- 分類:くわがたポケモン
- 高さ:1.5m
- 重さ:55.0kg
- タイプ:むし
- 特性:かいりきバサミ(相手の技や特性の効果によって攻撃が下がらない)
かたやぶり(相手の特性を無視して技を出せる)
- 隠れ特性:じしんかじょう(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)
よるの しぜんこうえんでは カイロスの りっぱなツノが じめんから でていたね。
これは じめんに もぐることで さむさから みをまもっているんだよ。
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担当声優 |
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三木眞一郎
- 『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』『新無印編』(ゴウの手持ち)
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最上嗣生
- 『ボルケニオンと機巧のマギアナ』
ゴウの手持ちはメスでありながら、本作のポケモン図鑑や ロケット団のコジロウ等も演じている三木氏である。
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任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。
ギリシャ神話の時の神ではない(同名の創作キャラが多いのはこれが理由。なお、
クロノスは「時間の神」なのに対し、カイロスは「
時刻の神」)。
また、
「ガ」イロスだと『
ウルトラセブン』の
怪獣や『
ゾイド』に登場する帝国になるので注意。
第一世代から登場している古株で、当時の最終進化・進化無しの種では唯一のむし単タイプであった。
名前の由来は「刻む・切断する」「虫」といった意味を持つギリシャ語の「κοριός」から。
頭部の巨大なツノを振り回して標的を挟む戦法を得意とし、挟んだ獲物は大木すらへし折る膂力で千切れるか、
そうでないときは振り回して彼方まで投げ飛ばすまで離すことは無い。
ツノは自重の倍の相手を持ち上げるパワーがある上、表面に生えた無数のトゲが食い込むため、
挟まれてしまうと脱出は困難。
初代では緑版のサファリゾーンで出現し、ストライクと対の関係として扱われていたが、
現在は
カブト虫がモチーフの
ヘラクロスと対比される事が多い。
ほとんどの地方ではヘラクロスと仲が悪いとされているが、
アローラ地方ではクワガノンと縄張りを争っており、同じくクワガノンをライバルとするヘラクロスと共闘体制にあるらしい。
(以上、wikipediaより一部引用・改変)
- 分類:くわがたポケモン
- 高さ:1.7m
- 重さ:59.0kg
- タイプ:むし・ひこう
- 特性:スカイスキン
(ノーマルタイプの技を使用すると、ひこうタイプに変わり、威力が1.2倍になる)
メガシンカし とべるように なった。
よほど うれしいのか めったに ちじょうには おりてこないぞ。
『X・Y』ではメガシンカポケモンの1体として強化態「メガカイロス」を獲得。
メガシンカのエネルギーで背中の翅が異常発達し、大きな鞘翅と翅が発生して現実のクワガタの如き飛行能力を獲得。
頭のツノに生えたトゲの形状はより大きく鋭利なものになり、目の色は黄色く変わる他、
腕の一部も高速飛行に適応した形状に変化する。
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メディアミックスにおけるカイロス |
アニメでは無印4話にて、主人公であるサトシの記念すべき初めてのトレーナー同士のバトルで、
対戦相手であったサムライ少年の手持ちとして登場している。
ビードル戦で疲弊していたピジョンをそのまま圧倒し、続けてトランセルに「はさむ」を見舞うが、
「かたくなる」で鋼鉄のようになった トランセルにまるで歯が立たず、ツノが折れてしまった。
またアニメ第7シーズンでは主人公の1人であるゴウの手持ちの1匹として登場している。
好戦的な印象が強いアニポケのカイロスの中では珍しく照れ屋で臆病な性格でバトルを嫌がる個体であったが、
33話でオスのヘラクレスに惚れた事で性別がメスと確定
(「 ウホッ!いいポケモン…」の前例から、一瞬でも 同性愛者疑惑を持ったユーザーも少なくない)。
この従来のカイロスの印象に反したギャップが視聴者に大きな印象を残したのか、
ゴウの手持ちの中では比較的出番に恵まれていた。
なお、バトルは苦手だが不得意という訳ではなさそうで、ヘラクロスも苦戦したラランテスを撃破している。
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では、第6章におけるバトルファクトリーでのダツラ戦にてエメラルドが使用しているが、
