ABYSS


「楽園パレードへようこそ!」

幻想楽団「Sound Horizon」の楽曲、「Elysion ~楽園幻想物語組曲~」において、物語の中心的人物である仮面の男をモチーフにしたキャラクター。
楽園パレードの扇動者をしている。また、娘が居る。

MVC2』のラスボスこちら

+ Sound Horizonとは
サウンドクリエイターRevo氏を中心とする日本の音楽ユニット。
ファンの間での略称は「サンホラ」「SH」で、サンホラファンは「サンホラー」「国民」「ローラン」と呼ばれることがある。
ウルトラ怪獣ではない。

物語性の高い歌詞と組曲的な音楽形式による「物語音楽」を主な作風としている。
物語の細部や結末はあえて曖昧にされていることが多く、人それぞれの解釈を楽しむことができる
ニコニコ動画にもサンホラの曲を使用したMADや、サンホラの登場人物をサンホラ以外の曲に登場させた手描き動画が多数ある。
一般的な楽曲とは異なるため好き嫌いははっきり分かれるが、ABYSSが登場するElysionのライブDVDはオリコンで週間2位、
2010年6月発売のCD「イドへ至る森へ至るイド」も週間2位を獲るなど、知名度を上げつつある。

+ Linked Horizon
Revo氏のコラボ用名義。通称「リンホラ」。
基本的にコラボの原作に沿った歌となるが、ルビが無いと読めない歌詞などはこちらでも相変わらず。
今の所こちら名義で出ているのは、
『ブレイブリーデフォルト』の「ルクセンダルク小紀行」「ルクセンダルク大紀行」
進撃の巨人』の「自由への進撃」「進撃の軌跡」の計4つ。
特に「紅蓮の弓矢」「自由の翼」の2曲はニコニコでMADも多数上がっている。
紅白歌合戦もLinkedHorizon名義で出演したため、リンホラのみ知っているという人も多いのではないだろうか。

+ Elysion ~楽園幻想物語組曲~とは
退廃へと至る幻想 背徳を紡ぎ続ける恋物語

Sound Horizonによる2枚目のメジャーアルバムで、同人時代からの通算4作目のStory CDである。
楽園を望みながらも奈落の底へと堕ちていく、第四の地平線の物語。
『楽園』と『奈落』2つのサイドの物語が錯綜し、展開した物語は、やがてその収束点として「楽園」の真実の姿を問う……。

+ それぞれの楽曲
「彼女こそ…私のエリスなのだろうか…」
Ark「箱舟を信じた少女」

「さぁ…楽園へ帰りましょう、お兄様…」
Baroque「歪んだ真珠の乙女」

「この罪だけは、神にさえも赦させはしない……」
Yield「収穫を誤った娘」

「──それでも私は幸せになりたいのです……」
Sacrifice「妹を犠牲にされた姉」

「嗚呼…悪魔とはお前達のことだ!」
Stardust「星屑に踊らされた女」

「なぜなのよォーー!!」

誰も仮面の男
ABYSSからは逃げられない


なお、このElysionはSoundHorizonにとって、同人時代からボーカルを務めていたAramary(あらまり)が関わった最後の作品となった。
古くからのファンには今でも根強い人気があるが、その前後のメンバーの賛否についてはニコニコでもしょっちゅう論争が繰り広げられている。
好きだからといって他を排除する。そんなことする人嫌いです

+ じまんぐについて
「残念だったねぇ…」

CD、ライブでこのABYSSを演じたのがアニメ版『うみねこのなく頃に』のEDも歌っているJimang(じまんぐ)である。
モビルスーツではない。

スーパー残念だったねぇタイム

「Elysion ~楽園への前奏曲~」にも収録されている「魔法使いサラバント」中にて『胡散臭い髭の男』を演じ、
あまりにもハマっていたためにファンからは「うさん臭い」と言われる。
3:40位~

なお、歌唱力や表現力には定評がある。
5:16~

ただの汗っかきな、うさん臭い男では無い。

なお、ニコニコには東方ProjedtとSound Horizonのコラボ(通称「Sound蓬莱ZUN」)で、
じまんぐとパチュリー・ノーレッジを組み合わせた結果生まれた、全く新しいキャラ「ぱちゅんぐ」がいる。
MUGENでも実装されてしまった模様

また、アイドル達がサンホラ世界を演じる動画(通称「765幻想楽団」)には、菊地真がじまんぐ役を担当する「まこんぐ」というキャラも存在する。


MUGENにおけるABYSS

G-sho氏及びS-neko氏によるワラキアの夜を改変したものが存在していたが、現在は入手不可。
本体自身の性能は高くなく、ストライカー重視のキャラクターになっている。
Elysionの収録曲「Ark」「Baroque」「Yield」「Sacrifice」「Stardust」に登場する少女達をストライカーとして呼び出し攻撃する。
製作者が彼女達を生と死の輪廻から外れた存在であるという意味で曲を解釈したため、ストライカーは半透明で喰らい判定が無い。
また、以前はストライカーは重複して出すことができなかったが、ストライカーゲージが付いたため全カラーでその制限は解除された。
超必殺技もアルバム収録曲にちなんだものとなっていて、ストライカーの少女達によるものと「エル」に関するものがある。
プレイヤー操作(9:51~)

幻想楽団MUGEN入りはこのABYSSが初。
他にも「Roman」から黒き剣を持った少年ことローランサン、黄昏の賢者サヴァンが参戦している。
キャラ以外にもSoundHorizonをテーマにしたトーナメントがあり、Elysionの他にもサンホラ好きにはくすりとくるネタが散りばめられている。
なお、ABYSS公開以前に開催された大会であり、他のサンホラキャラもMUGEN入りしていないので、出場者は全員代役である。


第四の地平線──その真実の名は……

出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作



最終更新:2024年10月30日 15:34