「宇宙」 限りなく広がる星の海
地球の運命は…そしてマリンの運命は…
全高:100m
重量:900t
最高速度:マッハ25(大気圏内)、光速の30%(宇宙空間)
動力:重水素核融合エンジン、反重力エンジン
亜空間推進エンジン
「バルディオス、チャージ・アップ!」
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担当声優 |
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塩沢兼人
- アニメ本編
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山崎たくみ
- 『スーパーロボット大戦』シリーズ
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鈴木清信
- TV版
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田中秀幸
- 劇場版、『スーパーロボット大戦』シリーズ
-
玄田哲章
- アニメ本編
オリバーに限らず劇場版では声優がTV版から変更されているキャラが多数いるが、
『スパロボ』参戦の際は基本劇場版のキャスティングが採用されている
(例外として、中断メッセージでは『バルディオス』次回予告のナレーションが再現されているのだが、
これに関してのみTV版の 石森達幸氏が担当。 wikipediaで書いてある「ナレーション」ってこれの事な
石森氏は同じく『Z』に初参戦した『超時空世紀オーガス』のロベルト役でも出演しているので、 そのついでの模様)。
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ニュー・パルサバーン、バルディ・プライズ、キャタレンジャーの3機のメカが合体して完成する巨大ロボット。
S-1星よりマリンが乗ってきた亜空間航行機・パルサバーンをクインシュタイン博士が改造し、
地球製のバルディ・プライズ、キャタレンジャーと合体できるようにしたもので、
ストーリー開始当初の地球側では唯一の亜空間への突入、帰還が可能なメカである。
パルサバーンが胴体部、頭、腕を構成し、バルディ・プライズが右足、キャタレンジャーが左足になる。
透明円盤とすれ違うだけ、あるいはただ殴るだけで破壊したり、巨大メカを遭遇からわずか1分少々、
あるいはたった一撃で破壊したりとその力は圧倒的だった。亜空間への滞在可能時間は5分間。
なお、亜空間滞在中の位置座標は本部で把握不可能であり
(つまり通常空間への帰還はどこに出るか分からない行き当りばったり。
実はこれ、最終回付近で判明する重大な事実の伏線だったのかもしれない)、
この為に初突入後の帰還時はブルーフィクサー(以下BFS)基地の前方500mに出現してしまい、
その直前にある本部基地大型メインディスプレイを破壊している。
「いしのなかにいる」とか起こらなくて本当に良かった……
合体後の操縦システムは主にマリン・レイガンがメイン操縦、
ジャック・オリバー、北斗雷太がそのアシストをする形式だった。
特に当機の最大の特徴である合体と亜空間突入はマリンの操縦が不可欠である。
パワーアップ後は「マリンのサイコ・エネルギーで動く」とされており、
パワーアップ直後の戦闘では操縦桿を使わずマリンの動きをトレースしたアクションで武器を繰り出していたが、
その後の回ではほとんどが操縦桿を使っていた。
主に空中を飛行して移動するが、第24話序盤の戦闘で大破した際には地上を歩行して基地まで移動していた。
水中戦闘も比較的得意なようで、リスクの大きいはずの初戦闘は海中での対ビッグオクト戦だった。
第18話で第二BFS基地でニュー・バルディプライズ、ニュー・キャタレンジャーが開発されていたことが明かされるが、
第二基地ごと攻撃を受け破壊され、その性能などは不明のままに終わった。
第38話ではキャタレンジャーを破壊され、バルディオスとしての活躍を終えたため、第39話では登場しない想定だったらしい
(本作は打ち切りで第31回目の放送が最終回になっている。第34話までは制作されており、第31・33・34話をお蔵入りにして第32話を最終回として放送)。
また、本作の挿入歌「立て!バルディオス」は
DAICON FILMが製作した『愛國戦隊大日本』のED「起て!大日本」の元ネタにもなっている。
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3体の分身ロボ |
