シュレッダー


+ 日本語吹替声優
千田光男
1987年アニメ版(東和ビデオ版)
内海賢二
1987年アニメ版(BS2版)
梁田清之
1987年アニメ版(テレビ東京版)、『ミュータント・ニンジャ・タートルズ3』
若本規夫
1990年映画版(ソフト版)
柴田秀勝
1990年映画版(フジテレビ版)
渡部猛
『ミュータント・ニンジャ・タートルズ2』
宇垣秀成
2003年アニメ版
広瀬彰勇
2012年アニメ版、2014年映画版、『影<シャドウズ>』

ニコニコ的には1987年(日本では1991年)版シリーズでアドリブを連発しまくっていた梁田氏が最も馴染み深いかもしれない。
脳みそ丸出しのクランゲ皇帝から甲高い声で「サワキちゃん」と呼ばれてたのはこちら
(作中では諸事情でバラの君」(スプリンター命名)と呼ばれた事もあった)。
ちなみに宇垣氏は1987年アニメ版(テレビ東京版)、と『ミュータント・ニンジャ・タートルズ3』ではドナテロを演じていたりする。

アメコミティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』に登場するヴィラン。
このロボとは関係無い。
初出は1984年の『Teenage Mutant Ninja Turtles #1』。主人公であるタートルズ4人らの宿敵。

どのバージョンでも共通する外見上の特徴は、その名の通り刃状のパーツの付いたプロテクターに兜飾りの付いたヘルメット、鉤爪。
プロテクターのディティールはバージョンによっては日本風の鎧のようなデザインになっている事もある。
基本的に顔には鋼鉄製の面頬(顔面を防御するマスクのような防具)を付けているが、外して素顔になるシーンもあり、これを再現出来るトイなどもある。
兜とマスクから覗く目元は普通の人間として描かれているものの他に、真っ黒な中に赤い目だけが光るバージョンもあり、こちらのバージョンのグッズも存在する。
武器として蛮刀(マチェーテ)を使った事がある他、刀やサーベル、薙刀、大型のシールドなどを使った事もあり、
これらは関連トイに付属品として付けられている事もあった。

同作の最初期からタートルズの宿敵として登場するフット団アメリカ支部長(首領ではない)。
タートルズの師匠であるスプリンター(ヨシハマ・タケシ)とはもともと同門であったが、師匠殺害未遂の汚名を着せる策略により
彼を日本から追い出した後、それを追跡して訪れたアメリカでクランゲ皇帝と出会う。
クランゲの協力を得たシュレッダーはヨシハマの隠れ住む下水道にミュータンジェンを投入し、スプリンターとタートルズが誕生する事となった。

元々は正統派ヴィランのようなキャラ付けであったが、1987年のアニメ版では部下のロックステディビーバップに対するツッコミ役のキャラ。
マヌケな部下達や口うるさい上司のクランゲに振り回されて酷い目に遭う事も多く、コメディリリーフとしての要素も多く見られるようになった。
日本で放送される際にはテレ東での吹き替え放送版では声優によるアドリブが盛り込まれるなど、さらにコミカルな方面にバイアスがかけられる事となった。
2003年に再び制作・放送された作品では、上記のようなコミカルな悪役ではなく、原作に忠実な残虐非道の正統派悪役となっている。
また、肩書きもクランゲ皇帝の部下である支部長から首領へと変わっている。

クロスオーバー作品『タートルズフォーエバー』では、1987年版ことサワキちゃんが幽閉されていた2003年版を復活させてしまう。
もちろん、ギャグキャラのサワキちゃんがシリアスな2003年版を御する事など出来るはずもなく、
2003年版は「原作版タートルズを殺害し、全平行世界諸共タートルズを消滅させる」という計画を始めてしまうが、
その暴挙を阻止すべく原作版、1987年版、2003年版の三大タートルズ、サワキちゃんとクランゲ皇帝、
そして2003年版シュレッダーの養女カライまでもが共闘しての決戦が繰り広げられ、計画を阻止された2003年版は消滅する。
一方、生き残ったサワキちゃんはタートルズ達に対して「我輩は必ず戻ってくる。貴様らを倒しにな」と捨て台詞を残しつつ去っていった。
なお原作版シュレッダーも登場したのだが、状況が急を要していたため瞬殺された

