| + | 担当声優 | 
郷里大輔
『ウルトラマングラフィティ』第1話
二又一成
『ウルトラマングラフィティ』第5話
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ケムラー等と同様の四足獣系統の怪獣であり、高温によって赤く光り輝く背鰭が特徴。
灼熱怪獣の別名通り、赤い閃光と共に発射する熱光線が武器で、視認する暇さえ与えず敵を焼き尽くす。
細長い尻尾も強力な武器で、鞭のように振り回して攻撃し
ウルトラマンを苦しめた。
また体温は10万度という超高熱を誇る。
 
    
    
        | + | 10万度って? | 
 
この手の検証に定評のある柳田理科雄氏の『空想科学読本 』によれば、
「真夏の太陽の86万倍の熱さ」「日本全国どこでも夏になる」 という無茶苦茶なレベルらしい。
 
具体的には広島・長崎に落とされた原子爆弾の 炸裂時の瞬間最高温度が10万度だったという事。
 
これが人に向けられると、100km圏内で皮膚が大火傷で爛れ、6.9km圏内で全身の水分が沸騰し、390m圏内で炭化する。 
そもそも6000度(太陽の表面温度)であらゆる物質が融解し、10万度を超えるとプラズマ化するため、
ザンボラーの出現地点にはチリ一つ残らず、それ故にザンボラー自身は足元の地面をプラズマ化させながら地球の中心に向かって落ちていく のだとか……。
 
そんな奴にウルトラマンが跨ってたが、それこそ一瞬で消し炭になる筈がなんとも無かった とはある意味恐ろしい。
 彼の長兄も見習ってほしい……ちなみにバードンの火炎はこいつの体温と同じ10万度 。 余計立場が無い
さらに、コイツ は100万度 の炎を吐くし、コイツ に関しちゃ1兆度 と、
 
この時代の怪獣達には科学考証なんて気にせずに景気良くデカい数字を付けられてしまう為、色々と凄まじかったのだ。
 そして1兆度を除くウルトラ怪獣達のパワーインフレに悉く耐えられるのが石ノ森最強ヒーローである。……一体どうなってるんだ
と言っても高温なら実現可能だからまだ良い方で、低温に関しては理論上でも不可能な絶対零度(-273.15度)をぶっちぎる輩 が居たりするわけだが…。
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劇中では自然破壊により住処が破壊された事で姿を現し、鎌倉近郊で暴れ回る。
科学特捜隊の冷凍弾さえ効果が無く、前述の武器で山火事を起こしたり、
自衛隊の戦車を炎上させるなどしたが、遂に
ウルトラマンと激突。
熱光線でウルトラマンを弾き飛ばし、以降は肉弾戦を中心にウルトラマンと戦った。
肉弾戦では、細く非常に長い尻尾を鞭のように振り回す攻撃が強力で、
一度はウルトラマンを転ばせ、その後も顔に尻尾を直撃させて苦しめた。
他にも後足で立ち上がって前足で踏みつける圧し掛かりを多用していたが、こちらはウルトラマンには当たらなかった。
ウルトラマンに頭部を掴まれたまま力比べとなり、かなりの粘りを見せたが、
叩き付けにより消耗したところに投げを喰らい、止めのスペシウム光線に敗れ去った。
『
ウルトラマンパワード』第7話では、87mという『初代』以上の巨体を誇る
パワードザンボラーが登場。
こちらは500度以上の体温
1/200に弱体化したと言うか、常識的な数値を付けるようになったと言うかで周囲を自然発火させる、
周囲の大気を屈折させてレーザー兵器さえも無力化、
更にウルトラマンパワードの必殺光線さえも全く通用しないという、正に天災そのものを体現したかのような圧倒的存在だったが、
最終的にはパワードの祈りによって怒りを静め、その姿を消した。
……が、この祈りがどう見ても
ただの拝み倒しにしか見えなかったため、
その結果、パワードは
「怪獣に帰ってもらうよう拝み倒して見逃してもらった」という、
殆どネタ扱いだがウルトラ戦士としてある意味最高に不名誉な称号を獲得してしまっている。この事はファンの間でも語り草となっているとかないとか。
まあ、後年には最初からなるべく怪獣を殺さないように立ち回った
後輩もいるし、
初代マンが
色々苛烈すぎるだけで、ウルトラ戦士には優しさも必要なのである。
『
ウルトラマンZ』では第2話では、描写こそ無かったが北アメリカにザンボラーが出現したという表記がモニターにあり、
出現場所から考えて『初代』ではなくパワードザンボラーに相当する個体ではないかと推測される。
何せ、そのモニターにはオーストラリア大陸に
マジャバ、アフリカ大陸にベドランが出現した事まで記載されているので……。
『ウルトラマンブレーザー』では、青辺恵美隊員の履歴書に「ロッキー山脈でザンボラー討伐に参加」という記述がある。
場所がアメリカなのでパワードザンボラーなのでは?という説も。
漫画『ウルトラマンSTORY 0』では巨大な火山と化した怪獣として登場。
こちらは熱線ではなく溶岩を操って暴れ、未熟な
ウルトラマンタロウを多いに苦しめた。
しかし、傷つく中で真の戦士として目覚めたタロウによって木っ端微塵にされた。
MUGENにおけるザンボラー
    
