仮面ライダーウィザード

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仮面ライダーウィザード - (2016/03/15 (火) 18:24:32) のソース

#image(ウィザード.jpg,width=300)


&font(30,b,i,red){「さぁ、ショータイムだ!」}


**概要
2012年から翌年に掛けて放送された平成ライダー第14作『仮面ライダーウィザード』に登場する[[仮面ライダー>仮面ライダー1号]]。
仮面ライダー史上初の「[[魔法使い>霧雨魔理沙]]」をコンセプトにし、なおかつ変身アイテムに「指輪」を使用している。
待機音やアイテム使用音には、ファンキーなBGMとラップ調のボイスを採用している。
ただしこのボイスは他のライダーベルトのような「[[音声案内>仮面ライダー龍騎]]」「[[生きてて普通にしゃべる>仮面ライダーキバ]]」「[[駆動音の空耳>仮面ライダーオーズ]]」「[[開発者の趣味>仮面ライダー鎧武]]」とは違い
「魔法の呪文を圧縮(高速詠唱)したもの」と言うウィザードを魔法使いたらしめている重要なものである。

人類を絶望に追い込むことで仲間を増やそうとする異形の怪物「ファントム」から人々を守る為に立ち向かう「正義の魔法使い」で、
ファントム達からは「指輪の魔法使い」と呼ばれることが多い。
ただし、この世界の魔法使いは体内に潜むファントムをねじ伏せて力のみを引き出す事で初めて成れるものであり、
敵となるファントムは絶望によりファントムに体をのっとられた元人間である。
(乗っ取られた時点で宿主は死亡扱い。記憶は受け継がれファントムが正体を隠したり周りの人間を絶望させるために利用される)
つまり仮面ライダー(に限らず[[石森ヒーロー全般>島村ジョー]])伝統の「善も悪も力の源は同じ」と言うことである。&s(){[[と言うかミディ・クロリアン>ダース・ベイダー]]}。
その為、最初からファントムを宿していない者や、体内のファントムを殺された者は魔法使いになる事はできない。
(基本的にウィザードが被害者のファントム化を防ぐ方法は、被害者の精神世界に入ってそこに巣食うファントムを殺す事である)
逆に2号ライダーである仮面ライダービーストの様に後天的にファントムを宿した事で魔法使いになった物も居る。
&s(){ファントムを操っていた黒幕も人造ファントムで魔法使いになった者だし。}

変身者は&b(){操真晴人}(そうま はると)。本編開始より半年前に謎の人物により月食の日に起こなわれた「サバト」に巻き込まれるも
最後まで絶望に抗った事で魔法使いの資格を得、「白い魔法使い」から与えられたウィザードライバーにより仮面ライダーウィザードになる力を獲得した。
好物はドーナツで、行きつけの販売店ではいつも新作を勧められるものの常に「プレーンシュガー」を注文している。
#region(晴人の人となり)
幼い頃に事故で両親を亡くし、天涯孤独の身の上。
サバトに巻き込まれる前はプロのサッカー選手を目指しており、現にプロのセレクションに参加するほどであったが、
チームメイトにラフプレーで重症を負わせてしまったことが原因でサッカー自体を辞めてしまっている。

#region(職業…?)
実は彼、&b(){労働をしている描写が作中で一切登場していない}。アルバイトはおろか、居候先である輪島の店の手伝いすらしていない。
[[先代>如月弦太朗]]や[[昭和の>仮面ライダー1号]][[先輩達>仮面ライダーBLACK]]は大体学生なので(一人野生児がいるけど)除外としても、歴代主役ライダーで職業が怪しい人達でも、
住み込みバイトしてる[[旅人>仮面ライダーオーズ]]や、写真館所属の自称写真家な[[世界の破壊者>仮面ライダーディケイド]]など一応職は持っている。
[[神になった後輩>仮面ライダー鎧武]]だって無職ながらも幾度もバイトの面接受けに行く気概は見せている。
世間的にはニートの[[天の道を往き総てを司る人>仮面ライダーカブト]]だって潜入目的で仕事することくらいあったのに…。
そんなわけで、ニートを通り越して&b(){ヒモ}呼ばわりされることがある。

誤解なきように言っておくがこれはあくまでもネタであり、晴人は決して無気力な人間ではなく、
むしろ全く見返りを求めずに純粋に「同じ思いをする人間を増やしたくない」という思いから真面目すぎるほどに正義の味方として奔走している。
彼がヒーローとして立派な働きをしているのは視聴者の大半が認めるところである。
そういう意味では「職業:魔法使い」状態といえるかもしれない。
しかしそうすると結局無収入であり、毎回買ってるドーナツ代はどこから出ているのかますます謎に…。

ちなみに映像作品の後日談である小説版では、協力者の大門凛子と結ばれる未来を示唆した結末を迎えている。
&s(){これで専業主夫の道が開けたよ、やったね!}
#endregion
#endregion

協力者の輪島繁が魔宝石を加工する事で作る、多種多様な「ウィザードリング」を使い分けることで様々な魔法を行使可能で
これによって敵ファントムを翻弄するトリッキーな戦術の使い手。
また特殊な魔宝石から造り出されたリングで、晴人が内に飼う「ウィザードラゴン」の力をより引きだした強化形態をとることも可能。

