“I want to learn the ways of the Force and become a Jedi like my father.”
(フォースを学んで、父のようなジェダイの騎士になります。)
+
日本語吹替声優(Wikipediaより引用・改変)
神谷明
『エピソード4』(レコード版)
奥田瑛二
『エピソード4』~『5』(劇場公開版)
渡辺徹
『エピソード4』(日本テレビ1983年版)
水島裕
『エピソード4』(日本テレビ1985年版)、『エピソード5』~『6』(日本テレビ版)
古谷徹
『The Making of STAR WARS』
塩沢兼人
『エピソード5』(テレビ朝日版)
島田敏
旧三部作(ソフト版)、『ダース・ベイダー降臨』『レゴ エンパイア・ストライクス・アウト』、続三部作
『レゴ フォースの覚醒』
飛田展男
『ギャラクティック・バトルグラウンド』『スコードロン II』
石田彰
『エピソード4 特別篇』(日本テレビ版)、『ローグ スコードロン III』
浪川大輔
『ロボットチキン』
成瀬誠
『ヨーダ・クロニクル』『ドロイド・テイルズ』『フィニアスとファーブ/スターウォーズ大作戦』
鈴木裕斗
『フリーメーカーの冒険』『フォース・オブ・デスティニー』『ホリデー・スペシャル』『恐怖のハロウィーン』『サマー・バケーション』
佐藤拓也
『バトルフロントII (2017)』
須田祐介
『マンダロリアン 』『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』
+
ボイス 集
『エピソード4』吹替比較VIDEO
古谷氏
『エピソード5』吹替比較VIDEO
佐藤氏(6:00~)VIDEO
須田氏VIDEO
映画『スター・ウォーズ』シリーズの主人公。英語表記は
"Luke Skywalker" 。身長は1.72m。
辺境の惑星タトゥイーンの水分農場で
叔父、叔母夫妻の下で育った素朴な若者 。
いつか宇宙に行きたいという夢を懐きながらも、義父母の仕事を手伝う必要からそれを諦める日々を送っていたが、
ふとした偶然から購入したドロイド
R2-D2とC-3PO が
レイア姫 の密偵であると知ったのをきっかけに、
遥か昔、遠い銀河の彼方で繰り広げられる英雄譚に飛び込んでいく事になる。
やがて帝国に滅ぼされたジェダイ騎士団の生き残りであった
オビ=ワン・ケノービ と
マスター・ヨーダ の薫陶を受けた彼は、
親友ハン・ソロ、レイア姫と共に邪悪な帝国と戦う中で、父の仇から
出生の真実 を明かされるも、
暗黒面に落ちる事無くシスの暴政に終止符を打ってフォースの均衡を取り戻し、銀河で最強のジェダイの一人となった。
ライトセーバーによる白兵戦のみならず、宇宙戦闘機「Xウィング・スターファイター」によるドッグファイトもこなす。
父譲りのパイロットとしての才能は恐るべきもので、ルーク率いる「ローグ中隊」は伝説的エース部隊として銀河に名を轟かせた。
(以上、「ルーク・スカイウォーカー|スター・ウォーズ公式」より引用・改変)
演じたのはマーク・ハミル氏。
実写版『
強殖装甲ガイバー 』のCIA捜査官マックス・リード役や、『
超音速ヒーロー ザ・フラッシュ 』のトリックスター役など、
ルークのようなヒーローのみならず、渋い脇役から悪役を中心に活躍しているバイプレイヤーである。
また声優としても活動しており、中でも『バットマン』の
ジョーカー 役はマーク・ハミル以外考えられないほどの当たり役。
他にもアニメ『
スパイダーマン 』の
ホブゴブリン 、ゲーム『Marvel Super Hero Squad』の
レッドスカル などアメコミ大物ヴィラン役や、
日本関係作品では『天空の城ラピュタ』の
ムスカ大佐 や『
龍が如く 』シリーズの真島吾朗、
リメイク版『
FF7 』のドン・コルネオなどの英語吹き替えを担当しているため、
ルーク役のイメージが強い人には驚かれる事だろう。
+
原作ネタバレ。前三部作であるEP4『新たな希望』~EP6『ジェダイの帰還』まで
C-3POとR2-D2を町外れの偏屈な老人ベンに届けたルークは、彼が帝国に滅ぼされたジェダイ騎士団の生き残りオビ=ワン・ケノービである事、
そしてルークこそは伝説的なジェダイ騎士であったアナキン・スカイウォーカーの息子なのだという事を明かされる。
