この項目は、マインクラフト軍事部@wiki内企画ポストコラプス・カノンに関連するものです。特定の世界観にのみ存在する設定を記載しており、これが瑞州の完全な公式設定とはなりませんのでご注意ください。(Portal:スタブ) |
本稿では、マインクラフト軍事部@wiki内企画ポストコラプス・カノンにおける瑞州合衆国連邦の動静について述べる。
+ | 目次 |
統一暦末期の全面戦争(「先の大戦」)により、生物兵器として軌道上に大量に配備されたスポナー衛星は、地上にMOB(Malignant Orbital Being:悪性軌道起源種)を侵攻させ、文明社会を壊滅に至らしめた。瑞州合衆国連邦はこの「壊滅の日」以降、その領域の北部から中部を失陥、政府機能に大打撃を被った。また水棲MOBや水中スポナーにより海外との連絡も断絶し、残存する人類によってMOBの影響が最小限であった南極にて成立した「南極同盟」との連携も絶望的になった。
E.F.12年には、防衛線を突破したMOBによって、瑞州の首都・瑞京が襲撃され、政府要人が全滅する。この時、臨時で政府の指揮権を代行した東部参河州知事・宮藤ノブアキをはじめとする州知事たちの采配により防衛線の回復に成功し、合衆国政府から州知事たちに政治的なパワーバランスが傾いた。次いで15年には、相次ぐ敗北と被害の多さに合衆国政府は見限られ、宮藤州知事ら南部各州政府代表が主導する新たな統治組織・旧瑞連合(OLZU;オールズ)が結成された。これを以て瑞州合衆国連邦政府は消滅した。一連の戦闘で消耗した瑞州国防軍残党は連邦軍を自称し、OLZU指揮下に組み込まれ各州の防備を行うようになった。
また27年には、主に被害の少ない八雲州や児隈州にて、宇宙への脱出を志向する政治家・科学者・大企業の研究組織、天州同盟(LSS)がOLZU指揮下に結成される。後に、連邦軍宙兵隊とは異なり宇宙兵器を積極的に打ち上げ・運用するようになり、実質的に連邦軍の宇宙部門となった。
E.F.35年、南極への打通が立案され、「南一号作戦」が発動。派遣艦隊は多大な犠牲を払ったが、多くの情報を持ち帰ることに成功する。またMOB相手の、巨大機動兵器の有用性が確認される。また数年後には、以前から研究されていた瑞州内レッドストーン物理学が完成し、巨大機動兵器のパワープラント問題なども解決に向かう。
E.F.41年、瑞州において、ズィシック社が最初の執行機「LS-41 アームストロング」をロールアウトさせた。以後執行機の開発・配備が加速し、48年ごろ、瑞州付近の東部海域においてネストが形成されかけるも、本格的な形成前に軍が最新兵器の執行機すら投入する総攻撃を加えることで撃破に成功(「偉大なる大西洋作戦」、瑞州初のネスト撃破)、南部地域は紙一重でOLZUの支配下にとどまる。
このE.F.50年代には、OLZUおよび連邦軍は執行機を使用した新式防衛戦術の開発に成功し、ネスト形成の早期阻止に光明が差した。一方E.F.79年にはアスタロト51-Dを指令衛星とするスポナー衛星群「ゴルト」が旧瑞州地域へのMOBの大量投下を開始し、「星墜とし作戦」という大規模作戦が全軍に発令され、また新たな首都・新京を奪われたり奪い返したりするほど熾烈かつ大規模な戦線が形成された。
EF時代における対MOB戦争の結果、旧瑞連合はその領土からMOBのコロニーであるネストを全て駆逐する大戦果を挙げた。しかし大量のMOBを駆除する過程で、国土は汚染され、「スカルク」なる状態へと置き換わった。すなわち、人類種やMOBを問わず、死んだ魂が呪いとして土壌に染み付き、有害化させているのである。スカルク化した土壌からは胞子が飛び浸食が他の地域にも及ぶが、その付近で生物の死亡が発生するとその地点から新たにスカルク化が広がる場合もある [(*1)] 。このため、連合政府は全国民を宇宙コロニーに避難させる計画(アーク計画)を立てたが、逆に子供は宇宙線や閉鎖環境への耐性がないことが判明し、改暦15年前に、死に近い危険な年齢層の人口を早急に宇宙に送り出すことを決定した。
