#image(suraringarutitle1.jpg,,width=500) スクウェアエニックスのRPG『ドラゴンクエスト』シリーズのスピンオフ作品、 トーセ開発のDS用ソフト「スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団」に登場する大型の戦車。 戦車なので、勇者をもじって「勇&bold(){車}」となっているのが特徴。 キャタピラ走行。大砲を2門備えており、弾を上下に撃ち分ける事が可能。 また、大砲に入りさえすればあらゆるものを射出することができ、 大砲の弾だけでなく剣・矢・盾など比較的常識的な武具を撃ち出すほか、 トラバサミなどトラップを撃ち込んで敵戦車内に無理やり設置、 自分や仲間や敵を大砲に詰め込めば敵戦車の入口を無視して進入、 「とうがらし」を詰めれば勇車の口から火炎放射…ととにかくフリーダムである。 ストーリーの鍵を握る重要な存在。 もとはサラスナ古墳に封印されていたが、主人公のスライムが勇者の笛を吹いたことによって封印が解かれる。 ステージの途中で、敵方であるしっぽ団の「大戦車」との戦闘(勇車バトル)が勃発する場面があり、そこで活躍する。 ニンテンドーDSの2画面を活用し、上の画面には戦車の様子が、下の画面には主人公のスライムが戦車の内部を動き回る様子が映し出されており、 上画面に表示される敵戦車の弾の種類や軌道に応じてこちらからも弾を撃ち、相殺および反撃を行い 敵戦車のHPを0にして敵エンジンルームの扉を開き、敵戦車に乗り込んでエンジンにスラ・ストライク(スライム族の体当たり)を打ち込めばステージクリアとなる。 作中では主人公のスラりん+仲間(各種スライムや他のモンスター)の計4人乗りで戦闘を行う。 シドもじゃの経営する「まもの堂」で、耐久力を上げる改造が可能。 #region(トーセとは) このゲームの製作元のトーセという名前には馴染みが無い人も多いと思う。 しかしこの会社、多くのゲームソフト会社と契約を結び、開発したソフトは1000タイトルを超える、ゲーム業界最大手の老舗下請け会社である。その仕事は総じて出来がよく、手がけた中には大手メーカーの看板タイトルも多数存在するが、最初から最後まで丸々全てゲーム製作を行いつつも自らは著作権を主張せず、クレジットには契約相手の名のみを載せる(もしくは「スペシャルサンクス:トーセ」の一文のみやスタッフ名が全て偽名…など)という暗躍っぷりからその存在を知る人は少ない。 同一のスタッフが様々なソフト会社を出入りしている関係上、守秘義務も絡むためクレジットに表記されるスタッフ名も全て偽名である。 多くの取引相手との関係を保つために、自社ブランドは極力持たない、縁の下の力持ちであることをポリシーとしており、 設立から長年たった現在でも公表されている自社ブランド作品は唯一「伝説のスタフィー」だけという徹底した謙虚具合である。 #endregion また、ACで稼働中の「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」で、合体モンスターとしてまさかの再登場を果たす。 「スライム+ももんじゃ+プロトキラー」の三体が合体して誕生する。 可愛い外見に似つかわしくない高い攻撃力を持ち、回避される事も少ないため、確実に大ダメージを与える攻撃が有効。 だがHPが高くそこそこ硬いので、自分が使う場合でもなかなかの使い勝手が良い。 ---- **MUGENでは カオスなキャラに定評のあるgoogoo64氏が製作。 まずデフォルトの時点でかなりデカイ。同氏の[[ゴールドライタン]]ほどじゃないがデカイ。 たくさんのスライムを射出して[[人間弾幕]]ならぬスライム弾幕を展開したり、 「とうがらし」の炎を吹き出したり、サボテンボールなど各種モンスターを射出したりと実に様々な攻撃を持つ。 薬草でHPを回復する事も出来、戦車化したギガお(ギガンテス)を呼ぶ事も可能。 見た目は[[のりもの]]に近いが、それらとは一線を画した芸達者なキャラである。 &nicovideo(sm10173121)