【ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説】

このページでは2021/11/21発売の ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説 を解説する。
1989/08に日本国外で発売した【ゲーム&ウオッチ】版は【ZELDA】?を参照。

概要

ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説


他言語

Game & Watch: The Legend of Zelda (英語)

ハード

【ゲーム&ウオッチ】

画面

2.36インチ フルカラー液晶

内蔵バッテリー

リチウムイオンバッテリー/USB Type-C™端子から充電

発売元

任天堂

プレイ人数

1人

発売日

2021/11/12 (日本)

値段

5,480円(税込)

レーティング

CERO:B(12歳以上対象)

同梱内容

ゲーム&ウオッチ本体1台
USB充電ケーブル1本

シリーズ

ゼルダの伝説シリーズ

【ゼルダの伝説】35周年を記念して作成された【ゲーム&ウオッチ】
2020年に発売した【ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ(2020)】同様、現在の技術で改めて作成されており、ゲーム&ウオッチではあるが十字ボタンとA・Bボタン、さらにがSTART・SELECTボタンが用意されており、フルカラー液晶・充電用のUSB端子も完備。
(『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』の時は、大した使用用途が無かったためSELECTボタンが用意されなかったが、本機では「サブ画面を出す」「地図を出す」等、ゲーム中に個別の機能が割り当てられているため用意されたと考えられる。)

収録されているタイトルは『ゼルダの伝説』だけでなく、【リンクの冒険】【ゼルダの伝説 夢をみる島】【バーミン】も含まれており、更にゲーム&ウオッチの名に恥じぬよう「ゼルダ時計」モードに切り替える事も可能。
なお、無印版『夢をみる島』が完全に移植されたのは本作が初である。
更にこれらの作品は日本語版だけでなく日本国外版も収録。『ゼルダの伝説』と『リンクの冒険』は日本語版・英語版の2国の言語、『夢をみる島』は日本語版・英語版・ドイツ語版・フランス語版の4国の言語のバージョンで遊ぶ事ができる。

収録タイトル

ゼルダ時計

『ゼルダの伝説』を模したグラフィックの時計。
【リンク】が時計内で12時間かけて【ガノン】を倒すまで実際に冒険する。
操作しなければ自動で冒険を行うが、ボタンを押せば時計内のリンクを操作可能。
ゾロ目の時間になるとイベントが発生する。

ショートタイマー

『リンクの冒険』を模したグラフィックのタイマー。背景のステージを森、砂漠、神殿の3つから選ぶ事ができる。
実際に操作する事も可能。時間内に倒した敵の数の最高数が記録される。
タイマー時間の設定画面でAボタンを5秒間長押しすると、21体の魔物を次々と倒して時間を競うタイムアタックモードで遊べる。最短のクリアタイムが記録される。

新要素・機能変更点

  • ハートMAX
    『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』『夢をみる島』で使用可能。
    『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』では、セーブデータ選択画面でファイルを決定する時、スタートボタンを押さずにAボタンを5秒間長押しする事で効果音が鳴り、LIFEが最大値の状態でゲームを開始できる。(公式サイトではハートと表現しているが、ゲーム中の表記に従うなら『ゼルダの伝説』でもLIFEが正しい。)
    『リンクの冒険』では他の2項目もLV8の状態で、さらに残り人数も8で始まる。
    『ゼルダの伝説』と『リンクの冒険』ではゲームオーバー後のコンティニュー時にAボタンを5秒間長押ししてもハートMAXモードにできる。
    『夢をみる島』ではファイル作成後1度もセーブをしていない最初から始める時限定で、Aボタンを押した後画面が切り替わってそのまま5秒間長押しする事で効果音が鳴り、家を出るとライフゲージが最大値の状態になる。(公式サイトではハートと表現しているが、説明書に従うならライフゲージが正しい。)
    『夢をみる島』ではゲームオーバー後のコンティニュー時にAボタンを押した後画面が切り替わってそのまま5秒間長押しする事で効果音が鳴り、ライフゲージが全回復する。(ハートMAXモードにはならない)
    なお、公式サイトの説明では3作共通して[ファイルを選択して最初から始める時]とあるが実際は誤りで、最初から始める時限定なのは『夢をみる島』のみ。
    (公式サイトの説明では[「夢をみる島」では、後から「ハートMAX」に切り替えることはできません]という補足もあるが、3作共通して[ファイルを選択して最初から始める時]と書かれているので矛盾した補足となってしまっている。)
  • 画面サイズ設定
    『夢をみる島』では液晶フルサイズと、左右に黒い余白を追加したオリジナルサイズの2種類の画面比率を選ぶ事ができる。
  • 途中セーブ
    『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』では、セーブ選択画面の呼び出しコマンドが変更されており、STARTボタンを押してサブ画面・魔法選択画面にした後、A・B・START・SELECTを同時押しする事で呼び出せるようになっている。
    原作では2コンでコマンドを押す必要があり、本機には2コンが無いため操作が変更されたと思われる。
    このコマンドは『夢をみる島』でセーブ選択画面を呼び出すコマンドと同じあり、『夢をみる島』の操作に統合されたと言える。
    なお、公式サイトの説明では「同時押し」とあるが、STARTボタンを再度押すとサブ画面・魔法選択画面が閉じられてしまうので、実際はA・B・SELECTを押しながらSTARTを押す方がやりやすい。
  • GAME C
    『バーミン』のタイトル画面で5秒間Aボタンを長押しすると、「GAME C」が登場。一度ミスするとGAME OVERになってしまう高難易度モード。
  • ロード時間なし
    本機では『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』でのロード時間がほぼ無くなっている。(場合によっては一瞬「オマチクダサイ」や「WAIT」の表示が見える事もある。)
    従来のディスクシステム版の移植では、実際にはロード時間がかからなくても、ロード画面が表示されていた。

リンク

コメント

  • 断言はできませんが、夢をみる島のセレクトボタンバグは修正されている可能性があります。数回同時押しすれば割と簡単に発生させられるはずですが、10回以上何度行っても発生しません。購入した人は試してみて下さい。 - 名無しさん (2021-11-18 20:03:59)
    • 何度も思考した結果、ENGLISH版のみセレクトボタンバグに成功しました。 - 名無しさん (2021-11-18 23:44:29)
    • 釣り堀のバグはENGLISH版でも成功しません。細かいバグ修正によるバージョン違いがあるんですかね? - 名無しさん (2021-11-21 17:08:41)

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最終更新:2024年07月12日 02:08