この結果として、瑞州は避難した大人たちが暮らす宇宙空間のコロニー群と、子供たちが暮らす地表都市に分化した。地表都市を統治するために、子供たちは旧来の学校機能を強化し、ついには「文教地区」をもって自治体を統治した。これにより新瑞州連邦の体制が確立した。
A.E.F.-15年に成立した新瑞州連邦では、EF時代の天州同盟や連邦軍を母体とした「航宙警備隊」が国軍として活動している。また地上では、学園間紛争を調停、抑止する「地上平和保全部隊」が、統合生徒会公安委員会の下に設立されている。
年月日 | 出来事 | 茶番/シリーズ |
---|---|---|
E.F.00年x月x日 | 「壊滅の日」。悪性軌道起源種(MOB)により統一暦世界、人類文明が崩壊する。 | |
E.F.1年ごろ | 瑞州合衆国連邦において、国内初のネストが北中部地域に形成される。後に瑞州軍は「1号生産坑 ヴァルゴ」と呼称。 | |
E.F.3年ごろ | 瑞州付近の西部海域において、水中ネスト「アクエリアス」(2号生産坑)が形成される。 | |
E.F.7年ごろ | 瑞州東海岸において、ネスト「タウラス」(3号生産坑)が形成される。 | |
E.F.9年 | ヴァルゴネスト・タウラスネストの猛攻を受け、瑞州は林播州以北の北西エリアおよび西海エリアを失陥する。 | |
E.F.12年4月12日 | 瑞州の首都・瑞京付近に、ネスト「レオ」(4号生産坑)が形成される。同地区は大規模な打撃を受け、以後、同地区を巡る攻防が続く。 | |
E.F.12年4月15日 | 防衛線を突破したMOBによって、首都瑞京の政府機関中枢が集まる中央地区が襲撃され、政府要人が全滅する。この時、臨時で政府の指揮権を代行した東部参河州知事・宮藤ノブアキをはじめとする州知事たちの采配により防衛線の回復に成功し、合衆国政府から州知事たちに政治的なパワーバランスが傾く。 | |
E.F.12年5月27日 | 瑞州の新首都が西海岸の近海州彦音市に定まり、同市は新京と改称される。瑞京の放棄が確定し、撤退戦が開始。 | |
E.F.15年 | ヴァルゴネスト・タウラスネストの猛攻を受け、瑞州は重賀州以北の東海エリアを失陥する。 | |
E.F.15年7月15日 | 宮藤州知事による「もはや国に非ず」演説。相次ぐ敗北と被害の多さに合衆国政府は見限られ、南部各州政府代表によって新たな統治組織・旧瑞連合(OLZU;オールズ)が結成。これを以て瑞州合衆国連邦政府は消滅し、国自体は各州の連合体とみなされ「瑞州連邦」と呼称されるようになる。一連の戦闘で消耗した瑞州国防軍残党は連邦軍を自称し、OLZU指揮下に入り各州の防備を行う。 | |
E.F.25年ごろ | 瑞州西海岸中部において、ネスト「カプリコーン」(5号生産坑)が形成される。 | |
E.F.27年10月1日 | 主に被害の少ない八雲州や児隈州にて、宇宙への脱出を志向する政治家・科学者・大企業の研究組織、天州同盟(LSS)がOLZU指揮下に結成される。後に、連邦軍宙兵隊とは異なり宇宙兵器を積極的に打ち上げ・運用するようになり、実質的に連邦軍の宇宙部門となる。 | |
E.F.32年ごろ | 瑞州付近の東部海域において、水中ネスト「ピスケス」(6号生産坑)が形成される。 | |
E.F.33年ごろ | 瑞州付近の東部海域において、水中ネスト「ジェミニ」(7号生産坑)が形成される。 | |
E.F.35年 | 南極への打通が立案され、「南一号作戦」が発動。数年後にはレッドストーン物理学が完成。RSP2技術が実用化される。 | |
E.F.41年 | ズィシック社が最初の執行機「LS-41 アームストロング」をロールアウト。 | |
