空振る事、主に攻撃をかわすジャンプを指す事が多いが、その場合は正確には「すかしジャンプ」と呼ぶ。
通常のジャンプ攻撃は
中段判定であるため、立ちガードしなければならない。
これを利用しわざとジャンプ攻撃を出さず、立ちガードでは防げない攻撃を出す手法で、
択一攻撃の一つである。
以下のような種類があるが、着地までの間に攻撃する事で共通して対処される。
すかし投げ
最も単純で簡単なのは、着地
硬直を投げで
キャンセルできる事を利用した「すかし投げ」である。
1フレーム投げならば、先読みされていない限りは避けられる事は無いと言っても過言ではない。
また、回避方法が迎撃かジャンプしかないのが利点である。
また、『
ストIII』シリーズにおいては、
攻撃を
ブロッキングされると不利になる事からブロッキング対策の有効な選択肢の一つとして活用される場面が多い。
この場合「空ジャンプ(GD仕込)投げ」と呼ばれる事もあるが「すかし投げ」の亜種と充分に言えるだろう。
また
ザンギエフのファイナルアトミックバスターや
ヒューゴーのギガスブリーカー、
ダック・キングのブレイクスパイラルといった、
通常では
コマンド成立前にジャンプしてしまう
コマンド投げを、意図的に攻撃を振らないすかしジャンプをしつつ、
そのジャンプ中に
コマンドを成立させ、着地硬直の投げキャンセルと併せて決めるという使い方もある
(立ちスクリューが確立するまでは、スクリューパイルドライバーの最も一般的な使い方でもあった)。
ジャンプしているのでコマンド入力によるキャラの挙動不審は無くなるが、
決めるためにいちいちジャンプしないといけないため、手の内が分かると対空技の的にしかならないのが難点。
特殊な例としては、ダック・キングの近距離立ち大Kが密着状態でないと当たらないほどリーチが短いのを逆に利用して、
大Kをわざとすかして(空振って)自分の硬直中にブレイクスパイラルのコマンドを入力すると言う戦法も存在する。
すかし下段
投げ技はダメージが一定で、キャラ共通の
通常投げでは大ダメージを見込めない。
そのため下段技(からの連続技)によってリターンを増すのがこの「すかし下段」である。
ただし、大部分の下段技はジャンプされると当たらないためすかし投げと同じ手段で避けられる上、
上手く使わないと割と簡単にしゃがみガードされたり割り込まれて反撃されてしまったりする。
当身回避のすかし
こちらが攻撃するのではなく、相手の
当て身投げなどを避けるためのすかし。
ただ攻撃を避けると言うより、相手が当身を空振りする事を狙って行う事が多い。
当然見破られると無防備で飛び込むのでリスクは相応にある。
関連項目
最終更新:2024年08月14日 04:20