リキッド・スネーク

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リキッド・スネーク - (2014/12/07 (日) 03:50:38) の編集履歴(バックアップ)



「まだだ!まだ終わってない!」


コナミのアクションゲーム『メタルギアソリッド(MGS)』シリーズに登場する悪役。
同シリーズで主人公を務める[ソリッド・スネーク]と同じ蛇のコードネームを持つ男の一人であり、
ラスボスを務めた第一作目以降も、様々な形で物語に影響を与えた。

声は銀河万丈氏。
英語吹き替え版ではCam Clarke氏。

概要


身長183cm。IQ180。アメリカ生まれだが、生後まもなくイギリスへ渡っているため、イギリス訛りの英語を話す。
ソリッドと同じ「ビッグボス」ネイキッド・スネークの遺伝子から創り出されたクローン人間であるため、
体格や顔つきはソリッドに酷似しているが、浅黒い肌、金髪と異なる点も多い。
十代でイギリスの諜報員として中東で活動した後、「ザンジバーランド騒乱」を機に軍を退役したソリッドと
入れ替わる形で特殊部隊FOXHOUNDに入隊。同実戦部隊のリーダーとなる。

2005年、アラスカ半島沖の孤島、シャドーモセス島で配下を率いて蹶起し、同地で開発が進められていた
核搭載戦車「メタルギアREX」を奪取。アメリカ政府にビッグ・ボスの遺体の引渡しを要求した。
この背景には、遺伝子操作で強化された配下の兵士達「ゲノム兵」を苛む奇病を、遺伝子のホストである
ビッグボスの遺体を手に入れる事で解析・治療すること、冷戦が終結し、兵士が居場所を失っていく時代を
再び混沌の時代に引き戻すことだった。

同地に派遣されたソリッド・スネークと幾度となく激突し、配下であるFOXHOUND隊員とメタルギアREXを失いながらも
スネークをあと一歩の所まで追い詰めるが、彼の体内に仕込まれていた殺人ウイルス"FOXDIE"に感染して死亡する。
だがリキッドの死後も、彼の意思は配下として暗躍していたリボルバー・オセロットに根を張った別人格
「リキッド・オセロット」に引き継がれ、遺伝子操作されたクローン故に急激に老いゆくソリッドと、
最後の最後まで死闘を繰り広げる事となる。

自分がビッグボスのクローンとして生まれる過程で、優勢遺伝子をソリッド・スネークに集約するために
劣性遺伝子ばかりを受け継がされて誕生した"絞りカス"だと信じており、"父親"の果たせなかった理想
「戦士が唯一、生の充足を得られる世界」アウターヘブンを実現する事によってビッグボスと彼を倒した
ソリッド・スネークを超え、自身を取り巻く遺伝的呪縛から脱する事に強い拘りを持っていた。
尤も、これはリキッド自身の思い込みであり、ビッグボスの「ソルジャー遺伝子」の発現の為の優勢遺伝子を集約されたのは紛れもなくリキッドであり、逆にソリッドがその絞りかすである。

冷静沈着な皮肉屋であるソリッドとは対照的な激情家であり、作中では戦闘中に度々高笑いを上げる
戦闘狂としての一面も見られる。
スネークに匹敵する戦闘技能と異常ともいえる耐久力・タフネスさを持ち合わせており、
「メタルギアソリッド」一作においても

  • 自身の乗っている戦闘ヘリを撃墜されても無傷
  • ビル5階分位の高さもあるメタルギアREXから落ちても戦闘を持続。
  • カーチェイスの果てに派手に衝突・転倒して、なお銃を手に立ち上がる
  • 極寒のアラスカで、上半身裸で歩き回る

これらの要素から、ファンの間でゴキブリ呼ばわりされることも。


MUGENにおけるリキッド・スネーク



KEI166氏とStanley45氏による、手書きのものが公開されている。現在のバージョンは0.85α。
銃火器や爆弾、ジープでの轢き逃げや戦闘ヘリの爆撃など豊富な攻撃手段を持つが、ピストルによる銃撃は
七発撃ち切るとリロードが必要。
α版と銘打たれているが現状でも完成度は非常に高く、デフォルトAIも搭載している。
デフォルトでは原作日本語版の銀河万丈氏ボイスだが、付属のSNDファイルを上書きする事で英語版のCam Clarke氏
に変更できる。

出場大会

出演ストーリー