「甘い!
甘いぞ、ドモン!!」
- GF登録ナンバー:GF13-021NG
- 所属:ネオドイツ
- 頭頂高:16.3m
- 本体重量:7.3t
- 最大加重重量:16.2t
- 装甲材質:ガンダリウム合金スーパー、セラミック複合材、レアメタルハイブリッド多層材
- 武装:シュピーゲルブレード
(1/144 ガンダムシュピーゲル 説明書より引用)
1994年放映のテレビアニメ『
機動武闘伝Gガンダム』に登場するMF(モビルファイター)(画像左)。
パイロットはネオドイツのガンダムファイターである、
シュバルツ・ブルーダー(画像右。CV:
堀秀行
)。
主人公
ドモン・カッシュの行く先々に現れ助言をする正体不明素性不可解、得体の知れない謎の人物である。
ファンからの通称は「兄さん」「兄ちゃん」「兄貴」。
ゲルマン流忍術の使い手で分身、壁抜け、影から出てくるなどハイレベル忍者だが…
ドイツ国旗色の覆面のせいで色々台無し。
……いいんだよ!
ガンダムに仮面の兄貴は必須の要素なんだから!
ただし、ガンダムシリーズのシャア系のキャラにしては珍しく、赤や金色がイメージカラーではない(名前のシュバルツも
黒という意味)。
一応スーツやマスクの中央部は赤いが、面積が狭いので赤イメージは薄く、機体カラーも上記のように黒っぽい。
しかも、だいたい事の次第を説明せず、
「そんなことはどうでもいい!!」の一言で会話をぶった切る事が多々ある。
実力は第13回ガンダムファイト出場者の中でもトップクラスであり、初登場時にあの
師匠をして「できる!こやつ、何者!?」と言わしめ、
決勝では
ドモンに敗れるまで全勝という実力者。
その上で、ドモンに助言するわ、デビルガンダムは一人で見つけるわ……
何なんだ、この忍者。
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もう言うまでもないかもしれないがその正体は… |
デビルガンダムに取り込まれてしまったドモンの兄、キョウジ・カッシュが
デビルガンダムに倒された「本物のシュバルツ・ブルーダー」を母体に創り上げたコピー。
つまりはDG細胞製のアンドロイドであり人間ではない。 やっぱりな。シュバルツ本人の言葉を借りるなら「キョウジの影」。
声優が同じだからバレバレ…と言いたい所だが、 キョウジと同時に登場する事もあった為、謎の存在であった。
視聴者によっては 顔芸なデビルガンダム側が偽物(コピー)で、シュバルツこそ本物のキョウジと言う予想もあった
(と言っても、デビルガンダム側のキョウジもコピー(立体映像)であり、デビルガンダムの傀儡に過ぎない
つまり 両方とも偽物。本物のキョウジはデビルガンダム内に取り込まれたまま既に意識も残っていない)。
その達人ぶりも「母体となった本物のシュバルツが、かつて マスター・アジアに匹敵する腕前を誇っていたほどの人物だから」
という説明がされている *1。
シュバルツ・ブルーダーを日本語訳すると「黒い兄弟」であり、とある世界名作劇場アニメの原典のタイトルでもある。
恐らくはキョウジを追ってくるであろう弟・ドモンにデビルガンダムを破壊させ、
父・ライゾウ・カッシュを救わせるためにわざと素顔を隠し、ドモンを叱咤し助言を与え、導いた。
しかし、そのスパルタぶりは凄まじく、「錆びた刀で木を斬れ」とか言い出し(当人は余裕で斬ってた)、
明鏡止水の心を会得させるためとはいえ、 ガンダムで生身のドモンに斬りかかった事もある。
凄まじい 鬼コーチ振りだ…。
初登場から度々出演し、そのインパクト大な覆面と印象的な声で数々の見せ場を作っている。
決勝でドモンと対決した時はレインと喧嘩して、「一人でも勝ってみせる」と生意気言ってたドモンを、
これでもかと殴りつけたり踏んづけたりしたが、結局試合中にレインと仲直りしたドモンの石破天驚拳を受け、敗北。
ドモンに初めて素顔を見せ、そのまま気絶。運ばれた病院でレインに全ての真相を話し、
最終回の アレの原因の一つを作る。
その後、ドモン戦での傷が癒えぬままランタオ島の決戦に赴き、ドモンにデビルガンダム奪取の真相と、
これまでの行動の真意を話す。その時、ドモンはシュバルツを兄と認め、
またシュバルツもドモンを弟として初めて接し「辛かった」と心情を吐露する。
最期は暴走するデビルガンダムを破壊する為に、取り込まれたキョウジを羽交い絞めにし、ドモンに自分ごと撃て、と無茶を言う
(この時ドモンは「僕には出来ない」と言う。
これは普段「俺」というドモンに対して声優の関氏がアドリブを加えたという逸話がある)。
戸惑うドモンを叱咤し、最期の瞬間に目を覚ましたキョウジと共に石破天驚拳の光に消えた。
「甘ったれた事を言うなぁっ!その手に刻まれたシャッフルの紋章の重さを忘れたか!
