ラインX1


+ 担当声優(※正確には下記のローレライのキャスト)
吉田理保子
『マジンガーZ』
吉田美保
『スーパーロボット大戦』シリーズ
藤田咲
『真マジンガー』

ダイナミックプロ原作・東映動画制作のロボットアニメ『マジンガーZ』のロボット。
第61話「宿命のロボット・ラインXの歌」に登場。

兜甲児の祖父、兜十蔵に並ぶ天才シュトロハイム・ハインリッヒ博士(こっちではないがサイボーグ化はしている)が、
Dr.ヘルによる依頼を受けて製造したものだが、それを機械獣として使役するつもりだったDr.ヘルの思惑とは別に、
人の頭脳を備える事で無敵のロボット足りえるマジンガーZを超えるべく、
シュトロハイム博士はラインX1の頭脳となり心を持つ少女型アンドロイドローレライをもまた製造していた。

シュトロハイム博士から実の娘のように育てられていたローレライは事情を知らず兜甲児の弟シローと親しくなるが、
ロボットをDr.ヘルに渡そうとしないシュトロハイム博士をあしゅら男爵と機械獣リバーF9が襲撃し、死の間際にシュトロハイム博士がローレライに事情を語る。
父と慕うシュトロハイム博士の夢だったマジンガーZ以上のロボットを完成させるべく、アンドロイドに戻れないことを知りながらローレライは合体機能を起動。

ローレライとの合体を果たし本来の能力を起動させたラインX1は、史上最高のロボットの座を懸けてマジンガーZと激突。
兜博士とシュトロハイム博士との「代理戦争」の様相すら帯びた戦いはラインX1優勢で展開するが、
胸部のローレライこそが弱点である事を兜甲児に看破され、
人面部にドリルミサイルを撃ち込まれ苦悶している隙に背面をアイアンカッターで斬り裂かれ敗北。
負けを認めたラインX1は、頭部の鞭で上半身を粉砕し「自害」した。
砕けて落ちた胸の顔と最後の言葉を交わし号泣するシローだが、避けられない戦いだったことは悟っていたか、
攻撃した甲児ではなくマジンガーが無敵だったことを嘆くのだった。

額から生えている巨大な鞭や、光子力ビームの直撃にも耐える強靭な装甲を有し、腹部に内蔵された速射ミサイル、
胸にあるローレライの顔に装備されている風車によるルストハリケーン返し等で戦う。
また、ローレライとの合体を行なわぬ自動操縦状態でも相応の戦闘力を誇り、機械獣リバーF9を容易く葬っている。

永井豪氏による漫画版では名前が「ドナウα1」というドナウ川に因んだものとなっており、
豪ちゃん先生の勘違いだったのかTVアニメ版ではローレライ伝説のライン川に合わせた名前に変更された。
デザインもドナウα1が厳しい男性型で、ローレライとの合体により黒いボディから青いボディに変色する設定だったのに対し、
ラインX1は「ローレライの延長」という解釈からかピンク色の女性型ロボットに変更されている。
漫画版の要素が強い『真マジンガー 衝撃!Z編』ではこの「ドナウα1」の名前で登場。デザインやカラーも漫画版準拠になっている他、
風車が対ルストハリケーンどころか自ら竜巻を起こして攻撃する必殺技ゲルマンブリザード」と化していたりする。

『ロボットガールズZ』ではラインXはアイドルユニットの名前として存在し、その一員である「ローレライようこ」という設定で登場。
担当声優は古谷静佳女史。
秋田弁で喋る田舎娘で、嘗ては伝説的アイドルと持て囃されても今は仕事が減り、田舎でのドサ回りが中心となっている。
ライブで披露したエアボーカル・エアギターは今でも伝説として一部で語り継がれている一方、
歌はかなりの音痴でその歌声は聞く者全てを破壊する
しかしグレンダさんは彼女の大ファンであり、その音痴に動じないどころか目を輝かせていた。
原作ではデュークの妹マリアと同じ声である事にかけたネタだろうか

『スーパーロボット大戦』でもウィンキーソフト製の初期シリーズでは定番の敵ユニットとして登場。
基本的にはDr.ヘルの目論見通りAIがパイロット扱いだが、初登場したFCの『第2次』では原作通りローレライが操っている。
……が、どこをどう間違ったのか何故かサムライを自称する女武人という(シーブック曰く)「ふっきれたやつ」なキャラ付けをされ、
原作を知るプレイヤーにとっては困惑必至に。どうしてそうなった……。
流石に問題視されたのか、PS版のリメイクでは台詞回しに見直しが入り、ほぼ原作準拠のキャラクターに軌道修正されている。
しかしこちらはこちらで兜十蔵博士の名前を「兜源蔵」盛大に間違っていたりする
『グレンダイザー』の宇門源蔵博士と混同したのだろうか…。
後に『第2次Z』から参戦した『真マジンガー』版のドナウα1としても登場しており、こちらは味方加入も可能。
戦闘デモ
初代版
『新』版

(以上、スーパーロボット大戦Wikiより引用、改変)


MUGENにおけるラインX1

コンプゲー『Dynamic Super Robot Wars - THE GAME』で知られるGIANNI from PARTINICO氏のキャラが存在。
にゃん☆鬼龍氏のマジンガーZをベースに製作されている。
なお、ReadMeの類は付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。
ボイスは海外版のあしゅら男爵の物を使用していると見られる。

操作方法は6ボタン方式。
必殺技超必殺技は持たないが、タフなHPを持つコンプゲーのキャラに合わせてか火力が高め。
飛び道具は速射ミサイルと風車による旋風。
AIも搭載されているが、氏製作の他のスーパーロボット達同様サイズが大きさ故に打点が高いため、一般的なキャラ相手には攻撃が空振りしやすい上、
上記したHP故に、グダグダな試合展開になりやすいため、巨大キャラ同士で戦わせるのが望ましいだろう。

出場大会

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最終更新:2024年11月02日 12:58