集うは御子の旗の下 プレイログ:インターミッション4 その1
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第4話:4-B(第1戦 第2戦 第3戦前半 第3戦中盤 第3戦後半) 4-C(1回戦 2回戦 3回戦前半 3回戦後半)<<前 インターミッション4(その1 その2 その3 その4 その5) 次>>第5話番外 第1組 第2組
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その1
- 「燻る火種と改悛と」 GM主導 NPCオンリー
- 配下紹介:カムパネルラ編1 カムパネルラ・クロシドライト
- リタの顛末・その1 沙華・クーロン
- 病室にて キャメラほか、PC全員
- リタの顛末・その2 沙華・ロバート
- 配下紹介:零姫編 沙華・零姫
その2
- 「宙に浮いたモノたち」 GM主導 ヤン・ブランシュ・クーロン・ロバート
- 母への手紙・その後 ノルン
- 配下紹介:メテオライト編1 ノルン・カナタ・メテオライト
- 取り戻した記憶の余波・その1 カナタ・クーロン
- 配下紹介:メグ編 ノルン・クーロン・ゼフ・ノーラ
その3
- 「もうひとつの総括」 GM主導 全員参加
- 配下紹介:メイラン編1 メイラン・沙華・キャメラ・ゼフ
その4
- 配下紹介:カムパネルラ編2 キャメラ・カムパネルラ
- 「papana, papana.」 キャメラ
- 配下紹介:メテオライト編2 カナタ・メテオライト・カムパネルラ・クロシドライト
- ロバートの贈り物? ロバート・クーロン
- 『神との契約』 クーロン・メイラン・沙華・イリューシャ・アレクセイ
- 配下紹介:メイラン編2 クーロン・メイラン
- 澪の民の憂鬱 零姫・メイラン
- 配下紹介:メイラン編3 キャメラ・メイラン
その5
- 配下紹介:カムパネルラ編3 カムパネルラ
- 取り戻した記憶の余波・その2 ロバート・カナタ
- 新たな力の試しとて ロバート・カナタ
- 「必殺技部、会議です」 ノルン・カナタ・クーロン・キャメラ・カムパネルラ・ロバート・デクス・ノーラ
- きっかけは年の初めに キャメラ・アレクセイ
文字色説明
GM PC発言、描写など PL発言・雑談など
ノルン PC発言 PL発言・雑談など
クーロン PC発言 PL発言・雑談など 配下:メイラン
沙華 PC発言 PL発言・雑談など 配下:零姫
キャメラ PC発言 PL発言・雑談など 配下:カムパネルラ
ロバート PC発言 PL発言・雑談など
カナタ PC発言 PL発言・雑談など 配下:メテオライト
「燻る火種と改悛と」
GM主導 NPCオンリー
ラクシャクの戦いから一夜明けたお昼前。
エナ宮殿の一室では、この朝帰還したばかりの将軍を加え、会議が開かれていた。
細かな戦闘の経過。両軍の損害の程度。自軍の立て直しに掛かる時間とその間の敵の動向予測。
通り一遍の報告と確認を終え、話題は自然にアレクセイの話に転じる。
BGM:騎士様は無愛想
from ロロナのアトリエ(ガスト, 2009)
Composed by 中河健

アレクセイ:「――というのが、私の把握している限りの、あの時に起こったことです」
イリューシャ:「……そう」
[雑談] アレクセイさん!!!!!!! わーーーーーい!!!!!
[雑談] アレクセイさんとイリューシャさまがおはなししてる!!!!!!!
オーラフ:「こちらからは最初の小爆発とラクシャク周囲の伏兵だけしか見えていませんでしたが、
まさかそこまで周到に準備されていたとは……」
ジャド:「……」
レギーナの後任としてイリューシャ付き女官となったジャドが出席しているが、
戦争の話は不得手なようで発言は少ない。代わりに、寝不足と頭痛を訴えていた御子を気遣っている。
イリューシャ:「一つ疑問があるのだけど、その『橋』、どうして渡れたの?
普通なら、詩魔法でできたものには実体がないわけでしょ?」
頭痛薬が効いているのか、イリューシャは一見元気そうだ。目の周囲も化粧でうまくごまかしている。
アレクセイ:「詳しいことは私も分かりません。謳っていた本人にも分からないそうです。
ただ、おそらくあれは詩魔法ではないのでしょう」
イリューシャ:「ということは、ヒュムノスエクストラクト。私のパージャと同じ……」
アレクセイ:「かもしれません。その場合、どうやって習得したのかという疑問は残りますが」
オーラフ:「関連性についてはまだ不明ではありますが、ちょうどその頃、
リムの周囲のリングが通常とは違う動きをしていたという目撃証言も複数ございます」
イリューシャ:「あっ、そういえば……気のせいだと思っていたけど、私だけじゃなかったのね」
アレクセイ:「不可解なことはそれだけではありません。その時に謳っていたのはキャメラ・トリートマンですが、
もう一人、カナタ・ロストネーム……記憶を取り戻して佐倉奏多と名乗っていましたが、
彼も謳っていたように思われます」
イリューシャ:「カナタ……ああ、記憶喪失というあの…… …… 男、よね?」
アレクセイ:「はい」
オーラフ:「男性なのに謳える? どういうことだ……」
ジャド:「男装の麗人だった?」
アレクセイ:「いやそれはない」
オーラフ:「彼に限ってそれはないですね……いつだったか女装してダイブ屋に押し入って一悶着ありましたし」
[雑談] 男装の麗人
[雑談] 話題になってるよカナタさん
[雑談] 流石に草
[雑談] 嫌な事件だったね……
イリューシャ:「ともかく。一度、詳しく話を聞きたいところね。
もしそのようなことが自由にできるのであれば、戦略もまた違ってくる」
アレクセイ:「本人たちの意向を私から確認した上で、でもよいでしょうか?
話しにくいこと、彼らの内面に関わることがあるようですので。
それから、キャメラは体調が思わしくなく、回復するのを待った方がよいかと」
[雑談] (このとき救急搬送されています)
イリューシャ:「それなら待っても構わない。もし話してもいいというのであれば、ジャドと相談して日取りを決めておいて」
アレクセイ:「分かりました」
ジャド:「はい」
アレクセイ:「それから、報告すべきことがもう一つ。『パスタリア解放運動』と遭遇しました」
イリューシャ:「! レギーナは!? いたの!?」
アレクセイ:「順を追って話しますが、レギーナは――」
BGM:空港の少女
from アルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
Composed by 中河健

同時刻、ラクシャク。停戦破棄直前から三日ほど続いていた戒厳令は今朝をもって解除され、
ようやく自由に出歩けるようになった人々の群れで繁華街は賑わっている。
『あの落ちたとこ見たよな?』
『あー、見た見た。あれって罠だったんでしょ?』
『そこに住んでた人には事前に立ち退き指示が出てたらしいっていうから、そうなら偶然じゃないな』
『大鐘堂の将軍、アレクセイだっけ? あそこから無事に逃れたとかすごくない?』
『でも、結局は逃げたわけだし。そもそも今回の戦い、御子の言いがかりじゃん』
道行く人の話題は必然的に昨日起きた戦闘のことになる。
しかしその評価は、メタ・ファルス人の間でさえ、意見が分かれているようだ。
軌道広場がある六段よりも一階層下、上の方から伝わってくる喧噪の中、
空中に突き出した通りの先端で、一人の女性がさらに一段下を見下ろしている。
レギーナ:「……まったく、よくこれから無事に逃げることができたものだよね」
空中へと投げかけられた言葉の通り、下方の八段十線の状況は凄まじい。
さしわたし百ストン弱の崩落した構造体はその場所にあった全てを押し潰し、地盤そのものを変形させている。
現場には非常線が張られ、当局の者が見分をしているところが見える。
このたびの戦闘についての共和国政府の発表は、「大鐘堂軍の撃退に成功した」以上のものはまだ出ていない。
しかしながら、この崩落はあらかじめ計画し実行された罠であったこと、
そしてこれだけ大きな代償を支払いながらもほとんど損害を与えられなかったことは
すでに噂として市民の一部に広まり始めている。
レギーナ:「少ないとはいえ、落ちたほうにも潰されたほうにもちゃんと家が建っていたというのに。
共和国がどういう言い訳をしてくるか、見ものだね。……あっ」
レギーナの視界の端に共和国軍の部隊の姿が映る。
攻撃用ガーディアンを多く含んだ編成。どうやら動きがあるようだ。
レギーナ:「そりゃ今のうちにレーレの水卸を取り戻しに行くよね……こっちはまだ連絡体制もできてないんだけど。
まあ、アリョーシャならこれくらいは予想しているだろうから、なんとか対応してくれるでしょ」
BGM:讃えよ王を
from ラストストーリー(任天堂/ミストウォーカー, 2011)
Composed by 植松信夫

少し時刻は戻って、この日の朝。パスタリア宮殿の大統領執務室は険悪な空気の中にあった。
ラクシャク防衛戦にて責任的立場にあった二名――
共和国軍将軍ジュリエットと参謀長を務めたブランドン・スタクス、が詰問されている。
ブラックボーン:「――あれだけ盛大にぶちかましたにも関わらず一人も殺せていない可能性がある、
そういうことらしいな?」
ジュリエット:「……はい」
スタクス:「詳細は現在調査中だが――」
ブラックボーン:「調査しないとあるかないか分からない程度の数なんてどうでもいいんだよ。
この作戦、いざという時の切り札として用意したはずだよな? コストもずいぶん掛かっているよな?」
スタクス:「……」
ブラックボーン:「こっちにはそのコストを支払う価値があったと納得させるだけの勝利が必要なんだよ!
圧倒的な勝利が! 分かってんのか!!」
ジュリエット:「は、はい!」
[雑談] ブラックボーンくんかわいいね
[雑談] 圧倒的☆勝利
[雑談] 対岸のクソおっさんはかわいい
[雑談] 絶妙に仕事できなさそう、かわいい
[雑談] 師匠はやっぱすげえよ、いてくれてよかった
ブラックボーン:「『刃向かう者は手段を選ばず叩き潰すという恐怖も与えられる』だったか?