さらに二体のドロイドを追う帝国軍により叔父と叔母を虐殺された事で、ルークは父のライトセーバーを受け継ぎ、帝国軍と戦う事を決意。
無法者ハン・ソロとその相棒チューバッカを仲間に引き入れたルークは、銀河最速の宇宙船ミレニアム・ファルコンで宇宙へと飛び出した。
しかし帝国の最終兵器
デス・スター に潜入したルークは、そこで父の仇である
暗黒卿ダース・ベイダー と対面。
辛くもレイア姫を助け出す事に成功するも、ダース・ベイダーによって師であるオビ=ワンを失うという大きな痛手を負う。
悲しみにくれる暇もなく反乱軍のデス・スター攻略作戦に参加したルークは、帝国軍の猛攻を前に苦戦を強いられる。
さらに再び現れたダース・ベイダーとの猛烈なドッグファイトにより、完全に追い詰められてしまう。
もはやこれまでとなったルークを救ったのは、駆け付けてくれたハン・ソロの援護と、オビ・ワンからの教えだった。
デス・スターの心臓部にプロトン魚雷を撃ち込んで破壊したルークは、反乱軍の若き英雄として仲間と共に讃えられる。
しかしルークの類まれなるフォースの才能を、ダース・ベイダーは逃すつもりは無かった。
ルークを捜索する帝国軍の包囲網と追撃は苛烈を極め、遂に反乱軍は極寒の惑星ホスに追い詰められてしまう。
からくも脱出に成功したルークは、オビ・ワンの導きに従って仲間と別れ、惑星ダゴバへと赴く。
そこにはかつてのジェダイ騎士団の長マスター・ヨーダが隠棲していたのだ。
ヨーダからの一見理不尽とも思える教えに反発しながらもフォースを磨くルークはめきめきと成長を遂げていくが、
それ故に親友ハン・ソロが賞金稼ぎ
ボバ・フェット によって捕らわれ、帝国に引き渡される事をも予知してしまう。
ルークはヨーダからの制止を振り切り、修行を中断して惑星ベスピンのクラウド・シティへと駆け付ける。
だが、そこで待ち受けていたのは仇敵ダース・ベイダーであった。
最強の暗黒卿に対して未熟なルークでは敵うはずもなく、ルークは右腕を斬り飛ばされ、満身創痍となってしまう。
ダース・ベイダーからの暗黒面への誘いを、父はジェダイの騎士だったと叫んで拒絶し続けるルークに対して、
ダース・ベイダーから明かされたのは、彼こそがルークの父
アナキン・スカイウォーカー だという恐るべき真実だった。
*1
“I am your father.”
(お前の父は私だ)
間一髪レイア姫によって救われたルークは、失った右腕に義手を取り付け、新たな戦いへと望む事になる。
それは親友ハン・ソロを助け出し、そして暗黒面に落ちた父を光明面に引き戻すという、過酷な戦いであった。
修行を経てジェダイの騎士として完成されたルークは、ジャバの宮殿からハン・ソロを救出する事に成功。
そして死の淵にあったマスター・ヨーダより、自分とレイアが双子の兄妹であり、それはアナキンすら知らないのだという真実を託される。
反乱軍による第2デス・スター破壊作戦が開始され、帝国軍との最終決戦が繰り広げられる中、
単身第2デス・スターに乗り込んだルークは、皇帝パルパティーンの前で父ダース・ベイダーとの最後の戦いに挑む。
皇帝はベイダーを討てばルークを弟子にすると提案し、ベイダーは共に皇帝を討って銀河を支配しようとルークを誘惑する。
ルークは必死になって暗黒面の誘いを拒絶していたが、父が妹レイアをも暗黒面に引きずり込もうとしたために激怒。
怒りのあまり暗黒面に転落しかけたルークだったが、ベイダーの右腕を斬り飛ばした事で辛うじて踏み留まる。
そしてベイダーにとどめを刺せと迫る皇帝へ、ルークは叫んだ。
“I'm a Jedi, like my father before me.”
(僕はジェダイだ、父が以前そうだったように。)
激怒した皇帝によって殺されかけながらも光明面に踏みとどまるルークの姿と声を聞いたダース・ベイダーは、
その瞬間、光明面の守護者たるジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカーとして帰還を果たし、
フォースの均衡を取り戻す選ばれし者として、命と引換えに皇帝パルパティーンを討ち滅ぼした。
“I've got to save you.”
(僕は、あなたを助けに来たんだ)
“You already... have, Luke.You were right.You were right about me.
