙戦争時に旧地球連邦軍が開発した決戦兵器である「ガンダム」三機種の内の一機。
トランスシステムという変形機構を用いて戦闘機状態のファイターモードに可変可能な可変MSであり、その機動性は従来のMSを遙かに凌駕していた。変形に頼らずとも肩のウイングを展開する事により単機での長期間飛行も可能としている。
また、その機動性を得るために徹底した軽量化が行われており、他世界のガンダムの中でも特に重量が軽いAW世界においてトップクラスに軽い。まあもっと軽い機体がこの世界に存在するが。
そのため武装は実にシンプルで、ルナ・チタニウムにより軽量化されたバスターライフル二丁、頭に付いたヘッドバルカン、変形時の機首ノーズカウルに装備されてる大口径のノーズバルカンのみであり、火力は他ガンダムに比べると大したレベルではない。
バスターライフルなら超火力じゃねえのか?と思いがちだが、GXの世界のものはアレほど無茶な出力ではない)
しかし、三機のガンダムにそれぞれ搭載されているニュータイプ専用システム「フラッシュシステム」により、MS型ビット端末「Gビット」が操作可能であり、その本領はGビットと共に大規模な高機動戦を行う事で発揮される。
だが、エアマスター専用のGビット「GWビット」は、本編一話の第7次宇宙戦争において失われており、また搭乗するウィッツがニュータイプでは無いため、Gビットを用いた戦術を見る機会は本編では無かった(一話冒頭の戦争回想にて一応戦ってる姿を見る事は出来る)。
また、ガンダム専用支援戦闘機「Gファルコン」と合体することもでき、その機動力と火力を増す事も出来る。

ガンダムにしては珍しく白兵武装を持っておらず完全な射撃特化機体なのだが、ウィッツはこの機体の機動力と頑丈さを利用し度々格闘戦に持ち込んでいた。
戦争後である荒廃した世界において、大気圏内の単機飛行能力は大きなアドバンテージとなっており、物語中盤までその機動力で活躍していたのだが、
話が進むにつれ、正規軍である新連邦が新たに開発した飛行・高機動能力を持つMA「ガディール」が登場し、エアマスターは苦戦し中破してしまう。
その後エスタルドによって改造されたのが本機「ガンダムエアマスターバースト」である。

エアマスターからの変更点は、大火力の装備と機動力の向上を焦点にしており、
機首下部に大火力兵器ノーズビームキャノン、さらに左右のウィングユニット端に付いているブースターと連装ビームキャノンが一体化したブースタービームキャノンを
搭載する事で重量こそ増したものの機動力はさらに増大した。
没武器に「ミサイルライフル」というビームライフルと多弾頭ミサイルを合わせたショットガンのような形状をしたライフルも存在しているが、プラモのみの登場に収まっている。
また機体カラーの赤かった部分をメインに青へ変更している
さらに、旧エアマスターと同様にGファルコンと合体するように設計されていたが、作中で合体する事はなかった。

エスタルドにおいて改造されて以降ガロードの乗るガンダムダブルエックスと共に行動する事が多く、その機動力を利用した戦法で数々の強敵を撃破している。
最終決戦終了まで機体も無事に残されており、戦争を止めるのに多大な貢献をもたらした。


パイロットはフリーデン所属のバルチャー、ウィッツ・スー。年齢は17歳。
cvは『ONE PIECE』のロロノア・ゾロや『戦国BASARA』の伊達政宗で知られる中井和哉氏。ちなみに氏のアニメ声優初レギュラーキャラでもある。

