本項では、瑞州合衆国連邦にある著名な学校について述べる。
鶴丘海洋教育学校
秋羽州立鶴丘海洋教育学校(しゅうばしゅうりつつるおかかいようきょういくがっこう、State Maritime Academy of Tsuruoka)とは、秋羽州飽海県鶴丘市に所在する、機動海洋公安官を養成するための機関。これまで沿岸保安大学校や国防海軍に依存し、複雑化かつ長期化していた機動海洋公安官の養成課程を独立させるため、国際海洋教育機関が設立されるにあたり当校が設立された。
当校の略称と識別記号は州立鶴岡・SMAT/ZT、スクールカラーは黄色。学長を細渕修一 海洋公安監が務める。
2年間(4個半期)の履修をもって次学年に上がるため、対外的には6年制課程の専門学校と同列にみなされている。
機動海洋公安官
瑞州独自の国家資格。特別司法警察職員の中に「機動海洋公安官」が内包される。沿岸保安庁には既に同じ特別司法警察職員として「沿岸保安官」の職があるものの、この2つは共存している。
機動海洋公安官は沿岸保安庁に属しながら、沿岸保安官と軍人を足して2で割ったような職務を遂行する。即ち、大口径の砲やミサイルを用い、脅威度の高い海上犯罪に対抗するのである。なお機動海洋公安官には、女性はブルーマーメイド、男性はホワイトドルフィンという非公式愛称が存在する。
設置形態
実態としては国際海洋教育機関と国の共立であるが、瑞州の教育行政に携わる文部科学省の機能は
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連邦政府による教育資金援助に関する政策の策定、資金の分配および監視
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国内の学校に関するデータ収集、調査結果の発表
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重要な教育問題に対する国民の関心を集めること
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差別を禁止し、教育への平等なアクセスを確保すること
に限定されており、もろもろの学校や大学の設立に関与することはない。設立に関与するのは各州およびその下の教育委員会になっているため、鶴丘海洋教育学校の設立は名目上秋羽州と秋羽州教育委員会が行い、海洋教育機関と国の管理下にありながらも州立ということになっている。
クラス・教育艦一覧
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さくらまち級航洋教育艦
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すじぐも型ミサイル駆逐艦をタイプシップとする教育艦であり、アイアースシステムのダウングレード版(アイアースシステム ベースライン5-Ex)を搭載している。また武装面についてもVLSのセル数が削減されている。それでもなお強固な防空能力を有し、アイアースシステムを使用した「広域誘導弾防空課程」「広域防空電測課程」の教育が可能。TV-11「えんの」、TV-21「もとしな」、TV-31「さくらまち」の三隻が存在。
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じょうえ級航洋教育艦
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TV-12「かさま」、TV-22「なかつかさ」、TV-32「じょうえ」の三隻が存在。
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みくさ級航洋教育艦
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TV-13「もくさ」、TV-23「あやすぎ」、TV-33「みくさ」の三隻が存在。
| 一覧表 | 
| 機動海洋公安コース | 1年A組(1-A) | 
|  | 第1専攻分隊(砲雷科)、第2専攻分隊(航海科)、第3専攻分隊(機関科)、第4専攻分隊(主計科)の4科に分かれ、教員科がこれを監督する。「広域誘導弾防空課程I」「広域防空電測課程I」が学べるのはこのクラスのみである。1-Aクラスには入学試験で成績の良かった者が配属されるのが慣例。 使用する航洋教育艦「TV-11 えんの」の艦名は、鎮府将軍家として中世に名を馳せた桜町氏の支流である戦国大名、遠野氏から。
 
 
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| 学習課程一覧 | 
| ・水上基本課程I(全科共通) ・公安実務課程I(全科共通)
 ・公安司法課程I(全科共通)
 ・広域誘導弾防空課程I(砲雷科、航海科共通)
 ・広域防空電測課程I(砲雷科、航海科共通)
 ・砲術課程(砲雷科)
 | ・航海操艦課程I(航海科) ・船務電測課程I(航海科)
 ・洋上工技課程I(機関科)
 ・防御工作課程I(機関科)
 ・洋上救難課程I(主計科)
 ・給養課程I(主計科)
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| 担任 | 太田彰彦 一等海洋公安正 | 
| 級長 | 大谷千裕 | 
| 人数 | 30名 | 
| 使用艦 | TV-11 えんの | 
| 機動海洋公安コース | 1年B組(1-B) | 
| #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 | 第1専攻分隊(砲雷科)、第2専攻分隊(航海科)、第3専攻分隊(機関科)、第4専攻分隊(主計科)の4科に分かれ、教員科がこれを監督する。 使用する航洋教育艦「TV-12 かさま」の艦名は、鎮府将軍家として中世に名を馳せた城衛氏の支流である戦国大名、笠間氏から。
 