全長:50m
重量:400t
最高速度:マッハ20(大気圏内)、光速の4分の1(宇宙)、無限(亜空間)
動力:パルサ・ビーム
ストーリーのほぼ全編に登場。
レイガン博士が開発した亜空間を航行可能な宇宙戦闘機で、S-1星の科学力の粋が結集されている。
基本的には一人乗りだが、コクピットスペースにはかなりの余裕があり、
余剰空間に救助した人員や捕虜を搭乗させることもある。
第4話でクィンシュタイン博士の改造を受け、ニュー・パルサバーンとなり、
同時にバルディオスへの合体機能が与えられ、バルディオスの腰から上を構成する。
改造後も便宜的に「パルサバーン」と呼称。
上述の通り、亜空間航行と合体にはマリンの操縦ないし存在が不可欠。
その証拠に劇場版でマリンのスペアとして搭乗したデビットはチャージアップに失敗している。
クィンシュタイン博士による本機の解析は地球側のメカの科学水準を飛躍的に向上させた。
全長:50m
重量:400t
最高速度:マッハ20(大気圏内)、光速の4分の1(宇宙)、無限(亜空間)
通称「原子力空母」。
BFSが最初に開発した戦闘メカで、海上で最も能力が高くなるよう設計されているが、宇宙空間や空中でも戦闘可能。
広い複座式コクピットを持っており、前線では作戦本部となる。
ストーリー序盤では月面でマリンとパルサバーンを発見、地球に移送した。
第4話でキャタレンジャーと共に改造を受け、バルディオスへの合体が可能となる。
合体後はバルディオスの右脚となる。
全長:25m
重量;250t
最高速度:マッハ15(宇宙空間)
最高走行速度:時速250km
戦車に似た形状を持つBFSの陸戦メカ。
操縦情報を登録する「プリセットシステム」を採用しているため、3大メカでは最も操縦が容易。
無限軌道(クローラ)を装備している。空中、宇宙空間、海中でも戦闘可能。
合体後はバルディオスの左脚となる。
テレビ版では第38話に登場する敵巨大メカ・スピリットガットラーIIの集中攻撃を受けて大破、
命を賭して戦った雷太と共に大気圏で燃え尽きる……という予定だったが、
前述のように31話で完結したのでそこまでは描かれておらず、
映画版では破壊されるという展開そのものが無くなった。
本機のみ設定名等に表記揺れが存在しない。
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ブルーフィクサー及び各パイロット詳細 |
ブルーフィクサーとは世界連盟所属の地球防衛軍。
英語表記は「Blue Fixer Secret」。
西暦2091年に放射能汚染、大気汚染など地球環境を調査・管理する目的として設置されたが、
ストーリーが開始する西暦2100年の時点では既にバルディ・プライズ、キャタレンジャーを開発、
保有する独自戦力を持つ防衛組織となっており、バルディオスの開発で一層その傾向は強まった。
世界連盟所属ではあるが一定の権限を持つ独立した組織であるため、
世界連盟上層部の政治的干渉や正規軍との軋轢も見られた。
「影の軍隊」の異名を持ち、その秘密主義と世界連盟の統制の及ばない戦力増強を非難されたこともある。
隊員の中でも特に最前線で任務をこなす最精鋭の隊員を指して「フィクサー」もしくは「バルディオスチーム」と呼称する。
各隊員には階級が与えられているが、挨拶の際には敬礼ではなく握手を基本とする、
パーティやコンサートの開催許可を与え隊員の親睦に務めるなど、
文官出身の月影長官の人柄が反映された組織となっている。
マリン・レイガン
パルサバーンのパイロット、特務戦闘隊特別隊員であるS-1星人。
20歳(小説では3作とも年齢設定が異なっており、コバルト文庫版では19歳、ポケットメイツ版では21歳、ソノラマ版では23歳とされていた)。
一部の資料には 「マリン・レーガン」と表記されている。
外見的特徴は青みがかったやや長髪の髪型。
青い空と海を汚す者は許さない熱血漢。
父を殺したガットラーを追って地球に辿り着いた。
その素性から母星からは裏切り者、地球人からはスパイの疑いを掛けられる。
S-1星ではUFムセイオンと呼ばれる平和主義者の集まる学校の学生で、
最高学位であるUF学士号を獲得しており、軍部の同校制圧後は父親の研究を手伝っていたようである。
地球来訪後もこうした科学知識は彼の大きな武器となる。
全てが終わった後は地下都市へと避退する地球人にもさらなる新天地を目指すS-1星人にも同行せず、
ただ一人地上に残って追憶にふけるシーンで劇場版は終わる。
