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ガールズアンドパンツァー エロパロSS 第一章

最終更新:

taka18r

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だれでも歓迎! 編集
SS

すずらんは白く汚れる
第一章「電撃戦」



宇津木優季です!

 高校生活初めての夏休み、優季の「とあること」を書いていきます!
 宿題じゃないですよ。青春の記録です。
 そっちの名前は「うさぎ」。うさぎは平仮名。カタカナは混同しちゃいますから。
 なにを書くのかって? それは! 今は秘密です!

 あっ、そーだ。優季のこと知らない人のために自己紹介をします。
 大洗女子学園の1年生。身長は145センチ。
 バストは控えめ笑 成長する予定!
 ウエストは細い。男の人だと両手を回すと指が届いちゃうかも?
 ヒップは小ぶり。キュートだよ!
 非処女。

 出場している大会は初戦を突破! 1回戦は試合数が多くて次の試合まで時間があるから、その期間で最初の1ページを書けるかな?

それでは! 楽しみにしててね!



 学園艦はなんでもあります。でも、そういうことをする施設はありません。そういうこと、って? もお~わかってるくせにぃ。
 なので、港に寄った時、陸に上がれる機会はチャンスです。
 きょうは久しぶりの上陸。どんな出会いがあるのか、不安半分で胸が高鳴ります。いよいよです。
 そういう建物……ラブホテルが建ち並ぶところの近くにあるカフェで作戦開始。アプリを立ち上げて入力っと。
 あとは待つだけ。
 ! 5分もしないでメッセージの着信音が鳴りました。
「近くにいます。お相手できますか?」
 すぐ返信。
「では15分後に。待ち合わせはわかりやすい場所を知ってますか?」
 送り終えたら返信がきました。
「ホテル〇〇の前で。白い建物はそこだけだからわかると思う」
「わかりました」と返しアプリの機能を停止。カフェを出ます。

 白いラブホテルの前、男の人が立っています。近づくと驚いたような顔で
「うさぎちゃん?」と聞いてきました。
「はい」と答えると右手を握りしめています。
「?」
 男の人は「入ろう」と言って、私の腰に手をまわし入り口にエスコート。
なんか慣れてるなあ。
 ドキドキする間もなく、うす暗くてヒンヤリしたエントランスに。
 部屋を選ぶパネルは2つ3つ明かりが消えてる。こんな昼間にお盛んね。なんて。優季もか。
 男の人が選んだ部屋に向かいます。



 部屋に入って椅子にかけます。
「こんなにかわいいコがきてくれるなんて思ってなかったよ。ノーと言われないうちに入っちゃえって」
「うふふ。あー、それじゃあまず」
「わかってるよ。いち、に、さん……はい、じゅうね」
「ありがとうございます」
「渡してから言うのもあれだけど、ほんとうにいいの?」
「なにがですか」
「めちゃかわいいし、外で見たときは中学生かと」
「え~、オトナですよぉ。あ、もし捕まっちゃうとしたらやめます?」
 男の人は顔をぶんぶんと横に振り「まさか」と言いました。
 トートバックからコレ用に百均で買ったビニールバッグを出して、いただいたものをしまいます。
「あれ? バッグに入ってるのって、もしかして制服?」
 クリーニングに出そうと思って入れてたんだった。うなずくと
「2枚追加するからさ、それ着てもらえないかな」
「えぇ!? どーしよっかな」
「頼むよ。好きなんだ、制服」
「しようがないなぁ」
 2枚はおいしいし。
「いいですよ」
「やった! お願いついでにシャワー浴びたら着てほしいな」
「はい」
「下着はつけないでね」
「……」
「いいでしょ?」
 顔が赤くなってる。でも、2枚もらっちゃったし。
「……はい」
 どうにか返事を絞り出しました。



「シャワー行っておいで。一緒に入るかい?」
 すっかり余裕の男の人。
「じゃあ、お先に」
「ゆっくり鑑賞させてもらうよ」
 言ってる意味がわからず首をかしげると、男の人はベッドの後ろを指さします。
 ガラスの向こうにバスルームが見えます。とゆうことは──まる見えです!
「え~~!」
「さあ早く。うさぎちゃんを見せてほしいな」
 落ち着いた口調で告げられ、覚悟を決めなきゃいけなくなりました。バスタオルを抱えてバスルームに向かい服を脱ぎます。夏だからあっという間に全裸です。前を隠し、かがんでお湯を出しました。
(後ろを向いてもお尻が見えちゃうし、う~)

──これから、もっと恥ずかしいことをいっぱいされるのに。かわいい優季ちゃん。

 男の人の視線をなるべく意識しないようにして手早くシャワーを浴びました。もちろんアソコはしっかり洗います。
 シャワーを止めてバスルームから出ると、男の人がバスタオルを手渡してくれました。
「ありがとう」
「どういたしまして。かわいいね、なにもかも」
 かわいいと言われて、また顔が赤くなります。
「じゃ、ちょっと待っててね」
 入れ替わりに男の人はバスルームに入っていきました。腰に巻いたバスタオルが大きく前に張り出しています。