お前がこいつを倒すための礎となった仲間達の事を思い出せっ!
お前もキングオブハートの紋章を持つ男なら、情に流され、目的を見失ってはならん!!
それとも、こんなキョウジのような悲劇が繰り返されてもいいのかぁ!!
やるんだ!デビルガンダムの呪いから私達を解き放つためにも!!
頼む、ドモン……デビルガンダムに最後の一撃をっ!!」
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ガンダムシュピーゲルの「シュピーゲル」はドイツ語で「鏡」の意味。
日本では有名なドイツ誌の名前として知られている。あと古い特撮ファンには『キャプテンウルトラ』の愛機の名前としても。
国の威信をかけたMFなのに英語の名前ばかりの中、かなり珍しい。
フランスの癖に「ROSE」を「
ロゼ」と読まないとか。
忍びのイメージらしく
光学迷彩や爆弾を仕込んだクナイのメッサーグランツ、
鋼鉄製の網であるアイアンネットなどを装備している。
必殺技は
両腕のシュピーゲルブレードを突き出して、自身を独楽のように回転させて突撃する、
「シュトゥルム・ウント・ドランク」(ドイツ語で「嵐と衝動」の意味。一般的に「
疾風怒濤」と和訳される)。
高速回転をしている為に破るのは困難であり、
シャッフル同盟も敗北、
ゴッドガンダムも苦戦するほど。
シュバルツの絶技を余す事なくトレースする高性能機で、そのデザインはフリント型ヘルメットを、
頭部の意匠に採用している辺りがドイツっぽい。
本編では前述通り、ドモンに斬りかかったりして修行を手助けし、ギアナ高地で
シャイニングガンダムを庇い、
一度は大破(シュバルツは重傷)したが、いつの間にかネオホンコンに着いていた。
決勝でゴッドガンダムと全勝対決の爆破デスマッチでドモンの奥義を喰らった上で爆発に巻き込まれる。
最期はランタオ島の決戦でデビルガンダムに特攻。バルカンの弾幕の前に爆発四散した。
この時のシュピーゲルは満身創痍のシュバルツを表しているかの様だった。
「「ありがとう…… ドモン」」
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余談 |
何? 「バルカン如きで落とされたの?」って?
バッカおめぇ、デビルガンダムのバルカンなんだからデビルバルカンに決まってるだろ!