 
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| 学習課程一覧 | 
| ・水上基本課程I(全科共通) ・公安実務課程I(全科共通)
 ・公安司法課程I(全科共通)
 ・砲術課程(砲雷科)
 ・航海操艦課程I(航海科)
 | ・船務・電測課程I(航海科) ・洋上工技課程I(機関科)
 ・防御工作課程I(機関科)
 ・洋上救難課程I(主計科)
 ・給養課程I(主計科)
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| 担任 | 羽場香織 二等海洋公安正 | 
| 級長 | 古橋綾子 | 
| 人数 | 30名 | 
| 使用艦 | TV-12 かさま | 
| 機動海洋公安コース | 1年C組(1-C) | 
| #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 | 第1専攻分隊(砲雷科)、第2専攻分隊(航海科)、第3専攻分隊(機関科)、第4専攻分隊(主計科)の4科に分かれ、教員科がこれを監督する。 使用する航洋教育艦「TV-13 もくさ」の艦名は、鎮府将軍家として中世に名を馳せた深草氏の支流である戦国大名、舞草氏から。
 
 
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| 学習課程一覧 | 
| ・水上基本課程I(全科共通) ・公安実務課程I(全科共通)
 ・公安司法課程I(全科共通)
 ・砲術課程(砲雷科)
 ・航海操艦課程I(航海科)
 | ・船務・電測課程I(航海科) ・洋上工技課程I(機関科)
 ・防御工作課程I(機関科)
 ・洋上救難課程I(主計科)
 ・給養課程I(主計科)
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| 担任 | 東野直子 二等海洋公安正 | 
| 級長 | 小山田修平 | 
| 人数 | 30名 | 
| 使用艦 | TV-13 もくさ | 
| 機動海洋公安コース | 2年A組(2-A) | 
|  | 第1専攻分隊(砲雷科)、第2専攻分隊(航海科)、第3専攻分隊(機関科)、第4専攻分隊(主計科)の4科に分かれ、教員科がこれを監督する。「広域誘導弾防空課程II」「広域防空電測課程II」が学べるのはこのクラスのみである。2-Aクラスには1年次の学年末考査で成績の良かった者が配属されるのが慣例。 使用する航洋教育艦「TV-21 もとしな」の艦名は、桜町氏の支流でありのちに笠置幕府を開いた、古海氏の旧称(本司名氏)から。
 
 
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| 学習課程一覧 | 
| ・水上基本課程II(全科共通) ・公安実務課程II(全科共通)
 ・公安司法課程II(全科共通)
 ・広域誘導弾防空課程II(砲雷科、航海科共通)
 ・広域防空電測課程II(砲雷科、航海科共通)
 ・水雷・対潜課程(砲雷科)
 ・応用戦技課程A(砲雷科)
 | ・航海操艦課程II(航海科) ・船務・電測課程II(航海科)
 ・洋上工技課程II(機関科)
 ・防御工作課程II(機関科)
 ・洋上救難課程II(主計科)
 ・給養課程II(主計科)
 ・船務補助課程A(主計科)
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| 担任 | 野里史江 一等海洋公安正 | 
| 級長 | 稲生玲菜 | 
| 人数 | 30名 | 
| 使用艦 | TV-21 もとしな | 
| 機動海洋公安コース | 2年B組(2-B) | 
| #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 | 第1専攻分隊(砲雷科)、第2専攻分隊(航海科)、第3専攻分隊(機関科)、第4専攻分隊(主計科)の4科に分かれ、教員科がこれを監督する。 使用する航洋教育艦「TV-22 なかつかさ」の艦名は、鎮府将軍家として中世に名を馳せた城衛氏の支流、中司氏から。
 
 
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| 学習課程一覧 | 
| ・水上基本課程II(全科共通) ・公安実務課程II(全科共通)
 ・公安司法課程II(全科共通)
 ・水雷・対潜課程(砲雷科)
 ・応用戦技課程A(砲雷科)
 ・航海操艦課程II(航海科)
 | ・船務・電測課程II(航海科) ・洋上工技課程II(機関科)
 ・防御工作課程II(機関科)
 ・洋上救難課程II(主計科)
 ・給養課程II(主計科)
 ・船務補助課程A(主計科)
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| 担任 | 吉橋実歩 二等海洋公安正 | 
| 級長 | 大沢貴久 | 
| 人数 | 30名 | 
| 使用艦 | TV-22 なかつかさ | 
| 機動海洋公安コース | 2年C組(2-C) | 
| #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 | 第1専攻分隊(砲雷科)、第2専攻分隊(航海科)、第3専攻分隊(機関科)、第4専攻分隊(主計科)の4科に分かれ、教員科がこれを監督する。 使用する航洋教育艦「TV-23 あやすぎ」の艦名は、鎮府将軍家として中世に名を馳せた深草氏の支流である戦国大名、綾杉氏から。
 