 男の人がバスルームに入りました。もちろん全裸です。ある一点に視線がクギ付けになり息を飲みました。
「お……おおきい」
 男の人はこちらが見ているのを知ってか知らずか、平然とシャワーを浴び始めました。ボディソープを手のひらにポンプして巨大なモノをしごくように洗っています。
 別れた彼のとは全然ちがいます。長さも太さも。あんな大きいの、優季に入るのかしら?
 彼が言ってた。
「優季ちゃんのアソコ、狭すぎ! きつい!」
 だって。
 体が、アソコが、熱くなっていくような気がします。いや、気のせいじゃないかも。呼吸が速くなってきました。一度、ソレから目を逸らして深呼吸。
(大丈夫! きっと大丈夫。赤ちゃん産むよりは小さい。だから大丈夫)
 ふと履修している課目を思い出してしまいました。
(なんかで見た黒森峰だったっけ、大きな戦車がいたような……あっそうだ、ヤークトティーガー! 128ミリ砲だよね……あんな感じ)
 カチャと音がしてバスルームとベッドルームを仕切るドアが開いた。
「うさぎちゃ~ん、せいふくー」
 男の人が笑みながら片手を口のところに持ってきて呼びかけてきます。
「いっけない。いま着ます」
 体に巻いていたバスタオルを外し制服を着ました。下着なしだからヘンな感じです。バスタオルをたたんでソファに置くと
「いいね、きちんとしてるコは好きだよ」
 いつの間にかそばに立っていた男の人が言い、ベッドに腰かけました。
「おいで」
 男の人の前に足を運びます。



「かわいいよ、うさぎちゃん。キスしていい?」
「初見の人とは……」
「そっかぁ、残念。もう少し前にきて」
 一歩進むと男の人は制服の裾から左手を差し入れてきました。手のひらで包み込むようにしてフニフニともまれます。
「……っ」
 声が出そうになる。指が乳首をちょんと押しました。
「はぅっ…」
「敏感だね。楽しみだ」
 男の人の右手がスカートをたくし上げお尻を撫でてきました。
 恥ずかしくって体が熱くなっていきます。
 男の人は生肌の感触を確かめるように優季のお尻を撫でまわし、たまに少し力を込めて弾力を味わっています。
 左手が制服の下を横滑りし、もう片方の胸に移動してきました。いきなり乳首を軽くつままれます。
「あぁっ!」
 優季、陥落です。体の力がふっと抜けました。2本の指で乳首がこりこりといじられています。
「あん……はぁあ……あっ! あぁ」
「感じやすいんだね」
 太ももの内側が撫でられています。手の甲がアソコに軽く触れました。ピクっとしちゃいます。男の人はスカートから右手を引き抜いて優季の目の前に持ってきました。
「わかる? うさぎちゃんのアソコ、染み出してるよ」
「ぇぇ…ぃゃ…」



 いろんなところをこんなふうにねちこく愛撫されたことなんてありません。
 キスして、おっぱい揉まれて、乳首を吸われて、アソコをいじられて。それから挿入。動いて、上下を入れ替えて、もう一度寝かされて、激しく動いて、おしまい。
 そんなセックスしかしたことないです。
「あっ……あんっ! あっ! あぁっ」
(こんなエッチ、知らない)
 体のすべてが性感帯にされていくような前戯で、優季はどんどん感じてしまいます。
 制服をまくり上げ胸があらわにすると、男の人は器用に制服を折り込んでずり落ちないように留めました。
「いい色だ。大きさもカタチもいい」
 小さいのを気にしていたけど……褒められて、ちょっとうれしくなりました。
 次はスカートです。ホックが外されファスナーが下ろされました。ストンと床に落ち、無防備なアソコが明かりに照らされます。
「生えてないんだね。処理したの?」
 ふるふると頭を横に振ります。
「おおっ! 天然ものかあ!」
 男の人はうれしそう。
(天然って……、魚じゃないんだから)
「少し足、広げて」
 恥ずかしいけど言われたとおりにします。
 男の人の両手が太もも、お尻をめまぐるしく撫でまわていきます。内ももは手のひらも手の甲も使って快感を呼び起こします。



 ついに割れ目に指が触れました。びくっと反応します。
「あぁぁっ」
 男の人にかかりそうな吐息に熱を帯びているのが恥ずかしい。
 割れ目に沿って指が動きます。優しい指使いですが、ソコは敏感なところです。あえぎ声が漏れちゃいます
「あぁっ! はぅっ! あぁっ! あぁぁっ!」
 いちばん敏感なところ、クリトリスに到達した指が愛撫を加えてきます。
 足が震えて立っていられそうにありません。クリトリスをいじる男の人の腕を両手でつかんでしまいました。
「肩に手を置いて。もっと気持ちよくしてあげる」
 言われたとおりにします。男の人は指を割れ目に沈めました。直後、クリトリスに濡れた指の感触が伝わります。優季から染み出た液をすくいとり、上に下に右に左に、右回り左回りと指技を駆使してクリトリスを攻めたてます。
「あんっ! あっ! あっあっ! あんっ! だめぇっ! あっ!」
 感じすぎて体をまっすぐにしていられません。男の人の肩に置いた自分の右手に額が付きました。男の人はショートボブの黒髪を嗅ぎ
「いいにおいだ。声もかわいい。ほんと、うさぎちゃんに会えてよかったよ」
 五感で優季のことを楽しんでいます。視覚、聴覚、嗅覚、触覚。味覚は……これから?
 優季のアソコをびしょびしょにした指がようやく離れました。男の人は濡れた指をバスタオルで拭いて、自分の腰からするりとほどきました。
 優季は快感から解放され息が弾んでいます。薄く目を開けると



