ゲーム&ウオッチ とは、任天堂のゲーム機。
ゲーム&ウオッチ |
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他言語 |
Game & Watch (英語) | |
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ふりがな |
げーむあんどうおっち | |
発売元 |
任天堂 | |
メディア |
内蔵ゲーム | |
電源 |
ボタン電池2個 | |
発売日 |
1980/04/28 (日本) | |
値段 |
SILVER/GOLD:5,800円 WIDE SCREEN:6,000円 MULTI SCREEN:6,000円 TABLE TOP:7,800円 PANORAMA SCREEN:6,000円 NEW WIDE:4,800円 SUPER COLOR:6,000円 MICRO VS. SYSTEM:6,000円 |
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日本販売数 |
1,287万台 | |
世界販売数 |
4,340万台 | |
任天堂が発売した携帯用のゲーム機。
その名の通り、ゲームと時計の両方の機能を兼ね備えている。
開発経緯としては、横井軍平が電卓で遊ぶ人を見て暇つぶしのできる小型ゲーム機を閃く。
シャープとの協力により完成し、シンプルな操作体系を目指して使用するボタンも2ボタンのみに。
開発時は3ボタンで設計されていたため、残ったボタンは時計用として割り振られた。
ゲーム機とゲームの一体型ハードであるため、商品展開と共に様々な本体シリーズが発売しており、外見はゲームに応じて異なる。
本ハードはこれまで不調であった任天堂の商品の中で奇跡の大ヒットを記録し、70億円の借金を返済し、更に40億円もの黒字を計上。
任天堂が本格的にゲーム業界を始めるきっかけとなった。
また、この大ヒットにより各社からこぞってLSIゲームが発売されるようになり、このLSIゲームブームはカートリッジ交換式の【ファミリーコンピュータ】や【ゲームボーイ】の販売まで長らく続く事となる。
最初期のゲーム故に現在から見るとゲーム性は単調であるものの、以降のハードでは【ゲームボーイギャラリー】等のタイトルに収録されたり、【クラブニンテンドー】の景品や【ニンテンドーDSi】用のニンテンドーDSiウェアとして販売されたりと、何かと再プレイする手段が存在している事がある。
また、近年では任天堂のゲームシリーズのアニバーサリー記念として新作のゲーム&ウオッチが製造されるケースも見られている。
原則として「ゲーム&ウ
オ
ッチ」という表記だが、『ゲームボーイギャラリーシリーズ』で「ゲーム&ウ
ォ
ッチ」と表記していたためか、それに合わせる形で一時期は「ゲーム&ウ
ォ
ッチ」と記載されていた事があった。
【ゲーム&ウオッチコレクション】?の発表辺りからは「ゲーム&ウ
オ
ッチ」に再度統一されている。
最初期に出たシリーズ。全8タイトル。
SILVERは後付けの名称で、【マンホール】から出た作品は金色のGOLDの名称が付けられている。
GOLDシリーズはスタンド内蔵、アラーム機能、ミス帳消しの機能が追加されている。
画面サイズを1.7倍に拡大したシリーズ。全10タイトル。
点数が増加するチャンスタイムルールが追加された。
2画面になっており、折り畳むことができる。全15タイトル。
【ニンテンドーDS】が出た際にはそっくりな形状故に何かと話題に上がっており、任天堂のゲームでもネタにされている。
置いて遊ぶタイプのゲーム&ウオッチ。自然光を鏡に反射してカラー液晶表示を実現している。全4タイトル。
TABLE TOPを持って遊べるようにしたタイプ。3タイトルがそちらと重複している。全6タイトル。
WIDE SCREENの廉価版。全8タイトル。
縦長でカラーフィルムが張られている。全2タイトル。
コントローラが2つ付いており、対戦プレイを楽しめる。全3タイトル。
日本未発売。液晶の反射板がない。全3タイトル。