ガノン とは、ゼルダの伝説シリーズのキャラクター。
ガノン |
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他言語 |
Ganon (英語) |
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性別 |
男 | |
職業 |
魔王 | |
声優 |
『BSゼルダの伝説』:加藤精三 『ゼルダの伝説 4つの剣+』:長嶝高士 |
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初登場 |
【ゼルダの伝説】 |
様々な時代で暗躍する【ブタ】(あるいは【イノシシ】?)に似た姿の大魔王。時代によって姿は異なるが、力のトライフォースを宿す事が多い。
【ガノンドロフ】という人間型の姿で登場する場合もあるが、その際には怪物体としてこちらの姿に変身するのが基本である。
ラスボスであり黒幕。ハイラルを襲った大魔王。
力のトライフォースを強奪し、知恵のトライフォースの奪取を企む。
【インパ】をガノン討伐の使いに出し、知恵のトライフォースを分けて封印した【ゼルダ】に怒り、本拠地のデスマウンテンへと幽閉した。
ゲーム中ではデスマウンテン(LEVEL9)の最奥で登場し、透明で移動しながら防御不可のビームを放って攻撃する。彼に接触すると大ダメージを受ける。
剣で数回斬ると色が変わるのでそこに銀の矢を放てば倒せる。ソードなら15回、ホワイトソードなら8回、マジカルソードなら4回当てると変色する。
本作では彼だけは倒すのに剣が必要。
前作で倒れたものの、残党が復活を目論んで暗躍する。
ゲームオーバー画面になると真っ黒の画面に「RETURN OF GANNON THE END」と白文字で表示され復活が示唆される。日本国外版ではここでシルエットが登場する。
ラスボス。魔盗賊ガノンドロフがトライフォースに触れた為、この姿になった。
かつてハイラルを窮地に追いやったが、後の世で「封印戦争」と呼ばれる戦いで賢者たちによって聖地ごと封印された。
しかしその力は健在であり、聖地を力のトライフォースの魔力で闇の世界へと作り変えてしまう。
自らの分身である悪の司祭【アグニム】によって封印が解除し、2つの世界の支配を企む。ガノンの塔でアグニムを退けた後、ピラミッド内部で戦う事になる。
戦闘は4段階に分かれており、トライデントを振り回し、火炎で攻撃するという2Dゼルダの伝説シリーズに置けるガノンの基本戦術を展開。以降もこれを模した戦術を取る事が多い。
途中までは剣でダメージを与え、最後は闇の秘術で火が消えるので燭台に火を灯した後、剣で斬りつけて水色に変色したところを銀の弓矢で4回狙撃する事で倒せる。ちなみに銀の弓矢を使わなくても倒す方法はあるのだが、燭台に火を灯す為の魔法力が多く必要になる。
Lv2の剣(マスターソード)では回転斬りしか効かず、Lv3の剣では突きが効かない。
第3段階でガノンにダメージを与えると戦場の端の床を落とし、その穴に落ちると【リンク】は下の階へ進み、ガノンの体力が全回復してしまう。
元々は盗賊のガノンドロフだったという設定が本作から登場(ガノンドロフとしてはまだ出て来ない)し、以降のシリーズで定着するきっかけとなる。
シャドー?の形態の一つとして登場。第4形態として戦う。
ラスボス。本作のボスの中で唯一肩書きが存在しない。追い詰められたガノンドロフがこの姿に変身する。
豚を思わせる意匠は残っているが、ずんぐりした丸みを帯びていた、まだどこかコミカルさを残したデザインだった『神々のトライフォース』とは違い、威圧感溢れる魔人のようなデザインとなった。
二刀流の大剣を振るって戦う。
いきなりマスターソードを弾かれてしまうので、まずはメガトンハンマーやダイゴロン刀を使おう。回転アタックなどで後ろに回り込んで弱点の尻尾を狙うべし。デクの実も効く。
10回ダメージを与えるとダウンして周りの炎が消えるのでその際にゼルダのすぐ左に刺さっているマスターソードを回収。マスターソードに持ち替えて尻尾をひたすら狙い、とどめを刺そう。この戦闘ではマスターソードの攻撃力が通常の4倍になっている。第2段階での最大HPは「40」。
攻撃が激しくなっているので額に光の矢を打ち込んで動きを止めるのが有効。自信があるなら回転アタックで股下をくぐり抜けよう。
2本の大剣で斬り付けてくるが盾で防げる。ピンチになったら城の瓦礫をバクダンで破壊するか、ガノンに壊してもらおう。
尻尾を攻撃し続けていると再びダウンして、ゼルダが光を当てて封印の準備を始める。最後にマスターソードでとどめを刺そう。回転斬りでは何故かとどめを刺せない。ちなみにマスターソード以外のアイテムでもとどめを刺せない。