「アフロディア、君と俺とはいつも同じ海を見ていた。
美しい海を……」
『戦国魔神ゴーショーグン』最終話では製作会社が同じ葦プロという事もあり、
グッドサンダーチームとドクーガの最終決戦を見守る民衆の1人として、クインシュタイン博士と共にカメオ出演している。
ジャック・オリバー
幼い頃に両親と離別、妹・エミリーと共にスラム街で過酷な少年期を過ごしたためか、
妹に年齢の近い科学開発局応用物理研究室員・ジェミー・星野には何かと気をかける。
その生い立ちもあって貧困にあえぐ者を見過ごせない性分でもあり、
第30話では食糧不足から起こった市民の暴動に加担し、世界連盟が所有する食糧庫をバルディプライズで破壊するという暴挙に出た。
当初はマリンに疑いの目を向けていたが、共に死線を潜り抜ける間にやがて信頼するようになる。
北斗雷太
キャタレンジャーのパイロットである特務戦闘隊軍曹。
放棄された月面植民都市「リトルジャパン」出身。
オリバー以上にマリンを信用しておらずスパイと疑っていたが、共に肉親を失った天涯孤独の身ということもあり、
戦いの中で信頼を置くようになっていく。
そもそもパルサバーン(亜空間突入能力)が無ければ地球側の勝ち目はゼロなのだが
武道の達人で豪放磊落、質実剛健的なキャラクターだが、時にはコメディ・リリーフ的な一面も見せる。
また直接の描写は無いが、通常勤務終了後は士官学校で教鞭をとるなど誠実な人物を思わせる設定も。
テレビ版では第38話でアルデバロンの手に落ちた核ミサイル基地の核弾頭を処理するために出撃、
スピリット・ガットラーIIの集中攻撃を受け戦死する……という予定だったがそこまで描かれず。
劇場版では戦死するエピソード自体がカットされたために最後まで生き残る。
そのカットされたシーンの一部はLPの名シーンスチルセレクトに収録されている。
ジェミー星野
科学開発局応用物理研究室員。特務戦闘隊員ではないがパルディプライズの操縦も出来る。
上のイラストではメインヒロインっぽいが、後述する理由によりマリンからは単なる仲間扱いである。
OP映像だとマリンと手を繋いで走ってたりしていたのは気にするな!
第9話で北アフリカにあるレニア王国の王女だった事が判明するが、BFS隊員としての使命を優先して父のバード国王と別れた。
デビット・ウェイン
バルディオスの補欠パイロット候補。マリンと互角の技量を持つ天才パイロットで、異星人のマリンに対抗心を燃やしている。
というのも彼はクインシュタイン博士の教え子で、彼女に幼い頃から恋心を抱いていたため、博士に抜擢されたマリンを敵視していたのだ。
TV版では地球のためではなくクインシュタイン博士を守るため、敵の作戦を阻止すべく特攻して果てた。
劇場版ではオリバー、雷太と士官学校の同期生というポジションで登場。
マリン不在中バルディオスのパイロットとして出撃するもチャージアップに失敗し、パイロットを辞去してチームを去った。
その後は土星決戦に援軍として駆けつけ、最後までクインシュタイン博士のために戦って散っていった。
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武装・必殺武器 |
胸部エンブレムの下から取り出されるバルディオスの主要武器。
「ハ゛ルサーベル」(濁点)ではなく「ハ゜ルサーベル」(半濁点)である(他は「ハ゛ル○○」なのだが)。
鍔の部分が先端に移動することでソード、ランス、ジャベリンの都合3種類の変型形態を持つ。
ただし設定上の名称もなければ劇中での呼称も無い。
特に刀身が2段階に伸びるジャベリンモードは使用は1回のみ。
また、そのまま投げつけたり(第19話、第25話)、ブーメランのように使用した時もある(第15話)。
劇場版のクライマックスでもこの武器を使っている。
放送当時、単体で玩具が発売された。
BRAVE合金では独特の鍔のスライドアクションが採り入れられていない事と、
中間形態のソード伸縮前の状態を無視したため、ランスモードは再現されていない。
額のクリスタルから放射される亜空間エネルギーを応用したビーム武器。
強力だがエネルギー消耗が激しい。
第27話ではリング状の光線を発射している。
胸部エンブレムが白く発光して発射されるプラズマ兵器。
威力は亜空間ビームより強力だが、エネルギー消耗はさらに激しい。
亜空間ビームとサンダーフラッシュはどちらも亜空間パルサーエネルギーを水素原子等に当てプラズマ化して放つもの。
ただし出力に雲泥の差がある。
両肩のシャッターが開き現れる大砲。