 目の前で天を衝く凶棒が怒張していました。まじまじと見てしまいます。
 長さは20センチを超え、太さはところによっては直径5センチを超えてそう。息を飲む。
「すごい……」
「さわってごらん」
 おずおずと右手を伸ばしますが、あと少しのところで手が止まります。ためらってしまい手を握りしめてしまいます。
「さあ」
 促され手を開いて握ります。
「熱い……すごく…すごく硬い」
「両手で」
 両手で握っても出ている部分がはるかに多いです。
「指が回せない……」
 ひゃくにじゅうはちみりほう。怖いくらい。
「上のほう撫でて」
 上のほう。ヤークトティーガーにはないマズルブレーキ。赤黒くテラテラと鈍く光る亀頭。カサが大きく広がり外周は太い幹よりさらに大きい。反り返った形状はなんともまがまがしい。
 左手は砲身を握ったまま、マズルブレーキの砲口に右手を覆いかぶせます。
(なんで、すなおに言うこと聞いてるんだろう?)
催眠術にかけられたような気持ちになります。視線が動かせません。
「なにか出てくる……。ヌルヌルしてる」
「ガマン汁だよ。うさぎちゃんと遊びたくて早くしろって急かしてる」



 ねばねばしたガマン汁が手のひらにくっつきます。その手でマズルブレーキをゆっくりと撫でまわします。
「気持ちいいよ、うさぎちゃん」
 男の人は優季の手に自分の右手を重ね、しごく動きを催促します。マズルブレーキから砲身にかけてストローク。
「うん、じょうず」
 そう満足げに言うと
「そろそろ」
 男の人は優季の手のひらをバスタオルで拭って立ち上がりました。
 優季を軽々とお姫さまだっこして広いベッドの真ん中に寝かせました。純白のシーツがピンと張られ上掛けは下のほうにたたんで置かれています。
 右側に横座りした男の人は優季の両手を頭の上に持ち上げ、両の手首を押さえました。
「やさしくして」
 か細い声で伝えます。
「まかせろ」
 なにを? と思う間もなく男の人が愛撫を開始しました。右の山……丘のふもとに舌が当てられます。左の丘には右手があてられ左右同時に攻勢をかけてきます。



「あっ! あんっ! あぁん!」
 左右の乳房をねぶられ、もまれます。這いまわる舌はふもとから折り返しながら頂上に向かいます。つん、つんと舌先が乳首をつつきました。
「あぅっ! あんっ!」
 大きな声が出ちゃいました。優季の乳首はちりちりして硬くなっているのがわかります。男の人はそれを喜ぶように舌を動かしてきます。
 左の丘は下からもみ上げられ指が柔肌の感触と弾力を楽しんでいます。男の人は身を乗り出して左の乳首の攻略に移ってきました。
 いきなり吸われ優季の体がビクっとします。
「あ──────っ! あんっ! ぃぃ…いいっ!」
 男の人は優季の両腕を押さえていた左手を右の乳房に移してもみ始めました。上半身を起こし指、手のひら、舌、唇を総動員して左右の乳房を愛撫します。
「ああぁぁぁん! あぁっ!」
(胸だけで……こんなに感じちゃうなんて……うぅ、恥ずかしぃ)
 声が出っぱなしです。
 体を起こした男の人は攻略目標を下げてきました。
(脂がほとんどついてなくないし、ほっそりしてるなぁ。未成熟の体は大好物だよっ! お尻は大きくないのに引き締まっているから、ちゃんとくびれがあるし。バックで攻めたときのながめが楽しみだ)
 男の人はお腹からおへそ、脇腹と広範囲になめまわし、ときには軽く吸ってきます。
(……くすぐったぃ)
 優季の反応がうすいとみるや、男の人はアソコへ攻め込んできました。