ったくよー、こんなザマで恐怖は与えられるのか? ん?」
スタクス:「……まったくもってその通りだ。面目ない」
ちっ、と舌打ち一つ。これまで立って二人を叱責していたブラックボーンは机に戻り、
椅子に深く背を持たれて腕組みをし、話を続けた。
ブラックボーン:「俺も部下の尻拭いには慣れているが、今回ばかりは愚民どものご機嫌取りがちょっと高くつく。覚えておけ。
ブランドンは、どうしてうまくいかなかったのかをちゃんと調査して報告するように。
“解放運動”にアレクセイが引っかかったという件についても油断はするな」
スタクス:「了解した」
ブラックボーン:「それから、作戦は当初の計画通りに続行。
敵戦力が温存されてしまったかどうかとは関係なく、水源地の奪還は最低ラインとしてやるべきことだ。
この程度のことも達成できないようなら、お前とお前の影武者を交代させてやる」
ジュリエット:「分かりました。命に代えても、必ずや」
ブラックボーン:「『お前自身の』命に代えても、だ。これで話は終わりだ。すぐに取り掛かれ!」
[雑談] 共和国首脳陣から1人だけ排除できるとするなら誰かな~とか延々考えてる
[雑談] お前とお前の影武者を交代させてやる これすき
[雑談] メテオライトシステムは完成してたのかなこれ
[雑談] どうなんでしょ、別のシステムが起動している可能性がありますけども
BGM:騎士様は無愛想

イリューシャ:「――そう。ひとまず無事そうでよかった。
でも、パスタリア解放運動、そんなことになっていたなんて」
アレクセイ:「はい、いずれここぞという時に敵対行動をとってくることは十分に予想されます」
ジャド:「ですが、それで、レギーナは大丈夫なのですか?」
オーラフ:「僕もそこが疑問です。後から分かったこととはいえ、
共和国の息がかかっていると思われる組織に対して潜入させることになる。
露呈したら、場合によっては素性が明るみに出ただけでも、危険なことになりませんか?」
イリューシャ:「そうよ。戦闘経験はあったとしても、彼女は軍人ではない。
そんな任務を与えるなんて、アリョーシャはどう思ってるの?」
アレクセイ:「まずこれは本人の意思です。が……緊急の際に脱出できる手筈を整えておくべきでしょう。
おそらくまたデクス殿に協力を願うことになります」
オーラフ:「彼ですか……彼もまた民間人ですが」
アレクセイ:「護衛の兵を送り込むなり、本来とは別の通信手段を用意するなり、やり方は考えられます」
イリューシャ:「それでも私としてはレギーナをラクシャクに留まらせることに反対したいところだけど。
こればっかりは彼女のいないところで話しても……仮にここにいたとしてもどうだか」
彼女の決心を変えることのできる人はそうはいないだろう。ため息一つ、御子は視線を上に泳がせる。
[雑談] お前が一番変えられそうなんだよ!と叫びたい
イリューシャ:「いずれにせよ、彼女の安全のために細心の注意を払うように。
レギーナを死なせるようなことがあったら、アリョーシャ、貴方であっても許さない」
やや感情のこもった強い言葉で迫るイリューシャ。だが同時に彼女は既視感を覚える。
ラクシャク進攻を強要した結果アレクセイが命を落とすところだったのは昨日の話だ。
昨夜の想いがまた心に刺さった棘のように疼く。
アレクセイ:「承知しました」
戻ってきた答えにもやや緊張の色が見える。
また同じことを繰り返してはいけない。イリューシャは一呼吸の間合いを取り、
イリューシャ:「……許さないというのは言い過ぎたかもしれない。けれど、やっぱり心配だから。どうかお願い。
彼女に関わることは私にも逐一報告して頂戴。どんなことでもいいから」
アレクセイ:「はい」
イリューシャの内心を知ってか知らずか、やや表情を崩して答えるアレクセイ。
[雑談] ああ、護れてよかったあ!
[雑談] 推し~~~~~~~~~(供給)
[雑談] これからいっぱい吸えるから供給抑え気味にした方がいいのでは?
[雑談] 吸えるときにいっぱい吸っとかないと!!!!!! 残機はいっぱい用意したし
[雑談] 自動的に供給が来るんだ、空気みたいなもんだ
[雑談] 爆発しそう
[雑談] アマンゾでいっぱい打ってた残機
[雑談] 落とし穴に残機がすごい勢いで吸い込まれるのを想像してしまった
BGM:蠢きの予感
from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
Composed by 中河健
ちょうどその時、部屋のドアがノックされる。前線のレーレの水卸からの報告だ。
ラクシャクより共和国軍が陸路で出撃したのを確認、との内容である。室内に先ほどとは別の緊張が走る。
イリューシャ:「……水源を取り返しに来たようね」
アレクセイ:「畏れながら申し上げます。前線に残した兵力では戦線の維持は難しいでしょう。
拠点を放棄し一段上へ後退、もし追手が掛かればむらくも桟橋まで撤退することを進言いたします」
拠点を放棄というのは、つまりまたエナへの送水が止められることを意味する。
ラクシャク攻略失敗の上にこれでは大鐘堂や御子の威信に関わるのは避けられない。
でも、目先のことに囚われてはいけない。そう学んだはずだ。
イリューシャ:「今は後退したとして、取り返す当てはあるのね?」
アレクセイ:「はい。幸いにしてラクシャクでの人的損害は軽微でしたので、立て直しは一両日中にできます。
進軍経路も概ね維持されておりますので、昨年の作戦に比べれば算段を立てやすいでしょう」
オーラフ:「以前作った貯水池も問題ありません。すぐに稼働できます」
二人に決断を促され、少しだけ考えて、御子は命ずる。
イリューシャ:「それなら、アリョーシャの案を採用します。作戦立案や指揮についても任せます。
エナの人々への影響が少なくなるよう、できるだけ早いうちに取り戻すことを期待します」
アレクセイ:「はっ!」

ジュリエット:「――敵は交戦を避けてむらくも桟橋まで撤退しました」
ブラックボーン:「……」
再びパスタリアの大統領執務室。
レーレの水卸を再占領したという報せを持って帰ってきた将軍ジュリエットだったが、
大統領は腕組みをして彼女に背を向けたまま、じっと窓の外の景色――雲海に沈む夕日を眺めている。
ジュリエット:「敵は早ければ明日には態勢を整え直すものと思われます。
まずは水源地の防備を整えるべきだと存じますが、閣下はどのようにお考えでしょうか?」
ブラックボーン:「いや、それでいい。もし仮にパージャが使われたという情報が本当なら、
戦略自体を再検討する必要が出てくる。それには少し時間が要る」
振り返ることなく答えるブラックボーン。逆光に浮かび上がる肩幅の広いシルエットは、
レーヴァテイル戦争当時に勇士として名を馳せた――同時に、敵対するレーヴァテイル達からは悪名高い――
若かりし頃の彼と変わっていない。
ブラックボーン:「ラクシャクの立て直しも必要だ。落としたアレの撤去にも人手がかかる。
しばらくは、兵の動きは最小限にしつつ敵をうまく牽制しておいてくれ」
ジュリエット:「……承知しました」
結局、大統領はジュリエットのほうを向くことはなかった。
退室する彼女を部屋の前で待っていたのは、科学技術補佐官のローリッツだ。
彼はジュリエットを値踏みするように一頻りじろじろと眺めた後、執務室に入った。
ブラックボーン:「来たな、ローリッツか」
[雑談] おっきたなこいつぅ!
[雑談] ローリッツくん 敵キャラの中でいちばんすき
秘書のエコーというレーヴァテイルの案内の声に振り返り、ブラックボーンは来客を招き入れた。
ソファに座らせ、秘書を部屋から追い出した上で、話を切り出す。
ブラックボーン:「まず聞きたいんだが、ある詩が謳われたとして、その詩が何であるか判断する方法はあるか?」
ローリッツ:「ないと思った方がいいでしょうね。仮に詩魔法サーバーのログを調べることができて、
なおかつ謳われたのがよく知られたエクストラクトだったなら、もしかしたら分かるかもしれません」
ブラックボーン:「一つは具体的にはパージャだ。ネオ・エレミアの軍や警察の関係者になら知られていると思うんだが」
ローリッツ:「どちらにせよ、ここには塔に直接アクセスできる端末は存在しませんので」
ブラックボーン:「やっぱりそうか。……面倒だが、別の方法で探りを入れてみるしかないか」
ローリッツ:「話がまだ見えないのですが、何かあったのですか?」
ブラックボーン:「何かって……いや、お前に浮世の知識を要求するほうが間違いか」
[雑談] ヴィジョンダンスというエクストラクト、最初期のメタファリカ計画の知識があるかどうか
腰を据えて話すことを決めたブラックボーン。いったん秘書を呼び戻してコーヒーを淹れさせた上で、
昨日から今日までの一連の戦闘の経過を交えながら、一通り事情を説明した。
ローリッツ:「……詰まるところ、調べたいエクストラクトというのは、
“ホログラフィ”がパージャによって消されたのかどうかというのが一つ」
ブラックボーン:「ああ」
ローリッツ:「もう一つが、“橋”の正体について」
ブラックボーン:「ということだ。詩魔法では渡れるような橋はできないはずだからエクストラクトの可能性が高い。
いつも外側を回っているリングが、ちょうどその時、普段と違う回り方をしていたという話もある」
ローリッツ:(昨日の昼過ぎ……そういえば、メテオライトの精神モニタリングで変な挙動があったのもその頃だな。
詩魔法を謳った時のような感じの。この件とは関係ないと思うけど)
[雑談] 干渉してる……
ブラックボーン:「橋のほうはこっちのパージャでも消せるだろうからいいんだが、
ホログラフィが使えなくなるのはかなりの痛手だ。パージャでも消えないホログラフィは作れないのか?」
[雑談] 消せません(なお自然消滅)
[雑談] 消えてる?
[雑談] マニピ橋は半日くらいしか保ちませんね 本来のヴィジョンダンス生成物は半月くらいだっけ?残るらしいですが
ローリッツ:「塔に依存している以上は無理ですね。インフェル・ピラを掌握できれば話が違ってくるけど
まだそこまでの準備はできていないし、すぐにどうこうできるような代物でもなさそうですから」
ブラックボーン:「それじゃどうしようもねえな……まあいい、分かった。
今日相談したかったことはこれだけだ。わざわざ呼び出して悪かった」
ローリッツ:「こちらこそいい答えができずにすみません。
自由にやらせてもらってる研究にまでお金を頂いているのですから力になりたいのは山々ですが」
さらに二言三言交わし、ローリッツは部屋を出ていった。
ブラックボーンは再び大きな窓に向き合う。日は既に沈み、遠くの空だけが赤紫の色を残している。
ブラックボーン:「レーヴァテイルに束縛されない世界を目指して戦ったのはいつの日だったか……
ここでもまた奴らは立ちはだかる、か。あのポンコツ管理者のほうがまだ素直でよかったよなあ。
ったく、自分たちもレーヴァテイルの力を借りなきゃいけない状況に追い込まれているのは情けねえ」
[雑談] シュレリアェ……
BGM:ALONE
from サガ フロンティア(スクウェア, 1997)
Composed by 伊藤賢治

それからしばらくして、空が完全に暗くなった頃。
通路を除いて照明が落とされたパスタリア政府空港の一角、ローリッツの研究施設兼住居である中型輸送船に
ちょうどその持ち主が帰ってきたところだ。
船内のあちこちのドアに設定されている認証を通過し、もとは船員用食堂だった居間に入る。
金色の髪の女性――首筋に1/5の印が見える――が夕食の配膳をしている。
テーブルの上に並んだ料理はどれも手の込んだものではないが、
彼は食事にはあまり頓着しない性質のようで、気にすることなくいつものように席に着いた。
ほどなく配膳が終わって女性も席に着き、二人は夕食を食べ始めた。
[雑談] あああー!!!!!