E.F.48年ごろ | 瑞州付近の東部海域において、ネスト「ライブラ」(8号生産坑)が形成されかける。本格的な形成前に軍が総攻撃を加えることで撃破(瑞州初のネスト撃破)、南部地域は紙一重でOLZUの支配下にとどまる。 | |
E.F.50年代 | OLZUおよび連邦軍は新式防衛戦術の開発に成功し、ネスト形成の早期阻止に光明が差す。 | |
E.F.53年11月17日 | 瑞京地区奪還を目指す「第三次獅子狩作戦(オペレーション・ライオンハントIII)」が行われる。MCが本格的に投入される。 | |
E.F.53年12月25日 | 「第三次獅子狩作戦」によりネストの破壊に成功、瑞京が奪還されるが、荒廃のひどさに事前に計画されていた首都復帰計画は白紙に戻される。 | |
E.F.79年1月5日 | アスタロト51-Dの再活性化が確認される。以降これを指令衛星とするスポナー衛星群「ゴルト」が旧瑞州地域へのMOBの大量投下を開始。 |
「星墜とし」: コンタクト、ゴルト戦役 |
E.F.79年1月下旬 | ゴルト群によるMOBの大量投下の結果、新京東部にネストが形成される。後にOLZUは当該ネストを「9号生産坑 キャンサー」と呼称。 | 「星墜とし」 |
A.E.F.-15年 | アーク計画発動。危険年齢域の人間が宇宙コロニーに移民。コロニー+地上領土の新瑞州連邦の体制が確立。 | |
A.E.F.21年 | 学園大戦。各学園間およびそれを支援する企業間での戦争が勃発。 |
旧瑞連合(きゅうずいれんごう、英:Old Zuishew Union; OLZU)とは南アメリカ大陸のメキシコに所在した、旧・瑞州合衆国連邦の南部各州を統治する政治組織である。首都は瑞京府、次いで新京(旧近海州・彦音市)。
統治下には旧合衆国の残存12州を組み込んでおり、瑞州人や国内外からの避難民らが居住する。事実上の公用語として日本語、英語が使用される。
旧瑞連合 Old Zuishew Union |
|
略号/異称 | OLZU、旧瑞 |
国旗 | 国章 |
![]() |
![]() |
国の標語 | 法と道理(Low and Principle) |
国歌 | 合衆国賛歌 |
公用語 | 瑞州語・英語 |
首都 | 瑞京府 |
最大の都市 | 瑞京府 |
政府 | |
政体 |
半大統領制 立憲自由主義 |
国家基本情報 | |
人口 | n/a |
暦 | 絶滅危惧歴(E.F.) |
建国 | E.F.15年 |
通貨 | 幣 |
時間帯 | UTC -5 から -8 |
名称 | 成立 | ラウンデル・ロゴ | 説明 |
---|---|---|---|
参州閥 | E.F.13年 | なし | E.F.12年に政府の指揮権を代行した参河州知事・宮藤ノブアキを起源とする派閥。旧参河州兵をはじめ、指揮下においた連邦軍の過半数は参州閥に属する。一方で連邦軍の作戦指揮を行う統合作戦司令部長は非参河州出身者とする暗黙の了解があり、それで派閥をまたいだ共同作戦を行うことが可能となっている。 |
雲州閥/地方分権派 | E.F.14年 | なし | 避難地として重要視されるようになった八雲州などを拠点とする派閥。OLZU政権内での参州閥の専横を快く思っていない。 |
門州閥/キャピタルズ | E.F.03年 | なし | 企業の拠点避難先として穴門州が選ばれることが多く、企業勢力の後ろ盾を得て活性化した派閥。成立も他の勢力より早く、早期のうちからロビー活動などで利益を誘導してきた。軍閥としてみると異色であり、その勢力は企業の私兵から構成されている。主要構成企業は、「インテグラルグループ」や「六菱財閥」。 |
瑞京閥/ ヌーベルオリュンポス |
E.F.12年 | ![]() |
元合衆国の国家機関のメンバーなどを中核とし、首都瑞京の奪還を悲願とするグループ。参州閥などの現状維持路線には否定的。思想は保守的・愛国的であり、改暦前の思想組織のメンバーの流入が指摘されている。軍閥として独自の勢力を持っているわけではない党派組織だが、連邦軍とは主張が似る。 |