 優季の左足首がつかんで持ち上げられました。アソコが丸見えにされます。
「いやぁ、恥ずかしぃよぉ」
 しかも優季の足の間に体をすべり込ませ、左右の足を大きく広げるんです。
「だめぇぇっ!」
 優季は両手を前に突き出し抵抗します。でも男の人の力にはかないません。膝裏を押し上げられМ字開脚のポーズをとらされました。それまでも十分に恥ずかしかったけど、秘所をさらすのはさすがにハードルが高すぎです。
「いやぁ、だめぇっ! はずかしぃったらぁ」
 優季のお願いは男の人にとって興奮剤でしかないようです。アソコを見てうれしそうに「ひゅ~」と口笛を吹きました。
「おねがぃぃ、みないでぇ」
 両手の甲を重ねてアソコの前に防衛線を築きます。
 男の人は優季の羞恥心をあおるようにゆっくりと顔を近づけてきます。手にフゥっと軽く息をかけられます。
「あぁ」
 ほんの少しの刺激なのに体に力が入ってしまいます。きっと、これからされるであろう「恥ずかしいこと」に身構えたのでしょう。
 優季の手に男の人の唇が触れてきました。まるで、隠されたところをこうするんだよといわんばかりになめまわされます。
「ぅぅ……あぁ」
 防衛線の突破は時間の問題です。



 唇と舌で攻める男の人。なかなかどかされない優季の手がついにつかまれました。カーテンを開くように両手が排除されます。とうとうアソコが露わになってしまいました。
「はずかしぃよぉ! みちゃだめぇ!」
 もちろん、やめてくれるはずもありません。ならばと両太ももを閉じて男の人の顔をはさみます。男の人はうれしそうに
「ダメだよ、うさぎちゃん」
 膝裏をつかまれ、さっきよりも大きく広げられてしまいました。もう優季は手で隠すことをあきらめ、これからされることに不安半分、シーツをぎゅっとつかみます。
(それほどぷっくりしていないアソコがかわいいなぁ。愛液がにじみだして濡れてるのがエロいよ)
 優季のアソコをじっくり観察していた男の人は、クリトリスに攻略ポイントを定めたようです。顔を横にして割れ目に上下の唇を合わせ、無防備になったクリトリスをねぶり始めました。
「あ────────っ! あっ! あぁあぁあぁあぁあぁ─────っ!」
 強烈な刺激です。顔を振り上半身がのけ反ります。あえぎ声のトーンが上がりました。
 くちゅ、くちゅ、ぴちゃ……。淫靡な音が耳に入ってきます。
「いやぁ……だめぇ……やめ……」
 快感の波が次々に襲ってきます。



 アソコへの愛撫にピクっ、ピクン、ビクっと体が震えます。男の人の舌はアソコの左右を攻めてきました。上から下、下から上となめ続けています。
「あぁぁ……あ~んっ! ヘンに……なっちゃ…うぅ…」
 あえぎ疲れて力が抜けてしまいました。それでも男の人は愛撫をやめてくれません。

 優季は「いく」というのがよくわかっていません。経験が少ないからでしょうか。別れた彼との行為ではキスも愛撫も気持ちよかった。挿入は3回目には痛さがなくなり「ヘンな感じ」になったことはありました。その先に進めなかったのは、彼が射精してしまったから、なのでしょうか。
 自分の彼女を満足させられない気後れが理由だったのかはわからないが、とにかく彼は優季から離れていった。

 今、優季はものすごい勢いで「開発」されているようです。

 舌が優季の中に入ってこようと伸ばされて、体が大きく反応します。
「あぅっ! ……う…あぁあぁあぁあっ! だめぇ、いれちゃ、だめぇっ!」
 優季のお願いを無視して舌がいっぱいに突き出され奥へと入ってきます。
 ところが、しばらくしても動きがありません。男の人が舌をひっこめます。
「すごい締めつけだ。舌が動かせない」
 そうつぶやきました。



 それならと、男の人は指を挿入してきました。
「あっ! ぃやっ! やぁっ! だめぇ!」
 優季が懸命に拒絶してるというのに、男の人はお構いなしに指を入れてきます。
「うぅ……なんて狭いんだ。……締まる、締めつけてくる。……すごいな」
 指が抜き差しされます。
「あぁっ! だめっ! 動かしちゃいやっ! だめぇっ!」
 必死のお願いはやっぱりきいてもらえません。
 深く入れた指をまわすように動かされます。
「あっ! そんなっ! だめっ! いやぁっ!」

 なんでなのか自分でもよくわからないのですが、挿入におびえがあるんです。入れられちゃえば、あきらめるというか、受け入れるんですが。

 指を引き抜いた男の人はすごくまじめな顔をして話しかけてきました。
「ねえ、うさぎちゃん」
 優季は呼吸が乱れていて返事ができません。視線を送ると男の人がとんでもないことを言ってきました。
「病気はない。血液検査の結果も見せる。だから、さ」
「え?」
「じゅう追加するから、エヌエヌさせて」
「えぬえ……」
 口に出してはっとしました。
 そう求められることはアプリをインストールしたときに考えました。もちろん答えは「ノー」と決めていた、はずでした。
 これまで経験したことのない愛撫でまともな思考ができなくなっていたのかもしれません。顔を右に倒した優季の口から小さく返事がこぼれ落ちました。



「せいり、あしたからだから」

 別れた彼に「つけないで入れたい。出す前につけるからさ」と懇願され、暴発されてしまった経験がありました。そのときも生理前だったので優季はあまり深刻になりませんでした。でも、慌てた彼はどこからかアフターピルを手に入れてきたっけ。
 それはトートバックに入っています。あ、生理前なのは本当ですよ。

