雷斧 - 聖華世界 @ wiki

狩装兵　雷斧(ライフ)

[解説]

ミカゲ族で運用されている狩装兵ダロスを再設計した狩装兵垂氷の装甲と膂力を強化したタイプ。

垂氷と比較して膂力で二割増、装甲は一割増となり、より近接戦に特化した仕様となっている。
この為より高威力で重い武装も使用可能であるが、その反面、機動性と燃費が悪化しており、扱いづらくなっている。

この機兵は聖王国の聖拝機関に所属する執行者カラバサ・ミカゲ・ファミリアの専用機として聖王国内で運用されている。

武装

• ヘビーメイス

雷斧の主兵装である大型で超重量の鈍器。
大変重く、並の機兵では扱うのは困難な代物。
その分、威力は折り紙付きで、重い一撃は重機兵の装甲をひしゃげさせ、機装兵など致命的なダメージを被る。
軽機兵など当たりどころが悪ければバラバラである。

• 85式魔導砲『ウッドペッカー』

ハンドガン型の大口径魔導砲で装填数は一発のみ。
旧式鋼魔獣シノオクリトから90mm滑腔砲の発射装置と高速徹甲弾を流用しており、非常に高い貫通力を持つ。

重機兵のもっとも装甲の厚い部分を貫通するほどの威力を誇るが、射程距離が最大で100m、有効射程距離が40mととても短く、確実に相手を仕留められるのは実質至近距離での接射でのみである。
高速徹甲弾は他のカナド族との交易で入手している為、数にも限りがある。

ちなみに重機兵では5m以内、機装兵では10〜15m、軽機兵は25〜30mで撃破可能である。

これを使いこなせる者は気が触れているとしか思えないが、カラバサは相手機兵の操縦槽を直接破壊する為に使用している。