発射されるものはロケット弾またはエネルギー。
肩に装備されているため安定度が低く、戦闘機への攻撃や牽制に用いられる。
両足脛の側面部分から発射されるミサイル。
内部スパイクを収納した菱形状の分銅にチェーンが付いた投擲武器。
通常は左腰のボックスに収納されている。
両足脛の前面に付いたカッターナイフ状の刃。
発射されると回転しながら敵に向かって飛んで行く。
厚さ10mの鉄をも切り裂く威力がある。
亜空間ビーム・バルディミサイル・ショルダーキャノン・パルサーベル・サンダーフラッシュを使った一斉攻撃。
全エネルギーを使用する為リスクが大きい。
第24話で捨て身の 必殺技として使用されたが、バルディオスも大破した。
周囲にエネルギーを発生させて敵メカを蹴散らす攻撃。
パワーアップ後に登場。
分身攻撃。
パワーアップ後に登場。
パルサーベル2本を接続して回転させるか二刀流で切り掛かる。
パワーアップ後に登場。
破壊力はなく亜空間への物質の転送・帰還を可能とする一種のトラクタービーム。
ミニパルサバーンにも装備されている。
また、ジェミーメカのスペースサイクロンもほぼ同様のものと描写されている。
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以下、本編TV放送で登場することが無かった武装・装備 |
「バルディオスの全パワーを奴にブチ当てる!!」
「亜空間推進エンジン、最大出力!!」
「頼むぞ、バルディオス!もってくれ…!」
「エネルギー増幅完了!マリン!!」
「行くぞ!バルディロイザー!第1段階!!
うおおおっ!バルディロイザー!第2段階、GO!!」
バルディオスの全身からエネルギーを放出、そのまま機体を文字通り火の玉にして特攻する捨て身の最終技。
第2段階では敵の内部で強制チャージ・オフ、そのまま離脱することでバラバラに引き裂く。
全エネルギーを使用するため多用が不可能で上記のサンダーフラッシュ・フルパワーと同様、
機体が大破する可能性が高いため、この技は封印されていた。
テレビシリーズ第38話(未製作)でスピリット・ガットラーIIに使用される予定だったが、
製作されなかったためにソノラマ文庫の小説版のみに登場した実質的幻の技。
映像では小説の出版から27年後に発売されたゲーム『スーパーロボット大戦Z』で初披露。
初の映像化の形となった。
エネルギー不足の時のために開発された、基地から射出される大型の光線砲。
バルディオスが保持する際は翼を取っ手として用いる。 この使い方ってどこかで見たような…?
設定画が存在し、挿入歌「立て!バルディオス」の歌詞にも登場するが、本編には未登場。
バーストソーサーから発射される円盤型カッター。
設定画のみ。
右腕の赤いダイヤ部分が変化したパチンコ型のボウガン。
設定画が存在するが、本編には未登場。
立体化物がプラモデルとBRAVE合金に付属。
左腕の赤いダイヤ部分が変化した大型の盾。
設定画が存在するが本編には未登場。小説版ではコバルト文庫版で名前のみ登場。
立体化物が旧玩具(スタンダードとトリプルクロス)及びプラモデルとBRAVE合金に付属する。
胸部のエンブレムを取り外し、ブーメランとして敵に投げつける。
設定画が存在するが、本編では未登場。
両腕のマークの部分から出して使用するレーザーソード。
設定画が存在するが、本編では未登場。
両腰のボックスを外し、レーザー刃を出し武器として使用する。
設定画が存在するが、本編では未登場。
トンファの柄を抜いて使用するレーザームチ。
設定画が存在するが、本編では未登場。
足のマークを外して使用する武器。
設定画が存在するが、本編では未登場。
トリプルクロスでは片側だけだが立体化されている。
上記以外にも、第25話に登場した敵巨大メカ・ガメバリウスを撃破したミサイルなど、
名称不明の武器も画面上に登場している。
また、戦闘合体トリプルクロスでは六枚刃の手裏剣及び片手斧(ハンドアックス)の所持が確認されているが、
これらは本編では使用せず。
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メインヒロイン(?)について |
なお、冒頭の画像でマリンに抱え上げられている、緑髪ロングの女性は、
ラスボスであるゼオ・ガットラーにクーデターを唆し、中立派であるS-1星皇帝トリノミアス3世 *1、
及び侵略に反対していたS-1星再生派であるレイガン博士の暗殺を主導した、
ローザ・アフロディア(ちなみに劇場版ではかの 戸田恵子女史が声を演じている)である。
