アイアンフィスト

「アイアンフィスト」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

アイアンフィスト - (2021/09/13 (月) 16:46:23) のソース

#image(ironfist_UMVC3.png,width=300,title=崑崙を護りし龍)

#region(日本語吹替声優)
:[[四宮豪>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:四宮豪|]]|『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』『マーベル フューチャー・アベンジャーズ』
:森宮隆|『マーベル・シネマティック・ユニバース』
#endregion

[[マーベルコミック>アメコミ]]に登場するキャラクター。
ヒマラヤの奥の秘境クン・ルン&link_anchor(*1){*1}で修行し、不死の龍ショウ・ラオの力を得た拳法家。
バンダナを目深に被ったようなマスクや、胸に刻まれた龍の刺青がトレードマーク。
なお、厳密にはアイアンフィストとはショウ・ラオの試練を乗り越えた者に与えられる[[称号のようなもの>烈海王]]であり、
ダニー以外にも66人のアイアンフィストが存在し、その内の何人かはコミックにも登場する。

本名は&b(){ダニー・ランド}。ヒーロー業の傍らランド社の[[社長を務めている>海馬瀬人]]。
過去には[[ルーク・ケイジ]]と組んでヒーローチーム「ヒーローズ・フォー・ハイアー」としても活躍。
公私ともに仲が良く、彼の娘ダニエルの名付け親にもなっている。
また、ヒーローズ・フォー・ハイアー以外ではニューアベンジャーズやディフェンダーズなどでも活動している。

日本制作のアニメ『ディスクウォーズ』では、[[デッドプール]]によって確保されたディスクとして登場。
その後紆余曲折を経てクリスの手に渡り、[[キャプテンアメリカ]]ともどもクリスのディスクとして活躍した。
同じく日本制作の『フューチャー・アベンジャーズ』ではマコトら三人の師匠的存在として登場。
戦士として未熟な彼らを手取り足取り指導しており、征服者カーンやインヒューマンズのマクシマス一味との最終決戦にも参戦している。
またアニメ『アルティメット・スパイダーマン』では、設定通りにコンロンで修行を積んでラオの力を宿した点は変わらないが、
大幅に年齢が引き下げられ、シールド所属の新人ヒーローにして[[ピーター>スパイダーマン]]の同級生としてレギュラー入りしている。

2017年には、[[マーベル・シネマティック・ユニバース>アイアンマン]]の一環として彼を主役としたドラマ『アイアン・フィスト』がNETFLIXで公開された。
……が、第1シーズンの評判が芳しくなかったらしく、翌年公開の第2シーズンをもって打ち切りになっている。
#region(詳細、ドラマネタバレアリ)
理由としてはまず「大富豪の御曹司が行方不明になって僻地に漂着、そこで修行を受けて帰国し、父の企業を乗っ取った悪と戦う」というストーリーが、
原作コミック通りとはいえドラマ版アメコミヒーローとして大ヒットを打ち立てた&b(){[[グリーンアロー]]のプロットと丸被り}してしまったのが一つ。
さらに&b(){シーズン1では全くヒーローコスチュームを着用しない}上(一応黄色いマスクだけはシーズン2で登場したが……)、
[[ちょくちょく>仮面ライダーオーガ]][[人に騙される>仮面ライダーギャレン]]、人の忠告を聞かない、ついカッとなって暴走するなど&b(){武芸者としての修行は何だったのか}状態であり、
あまつさえシーズン2ではヒーロー活動自体も&b(){「力を手にして暴力を振るいたい衝動の結果」}であった事が明かされるなど、
「アイアンフィストのドラマ化」としては首を傾げる出来だったのだ。
そしてシーズン2でこの精神的な未熟さを突き付けられたダニーは苦悩の末パワーを他の者に譲って自分を見つめ直し、
最終的に再びその拳へショウ・ラオの力が宿った所で物語は終わる。
このラストを見るにドラマ版は「[[既にヒーローである者の物語>仮面ライダーアギト]]」ではなく「[[主人公がヒーローになるまでの物語>レッドレンジャー]]」として構想されていたものと思われ、
拳法ヒーローらしくアクションシーンは迫力あるものではあったが、残念ながらヒーローとなった後を描く前にシリーズ自体が打ち切りになってしまった。

同じMCUドラマシリーズとしては『[[デアデビル]]』『[[パニッシャー]]』などが原作コミックの設定や衣装を活かして好調だったのに対し、
後発の『ジェシカ・ジョーンズ』『[[ルーク・ケイジ]]』は完成度が高いものの、所謂「一般的アメコミヒーロー」とは異なる物語のため視聴率が伸び悩み、
加えて『アイアン・フィスト』の出来が悪く、クロスオーバー『ディフェンダーズ』を経て各々終了する事となってしまった。

