ここはエニルについてのページです。
最終更新日:2017/03/15
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基本情報

☆2 無属性 マジシャン

Lv100ステータス

能力 数値
体力 3013
攻撃力 3783
素早さ 385

アビリティ

名称(習得Lv) 効果
アタックライズ(Lv25) 攻撃力を10%上昇
奥の手(Lv50) 奥義ゲージの増加率が10%上昇

特性

  • なし

+ バックストーリー
「あー!もう俺の負けでいいよ!!なんだってんだ!!」

 机をドンと叩くと、男は椅子から立ち上がった。
 机の上に置かれたボードに並ぶ駒が衝撃でフラフラと揺れる。
 ハンデとして“後手四手待ち”だけでなく、エンペラーを守る最重要の駒“グリフォン”を抜いた状態で対局を開始したものの、エニルが29手目を差し終わった所で詰みとなった。

「一つアドバイスをするとすれば、もう少し落ち着いて考える事だな。視野を広く、次の一手、その次の一手を深くまで読めば……」

 そこまで話すと、ゲームを観戦していた別の男がエニルの肩を叩く。

「エニル。あいつはお前みたいに頭が良くないんだ。あんまりイジメてやるなよ」

「私がイジメている?そんな事はないぞ。ただ勝つためにどうすれば良いかを……」

 周囲の男達はやれやれという表情で散り散りになっていく。

「あのな……たまには手を抜かないと、賭けにならねぇんだよ…」

 エニルは椅子から立ち上がり、周囲に目を向ける。

「賭け?おい!どういう事だ!私は何も聞いていないぞ!」

「ゲームは強いのに、そういう所鈍感だよなぁエニルは……。ま、抜けた所もあるから秀でた所もあるって事か?よし、そろそろ次の任務行くぞ。戦場では手抜くなよ」

 傭兵の兵舎に取り残されたエニルはため息を吐くと、杖を持ち一小隊の指揮官としての顔に切り替えた。

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最終更新:2017年03月15日 13:47