一応本人としては、敬愛する養父ガットラーの後押しをしただけのつもりだろう。
ソノラマ版だと、彼女の実父を暗殺したのはガットラーだったりするが
レイガン博士を殺害したのもアフロディアが率いた部隊なので、マリンにとっては父の仇である。
一方でアフロディアの弟・ミランもマリンの反撃により殺された為、マリンはアフロディアから「弟の仇」扱いされている。
製作陣としては副主題歌のフレーズにもある「 憎しみの砂漠を乗り越えて」をやりたかったのだろう。
この副主題歌が流れるEDアニメでもメインヒロインっぽく描かれているのだが、
本編では髪を纏めて軍帽を被りサングラスを掛けた軍服姿なのに対し、副主題歌では素顔で髪を下ろした私服姿なので、
初見で同一人物と気づけなかった視聴者も少なくはない(まぁアフロディア以外に緑髪のキャラは居なかったが)。
戦いの中で幾度となくマリンと巡り合い交流し、敵ながらも互いに相手を高く評価、やがて心惹かれ合うようになっていくのだが、
とはいえクーデターの件から判る通り、ある意味で諸悪の根源であり、マリンの父親以外にも彼女によって命を落とした人は多数いたため、
監督からは「死以外で彼女は救えない」とされ、TV・劇場版共に死亡する運命となった。
監督曰く「あの娘が何人殺したと思ってんの? ハイネルだってリヒテルだって死んだのですぞ」との事。 ・・・・すごい説得力だ。
え、『ビクトリーファイブ』?それに関してはオフィシャルではございませぬ故……
TV版では政敵の奸計によって脱走兵として粛清され、劇場版では最終決戦でガットラーの攻撃からマリンを庇ってガットラー撃破に貢献するも、
ガットラーとマリンの板挟みに苦悩した末に自裁し、命を落とす事になる。
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前述した「重大な事実」について(当然ネタバレ注意) |
ガットラーが率いるS-1星の軍団アルデバロンは大規模な移民…とは言うが出発した時点では移住先の宛ては無く、
「亜空間転移の先」で都合よく見つけた地球に対し侵略を始めたのだが、 実はその地球こそがS-1星の過去の姿であった。
つまりガットラー達は知らずに過去の母星を破滅に導いていたのである
(なお「S-1星」という名前は 水星・金星までもが消失するに至った為、
地球が繰り上がりで太陽系第一惑星……即ちSol-1となり、元の名を忘れ去られた結果のものである)。
真実を知ったガットラーも核攻撃は流石に躊躇していたものの、部下の独断で行われてしまい、
ガットラーが殴り殺した時点で既に手遅れの状態になってしまっていた。
別作品には 侵略先の星が無くなると困るから一時的に協力する侵略宇宙人なんてのもいたのだが、本作ではそれすら笑えない結末を迎えてしまい、
結果ガットラー達は地球侵略・移住を諦め、再び宛ても無い旅へ向かう事になってしまった……。
ヒロインのアフロディアは死んだのに、何でお前は(劇場版では生死不明とはいえ)生き残っているんだよ
逆に言うと、ガットラー達が 地球を荒らしたからこそ地球はS-1星に成り、彼らが生まれる未来へと繋がったのかも知れない。
地球が平和なままであればマリンを含めたS-1星人は 存在さえしなかったかもしれないのだ。
自ら破滅するために生まれてきたのが幸せなのか、いっそ生まれさえしなかった方が幸せだったのか……。
新天地を求めて旅立つS-1星人達にも、地下都市に避難する残された地球人類にも同行せず、
アフロディアの亡骸を抱き上げたマリンが一人地上を彷徨い歩いていく姿を映して、物語は幕を下ろす。
たった一人の正義の戦士がどんなに足掻いたところで、歴史を変えることなどできなかった。
だがそれでもバルディオスの、そしてマリンの戦いが無意味だったとは思ってはいけない。
マリン達がいなければ、地球はS-1星になる事さえなく、完全に滅んでしまっていただろうから。
彼らの本当の意味での明日を救うための戦いは、これから始まるのかもしれない。
なお、本作の元ネタは『猿の惑星』で、この無情な結末に対する伏線は初期から張り巡らされていたのだが、
それにしたって敵軍を裏切ったヒロインは粛清され、地球は滅亡する結末から受けた視聴者のショックは言うまでもない。
事実、この結末が故に打ち切り作品にも関わらず、ファンの声を受けて劇場版が制作されるに至ったのだから、
『宇宙戦士バルディオス』が今日に至るまで語り継がれている作品なのも、この結末があっての事と言えるだろう。