[雑談] ほんもの
[雑談] 知ってた……
ローリッツ:「……もう一度聞くけど、メテオライト、昨日の昼過ぎは別に何か変わったことはなかったんだよね?」
メテオライトと呼ばれた女性は食べ物を口いっぱいにほおばったまま頷く。
かなりの不作法だがローリッツは気にする質ではない。元より人間関係にまつわることは彼の興味の範囲外だ。
ローリッツ:「あっそう」
それきり会話は途絶え、食器が触れる音が微かに響く。
半ば既製品である食事はそこまで美味なものではない。それでもおいしそうに食べるメテオライトを見て、
幸せそうに食べるものだ、とローリッツはいつも思う。
[雑談] なんかちょっと萌えキャラ確立してきてるんだけど
[雑談] それを言うなら金髪ツインテールの時点でもうアウトでしょ常識的に考えてw
残念なことに彼は人間なので、生存するには食事と睡眠とそれに伴う種々雑多の労力が欠かせない。
人工生命であるメテオライトには本来はそれらの手間はかからない。それでもこうやって食べさせているのは、
かつてβ純血種が民間に開放されたばかりの頃、食事も休息も与えられずに働かされた彼女たちが
次々に精神を病み、あげく自殺して、製造元が訴えられたような例に事欠かないことを知っているからだ。
ローリッツ:(そういえば、今作ってるインフェル・ピラ依存のβの培養が終わったら、食費が増えることになるな……
それ以前にちゃんと起動するのか? インフェル・ピラの独自仕様が邪魔したら面倒だなあ……
そういうのがあるかどうかを調べるのも培養の目的とはいえ)
インフェル・ピラというキーワードが浮かぶやいなや、
食事の手は止めないまま、ローリッツの意識は思考の海に沈んでいった。
[雑談] インフェル・ピラβ
[雑談] やっぱりIPDβ作ってたじゃん
[雑談] ひぃいいいいせめて暴走して自滅してぇ(ひどいことを言う人)
[雑談] 以上、「燻る火種と改悛と」でした ありがとうございました
[雑談] ラストに繋がるキーワードがどんどん出てくる
[雑談] いやあー……いやあー……
[雑談] エレミアの技術力は世界一ぃ
配下紹介:カムパネルラ編1
カムパネルラ・クロシドライト
[雑談] あっできればカムパネルラ顔出しをメイン1でやりたい
[雑談] 状況とかはキャメラさんのほうでお願いします クロシドライトは適当に合わせますね
[雑談] はーい とりあえず時間軸は撤退戦の翌日くらいかなって
浮き足立った空気の残るエナの朝。一際目立つ人間離れした長身の影が、クロシドライトに引き連れられて歩いている。
カムパネルラ:「……なんだ、意外と普通の街だな。やっぱり向こうの報道は偏向も偏向だったか」
鋼色の長い髪、紅の隻眼、シンプルな左の義足。彼は先の戦いでクロシドライトに合流した、
かつての『レーヴァテイル戦争』における彼女の戦友、カムパネルラ・マンチニールである。
クロシドライト:「そりゃそうでしょ。向こうにとってはメタ・ファルス人を分断させないと話にならない」
カムパネルラ:「そういうことだな。……思ったより無謀な戦いではなさそうだし、
こちらに頼ったのは正解だったな」 うん、と頷いて
「……君と再び、こうして話せる日が来るとは思ってもみなかった。希望は棄てずにいるものだな」 と、笑います
クロシドライト:「本当ね。向こう出身の人は――いや、敵の顔はうんざりするほど見たけど、
“こっち側”のはなかなかね。脱出するときも人間ばっかりだったし」
カムパネルラ:「ああ。……そうだ、他に“解放戦争”のメンバーは、こっちにいるのかい?」
クロシドライト:「βは何人かはいるけど、前からの私の知り合いは初めてかな」
カムパネルラ:「……そうか」 悲しげに一瞬目を伏せて 「……皆、苦しんでいないことを祈る他ないな」
カムパネルラ:「それで、僕は出来れば、こっちの大鐘堂に手を貸したいのだが……
クロシドライト、君に仲介を頼めるだろうか」
クロシドライト:「それはいいんだけど……」 失った目を見て 「大丈夫なの? カムパネルラは」
カムパネルラ:「……そりゃ、前みたいに戦うことは出来ないだろうね。
エクストラクトはアンインストールされたし、詩魔法も、大半使えなくなるまで心を折られた。
片足も片目も無いし、指だって足りない。下手な新米より弱いだろうね、今の僕は。
だが……それでも、戦えはする。弱いが魔法も残っている。それに、頭は十分に回る。
……皆の無念を晴らすのに、行動を起こさなければ気が狂ってしまいそうなんだ」 真剣な顔で言いました
クロシドライト:「そう、それならいいんだけど。人員募集自体はいつでもやってるから。
私がこっちに来た時には、最初だったってのもあったし、面接があったけど……今度はどうかな」
カムパネルラ:「面接か……どんなものだったんだい?」
クロシドライト:「大鐘堂にとってエレミアのヒトは敵じゃない。だからいろいろとね。
なんで大鐘堂に加わりたいと思うのか、とかいろいろ聞かれた。
こっちの人はβ純血種というものもよく知らないみたいだし、そこも含めて」
カムパネルラ:「なるほどな……そりゃあ面倒だっただろう。
僕がどうなるか分からないが、身体検査があると説明が面倒そうだね」
クロシドライト:「身体検査ねえ……レーヴァテイルならそこは大丈夫だと思うけど」 と考えてから
「ともかく、まずは行ってみないと始まらないでしょ」
カムパネルラ:「それもそうだな。街の方も気になるが、それはまた今度。連れて行ってくれるかい」
クロシドライト:「OK。案内はおいおい」
クロシドライト:「ところで、眼帯とかはしないの?」
カムパネルラ:「ああ。見た目はこうだが、ほんの僅かばかり光は捉えられるんだよ、この左目」
[雑談] 「眼帯して全く見えなくなるよりは多少でも使える分は使ったほうがいい」って気持ちの左目
クロシドライト:「そういうことか。……他の人からの理解を得るのがちょっと苦労するかもね」
カムパネルラ:「ま、こんな見た目だからね。その辺りは仕方ないさ。
ええっと、大鐘堂の本拠はどっちにあるんだい?」
クロシドライト:「ああ、あれ」 宮殿を指す
カムパネルラ:「おお、実物を見ると結構でかいな」
クロシドライト:「さっそく行ってみる?」
カムパネルラ:「もちろん。善は急げだ」 長い義足と脚で、割とすたすた歩き出します
商店が並ぶエナの市街地を横目に、二人は歩き出す。
正面遠くには宮殿入口の大階段が見える。
クロシドライト:「――で、今までどうしてたの? どこにいたの?」
カムパネルラ:「話すと長くなるな。最後に君と会ったのは、“戦争”末期の戦場だったか。
あまり気持ちのいい話ではないが、聞くかい?」
クロシドライト:「何を今さら。ネオ・エレミアにいた頃には気持ちの良くない話なんていくらでも聞いたでしょ」
カムパネルラ:「ククク、それもそうか。それじゃあ、話すか──」
カムパネルラ:「“解放戦争”の際に、敵地に残って殿を預かっていた時、僕は確かに心臓を貫かれた。
流石に死ぬと思ったさ。だが、僕の体は融けなかった。
β純血種の身体は水人形。心が折れない限り、どれだけ損なわれようと死なない。
……図らずも、僕はこの机上の空論を実現させてしまったようだ。
死ななかったとはいえ、それは単に最悪の回避でしかなかった。
逃げ出すには多勢に無勢だった。虜囚となることは避けられなかったよ。
『何をしても死なないレーヴァテイル』として、僕は様々な実験に使われた。
中核三角環以外のあらゆる部位は解剖されたし、破壊されたんだろう。
……委細を思い出そうとすると吐き気がする、すまない」
クロシドライト:「うげえ」 解剖のくだりを聞いて
[雑談] あーそっか、理論上βは寿命までは無敵なのか……
[雑談] りろんじょう
[雑談] でもこの理論を実現できたのはそう多くないと思われます カムパネルラはカーボンナノチューブメンタルだった
[雑談] 絶対不屈持っておるぞこのレーヴァテイル
[雑談] 決意マン
カムパネルラ:「本当に記憶は曖昧なんだ。僕の心は折れていて、僕の魂は僕を制御することが出来ていなかった。
それでも僕がミュール覚醒の動乱を生き延び、メタ・ファルスまで辿り着くことが出来たのは、本当に運が良かった。
僕の不死身に再現性が無いと結論づけられてからは、僕の身柄は民間に払い下げられたのだと思う。
その時僕は既に不具にされていたが、まぁ、それでも“使いよう”は有ったようだ。
環境が変わっても、僕の待遇の酷さは変わらなかったし、そのまま僕は寿命を迎えると思っていたのだがね。
僕は心を取り戻すことが出来た。大鐘堂が御子・イリューシャとその軍勢が、
エレミア人の圧政に反旗を翻した──その報せを聞いて。
自殺を装って行方を眩ませて、貨物に紛れて飛空挺に乗り、僕はラクシャクに辿り着いた。
そこまでは簡単だったが、そこから君たちに接触する手段が無くてね。物乞いに紛れて機を伺っていたのだが……
折良く、大鐘堂軍がラクシャクに侵攻してくれた。奇妙な避難勧告は僕も知るところだったから、
警告も出来たらと君たちを探したが、どうにもすれ違って間に合わなかったようだね」
カムパネルラ:「……あの謎の橋が無ければ、恐らくは僕も潰されていただろう。
あれが何だったのか、クロシドライトは聞き及んでいるかい?」
クロシドライト:「橋? 私はラクシャクまでは出てなかったから、戻ってきた人から聞いただけで詳しくは知らない」
カムパネルラ:「そうか……あれはおそらくエクストラクトだったと思うが、御子はパージャを謳っていたんだろう?
一体何なのか……」 ひとしきり首を傾げた後、
「ひとまず、僕のここまでの軌跡はこんなものか。かいつまんで説明したが、どこか突っ込みたいところは有るかな」
クロシドライト:「……あんた、あと何年だっけ?」 かなり低い声で小さく
カムパネルラ:「えーっと……今確か141で、そろそろ142になるから……だいたい残り8年だね」
クロシドライト:「極度の身体的負担も寿命を減らす原因になるけど……
いや、再培養はしてないからそこは関係ないか」 とか呟いて
「まったく、あとほんのちょっとの余生すらゆっくり休めないなんてね。
こっちの人間はレーヴァテイルに対しては割と好意的だし、さっさと奴らをどうにかしたいところね」
[雑談] クロシドライトさんの優しさ
[雑談] 同族には優しい
[雑談] 同族にはさすがに優しく会ってほしい
カムパネルラ:「構わないさ。僕は、人生の前半は恵まれていたからね。
……こっちでは、人とレーヴァテイルが共存・共栄出来ているんだろう? それこそ僕が願っているものだし、さ」
クロシドライト:「……」 やや含む所がある無言
カムパネルラ:「っとと、この辺の意見は違ったんだったな。すまないね」
クロシドライト:「ともかく、大鐘堂がどうなるかは分からないけど、私は歓迎する。
もし入るのを拒否されたらうちに来てもいい。寝る所くらいは用意できるから」
カムパネルラ:「そりゃ助かるよ。屋根と壁の有る所で休むのは久々だ」
クロシドライト:「まあ、きっと大丈夫でしょ。……階段あるけど、一人で登れる? その義足で」
カムパネルラ:「大丈夫だ。この脚になって長いからね、階段くらいは登れる。急なところは厳しいが」
[雑談] この義足はキャメラさんのやつのように動かせるのだろうか
[雑談] 動かせないですね ただの木製
[雑談] でもカムパネルラはめたくそ器用なのでこれで普通に歩けるようになった 走るのは無理
[雑談] 了解 βだから人間用のをそのまま使うわけにはいかないか
[雑談] 多分民間に払い下げられてた時はちゃんとした義足だったんでしょうけど、
[雑談] 逃げるときに装身具は軒並み置いてった(自殺を装うため)ので、ラクシャクに逃れてから
[雑談] 安い義足を入手したのかなーとか そう考えています
クロシドライト:「ソードビット持ってくればよかった。まあいいか」
カムパネルラ:「気遣ってくれてありがとう、クロシドライト。……ああ、本当に、君と再会出来て良かった。
ここまで厳しい道のりだったが、報われた気分だよ。ククク……」
クロシドライト:「私もね。……相談相手がいることに越したことはないし」
[雑談] クロシドライトさんの夢女子になる~~~~~~~(クソ)
[雑談] カムパネルラもこんなもので この後無事採用されました
[雑談] カムパネルラは割とニンゲンに対しても優しいです グレートマザー的な優しさですが
[雑談] マッマ……
[雑談] おばーちゃん……
[雑談] 支配し、相手の自主性を否定する愛ですねー
[雑談] 管理下に置くやつ
[雑談] 極端な話、彼の理想はレーヴァテイル指導の元の人類の家畜化であるわけですし
[雑談] 一歩ズレると第三塔で見た光景に……?
