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端集詩穂


「顔を…見られたくないんです。私を見たらきっと、怖がりますから…」

『地球防衛軍』シリーズなどで知られるD3パブリッシャー開発の『SIMPLE』シリーズの一角にして、
脱出ゲーム『THE 密室からの脱出』系列作品『@SIMPLE DLシリーズVol.5 THE 呪いの廃病院 ~閉じ込められた顔のない少女~』のヒロイン。
名前の読みは「はしどい しほ」。

プールで溺れた後に謎の廃病院で目覚めた主人公が初めて出会った少女。
出口のない病院の謎を解明して脱出するべく主人公と行動を共にする事となる。
落ち着いた性格の女子学生で、ハンバーガー等が好き。
何故か顔を見られる事を激しく拒絶しており、「自分には顔が無い」と言うのだが……。

+ ネタバレ注意・考察
実は詩穂は幽霊であり、(当人は自覚が無かったが)呪われた異空間である廃病院を作り出した元凶である

元々本作の舞台となる廃病院は詩穂の父親が院長を務めていた。
しかし、ある日大きな医療ミスが起きたため隠蔽を計り、それをマスコミに嗅ぎ付けられたため、
赤羽信子という看護婦に全ての責任と冤罪を被せた上で切り捨てようとし、それにより怒った信子が院長を殺害。
その光景を見てしまった詩穂も追いかけられ殺害されたが、その際の憎悪から呪いと化し、
この異空間を形成して信子の霊も操り、生きる者を取り込むようになってしまった。
ちなみに信子は詩穂を殺害後に首吊り自殺している。

しかし生前に交流のあった蒼野という霊媒師がこの空間に侵入。
蒼野は失敗してこの空間に取り込まれてしまったが、詩穂を成仏させる布石だけは整え、
詩穂の魂の器が呪いとは別に顕現した……というのが真相らしい。
というのも、詩穂が元凶らしいという事等の情報はハッピーエンド、バッドエンドの一言二言のセリフから、
「そうかも?」と推測できる程度しか出てこないのである。
ハッピーエンドでは詩穂が成仏し、主人公は現実世界に帰還する等きれいな終わり方である。
帰還した主人公が調査した所、学校で信子らしき看護婦の霊の複数の目撃報告や、校舎で蒼野らしき霊媒師が行方不明になった事件の記録が見つかり、
主人公の通う学校が病院の跡地に建てられた(から臨死体験した主人公の魂は迷い込んだ?)事が示唆されるのだが、
生徒や教師だけでなく親や祖父母ですら学校が建てられるにこの土地に何があったのかは誰も知らず、これも同作単体では不明瞭のまま幕を閉じる。
詩穂の素顔(とてもかわいい)が見られるだけで十分と言えば十分だが。
バッドエンドでは振り返った詩穂の顔は化け物と化しており主人公に襲い掛かってくる。

各エンドで断片的に出てくる情報をまとめると、
  • 詩穂の魂は殺された時にバラバラになってしまう
    • 主人公が探索中に集める魂は詩穂の魂の欠片だったというわけである。
      この時に正しい魂だけを集めるとハッピーエンドで間違った魂を混ぜて集めてしまうとバッドエンドになる。
  • 廃病院を舞台とした呪われた世界を作ったのも詩穂
    • とはいっても詩穂が意図的に作ったわけではないようである。
  • 詩穂が呪いそのもの
という事である。
正しい魂だけを集めると呪いが解け、間違った魂を混ぜるもしくは間違った魂だけを集めてしまうと呪いは解けず、
永遠に呪われた病院から出られないという事なのであるが、何故詩穂が呪いそのものになってしまったのかは全く分からない。

なお、詩穗が悲惨な運命を辿る事になった理由は、
本作の後に配信された同シリーズの『@SIMPLE DLシリーズ Vol.35 THE 呪いの廃校舎 ~呪いの仮面と双子の少女~』にて、
そうではないかと推測できる情報が出てくる。
『呪いの廃校舎』にはサブタイトルの「呪いの仮面と双子の少女」から明らかな通り双子のヒロインが登場するが、その一人の名前は「赤羽信子」。
そう、『呪いの廃病院』で主人公を追いかけ回した看護婦信子がヒロインの一人であり、つまり『呪いの廃校舎』は『呪いの廃病院』の前日譚なのである。
信子に何があったのか、何が詩穂の悲惨な運命の始まりなのか、更には霊媒師の蒼野が何者なのかの一端を知る事ができる。
もっとも『呪いの廃病院』と同じく明確に何もかもを明かしているわけではない(『呪いの廃病院』よりは分かり易いのだが)。
興味がある方は『呪いの廃校舎』もプレイしてみると良い……と言いたい所であるが、
ニンテンドー3DSのDL専用タイトルの配信は終了しているため、これから新規プレイするのはほぼ無理である。
ニコニコ動画やYouTubeにはプレイ動画がいくつか存在しているためそちらでシナリオを追うのが良いだろう。

