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バルディオス

「宇宙」 限りなく広がる星の海
 地球の運命は…そしてマリンの運命は…






 全高:100m
 重量:900t
 最高速度:マッハ25(大気圏内)、光速の30%(宇宙空間)
 動力:重水素核融合エンジン、反重力エンジン
    亜空間推進エンジン

「バルディオス、チャージ・アップ!」

+ 担当声優
  • マリン・レイガン
塩沢兼人
アニメ本編
山崎たくみ
『スーパーロボット大戦』シリーズ

  • ジャック・オリバー
鈴木清信
TV版
田中秀幸
劇場版、『スーパーロボット大戦』シリーズ

  • 北斗雷太
玄田哲章
アニメ本編

オリバーに限らず劇場版では声優がTV版から変更されているキャラが多数いるが、
『スパロボ』参戦の際は基本劇場版のキャスティングが採用されている。

1980年に放送された葦プロダクション及び国際映画社製作のロボットアニメ『宇宙戦士バルディオス』の主人公機。
初登場は第4話。

ニュー・パルサバーン、バルディ・プライズ、キャタレンジャーの3機のメカが合体して生まれる巨大ロボット。
S-1星よりマリンが乗ってきた亜空間航行機・パルサバーンをクインシュタイン博士が改造し、
地球製のバルディ・プライズ、キャタレンジャーと合体できるようにしたもので、
ストーリー開始当初の地球側では唯一の亜空間への突入、帰還が可能なメカである。
パルサバーンが胴体部、頭、腕を構成し、バルディ・プライズが右足、キャタレンジャーが左足になる。
透明円盤とすれ違うだけ、あるいはただ殴るだけで破壊したり、巨大メカを遭遇からわずか1分少々、
あるいはたった一撃で破壊したりとその力は圧倒的だった。亜空間への滞在可能時間は5分間。
なお、亜空間滞在中の位置座標は本部で把握不可能であり
(つまり通常空間への帰還はどこに出るか分からない行き当りばったり)、
この為に初突入後の帰還時はブルーフィクサー(以下BFS)基地の、
前方500mに出現した関係上その直前にある本部基地大型メインディスプレイを破壊している。

合体後の操縦システムは主にマリン・レイガンがメイン操縦、
ジャック・オリバー、北斗雷太がそのアシストをする形式だった。
特に当機の最大の特徴である合体と亜空間突入はマリンの操縦が不可欠である。
パワーアップ後は「マリンのサイコ・エネルギーで動く」とされており、
パワーアップ直後の戦闘では操縦桿を使わずマリンの動きをトレースしたアクションで武器を繰り出していたが、
その後の回ではほとんどが操縦桿を使っていた。

主に空中を飛行して移動するが、第24話序盤の戦闘で大破した際には地上を歩行して基地まで移動していた。
水中戦闘も比較的得意なようで、リスクの大きいはずの初戦闘は海中での対ビッグオクト戦だった。

第18話で第二BFS基地でニュー・バルディプライズ、ニュー・キャタレンジャーが開発されていたことが明かされるが、
第二基地ごと攻撃を受け破壊され、その性能などは不明のままに終わった。
第38話(未製作)ではキャタレンジャーを破壊され、バルディオスとしての活躍を終えたため、第39話では登場しない。

+ 3体の分身ロボ
  • パルサバーン(パルサ・バーン)
全長:50m
重量:400t
最高速度:マッハ20(大気圏内)、光速の4分の1(宇宙)、無限(亜空間)
動力:パルサ・ビーム。

ストーリーのほぼ全編に登場。
レイガン博士が開発した亜空間を航行可能な宇宙戦闘機で、S-1星の科学力の粋が結集されている。
基本的には一人乗りだが、コクピットスペースにはかなりの余裕があり、
余剰空間に救助した人員や捕虜を搭乗させることもある。

第4話でクィンシュタイン博士の改造を受け、ニュー・パルサバーンとなり、
同時にバルディオスへの合体機能が与えられ、バルディオスの腰から上を構成する。
改造後も便宜的に「パルサバーン」と呼称。