[雑談] 「ニンゲン、愚かでかわいそうだから、優れた存在である僕たちレーヴァテイルが支配して
[雑談] きちんと飼育してあげなきゃ……」 愛玩動物を飼う人間の精神に近い こんな感じ
[雑談] クラスタニアはカムパネルラの理想とはちょっとずれますが、仮にクラスタニアに訪れたとしたら、
[雑談] 「おっ結構いいとこじゃん」って納得して変えようとはしない感じになりますね
リタの顛末・その1
沙華・クーロン
[雑談] リタさんの方はとりあえず時系列では「キャメラさん快気祝い前」までは決まってます
[雑談] そうだエナ回りましょ ついでにお話ししましょ
[雑談] いいですねぇ!
[雑談] おうちに帰りたいってぐずることもありそうですが
[雑談] そこら辺も釈明もとい説明しながら参ることができる
[雑談] 出だしはどうします? こっちから行きますか?
[雑談] お願いします
[雑談] 資料集くん! 出番だ!
[雑談] 出番の時に限って見つからない資料集
ラクシャクから退却してからまだ間もない日数のこと。
未だ沙華に戻らないリタを連れて、クーロンはエナへ繰り出した。
戦乱の後、街はいつもざわめき立つが、今回はいつもよりもその不穏な感じが大きかった。
ラクシャクの崩落に関して、すでにここまで情報が渡っていることの証明である。
そんな街中を、二人で歩いている……
クーロン:「リタ、どうだ? 初めてのエナの気分は?」
沙華:「ほえー、ここがエナー? すごいすごい、おっきくて古い街!」
クーロン:「だろ? んで、あっちに見えるのが宮殿で、向こうを曲がると市場通りだ」
沙華:「おっきい街はねー、お星さまのいる街に行ったくらいかなー」
クーロン:「お星さまのいる街……? どこだそこ?」
沙華:「ぱ……なんだっけ? おっきいところ!」
クーロン:「パ……パスタリアでいいのかな。パスタリアならあっちの方だ。でっかい建物が見えるだろ?」
沙華:「うんー」
クーロン:「案内としてはこんなとこかな……パスタリアに比べたらここはモノも多くないし。
そういや向こうにくるるくの焼き物売ってたっけ。食べるか?」
沙華:「くるるく飽きたー」
クーロン:「あ、そうだよな、くるるくはな……」
クーロン:「そうだよ、リタ。お前、いつ頃の生まれなんだ?」
沙華:「んーとね、えーとね……3303年!」
[雑談] 神との契約が3319 澪結成が3306
[雑談] (結成当時3歳のつもりで回答しました)
[雑談] 若いねぇ
[雑談] だからリタは技術面はさっぱりです
[雑談] I.P.D.になったのも、親の仕事についてきたりしてるうちに才能あるじゃんって話になったから
[雑談] なるほどー
クーロン:「……は、はは」 乾いた笑いを浮かべる
「これがプラルラと話すってことなのか……?」 小声で
沙華:「ぅー?」
クーロン:「……んー、どう話していいかわからないけど。リタ、驚かないでくれよ。今は3433年だ。……わかるか?」
沙華:「……ふぇ?」
クーロン:「リタが生まれたのが、ちょうど130年前ってことになるな……言っててこっちがおかしくなりそうだ」
沙華:「……リタ、死んじゃったの?」 (メッセラのせいで記憶があいまい)
クーロン:「自分の流派は分かるのか。なら話は早いけど、まぁ、そういうことになる」
沙華:「うん、プラルラだよ。護が見つかったら、前世も思い出す。だから大きくなったら、村を出て探しなさいって……」
クーロン:「で、その年だと見つける前にいっちまったってことか」
沙華:「……だと、思う」
クーロン:「時期的に……神との戦争の頃か」
沙華:「せんそー?」
クーロン:「あぁ、覚えてるかどうかはわからんが、生きてた頃は戦ってたはずだ。
んで、俺たちはその戦争に負けちまったんだ」
[雑談] 負けてないけど負けてるよなぁ……クーロンの歴史観が軽すぎる
[雑談] これあの御方はもういないって言っていいのかな
[雑談] いいんじゃないですかね、言ったら混乱と言うか錯乱しますが戻るきっかけのひとつになるし
沙華:「まけたの? リタ、いっぱい謳ったのに」
クーロン:「んー、勝負そのものには勝ったんだけど、その後はボロ負けだなぁ」
沙華:「うぇ!? そんなぁ……おほしさまは? インフェルのお姉さまは?」
クーロン:「あっ、ちょっと待ってくれ、その名前は口にしちゃだめだ」
沙華:「えー?」
クーロン:「勝負に勝った後、『あのお方』は凄い責められたんだ。
神様にケンカ売って大地をボロボロにしたって、めちゃくちゃにな。
今でもそう言う事を言う人がいる。だから無暗に言っちゃだめだ」
沙華:「う、うん……」 しゅん
クーロン:「んで、『あのお方』はどっかに行った。死んだわけじゃない……と思う」
沙華:「うー?」
クーロン:「死んだって書かれてないんだ。どこかに消えたってしか言われてない。
つってもレーヴァテイルが100年も生きてるなんてありえなさそうだが……」
沙華:「おほしさまはねー、いるよ? リタが来たのも、だって、おほしさまの詩が聞こえたからだもん」
[雑談] 時間のずれとか教えてもらえたし、戻るフラグは十分か
[雑談] あとは「今の自分は本当は誰なのか」ぐらいじゃないですかね
[雑談] ですね
クーロン:「あー、なるほど。お星さまって『あのお方』のことだったか……
でも、声が聞こえたから来たって……いやでもなぁ……」 ぶつぶつ
沙華:「LYAlyuma、“みんなの星”。おほしさまは自分をそういう言葉で表してたよ?」
クーロン:「なるほど。いや、俺レーヴァテイルじゃないから新約パスタリエはさっぱりでなぁ」
沙華:「ほえー、変なの」
[雑談] パスタリエがパスタリエだって知ってるの?
[雑談] 一応インフェルピラ作った奴らの一族なんで、概要ぐらいは知ってると思います
[雑談] ほんほん
[雑談] なお翻訳は到底無理な模様
クーロン:「まぁ、そういうことだ。んで、俺たちは『神様』と契約をした。
俺たちはそのせいで自分がどこ出身かも言えなくなっちまった、ってところかな」
沙華:「えー……おうち帰りたいよぅ」
クーロン:「んなこと言われてもなぁ……お前のこと連れ出すのも大変なんだぜ? 今のお前は軍人だからな」
沙華:「ひっ……ぐんじん?」
クーロン:「あぁ。リタの今の転生先は、軍人やってる。俺もあの鎧の兄ちゃんもそうだ」
[雑談] 錯乱入っていいです?
[雑談] まるで狂気判定のような
[雑談] だだこねられても何とかできると思う
[雑談] セルフSanC
[雑談] w
沙華:「や、やだ、カナカナに、かえり、たいの、ぁ、あ、かえりたい、うたがこわい、
ずっと聞こえて、門を壊して、声が、命令が、謳えって、う、謳えって、ずっとずっとずっとずっと……!」
一回帰りたいと言ったのと、今が130年先で自分が転生していることを知ったため、末期のことを思い出してしまいました
クーロン:「リタ、おい、リタ! ごめんな。こんなこと言って……ほら、落ち着けって」
沙華:「ぁ、あたし、本当に……死んじゃったの?」
クーロン:「……話を聞く限りは、そうだな。そうとしか考えられない」
沙華:「そっか…… でも、本当は多分、ずっと前に、気づいてたと思うの……
他の“みんな”が言ってた、思い出してないことって、これなんだ……」
クーロン:「何となくはわかってたか。とはいえ、辛いこと思い出させちゃったな」
沙華:「うん……あ、じゃあ、そろそろ交代してあげないとあたしが困るってことだよね??」
クーロン:「……お前、いい奴だな。その通りだな、リタのこと誤魔化すのもそろそろ限界だ。代わってくれないか」
沙華:「そっか……ふぁ(あくびをして)あたし、眠いの……リタが寝たら、多分、次のあたしに戻るの。
本当はずっと眠かったの。でも、お外に出られて、とっても楽しかったから、起きちゃってたの」
クーロン:「そうだったか、ならしょうがないな」 物陰の方に連れていきながら
沙華:「あのおにいちゃんに、お礼言いたかったなぁ……あたしは多分、しばらくお休みして、
前のあたしたちにいっぱい怒られて……そしたら、次のあたしのことを後ろから見てるの」
クーロン:「わかった、伝えとくから」
沙華:「あたしは死んでも死なないけど、でも、もうリタじゃないから、仕方ないもんね……」 うとうとと眠い目をこすって
クーロン:「まぁ、その気になれば会えるだろ。同じ場所で生まれた同士だしな」
沙華:「うん、次のあたしが、仲良しなら。次のあたしに、声をかけてくれたら、あたしも、いるから……
……おやすみなさい。未来のお兄ちゃん。楽しい夢、だったよ……」 と言って、完全に目を閉じます
クーロン:「……おやすみ、リタ」
[雑談] うまくきれいに戻れそうです
[雑談] よかったよかった
[雑談] よかった
沙華:しばらく立ったまま目を閉じていましたが、ぱちっと目を開くと 「やっと戻れたー!」 と笑顔で叫びます
クーロン:「おはよう、リタ……沙華姉ちゃん」
沙華:「体を乗っ取られるプラルラなんて初耳だわ……」
[雑談] 戻れたで草
クーロン:「まぁまぁ、それだけのことがあったってことだろ。『お星さまの声が聞こえた』って言ってたぜ?」
沙華:「ぁー……キャメラさんの詩ね。あの子、高レベルI.P.D.だから。
インフェル様の命令があったと思って、出ちゃったのかしら。 ……沙華の話し方ってこんなだったっけ?」
クーロン:「……多分。俺からしたら、今のそっちの方がスゴイ違和感だな」
沙華:「ぇー……?」
クーロン:「一週間ぐらい面倒見てたんだぞ? あと、今のはリタっぽい」
沙華:「うわ。どんなふうに話してたかも忘れかけてる……」
クーロン:「んー、あれだ、リハビリだな。がんばれ」
沙華:「がんばる……」
[雑談] これで〆ても大丈夫なような?
[雑談] いい感じかな
[雑談] なんとかなってよかった いつまでもリタさんのままだとさすがに
[雑談] なんとかなった 戻るにもいいタイミングだったと思います
[雑談] ですね、お付き合いありがとうございました
[雑談] これリタさんここまでの数日よく生きられたなと
[雑談] クーロンくんが頑張って面倒見たのかな……
[雑談] 苦労人クーロンさん
[雑談] 沙華さんのあの状態じゃ隠しても一週間が限度かなーと漠然と思ってました
病室にて
キャメラほか、PC全員
[雑談] あとあれだな カナタくんにお見舞い来てもらいましょう 他の人もめいめい来てください
[雑談] 行くぜいくぜ
[雑談] ロバさん何度かぶっ倒れた共同作戦の時の思い出があるから確認のために行くよ……
[雑談] 私刑執行時の印象がわりかし強いからにゃぁ…… ロバさんにとってのキャメラさん
[雑談] 行こうかなぁどうしようか
[雑談] 入院中に「自分が何をしたのか」の推理は進めてたと思うので話すときに多少は実りのある話もあるかもしれない
[雑談] リタで行くのと沙華で行くのとどうしようかな
[雑談] リタで来られるとカオスオブカオスよ
[雑談] では沙華で行きます
[雑談] クーロンさんとリタちゃんで話した後、その流れで一緒に押し寄せるのもありではありますね
いくら大鐘堂関係者でも、入院患者に個室が与えられるのは珍しいことだ。
何故キャメラがその『珍しいこと』になったかといえば、彼女の病状がそれほどにまで重態だったからである。
三日三晩意識が戻らず、ようやく戻るようになっても覚醒は細切れ。
病室の扉には、長らく面会謝絶の札がかけられていたが、今日になってようやくその札が下げられた──
[雑談] カナタくんどうぞ
[雑談] イクゾ!