とはいえこれにはMARVELの権利を買い取ったディズニーが独自動画配信を始めるためNetflixから撤退した事による影響も大きく、
視聴率好調だった(半ば独自路線になりつつもあったが)『エージェント・オブ・シールド』も終了が決定しており、
一概にアイアン・フィストのせいだけだとはいえない。
事実Disney+では新たに『[[シーハルク]]』『[[ミズ・マーベル]]』『ムーンナイト』のドラマ配信が決定。
さらには初の中国系マーベルヒーローとしてカンフーマスター『[[シャンチー>ブルース・リー]]』の映画化も予定されている。
もし成功したならば、再び『ディフェンダーズ』、そしてアイアンフィストの物語を目にすることができるかもしれない。
#endregion
//他、アメコミ原作の詳細は詳しい方お願いします

[[中国拳法がモデルのキャラクター>破裏拳ポリマー]]とあって格ゲーとの相性も良く、
&s(){マーヴル格ゲーとの相性はいまいちなようだが}『[[UMVC3>MARVEL vs. CAPCOM]]』にも出演を果たしている。
[[リュウ]]や[[春麗]]などカプコン側格闘家とは互いに専用メッセージがあり、特にリュウにはアイアンフィストの後継者になれると高く評価している。
そのせいでリュウのエンディングでは、本当にアイアンフィストに就任してしまったリュウの姿が描かれている。
まぁ[[オロ]]の弟子になったみたいなものだと思えば…。

----
**UMVC3におけるアイアンフィスト
清々しいほど近接地上戦に特化したキャラ。
地上戦でのスピード、パワーは申し分なく、武器こそ持たないがそのダッシュから繰り出される技は想像以上のリーチを持つ。
[[ドラゴン系の各種必殺技を3回まで連続入力で出せる>蔵土縁紗夢]]と言う特色を持ち、派生限定の技もあるため攻めのバリエーションは随一。
火力も高く、1[[ゲージ]]75万くらいなら普通に出せる。一応2ゲージ90万弱くらいも出せるため、単体でも問題ない。
3ゲージ[[HC>超必殺技]]「ドラゴンフィスト」は[[ブルース・リー]]よろしく強烈な[[ワンインチパンチ>K']]を叩き込む迫力のある技だが、
追撃が全くできず、威力も40万と少し物足りないのが残念。
「CHI(チー、気功の事)」を使う事で自己強化ができ、火力・ゲージ回収力が上がるため、[[コンボ]]の際はどちらのリターンを取るか考える必要がある。
ただし、地上ダッシュは早くとも空中制御を一切持たず、[[飛び道具]]もワープもないため、ぶっちゃけ下から数えた方が早い位置にいる。
特に対空必殺技を持たず、Sも空中の相手に当たらない特性があるため、対空は優秀な[[通常技]]5Mに頼り切り。
大きく踏み込んで両拳を打ち込む5Mは発生早い、しゃがみ相手にも問題なく当たる、時にとんでもない位置から当たるほどリーチがあるため、
&b(){「神に祈りつつ5Mを振るキャラ」}なんて言われたり。
[[アシスト>ストライカー]]はγの&s(){[[ゴクト>南斗獄屠拳]]}「ドラゴンファング」が[[発生]]早い、飛び道具を打ち消す、[[壁]]バウンド誘発で確認簡単と申し分ない性能をしている。
しかし、アイアンフィスト自身が先鋒向きなため、使い所が限られるのも苦しい。
更にダメージ[[補正]]の最低値が[[ダンテ]]と同じく5%と大変低く設定されているため、下手にヒット数を稼ぐとさっぱりダメージが伸びないという欠点も。
兎角得意不得意が激しいため、戦況を見極める力が肝心である。
//リュウのページから転載。アストロのページにも似たような記述あり
//アストロのページから記述の一部を移植。間違いがあれば修正お願いします。それとあちらでは「5M」が「5H」になっていましたが。どちらが正しいんでしょうか?
//5Mが正しいようです

[[BGM]]は非常にかっこいい。
普通に映画で流れていても違和感が無さそう。
&nicovideo(sm23636405)

----
**MUGENにおけるアイアンフィスト
//(恐らく)最初に存在が確認されたアストロ素体のものを先頭に並べ替えてみました
海外で多数のキャラが製作されている。
……が、取り敢えず拳法っぽく戦っていればアイアンフィストに見えるからか、
他キャラのグラフィックをアイアンフィストにしただけのガワ変えキャラが結構多い。
//これらの他に、フェイロンのガワ変えがいたはず
さらに、どいつもこいつもファイル名・フォルダ名は「IRONFIST」なので重複・上書きに注意。ひとつひとつフォルダ名を変えた方がいいかも。
また、ダニー・ランド以前のアイアンフィスト達や、宿敵である「スティールサーペント」も製作されている。
……が、やっぱり他キャラのガワ変えらしい。それでいいのか。
//スティールサーペントはZion氏のMuaythaimanのガワを替えた上で、技を削ってコマンドを簡略化しただけのキャラでした