上述の通り、亜空間航行と合体にはマリンの操縦ないし存在が不可欠。
その証拠に劇場版でマリンのスペアとして搭乗したデビットはチャージアップに失敗している。
クィンシュタイン博士による本機の解析は地球側のメカの科学水準を飛躍的に向上させた。

  • バルディプライズ(バルディ・プライズ)
全長:50m
重量:400t
最高速度:マッハ20(大気圏内)、光速の4分の1(宇宙)、無限(亜空間)

通称「原子力空母」
BFSが最初に開発した戦闘メカで、海上で最も能力が高くなるよう設計されているが、宇宙空間や空中でも戦闘可能。
広い複座式コクピットを持っており、前線では作戦本部となる。

ストーリー序盤では月面でマリンとパルサバーンを発見、地球に移送した。
第4話でキャタレンジャーと共に改造を受け、バルディオスへの合体が可能となる。
合体後はバルディオスの右脚となる。

  • キャタレンジャー
全長:25m
重量;250t
最高速度:マッハ15(宇宙空間)
最高走行速度:時速250km

戦車に似た形状を持つBFSの陸戦メカ。
操縦情報を登録する「プリセットシステム」を採用しているため、3大メカでは最も操縦が容易。
無限軌道(クローラ)を装備している。空中、宇宙空間、海中でも戦闘可能。
合体後はバルディオスの左脚となる。

テレビ版では第38話に登場する敵巨大メカ・スピリットガットラーIIの集中攻撃を受けて大破、
命を賭して戦った雷太と共に大気圏で燃え尽きる。
本機のみ設定名等に表記揺れが存在しない。

+ ブルーフィクサー及び各パイロット詳細
ブルーフィクサーとは世界連盟所属の地球防衛軍。
英語表記は「Blue Fixer Secret」

西暦2091年に放射能汚染、大気汚染など地球環境を調査・管理する目的として設置されたが、
ストーリーが開始する西暦2100年の時点では既にバルディ・プライズ、キャタレンジャーを開発、
保有する独自戦力を持つ防衛組織となっており、バルディオスの開発で一層その傾向は強まった。
世界連盟所属ではあるが一定の権限を持つ独立した組織であるため、
世界連盟上層部の政治的干渉や正規軍との軋轢も見られた。

「影の軍隊」の異名を持ち、その秘密主義と世界連盟の統制の及ばない戦力増強を非難されたこともある。
隊員の中でも特に最前線で任務をこなす最精鋭の隊員を指して「フィクサー」もしくは「バルディオスチーム」と呼称する。
各隊員には階級が与えられているが、挨拶の際には敬礼ではなく握手を基本とする、
パーティやコンサートの開催許可を与え隊員の親睦に務めるなど、
文官出身の月影長官の人柄が反映された組織となっている。

マリン・レイガン

パルサバーンのパイロット、特務戦闘隊特別隊員であるS-1星人。
20歳(小説では3作とも年齢設定が異なっており、コバルト文庫版では19歳、
ポケットメイツ版では21歳、ソノラマ版では23歳とされていた)。
一部の資料には「マリン・レーガン」と表記されている。

外見的特徴は青みがかったやや長髪の髪型。
青い空と海を汚す者は許さない熱血漢。
父を殺したガットラーを追って地球に辿り着いた。
その素性から母星からは裏切り者、地球人からはスパイの疑いを掛けられる。
S-1星ではUFムセイオンと呼ばれる平和主義者の集まる学校の学生で、
最高学位であるUF学士号を獲得しており、軍部の同校制圧後は父親の研究を手伝っていたようである。
地球来訪後もこうした科学知識は彼の大きな武器となる。

全てが終わった後は地下都市へと避退する地球人にもさらなる新天地を目指すS-1星人にも同行せず、
ただ一人地上に残って追憶にふけるシーンで劇場版は終わる。

ジャック・オリバー

バルディ・プライズのパイロットである特務戦闘隊伍長。22歳。
アメリカの下層階級出身でアフロ金髪の気障な皮肉屋でクリスチャン。

幼い頃に両親と離別、妹・エミリーと共にスラム街で過酷な少年期を過ごしたためか、
妹に年齢の近い科学開発局応用物理研究室員・ジェミー・星野には何かと気をかける。
当初はマリンに疑いの目を向けていたが、共に死線を潜り抜ける間にやがて信頼するようになる。