[雑談] 暇な人はどんどんお見舞い来て
カナタ:「キャメラさーん、入って大丈夫かー?」 元気なノック音が病室に響きます
キャメラ:「……はい、大丈夫ですよ」 ややハリのない返答が聞こえます
カナタ:「っと、それならお邪魔します……っと」
ゆっくり扉を開けて部屋に入ってきます。両手には一応お見舞いの果物類?
[雑談] やっばい 奏多のロールプレイ久しぶりすぎて困惑する
キャメラ:「ごきげんよう、カナタくん。早速お見舞いに来てくれて、嬉しいですわ」
笑顔で応答します 起き上がってますし意識も明瞭そうですが、やややつれてますね
カナタ:「ああ、いいっていいって、横になっててくれよ」 と言いながらにっかり笑って
「おう、キャメラさん。生きててよかった」
キャメラ:「……本当に、ご心配をおかけしましたね。ごめんなさいね、倒れるつもりはなかったのですが」
気まずそうに苦笑いし 「ずっと寝転がってると床ずれになっちゃいますから。果物、ありがとうございます」
カナタ:「……ん、それならいいけどよ。血をゴフっとはいて倒れるの、これっきりにしてくれよなー」
なんたって冷や汗かいて病院連れて行く間マジで心配だったし、とか言いながら
一つ果物を取ってさらさらっと剥きはじめましょう
キャメラ:「本当、主治医にもめっそり叱られましたから……あ、ありがとうございます」
義手はH波削っちゃうから封印されてるんじゃないかな なので自分で剥くのは至難の技なので
キャメラ:「……本当にごめんなさいね。こんなはずじゃなかったのですが」
カナタ:「そうだなあ、じゃあせめて『ありがとう』って言ってくれよ。謝る必要なんてないしな。
それに、怪我人病人は働かなくていいんだ。姉さんもよく言ってたし、『あー体調不良だわー奏多全部家事やって』って。
だから、今度オレが調子悪い時あったら助けてくれな、キャメラさん」 楽しそうに言いながら皮むきを続けていきます
キャメラ:「本当、カナタくんは……こっちの調子が狂うくらいお人好しですわ」 開いてたノートを閉じて
「……記憶の方は、どれくらい戻りました? ノルンちゃんやクーロンくんとは話せましたか?」
カナタ:「お人好しで狂う人も相当だと思うけどな……記憶は大体、戻った……と、思う。
ノルンとクーとも話してる。キャメラさんが寝てる間、みんな心配してたんだぜ?」
といったあたりで皿を探すしぐさをし始める
キャメラ:「ああ、それは良かった」 ほっ、と記憶が戻ったことに安堵の微笑みを見せ
「チームメイトの皆にも、随分と心配をかけましたからねぇ。
面会謝絶が終わったこと、よろしければ皆さんにも知らせてくださると助かります」
病院食のお皿が残ってるので、汚れの少ないやつを差し出しましょう
カナタ:「サンキュー。了解、皆に伝えておくな……とはいっても、耳聡い奴はすぐ来そうなもんだけど」
カナタ:「ほい、適当で悪いけどうさぎさんとねこさんだ。誰が切っても同じだけど、是非食べてくれよな」
さらにいい具合に皮付きの果物を並べて差し出しておこう
[雑談] うさぎさん
[雑談] いや逆に猫って???
[雑談] アルトネ世界の林檎事情はわからないんだ うさぎさんはうさぎさん ねこさんは頑張って飾り切りした
[雑談] そっか
[雑談] 絵をかいてみようと頑張ってみたけど狐にしかならない まあいい、そういう風に切ったということにするんだ
キャメラ:「あら、器用ですのね。これも姉君に教えられたのですか?」
カナタ:「そうそう。姉さんはいろんなこと知っててさー、オレに色々教えてくれたんだよ」
キャメラ:「仲の良いきょうだいでしたのね。ふふ」 うさちゃんりんごをまずいただきます しゃりしゃり
カナタ:「おう。偉大な姉だった……」
キャメラ:しゃりしゃりと一羽目のりんごを食べ終えてから、ふと神妙な顔になってむきなおります
キャメラ:「……その、カナタくん。本当にごめんなさい。私の不甲斐なさで、貴方に相当な不便を強いてしまいました。
それから、ありがとうございます。あの時、私を助けてくれて。
……潰えても惜しくはない命運ではございましたが、それでも今生きていられることは、
代え難い僥倖なのだと思いますから」
カナタ:「……それなら、こっちこそ。オレにできる精いっぱいはあれだけだった。
lof yeeelに願っても、オレにはあそこで皆を救えなかった。
キャメラさんだったから、キャメラさんがいてくれたから、あの歌を奏でることができて、多くの命を救えたんだ。
だから、なんだ。……こっちこそ、皆を助けてくれて、ありがとう。ボロボロになってまで、謳ってくれてありがとう。
本当に、生きててくれて、本当によかった……」
後半ちょっと泣きそうです。色々フラッシュバックしている
[雑談] カナタくん…………(じーん)
[雑談] キャメラさんじゃなきゃダメだったんだ、あなたじゃなければ皆を救えなかったんだ
キャメラ:「あら、あら……ふふふ、そうまで言われると、流石に照れてしまいますね」 冗談っぽく笑って
「……悲しまないでくださいまし。こんな状態ですが、ちゃんと治るって言われています。
戦線に復帰も不可能ではない、って。ですから、ご安心くださいな」
カナタ:「本当ならもう無茶しないでほしい……ってとこだけど、キャメラさんも止まれない理由があるんだろ?
戦線復帰したときは、立派に前衛務めるから、安心してくれよな!
あと泣いてねーし!! 悲しんでねーし! 嬉しいし!」
キャメラ:「あらあら」 うふふ男の子ってそうよねって感じの笑い方
「ええ。また共に戦える日を心待ちにしていますわ。……私はパスタリアに帰らなくてはならないのですから」
[雑談] あーどうしよー踏み込んで聞いてみてもいいのかなー!
[雑談] 良いよー
ふと、天使が通ったような沈黙。
カナタ:「……なあ、理由聞いてもいいか。キャメラさんの『帰らなきゃいけない理由』をさ」
キャメラ:「……私には兄が居ました。兄の遺髪を、両親と同じところに納めてあげたい。
そして、我が家のお墓はパスタリアの郊外にあります。
一番は、それです。居るべき場所に帰して……私も、家に帰りたい。それが、私の願いです」
カナタ:「家族と同じところに、か。……うん、すごくいい願いだな」 ゆっくりと息を吐きながらつぶやく
「……家族一緒に、いた場所に。大切なことだな!」 にっかり
[雑談] もう奏多には帰る家も家族もいないから、ちょっとうらやましい気持ちがあるのかもしれない(突然の自己分析)
[雑談] 帰る家はある(モノは残っているはず)
[雑談] 身元が一番安定してるのってクーロン……? 親がいるし家もあるし
[雑談] かもね
[雑談] 沙華も安定してると思ってた 親はいないけどお嬢さんな身元は保証されてるはずだし
[雑談] 異世界転生、独り身、身元不明、親がどっか行った
[雑談] テルの方が安定してる
キャメラ:「ふふふ。それと同じくらい、兄さんと私をこんな風に」 左腕の欠損を示し
「した輩に、酷い目を味わわせてやりたい、というのもありますが」 目が笑ってない
カナタ:「お、おおう……背筋ぶるっときた……」 みぶるいぶるぶる
キャメラ:「貴方が恐れる必要はありませんよ、この先大鐘堂を裏切る予定もないでしょう?」 にこにこ
カナタ:「その笑顔が怖えーんだよ目が笑ってねーよ!」 ひょえーという感じの動き
[雑談] こう返すのは良くも悪くもカナタさんだなあと >うん、すごくいい願いだな
[雑談] これ下手したら「それ冗談で言ってるの?」って場が冷えそうなもんだけど
[雑談] それ以前にカナタさん自身も似たような状況はあるし……
[雑談] マニピ前のキャメラに言ったら、そもそも別の返答が帰って来る上にまがおになる
[雑談] マニピ後だから屈託のない返答
[雑談] おあにちゃんを家族と同じ墓に入れるというのは、「願い」というより「やらなければならないこと」ではある
[雑談] カナタさんは帰る家がない以上に帰る手段がないから……そういう意味で「家族一緒」なのかなあと
[雑談] 物理的に家もない、家族もない、帰れない
[雑談] でも逆に何もかも失ってこっちに来ているので気は楽 さっぱりみんなの為に命を使えるね
[雑談] チキチキ自己犠牲チキンレース
[雑談] 救いなのはネロみたいに帰りたい欲がカナタにはない
[雑談] 安心して礎になって消えていける(消えられるとは言っていない)
キャメラ:「……そうだ、貴方が来たら、確認しておこうと思ってたことがあったのでした」
そう言って、テーブルの上のノートを開きます
カナタ:「……? なんだ、何でも聞いてくれ!」
キャメラ:「先の撤退戦の事──あの“橋”についてのことですが。
おそらく、委細を御子さまたちに正式に奏上する必要性があると思います。
今は私が入院していますが、退院したらすぐにでもお呼びがかかるでしょう。
私は分かっていること、推理したことも含めて、全てお話しするつもりですが……カナタくんも、それで良いですか?」
カナタ:「おう。オレもあの時のこと、大体思い出したし聞いたからな。OKだぜ」
キャメラ:「わかりました、ありがとうございます。あと確認しておきたいのは……」
ぺらりぺらりとえっちらおっちらノートをめくり
キャメラ:「“橋”は私が作った、はずで……実体のあるものを作り出すには、私の命でも不足だった、ということで……
膨大な量の導力が必要で……それをカナタくんが補ってくれた、のですよね?
貴方がどうやってあれだけの導力を引っ張ってきたのかわからないのですが、その辺り、カナタくんはわかっていますか?
わかっているなら、その辺りの説明は貴方にお任せしたいと思うのですが」
カナタ:「ええっと……ちょっと待ってくれな……」 腰の本をぱらっと開いてページをめくり始めます
キャメラ:「……使うつもりじゃありませんよね」 ふあんげ
カナタ:「ええと。ええと。あった、説明受けたんだこれ。大丈夫大丈夫、思い出すのに記憶は使わないって。
本当の緊急時だけだ、緊急時だけ」
キャメラ:「説明?」 首かしげ
カナタ:「『能天気な奏多にもわかるように伝えると、
アンタの世界であったアースから滅茶苦茶多い想いのエネルギーを引っ張ってきたの。
そのためにアンタはあの詩を謳って、そしてあのキャメラって人にその接続を譲渡した。
つまり、キャメラが謳うために使うエネルギーのチューブをキャメラ本人から別の無限燃料タンクに切り替えた。
つまり、アンタが紡いだ詩は俯瞰視点接続の……これ言ってもわかんないか。めっちゃすごい詩ってこと』」
カナタ:「……らしいぜ!」 キリッ
キャメラ:(SpaceCamerraChang顔)
カナタ:「まあ。オレにはわかんない説明をしてくれたんだ……」
キャメラ:「……うーん、よくわからないですが、私にもそれ以上噛み砕く手段がございませんし……
説明は、その本に書いてあるのですか?」
カナタ:「オレが聞いた話なら一言一句間違いなく。読んでみるか?」
キャメラ:「いえ、その説明を貴方に教えたのは、一体誰なのでしょうか……」
カナタ:「ああ、この本……この本……かな……?」
[雑談] 奏多本人も『この本』というあいまいな表現を使わざるを得ない
[雑談] この人、この本……?
[雑談] この時点ではメテオラちゃんは出てきてない?