#region(Fede de 10氏製作 ※中の人はアストロ)
-&b(){Fede de 10氏製作 ※中の人はアストロ}
#image(Ironfist_Astro.gif,title=ベビーフェイスの代役を務めるアストロ氏)
Buckus氏の[[アストロ]]のスプライトを改造した改変キャラ。
技の構成は、ぶっちゃけ&font(b,red){アストロが覆面変えて戦っているだけ}だったりする。
なにせ声はアストロのままだし、本物のアイアンフィストは登場シーンや[[勝利ポーズ>勝ちポーズ]]で空中浮遊とかディメンジョンスチールなんてしないし、
アクションを見る限り中の人はダニー・ランドではなくアストロにしか見えない。
&s(){ついでにファイル名もIronfist.cnsとかではなくアストロの海外名Scorpになっていて、わざわざ「Ironfist/Scorp.def」と登録しなければならない}
中の人がニコニコ動画で有名なMouser氏版アストロやですからー氏版アストロでなく、
流石にダイビング・デス・ドライブまではやらないのが救いだろうか……。
[[AI]]は搭載済みで、すぐにも大会に出られるのだが、ヒーローものではなくプロレス大会に呼ばれそうな気がする……。
|対戦相手の[[サガット]]改造キャラは相棒のヒーロー、[[ルーク・ケイジ]]。&br()タッグ大会に「ヒーローズ・フォー・ハイアー」チームで行けます。&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=K3bfXvVtHyU){380,280}|

また、mouser氏アストロの改変もあるようだ。いくら似てるからって。

#endregion
#region(Fede de 10氏、Ldpp氏製作 ※中の人はアストロ)
-&b(){Fede de 10氏、Ldpp氏製作 ※中の人はアストロ}
#image(Ironfist_Ldpp.gif,title=引き続きベビーフェイスの代役を務めるアストロ氏)
グラフィックは違うが、やはりアストロの改変もの。
いくつか新技が加わっているものの基本はアストロである。
AIはデフォルトで搭載されている。

#endregion
#region(アフロン氏製作 アイアンフィストリュウ)
-&b(){アフロン氏製作 アイアンフィストリュウ}
#image(Ironfist_Ryu.gif,title=68代目アイアンフィストにあたる…のか?)
『UMVC3』のエンディングで新たなアイアンフィストに就任したリュウ。詳細は[[リュウ]]のページで。
出場大会タグは「アイアンフィストリュウ」で、そちらもリュウのページに置かれている。
いくつかの大会ページに「アイアンフィスト」の名で記載されている場合もあるので、混同に注意。

#endregion
#region(Carpa5氏製作)
-&b(){Carpa5氏製作}
#image(Ironfist_Carpa5.gif,title=アイアンフィストを襲名した数珠丸…と言われても納得してしまいそう)
海外サイト「Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
斑鳩氏製作の[[数珠丸恒次]]をDuracelleur氏が6ボタン操作に改変。さらにそれを改変したものらしい。
AIは未搭載。
|紹介動画&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=mRUY6-R7Hig){320,240}|

#endregion
#region(Blade氏製作)
-&b(){Blade氏製作}
#image(Ironfist_Blade.gif,title=アチャッーー!何を気どっているねーーーッ! クン・ルンの神秘、この鉄拳をくらってあの世まで飛んでいくねーッ!)
[[Mugen1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。
2019年5月に公開されたアイアンフィスト。&s(){ようやくちゃんとしたのが製作された}
[[ニュートラルポーズ]]や一部のモーションを見るに、[[ドット>ドット絵]]のベースは[[フェイロン]]だろうか?
『UMVC3』の[[原作再現]]系で、元のゲームにあった技を搭載している。
AIも搭載されているが、対人戦向けなのかあまり強くはない。

なお、現在は下記の動画および海外サイト「The Mugen Multiverse」の公開場所はリンクが切れているため、
同じくMugen MultiverseにおけるBlade氏のフォーラムにて公開されている。入手の際はご注意を。
//検索すればすぐ分かると思います
|紹介動画&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=5tw4ejiMvaQ){320,240}|
#endregion

//確認次第キャラ記述は増やしていきます
//ダニー以前のアイアンフィストであるリ・パーク(Li Park)とウー・アオシ(Wu Ao Shi)も確認しています
//…が、どうも前者はChuchoryu氏のイップマン(葉問)、後者はBig Eli King氏のBlaqueのほぼガワ替えっぽいので、紹介するにはちょっと微妙かも?
//一応表に書いておきました。女性アイアンフィストは貴重かと思ったら……。

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[アイアンフィスト],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[アイアンフィスト],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[アイアンフィスト],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー

----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ここでいう「クン・ルン」とは中国の伝説にある幻の地「崑崙山(こんろんさん)」の事。「クン・ルン」という読みはそのピンイン表記である。
仙人・仙女に纏わる伝承が多く、『[[封神演義>妲己]]』では[[仙人>仙翁]]達の本拠地であるとされる。
中国西部にある崑崙山脈はこの崑崙山が名前の由来である。

マーベルにおけるクン・ルンは10年に一度のみヒマラヤ奥地と繋がる異次元の秘境という設定。
ダニーは父と母、そして父の会社の共同経営者にして後の宿敵ミッチェムと共にヒマラヤ探索に訪れた際に、
ミッチェムに家族を殺されて遭難していた所をクン・ルンの民に保護された事で彼の地に辿り着き、アイアンフィストとなったのである。

----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//|CV:四宮豪|,|CV:森宮隆|,ヒーロー,アメコミ,中国拳法,社長,覆面,半裸,黄色,緑色