ガイロス


円谷プロの特撮作品『ウルトラセブン』に登場する怪獣。別名「蛸怪獣」。
ゾイド』に登場する帝国や、くわがたポケモンとは無関係。
宇宙人・宇宙怪獣との対立が主軸となる同作において唯一の地球在来の怪獣であり、
まんま既存のタコを巨大化させた外見のスダールを除けば、ウルトラシリーズ初となるタコ型怪獣である。

デザインがかなり独特なタッコング以外の、後年の作品に登場したタガールダロンなどのタコ怪獣と比較すると、
吸盤が手足だけでなく腹部や頭部にも見られるのが大きな特徴となっている。
この吸盤には毒があり、捕らえた相手を弱らせることができるらしい。
背中は海亀の甲羅のようになっており、非常に頑強。
足は1本でも船を軽々沈める程のパワーを誇り、戦闘ではそれらを用いて多方向から相手を締め上げる。

海底に文明を築いたノンマルトに使役されており、城南大学海底探検部の大型船「黒潮丸」を襲撃。
ウルトラホーク1号とハイドランジャーに迎撃されやられたかと思われたが、
実際は死んだふりをしていただけで、ノンマルトがグローリア号で本格的に地上を攻撃したのに伴い活動を再開。
しかし、今度はセブンの迎撃を受け、ホームグラウンドである水中戦でありながら全く敵わず、
アイスラッガーで次々と足を切られて力尽き、海中に沈んでいった。


『ウルトラビッグファイト』のビデオ版では2回に亘って特集されていたが、
何故か片方は再生怪獣特集で採り上げられていた(実際には再生ではなく死んだふりしていただけだが)。
ギエロン星獣「え!?」 改造パンドン「なんで!?」

大伴昌司監修の書籍『ウルトラ怪獣入門』のコーナー「ウルトラ怪獣名勝負」では、
ガイロス・ナメゴン・ゴーガが三つ巴で戦った場合のシミュレートが描かれており、
ガイロスが真っ先に負けるとされている。


MUGENにおけるガイロス

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
スプライトの動きは「spritestudio」を用いて作られている。
戦闘時には足元に海が出現する演出があるが、7P以降ではなくなる。
長めの足を用いた近接戦に秀でた性能をしており、移動技「潜行」で距離を詰めてからの奇襲を得意としている。
また、必殺技「突撃」もリーチや攻撃速度が優秀で使いやすい。
ただし飛び道具に乏しく、距離を開けて一方的に攻撃してくる相手には相性が悪い。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で「首絞め」「ノンマルトの怒り」「海底奇襲」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。

紹介動画

出場大会



最終更新:2023年04月12日 21:10