最終的にガノンドロフの姿に戻って封印された。
これはガノンドロフにも当てはまるが血の色が、中期版までは赤、後期版では緑になっている。移植やリメイク作での血の色は後期版と同じ。
両方の章に登場するラスボス。ただしリンクシステムを使用して引き継いだ章でしか出て来ない。
ゼルダを取り戻された【ツインローバ】が自らを生贄にして呼び出したため、不完全な状態になっており、知性を持たない。
新技として、操作を反転させる空間を作り出したりもする。
ラスボスだけあって体力は高いものの、こちらの火力はインフレを重ねているためそこまで手強い相手ではない。
「ハイラルアドベンチャー」のラスボス。本作でもガノンドロフが変身した姿。ちなみに一人称は「俺」。
ピラミッドに封印されたトライデントを奪い、風の魔神【グフー】?を復活させて各地を攻撃させた。風の塔の地下で戦う事になる。
最初はトライデントを振り回して空を飛んだり、トライデントからビームを放ったり、リンクと位置を入れ替えた後にトライデントを投げてくる。フォーソードで攻撃しよう。
ある程度ダメージを与えると捕らわれていたゼルダ姫が解放され、封印の準備を始める。この段階では魔法弾を放ってくるのでそれを跳ね返し続け、ダウンしたら弓矢で光の球を射抜いて彼に当てよう。
最終的にフォーソード内へ封印された。
ラスボスのガノンドロフの形態の一つとして登場。本作では「魔獣 ガノン」(魔獣は肩書き)という表記。
今までは巨大な豚の怪物といった意匠が強かったが、本作ではライオンのようなたてがみとマンモスのような長い牙を生やした猪のような巨獣となっている。
人間体のガノンドロフの面影を残しつつ「豚の魔物」というラスボスとしては扱いづらいモチーフを上手にラスボスチックな威圧感あるデザインにまとめ上げており、以降の3Dゼルダではこのデザインをベースに登場することが多い。
「ガノン憑依 ゼルダ」を倒した後にこの形態との戦いとなり、ひたすら突進を行う。ポータルの力で短距離ワープする事もある。ダメージが蓄積するとリンクの頭上へワープしてから押し潰す攻撃も加わる。
リンクは【ミドナ】と協力して戦う事になる。
突進を止める方法は二つあり、一つがまず額の宝石を矢で射抜くこと。射抜くとその場で昏倒する。
もう一つは狼に変身した状態であえて棒立ちになって突進を引き付けること。そうするとぶつかる直前に「受け止める」というコマンドが出てくるため、それを受け止めるとリンクが踏ん張って突進を耐えつつ、ミドナが髪でガノンの頭を掴んで投げ飛ばしてくれる。
矢で昏倒させる方法はしばらく繰り返してると前述のポータルワープで矢を避けるようになるため、大人しくミドナで投げ飛ばした方が良い。
昏倒した状態で腹部の古傷を攻撃するとダメージを与えられる。狼状態で噛み付いてもいいが、いったん人間に戻ってマスターソードで斬りつけた方がダメージは高い。
追い詰められた末の暴走した姿ではなく自分の意志で変身しているためか、珍しく最終形態ではなくこの後に人型の姿に戻って戦闘が続行される。
ガノンという名は出て来ないが、【封印されしもの】?(【終焉の者】?)がガノンの前世である事、そして終わらない因縁関係を持つ事が示唆されている。
【ユガ】によって復活するが、なんと取り込まれて利用されてしまう。喋らない。
倒された後は再封印された模様。
ガノンドロフが魔獣ガノンに変身するという形でラスボスとして登場する。
トワイライトプリンセスの魔獣ガノンに似ているが、完全に魔獣だったあちらとは違い、前足が人間の腕のような形をしており、獣寄りの半人半獣のような容姿をしている。
ラスボスだけあって攻撃パターンは多種多様で、ウィークポイントを突くためには全てのアイテムによる攻撃が必要となる。
DLCのガノンパックを購入、もしくは『ハイラルオールスターDX』ではなんとその巨体のままプレイアブルキャラとして参戦している。
リンクらとは文字通りケタ違いの圧倒殲滅力を誇るラスボスに相応しい性能の持ち主。
執念のみが【厄災ガノン】?として登場。更に分裂体として4種の【カースガノン】(【風のカースガノン】?【水のカースガノン】?【炎のカースガノン】?【雷のカースガノン】?)といった存在まで作り出し、ハイラル全土を荒らし回っている。
ひたすらはた迷惑な存在である。ゼルダ姫はそんな厄災を100年以上も封印し続けたという……。
ハイラル城に巣食う厄災ガノンを倒すと魔獣ガノンへと変身する。
【ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム】のガノンドロフが何か関わっていそうだが、関連性は不明。
「ゼルダ時計」は彼を倒すまでオートで冒険するリンクを見る事ができる。