 それよりなにより「じゅう」の誘惑にはあらがえませんでした。

「入れるよ」
 優季の承諾を得た男の人は喜々として体を起こし、ずいと膝を進めました。最大仰角でいきり立つ凶棒を最適な侵入角度へ導くべく前傾姿勢を取り、それでも足りずに右手で押し下げます。
 カサがさらに広がりまがまがしさを増したマズルブレーキを優季のアソコに押し当ててきました。ぐりぐりと動かし、ぬるぬるした汁をアソコに塗りつけます。
「んっ!……ぅぅん」
 凶棒がアソコを撫でる感触に吐息がもれちゃいます。ピンと張っていたシーツはさんざん身をよじらされたため乱れていて、「その時」にそなえる優季には握りやすくなっていました。
「力、抜いて」
 男の人に「その時」がきたことを告げられましが力を抜くなんてムリっ! シーツをぎゅっと握ってしまいます。
 男の人は優季が息を吐いた瞬間、マズルブレーキをアソコに割り込ませました。
「あっ! あぁっ! あぁぁぁっ!」



 マズルブレーキがゆっくりと優季に入ってきます。
「あぁあぁあぁっ、おおきすぎっ! むりぃいい!」
 アソコが広げられていきます。優季の声はほとんど悲鳴です。男の人は聞こえないふりで、凶棒がどんどん入ってきます。
「あうっ! あうぅっ! あふぅっ! あぅうううっ! ひ……いぃぃ」
 縦深突破されて優季の表情がゆがみます。男の人は前進あるのみといった様相で腰を前へ前へと進め、凶棒を奥へ奥へと入れてきました。
「ああっ! だめ……だめぇっ! おっきぃ……おっきぃよぉぉ」
 男の人が動きを止めました。

(ほんとに、なんて締め付けだ……。全体が強く握られてるようだ。こんな気持ちよさは味わったことないぞ)
 優季にナマで挿入したこと、思った以上にアソコがきついことに男の人の興奮度が爆上がりだ。それに、さんざん抜き差しし、かきまわしたあとには……中出しの快楽に思いをはせると息が荒くなっていく。

「すごいぞ、うさぎちゃん。ほら」
 男の人は優季の腰を左手で持ち上げ、右手で優季の頭を持ち上げて「その部分」が見えるようにしました。
「やぁっ!」
「もう半分以上、入ったぞ」
(えぇ!? ……これでまだ半分?)
「あぁっ……もう……むりぃ! あぁぁ……むりぃ」
 優季をベッドに降ろした男の人は両足首をつかみ大開脚させます。そうして凶棒のすべてを優季に入れようとする動きを再開しました。



「ひぃぃっ! ひぎぃ! いやっ! いやぁっ!」
 体をよじりなんとか逃げようとします。だけど許されるはずはなく優季の両足は男の人の肩にかつがれてしまいました。ウエストは横からガシっとつかまれています。
 男の人は体重をかけて凶棒を押し入れてきました。ずぶずぶと音が聞こえてきそうです。
「あひぃぃいっ! いやぁっ! ひぃぃ! だめだめだめっ! あぅううう」
 ついに凶棒のすべてをアソコに収めた男の人は、優季の足をМ字にして股間に体重を乗せてきます。
「ゔぅぅぅっ! ひぎぃっ! あぁぁぁっ!」
 歯をくいしばって耐える優季をながめる男の人は満足そうに
「えらいぞ、うさぎちゃん。ぜんぶ入ったよ」
 そう言いながら息を整えています。
(やばい、やばい、やばい。よすぎる。このきつさに慣れないとやばい)
「はぁはぁ、はぁ、はぁあ、あぁ、あぁ」
 動きが止まり優季もなんとか息が戻りそうです。アソコはジンジンとしびれています。ほどなくして男の人が
「動く、よ?」
 宣言して腰を引きました。優季が少し下にずれます。
「あれ? なんだ?」
 戸惑う男の人は一度突き入れて、また腰を引こうとしました。しかし、しっかりアソコにつかまれた凶棒は出てきません。
「う、動けない……。うさぎちゃんのがきつすぎるんだ」
「う、う、うごかなくて、いい、ですぅ」
 切実なお願いです。なのに



「そうはいかないよ」
 体を起こした男の人は優季のウエストを両手でがっちり押さえます。そうして力ずくで凶棒をずるずると後進させていきました。
「ひぁぁぁあぁあぁあぁあぁあ」
 これまでとは違うあえぎ声。後退を止めた凶棒が再び奥まで突き入れられます。
「あっ! ああっ! あうぅぅ」 
 今度はさらに大きく後進。開いたカサが優季の中を刺激します。
「ひぁぁぁあ────────っ!」「ああっ!」「ひぃいいいぃぃぃ」「んあっ!」
 凶棒が往復するたび優季があえぎ声が変化します。
(よし。なんとか慣れてきたぞ)
 男の人はストロークを少しずつ変えています。
 ぐっ、ぐっ、ぐっと5センチほど抜き差しするストローク。
 ぐぃーと引き抜きズンと大きく突き込むストローク。
 さらに大きく引き奥まで押し入れる、ゆっくり大きなストローク。
 抜き差しの速度をいろいろ変化させ、動かしやすさや快感の度合いを比べています。
 男の人のそんな思惑が優季にわかるはずもありません。でも刺激に体が応えてアソコは愛液を絶え間なくにじませているのです。そのため摩擦係数が減り往復運動は自在になっていきました。