その劇場版で更なる追い打ちを喰らうとはファンも思っていなかったろうが
『THE IDEON発動編』?監督的にはハッピーエンド(輪廻転生エンド)だから
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ネット上での扱い |
ネット掲示板「ふたば☆ちゃんねる」の一スレッドである二次元裏板(俗に虹裏)にて、
議論が長引いた際、もう夜も更けてきて普通の人間なら寝ている時間帯等に、
「お前たち、もう寝なさい」というキャプションと共に、本作第1話にて暗殺されたS-1星皇帝トリノミアス3世の画像が投稿されるミームが存在する
(原作では このセリフは言っていない。
あと「 トミノリアス」ではなく「トリノミアス」。 バルディオスがガンダムに似ているからと言って、君は!)。
最初に貼り付けられた際はぶっちゃけ打ち切りマイナー作品の第1話冒頭にしか出番の無いキャラだったので、
出典を知らない住民達は 「誰このジジイ」と返しまくることとなった。
そしてその場の誰もがトリノミアス3世どころか『宇宙戦士バルディオス』も知らなかったのを良い事に、
ある一個人の書き込みにより何故か 『銀河戦士バルロイ』なるその場でデタラメに語られた架空の作品の設定も作られてしまう珍事に。
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『銀河戦士バルロイ』 |
この『銀河戦士バルロイ』の設定における「陛下」は惑星ゾンのグラスカ帝国を治める皇帝である。
しかし影武者だった男「陛下仮面」なる人物によってグラスカ帝国を乗っ取られてしまったため、
自らの不甲斐なさを嘆きながらも銀河最強の傭兵バルロイを招聘、彼と共に「陛下仮面」に立ち向かう事を決意。
蛮族めいた英雄であるバルロイを時に諌め、時には逆に叱咤されながら、共に旅する中で語り合い、互いに良き理解者となるという、
最初から最後まで主人公バルロイと共に戦うレギュラーキャラで、 トリノミアス3世本来の出番と違ってガッツリストーリーの中心人物である。
「お前たちもう寝なさい」は第一話でバルロイに休息を促す、二人の出会いの場面でのセリフだという。 なおバルロイはこれを拒否した
非常に穏やかで優しく、度重なる困難を乗り越えて、高齢ながらも人として施政者としても成長していき、
孤児を引き取って育てていた12人の皇姫の一人とバルロイのロマンス(バルロイによって乱暴を働かれたらしい)を見守っていたが、
なんと最終回で謎の少女によって頭を吹き飛ばされて殺害されるという、非業の死を遂げてしまった。
この少女が何者であったかについては語られぬまま物語は幕を下ろし、続編への伏線であったのではと囁かれるが、
『銀河戦士バルロイ』は視聴率低迷や玩具売上不振に悩まされていたため、打ち切りで話数が短縮されたのではとも言われており、
その衝撃的な最終回についての真相は未だに明かされていない……らしい。
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現在は スパロボ参戦や(有料とはいえ)ニコニコで本編を視聴可能に成った事により「バルディオスのトリノミアス3世」の事も知れ渡ったが、
それでも「誰このジジイ」と返すのは最早お約束的文化として根付いている。
同所ではここの名物キャラといったらですぐ挙げられる程で、
「陛下」として親しまれている(元から皇帝なので本編内でも陛下と呼ばれているが)。
また、同所にて設定されている架空の町「虹裏町」では町長にして虹裏 十傑集の一人「衝撃の陛下」としてとしあき達を見守っているという設定も付加された。
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外部出演 |
『スーパーロボット大戦』シリーズには『Z』で初参戦。
放送時期や未来からタイムスリップしてきた敵など、共通点の多い『 宇宙大帝ゴッドシグマ』とは同時参戦となっており、
ゴッドシグマの拠点がブルーフィクサーの拠点ともなり、ゴッドシグマもブルーフィクサー所属となったりと密接な クロスオーバーを見せている。
スーパーロボットらしく大火力・EN大消費型の機体。
武装の癖がやや強いのが難点だが、特殊能力で分身して回避する事もある点も含めて中々の強ユニット。
原作再現として序盤はギスギスしているが、アウトサイダー組との行動などでマリンも徐々に馴染んでいく。
『Z』は最大3機の小隊制が基本のゲームなのだが、バルディオスは3機編成時の専用武装が弱いため、