    
        | + | とらふぐ氏製作 初代 | 
とらふぐ氏による手描きドット のザンボラー。
 
2012年8月28日、99%完成版の触れ込みでMUGEN関係ファイルうpろだにて公開された。
 
現在はカーベィ氏のサイトで代理公開されており、最新版は2014年10月19日に更新されたものである。
 
当初鳴き声はベロクロン の流用だったが、最新版ではオリジナルのものになっている。
 
四足歩行なのでかなり背が低く、打点の高い攻撃は当てにくいだろう。
 
ベロクロンに比べると防御力は普通の数値な分、攻撃技が使いやすく、
 
攻撃技は近接の通常技 、遠距離広範囲のゲージ技共に原作のイメージを活かした優秀な性能のものが揃っている。
 
特に尻尾攻撃は原作通りリーチが非常に長く、
 
普通のステージ なら画面端まで届くなど、飛び道具 代わりの遠距離技として機能するほど。
 
また特定のタイミングで再度ボタンを押すと逆回転の尻尾攻撃に派生するが、こちらのリーチは短くなっている。
 
上下方向の攻撃判定 は小さく、地面スレスレなのでジャンプすれば回避は可能。うまくジャンプで避けたい。
 
使用時に前進するのしかかりや角攻撃も発生 が速めである。
 
ムーンサルトキックのように空中で回転する空中尻尾攻撃も発生、攻撃範囲共に悪くない。
 
持ち味の高熱攻撃はほぼ全てがゲージ を消費する仕様となっており、
 
様々なタイプの熱線放射技や、攻撃判定を持った熱気を纏うが発動後ゲージを徐々に消費する技を実装。
超必殺技 としては、「灼熱地獄」や「果てしなき逆襲」がある。
 
「灼熱地獄」は2ゲージ消費で発動前に隙があるもののほぼ全画面攻撃 で、もし直撃すれば600近いダメージを与えられる。
 
しかし、ガードされると殆どダメージを与えられないので、発動前の隙も含めて使い所が重要になる。
 
「果てしなき逆襲」は3ゲージ消費で、受けたダメージと使用回数に応じて自分の攻撃力が上がる技である。
 
2013年1月15日の更新で簡易AI も搭載された。
エフェクト が派手で、タッグで後衛に回ると強力な性能の技が揃っているので、今後の活躍に期待したい。
 
 
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        | + | カーベィ氏製作 パワードザンボラー | 
カーベィ氏によって製作された『ウルトラマンパワード』版のザンボラー。
 
原作同様完全四足歩行であり、とらふぐ氏版に比べると機動力は低下している。
 
通常攻撃はモーションの関係上攻撃範囲は狭いが、一方で必殺技には距離を問わず火炎を起こすことができる「発火」や、
 
上昇気流を起こして相手を引き寄せる「タイフーン」が搭載されている為遠距離の相手にも対応可能。
 
超必殺技は全て1ゲージ 消費の「直接発火」「噴火」「灼熱の復讐」の三つ。
 
「灼熱の復讐」は一定時間相手の飛び道具を無効化する他、攻撃した相手に自動で反撃を行うことができる。
 
また、7P以降は常に「灼熱の復讐」状態となる。
 
AIもデフォルトで搭載されている。
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出場大会
出演ストーリー
最終更新:2024年03月19日 13:24