Tell your sister...you were right. ”
(もう助けてくれた……。おまえは正しかった。妹に伝えるんだ……。おまえは正しかった、と)
生き延びたルークは父の亡骸を荼毘に付し、ハン・ソロ、レイア、チューバッカ、C3-PO、R2-D2ら仲間達と再会。
帝国を倒して銀河に平和を取り戻した彼らの姿を、霊体となったオビ・ワン、ヨーダ、そしてアナキン・スカイウォーカーが微笑みを浮かべて見守っていた。
MUGENにおけるルーク・スカイウォーカー
海外製のものが複数確認されているが、ここでは以下のルーク達を紹介する。
+
DJ HANNIBALROYCE氏製作
MUGEN1.0以降 専用で、現在はβ版との事。後述の大会に出場しているルークはこちら。
SFCソフト『スーパー・スター・ウォーズ ジェダイの復讐』
*2 の
ドット を用いて製作されており、常にR2-D2が傍らにいる。
なお、
KFM サイズに拡大されているため少々粗いのはご愛嬌。
ブラスターでの射撃やリーチの長いライトセーバーの他、R2-D2をはじめとした
ストライカー などを駆使して戦う。
超必殺技 では本編の映像を用いた
カットイン が挿入されるのが特徴で、
その中の一つはハン・ソロがミレニアム・ファルコンで援護射撃してくれるというものなのだが、
どう見てもルークまで巻き込まれそうになっている のは気にしてはいけない。
他にもイントロでヨーダが登場したり、
勝利演出 でベイダー卿が
「MUHAHAHAHAHAHA 」とか荒ぶっていたり と、
賑やかな演出のおかげで見ていて楽しいキャラに仕上がっている。
AI もデフォルトで搭載されている。
+
Fabry Taz氏製作
海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている手描きのルーク。WinMUGENと新MUGENの双方で使用可能。
右手が義手である事から、恐らく『EP6』での姿が基になっていると思われる。
システムはシンプルな6ボタン方式で、リーチが長いライトセーバーと豊富な
飛び道具 により距離を選ばず戦える。
…が、ライトセーバーによる斬撃は瞬時に傷口が止血されるはずなのに
盛大に血飛沫が飛んだり 、
本来シスが使う フォースライトニングをぶっ放したり、
終いには
相手をフォースで爆発四散させたり、フォースライトニングで消し炭にする フェイタリティ まで使い出す始末。
パルパティーン皇帝やベイダー卿もビックリである。
ちなみに超必殺技の一つで呼び出されるオビ=ワンもフォースライトニングをぶっ放す。
アンタもですか。
また、フォースで相手を拘束して引き寄せる「Force Actraction」という技があるのだが、
これを
コンボ に組み込む事で簡単に
永久 が出来てしまうという、これまたジェダイにあるまじき暴挙が可能。
……既に暗黒面に堕ちているんじゃなかろうか。
AIはデフォルトで搭載されているが、簡易的なものなので強くはない。
出場大会
プレイヤー操作
*1
この事実をよりセンセーショナルな物にするために、
試写会の時点では別のセリフで収録して「ベイダーが衝撃的な一言を!?」と盛り上げさせた上で
(一説にはルークとハン・ソロの友情にヒビを入れる一言だったらしい。後の『EP6』で本当にヒビが入るのは皮肉な話である)、
マスターアップ直前で初めて現在のものに変更されたという逸話がある。
そのため、例のシーンは
演者にとってもガチの絶叫だった と思われる。
またこの描写に関して『EP4』のオビ=ワンはルークにアナキンの死について嘘をついていたとも思われていたが、
後に新三部作が公開され、アナキンの人柄とダース・ベイダーの誕生に至る経緯が詳細に語られた事で
「ベイダーという存在(が生まれた事)によりジェダイの騎士アナキンは死んでしまった」
というのがやや抽象的な表現ながら、
何一つ偽りの無い紛れもない事実 だった事が明らかになったのである。
この大どんでん返しとも言える展開は当時としては斬新であり、
衝撃のあまり
映画館で悲鳴が上がり、上映後には立ち上がれなくなった観客がいた という逸話も。
「倒すべき仇敵の正体が主人公の実の父親だった 」 という展開の草分けであり、本作以後様々な創作物に採り入れられ、
現代においてある種テンプレ化したとも言える。
また、ジャック・ブラック主演の『ガリバー旅行記』でリリパット国の小人達に舞台劇でこのシーンをさせている場面があるほか、
『ザ・シンプソンズ』で若い頃の
ホーマー・シンプソン が公開当時の映画館の前でネタバレをかますという場面がある。
*2
『EP6』の当初の副題は『Revenge of the Jedi』だったが、
生みの親のジョージ・ルーカス氏の「高潔なジェダイの騎士にそぐわない」等の意向により、『Return of the Jedi』に変更。
しかし日本では既に元々の副題で関連品が生産されていたため間に合わず、そのまま『ジェダイの復讐』として公開された。
以後も同邦題のまま上記のSFCソフト等が発売されてきたが、2004年からは変更後の原題に合わせて『ジェダイの帰還』に修正されている。
最終更新:2024年08月07日 15:07