「あっあっあっ! あんっ! あっあっ! あああああぁ!」
 あえぎ声がハスキーになっています。ずいぶん長い時間、凶棒にかき回され声が枯れてきました。

 一方、男のマグマだまりは熱くたぎり、精液が「早く放出しろ!」と要求を強めていた。
(うぅ出したい、このコの中にいっぱい出したい!)
 あれこれ試したが結局、最高の快感を得るには「速く大きく出し入れする」が結論だった。

 男の人が言葉に力を込めます。
「出すぞ! うさぎちゃんの中に出すぞ」
 最後通告です。出し入れのスピードは最大戦速です。
「あっ! あぁっ! あぁ────っ!」
 あまりに激しくて優季は男の人の動きを止めようと両手を伸ばします。もちろん「出す」と宣言した男の人は腰の動きを緩めません。むしろさらに加速していきます。
「あぁぁぁぁっ! あぁぁぁぁっ! や、め……あっあっあっ、あうっ」
 優季をえぐり続ける男の人は歯をくいしばっています。
(いい! いい! もう限界! 出す出す出すったら出す!)
 腰を激しく動かしながら優季の膝裏をつかんで両足を閉じさせました。
「おお、きつくなった! すごい」
 超速ピストン運動でクライマックスを迎えます。
「出るっ!」
 限界まで深く突き入れた凶棒が爆ぜました。



「んあっ!」
 大量の精液が高速で発射されます。擬音なら「ドンっ!」という発砲音でしょうか。優季の奥に衝撃が走りました。まさに128ミリ砲です。
「んん──っ!」
 男の人は凶棒を大きく後退させ再び突き入れながら第2射を放ちます。勢いはさっきと変わりません。
(精液が吸い込まれていく! なんだ、これは? こんなに気持ちのいい射精は初めてだ)
「あぁ、いい!」
 男の人は声を出して第3射、第4射を放出し最深部まで凶棒を押し込んで動きを止めました。
「はぁぁ、はぁぁ、はあぁぁぁぁ、はぁぁ」
 男の人は肩を大きくゆすって息を吸い吐いています。優季はというと意識が飛んでしまっています。
「あぁ……おなかが……あつ…い」
 目を閉じたまま言葉がこぼれました。男の人はまだ荒く呼吸しています。
「はぁ……はぁ……はぁ~~、あ~よかったぁ~」
 満足げな男の人。しばらくしてようやく息が戻り
「ねぇ、うさぎちゃん。このままバスルーム行くよ」
 優季はまだ元どおりとはいえません。なにを言われたのか、わかりませんでした。
「え?」
 聞き返すと男の人は
「あ~、い~っぱい出しちゃったからさあ。ここでこぼすとシーツが、さ。びちゃびちゃになっちゃう。だからバスルームで出さないと」
 そんな答えようもないことを言われ、優季はプイと横を向きました。



「じゃあ、だっこするから」
 男の人は手早く制服を脱がせました。その拍子に優季の髪が乱れて顔にかかります。
(事後の雰囲気が増してエロいなぁ)
 男の人がにんまりしています。それから優季の左足をつかみ、自分の体を越して両足をそろえ横向きにしました。
「ひあぁぁぁっ!」
 アソコの中で凶棒が90度回されるという動きに声が出てしまいます。
「敏感だね」 
 男の人はうれしそうに言い優季を抱き上げました。
「うっ! あっ! うっ!」
 男の人が歩を進めるごとに、アソコに振動が伝わってきて声がもれ出ます。すぐにバスルームに着き男の人はドアを開けました。
「シャワーのそばに、っと」
 男の人はベッドルームとの仕切りになっているガラスの前で優季を立たせました。
「はぁ~」
 ようやく終わりね、と思うと安堵の息がもれました。
「足、開いて。肩幅くらいね」
 男の人は優季のウエストを両手でつかみ、ゆっくりと凶棒を引き抜き始めます。
「ひあぁぁぁ」
 優季が声を上げると男の人の握力が強まりました。
「それじゃあ、うさぎちゃん……」



 再び凶棒が突き上げられたではありませんか!
「2回戦、いくよ!」
「え? えぇっ! やっ! いやぁ!」
 優季の悲鳴がバスルームに反響します。男の人は膝を使って上下運動を始めました。
「あっ! ひっ! あぅっ! あぁ! ひぃ! あっあっあっ!」
 身長差があるから男の人はガニ股になっており、無理な体勢とあってぎこちなくゆっくりな動きです。
 しかし優季にはかえって刺激が強いのです。バスルームに響くあえぎ声は自分のものとは思えないほどなまめかしくて羞恥心をかきたてます。
「あっ…あっ……あん! んっ! あひっ…あっ……ぁひぃぃ」
 優季のかかとが床に着くことはありません。絶えず突き上げられます。