[雑談] 一応存在確認はしているんですが多分まだ顔合わせして名乗りもしていないアレ
[雑談] なるほどですね
カナタ:「たしかA.T.Dβとは言ってた……はず……」
キャメラ:「……はい? β純血種……? その本が?」 背景に宇宙が広がっている
カナタ:「ええと、すっげーややこしいんだけど……うーん、
まず、オレ自身がβ純血種の改造体で……その体の持ち主が……」 とまとまりのない説明を行います
キャメラ:(背景にビッグバンが広がっている)
[雑談] ビッグバンで草
[雑談] この前ディスコに貼られた設定(編注:カナタの詳細設定を参照)をざっくり説明されたくらいの気持ちで
[雑談] ですねえ 細かい話をするとなるとメテオライト本人が必須になる
キャメラ:「……カナタくん、レーヴァテイルだったんですか?」 かろうじて飲み込んだ
カナタ:「た、多分……? いや、オレも半信半疑なんだけどさ……」
キャメラ:「だとすると、貴方がヒュムノスを謳ったことにも納得が出来ますね。
……そのことについても、出来るだけ説明ができるようになっておいた方が良いでしょう」 頭を抱えながら
カナタ:「これ以上は本人に話してもらった方が早いんだけど……
アイツどうやって話せるようになるんだ……」 同じく頭を抱える
「ぐおお、早く動けるようになるかオレに説明できる脳みそを……はっ!?」 本をじっと見る
キャメラ:「使わないでください、使わないで。わからないことがわかるだけでも十分でしょうから」
カナタ:「うぐぐ、これ以上わからないのがぐやじいい……
精一杯勉強したヒュムノス学も飛んじまったところあるし……!」 ぐぬぬがお
キャメラ:「私も、よくわかっていないことが多いですし……説明も、推理と憶測が7割になりそうですし。
はぁ、インフェル・ピラって何なのかしら……ヴィジョンダンスって何……」 後半は独り言
キャメラ:「……何がともあれ、確認したいことは確認できました。ありがとうございますね」
カナタ:「おう。アイツが起きたらちゃんとキャメラさんとも話せるようにするから、その時はよろしくな」
[雑談] とまぁ カナタくんとサシでやりたいところはこちらは終わりました
[雑談] 一息ですね、ありがとうございました
[雑談] カナタくんにまだやりたいことなければ、他の人もお見舞いに来てください
[雑談] じゃあそーーーっとお邪魔します
[雑談] いいぜ
ノルン:そろそろとへっぴり腰な足音が外から聞こえてきます
ノルン:「し、しつれいしまーす……」 そろーーーっと
キャメラ:「あら、この声は……ノルンちゃんかしら。入って大丈夫ですよ」
ノルン:「キャメラさん! っと、失礼しました。具合の方はいかがでしょうか?」
カナタ:「ノルンもお見舞いか。よ、ノルン!」
ノルン:「カナタさんにもお話があるので、後で面貸してくださると」
カナタ:「面貸せ……了解……」
キャメラ:「具合は……まだ本調子ではありませんが、だいぶ良くなりましたよ」 微笑み
「お見舞いに来てくれて、ありがとうございます」
ノルン:「よかった……ほんと、心配したんです」
キャメラ:「心配かけてごめんなさいね。あの混乱の中、ノルンちゃんたちも大変だったでしょう。
そちらもご無事で何よりですわ」
ノルン:「あ、これよかったらどうぞ」 クッションを渡す
「座るときや抱っこしたいときに使ってくださるとうれしいです」
キャメラ:「あら、クッション。いただいてよろしいので?」
ノルン:「はい! もらってくださるとうれしいです!」
キャメラ:「ありがとうございますね」 早速クッションを座る背中の支えに使う
[雑談] ノルンさんのお見舞い品がクッションなのがかわいい >座るときや抱っこしたいとき も含めて
[雑談] わかる~
[雑談] あると便利よ抱き枕 意外と病院のベッドって硬いし柵に頭ぶつけるし柵がないと落ちるし
[雑談] 落ちるw
ノルン:「こちらは瓦礫に当たることもなく無事でした。
カナタさんが走っていったーと思ったらどんがらがっしゃんですもん。滅茶苦茶肝を冷やしたんですからね」
キャメラ:「あはは……時間がなかったとはいえ、説明も出来ませんでしたからねぇ」 バツ悪そうに
カナタ:「頼まれたし助けなきゃ、の一心だったからな……悪かった」
ノルン:「カナタさんなら大丈夫だろうって思ってましたけど。五体満足じゃいられないんじゃないかって。
もーちょっと心配かけないように立ち回ることを要求します!!!」 ふんす
キャメラ:「肝に銘じますわ」 頭をかきかき 「こんなことをするのは、きっと今回きりです」
ノルン:「そうじゃないと困ります。次はめいいっぱいお説教ですからね! 怒ると怖いんですからね!」
カナタ:「いや、うん、こんな大きいことをするのはこれっきり、だろうし。皆の危機じゃなければもうしない」
[雑談] モアイが降ってきたりするんですねわかります >怒ると怖い
[雑談] くさ
[雑談] このキャメラ、「次やるとしたら迷惑や心配をかけないようにしないとな」と思っています
[雑談] そうじゃないんだよなあ。もうやるななんだよなあ。
[雑談] 「いのちはだいじに(自分の命が残っていれば残り一回のマニピの可能性が残るので)」
[雑談] 無茶したらキャメラさんのお部屋をふりっふりにしていこう。そうしよう
[雑談] 草
[雑談] 縫い付けてやるぅ!
[雑談] それは流石に草
ノルン:「お二人とも無事でよかったです」
カナタ:「……ノルン。迷惑かけてごめんな、ありがとう」
キャメラ:「……ふふふ。心配をかけてしまって申し訳ありませんが、
同じくらい、心配してくださって嬉しいですわ。ありがとうございます」
ノルン:「他にも一杯心配してた人はいるんですから、そちらの方にも言っておいた方がいいですよ」
カナタ:「アイマム。ちゃんと言っておく」
[雑談] その辺の「自分がいなくなることを本気で悲しむ人がいる」を
[雑談] 実感として認識出来ないのが今のキャメラなんですねえ
[雑談] その辺は……こう、これからの改善を……具体的に言えばアレクセイ師匠に……
[雑談] それなんですよね
[雑談] もういるはずなのにねえ キャメラさんに助けられた人は一人や二人ではないだろうし
[雑談] その辺を認識する機能がすっぽ抜けてしまっているんですねえ
[雑談] 「お前なんかいなければよかった」の呪いはまだ残っている
[雑談] でも少なくともカナタさんが最初の一人となってくれたし (マニピ時の展開)
ロバート:「ロバートだ、入って大丈夫か?」 軽くノックしつつ
キャメラ:「あらあら、賑やかになってきましたね……どうぞ」
カナタ:「おう、ロバさん! 元気みたいでなによりだ!」
ロバート:「とりあえず消化にも良く硬くないタイプの果物を適当に持ってきたが……
なんだカナタもいるのか、結局二人が走って行ってあの後何が……ってのはどうせ退院したら説明がくるか」
キャメラ:「まぁ、果物がこんなにたくさん……痛む前に食べてしまわないとですね」 ねこちゃんりんごしゃりしゃり
「ロバートさんまでお見舞いにきてくださるなんて、嬉しいですわ。ありがとうございます」
ロバート:「ノルンもいるか、果物の量はこれだったらちいと減らした方がいいだろうし、みんなで軽くいくか」
キャメラ:「お願いします。皮むきは……カナタくん、お願いできますか。片手でやるのは久々ですから、怪我しそうですし」
ノルン:「皮の処理は任せてください!」 口を開けて待機
ロバート:「ノルンはもうちょっとマトモなの食おうな?」
ノルン:「……果物の皮、おいしいのに」 しょりしょりかじりながら
キャメラ:「まぁ、私もりんごなんかは皮ごといきますが……」
[雑談] 桃だったらめっちゃチクチクするな
[雑談] お見舞いターンめっちゃ賑やか
[雑談] >消化にも良く硬くないタイプ これを何度も「消化に良くない硬いタイプ」に空目する
[雑談] ええw
カナタ:「あとで色々説明しないとなぁ。言わなきゃいけないこともいっぱいあるし」
キャメラ:「どこまで説明して良いのかわかりませんから……
ひとまず、私が退院して、大鐘堂の上層部に奏上する機会が過ぎたら、皆さんにもちゃんとお話しできると思います」
カナタ:「オレも。ちゃーんと話せるようにしとくさ」
ロバート:「……いやほんと、私刑執行時の危なっかしさを間近で見たキャメラと
能天気の代名詞たるカナタが駆けていったときはほんとに心臓に悪かったわ」
キャメラ:「その節は本当にご迷惑をおかけしました……」 平謝り
カナタ:「能天気の代名詞って……否定はできないけどよ……」 むきむき
「その節は迷惑をおかけいたしました。いや、本当に」 ちょっと皮を厚めに切ってノルンの口に投入
ノルン:「もうちょっと薄くないと実がなくなっちゃいますよ?」 うめえ
カナタ:「ばーか、皮だけ食べんのも微妙だろ。いいバランスがあるんだよ……っと。はい、キャメラさん」
ちょっと身が減ったけど全然食べられる狐さん
ノルン:「……なるほど?」
キャメラ:「あら、かわいい。本当に器用ですのね」 狐さんりんごもしゃりしゃり
カナタ:「だろ? こういう飾り系は姉さんのお墨付きなんだ」 へへーん
キャメラ:「その器用さは本当に羨ましいですわ。私は、まぁ、食に関してはガサツですから……」
カナタ:「あんまり詳しくないけど教えようか? コツなら伝授できるぜ」
キャメラ:「あら、良いのですか? 今は実践出来ませんが、是非」
ロバート:「飾り切りか……知ってはいるが俺はそこまで器用じゃないしな」
ノルン:「おいしければ無問題ですね!」
カナタ:「まあ、美味しければいい気もするな! でも料理って見た目でさらにおいしくなるんだぜ?」
キャメラ:「それはわかります。味覚が無かった時は、見た目が食べ物の判断基準の全てでしたし」
ノルン:「よっぽどひどい見た目じゃなければ……?
それより私は匂いの方が気になりますね。ソースが焦げる匂いとか……じゅるり」
カナタ:「おいやめろ、腹減ってきた……」
[雑談] ええ……という顔になる(味覚)
[雑談] 味覚無かった時代は何食っても一緒!!!!!って感じでものすごい雑な食生活してましたね
[雑談] 味覚戻ってからは、少なくとも三食くるるく団子からは脱却しました
[雑談] すげえ雑で草
ノルン:「……? あれ? それじゃ、お茶会の時も?」
カナタ:「ええ……味覚なかったのか……食べられないものとか大丈夫だったのか、好物の味とか……」
[雑談] おっ カナタくんいい引き出し方 >好物
[雑談] せっかくならこういう感じで聞いてみよう というあれ
キャメラ:「アレルギーとかは幸いありませんので。少し前までは、本当に何の味もわかりませんでしたけど、
問題はありませんでした。まぁ、今思えば『何も問題ない』と思えていたこと自体、だいぶ参ってた証拠なのでしょうが……」
カナタ:「ええ……」 マジかよの顔
キャメラ:「それでも甘いものは好んでいましたよ、手っ取り早く頭に糖分を回せますからね」 効率厨の顔
[雑談] 効率厨の顔とはいったい
[雑談] 咀嚼にかかる時間に対して得られるエネルギーが高いものを好んでた、ってイメージです
[雑談] 効率厨だ……
[雑談] キレッキレのワーカーホリック
カナタ:「はあー、じゃあ甘い食べ物結構好んで食べてたのか」
キャメラ:「昔から甘いものは好きでしたから、癖でもありますね。チョコレートだとかココアだとか……」
ノルン:「甘いものばっかり食べてても体壊しますからね? 体壊しますからね?」
キャメラ:「栄養バランスはちゃんと考えてますから大丈夫ですよ。これでも医療従事者ですので」 なお入院してる
[雑談] 説得力ぅ!