プライムオーダー | 不明 | ![]() |
秩序維持を目的とする秘密組織。各派閥に構成員を送り込み、人間同士の争いを抑止し、リソースを対MOBへと振り向け、民間への被害を最小限に抑えることを目的とする。組織名は「優先命令」もしくは「根本秩序」であり、前者であれば組織原理(人間同士の争いを抑止すること)を指し、後者であれば組織が目指す世界の理想像(人間による世界)を指す。 |
後絶滅危惧暦における連邦軍・LSSについては、航宙警備隊を参照
![]() |
▲OLZU所属組織であることを示すラウンデル |
連邦軍(Zuish Federation Force、ZFF)は、自前の戦力をほとんど持たない政治組織・OLZUの指揮下にあって、その戦力となっている組織。
母体は旧瑞州国防軍。国防組織を名乗る自警団が乱立する時代にあって、正当な国軍であることを示すために連邦軍と名乗っている。
大気圏内の戦いにおいて対MOB戦を担当している。
+ | 編成 |
+ | 装備 |
天州同盟(League of Space States、LSS)は、コロニーを複数建造し、それぞれを州として、地球圏を突破した国家を宇宙空間に作ろうという考えのもと集まった活動家の集団・研究組織。
軌道上に陣取るスポナー衛星の突破方法に日々頭を悩ませており、宇宙兵器の運用に消極的だった旧国防軍の宙兵隊とは異なり、試行錯誤の果てに生み出されたいくつかの宇宙兵器を実戦配備し、大気圏外の戦いにおいて対MOB戦を担当している。OLZUの指揮下にあり、実質的に連邦軍の宇宙部門。
+ | 編成 |
+ | 装備 |
新瑞州連邦(しんずいしゅうれんぽう、英:Nouvel Zuishew Provinces; NOZUP)とは、北米大陸南部に所在した、旧・瑞州合衆国連邦の領域を統治する国家である。首都は連邦直接管理地区(District of General Province Council; DGPC)。
EF時代を経過し、瑞州人や国内外からの避難民らが居住する。事実上の公用語として日本語、英語が使用される。
旧瑞州合衆国連邦地域に所在する、超巨大な文教地区および宇宙に所在するいくつかのコロニーの連合体である。連邦は以下の地区・勢力から構成される。
EF時代における対MOB戦争の結果、旧瑞連合はその領土からMOBのコロニーであるネストを全て駆逐する大戦果を挙げた。しかし大量のMOBを駆除する過程で、国土は汚染され、「致死毒」「衰弱」の呪いが全土に振り撒かれた。この呪いにより、いわゆる大人、人生の時間を経過した人間ほど体力を消耗し、免疫などの抵抗力も喪失し、やがては衰弱して死に至るという事態に陥った。労働人口の主幹を成す青年~壮年期、並びに老年期の人間が大量に死亡したため、連合政府は全国民を宇宙コロニーに避難させる計画(アーク計画)を立てたが、逆に子供は宇宙線や閉鎖環境への耐性がないことが判明し、改暦15年前に、ひとまず危険な年齢層の人口を早急に宇宙に送り出すことにした。
この結果として、瑞州は避難した大人たちが暮らす宇宙空間のコロニー群と、子供たちが暮らす地表都市に分化した。地表都市を統治するために、子供たちは旧来の学校機能を強化し、ついには「文教地区」をもって自治体を統治した。これにより現在の新瑞州連邦の体制が確立した。地表では、「適齢期」を迎えるまでの子供たちが学業や部活動、そして政争に励み、そして宇宙空間では大人たちが深淵を睨み上げる。
A.E.F.21年、かねてより対立していたセントラル学園間機構と北部学園戦線の間での武力衝突が勃発。当初は日和見を決め込んでいたサザンクロスもこれに参戦し、またそれぞれを支援するインテグラルグループ、六菱財閥、レイルズフェルドといった企業までもが参戦し、学園大戦として激甚化した。