序盤の人手不足の時期に2機以下で出撃する候補になる。
序盤はマリン、オリバー、雷太だけですらギスギスしてるからシナリオとも合致する
『Z』では 原作再現により、アルデバロン軍の人工太陽を撃破できず地球が波のブルーに沈む……という バッドエンドパターンが存在する。
ご丁寧にもこのバッドエンドシーンは専用演出込みであり、
「津波演出と絶望するマリンのカットを挟み専用のゲームオーバー画面」という、妙に力の入った作りになっている上に、
本編では未使用に終わったもののボイスまで収録されていたというおまけ付き。
……しかして畢竟、それがバッドエンドであるという事はグッドエンドもあるという事。
「オリバー、雷太……。バルディロイザーだ!!」
「しかし!あれはテストもまだなんだぞ!」
「迷っている時間はない!失敗したとしても、バルディオスと相打ちに持ち込める!」
「やれ、マリン!俺達3人の命で数億の命が助かるなら安いもんだ!」
「お前達……何をする!?」
「見ていろ、デビット!これが俺達の……バルディオスの戦いだ!」
「これがバルディロイザーだっ!!」
打ち切りのためソノラマ版でのみしか描かれなかった必殺技バルディロイザーの炸裂というファン感涙の展開を経て、
「舞い降りる太陽」を乗り越えられればガットラーとも決着を付け、OPの歌詞の通りバルディオスが明日を救うIFエンドを迎えられる。
なお、人工太陽の破壊は「同時出撃するデビットを生き残らせた上で一定ターン経過」でも可能だが、
その場合はデビットの特攻により破壊というビターな幕引きになる上に、バルディロイザーの披露もガットラー戦までお預けになってしまう。
「やった!やったぞ!俺達は地球の未来を……明日を救ったんだ!!」
ただし『Z』で一通り物語を消化し切ってしまった結果、『第2次Z 破界篇』及び『再世篇』ではいるだけ参戦になり、
『第3次Z』に至っては「別天地にて別動隊として黒幕組織と交戦中」という設定でのリストラ組に入れられてしまった。
雷太は声が同じ玄田氏で似たような外見の『ゴッドシグマ』の吉良謙作(通称「キラケン」)と当然のように絡んでおり、
オリジナル女性主人公から実際に見間違えられる一幕まで描かれた。
また、序盤のブルーフィクサーのギスギスぶりを見た一部のプレイヤーから 「汚いキラケン」と呼ばれたりも……
じゃあ、キラケンは「きれいな雷太」なのか…?
『第2次Z』では揃って『真マ』のナレーター(これも玄田氏)の代わりを務めていた。
士官学校の教官なので別世界においてもトレーニングコーチを務めたり、「うんうん、調和と共存ってやつだな」と言っていたら、
キラケンから「(前作序盤で)それが一番欠けてたのはお前らバルディオスチームじゃろうが」とツッコまれたりと美味しい立ち位置だった。
その他、マリンは『第2次Z』にて割と惚れっぽい上にイケメンに弱いオリジナルキャラクターから美形扱いされており、
『マクロスF』のメンバーと一緒くたに見惚れられていた
(『マクロスF』の主人公である 二股野郎早乙女アルトは 今風の 中性的な美青年なのに対し、
マリンは 昭和の男前なのだが、 美形である事には違いない)。
またマリンの本職は科学者なので、他作品の科学者キャラと「この現象は何だろう」と探ったりと出番は多様。
前作における デューク・フリードの立ち位置も引き継いでおり、敵側の異星人という出自からマリン同様にスパイ疑惑をかけられただけでなく、
実の両親や養父を殺された上、洗脳された実の兄との対決まで強いられた事から憎しみに悩まされる 明神タケルを何かと気遣う姿も目立っていた。
アフロディアもほぼ孤立無援だった原作から打って変わって、
エルダー軍総司令官のテラルやデュークの婚約者・ルビーナとの友人関係に恵まれた事から冷酷さが和らいでおり、
人工太陽の破壊後に捕虜として風見博士の実験台にされかけた所をマリン達に救われた事で和解。
『スペシャルディスク』ではガットラーの後を継ぎ、S-1星人の生き残りを連れて新天地を探す旅に出ており、
『第2次Z』で別の星に移住した事がマリンの口から語られた。
……バルディオスチームの中でオリバーだけ独自の目立つ場面も無く、
『Z』序盤のギスギス期も「マリンと雷太は似た者同士」と冷静な場面もあるせいで原作以上に過激に対立していた雷太より印象が薄くなってしまい、
『第2次Z』でも特に目立たなかったので、
「雷太のオマケ」「マリン、雷太、バルディオスチームのあと一人のやつ」的な微妙な扱いのままでフェードアウトしてしまった。
持ちネタって大事だね!