ちなみに、この時シュピーゲルはシュトゥルム・ウント・ドランクで接近してたのに落とされた。
どんだけデビルガンダムのバルカンの威力がとんでもなかったか多少はお分かり頂けるだろう。
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ゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズでの活躍(ネタバレあり) |
ゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズでは、東方不敗と異なり生存フラグが用意されることは少なく、原作終了後に登場もしない。
その関係で自軍で使えるのもスポット参戦のみの場合が多い。
『IMPACT』『64』のように条件を満たせば生存して最後まで使用できる作品もあり、
それらではキョウジ&シュバルツがデビルガンダムと一蓮托生状態である設定は無視されている。
例えば『 IMPACT』では 忍者戦士によってオリジナルのキョウジと共に、死の寸前から助けられる(自軍入りは条件があるが、生存は無条件)。
仲間になったシュバルツだが…無茶苦茶強い。
まずパイロット能力が高く、特に格闘と技量は ロム兄さん、 師匠と並んでトップ3に入る。
また、忍者戦士飛影が参戦しているおかげで特殊技能に忍者が存在し、命中・回避・クリティカル率に補正がかかる。
飛影の主役であるジョウほどではないが忍者レベルが高くなり、上述の通り技量がトップクラスに高いためクリティカルを連発する。
機体もF91並の高性能を誇り、強化パーツスロットも3つなためV-UPユニットによる恩恵が大きい。忍者なので当然分身も使える。
欠点はサポート系精神コマンドが多めで、
直接戦闘用の精神コマンドが強力(必中・閃き・熱血・加速の効果を併せ持つ)とは言えSP消費量の多い「奇襲」しかない所だろうか
(回避力の低い相手に「熱血」だけを使いたくても、回避力の高い 紙装甲相手に必中だけを使いたくても「奇襲」を使うしかない)。
また、ほとんどの武装が切り払いで防がれるのも欠点。必中はないので確実に当てるには「奇襲」が必要になる。
正体は知れ渡っているのだが、キョウジへの配慮からか、あのマスクは被りっぱなしである。
他にも 死んだかと思ったら、隠し最終面でデビルガンダムが復活した影響で再登場という展開(『新』)や、
真ゲッターロボを出撃させると ゲッター線がDG細胞の自己進化能力を強めたのか生存という展開(『64』)を迎えた事もある。
ちなみに、『新』のみシュピーゲルが撃墜されると生身のシュバルツで戦う。そしてシュバルツの方がシュピーゲルより強い。
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『ガンダムVS.』シリーズでは |
『ガンダムVS.ガンダムNEXT』から参戦。
他のMF(Gガンダム勢)の例に漏れず、地を走るブーストダッシュ、多彩な格闘、上昇はブーストではなくジャンプという点は共通。
原作さながらのゲルマン忍術の 胡散臭い動き妙技の数々を見せてくれる。
主な武装はメイン射撃のメッサーグランツ(クナイ)の連続投げや、ヒットした相手の足を遅くするサブ射撃のアイアンネット、
一瞬で着弾するライジングアローを放つ モビルアシストのライジングガンダム召喚など。
特筆すべきはチャージショットの、地形や敵にヒットすると炸裂し爆風を出すクナイ4本を横方向に投げるチャージ版メッサーグランツ。
これによる 起き攻めはシュピーゲルの象徴とも言える基礎テクニックであり、
クナイを投げた後に 相手を飛び越し、相手のカメラワークを操作して、操作を撹乱してクナイを命中させる起き攻めは多くのプレイヤーを苛立たせた。
格闘は徒手空拳とシュピーゲルブレードを組み合わせたスタイリッシュなもの。
上位コストのゴッドや、強力な始動技の横格闘を筆頭にした攻め手を持つ マスターガンダムに比べると決定力に欠けるものの、
そこは腐ってもMF。格闘能力は 発生速度、 判定は強め。ただし踏み込みが遅いのでマスターのように格闘で攻めるのには向いていない。