連邦会議 General Province Council |
|||||
連邦会議は、新瑞州連邦の行政を担う中央組織。 |
|||||
組織構造 | |||||
連邦会議 ・統括部 ・宇宙部 ・内務室 ・国務室 ・財務室 ・国防室 ・司法室 ・資源室 ・経済室 ・保健室 ・教育室 ・情報室 |
・地上部(統合生徒会) ・総務委員会 ・財務委員会 ・防衛委員会 ・司法委員会 ・資源委員会 ・経済委員会 ・保健委員会 ・科学委員会 ・情報委員会 |
||||
連邦直接管理地区 | |||||
連邦直接管理地区(District of General Province Council; DGPC)は、かつての首都であった、地球上の旧瑞京府(地表地区)、および宇宙空間の「統制コロニー」で構成される、連邦政府が直接的に管理している地域。連邦議会なども所在し、連邦の政治体制の根幹を成す。地表地区では、対呪白色化抗薬(Whitening Drug for Anti-Curse)が気象操作装置によって振り撒かれているため、適齢期以上の人間であっても例外的に防護服無しに降り立つことができるが、年中薬剤が凝固した雪が降り積もっている。また郊外に行くほど気象操作装置のカバー範囲外になるため、基本生身の適齢期以上の人間は中心部にしか滞在できない。 | |||||
国防室 Office ofDefence |
|||||
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 |
新瑞州連邦全体の国防を担当する。国軍である航宙警備隊(OSSF)を統制する他、民間軍事会社などについても当室の外局である民間軍事管理局が統制を行っている。 |
||||
民間軍事管理局 | |||||
もとより傭兵は国内法違反であるが、EF時代からAEF時代に至るまで引き続く争乱の中で傭兵や民間軍事会社が増加してしまったため、公的なライセンスを付与することで彼らの活動を抑制することを旨に、国防省傘下に設立された。当組織の統制より外れた傭兵等については、OSSFに討伐依頼が入る。 | |||||
連邦会議地上部/統合生徒会 Joint Student Council |
|||||
統合生徒会(JSC)は、地上の文教地区群の管理に当たる組織。連邦会議の下に属し、また統合生徒会自身の下に行政委員会たる各種委員会を擁する。統合生徒会会議は統合生徒会長、および各行政委員会長たちで構成される。基本的に各学園区・都市が自治を行っているため、統合生徒会は学園区間の紛争の調停や資源配分など、地上国土全体に係る事項を所掌している。 |
|||||
公安委員会/PK統合学園 | |||||
地上の文教地区群の紛争を抑止し、また発生した場合に取り締まる機能を持つ行政委員会、およびその専門家たちを擁する学校。その性質上、PK統合学園はいずれの学園勢力の中にも入っておらず、中立の立場にある。 |
サイド「ジェロント」 Side "Geront" |
|||||
サイド「ジェロント」は、宇宙空間に浮かぶコロニー群で構成される、瑞州宇宙植民地区の集合組織。「適齢期」を迎え、地表を去らざるを得ない者たちの第二の故郷である。宇宙政策や重工業分野においては他地区の追随を許さないが、地表での政争においては、地表における活動拠点がほぼないため、ほとんど権限がない。 サイド全体の統治はジェロント議会(上院、下院)と行政府が行っており、地域元首をジェロント議会議長が兼務するが、サイド内部、特にコロニーごとに分かれた派閥抗争が激しく、一部独立性の高いコロニーもある。 |
|||||
インダストリアル・コロニー | |||||