カナタ:「医者の不養生……」 ジト目
ノルン:「キャメラさんの大丈夫は信用しちゃダメだってこと」
キャメラ:「……何も言いわけができませんね。どうしましょう」 困ったように笑い
ノルン:「ちゃんとわかってますから」
キャメラ:「入院するような不手際は、もうこれっきりにすると誓いますわ。お酒も断ちます。……頑張って」
[雑談] >お酒も断ちます ダウト!
[雑談] キャメラちゃんのワクワク禁酒チャレンジ
[雑談] なお年末の時点で失敗している模様
[雑談] 失敗するって話ししてたっけ
[雑談] 部屋にワインの瓶が転がってなかったっけ
[雑談] あーあれね 入院前からあるものです
[雑談] そっちかー
[雑談] 代わりにココア飲んでるから今度はカフェイン中毒になりそう
[雑談] じゃあいちおう禁酒続けてる感じですね?
[雑談] がんばって禁酒続けていますよ
[雑談] (アレクセイに酒持たせるつもりだったけどやめておくか)
[雑談] 主治医にきつく止められてますからね……キャメラがお酒に頼ってたのは暴走に繋がる感情の高ぶりを
[雑談] 抑えるためなので、代わりに夜風に当たる夜が増えたんじゃないかなあとか
[雑談] 手土産どうしようかなー
[雑談] ケーキとかもってきそう 女性は甘いものが好きなんだろみたいなこと思ってそうと言うか
[雑談] アレクセイさんがケーキを!?(買ったの!? お店に並んだりして!?)
[雑談] 甘味はいいかもしれない コツコツのアアアのところは見てたし
[雑談] 無難なところ
[雑談] ケーキの店に並んでる師匠見てぇ~! 見つけてからかいてぇ~!
[雑談] その流れでキャメラさんとこ行くことを聞きてぇ~!
[雑談] 草生え散らかるな やってほしみもあるな
[雑談] 「えっそれキャメラさんにあっ、ふーん(察し)」みたいな顔になる 楽しい
カナタ:「今日だけでもすでに3人集まってんだ、キャメラさんのことを大事に思ってる人
いっぱいいるってこと忘れんなよー……っと。それじゃ、オレはそろそろ」
キャメラ:「あら、行ってしまわれるのですね。入院中は退屈ですから……また遊びに来てくださいな」
カナタ:「おう! また来るぜ、キャメラさん。約束も果たす! 覚えとけー!」
ノルン:「私も今日はお暇します。あんまり無茶するとほんとーにほんとーに怒ってしまいますからね。また明日も来ますので」
キャメラ:「ええ、お待ちしていますね。次は何か……本とか持って来ていただけると嬉しいですわ」 リクエストはする
カナタ:「ノルン、あとでな! ロバさん、またな!」 ずだだーっと退場します
[雑談] 明日はぬいぐるみと雑誌です とっときのぺぺん
[雑談] ベッドが賑やかになりそう
キャメラ:ふう、と中空を見上げ、
(……本当に、そんなに心配しなくても良いのに。私がいなくなって不利益を被る人は……
まぁ、他の人に比べれば少ないでしょうし) そんな感じに思っているキャメラでした
[雑談] しまいにゃベッドカバーからカーテンまでふりっふりにしたろか
ロバート:「……まぁなんだ、なんか危なっかしい真似とか本当にもうしないでくれよ?」
キャメラ:「大丈夫ですよ、もう次はありませんから」
[雑談] もう次はない=死
ロバート:「さて俺も退散するかね」
キャメラ:「。……また来てくださいね。入院生活は本当に退屈なんです」
ロバート:「土産は適当に選んでくるわ。じゃあ、またなー、元気な顔見せろよ?」
キャメラ:「ええ」 笑顔で手を振って見送ります
キャメラ:(さて、推理の続きでもしましょうか)と、またノートを開いて睨み合ってます
『Redjena=Olgaとは:インフェル・ピラの管理者権限?』
『MANIPULATOR:よくわからない ソル=マルタ? よくわからない機械に繋ぐ?』
『VISIONDANCE:特別な 御子さまのための詩? 何故私が?』
『あの時の声は誰なのか:何もわからない 女性なのは確か 誰?』
あの時起きたことについて、雑多な推理をとりあえず書き出しているようです
クーロン:「お邪魔するぜー。……姉ちゃん、ようやく起きたみたいだな」 堂々と病室に入る
沙華:「お邪魔します……でいいわよね」 とか言いながら入ってきます
キャメラ:「あら、お二人まで。いらっしゃい、さっきまでカナタくんたちが居たんですよ」 歓迎の笑顔 ノートは閉じます
沙華:「倒れたって聞いたけど……とりあえず、ぱっと見は平気そうね」
クーロン:「戦闘中にどっか行ったと思ったらボロボロになって帰ってくるんだ、心配したよほんと」
キャメラ:「本当にご心配をおかけしましたね……」 平謝り 沙華さんの錯乱については何も知らないので
クーロン:「頼むぜ、ほんと。めっちゃ大変だったんだからな、色々と」
キャメラ:「自分のキャパシティを過信するのはダメですね、本当に。
将軍を無事送り届けられて、安心した途端倒れてしまうとは思いませんでしたわ……」
沙華:(実はほとんど覚えてないとか言えない)
キャメラ:(沙華さんはどうして釈然としない顔なんだろうなーとか思ってる)
クーロン:「……まぁ、今回は生きててよかったよ。次はちゃんと身の程をわきまえてくれよ?」 苦笑いしながら
キャメラ:「その辺りはご安心くださいな。次はありませんから」 微笑み
沙華:「本当に……本当に、大切な友人なんだから」
キャメラ:「あら、そうまで言ってくださるのは嬉しいことですわ。……お二人も無事で、本当に良かったです」
クーロン:「あぁ。後詰の御子様が来てくれなかったら流石にやばかっただろうな」
キャメラ:「あら、イリューシャさまと共闘されたんです?
……大変だったのだろうとは存じますが、ちょっと羨ましいですわね」 冗談っぽく
クーロン:「すごかったぜ! 御子様が謳うと敵が消えるんだよ! あんな隠し玉持ってたなんて思わなかったぜ」
沙華:多分クーロンさんに話を合わせてます
キャメラ:「良いなあ……私も聴きたかったなぁ……」 ふふふ、と笑いながら
(まぁ、それ以上に貴重な経験をした自覚もありますが……)
クーロン:「……おっといけねぇ、手短に済ませるはずだったんだ。ごめんなキャメラ姉ちゃん、ちょっと用事があって」
キャメラ:「あら、そうなのですね。お忙しい中、わざわざお見舞いに来てくださって、ありがとうございます」
クーロン:「そらキャメラ姉ちゃんだからだよ。それじゃ、リタ……沙華姉ちゃんも、お先に失礼するぜ」
ちょっと駆け足で出ていきました
[雑談] 少しの間クーロンはリタ呼びが抜けることはないでしょう
沙華:「沙華はもうちょっといてもいい?」
キャメラ:「私は構いませんよ。退屈ですから、お話しできるのはありがたいです」
沙華:「よかった……何があったの? 私も、橋がかかったこと以外わからないのだけれど……」
キャメラ:「私にも良くわかっていないのですが……カナタくんと一緒に皆さんと別れた後、アレクセイ将軍の下で
撤退行動の助けをして……そのまま下の段に落ちて、そこから3人で頑張って戻って来たんです」 嘘は言っていない
沙華:「じゃあ、あの橋については違うと……? あの詩は?」
キャメラ:「帰って来た後、情報を整理し終える前に倒れてしまいましたから……
どうお話しすれば良いのか、今は何も分からないのです」
[雑談] 自分がやばいことしたことはキャメラもわかっているので、なんというか煮え切らない言い方をします
[雑談] 誰になら言っていいか分からない、話せるとしたら将軍や御子さま、くらいの雑な推理
[雑談] 澪の民やインフェル・ピラ関係者であることを仄めかされたらちょっと口を割りますけども
沙華:「話を聞くだけならできるわよ」
キャメラ:「……誰になら話していいか、今の私にはわかりませんから」
沙華:「……第二の星、新たな星、あなたは……あの人の声を、聴いたのかしら」 と押し殺した声で呟きます
キャメラ:「──LYAlyuma」 こちらも、小さな声で呟きます
沙華:「LYAlyuma, LYAlyuma……ag yNzNtN tie yor.」 (御子様、御子様……貴女に会いたかった)
キャメラ:「……zz aUuk LYAlyuma/.」 (私はその人ではないわ)
「……『星』と呼ばれる人について、貴方は何か知っているのですか」
沙華:「……知っている、と言ったら貴女はどうするの? キャメラ・トリートマン」
キャメラ:「……どうするのが正解でしょうか。御子さまに奏上するために、少しでも情報は集めておきたい。
ですが余計なことを知って敵を増やすのも、望むところではございません」
沙華:「まぁ、わからないでしょうね。人間はすぐに忘れてしまうから」
キャメラ:「人間はすぐに忘れてしまう……? どういうことですか?」
沙華:「奏上しても、その情報が正しく扱われるとも、その真価を見出されるとも思えない」
キャメラ:「……貴方は今の大鐘堂以上に、何かを知っているということですか?」
[雑談] クーさんへ;ばらしていい?
[雑談] 沙華だけがテルだって言っておくこともできますが
[雑談] 構わないですよー どう転んでもお二人様でのお話は出来る
[雑談] くるのか。
沙華:「私は歴史小説家だから……というのも、ひとつだけど」
ぱさっといつも被っていたフードを落とすと、そこには小指の先程度の黒い角が生えていました。触ってもいいのよ
「単純に……人間じゃないからね」
[雑談] 触ってもいいのよってwww
[雑談] さわらないよ!!!
[雑談] 真面目な話、ハーフテルの角ってちっちゃいやん……ジャックくらいわかりやすかったらわかりやすいのに
[雑談] しっぽを触るのはエロいってオババ様が言ってたけど角はどうだろう
[雑談] 角もえろさがあるかもしれない? 擦りきれてるし小さな角だから普通にしてそうですけど
[雑談] 擦り切れてる?
[雑談] メンタルが
[雑談] はい
キャメラ:ぽかん、とした顔をして、 「……角? え、飾りとかじゃなく……?」 沙華さんの頭を見上げます
沙華:「本物。触る?」
キャメラ:「い、いえ、お構いなく……」 なんども目をパチクリとさせて、やがて頭を振ります
「……貴方は、どういう存在なのですか?」
沙華:「人ではないもの。テル族……って言って通じるのかな、“今”の外の人たちは。
詩魔法とは違う魔法を修め、一応人間よりも長生きする種族。……の、混血」
キャメラ:「テル族……って、歴史の教科書で見た記憶があります。
……何か、インフェル・ピラの秘密について知っていて、それを守っているのですか?」 名推理
沙華:「あれを作ったのは半分くらい、“私たち”よ」
キャメラ:「……やっぱり、I.P.D.は死病なのではなく……」 うんうん頷いて
キャメラ:「なら、『オルタネイション』や『マニピュレーター』、『ヴィジョンダンス』について、何か知っていますか?