 
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| 学習課程一覧 | 
| ・水上基本課程II(全科共通) ・公安実務課程II(全科共通)
 ・公安司法課程II(全科共通)
 ・水雷・対潜課程(砲雷科)
 ・応用戦技課程A(砲雷科)
 ・航海操艦課程II(航海科)
 | ・船務・電測課程II(航海科) ・洋上工技課程II(機関科)
 ・防御工作課程II(機関科)
 ・洋上救難課程II(主計科)
 ・給養課程II(主計科)
 ・船務補助課程A(主計科)
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| 担任 | 柚木和彦 二等海洋公安正 | 
| 級長 | 上出沙奈恵 | 
| 人数 | 30名 | 
| 使用艦 | TV-23 あやすぎ | 
| 機動海洋公安コース | 3年A組(3-A) | 
|  | 第1専攻分隊(砲雷科)、第2専攻分隊(航海科)、第3専攻分隊(機関科)、第4専攻分隊(主計科)の4科に分かれ、教員科がこれを監督する。「広域誘導弾防空課程III」「広域防空電測課程III」が学べるのはこのクラスのみである。3-Aクラスには2年次の学年末考査で成績の良かった者が配属されるのが慣例。 使用する航洋教育艦「TV-31 さくらまち」の艦名は、鎮府将軍家として中世に名を馳せた桜町氏から。
 
 
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| 学習課程一覧 | 
| ・水上基本課程III(全科共通) ・公安実務課程III(全科共通)
 ・公安司法課程III(全科共通)
 ・法執行課程(全科共通)
 ・広域誘導弾防空課程III(砲雷科、航海科共通)
 ・広域防空電測課程III(砲雷科、航海科共通)
 ・応用戦技課程B(砲雷科)
 | ・航海操艦課程III(航海科) ・船務・電測課程III(航海科)
 ・洋上工技課程III(機関科)
 ・被弾防御課程(機関科)
 ・洋上救難課程III(主計科)
 ・給養課程III(主計科)
 ・船務補助課程B(主計科)
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| 担任 | 谷中光子 一等海洋公安正 | 
| 級長 | 一村茂樹 | 
| 人数 | 30名 | 
| 使用艦 | TV-31 さくらまち | 
| 機動海洋公安コース | 3年B組(3-B) | 
| #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 | 第1専攻分隊(砲雷科)、第2専攻分隊(航海科)、第3専攻分隊(機関科)、第4専攻分隊(主計科)の4科に分かれ、教員科がこれを監督する。 使用する航洋教育艦「TV-32 じょうえ」の艦名は、鎮府将軍家として中世に名を馳せた城衛氏から。
 
 
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| 学習課程一覧 | 
| ・水上基本課程III(全科共通) ・公安実務課程III(全科共通)
 ・公安司法課程III(全科共通)
 ・法執行課程(全科共通)
 ・応用戦技課程B(砲雷科)
 ・航海操艦課程III(航海科)
 | ・船務・電測課程III(航海科) ・洋上工技課程III(機関科)
 ・被弾防御課程(機関科)
 ・洋上救難課程III(主計科)
 ・給養課程III(主計科)
 ・船務補助課程B(主計科)
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| 担任 | 上岡康晴 二等海洋公安正 | 
| 級長 | 木川陽奈 | 
| 人数 | 30名 | 
| 使用艦 | TV-32 じょうえ | 
| 機動海洋公安コース | 3年C組(3-C) | 
| #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 | 第1専攻分隊(砲雷科)、第2専攻分隊(航海科)、第3専攻分隊(機関科)、第4専攻分隊(主計科)の4科に分かれ、教員科がこれを監督する。 使用する航洋教育艦「TV-33 みくさ」の艦名は、鎮府将軍家として中世に名を馳せた深草氏から。
 
 
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| 学習課程一覧 | 
| ・水上基本課程III(全科共通) ・公安実務課程III(全科共通)
 ・公安司法課程III(全科共通)
 ・法執行課程(全科共通)
 ・応用戦技課程B(砲雷科)
 ・航海操艦課程III(航海科)
 | ・船務・電測課程III(航海科) ・洋上工技課程III(機関科)
 ・被弾防御課程(機関科)
 ・洋上救難課程III(主計科)
 ・給養課程III(主計科)
 ・船務補助課程B(主計科)
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| 担任 | 藤波佐苗 二等海洋公安正 | 
| 級長 | 立田伸一 | 
| 人数 | 30名 | 
| 使用艦 | TV-33 みくさ | 
 
最終更新:2024年10月12日 22:03