ヒット後の選択肢は豊富で、後派生の 飯綱落としでカット耐性を意識したり、
前派生の連続蹴りと、アイアンネットの弾数を消費する代わりに高威力のサブ派生でダメージを突き詰めたり、
コンボ締めにアイアンネットを当てて鈍足を付与し起き攻めを狙うなど、幅広いコンボ選択が可能。
格闘での押せ押せにこだわらず、辛抱強く中距離戦からライジングガンダム・ネットをとっかかりに攻めかかり、
一度相手を寝かせたら強烈な起き攻めでハメ殺していく…というMFとしては異色の機体。
武装の全てで足が止まる都合上タイマンだと中々攻め込めないので、相方の連携が重要となる事もあってMFの中でもかなり玄人向けの機体となっている。
後に稼働した『EXVSシリーズ』では一旦姿を消すが、
2012年7月末『EXTREME VS. FULL BOOST』にて 遂にカムバック。同年8月28日のアップデートにて遂に復活参戦と相成った。
ゲーセンのポスターや公式サイトにて、トップセンターに堂々と配置されたその様は 全く忍んでいない。原作でもあんま忍んでないしむしろ原作に忠実と言える
解禁直後の数週間ではランク上位機体に混じって機体勝率3位という戦果を挙げている辺り、待ち望んだファンが如何に多かったかが窺い知れよう。
武装構成はあまり変わっておらず、強烈なチャージ版メッサーグランツとそれを絡めた起き攻めも健在。
ただし格闘は 『NEXT』時代から大きく弱体化しており、初段性能は格闘機カテゴリどころか万能機以下
(『NEXT』では「格闘機の中では弱め」のレベルで、2000万能機クラスの性能はあった)。
使い所の無かった格闘CSや分身の術は削除され、代わりに特殊移動技としてシュトゥルム・ウント・ドランクが搭載された。
独楽の様に回転しながら超高速で突っ込んだり縦横無尽にフラフラ飛び回る姿は まごう事なきシュバルツのお兄さん。
シュトゥルム・ウント・ドランクの急降下派生や、飛び上がってカカト落としを繰り出す前格闘からブーストを回復する回避テクニック(通称「ズサキャン」)
により、ブースト関連の読み合いをある程度無視して動ける特性は、『EXVS』シリーズにおけるシュピーゲルの個性となっている。
覚醒技はシュトゥルム・ウント・ドランクからの分身アタック。コンボに組み込める事もあり、実用的な部類の覚醒技ではある。
また前作では火力の無さが足を引っ張っていたものの、コンボ次第ではそこそこの火力を出せるようになった。
追加当初は 射撃は全部足が止まる・リターンの期待できる始動技がない・誘導する武器も高弾速の武器もない・格闘も貧弱と酷い性能であり、
数少ない使い手からも 「全距離が苦手距離」「 レッドフレームでいい」「生存能力は高いが 生きてても何も出来ない」などと評される散々な性能だった。
しかしながら全国のゲルマン忍者の願いが届いたのか、2012年11月26日にアップデートがなされ、
格闘の強化・ キャンセルルートの追加を始めとするテコ入れがなされた。
さらに翌年6月25日の大規模アップデートにて、多くの弱機体同様性能が全体的に上方修正。
依然としてはっきりとした強みや強い押し付け能力を持つ武器を持たない事から逆風の中にいる事は否めないが、
「全距離が苦手」と評される悲惨な性能は脱し、ある程度他の機体と張り合えるようにはなった。
前述した通りこれといった強力な武器も有しておらず、格闘も依然として 格闘機体の有するものに比べると性能は劣る。
しかし前格闘と特殊格闘によるブースト読み合いのごまかしや『NEXT』から受け継いだ凶悪な起き攻めなどこの機体にしかない長所を持つ事も確かであり、
強さを引き出すためには機体への理解・相方とのチームワーク、そして パイロット自身の性能が強く求められる。
その後は『マキシブースト』でコストが2500に上昇するなどの変更を受けつつも
「正面から格闘で戦える性能ではなく、各種テクニックでブーストの読み合いを誤魔化しつつ闇討ちや起き攻めを狙って勝つ」
という戦闘スタイルの変則機体として参戦し続けている。
『OVERBOOST』ではゲーム全体の「逃げないで戦ってください」調整でズサキャンが剥奪されたが、
