紫の男

ホラーゲーム『Five Nights at Freddy's』シリーズのキーパーソン。紫の視線とは無関係。
初出は2作目となる『Five Nights at Freddy's2』。
登場する姿は全て紫色のドット絵で明確な容姿は不明のため、「紫の男(Purple guy)」と呼称される。

ゲーム本編で主人公がアニマトロニクスという怪物に襲われ死亡した時、
極稀の確率でいきなりミニゲームがスタートする仕様となっているのだが、
全4つのうち3つのミニゲームでこの紫の男が登場する。
しかしこれらのミニゲーム、紫の男が接触した子供が生気を感じられない灰色になるなど、
非常に不穏な描写が散見されている。
このミニゲーム内で出る子供は5~6人。
ミニゲーム要素故に一見本筋に関わらない要素に見えるものの、
実は前作のとある場所で見られる新聞記事において、舞台となる店舗で、
犯人がマスコット人形を利用して児童5人を誘拐する痛ましい事件が起きたとされており……。
+ 考察(ネタバレ注意)
関連作品『Freddy Fazbear's Pizzeria Simulator』の描写から、
この紫の男の正体はアニマトロニクス開発チームの技術者であったウィリアム・アフトンという男であったことが確実視されている。

ウィリアムはファズベアーエンターテイメントという会社で精巧なアニマトロニクスの開発に携わっており、
特に子会社であるフレディファズベアーピザというピザ屋ではマスコットであるアニマトロニクスの歌や踊りを楽しめることを売りにしていた。
ところが1987年にフレディファズベアーピザのアニマトロニクスが人間に噛みつく事件が発生した影響でピザ屋の収益は大幅に落ち、
その後5人の子供が次々とフレディファズベアーピザで行方不明になる集団失踪事件が決定打となり、
この後に店舗は閉店し、運営会社も倒産してしまう。
上記のミニゲームの描写から見るに、この紫の男が集団失踪事件の犯人であることが確実視されていた。

『Five Nights at Freddy's3』のミニゲームでは入口を4人の灰色の子供達が塞いでおり、
スプリングボニーのガワと、その前に怯えた様子で紫の男が立っている光景が映り、
しばらく追い回した末、紫の男はアニマトロニクス「スプリングトラップ」の中に逃げ込むが、
その直後に紫の男は全身から血を噴き出して倒れこむ、という内容になっている。

そしてシリーズ6作目『Pizzeria Simulator』でスプリングトラップによく似た通称「スクラップトラップ」が登場し、
どうやらスプリングトラップの成れの果てである事が示唆された。
だがクレジットにてこの声を担当したPJ Heywood氏の役柄はスプリングトラップでもスクラップトラップでもなく、
「William Afton」と表記されていた。

つまり纏めると、
ウィリアムは生きたアニマトロニクスを作ろうと画策して「機械に魂を宿らせる」という方法を確立。
誘拐した子供達の魂をアニマトロニクスに宿らせてしまう。
だがそれを許さなかった子供達の魂に追いつめられスプリングボニーの内部に逃げ込み、
そこでアニマトロニクスの機構の誤作動により死亡。
子供達のように魂がスプリングトラップのアニマトロニクスに定着してしまった、と考えられる。


MUGENにおける紫の男

RakionMugen氏とJose Jaimes氏の共同製作による、『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
何気に原作よりもスプライトの解像度が上がっていたりする。

飛び道具は持たずナイフによる近接戦主体の性能をしているが、黒い影で攻撃する範囲攻撃も持つ。
超必殺技では同シリーズに登場するアニマトロニクスのスプリングトラップと化して攻撃する。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から
紹介動画

出場大会

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最終更新:2025年11月02日 03:07