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カード能力解説/妖怪シリーズ - (2017/11/25 (土) 01:50:23) の編集履歴(バックアップ)


ボダマル セイラン カワタロウ マタキチ クラスケ
レアリティ ☆4~☆6
カードタイプ こうげきタイプ・単体
スキル能力 フィールド上のぷよをすべてリセットし、その後nターンの間、ネクストぷよをすべて自色ぷよに変える。
Lスキル能力 味方全体の自属性の攻撃力がn倍になる
コスト量 大(14,20,28)
変身合成 ☆4→☆5:ぷよゼリー☆3、☆4×2、☆5×2
☆5→☆6:ぷよゼリー☆4、☆5×2、☆6×2

解説

おさかなラッシュの特攻キャラとして登場。
西洋妖怪シリーズと異なり、日本古来の妖怪をモチーフとしたカード群。

ステータス

☆6MAXでたいりょく2900(±18)/こうげき1943(±6)/かいふく206(±5)。
こうげきタイプとしては体力が低く、攻撃が高め。

スキル詳細

フィールド上のぷよをすべてリセットし、
その後nターンの間、ネクストぷよをすべて自色ぷよに変える。
☆4では1ターン、☆5で2ターン、☆6で3ターンになる。
必要ぷよ消し数40個。

漁師ボーイズや雅楽師シリーズのネクストぷよ変換スキルに、うみうしシリーズの盤面リセット効果が付随している。
しかし、リセット効果は普段から整地を心がけているプレイヤーにとってはフィールドが台無しになるも同然。
相性が良い童話の同時消しで稼いだチャンスぷよも消えてしまうのも痛い。
本ゲームで多くを占めている発動数40個のスキルに先がけて発動してスキル補充できるという俊敏性も失っている。

結果的にリセット効果のデメリットが付いた上でスキルの発動が遅くなった形になってしまっており、
通常クエストでは漁師ボーイズや雅楽師シリーズに軍配が上がる。
漁師ボーイズに☆6が実装されてステータスが上昇したため、なおさら本カードは優位性を失った。

反面、おじゃまぷよや固ぷよ変換をしてくるボスがいる場合は盤面リセットは効果的である。
過去のギルドイベントでは、数ターンごとに24個ものぷよをハートボックスやプリズムボール(すぐ消さないとおじゃま変換)に
変換してしまう凶悪なボスが登場しており、今後もそのようなケースに出くわしたときには選択肢になり得る。
盤面リセットスキルを持つキャラが、実装された時点では長らくうみうしシリーズ(☆4止まりで実用性に乏しい)のほかには
青属性の雨やどりジャァーンくらいしかいなかった状況が、ついに打破された点には注目したい。
マルチやテクニカル、ギルドイベントの一部ボスなどでは採用に一考の余地がある。

なお、フィールドリセット効果を持ち入手しやすいイベント報酬カードとして、のちに星天シリーズ2が登場している。
星天シリーズ2は自属性のぷよがフィールドに最低1個は必要だが、こちらは無条件に発動が可能。

漁師や雅楽師を所持していない色の単色パでは採用する価値がある。
初動が早くないとはいえ実に3(+1)ターンもの間、同色の通常攻撃とぷよ変換スキルを強化しつつスキル再装填を早めるという
ネクストぷよ変換スキル自体が強力無比であり、比較対象の漁師や雅楽師が優秀すぎるだけと言える。
それらを所持している場合でも、耐久力が低く事故死しやすい漁師の予備として控えに置くのも良い。


リーダースキル

味方全体の自属性の攻撃力がn倍になる。
☆4では1.5倍、☆5で1.8倍、☆6で2倍。

最大の☆6でも魔導シリーズと同等でしかなく、単色の攻撃力上昇としてはより効果の高いカードが複数存在する。
攻撃力上昇とぷよ消しブーストを一枚で兼ねる事はできるが、リーダーとしての価値はやや低めか。


コンビネーション

共通で「おばけ」が乗り、各キャラごとに固有のコンビネーションを持つ。

デッキ考察



評価

単色デッキの基本となるネクストぷよ変換スキルと攻撃力2倍のLスキルを持つものの、
どちらも童話や漁師といった既存のカードに劣るため、それらが揃っている人にはほぼ不要のカード。
ちなみに☆6の本カードと☆5漁師のステータスを比較すると、攻撃は漁師の2倍強だが体力は同等、回復は大幅に低い。
火力はあるものの、打たれ弱さが☆5漁師とたいして変わらない点も残念なところ。
漁師はついに☆6が実装され、攻撃力は1400とだいぶ追いつき、体力は大きく引き離されてしまったためますます残念になった。

ただし、魔導と同等のLスキルやネクストぷよ変換スキルを持ちながら人型でないカードは初めて。
所持するコンビネーションもバラエティ豊かで、「ガールズ」「ボーイズ」以外で組みたい時は軸になるかもしれない。
もしも主力のカードが集まる前の時点で☆6に変身出来たら、カードプールが潤沢になるまで末長くお世話になるだろう。

なお、ネクストぷよ変換のスキルを持つカードとしては初、かつ唯一(2017年11月現在)のこうげきタイプであり
重装兵シリーズや戦乙女シリーズのLスキルの恩恵を受ける事ができるという利点がある。
これらをリーダーカードにするならば、本カードは起用する価値があるだろう。

各カード詳細

ボダマル
「おばけ」「ヒゲ」を持つ。

元ネタは「木魚達磨」。妖怪というよりは付喪神に近い性質を持つ妖怪。
人に取り憑いて不眠にしてしまうという。
名前の由来は「菩提達磨(ぼだいだるま、ボーディダルマ)」からか。

セイラン
「おばけ」「ヘビー級」「ヒゲ」「キノコ」を持つ。

元ネタは「青坊主」であると思われるが、怠け者としての性質は「火間虫入道」に近い。名前は「青藍」か。
具体的にどのような妖怪なのかは不詳で、各地に様々な伝承が残されている。
その中でも"一つ目の法師の姿"として描かれたものがイラストのモチーフとなったと考えられる。

カワタロウ
「おばけ」「スイマー」を持つ。

元ネタは「河童」。妖怪の中でもトップクラスの知名度と人気を持つ妖怪。
伝承も多数存在しており姿形も様々。マスコットからスプラッターまでこなす有名タレント妖怪。
「河太郎」という河童にまつわる伝説が存在しており、これが名前の元ネタにもなっていると思われる。

マタキチ
「おばけ」「どうぶつ」「にくきゅう」を持つ。
黄属性の「にくきゅう」にはチコ、にゃんこのラフィーナ、ウーニャ、りすくませんぱいなどの有力カードが揃う。

元ネタは「猫又」。「猫股」と書かれることもある。日本でも有名な部類の妖怪。
年月を重ねた猫が妖怪になるという伝承が広く伝わっており、尾が2本ある猫といえばまずこの妖怪だろう。
悪さをするものから育ててくれた飼い主に恩返しをするものなど非常に多種多様。

クラスケ
「おばけ」「はばたき」を持つ。

元ネタは「烏(カラス)天狗」、名前は「鞍馬天狗」から。
烏天狗は鼻が長い天狗よりも古くから存在する天狗で、かつては天狗といえばこちらを指すのが一般的だった。
鞍馬天狗は京都の鞍馬山に住んでいる大天狗のことで、かの牛若丸に武芸を授けたという伝説を持つ。烏天狗の姿で描かれることも多い。