代わりにメイン射撃のメッサーグランツが強力になったりとズサキャン剥奪を補填する上方修正を受け、
誘導を切りながら相手に突撃する「分身攻撃」の追加もあって、多少攻めっ気を出せるようになっている。
余談だが、本作でも原作通りに 「どうした!どうした!どぉしたぁ!!」とか 「ここらで引導を渡してくれるわぁ!!」と、
とにかく大声で叫ぶので、 騒がしいゲーセン内でも兄さんの声はとっても目立つ。
『EXVSシリーズ』以降は暑苦しいと言われた『NEXT』に対して、演技にも年季が入り若干爽やかになったとも言われている。
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『ガンダムトライエイジ』では |
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』にはGガンダム本格参戦の「ビルドMS 6弾」から参戦。
マスターレアとキャンペーンカード2枚の高レア3枚で登場。
地形適正は宇宙△・地上◎・水中△・森林★・砂漠△と特に森に強い。×がないのも特徴。
MレアはHPが低くスピードが高い。先攻時に防御効果を無視した攻撃を行い、さらに1対1だとダメージが増加するアビリティ「闘気」を持つ。
CP1枚目はHPが半分以下の時に強力な攻撃を行う代わりに自分のHPが10になる「捨身」、2枚目は敵の攻撃から味方を庇う「鉄壁」を持つ。
必殺技は「シュツルム・ウント・ドランク」。
コマのように高速回転し突撃し、敵を切り刻んだ後にいったん離れ、目にも止まらぬ早業で胴体を貫く。
また、特定条件下で必殺技を発動すると「我が心 明鏡止水」が流れる。
パイロットのシュバルツ・ブルーダーも同時参戦。マスターレアで登場。
バランスの取れた能力上昇値を持つ高レベルディフェンスバースト持ちのため扱いやすく、
ドモン・カッシュとタッグを組めば撃墜を回避してカウンター攻撃をお見舞いする「絆カウンター」も発動可能と隙が無い。
そして単機でロックオンした時、敵の防御力を半減させるという強力なパイロットスキルを持つ。
スキルは対人戦でも使えるが、ミッションにおいて高いHPや高防御力を持つ敵にも有効。
防御力半減効果は永続ではないので、一撃必殺を心がけよう。
専用機に乗せるならステータス的にMレアよりCPの方が相性がいいだろう。
発動条件の関係上「ファンネル」とも相性がいいのも隠れた魅力。
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MUGENにおけるガンダムシュピーゲル
SSSS氏がSFC版『機動武闘伝Gガンダム』に登場したものを公開している。
こちらはコンパチキャラで名前がパイロットの「キョウジ・カッシュ」になっており、
スタートボタンを押しながら選択する事で
デビルガンダムを使用できる。
「ノーマルモード」、「シューティングモード」、「蛙モード」の3種を切り替える事が可能(
ゲージ消費)。
「ノーマルモード」では、僅かにゲージ消費をするが高性能な
飛び道具の「メッサーグランツ」や、
投げ技の「
飯綱落とし」を中心に画面狭しと暴れ回る。
特に「飯綱落とし」はスラスターゲージを併用されると
どこからでも投げられるような感覚に陥る事請け合い。
このスラスターゲージ、
AC北斗のブーストのようなもので、自動的にゲージが最大3つまで溜まる仕組みになっている。
これは、同じ製作者の
ドラゴンガンダムも同じシステムを搭載している。
「蛙モード」では何故か
ロックマンに登場するガマ蛙メカに変化する。
そして
この忍者、非常にうるさい。
画面内を飛び回りながら
「修行が足りん!」だの
「甘いぞぉ!」だの
「行くぞおぉぉぉ!」だのと連呼する姿は、
MUGEN界の忍者屈指の忍ばなさである。まぁ、
Gガンキャラ故仕方ないか
(使用する技は「クナイ」・「高速移動」・「分身」・「空蝉」という具合で、しっかり忍者してるのだが…)。
なお、「kyoji-AI.cns」で様々な項目を設定できる。設定項目は以下の通り。
- AIの有無
- ダメージ無効倍率設定