……それから、御子さまにはどこまで話して良いのですか?」
沙華:「『オルタネイション』……『オルタネイション』!? 謳ったの!? どこで!? クリスタルは!」 と詰め寄ります
キャメラ:「わわ、点滴ずれちゃう、落ち着いて……!! う、謳ったのはラクシャクの、
皆さんと別れたすぐ後くらいです……! クリスタル? というのはわかりませんが……」
沙華:「あの時にオルタネイションがなされた……でもなぜ……? クリスタルは私が持ってるのに……っ!」
キャメラ:「……何が心配なのか、全然わからないのですが……あの時、誰とも分からない人の声が──
多分、『星』の声がして……その直後、心の中に思い浮かんだんです」
沙華:「……オルタネイションは、前の『星』から新たな『星』に代替わりする詩魔法……
新たな『星』がいたずらに生まれないよう、詩魔法を封じたクリスタルは私の一族が保管していた。
だから、誰も謳えないはずなのに……」
キャメラ:「……『大鐘堂が消えるのは不都合』と言っていました。
声の主にとっては、私の死まで織り込み済みだったであろうことも、推理しています」
沙華:「……あの人らしいわ」
沙華:「マニピュレータは、ちょっとわからない。多分、何らかの機材ね。
『ヴィジョンダンス』は……天界妖精の舞。神がこの塔を造られた時に謳ったヒュムノス」
キャメラ:「私の命を使って、運命を変えること……それが、かの『星』の目的だったのではないでしょうか」
沙華:「あの方は何を変えたかったのかしら……」
キャメラ:「大鐘堂軍の撤退を成功させ、将軍の命を救うこと……
それが、ゆくゆくは大鐘堂の勝利につながると考えたのではないでしょうか」
沙華:「……エレミアが勝っていいことなんて、あの方にもきっとないわ。だから、そうかもしれないわね」
キャメラ:「……色々と納得がいきました。これは確かに、あまり表沙汰にはしないほうが良さそうですね。
秘密、なのでしょう?」
沙華:「えぇ。外に漏らしたなんて知れたら、私は殺されるわ」
キャメラ:「……御子さまには、殺されてでも全てお話しするつもりですが」
沙華:「私は死んでも痛くないけど。惜しくはあるけど、“それだけ”よ。この戦いの趨勢をすべて見られないのが惜しいだけ。
大鐘堂は私たちのことなんて忘れたわ」
[雑談] 沙華さんがほぼ全部ぼろったな
キャメラ:「……ならばこそ、なおさらお話ししなければなりませんね」 ニヤリと笑って
沙華:「意味はないと思うけど……というか、星を継いだと知れたら殺されるわよ」
キャメラ:「そんなに物騒なものなのですか?」 恐怖とかは感じさせない口調
[雑談] 星 を 継 ぐ も の
沙華:「……先代の星は神と戦争をした。前の私はそこで死んだ。
インフェル・ピラがあんな形になっているのも、I.P.D.暴走が起きるのも、その時のダメージよ」
キャメラ:「それは……」 苦い顔になって 「……私は怪物の大将になったわけですか。
まぁ、だからこそ私はマニピュレーターを謳えたわけですし……」 と考え込んで
「……御子さまに奏上する機会が来ましたら、沙華さんにも立ち会っていただきたいですわね。
私一人では、十分な説明ができるか」
沙華:「まぁ、それで死んでもいっか。まだ前借りしてないから、100年くらいあれば戻ってこれるし」
[雑談] キャメラさんに話すことがなくなってしまう!
[雑談] こいつ技術についてはほわーっとしてるんでメカニズム詳しく聞かれたらわかんないよ
[雑談] じゃあ奏上するときにクーロンくんも来て
[雑談] 行く ウツロが見てたことにすりゅ
[雑談] ハイバネの話を御子様にしないといけないからどっちにせよクーロンはいる
キャメラ:「気楽ですねえ……それが沙華さんの『魔法』ということですか」
沙華:「我らプラルラ流派の秘儀は『転生』。私は何度でも生まれ変わり続ける、永遠に。
空が堕ち、神も滅び、星も消え失せるまで」
キャメラ:「……ああ、もしかして、あの時クロシドライトさんに言ってたのって……」 (察する)
(……殺されるなら、もともとそうなる命運が、あるべき形に収まったというだけ。見逃されるなら丸儲け)とか考えたりして
沙華:「βのレーヴァテイルで、あと90年も生きるなら、次の私が会えるかもしれないものね」
キャメラ:「はぁ、思わぬところから真実が出てくるものですねぇ」
沙華:「私が人間じゃないこととかは、一応秘密ということで。出身を聞かれると面倒なのよ」
キャメラ:「わかりました。墓場まで持って行きますわ」
沙華:「場合によっては自分で話すから、勝手に人に話さないで欲しいかな」
キャメラ:「ご安心ください。私、口は堅いほうですから」 微笑みました
沙華:「あぁ、よかった。何回やってもこういうのって緊張するわ」
[雑談] そういや大鐘堂の認識なんですけど ハイバネは覚えてて澪は忘れてるってことでいいんですか?
[雑談] 「組織としての」認識なら覚えています ただ忘れかけてもいます
[雑談] 「御子個人の」認識なら両方とも知らないと思っていいかと
[雑談] んじゃキャメラさん奏上の時に重ねて話しとかないとだめですかねー
リタの顛末・その2
沙華・ロバート
[雑談] そういえば沙華さんに 子供の頃はリタって名乗ってたんだな って突っ込みかけにいくかどうかを悩んでたり
[雑談] お、いいですね受けて立ちますよ
[雑談] 場所は何処……でもいいか 何なら図書館()
[雑談] いいですね
[雑談] どっちが先に図書館にいるかだけど まぁ沙華さんが先にいるで多分平気でしょ……
[雑談] それともう一個。NPC・PCたちあわせた中から婿を取れと言われたら、
[雑談] 多分ロバートさんを選ぶ程度には好感度あるんだと思う(カナタさんとクーさんは弟属性で認識しているため)
[雑談] ロバートさんがいい男なのは確か
[雑談] 弟属性で認識している人にこないだ子供扱いされてたぞ
[雑談] だって中身が完全に年下属性持ってたから……
[雑談] あれはリタだからしゃーなし
沙華:沙華に戻ってリタの間にあったことを確認し、また調べたいことがあるからということで
図書館でまた歴史の本を漁っています
ロバート:「知識は力、知らぬは致命の猛毒っと……」 沙華さんがいると知らずに普通に図書館に行きます
沙華:本の山に囲まれてる見慣れた赤ずきんがいます
ロバート:「お……沙華、でいいんだよな? もう戻ったって風の噂で耳にしたが」
近付きつつ声をかけようとして途中から確認の文言へ変わります
沙華:「ん? うん、そうね。“私は沙華よ”」
ロバート:「ならよかった……あの時の記憶はしっかり覚えてるのか? 曖昧だったら道中の出来事の補足でもするが」
沙華:「ん、なんとなくは、だけど……」
ロバート:「そうか、まぁ気になる所があるなら何でも聞いてくれ……」
ロバート:「そうだ、話したくないなら別に構わないんだが。沙華、子供の頃はリタって名前だったのか?」
沙華:「んー……大体そんな風、かなぁ。昔そう名乗ってた時期があったのも事実だし」
ロバート:「幼名って感じか、まぁ地域による文化みたいな物だしな……
しかし、子供の頃はあんなにはしゃいでたんだな?」
沙華:「まぁ、無邪気な子供だったしね。なぁんにも、知らなかったから」
ロバート:「子供は無邪気でいいんだよ、それが仕事みたいなもの……
やっぱり歴史とかを学ぶにつれて、過去の悲惨な出来事を知って、そして今の沙華になった、って事なんだよな……
っと……悪ぃ、踏み込みすぎたか、不快にさせたらすまない」
沙華:「ぁは、それだけではないんだがね。代わりに婿にでも来てもらわなきゃあ、話せない」
ロバート:「それはまた突飛な事を……ここが図書館で水気厳禁なのが助かったか。
戦争の不安から来てるだけかもしれないし、そういう事を言うときは本当によく考えないと狼さんに食われちまうぞ?
あー……護衛として失格だ、本当に踏み込みすぎた質問だったわ……」
沙華:「狼に喰われたって死にはしないさ」 と手をひらひら振ってます
ロバート:「それだって傷はつくだろう……たとえ仕事じゃないとしても守れるだけ守るのが盾紳士ってやつだっての……」
調子狂わされたって感じで踵を返して図書館から出て行こうとします
沙華:「別に気にしないんだけどねぇ……」
沙華:「何か探しに来たんじゃないの?」
ロバート:「……そうだったな、この前の撤退戦の時に見ない魔物がいたから、それについて調べようと思ってたんだった。
まぁ、パージャだったか? それで消えてたし、むこうの技術で作られた作り物だろうから
資料は無いかもしれんが一応、な」
沙華:「なるほど。学ぶのはいいことよ。いつでも、どんなことに対しても」
ロバート:「ああ、知らない、それだけでどうしようもない落とし穴にはまる事だってある……
それはそうと、俺はわりかし願掛けとかそういうのは信じるタイプだからな?
まして戦争中にああいう話はほんとによくないぞ……全てを守り抜く、それを成し遂げない事には明日なんて無ぇんだ」
沙華:「……そう、覚えておくわ」
ロバート:「とりあえずざっと資料を漁ってみるか……
目的の情報が出ればめっけもん、そうでなくても新しい事を知れるのはそれだけで力だしな」
沙華:「そうね。私も何か見つけたら教えるわ」
[雑談] なんだろうロバートさん普通に負けたぞ(PLがその話題に弱かったとも言う)
[雑談] w
配下紹介:零姫編
沙華・零姫
沙華が元に戻ってしばらくした頃、一通の手紙を受け取った。差出人は「レーキ・セイシュ」……
従姉妹でありメイドを自称する、カナカナの身内だった。
『お嬢様へ
先日の橋の一件にて、長老たちがマジ怒りです。一度顔を出せとのこと。わたくしもエナに上京します。
追伸:わたくしが一足早くエナに向かったそうですが会っておりませんか? レーキ』
沙華:「……げ、やっぱり来たか……というか、レーシ?
来てないけど、あいつどこに行っちゃったのかしら。すぐ迷子になるから……」
そんな手紙をたたんでほどなく、表から「お嬢様ー!」というよく知った声が聞こえてきた。
零姫:「ちょっと、お嬢様に会いに来たんですー! 沙華・星藍って言うんですけど知らねーですかしら!」
あんまりにもなタイミングに苦笑しつつ、沙華は席を立って門番と揉めている従姉妹のところに向かった。
沙華:「――で、レーシは行方不明と。橋の現物を見に行くと言って先に行き、現在に至るまで合流できてない。
まあ、ちょっと抜けたあいつらしいわね」
零姫:「まったく、本当にそうでやがりますわ。あれはわたくしでありながら全くそのあたりがなっておりませんの!
まあ、星を見る限り死んだとかではないみてーですが……って、お嬢様それよりも!」
沙華:「何かしら?」
零姫:「何って、あの明らかにヤバい橋のことですわよ! 一日で消えたみてーですが、村は上を下への大騒ぎ!
“石”の管理者であるお嬢様まで不在で、わたくしが代わりを務めるのもそろそろキツいんですのよ!」
沙華:「磨いてしまっておくだけだって言ったでしょ?」
零姫:「確かにお手入れしてしまってましたし、わたくしは橋ができたときも確かに箱にしまっておりました。
なのでまぁ、“お嬢様の石持ち出し疑惑”は解決してますが……問題は『じゃああれは何か』ですわよ!」
沙華:「……新しい星がお立ちになられた。あたしの知ってる人だから、もう二度とあんなことをしないよう釘を刺してある。
何かあった時も……最悪、討てる距離にいる」
零姫:「そんな、どうやって……」
沙華:「当人もあまり覚えてないみたい。だから……零姫、沙華の配下としてここの試験を受けてきて」
零姫:「はい!?」
沙華:「それで、一緒に新しい星を監視するのよ……いいわね? 命令よ」
零姫:「……珍しいけど。お嬢様がそう言うなら」
[雑談] 明らかにヤバい橋
[雑談] あとでパージャとかについてのオハナシもしないと
[雑談] それと裏話:レーシとレーキは兄妹ということになってるけど、じゃんけんで順番を決めた。
[雑談] 互いに「俺」「わたくし」と呼び合う仲。
第4話:4-B(第1戦 第2戦 第3戦前半 第3戦中盤 第3戦後半) 4-C(1回戦 2回戦 3回戦前半 3回戦後半)<<前 インターミッション4(その1 その2 その3 その4 その5) 次>>第5話番外 第1組 第2組
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