有力企業が独自に所有するコロニー群。内部はその企業の工場だったり、社員寮や企業都市だったりする。現在独自のインダストリアル・コロニーを所有しているのは、「インテグラルグループ」「六菱財閥」の2グループ。近年勢力を増している「レイルズフェルド」は取引先の企業との共同コロニーに工場などを構えているが、近く買収などを経て独自のコロニーを得るのではないかと予想されている。 | |||||
NZ01「ミハシラ」 | |||||
L 2 点に所在する居住用のコロニーのひとつ。アーク計画を推進していた旧瑞連合の政府高官や行政担当者たちが先行して在住していたこともあり、大人と子供、宇宙と地表で国家が分断された現状を憂い、中止されかけている「アーク計画」の完遂を望む地域感情が強い。また住民の顔ぶれから、旧瑞連合からそのまま連邦会議の高官に転身したり、後の時代でも子息・子孫が就任するケースが多く、他のコロニーからは「貴族のコロニー」として見做されている節がある。 |
セントラル学園間機構 CENTRAL School's Organization |
|||||
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 |
セントラル学園間機構は、中央学園区にある諸学園間の連盟組織である。最大勢力はオーバニア政治学院。 |
||||
サザンクロス Southern Cross |
|||||
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 |
サザンクロスは、南部学園区にある4学園を取りまとめる連盟組織である。チェールンビン・サイバー・スクール、オストアンデル農業学校、バオジャン工業専門学校、ベイク・ド・モチョ芸術学園の4校から構成される。 |
||||
北部学園戦線 North School's Frontline |
|||||
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 |
北部学園戦線は、北部学園区にある諸学園間の連盟組織である。廻転自由学園を盟主とし、ナウリバル武芸学校、大幸学院、天塔土木学校らが名を連ねる。 |
||||
独立勢力 | |||||
どの学園勢力の傘下にも入らず、独自の思惑で動いている諸学園。もしくは拠点がどの学園勢力からも離れているせいで、どこにも行き場がない学校もある。 |
|||||
アンコリノ先端技術学園 AI開発に力を入れている学校。 |
|||||
シヴォン経済学院 | |||||
赤穂学園 | |||||
ツルオカ海洋教育学校 |
インテグラルグループ INTEGRAL |
|||||
![]() 盟主企業、インテグラル・ダイナミクスのロゴ。 |
インテグラル・ダイナミクスを盟主とした企業連合の一つ。同社の母体は中堅航空会社「インテグラル・エア」の整備部門であるインテグラル・メカニックスや民間軍事会社インテグラル・フォースサポートである。製造メーカーを問わないLSの整備などで軍に贔屓にされており、絶滅危惧暦時代、後絶滅危惧暦時代を経て親会社を逆に吸収、民生MCなどの機械整備を手掛ける星間企業へ成長した。資源確保の観点から企業連合として外宇宙進出に積極的な姿勢を見せる。 連邦軍情報二課からは、ジャンク品とされたパーツを継ぎ接ぎして新たな未登録のLS(ジャンクLS)などを運用していると報告されている。 主な部局 ・本社防衛部隊 インテグラルグループに属する全ての企業の本拠地を防衛することを第一の任務とする。他、要人移動時の護衛なども務める。前身は民間軍事会社インテグラル・フォースサポート。 |
||||
グループ概要 | |||||
設立 | EF165年 | ||||
本社所在地 | L 2 点群 - NZ03コロニー | ||||
所有コロニー |
グループ内合計:4個 L 1 点群 - NZ21コロニー L 2 点群 - NZ14コロニー L 3 点群 - NZ56コロニー L 4 点群 - NZ08コロニー |