 男の人は優季の背中からおしりにかけてをじっくり堪能。
(華奢なコだなぁ。肌はきれいですべすべだし。若いコってなんていいんだ)
 視線を下げると出入りを繰り返す凶棒が。激しい往復運動で一発目の精液がにじみ出ていてエロさに拍車をかけている。

(うぅ、なんていやらしい)
 男の人の動きが強く速くなりました。
「あぁっ! だめっ! だめぇ~!」
 ガラスに両手のひらを押し付けて苦悶の声をあげます。



(小ぶりで引き締まった、いいお尻だなあ。ますます性欲を湧き出してくるよ。腰を打ち付けるたびに波打ってはすぐに元に戻る弾力にあふれた小尻は好みにぴったりだ)
 男の人は優季に、行為に夢中だ。激しく凶棒を出し入れして優季を攻めたてる。

(1回出してるのに、もう高まってきたよ。やばすぎ! 気を逸らさなきゃまずい。でも快感を保つため速度は落とせないし。なにか別のことを考えるんだ! え…っと、足の筋肉がつらいよな。こんな運動、なんていったっけ? スクラッチ? スラローム? ちがう、スミルノフ? えぇい全然違う! えっとえっと、スクワット! それだぁ~)

 膝の屈伸運動が腰をしゃくり上げるような動きに変わりました。10センチほどの短いストロークで優季をかき回します。
(息を整えるつもりだったのに、この動きはすごい快感だぁ)
 優季も感じ方が違って、あえいじゃいます。
「あぅ! ぁう! あんっ! んあっ! あ────っ!」
 声がさらに大きくなりました。
「もぉ……もぉだめぇっ! ゆるしてぇぇ」
 膝ががくっとくずれ太ももが閉じてX脚の状態になりました。
(あぁっ締めつけが、強くなって……ダメだぁ、出るぅ)
「出すぞ!」
 鼻息荒く宣言した男の人が凶棒をめいっぱい突き入れました。
「あぁぁっ! あ──っ!」
 つま先が浮きそうになるほど突き上げられ、のけ反って体はびくびくと震えます。

 精液で満たされていた優季の中に新たな白濁汁が放たれた。噴出量も勢いも一発目と遜色ない。さらに2回大きく突き入れて射精し、ようやく終わりを迎えた。



 二人とも肩を上下に揺らし口を大きく開けて荒い呼吸音をバスルームに響かせています。
「なんて……なんて出し心地なんだ!? 2発目だというのにハンパない気持ちよさだよ」
 激しく呼吸しながら男の人が感嘆の言葉をもらします。
「あぁ…あぁ…あぁ…あ…ぁ」
 優季は口を半開きにして吐息をこぼします。
「じゃあ、抜くよ」
 男の人は優季のウエストを握っていた手に少し力を加え、凶棒をずるりと引き抜きました。凶棒はべっとりと白濁液にまみれていました。
 優季のアソコからしずくというには大きな白濁液のかたまりが一直線に落下していきます。
「あぁぁ…あぁぁ……」
 自分の股間から床に伸びる白くて太い液体の滝が視界に飛び込んできました。
「あぁ…たくさん……出て…くる…」
 放心して見たままの言葉がもれます。
 いつの間にか男の人は優季から離れシャワーを操作してお湯を出していました。
 優季はへたり込んで腰を浮かした姿勢でペタン座りします。自分の股間をじっと見て
「まだ出てくる……」
 バスルームの床にはいかにも粘度の高そうな白いたまりが面積と体積を増やしていきました。



「はい」
 男の人が椅子とお湯の出ているシャワーを差し出してくれました。
 優季はぼーっとしていて視線は焦点が定まりません。呼びかけられてもすぐに反応できないんです。
 無言でシャワーを受け取り、目の前にある白濁液にお湯を浴びせます。粘りけの強い液ですが水圧には勝てません。未練がましく床に張り付いていたけど、ゆるゆると流れだし排水溝に消えていきました。
 それを見とどけてから、床に座ったまま腰を浮かせて股間にシャワーを浴びせます。指で割れ目を広げての洗浄です。ぬるりとした感触がなくなるまで洗い、それから肩、胸とシャワーをかけていきました。
「はぁぁぁぁあ~」
 深く息を吐き出したら、ようやく意識がはっきりしてきました。目もしっかり見えてます。
 視界の横から男の人がボディソープのボトルを手渡してきました。
「シャワー、使うよ」
 見ると男の人の下半身は石鹸の泡にまみれにしています。
 シャワーを譲った優季は右手に液体石鹸を2度ポンプして泡立て股間を入念に洗います。
「背中、流そうか?」
 と男の人。優季は手で胸を隠し
「いいです!」
 きっぱり拒否です。
「あれ? 警戒されてる?」
「だって」