北斗雷太

キャタレンジャーのパイロットである特務戦闘隊軍曹。
放棄された月面植民都市「リトルジャパン」出身。
オリバー以上にマリンを信用しておらずスパイと疑っていたが、共に肉親を失った天涯孤独の身ということもあり、
戦いの中で信頼を置くようになっていく。

武道の達人で豪放磊落、質実剛健的なキャラクターだが、時にはコメディ・リリーフ的な一面も見せる。
また直接の描写は無いが、通常勤務終了後は士官学校で教鞭をとるなど誠実な人物を思わせる設定も。

テレビ版では第38話でアルデバロンの手に落ちた核ミサイル基地の核弾頭を処理するために出撃、
スピリット・ガットラーIIの集中攻撃を受け戦死する。
なお、劇場版ではエピソード自体がカットされたために最後まで生き残る。
そのカットされたシーンの一部はLPの名シーンスチルセレクトに収録されている。

+ 武装・必殺武器
  • パルサーベル
胸部エンブレムの下から取り出されるバルディオスの主要武器。
鍔の部分が先端に移動することでソード、ランス、ジャベリンの都合3種類の変型形態を持つ。

ただし設定上の名称もなければ劇中での呼称もない。
特に刀身が2段階に伸びるジャベリンモードは使用は1回のみ。
また、そのまま投げつけたり(第19話、第25話)、ブーメランのように使用した時もある(第15話)。
劇場版のクライマックスでもこの武器を使っている。

放送当時、単体で玩具が発売された。
BRAVE合金では独特の鍔のスライドアクションが採り入れられていない事と、
中間形態のソード伸縮前の状態を無視したため、ランスモードは再現されていない。

  • 亜空間ビーム(バルビーム)
額のクリスタルから放射される亜空間エネルギーを応用したビーム武器。
強力だがエネルギー消耗が激しい。
第27話ではリング状の光線を発射している。

  • サンダーフラッシュ
胸部エンブレムが白く発光して発射されるプラズマ兵器。
威力は亜空間ビームより強力だが、エネルギー消耗はさらに激しい。

亜空間ビームとサンダーフラッシュはどちらも亜空間パルサーエネルギーを水素原子等に当てプラズマ化して放つもの。
ただし出力に雲泥の差がある。

  • ショルダーキャノン
両肩のシャッターが開き現れる大砲。
発射されるものはロケット弾またはエネルギー。
肩に装備されているため安定度が低く、戦闘機への攻撃や牽制に用いられる。

  • バルディミサイル
両足脛の側面部分から発射されるミサイル。

  • バルディクラスター
内部スパイクを収納した菱形状の分銅にチェーンが付いた投擲武器。
通常は左腰のボックスに収納されている。

  • バルディカッター
両足脛の前面に付いたカッターナイフ状の刃。
発射されると回転しながら敵に向かって飛んで行く。
厚さ10mの鉄をも切り裂く威力がある。

  • サンダーフラッシュ・フルパワー
亜空間ビーム・バルディミサイル・ショルダーキャノン・パルサーベル・サンダーフラッシュを使った一斉攻撃。
全エネルギーを使用する為リスクが大きい。
第24話で捨て身の必殺技として使用されたが、バルディオスも大破した。

  • ベストリンガー
周囲にエネルギーを発生させて敵メカを蹴散らす攻撃。
パワーアップ後に登場。

  • スリーディバルディ(3D-バルディ)
分身攻撃。
パワーアップ後に登場。

  • パルサーベル・ドリンギング
パルサーベル2本を接続して回転させるか二刀流で切り掛かる。
パワーアップ後に登場。

  • 亜空間シャワー
破壊力はなく亜空間への物質の転送・帰還を可能とする一種のトラクタービーム。
ミニパルサバーンにも装備されている。
また、ジェミーメカのスペースサイクロンもほぼ同様のものと描写されている。

