伏黒恵

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伏黒恵 - (2021/05/16 (日) 00:42:19) の編集履歴(バックアップ)



「少しでも多くの善人が平等を享受できる様に
 俺は不平等に人を助ける」

漫画『呪術廻戦』の登場人物。
アニメでの担当声優は 内田雄馬 氏。
都立呪術高等専門学校1年で、特級呪物「両面宿儺」の指を回収するために仙台市の高校に訪れ、
そこで起きた騒動で間接的ながら虎杖悠仁が呪術界に身を投じるきっかけを作った人物である。

実父である伏黒甚爾(旧姓「禪院」)は、御三家の一つである禪院家の血筋だが、
呪術師の家に生まれながら呪力を持たなかったが故に迫害されて荒んでしまい、恵の実母が死去すると別の女を作って蒸発。
そのため、幼い頃からその後妻の子で血の繋がらない姉の津美紀と生活していた。
父と異なり生まれつき呪術師としての適性があったため、父親によって将来は本家に金で売られるという契約が(本人の承諾無しに)結ばれていたが*1
小学1年の時に五条悟の働きかけで恵が将来呪術師として働く事を条件に帳消しとなり、
その条件を担保に高専から金銭援助を得て生計を立てていた。

当初伏黒は己が将来呪術師となる既定路線に反発していたが、中学生の頃に津美紀が謎の呪いに倒れた事で、
「幸せになるべき善人が報われない」現状を打破すべく自発的に呪術師になる道を選び、
少しでも多くの善人が平等に幸せを享受できるような世界を作る事を決意。
以後、己が幸せとなってほしいと思う「善人」をできるだけ救うために活動しており、
自分が善人だと信じた人物なら呪術規定に反する人間でも助けようとする。
逆に悪人の事は例え任務でも助ける気の起きない人間と見なしているが、
その考えが自分のエゴである事は自覚している。

何故か宿儺からは甚く目をかけられており、一度虎杖の身体を乗っ取った状態で戦って以降、
基本的に全て見下している宿儺にしては異常とも言えるほどの執着を見せるようになっている。

能力


禪院家相伝の術式の一つ「十種影法術」(とくさのかげぼうじゅつ)の使い手で、
手で影絵を作る事で、対応した式神を影から出現させる事ができる。
最初に術者が使えるのは2匹の「玉犬」のみだが、
そこから他の式神を「調伏の儀」によって召喚し、手持ちの式神を使って調伏して手懐ける事で、
最終的に10種の式神を操れるようになる。
いわば呪術版『ポケットモンスター』のようなもの。
この術式で操れる式神はいずれも既存の式神を上回る力を持つ一方で、
完全に破壊されるとその種は二度と顕現できないが、破壊された式神の遺した術式と力は他の式神に引き継がれる。
また、拡張術式によって二種類の式神を合体させる事も可能。
加えて、応用で影の中に武器を入れて持ち運んだり、影を落とし穴のように使用する事も可能。

ただし調伏の儀は自分と式神のみで行わなければならず、
術者以外の者を巻き込んで儀式を行う事は可能だが、それで式神を倒してもゲットだぜ調伏成功とはならない。
ただし、それはそれで使い道があり……。

+ 式神一覧
  • 玉犬(ぎょくけん)
巨大な犬の式神。「白」と「黒」の二匹が存在していたが、白が特級呪物に殺られたため、白の術式と力を黒に引き継いだ「渾」となった。
嗅覚を使って呪いを知らせたり、出入口の場所を覚えたりできる上、戦闘も可能。

  • 鵺(ぬえ)
骸骨のような仮面をつけた巨大な怪鳥の式神。両手を重ね合わせ、鳥の影絵を作って呼び出す。
飛行能力を利用して移動に使ったり、呪力を纏った状態で体当たりさせたりすることができる。
その特性上、屋外で使うのが望ましいとされる。

  • 大蛇(おろち)
巨大な大蛇の式神。敵に噛み付いて拘束する。登場後、すぐに宿儺に破壊されてしまった。

  • 蝦蟇(がま)
巨大な蛙の式神。長い舌で遠くにある物をキャッチしたり、敵を拘束したりできる。

  • 満象(ばんしょう)
巨大な象の式神。大量の水による圧力で敵を押し流す。

  • 脱兎(だっと)
大量の兎の式神。攻撃力は皆無に等しいが、数で相手を撹乱する。

伏黒は呪力消費の大きい「満象」を除き、最大で一度に二種呼び出す事ができる。
これにより同年代の呪術師の中でも随一の手札の多さを備え、攻撃、サポート、調査探索などを1人で担う事ができる。
加えて不完全ではあるが領域展開も使用可能で、未だ発展の兆しを見せている。


MUGENにおける伏黒恵

Joey Jostar氏の製作した『JUS』風ドットのちびキャラキャラが公開中。MUGEN1.0以降専用。
十種影法術で呼び出した式神により戦うキャラとなっている。
式神は技扱いのものと自立稼働の設置の2種類があり、
後者は敵の攻撃を受けるか本体が特定のコマンド技を使用されるまで消える事は無い。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から

出場大会

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*1
一応「本家は自分にとってゴミ溜めだが才能ある息子なら無下に扱わないだろうし、自分みたいなロクデナシが育てるよりマシだろう」
という考えはあったようだが。