||||
傘下企業 | |||||
インテグラル・スペリオル・リソース | |||||
星間資源探査を担う、インテグラル・ダイナミクスの子会社。 | |||||
インテグラル・エアロスペース・エクスプレス | |||||
空間輸送を手掛ける、インテグラル・ダイナミクスの子会社。 | |||||
フォービック | |||||
インテグラルグループに名を連ねている企業。当初はLSのOS系の開発を行っていたが、次第に独自のLS開発を志向するようになった。多目標探知・ロックオン・兵装誘導に長けており、一対多の射撃戦を得意とするOSやLSを開発した。 | |||||
ブラウニング | |||||
EFへの改暦直前にインテグラル・メカニックスが買収した航空宇宙工業会社。この企業を吸収したことにより同社は軍用機、ミサイル、宇宙機器の製造ノウハウを手に入れ、インテグラルグループ躍進のきっかけとなった。 | |||||
六菱財閥 Mutsubishi Group |
|||||
![]() 盟主企業、六菱重工のロゴ。 |
六菱重工業を盟主とした企業連合の一つ。壊滅の日以前から船舶・エネルギー関連機器・産業機械・航空機・ロケットなどの業種において、国内で大規模なシェアを誇っていた。六菱重工も統一暦の時点から六菱財閥の御三家に数えられる有力企業であったが、MOB戦争で各種兵器やMCの製造に至り、ついには財閥御三家どころか一強の地位へと上り詰める。また常陸間藤工業やミシマといったLS製造の大手メーカーを吸収してきたことから、技術力は国内トップと目されている。資源確保の観点から企業連合として外宇宙進出に積極的な姿勢を見せる。 連邦軍情報二課からは、正規品としてOSSF等に納入するべき未登録のMCを流用、運用していると報告されている。 |
||||
グループ概要 | |||||
設立 | EF165年 | ||||
本社所在地 | L 1 点群 - NZ05コロニー | ||||
所有コロニー | |||||
傘下企業 | |||||
新瑞州郵船 | |||||
海上・空間輸送を手掛ける、六菱財閥内の一企業。改暦以前における瑞州郵船から改組・発展。 | |||||
常陸工業 | |||||
後絶滅危惧暦以前に六菱重工に吸収された企業。先端技術の採用を惜しまない傾向があり、他社に先駆けて宇宙空間専用のLSや自力での大気圏離脱が可能なLSを作ってきた。 | |||||
ミシマ | |||||
後絶滅危惧暦以前に六菱重工に吸収された企業。LS開発においても兵器としての汎用性を重視する傾向がある。バイザー型の眼部センサーがこの会社の伝統(試作機、技術実証機はこの限りでない)。 | |||||
六菱電機 | |||||
LSの駆動系、電装系などの製造を担当している、六菱財閥内の一企業。 | |||||
レイルズフェルド Ralesfeld |
|||||
![]() レイルズフェルドのロゴ。 |
上記二つの企業連合と渡り合うことができると評価されている企業。戦闘を通じて撃破されたMCの回収、および解体を行っているジャンク企業である。業務免許を政府から正式に受けているのは回収解体事業やそれに関連した売却・端材の再使用事業のみである。 連邦軍情報二課からは、ジャンク品とされたパーツを継ぎ接ぎして新たな未登録のLSを運用していると報告されている。 |
||||
グループ概要 | |||||
設立 | EF165年 | ||||
本社所在地 | L 3 点群 - NZ07コロニー | ||||
所有コロニー | 単独では0 | ||||
関係企業 | |||||
ズィシック | |||||
レイルズフェルドと同盟関係にある企業。絶滅危惧暦において史上初めてLSを開発した。他社製パーツや電装系の使用を嫌がり、全てを自社製品で賄おうとする性質がある。モノアイの眼部センサーがこの会社の伝統。 | |||||