元々はフリーランスで活動しており、フリーデンとはティファを攫う救出するためにお金で一時契約してた間柄であったが、色々あってフリーデンと再契約。最後の決戦まで共に闘っている。
金に拘る言動が多いが、これは死んだ父の代わりにバルチャーで稼いだお金を母や妹に仕送りしている事に影響している。
心の熱い熱血漢であり、エアマスターの機動力もありフリーデンのMS隊では先陣を切り突撃することが度々ある。本来一撃離脱の射撃型MSであるエアマスターで格闘戦を度々行うのも性格が影響しているのだろう。
戦争終了後はプロポーズしたフリーデンクルーのトニヤと共に故郷に帰っている。
因みに名前の由来は「『ういっす!』って体育会系みたいに挨拶しそう」だから、らしい。


+ ゲーム等におけるエアマスターバースト
『スーパーロボット大戦』においてはガンダムX参戦タイトルに漏れなく登場している。
基本途中でエアマスターから改修であったが、『Z』シリーズからは最初からエアマスターバーストで登場となっている。

初参戦の『α外伝』ではMS形態時に「バスターライフル二連射」なる必殺技(なお強化前のエアマスターの場合「バスターライフル連射」)、
飛行形態ではブースタービームキャノンと両形態ともに十分な火力を有する武装を持っていたが、
『R』ではバスターライフル二連射がなくなってしまったためMS形態が疑問視される状態になってしまった。
一応最大火力は落ちるが地上に援護攻撃でき(宇宙MAPでは関係なくなる)、
この『R』で初採用された「撃ち落とし」が可能というのはあるが、後者は悲しいことに デフォパイロットのウィッツでは不可能。
(この時点ではニュータイプ技能が必要であったため。ちなみにこのせいでガロードがベルティゴのビットを撃ち落とす原作の名シーンも再現不能…)
『Z』以降はユニット能力としての変形はなくなり、戦闘演出で変形しながら攻撃するようになったため
この辺りのジレンマは解消された(ちなみに『Ζガンダム』の敵の可変MS・MAなどにも同様の処置が取られている)。
なお最大火力の武器はブースタービームキャノンからノーズビームキャノンに変更されている。
続く『第2次Z』では「エアマスター・アサルト」というバスターライフル連射に当たる必殺技が追加された。

ガンダム作品大集合のGジェネレーションにも登場。
空中に高い適性を持ち、大気圏内であればもともと高い移動力を使って切り込み隊長として適任。
ただし、射撃攻撃しかない為に大ダメージを奪いにくいのが欠点(Gジェネではスパロボで言う気力の増加による格闘攻撃の威力の上昇が見込めるが、射撃はクリティカルによるダメージ増加しか見込めないので、気力MAX状態になってもそこまでダメージ値が伸びない)。
また実弾兵装とビーム兵装しか無いので特殊バリア持ちには苦戦してしまうのも悩みの種。

また、ガンプラアニメ作品「ガンダムビルドファイターズトライ」には、回想シーンのみのゲスト出演ながら「エアマスターバーストのカラーに塗られたエアマスター」が主人公の一人コウサカ・ユウマが小学生時代に使用していたガンプラとして登場している。
…ガンダムXは前作レギュラーに抜擢され、レオパルドはフル改造機がBFT最終回に出演しているけどな。やっぱり微妙に扱いが…

MUGENにおけるガンダムエアマスターバースト

スパロボドットキャラの製作に定評のあるZ.A.I.氏によるものが公開されている。
元となったスプライトは『スーパーロボット大戦Z』の物。その為か同作品で使用していない武装は再現されていない。
文字設定で「機首の武装はMS時でも使用可能」となっている為アニメ本編ではやっていないノーズビームキャノンでの対空射撃が可能になっている。
前ダッシュが変形モードで突撃するため非常にスピードが速いがその分通常攻撃などでキャンセルが不能となっている。また、その間でのみの特定な攻撃をすることも可能。
空中ダッシュから上空に飛ぶことが可能であり、バスターライフルを用いた空戦能力はかなり高い。
三ゲージ技「エアマスター・アサルト」は『第2次Z』からの輸入技であり、威力の高い乱舞ロック技となっている。


AIは標準では搭載されていない。

出場大会

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