過去章の主人公であるクリスタルが捕獲した個体を借りたのであって、エメラルドの正規の手持ちではない。
その後の第12章でも主人公の一人であるエックスの手持ちとして「ルット」と名付けられた個体が登場。
武人肌で、ライバルのストライクとの決闘を繰り返す日常を長年送っていたが、
フレア団によって最終兵器起動のためにストライクが生命エネルギーを奪われて仮死状態となってしまう。
好敵手を失ったことで闘争本能を持て余し、代わりの決闘相手を探していた所で遭遇したエックス達とのバトルでストレスを発散。
「ストライクが元気になるまでの間一緒に行こう、強敵と戦うので修行になる」という説得に応じて手持ち入りした。
エックスの指示とは言え、ワイに擬態したエスプリにダイレクトアタックして頭をハサミでカチ割った場面が非常に有名
(そのコマだけ見ると、前後の流れが分からないままカイロスが人を襲っているようにしか見えない)。
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原作中の性能
HP:65
攻撃:125
防御:100
特攻:55
特防:70(初代のみ55)
素早さ:85
第1世代ではタイプ一致のむし技を覚えないばかりか碌なサブウェポンも持たず、
一撃必殺技の「ハサミギロチン」で運ゲーに持ち込むか、非かくとうタイプの「じごくぐるま」使いとして、
対
ケンタロス要員の一角として使われる程度で、お世辞にも強いとは言えなかった。
続く第2世代以降はヘラクロスという強力なライバルの登場によりますます肩身が狭くなった。
第3世代で多数のサブウェポンを手に入れたが、ヘラクロスもほぼ同じ型が可能で、
第4世代でようやくタイプ一致の「シザークロス」を取得するも、
「メガホーン」持ちのヘラクロスには種族値は互角でも技の威力で劣っており、
やっぱり特性「かたやぶり」で「がんじょう」を無視して「ハサミギロチン」で運ゲーに持ち込むのが数少ない差別要素であった。
第5世代では同じ「かたやぶり」持ちで瞬発火力の高いオノノクス・ドリュウズが登場し、
しかもオノノクスはカイロスより火力が高い上に「ハサミギロチン」持ちで、
ドリュウズも「ハサミギロチン」は持たないが「つのドリル」「じわれ」が可能なため、
それ以前の世代で唯一かたやぶり&一撃必殺が可能だったという希少なカイロスの個性が失われてしまった。
このようにカイロスは対戦では長らく不遇の扱いを過ごしていた。
カイロスが環境に君臨したのはメガシンカを得た第6世代からであった。
「あばれる」は「スカイスキン」とタイプ一致補正の乗算で威力234という超火力を実現し、
「でんこうせっか」「フェイント」などの先制技も相当な威力となる。
「ハサミギロチン」は「かたやぶり」とのコンボはできなくなるが「スカイスキン」の影響でひこう技に変化して、
ゴースト受けすることができなくなる(無効タイプなしになる)ため、これはこれで使い道はあった。
メガシンカしたことでライバルのヘラクロスに4倍弱点を楽に突けるようになったため
「ヘラクロスへの殺意が凄い」「ヘラコロス」等と言われることも
『ORAS』以降は同特性かつ種族値に優れたメガボーマンダに採用枠を奪われたり、
続く第7世代でもスキンの弱体化や先制技を無効化するカプ・テテフの登場などにより勢いこそ落としたものの、
先制技の有無や天敵であったファイアローが環境から消えたことなどから、なお一定の需要はあった。
しかし、第8世代ではメガシンカそのものが不採用となったため、大きく採用率を落としてしまった。
動画サイトなどではにじさんじ所属のバーチャルYoutuberである椎名唯華の相方として名高い。
というのもこの椎名唯華はにじさんじ屈指の豪運の持ち主として知られており、
実際に対戦でカイロスを使ってハサミギロチン4連続成功(成功率0.81%)という冗談のような所業をやらかしており、
運ゲーに強いユーザーが運ゲーするとどれだけやばいかを対戦相手と視聴者にこれでもかという程に知らしめたためである。
なお、このカイロスは元々は葛葉が入手した個体を交換で強引にかっぱらったものなのでこの快進撃を知った彼は大層嘆いていた
MUGENにおけるカイロス
Joey Faust氏によるキャラが存在する。
単体ではなく、氏が製作しているコンプゲーのキャラとして公開されている。
入手するにはキャラパックごとDLする必要があるのだが、解凍前で2GB以上という尋常でないサイズなので注意。
操作方法は6ボタン方式で、主に突進技や投げなどの近接攻撃がメインだが、
必殺技に
ゲップ音と共に謎の光弾を放つ
飛び道具がある。
AIは簡易的なものがデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2025年03月17日 14:51