S-1星皇帝トリノミアス3世も登場するが、登場時、寝室に入ってきた暗殺者に「余はもう就寝の時間であるぞ」と言うシーンが存在する。
「お前たち、もう寝なさい」ネタかなぁ……。
どうもスタッフも陛下の事が好きらしく、『Z』発売前から当時のプロデューサーによって登場が事前告知されていた。
その他、先述のバルディロイザーはスパロボシリーズでは何か変な逸話が付き纏う技になっており、
人間と変わらない大きさだと劇中でも言われているムゲ帝王やピグマン子爵にも普通に叩き込めるので、
普通の人間並みのサイズの相手の体内で全高100mのバルディオスがチャージ・オフする形になったり
(とは言え、 ダイターンクラッシュや ジーグブリーカー、 ヘル・アンド・ヘブン等で既に通った道である)、
雷太→オリバー→マリンの順に カットインが表示された後に薔薇の花のようなものが表示されるトドメ演出は、
男ばかりで絵面が濃すぎると判断されたためか、 原作再現だけど画風もヤマジュンっぽいしね
『第2次Z 再世篇』で何の脈絡も無くアフロディアのカットインが追加されたりしている。
アフロディアは設定的に別世界に居るはずであり、この演出以外は一切登場しない。
ゲーム的には文句無しの大技なんだけどね……。
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(以上、Wikipedia及びスーパーロボット大戦Wikiより引用・改変)
MUGENにおけるバルディオス
Gino Sodano氏による、3Dモデルを使用して作られたものが存在。
原作と細部が異なる気がするがモデリングの都合か
ボイスは外国語。
同氏製作のコンプゲー『THE WAR』用のキャラだが、
MUGEN1.1専用キャラとして単体での使用も可能。
Kon-El from Partinico氏の
グレンダイザーを素体としており、構成ファイル名が改変元のままだったり、
改変元から流用していると思しき技があるなどの面影が残っているが、性能自体は差別化されている。
パルサーベルやサンダーフラッシュ、ショルダーキャノンなど、原作の技や演出が一通り搭載されている他、
突進技や合体前の分身ロボ3体がそれぞれ一人ずつ攻撃したり3体集まってミサイルを放つ技、
ストライカーとして第31話に登場したジェミーメカを召喚する技も所持している。
なお、元々巨体のロボット達が殴り合うコンプゲー用のキャラ故か、攻撃のリーチ・
判定共に強烈。
改変元と同様に、一般的なサイズのキャラよりも
巨大キャラと戦わせた方が良いだろう。
上記の他にSpinicci Giacomo氏による一枚絵をトリミングして製作したものも存在していたが、現在は入手不可。
「行こう、マリン…。私達の戦いは、また今から始まる」
「ああ…。明日を救うための新たな旅だ」
出場大会
*1
S-1星が放射能で住めなくなった事に関する御前会議にて
皇帝はガットラーとレイガン博士に対し「5日以内に放射能濾過装置のデータが揃わなければ、ガットラーの提案を飲む」と伝えており、
ガットラーの軍事侵攻案も十分尊重していた(ただし小説版では明確に再生派)。
まぁその直後に実用化の目途が立ったのが
アニメらしいとも言えるが。
つまり(放射能濾過装置および研究資料を破壊した事も含め)ガットラーは何が何でも軍事侵攻をしたかったのだろう。
とはいえガットラーも流石にクーデターまでは考えておらず、アフロディアがガットラーに無断で全ての手はずを整えていたのである。
「後は閣下が命令するだけです」
*2
放映終了から20年経った後、バラエティ番組『決定!これが日本のベスト100』にて、
爆笑問題が「酷い最終回を迎えたアニメ」として『
新造人間キャシャーン』と共に紹介。
件の最終回を
ざっくり説明しただけでゲストや視聴者をドン引きさせた。バルディオスについての説明?一切ありませんが何か?
また、「南極の氷が溶けて海面上昇に起き、その余波で地球各地で大混乱が発生」という展開は、
後に『
新世紀エヴァンゲリオン』のセカンド・インパクトの元ネタになったとか。
最終更新:2026年09月22日 09:03