モヒカン

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モヒカン - (2015/04/05 (日) 20:24:28) のソース

//readmeを見てできるだけわかる範囲で書いてみた。元のゲームについてはあまり詳しくわからないので誰かお願い。
+18世紀半ばに滅びた[[アメリカ原住民>コンドル・ヘッズ]]の一部族、「モヒカン族」
+頭部の左右を丸刈りあるいは剃髪し中央部分の髪だけを残して[[鶏の鶏冠>コッコ]]のようにするヘアースタイル&br()名前の由来は1だが、本来はモホーク族の髪型だったのを[[イギリス人>ジャック・ザ・リッパー]]がモヒカン族の髪型と勘違いしたまま[[パンク>バーディー]][[ファッション>マットロック・ジェイド]]と共に日本に伝えたもので、&br()[[アメリカ>ダック・キング]]ではモホーク刈りと呼ばれている。
+『[[北斗の拳]]』に登場する雑魚敵の総称。由来は2の髪型をしているから。

本項では3について解説。
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*『北斗の拳』原作漫画におけるモヒカン
#image(mohican.png,width=300,title=基本的に純真な少年、なにかがハジけてこうなる青年、反省し集団の自警等になる壮年、最後は「今日より明日なんじゃ」と種籾盗られる老人。世紀末の男性成長図(嘘)。)

&font(30,b,i,#FF8C00){「ヒャッハー!!」}

『北斗の拳』ほぼ全編にわたって登場する、[[世紀末]]となった世界における荒くれ者である。
サブカルチャーにおいて「モヒカン」と聞いて真っ先に挙がるのは間違いなく彼らの存在だろう。
銃火器などの文明の利器は絶えたため、[[斧>マックス・イーグル]]・[[棍>Mr.BIG]][[棒>イーグル]]・[[鞭>ウィップ]]などの原始的かつ粗暴なイメージの武器で武装し、徒党を組んで動いている奴等で
弱者に乱暴を働いているところに[[ケンシロウ]]が現れ、無謀にも立ち向かっていって秘孔を突かれてやられるザコ敵という役どころが主である。

彼らのモデルになったのは荒廃した近未来を舞台にしたバイオレンスアクション映画、
『マッドマックス』に登場する「近未来の暴走族」で、モヒカン刈りなどの奇抜な髪型に棍棒などの原始的な武器、
そして何故かあるバイクに跨り人々を襲うと、ほぼそのままのスタイルとなっている。

&font(25,b,i,red){「しかし、人類は死滅していなかった!」}
とのモノローグの最後に映し出されるシルエットが、まさにモヒカン達である。
つまり''最初の登場人物''でもあり、''世界観の代表的存在''なのだ。
登場後すぐに惨殺、略奪を始め、このときはケンシロウも現れず成功。旅人達から大量の荷物を奪うが、
&b(){トランク一杯の紙幣を「今じゃケツをふく紙(アニメでは『[[鼻紙>ティッシュ]]』に変更)にもなりゃしねえ」と投げ捨て、&br()水を持っていたことに最も喜び、}世界観を明確にわかりやすく表現した。
色んな意味で「こうはなりたくない」と思わせたことであろう。
ただし少し勘違いされがちだが、彼らは必ずしも頭が悪い訳ではない。作中で仲間が[[テーレッテー]]されていくのを見ながら
なお自分の意思で突撃していく(「下がると[[拳王>ラオウ]]や[[聖帝>サウザー]]等の上司に殺される」といった状況限定での話ではない)
[[彼>ウィル・A・ツェペリ]]が言うところの「ノミの蛮勇」をよく見せてはいるものの、上記冒頭のシーンの後に目の前で爆死した死体を見て
「小型の時限爆弾でも打ち込まれたのか?」「バカな、今の時代にそんな精密な武器が残っているわけが…」
と最低でも武器やテクノロジーを判断し、またその推論を否定するだけの知性は持ち合わせている。

『北斗の拳』に登場する雑魚キャラは総じて「モヒカン」と呼ばれるが、実際にはこのモヒカン達にも様々な立場のものがおり、
少数のグループから構成され略奪を働いている者や強い者の下についている者([[サウザー]]の部下など)などが存在している。
やはり大規模な組織のものほど、装飾や武装が豪華。
ちなみに彼らは前述のように元々暴走族で、彼らが乗っている改造バイク(中にはボウガンを取り付けたものまである)は
彼らが拾ってきたバイクをベースに改造して作っているという話が公式から出た書籍に掲載されていたりする。