通称サワキ(「ちゃん」や「さん」が付く事もある)。
その理由は、和訳版の彼の本名がサワキ・オロクなため。
厳密には1987年度版でクランゲがシュレッダーをそう呼んでいた事から来る通称。
家族構成はNYに母が住んでおり、テレビ中継で世界征服を宣言する息子の雄姿を見て彼を手伝いにきた事もあった。
母も「サワキ」と呼んでいたので「オロク」が苗字だと分かる。
「小禄」は実在する苗字で沖縄に多い名なので、沖縄出身の家系なのかもしれない。

ちなみに原語版の本名は「Oroku Saki」。漢字では「大六咲」と表記される。
恐らく「シュレッダー(裂く者)」に相当し、なおかつ一般的な日本人名を探し当てたものと思われるが、
日本人からはなんだ男かよと言われそうだったからか、89年のGBソフト『激亀忍者伝』では「尾碌沙鬼」と表記されている。


MUGENにおけるサワキちゃんシュレッダー

『T.M.N.T.ミュータントウォーリアーズ』のドットを用いた狂キャラについてはサイコシュレッダーを参照。

+ Werewood氏(現・Borewood氏)製作
  • Werewood氏(現・Borewood氏)製作
『T.M.N.T.ミュータントウォーリアーズ』のサイバーシュレッダーをベースにしたもの。
ボイスは同氏製作のカイン・ブレードのものが用いられている。
AIもデフォルトで搭載済み。

+ ALEJOMA氏製作
  • ALEJOMA氏製作
『T.M.N.T. ~スーパー亀忍者~』のドットを用いたもので、
通常技のモーションを描き足すなどして格ゲーキャラに落とし込んでいる。
なお、Readmeの類が付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。

操作方法は6ボタン方式。
原作ゲームでも披露していた電撃攻撃や分身、ライフが少なくなると仮面が外れる演出等が再現されている他、
火球や謎の光弾、邪牙の頭領が繰り出すような回転アタックといったオリジナルの技も追加されている。
全体的に技の発生が遅い代わりに火力が高め…というかかなりぶっ飛んでおり、
ノーゲージで出せる火球で3割、2ゲージ消費の乱舞技に至っては9割以上、3WAYの電撃を放つ「rayoretro」に至っては即死する。
しかもこの「rayoretro」、1ゲージ以上溜まってさえいれば使い放題という無法すぎる代物である。
他には2体の分身を生み出す「CLON」も無消費で使用可能と中々に凶悪な性能をしている。
…が、KOされた時や上記の「rayoretro」ヒット時にしばらくラウンドが終了しなくなるという不具合があり、
場合によってはCtrl+Iで直さなければならないのが難点。

AIは簡易的なものがデフォルトで搭載されている。
持ち前のトンデモ火力のおかげで中々侮れない強さを持っているが、上記の不具合には注意。
DLは下記の動画から

+ Dcat Power氏製作
  • Dcat Power氏製作
MUGEN1.0以降専用。
恐らく『タートルズ イン タイム』(SFC版ではなく日本未発売のアーケード版)をベースに、大幅にドットを描き足して製作されたと思われるシュレッダー。
操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやエリアルレイヴ、アドバンシングガードが可能。
手裏剣を投げたり、相手をマウサーに変身させたり、ストライカーでフット団を呼び出す等、非常に多彩な技を繰り出す。
また、『タートルズ イン タイム』SFC版の要素も取り入れられており、スーパーシュレッダーに変身する事もできる。

AIはデフォルトで搭載されている他、ちゃんこ氏による外部AIも公開されている。
ただし最新版(2020年4月18日更新)には対応していないので注意。
紹介動画
プレイヤー操作


出場大会

プレイヤー操作

水没&逆流withとっつき娘(mission121 Dcat Power氏製)


最終更新:2023年09月02日 17:34