戦闘では銃と剣の機能を果たすウィザーソードガンを用いた遠近両方の攻撃とウィザードリングの力による多彩な魔法技、
そしてエクストリームマーシャルアーツ系の足技主体の格闘術で闘う。
特にウィザードリングでの魔法はただ魔法で攻撃するだけでなく、
''コピー''で分身したりウィザーソードガンを増やして二刀流にする、''リキッド''で液状化して格闘時の体位を入れ替える、
''ビッグ''で体の一部を巨大化して相手をなぎ払う、''エキサイト''で筋肉ムキムキになって物理で捻るなど、
格闘と組み合わせた運用で相手を圧倒する。
ただしウィザードリングによる魔法の効果は基本的にリングをはめている当人に現れるため、
''スリープ''(寝る)や''スメル''(悪臭を放つ)などのデメリットを発揮するリングは、
戦闘中に相手の指に無理矢理はめてウィザードライバーに読み込ませ発動させるという少々面倒くさい手順が必要。

また格闘は足技が主体であり、腕ではウィザーソードガンを振るう以外は押しつぶしたり払ったりする動きが主で、パンチ技を一切使わないのが特徴的。
そのためステータス上のパンチ力には「推定値」という但し書きがついている。
これは指輪をした手で殴るのを子供が真似すると怪我をする危険があるための制作上の配慮である。
//ただし本編最終エピソードでは、敵の攻撃を受けてはめていたリングが砕け、そちらの手でついに敵を力の限り殴りつけるという、
//溜めに溜めたカタルシスのあるシーンが登場している。
//ネタバレが過ぎる箇所はもう少し自重した方がいいかと

基本形態は炎のエレメントを操る''フレイムスタイル''だが、ウィザードリングでスタイルチェンジすることでエレメント変化し、
水の''ウォータースタイル''、風の''ハリケーンスタイル''、土の''ランドスタイル''と所謂四大元素の力全てを使用することができる。
これは彼の魔力の源である体内のファントムであるウィザードラゴンが4属性全てを併せ持つためで、作中世界でも珍しい素質である。
必殺技はエレメントを右足に纏い放つ飛び蹴り「ストライクウィザード」。

中盤からはそのウィザードラゴンの力をより引き出した形態が使えるようになり、
胸にドラゴスカルがつき現実にもウィザードラゴンを召喚できる''フレイムドラゴン''、ドラゴテイルがつき冷凍攻撃が使用できる''ウォータードラゴン''、
ドラゴウイングがつき雷を操る''ハリケーンドラゴン''、ドラゴヘルクローがつき重力を操作できる''ランドドラゴン''に変身できるようになった。

さらに新たな魔道具ドラゴタイマーを用いればこれらドラゴンスタイル4人に分身して別々の意思で行動できる上に、
これら分身を再び魔力に還元して全部のせ形態''オールドラゴン''になることもできる。ぶっちゃけかなりインチキくさい強さ。
スペック自体は最終フォームのインフィニティースタイルよりも高い&s(){がCGを多用するためか出番は少なかった}。

後半には一度ウィザードラゴンを倒され魔力を失うも、それでもなお諦めなかった自身の涙から生まれたインフィニティーウィザードリングにより、
銀色に輝く彼独自の姿''インフィニティースタイル''へと変身できるようになった。
高い防御力と高速移動能力を兼ね備えており、さらに一度放出した魔力を再吸収することで実質無制限に魔法を使うことができる。
特にその防御力は非常に高く、ラスボスクラスでもない限りまともにダメージを与える事ができなかった。
またその防御力を生かすため、攻撃を回避などせず両腕を広げ、胸部装甲で受け止める事が多い。
武器は復活したウィザードラゴン自体が変化した斧型のアックスカリバー。
巨大化したアックスカリバーで敵を両断する「ドラゴンシャイニング」、アックスカリバーを投げつけて遠隔操作し何度も敵を斬り裂く「プラズマドラゴンシャイニング」が必殺技。

外部出演では『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』でTV本編に先駆けて登場。
再生ホロスコープスの襲撃に手間取る[[フォーゼ>仮面ライダーフォーゼ]]らを援護する形で姿を見せ、ここで彼らにちなみ「仮面ライダー」の名を襲名する。
他にもMOVIE大戦シリーズや『スーパーヒーロー大戦Z』などでフォーゼの他、[[鎧武>仮面ライダー鎧武]]や[[宇宙刑事>宇宙刑事ギャバン]]の面々と共闘を果たしており、
「魔法使い」という特異な身の上故、宇宙犯罪組織マドーに銀河連邦警察、武神鎧武といった勢力からその身柄を狙われながらも
仲間達との絆を得てその魔手を撥ねのけ、常に巨悪に対して立ち向かっていった。

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**MUGENにおける仮面ライダーウィザード
平成ライダーでお馴染みのqzak氏の手書きドットのものが公開されている。
『ビッグ』の超リーチや『バインド』で相手の動きを止めるなど、原作の指輪を活用している。
[[AI]]はななび氏のものが公開されている。

&font(30,b,i,red){「フィナーレだ」}

***出場大会
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''更新停止中''
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//***出演ストーリー

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//|CV:白石隼也|,仮面ライダー,魔法使い,ドラゴン