+ 『呪いの廃校舎』ネタバレ・呪いの始まり
『呪いの廃校舎』のヒロインは赤羽信子と赤羽詩遙(しのぶ)という双子の姉妹。信子が姉である。
記憶喪失の主人公は廃校舎を探索し、二人と共に脱出するのが目的。
そして完全なハッピーエンドを達成するとスタッフロールの後に以下の情報が表示される。

1980年 詩遙 結婚 瑞集姓となり長女「詩穂」をもうける
1985年 詩遙 死去
1995年 信子 勤務する病院で自殺
1997年 瑞集総合病院解体
2000年 解体された病院跡地に学校設立
2012年 一人の霊能者が校舎視察中に行方不明となる

『呪いの廃校舎』が『呪いの廃病院』の前日譚である事は先述の通りであるが、
『呪いの廃校舎』ヒロインの一人詩遙は前作ヒロイン詩穂の母親だったのだ。
そしてもう一人のヒロイン信子はやはり前作の襲撃者である看護婦信子その人であった。
また、『呪いの廃校舎』主人公は実は詩遙の恋人であり、前作に登場した霊能者「蒼野」でもある。
更に前作で詩穂が推測していたが蒼野は詩穂の実父と思われる。

そして呪いの始まりであるが、そもそもは赤羽姉妹が行ったおまじない「仮面の儀式」であった。
赤羽姉妹の学校の教師である黒久ユリカの結婚が近い事から、二人は日頃から親しかったユリカの幸せを願って儀式を行った。
しかしその時、信子はユリカの幸せを願わなかったのである。
その心境の詳細な真実は不明であるが、バッドエンドでわずかに語られるセリフから推測できる事はある。
当時、詩遙は蒼野との交際を始めており、それまで詩遙にお姉ちゃんとしてべったりだった信子は寂しさを抱えていたようだ。
信子が言うには詩遙は「たった一人の家族」だったようで二人は両親や身内を早くに失っていた模様。
たった一人の家族である詩遙が恋人を得て自分から離れていくと思い込んだ信子はユリカの事も祝福できずに儀式で「呪って」しまったのである。
その結果ユリカの婚約者は突然死し、ユリカの妹も行方不明となり、最終的にユリカは自殺してしまう
(ユリカの妹はユリカの婚約者に殺されたと考えられる描写もある)。
この事に恐れをなした信子はもう一度儀式を行い、ユリカを生き返らせようとする。
詩遙は儀式で人は生き返らせる事はできないと反対するも結局信子に押し切られ儀式を実行する。
しかしこの時、詩遙は最初の儀式で信子がユリカを呪った事、自分への憎しみも抱いていた事に気付いていた。
そのため二度目の儀式で今度は詩遙が信子を呪ったのである。
その結果、呪いは完成し廃校舎に双子の姉妹は囚われてしまう事になる。
元々霊や呪い関係に詳しかったらしい主人公は二人を、恋人の詩遙を救うために廃校舎に向かったのだった。
廃校舎では最初の呪いの犠牲者ユリカが、ゾンビのような姿となって双子を、主人公を追い回し続ける。

この時に完成した呪いは『呪いの廃校舎』をハッピーエンドで終えても消滅したわけではなく、
赤羽姉妹と詩遙の娘詩穂、蒼野の運命を狂わせていく。
恐らくは詩遙の夫である端集もまた呪いの犠牲者なのだろう。

『呪いの廃病院』のハッピーエンドで呪いが終わったかどうかは不明であるが、
仮面の儀式から生まれた呪いの関係者の最後の一人である詩穂が死亡し、昇天した事で終わったと思いたい所である。

なお、『呪いの廃病院』の主人公は赤羽姉妹や蒼野、端集病院の関係者ではない、完全に巻き込まれた被害者のようである。
ただ蒼野とは水(泳ぐ事)が苦手という共通点があったりするので、もしかしたら何らかの関係があったのかもしれない……。


MUGENにおける端集詩穂

      
柳神鋭治氏による手描きドットで作られたキャラが公開中。
ゲームでの設定に準拠してこちらに背を向けたまま一切顔を見せないで戦うユニークなキャラとなっている。

「シンプルシリーズのキャラという事で技もシンプル」というコンセプトで作られており、
両足で相手の顔を挟んで左右に叩き付けまくる幸せ投げ通常投げ(上記GIF参照)をはじめ、全身を使ったものすっごい動きで襲い掛かったり、
不気味な人形を投げる飛び道具「恐怖・人形投げ」や、刃物でぶっ刺す物理除霊「メス的な何かを刺す儀」、
ストレッチャーに乗り込んで轢き殺す「ストレッチャーの儀」等のアグレッシブすぎる技を駆使して戦う。シンプルってなんだっけ
3ゲージ技「ノブコ登場」は同作に登場する呪われた看護師ノブコを呼び出す技で、3回使用すると即死級ダメージになる。
この他、感電・燃焼・凍結やブリス技といった特殊やられにも対応済み。
AIはデフォルトで搭載されており、イロモノじみた動きにそぐわぬスタイリッシュなコンボを繰り出してくる。
プレイヤー操作



出場大会

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プレイヤー操作

実況付きP操作 Tarie配信(158キャラ目操作キャラ)


最終更新:2026年08月13日 09:31