ゼルダを捕らえた後、7日後にミナミノ遺跡へやってきたリンクと戦う。この時は実際にリンクを操作して戦う事になるのだが、名前は表示されない。
プロローグのボスなのにリンクが高性能だからか容赦せず、トライデントで突いたりトライデントを投げる。左手から魔法弾を放つ事もあるが剣で反射可能。ラリーを続けて魔法弾を当てるとダウンする。
リンクに倒された後はトライデントを床に突き刺し、裂け目を出した。
ゼルダが無の世界にあるハイラル城内を進んでいくと、地下2階の広間に偽【ハイラル王】/偽【サダリ大臣】/ 偽【ウギ将軍】が待機しており、イベント後に合体してそのままダンジョンボスとして戦う事になる。
攻撃パターンに炎のコウモリ(【ファイアキース】ではない)を飛ばす攻撃が加わっている。投げられたトライデントはシンクで掴める。魔法弾は剣士モードの剣で弾き返せる。
倒すとハートのうつわを出して消滅する。
メインチャレンジでは【ヴァルバジア】や【ゴーマ】より先に戦う。
ダンジョンボスとの再戦も可能な「ねむり道場」では「強者たちの集い・終」に登場し、連戦の最後に出てくる。
本作では【ヌゥル】が召喚したカリモノという扱いであり(それ故に本物の彼は出てこない)、ヌゥルはどうやってガノンの情報を得たのかは現時点で不明である。開発者インタビューでも特に明言はされていない。時系列的に『神々のトライフォース2』の個体を参照した可能性もある。
一応喋る。ヌゥル戦では最終段階でヌゥルが黒いコイツを召喚する事もある。
ガノンドロフが最後の切りふだを発動すると「魔獣ガノン」の姿に変身して攻撃する。
引き続き、ガノンドロフが最後の切りふだとして「魔獣ガノン」が登場。
ガノンドロフが『ゼルダの伝説 時のオカリナ』基準になったため、最後の切りふだは「魔王ガノン」に変身するようになった。性能そのものは魔獣ガノンと変わらず広範囲に突進するのみ。
「灯火の星」では闇の世界の聖地のボスとして登場。「勝ちあがり乱闘」では、リンク・ゼルダ・【こどもリンク】・【トゥーンリンク】・【セフィロス】のルートで登場する。ゼルダルートではガノンドロフからの連戦になる。セフィロスルートではラウンド5で戦う。
原作同様基本的に尻尾にしか攻撃が効かないが、ダウン中は全身に食らい判定が付く。
剣による攻撃しか使わなかった『時のオカリナ』のガノンと違い『ゼルダ無双』のガノンドロフが使っていた剣に纏わせた雷を発射する技や、『ブレスオブザワイルド』の魔獣ガノンが使っていた口から薄紫色の光線を放つ技なども使ってくる。
灯火の星では倒すとスピリッツが入手できるが、こちらでは「ガノン(時のオカリナ)」名義。アタッカースピリット。
「魔獣ガノン」の方もスピリッツが存在し、「ガノンドロフ(トワイライトプリンセス)」から超化する。アタッカースピリットで、アートワークは『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のもの。
前述の通り実際の『トワイライトプリンセス』では魔獣ガノンによる攻撃がリンク達に通じないと見るや否や、わざわざガノンドロフへと再変身から最終決戦に臨んでいたので「超化して原作の中間形態に戻る」という珍しいスピリッツとなっている。
コラボ住民として登場。
種族はブタで性格はコワイ系。
トライフォースを手にするためにハイラル王に近づいた魔法使い。トライフォースへの執着心が強く、数百年も生き続けた結果、悪の心が人格を持ってしまい分身である怪物のガノンを生み出してしまう。
最終局面では怪物のガノンに裏切られ、生気を吸われミイラ化して死亡する。
女王である16代ゼルダの背後から襲い掛かり、力のトライフォースを奪い取ると暗黒に染め額に宿す。
全身から邪悪な霧を放ち、接触した生命体から精気を奪う能力を持つ。精気を奪われた生物は干からびてミイラ化してしまう。
手下に命じて街中で殺戮を行おうとしたが、ショタなリンクによって阻止された。
ゼルダ姫を人質に取り、リンクに知恵のトライフォースを揃えて持って来るように要求。決戦直前、リンクに付き添っていた妖精たちがガノンの邪気に耐えられず離脱する。
「黒き影の伯爵」では城に攻め込んで国王を殺害し力のトライフォースを奪い取る。しかし、知恵のトライフォースはインパに持ち出されたため確保できなかった。
トライフォースと接触したことで不老不死という願いを叶え、続けて魔物たちを率いて光の世界へと侵攻。当時の勇者と激突し、マスターソードでも斬れない不死身の肉体によって圧倒的優位に立つ。しかし七賢者たちによってピラミッド内部へと封印された。
中盤ではリンクたちに対して自身を模したレプリカモンスターをけしかけている。
リンクとの最終決戦ではいきなり床を攻撃して落下させてから戦いとなる。敗北時は「バカな…このガノン様が、こんな…こんな子供に…!!」と言い残して倒れた。