「ははっ、こんな短時間で3回は無理だよ」
「でも、まだ大きい」
 疑いの視線を投げかけます。男の人は苦笑しつつ頭をかき
「そんなに早く小さくなんないんだよ、こいつは。それにほら」
 シャワーで泡を流した凶棒を示し仰角が俯角になっているのを見せてきました。
「やだっ! もお!」
 頬を赤らめプイと横を向きます。
「ふふ、あんなにいやらしいこと、いっぱいしたのに」
「知らないっ!」
「ははは、かわいいなあ。あんまりかわいかったんで抜かずの2発なんて初めてしちゃったよ。だからすっからかん」
「うぅ恥ずかしいぃ」
「ほんと。かわいい」
 男の人はシャワーを自分の体に浴びせながら満足そうに笑みを浮かべていました。
 なにを言っても軽くあしらわれてしまいます。椅子に座り直し体を洗うことに専念しようと決めました。ボディソープを手のひらで泡立てて首筋、肩、胸、お腹を泡でいっぱいにしました。
「お先に。ゆっくりでいいからね」
 そう言い残して男の人はシャワーを元の位置にかけバスルームを出ていきました。
「はぁ~~~」
 残された優季は大きく息をついて体のすみずみまできれいにします。



 しばらく顔にシャワーを当て、それから泡を流して最後にもう一度、股間にシャワーのお湯をかけました。
 お湯を止めシャワーヘッドを元の位置に戻し椅子を端に寄せてバスルームを出ます。足元にカゴが置かれ真新しいバスタオルが入っていました。どうやらこのてのホテルにはなん枚かタオルが用意されているみたい。
 バスタオルを手に取り濡れた体を拭いて巻き付けてベッドルームに戻りました。
「うさぎちゃん、なに飲む?」
 冷蔵庫に手をかけた男の人が聞いてきます。
「エナドリ!」
 即答すると男の人は細長い缶を取り出しプルトップを開けて手渡してくれました。
「ふぅ~」
 一気に飲み干したらペットボトルの水を渡されました。半分ほどをごくごくと飲みます。のどが渇ききって体が水分を欲していたんだなあと実感しました。
「どうも」
 あれだけ性欲をぶつけられると素直にありがとうと言えません。男の人を見るとすでに着替えをすませていました。どうやら3回戦はないようでホっとします。
 バスタオルを巻いたままパンティを履き、バスタオルをほどいてブラを着けました。あとはワンピースを着れば帰り支度は完了です。それから制服をたたんでバッグに入れ、使用後のタオルをたたんでソファに置きました。
「きちんとしたコは好きだよ」
 また言われました。



 ミニテーブルをはさんで椅子に腰かけ、バッグから携帯電話を取り出し時間を見ます。2時間あまりが経過していました。
「もうこんな時間。早く戻らなきゃ」
 ちょっと焦ります。フリですけどね。
 男の人は落ち着いていて
「いち、に、さん……はい、じゅうね」
 トントンとそろえ優季に手渡してきました。
 ぺこりと頭を下げます。どうにも、ありがとうが言えません。
「それじゃあ帰ろうか」
「はい」
 立ち上がった男の人は唐突に手を振り
「うさぎちゃん、元気でね」
 振り向かずにそう言いました。
 なぜ急にそんなこと言うんだろうと思い、きょとんとしていると
「同じ女のコと2度遊ばないことにしてるんだ」
「はあ」
 ドアを開けラブホの出口に向かって歩いてるとき、
「うさぎちゃんはきた道、帰るよね? じゃ反対側に行くよ」
 気遣いのできる人だなぁと感心してしまいます。プレイのときはあんなに自分勝手で傍若無人なのに。全然ちがう。
 出口に差しかかると男の人は通りの右と左を見て「だれもいないよ」を意味するOKサインを指でつくり、それからひらひらと手を振って去っていきました。



 うつむいて小走りでラブホから離れます。角を曲がったところでひと安心。顔を上げると太陽がギラついています。
「うぇ~、暑い~、アイス食べよっ」
 74アイスクリームに行く前にATMに立ち寄って本日の稼ぎを入金します。額の汗を拭きながらカップのアイスをオーダーして席に座りました。疲れのせいと想像していた以上の稼ぎがあったのでトリプルで頼んじゃいました。
ひと口食べて目を細め頬に手を当て
「ん~、おいしー」
 冷たさと甘さに笑みがこぼれます。それからアプリで残高を確認してにんまりしてしまいました。
 夢中でアイスをほおばり食べ終えてひと息つきます。バッグからノートを取り出して本日の記録を書き込みます。

〇月△日 最初のお客さん 2時間
戦果にじゅうに
ヤークトティーガー 128ミリ砲! スゴかった!
NN+N2 壊されちゃうんじゃないかって思った
Hが気持ちいいって思える日はくるのかな?

 ペンを走らせ書き終えてノートを閉じバッグの底にしのばせます。
 大会は2回戦かぁ、あんまり自由時間は取れないのかなぁ。せっかくの夏休み、チームのみんなと海に行ったりして遊びたいなぁ。
 あくびがでたところで「帰ろっ」と声に出し家路に就きました。

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