ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク


「理性を持つ者は戦いに理由が必要なの
    戦士でない者の命を背負う気はないわ」

漫画『BLEACH』の登場人物。
悪霊「(ホロウ)」の中でも死神の力を手に入れて魂の限界を取り除いた上位種「破面(アランカル)」の一体にして、「十刃(エスパーダ)」の元No.3。
アニメの担当声優は 金田朋子 女史。

過去に彼女を亡き者にしようと企むノイトラと彼に協力するザエルアポロ*1の策略により額を割られ、
その際に霊圧が体内から流れ出たことで幼女の姿になって弱体化した挙句に記憶喪失になり、
配下のドンドチャッカ、ペッシェと共に虚夜宮の外へと放り出されて追放された経歴を持つ。
ペッシェとドンドチャッカから彼女が生きていることをノイトラ達に悟られぬよう弱小破面「ネル・トゥ」として匿われていたが、
虚圏へ乗り込んだ黒崎一護と出会った末に成り行きで十刃達の戦いに巻き込まれ、
因縁あるノイトラとの遭遇の末にノイトラの攻撃から一護を守りたいという想いにより本来の力を取り戻した。
この現象は一時的なものだったらしく、あと一撃で勝負が決まるかという所でネルの姿に戻り窮地に陥るが、
そのタイミングで更木剣八が救援に来たため、事無きを得る。

千年血戦篇でも虚圏が「見えざる帝国」に侵攻され、ドンドチャッカが捕まったことを一護に伝えるため、ペッシェと共に現世を訪れて再登場。
その後ネルは浦原喜助の手により大人状態と子供状態を自由に行き来できるようになった。

破面でありながら元来無駄な戦いを好まない性格。
弱体化時の記憶も有しており、自分を守ってくれていた一護に信頼を抱き、
破面でありながら彼に味方する姿勢を貫いている数少ない存在である。

+ 戦闘能力
「…大丈夫 すぐ終わるから」

虚閃の扱いに長けており、相手の虚閃を吸い込み、自分の虚閃を乗せて撃ち返す「重奏虚閃(セロ・ドーブル)」という技を得意とする。
初戦では病み上がりだったことに加えてかつては格下であったノイトラが彼女が知っていた頃より実力を上げていたため接戦を余儀なくされたが、
そうしたハンデが無い場合の戦闘力は、現行の十刃と比較しても遜色無い。

  • 帰刃(レスレクシオン)羚騎士(ガミューサ)
解放すると上半身が人、下半身が羚羊という半人半獣のケンタウロスを連想させるような容姿となり、
ランス状の斬魄刀を用いた近接戦を得意とする。


MUGENにおけるネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク

Mounir氏の製作した『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
高いコンボ性能を誇る他、虚閃を撃ったりペッシェとドンドチャッカを呼んで放つ飛び道具も強力。
超必殺技では帰刃状態となって攻撃する。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から


私に翼をくれるなら
私はあなたのために飛ぼう

たとえば この 大地のすべてが
水に沈んでしまうとしても

私に剣をくれるなら
私はあなたのために立ち向かおう

たとえば この 空のすべてが
あなたを光で射抜くとしても

出場大会

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*1
ザエルアポロがノイトラに協力したのは、同時期に作った発明品の実験台に都合が良かったのと、
ネリエルがザエルアポロの部下の一人を引き抜こうとしていた事に気分を害していたためである
(とはいえ、そもそもの原因はザエルアポロがその部下を道具扱いしてパワハラしていたのをネリエルが見咎めたせいなので逆恨みだが)。


最終更新:2023年05月07日 09:39
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