- コンボ及び一撃ダメージを自身の最高HPからの百分率で判断し、設定以上のダメージを受けた場合今まで受けたダメージ分回復を行う。
- デフォルトでは90%以上のダメージを一度に受けた時に無効化するよう設定されている。
- キャラクターボイス音量設定
- メッサーグランツ一本あたりの消費パワー
- CPU変わり身率
- ー1~99まで設定可能。デフォルトは25%。-1にすると使用しなくなる。
また、「通常のままだとデビルガンダム選択時に貫禄がない」事を理由に、スプライトを拡大した状態も選択可能にされている。
喰らい判定は大きくなるが、相変わらずダイナミックに動くのでほぼ問題ない。
迫力あるサイズかつ分身殺法で襲い掛かってくるデビルガンダムは悪夢そのものだが。
出場大会
出演ストーリー
*1
本編で見せた数々のガンダムファイターとしても(色々な意味で)常識を外れた能力から、
「デビルガンダム細胞の能力」と思われがちなゲルマン忍法だが、
オリジナルの「シュバルツ・ブルーダー」はキョウジクローンが入れ替わる前からゲルマン忍術の使い手である。
そもそもキョウジは優秀な科学者ではあっても武道家では無い為、モーション作れなさそうだし、オリジナルの記憶を利用したのだろう。
流石にあの凄まじい戦闘能力はDG細胞によるものが大きいと思われる。
尤も、あのドモンの兄である。「実は素で強かった」なんて事も有り得なくはない。
本編でもネオジャパン脱出の時に、ウルベのネオジャパン兵を素手で殴って突破している描写もある。
漫画版だとドモンが「何をやっても敵わなかった世界一の兄」だと言っており、
そんな兄に勝てるものを探すために家出して
人外レベルの格闘家の道に進んだと言う事は、
そうでもしないと兄を超える事が叶わないとも考えられる……。
また、あのマスクも元々オリジナルのシュバルツが身に付けていた物。
外伝漫画『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』に登場した、
第7回ガンダムファイトのネオドイツ代表、ウォルフ・ハインリッヒも
シュバルツと同様のマスクを被ったゲルマン忍術の使い手であった事を考えると、
どうもこのゲルマン忍術、
「ネオドイツの伝統武術」らしい
(なおファンからは、このウォルフ・ハインリッヒこそがオリジナルのシュバルツでは?という考察も出ているが、公式からの明言は無い)。
……お前(ら)のようなドイツ人がいるか。
ちなみにプラモデルの解説書によると、
第二次世界大戦の頃に日本から(同盟国の)ドイツに渡った忍者によって生まれたのがゲルマン忍術らしい。
一方でWeb小説『30周年記念外伝』では、オリジナルのシュバルツは子供の頃からネオジャパンの忍者が好きで、
体術と科学力で忍者を再現したのがゲルマン忍術でありシュバルツが独自に編み出した武術と説明されている。
一部の『Gジェネ』では、ストーリー上キョウジがデビルガンダムに取り込まれたという話がカットされているためシュバルツを登場させる事ができず、
キョウジ本人がガンダムシュピーゲルを乗り回している。その機体どこから持ってきたんだよ
『Gジェネ』はモビルスーツのパイロットとガンダムファイターが厳密に区別されておらず、
普段はモビルスーツを操縦しているアムロ達がパイロットとしての能力でモビルファイターを動かしたり、
機体に装備されていればハイパーモード(明鏡止水)を発動させてゴッドフィンガーを放てる世界である。
そのため「本来キョウジはガンダムファイターでは無いが、この世界でのみ特別にガンダムシュピーゲルを操縦できる」としても不思議では無い。
逆に、ドモンやマスターアジアをモビルスーツに乗せれば優秀なパイロットとして活躍できる。
一時はファンネルと同じサイコミュ兵器扱いだったローゼス・ビットを使うためジョルジュがニュータイプだった事まである。
二次創作でもニュータイプの女の子がノリノリでローゼス・ビットを操ってたり
全くの余談だが、SFCの『キャプテン翼3』のドイツの選手シェスターがあまりの異様な動きのためゲルマン忍者扱いされる事がある
最終更新:2025年02月02日 15:12