野代郡上電子 | |||||
レイルズフェルドと同盟関係にある企業。LSの駆動系、電装系などの製造を担当している。連邦軍情報二課からは、この企業の「監察部」と呼ばれる部隊が、未登録のLSを運用していると報告されている。 | |||||
麓反田・松浦 | |||||
レイルズフェルドと同盟関係にある企業。レーダーシステムや誘導兵装の製造を得意とする。 | |||||
SHI | |||||
レイルズフェルドと同盟関係にある企業。航空機エンジン、医療機器、産業用ソフトウェア、各種センサ、鉄道機器、発電および送電機器)など幅広い分野でビジネスを行っている。RSP2技術を発展させた企業でもある。 |
航宙警備隊も参照
EF時代の天州同盟や連邦軍を母体とした「航宙警備隊」が国軍として活動している。また地上では、学園間紛争を調停、抑止する「地上平和保全部隊」が、統合生徒会公安委員会の下に設立されている。
地上平和保全部隊には軍種は存在せず、統合軍を志向して編制されている。また各学園から供出された兵力も加えているため、二つの意味で「統合」を冠する部隊がほとんどを占める。
地上平和保全部隊 | |||||
第51統合戦闘航空団「ストライクトレイニーズ」 GPPU 51st Joint Fighter Wing "Strike Trainees" |
|||||
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 |
第51統合戦闘航空団(だい51とうごうせんとうこうくうだん) |
||||
所属 | 基地 | ||||
装備品 | |||||
|
|||||
部隊概要 | |||||
所属政体 | 新瑞州 | 所属組織 | GPPU | ||
発足 | コールサイン | STRIKE | |||
略称 | 51FW | 担当地域 |
乙女座の名を冠する、瑞州における最古にして最大のネスト。EF1年ごろ形成。旧瑞州はこれの排除を達成できないまま2号以降の形成を許し、多方面作戦を強いられた末、EF9年に北部地域を失陥。
水瓶座の名を冠するネスト。EF3年ごろ形成。水中ネストであり、瑞州海軍大西洋艦隊に多大な損害を与えた。
牡牛座の名を冠するネスト。EF7年ごろ形成。1号との波状攻撃に、人類側はなすすべもなく敗退。EF15年に東海岸北部地域も失陥。
獅子座の名を冠するネスト。EF12年ごろ形成。よりにもよって首都・瑞京近くに形成され首都は灰燼に帰し、瑞州合衆国連邦は国として滅亡した。何度も破壊作戦が実施され、EF143年の第九次獅子狩作戦(オペレーション・ライオンハント)でMCを投入してなんとか撃破。なお本体南部に形成されていた分化ネストのレオAやレオBなどは撃破できたが、北西部のレオCはいまだ撃破に至らず。
山羊座の名を冠するネスト。EF25年ごろ形成。西部諸州からの避難民受け入れ先として機能していた西海岸中部の大都市・那古野はこいつのおかげで壊滅した。
魚座の名を冠する水中ネスト。EF32年ごろ形成。何度か破壊作戦が実施されているが、いずれも失敗に終わっている。
双子座の名を冠する水中ネスト。EF33年ごろ6号に続く形で形成。6号とともに瑞州海軍太平洋艦隊の動きを封じた。EF140年代以降の水中戦MCの投入により、6号よりも人類の生存地域(=MCの出撃拠点)に近かったせいで撃破。7号からの分化ネストも全滅している。
天秤座の名を冠するネスト。EF48年ごろ形成されたが、本格的な形成前に軍が総攻撃を加えることで撃破(瑞州初のネスト撃破)、南部地域はギリギリでOLZUの支配下にとどまる。
蟹座の名を冠するネスト。OLZUはEF50年代の新しい防衛戦術の開発により8号以後のメインネスト形成を阻止し続けるが、既存のネストとのにらみ合いが続いていた。その最中に「79年MOB攻勢」が開始、新首都の新京付近に形成されつつある。