**『北斗の拳』ゲームにおけるモヒカン
ファミコン時代のアクションゲームやRPGの時期は、原作漫画での立場通り、
どこからでも沸いてきては一蹴される雑魚としての登場であった。
アクションゲームでは&b(){彼らの発する「あべし」の声をアイテムとして獲得しケンシロウがパワーアップする}という
シュールなシステムがあり、変な断末魔をあげるのもモヒカンの大切な要素と見なされている事が分かる。
RPGでは「フィールドマップを歩いていると何の脈絡もなくモヒカンと遭遇し、会話になるでもなく戦闘に突入、
問答無用でケンシロウに殺される」というRPGのお約束的展開が北斗の世界観に完璧に合致し、
単なる作業的経験値稼ぎが&b(){モヒカン虐殺}というだけで北斗世界の忠実な再現となる、見事な配役となった。

『北斗の拳Online』でもジードの手下や拳王軍など原作の数多くのモヒカン共が登場し、
プレイヤーが選択可能な職業に「悪党」が登場。
北斗神拳や南斗聖拳の修行者としてこの世の悪と戦うばかりではなく、
&b(){モヒカンとして世紀末の世を生き抜き&s(){最後は変な悲鳴を上げて殺され}たい}という北斗ファンの願いが叶う事となったのだ。

大量の雑魚を蹴散らしていく『北斗無双』でももちろんやられ役として登場している。
さらに、「無法者」という名称で&b(){操作キャラクターとして登場}。
所謂作中のモヒカン達の技や原作ギャグの集大成キャラなのであるが…その…スタッフハジけすぎだろ。
|&nicovideo(sm10565185){280,185}|&nicovideo(sm10847788){280,185}|
…技をパクられた上に存在自体抹消されたその他モヒカン達の怨嗟の声が聞こえてきそうである。%%まぁ出てもしょうがないけど。%%

また、AC版北斗にも登場してはいるが、[[ハート様]]の「拳法殺し」の演出として棍棒を投げつけに現れるのと
リンの村の背景でジード一味が村人とにらみ合っていたり、聖帝十字陵の背景で火炎放射器を持っていたりしているのと
いずれもチョイ役である。


**その他の用例
ネットミームにおいては彼らが発した「ヒャッハー!」という叫びが、
欲望のままに何かを行う際の代名詞として用いられていたり、
国際情勢がキナ臭くなってきたり文明滅亡の危機の可能性がある話題に対して
「''モヒカン頭にして肩パッド買ってくる''」と一種の定型として用いられることがある。
また一部のネットゲームなどでは「周りを省みない行動をすること」を「モヒる」「モヒってる」、
特に程度のひどいものを「モヒモヒ」と表現されることがあり、現在では「略奪行為や迷惑行為全般」を示すネットスラングとして定着している。

また、2006年頃に提唱された概念として「インターネット・モヒカン族」という言葉があり、
''「所謂『祭り』状態になった場合に対象を執拗にバッシングする人」を『北斗の拳』に登場するモヒカン達に例えた言葉。''
はてなダイアリーで提唱され、はてなダイアリーを中心に話題となったがいまひとつその外では拡大せず、
インターネット全体での認知度は非常に低いまま収束することとなった。

こんな風潮の為モヒカンといえば雑魚…[[とは言わせないキャラ>テッドブロイラー]][[がたまにいるんです。>アビゲイル]]

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**MUGENにおけるモヒカン
上述のように、&s(){世紀末バスケ}対戦格闘ゲーム『北斗の拳』には単体キャラとして存在しないため
「北斗モヒカンのイメージで作られたキャラクター」が複数存在する。

#region(seki-rou氏製作 『GUARDIAN HEROINES FINAL』仕様)
-seki-rou氏製作 『GUARDIAN HEROINES FINAL』仕様
#image(mohi0.gif,title=真っ黄色)
同人ゲーム『GUARDIAN HEROINES FINAL』に敵キャラとして登場するモヒカンを
『[[カイザーナックル]]』の[[ボス>アステカ]][[キャラ>ゴンザレス]]で知られるseki-rou氏が制作している。

