リトル・マック とは、【パンチアウト!!】のキャラクター。
リトル・マック |
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他言語 |
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別名義 |
リトルマック リトル マック |
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身長 |
172cm | |
体重 |
48kg | |
初登場 |
【パンチアウト!!】 |
パンチアウトシリーズの主人公。
階級は無差別級で、体格の差をものともせずヘビー級かそれ以上の巨漢ボクサーに立ち向かう。
シリーズに登場する敵ボクサーに比べるとかなり小柄に見えるが、実際には身長172cmで、軽量級選手並というにしては結構大きい。
ただし体重は48kgと名前通りガリガリ(BMIは16.22。WHOの基準では16.00~16.99の範囲なのでギリギリ痩せ判定)。
主人公。アーケード版とファミコン版とでやや見え方が異なる。
主人公の外見は完全に別人となっているが、『ファイトナイト ラウンド2』にゲスト出演した際には彼がリトル・マックとして扱われている。
かなり久々の復帰作。3D化された事で体格差が分かりやすくなった。場面によっては半透明になる。(半透明化は『スーパーパンチアウト!!』の頃から存在した)
本編での戦い方は『スーパーパンチアウト!!』の主人公から特に変化はないが、マルチプレイでは「ギガ・マックメーター」を貯める事で、筋骨隆々の新形態「ギガ・マック」へと変身が可能となった。
ギガ・マック時はチャージパンチやアッパーカット等の特殊動作が可能となり、一定時間で解除される。
最初は太った体型で登場。
彼のダイエットを手伝い、理想の体型にすると彼の願いを叶える事ができるようになる。
「あさっての情」というテーマ曲がある。
アシストフィギュアとして登場。「リトルマック」表記。
PUNCH-OUT!!発売前だったのでデザインが異なる。
初期ファイター。デザインはPUNCH-OUT!!順守であり、前作のアシストフィギュアに比べると端正な顔つきになった。
最後の切り札は「ギガ・マック変身」。ギガ・マックとなり、攻撃力が大幅に上がる。
全ファイター中トップクラスの地上戦性能を持ち、特にスマッシュ攻撃は高威力・高決定力・ほぼ隙なしでありながら相手のスマッシュ攻撃にもひるまないレベルの強固なスーパーアーマーが付いているというわけがわからないレベルの性能。
さらに「KOゲージ」という独自システムも有しており、自分がダメージを与えたり逆に受けたりする事で蓄積し、MAXになった状態で通常必殺ワザを発動すると相手を低%で撃墜できる「KOアッパーカット」を放つことができる。
スーパーアーマーで敵の攻撃を強引に耐え抜いて一撃でKOするヘビー級ボクサーもびっくりの有様に、敵の攻撃を掻い潜るパンチアウト!!シリーズの面影はない。
足も速く、ダッシュスピードはなんとフォックスをも上回る。
その反面、空中戦性能は前ファイター中ワーストクラス。打ち上げた敵を追撃するのが苦手なのはもちろん復帰力も貧弱極まりなく、ひとたび場外に持っていかれると上Bや横Bでどうあがいても復帰できないなんてこともザラ
以上のことから起伏のないステージで正面から打ち合うのを得意とする一方、高低差が激しいステージでは途端に力を発揮できなくなる。
特に空中攻撃の性能が死んでいるせいでスマッシュボール争奪戦はかなり苦手。
この性質はスマブラシリーズで人気の対戦形式「終点・アイテム無し・1on1」の性質、forにおける「ガチ部屋」ルールに非常にマッチしており、発売当初のオンラインではかなりの使用率(*1)を誇っていた。
……が、ある程度対戦環境が煮詰まってくると、空中戦が壊滅というデメリットがあまりにも重く、終点でやり合うにしても崖を後ろにして放り投げた後に復帰妨害をされるとそれだけで何もできなくなる事態が多発。
地上戦においても強力な技にはそれなりに後隙はあり、掴みの性能は最低クラスで投げ技の威力も微妙と、割と付け入るスキも多かったりする。
そんなこんなで実際の所の性能は通常の乱闘はもちろん、ガチ部屋ルールにおいてもお世辞にも強いとまでは言えない方で、強キャラだと思って使われていた初期のキャラ別使用率ではぶっちぎりの最下位だった。
崖後ろポイだけで死にかねない自身のピーキーさを理解しつつ、高いバースト力を効果的に活用する必要がある上級者向けのキャラ。
前述の通りスマッシュ攻撃が破格の性能を持つためダメージ稼ぎでも使っていきたいところなのだが、これに頼り切っていると、いざ撃墜というときにワンパターン相殺がかかってまともに吹っ飛ばせなくなることが多い。
勝つためには「技の性能に頼り切らず、相手の隙を見逃さず的確に攻撃を叩き込んでいく」という、結果的にパンチアウト!!の雰囲気が再現できているキャラとなっている。
色替えでワイヤーフレームにする事ができ、
ワイヤーフレームで勝利すると【ドック・ルイス】?が「目立ちすぎじゃねえか?目がチッカチカしやがる」、「なんとも妙な具合だな。懐かしい感じがしやがる」、「すげえ動きだな。なんだか透けて見えちまったよ」とワイヤーフレームならではの台詞を言う。
ちなみにWii版のPUNCH-OUT!!設定では身長172cmなのだが身長171cmの【シュルク】より背が低い。
隠しファイター。
最後の切り札の名称は「ギガ・マックラッシュ」になり、機能は大きく変わった。
地上戦向けだったforの頃でさえ空中戦の弱さがキツかったにもかかわらず、SPのシステムが空中戦向けの戦闘バランスに調整されたため、かなりの逆風が吹き荒れることになる。
右も左もバッタで攻めてくるファイターだらけの本作で、空中攻撃の性能が死んでいるという欠点は重い。
それだけならまだしも強攻撃が弱体化されてスマッシュ攻撃へと繋ぎづらくなってしまい「地上戦は強いが空中戦は弱い」どころか「地上戦は平均よりマシだが空中戦は弱い」レベルまで落ち込んでしまい、かなり弱体化。
PUNCH-OUT!!で裏ボスとして登場した【ドンキーコング】との相性は壊滅的で、得意の地上戦に持ち込もうにもハンドスラップを連打されるだけで近づくのも難しくなってしまい、掴まれてリフトアップされようものならちょっと場外まで運ばれた後に投げるなりダンクされるなりするだけでもう復帰できなくなってしまう。
現在では何度かアップデートで隙の短縮等のアッパー調整が入り、ある程度マシになった。
初登場時はあまりにも極端な性能で物議を醸した彼だが、そのハイリスクハイリターンな戦闘スタイルに心ひかれたユーザーも多いようだ。
勝ち上がり乱闘は「異種格闘戦!!」で格闘系っぽいファイターと連戦することになる。
ファイターとしての最後の相手は『PUNCH-OUT』で裏ボスとして登場した【ドンキーコング】。
最終ボスはマスターハンド・クレイジーハンドはボクサーとして「両手」を相手にするということなのだと思われるが、空中戦が苦手な彼にとってつらい戦いとなる。
相変わらず色替えでワイヤーフレームにする事ができるがドック・ルイスの台詞が前作に比べてちょっと短くなった。
GC版で珍しくゲスト出演。『スーパーパンチアウト!!』の主人公の外見。