チャッキー


「やあ、僕チャッキー! 遊ぼうよ!」

ホラー映画『チャイルド・プレイ』シリーズに登場する殺人人形。
声はブラッド・ドゥーリフ氏やマーク・ハミル氏(2019年のリメイク版)が演じているが、
日本語吹替を担当したのは1作目のみ 鈴置洋孝 氏。
『チャイルド・プレイ2』から『誕生の秘密』までは 納谷六朗 氏。
シリーズ7作目の『チャッキーの狂気病棟』以降は 島田敏 氏。

外見は(作中における)アメリカ中の子供達に大人気の「グッド・ガイ人形」。
トーキング機能が付いた絶妙に可愛くないデザインの男の子の人形だが、
その実態は殺人鬼チャールズ・リー・レイ(通称「チャッキー」)の魂が宿った凶悪な殺人人形である。
元々は「湖畔の絞殺魔」として恐れられていた連続殺人犯だったが、
殺人課のマイク刑事に追われて逃げ込んだおもちゃ屋にて銃撃戦の末に致命傷を負ってしまい、
そこにあったグッド・ガイ人形にブードゥー教の秘術によって魂を乗り移らせた。
ちなみに「チャールズ・リー・レイ」という名前は、チャールズ・マンソンをはじめとする実際の殺人者に由来するとか。

その後はグッド・ガイ人形に成り済ましてアンディ少年の手に渡り、最終的に彼の体を乗っ取って復活しようとするが、
チャッキーの正体を知ったアンディの母親カレンとマイク刑事によって阻止され失敗。
暖炉に放り込まれて黒焦げになりつつ、なおアンディに追いすがる執念を見せるも、マイク刑事に心臓を撃ち抜かれて絶命した。
……かに思われたが、ホラー映画の殺人鬼のお約束としてその後何度も復活している。

『チャイルド・プレイ2』では復活したチャッキーが、第一作の後に養護施設へ送られたアンディを追い回す内容となっている。

『チャイルド・プレイ3』では、前作から8年後にドロドロに溶かされたチャッキーの残骸を修復中、人形蝋の樽に血が混じり復活。
16歳になったアンディを恐怖に陥れる。

『チャッキーの花嫁』では、出身地がニュージャーシー州ハッケンサック出身だと判明。
元共犯者であり恋人ティファニー・ヴァレンタインによってまたも復活を果たす。
ティファニーの魂を花嫁の人形に閉じ込めた後、2人は若いカップルを恐怖に陥れ、魂を人体に移そうと図る。

『チャッキーの種』では、前作から6年後、チャッキーとティファニーの子供のグレン / グレンダが両親を生き返らせる。
女優のジェニファー・ティリーに憧れるティファニーは、魂をジェニファーに移すこと、チャッキーは映画監督のレッドマンに移す計画を立てる。

『誕生の秘密』では、シリーズは最初の3つの映画に見られるシンプルなホラー要素に戻る。
1作目の『チャイルド・プレイ』から25年後、今度はニカ・ピアスという少女を苦しめる。
ちなみにニカを演じたフィオナ・ドゥーリフ女史は、チャッキーを演じるブラッド・ドゥーリフ氏の実の娘であり、
この映画で初の親子共演となった。

『チャッキーの狂気病棟』では、ニカを苦しめようとするチャッキーと、成長したアンディとの対決が描かれている。


死ぬまで 君は 僕のバディ
ただの友だちじゃない 君は僕の親友
どれほど愛してるかわからないよね?

2019年のリメイク版では、人工知能を組み込んだバディ人形」という設定になっている。
持ち主の一生の親友になるように設計されており、周囲から学んで行動するようにできている他、他のカスラン社の製品に接続して操作することも可能である。
製造元であるカスラン社の従業員が組み立ての際に仕事の態度を上司に怒鳴られた事で逆ギレし、腹いせに彼の安全予防装置を無効・解除した結果、
彼は持ち主となるアンディとの絆を維持しようとするため次第にアンディに怪我を負わせた猫を殺そうとする等過激な行動を取るようになり、
アンディがスプラッター映画を観て爆笑していた事を「アンディは殺人を喜ぶ」と誤解して最終的に殺人傾向を発展させる。
凶悪な殺人人形であったオリジナル版とは異なり、リメイク版の彼はアンディの事を純粋に友達と思っており、
それゆえに自分とアンディの仲を引き裂こうとする者達を排除するなど、その思考はもはや一種のヤンホモヤンデレである。
同作のエンディング曲「Buddy Song」においても、その思考がより強調されている。
(以上、wikipediaより引用・一部改変)

シリーズ外では超クロスオーバー映画『レディ・プレイヤー1』にも登場。
戦闘中、弾切れに陥った主人公パーシヴァルを援護する為に他プレイヤーから投げ渡された武器の一つ。
……なのだが、明らかにパーシヴァルにも襲い掛かっていた
どうやら敵陣に投げ込んで無差別攻撃させるタイプのアイテムだったようだ。

余談だが『モンスターファーム2』には、恐らくこのキャラクターが元ネタであろうモンスター「チャッキー」が登場している。
ただし海外版では「ラッキー(Wracky)」という名前になっており、2020年の移植版でもそちらの名前に差し変わっている。
そういった経緯を踏まえて移植版では『大人の事情』や『昔の名前で出ています』から再生できるようになった
こうした大人の事情から、アニメ版や『2』以外の作品には登場していない。
また、この種族のレアモンスターとしてくいだおれ太郎人形を模している「デンネン」が存在しているが、
こちらも移植版では黄色と黒のカラーリングに差し替えられた。これはこれで阪神タイガースなどと言われてたりもするが。なんでや阪神関係な…あるか一応
海外版においてはサンタクロースの人形に変更されている。


MUGENにおけるチャッキー

Ldro氏が手描きで製作しており、ボイスがスペイン語のものと英語のものの2種類が存在する。
公開先だったサイトは閉鎖されているが、Mediafireのデータは健在なので入手自体は可能。
イントロではグッド・ガイ人形の箱をナイフで切り開いて登場する他、生前のチャールズがグッド・ガイ人形に魂を移すシーンや、
ティファニーがチャッキーを復活させるシーンが忠実に再現されており、やたらとインパクトがある。

必殺技では銃を発砲したり、金槌やノコギリ、ギターで殴り付けたり、手榴弾を投擲してみたりと中々に芸達者。
また、ティファニー(人形)をストライカーで呼び出すことも可能。
超必殺技は上空から巨大な鏡を降らせたり、ナイフを投げ付けたり、パトカーを召喚して爆破したりと派手なものが多い。
ただし、Readmeの類が付属していないので、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。
AIは未搭載。
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出場大会

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最終更新:2022年09月19日 03:20