+ 以下、本編TV放送で登場することが無かった武装・装備
  • バルディロイザー
バルディオスの全身からエネルギーを放出、そのまま機体を文字通り火の玉にして特攻する捨て身の最終技。
第2段階では敵の内部で強制チャージ・オフ、そのまま離脱することでバラバラに引き裂く。
全エネルギーを使用するため多用が不可能で上記のサンダーフラッシュ・フルパワーと同様、
機体が大破する可能性が高いため、この技は封印されていた。

テレビシリーズ第38話(未製作)でスピリット・ガットラーIIに使用される予定だったが、
製作されなかったためにソノラマ文庫の小説版のみに登場した実質的幻の技。
映像では小説の出版から27年後に発売されたゲーム『スーパーロボット大戦Z』で初披露。

  • バーストソーサー
エネルギー不足の時のために開発された、基地から射出される大型の光線砲。
バルディオスが保持する際は翼を取っ手として用いる。
設定画が存在し、挿入歌「立て!バルディオス」の歌詞にも登場するが、本編には未登場。

  • クロスソーサー
バーストソーサーから発射される円盤型カッター。
設定画のみ。

  • レーザー・ボウガン
右腕の赤いダイヤ部分が変化したパチンコ型のボウガン。
設定画が存在するが、本編には未登場。
立体化物がプラモデルとBRAVE合金に付属。

  • バルディガード
左腕の赤いダイヤ部分が変化した大型の盾。
設定画が存在するが本編には未登場。小説版ではコバルト文庫版で名前のみ登場。
立体化物が旧玩具(スタンダードとトリプルクロス)及びプラモデルとBRAVE合金に付属する。

  • ブーメラン
胸部のエンブレムを取り外し、ブーメランとして敵に投げつける。
設定画が存在するが、本編では未登場。

  • ハンドカッター
両腕のマークの部分から出して使用するレーザーソード。
設定画が存在するが、本編では未登場。

  • トンファ
両腰のボックスを外し、レーザー刃を出し武器として使用する。
設定画が存在するが、本編では未登場。

  • バルストリンガー
トンファの柄を抜いて使用するレーザームチ。
設定画が存在するが、本編では未登場。

  • ヌンチャク
足のマークを外して使用する武器。
設定画が存在するが、本編では未登場。
トリプルクロスでは片側だけだが立体化されている。

上記以外にも、第25話に登場した敵巨大メカ・ガメバリウスを撃破したミサイルなど、
名称不明の武器も画面上に登場している。
また、戦闘合体トリプルクロスでは六枚刃の手裏剣及び片手斧(ハンドアックス)の所持が確認されているが、
これらは本編では使用せず。

(以上、Wikipedia及びスーパーロボット大戦Wikiより引用・改変)


MUGENにおけるバルディオス

Gino Sodano氏による、3Dモデルを使用して作られたものが存在。ボイスは外国語。
同氏製作のコンプゲー『THE WAR』用のキャラだが、MUGEN1.1専用キャラとして単体での使用も可能。
Kon-El from Partinico氏のグレンダイザーを素体としており、構成ファイル名が改変元のままだったり、
改変元から流用していると思しき技があるなどの面影が残っているが、性能自体は差別化されている。

パルサーベルやサンダーフラッシュ、ショルダーキャノンなど、原作の技や演出が一通り搭載されている他、
突進技や合体前の分身ロボ3体がそれぞれ一人ずつ攻撃したり3体集まってミサイルを放つ技、
ストライカーとして第31話に登場したジェミーメカを召喚する技も所持している。
なお、元々巨体のロボット達が殴り合うコンプゲー用のキャラ故か、攻撃のリーチ・判定共に強烈。
改変元と同様に、一般的なサイズのキャラよりも巨大キャラと戦わせた方が良いだろう。

上記の他にSpinicci Giacomo氏による一枚絵をトリミングして製作したものも存在していたが、現在は入手不可。

出場大会

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最終更新:2026年09月02日 23:19
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