ここはエニルについてのページです。
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基本情報
☆2 無属性 マジシャン
Lv100ステータス
能力 |
数値 |
体力 |
3013 |
攻撃力 |
3783 |
素早さ |
385 |
アビリティ
名称(習得Lv) |
効果 |
アタックライズ(Lv25) |
攻撃力を10%上昇 |
奥の手(Lv50) |
奥義ゲージの増加率が10%上昇 |
特性
+
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バックストーリー |
「あー!もう俺の負けでいいよ!!なんだってんだ!!」
机をドンと叩くと、男は椅子から立ち上がった。
机の上に置かれたボードに並ぶ駒が衝撃でフラフラと揺れる。
ハンデとして“後手四手待ち”だけでなく、エンペラーを守る最重要の駒“グリフォン”を抜いた状態で対局を開始したものの、エニルが29手目を差し終わった所で詰みとなった。
「一つアドバイスをするとすれば、もう少し落ち着いて考える事だな。視野を広く、次の一手、その次の一手を深くまで読めば……」
そこまで話すと、ゲームを観戦していた別の男がエニルの肩を叩く。
「エニル。あいつはお前みたいに頭が良くないんだ。あんまりイジメてやるなよ」
「私がイジメている?そんな事はないぞ。ただ勝つためにどうすれば良いかを……」
周囲の男達はやれやれという表情で散り散りになっていく。
「あのな……たまには手を抜かないと、賭けにならねぇんだよ…」
エニルは椅子から立ち上がり、周囲に目を向ける。
「賭け?おい!どういう事だ!私は何も聞いていないぞ!」
「ゲームは強いのに、そういう所鈍感だよなぁエニルは……。ま、抜けた所もあるから秀でた所もあるって事か?よし、そろそろ次の任務行くぞ。戦場では手抜くなよ」
傭兵の兵舎に取り残されたエニルはため息を吐くと、杖を持ち一小隊の指揮官としての顔に切り替えた。
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最終更新:2017年03月15日 13:47