アーロニーロ・アルルエリ


「僕ラガ第9十刃(ヌベーノ・エスパーダ)
 アーロニーロ・アルルエリだ!!!」

漫画『BLEACH』の登場人物。
悪霊「(ホロウ)」の中でも死神の力を手に入れて魂の限界を取り除いた上位種「破面(アランカル)」の一体にして、
藍染惣右介に仕える最高幹部「十刃(エスパーダ)」のNo.9。
担当声優は後述の志波海燕も演じている 関俊彦 氏。

第一期十刃の生き残りの古参であり、大概が仮面を外している破面の中では珍しく、
8つの小さな穴が空いた縦長の仮面を被っている。
普通に喋ったかと思えばカタカナ口調に変化する喋り方をするが、
これは仮面の中にある透明なカプセル状の頭部の中に本体のボール大の頭が2つあり、
それぞれが喋っているため。上のがアーロで下のがニーロ

破面は複数の虚が共食いし合って変質した大虚(メノスグランデ)が変異するもので、
「ギリアン(下級)<アジューカス(中級)<ヴァストローデ(最上級)」の順で格が決まり、
どの段階で破面化できるかにより、その個体の戦闘能力が決まるのだが、
十刃の構成員は大半がヴァストローデとされているのに対して、彼は唯一のギリアンでありながら十刃に到った個体である。
これは、彼が持つ他の破面には無い特殊な能力によるものである。

+ 戦闘能力

  • 帰刃(レスレクシオン)喰虚(グロトネリア)
虚を喰らうことで、霊圧と能力をそのまま自分の物にする能力。
これにより喰えば喰らう程自身を無限に強化することが可能であり、
劇中時点で33650体にも及ぶ虚を喰らっており、その能力を自在に発動することができる。
解放すると下半身が醜悪な軟体生物のような姿となり、捕食吸収した霊圧と能力を一度に行使することが可能になる。
つまり、アーロニーロと戦うことは虚の大群と戦うことに等しい。

また、かつて元十三番隊副隊長・志波海燕を同化吸収した虚「メタスタシア」も取り込んでいたため
(藍染の改造虚で、朽木ルキアに倒されたかと思われていたが、普通に倒されると虚圏に分解して逃れるように調整されており、
 再構成後にアーロニーロに出くわして捕食されたらしい)、
海燕の姿を模倣できるだけでなく斬魄刀などの能力も使用可能。

弱点はこれらの能力は闇の中でしか使用できない制約があることで、日光などの強い光源のある場所では能力の発動そのものができない。
能力を発動していないアーロニーロ本体の戦闘能力や耐久力はギリアン級相応でしかなく、
頭部のカプセルを破壊されると本体は存在を保てない。

余談だが、同じくジャンプで連載されていた漫画『SKET DANCE』で、スイッチ/笛吹和義から「好きな十刃」として名前を挙げられている
(アニメ版では声優繋がりで「仮面の軍勢」六車拳西に変更された)。


MUGENにおけるアーロニーロ・アルルエリ

WaterStone氏の製作した『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが存在していたが、現在は入手不可。
マスクは被ったままで戦闘を行う。
帰刃状態となり性能が変化するモードチェンジ技も存在しており、
通常態では斬撃による攻撃や飛び道具が主体の戦闘スタイルで、
帰刃状態モードではアーマー状態となり、ビームなどの広範囲攻撃で攻める戦闘スタイルとなる。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

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最終更新:2023年09月19日 10:31
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