もとが格闘ゲームではないため[[結構小さく>ちびキャラ]]、
各能力はLIFE800 ATK50 DEF80と[[安い]]うえに[[紙]]である。
技は手に持った刃物による斬撃が中心な他、1ゲージを消費する[[飛び道具]](テキストファイルでは「魔法攻撃」と記されている)がある。
この飛び道具、連射が可能なので[[ゲジマユ]]だと[[永久]]が成立してしまったりする。
また、2ゲージを消費する超必殺技の「イーヤッハー!」はフルヒットで5割を持っていくなど意外と侮れない部分も多い。
[[AI]]は未搭載なのでWatch戦で[[世紀末の>トキ]][[拳士たち>レイ]]と戦わせようものなら即あべしされるのは想像に難くなく。
だが、上記の理由からプレイヤー操作なら低い能力に反して思いのほか戦える…かもしれない。

無限ろだにてAIが公開された(制作者は不明)。
魔法攻撃を盾にしつつコンボでガン攻めする戦法を取り、ちびキャラの特性もあって、
北斗南斗の超人達にも意外と善戦できてしまったり。「イーヤッハー!」でトドメを狙う魅せ要素も持っている。
&s(){[[モヒカンのくせに生意気だ>ジャイアン]]}
また、大きさを通常キャラ並に変えるファイルも同梱されている。
こちらは能力ももとの2倍になっており、とくにLIFEとDEFがそれぞ1600・160になるためかなり硬くなる。
&s(){そのせいで余計[[テーレッテー]]されやすくなってるが}

『北斗』におけるイメージからストーリー動画のザコ悪役にピッタリ…なはずなのだが
そのイメージに反して、汎用性の高さからかそういう役は大抵[[カンフーマン]]にとられている。
他にはちびキャラ故に特定のキャラだと技が当たりにくいというのも災いしているのかもしれない…。

ちなみにseki-rou氏は他に[[ゴンザレス]]なども制作しているのだが
ゴンザレスがボスキャラとしての名を轟かせているのに対し
このモヒカンは割と前から存在していたにもかかわらず長い間ページが無い状態が続いていた。
ボスキャラと雑魚キャラの存在感の違いというべきか…。

#endregion
#region(@さる氏製作 『北斗の拳』仕様)
-@さる氏製作 『北斗の拳』仕様
@さる氏による、[[ラオウ]]改変の『北斗の拳』のモヒカンも存在する。ボイスもラオウのためモヒカンのくせに妙に威厳がある。
斧を投げたりモヒカンな仲間達を呼んだりとまさにモヒカンな技を持っており、10段階のAIもデフォルトで入っている。
またスタートボタンを押しながら選ぶとラオウの性能になるラオウモードが搭載されている。

#endregion
#region(Redline氏製作 Hidebu)
-Redline氏製作 Hidebu
新MUGEN専用。
[[ゼロ>ロックマンゼロ]]や[[ゆうれい]]を製作したRedline氏が公開した、ファミコン版『北斗の拳』ドットで製作されたモヒカン。
…なのだが、''Life・Atk・Def全て1の上その場から動けず攻撃されると[[爆散する>ロックマン]]''という清々しいまでの雑魚キャラっぷりを誇る。
こう書くと[[かみキャラ]]以下に見えるが、実は爆散した際の肉片全てに攻撃判定が存在しその威力なんと''一つ一つがほぼ一兆''。
しかもこちらが何もしなくても[[伝承者>ケンシロウ]]が現れて勝手に破裂させるため、こちらは頑張って避けるしかない。
ただし相手が避けようが死のうがモヒカンは死ぬ。というか既に死んでいる。肉片が消えるまでKO判定は出ないが相手が肉片に当たってもDKO。
ぶっちゃけた話公開日時を見れば分かる通りのジョークキャラである。
一応[[味方殺し>味方殺し技]]ではないのでタッグ戦ならば勝つ事も可能。
&nicovideo(sm25931227)

#endregion
#co(){
#region(スッガー氏製作『電神魔傀』仕様)
-スッガー氏製作『電神魔傀』仕様
ガードができないかわりに攻撃力が高く、体力が半分をきると攻撃力が上がり[[ハイパーアーマー]]化する強化技が使える。
&nicovideo(sm16276766)

#endregion
公開停止かつ動画なしなのでコメントアウト
}

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[モヒカン],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[モヒカン],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[モヒカン],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[DIOの喫茶店]]

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//雑魚敵,モヒカン,弱キャラ,盗賊