瑞州合衆国連邦軍の航空機一覧

瑞州合衆国連邦軍の航空機一覧(ずいしゅうがっしゅうこくれんぽうぐんのこうくうきいちらん)は、瑞州合衆国連邦陸軍瑞州合衆国連邦海軍が保有していた航空機の一覧である。

略符号付与規則

+ ...

機種記号

  • A:艦上戦闘機
  • B:艦上攻撃機
  • D:艦上爆撃機
  • E:水上偵察機
  • F:観測機
  • G:陸上攻撃機
  • H:飛行艇
  • J:陸上戦闘機
  • K:練習機
  • L:輸送機
  • M:特殊攻撃機
  • N:水上戦闘機
  • P:爆撃機
  • Q:哨戒機
  • R:陸上偵察機
  • S:偵察機

設計会社記号

  • A:連邦軍航空技術局(空技廠)
  • B:ブラウニング
  • D:段松飛行機製造
  • D:デンダ・ライト
  • F:藤重工
  • G:郡上航空エンジニアリング
  • H:百塚航空機
  • K:紺藤航空機→紺谷航空機
  • M:増村航空機
  • M:松浦製造
  • N:北瑞州航空機産業
  • N:能口航空機
  • O:六反田飛行機
  • R:ロッカクインターナショナル
  • R:六菱重工業
  • S:祇園製造
  • T:谷山川航空機
  • W:南州飛行機

戦闘機

名称は「~風」で統一されている。

七式戦闘機 晨風

J7T 七式戦闘機 晨風
概要 性能諸元
用途 戦闘/迎撃 全長 13.65m
分類 戦闘機 全幅 12.85m
製造社 谷山川航空機 全高 4.05m
運用状況 退役
谷山川航空機会社が瑞州陸軍航空軍向けに開発した戦闘機である。軽戦のような機動性についてはある程度妥協し、重戦さながらの高速性と火力を重視した単発の「中戦」とも言うべき機体である。単発の推進式レシプロエンジンを胴体後部に配置してプロペラを駆動し、尾翼を双ブームで支え、また直径の大きなプロペラを使用するためにインヴァーテッド・ガルウィングを採用するという特異な形状であった。武装は12.7mm機関銃を6門搭載している。最高速度は一一型が710km/h、一二型以降が720km/h。

派生型一覧

  • J7T1a 晨風一一型:1943年7月に初飛行。1945年に七式戦闘機として制式採用。射出座席を正式に採用した瑞州初の航空機となった。
  • J7T1b 晨風一二型:一一型の中期生産分。改良により最高速度が10km/h上がったが、最大高度が11800mから10200mまで下がってしまった。
  • J7T1c 晨風一三型:武装を変更し、30mm機関砲を4門搭載し、迎撃能力の向上を図ったタイプ。
  • J7T2a 晨風二一型:一一型の後期生産分。対地攻撃能力が追加、爆弾の運用が可能になり、高速戦闘爆撃機としても活躍した。
  • J7T2b 晨風二二型:一三型と同様、30mm機関砲を4門搭載したタイプ。一三型からの改修型(二二型甲)と新規生産(二二型乙)の二つが存在する。

偵察機

名称は「~雲」で統一されている。

五式司令部偵察機 碧雲

S5R 五式司令部偵察機 碧雲
概要 性能諸元
用途 戦略偵察 全長 11.0m
分類 偵察機 全幅 13.8m
製造社 六菱重工 全高 4.42m
運用状況 退役
1941年から配備が行われ、1958年に至るまで陸軍や国防陸軍の主力戦略偵察機として使用された。本機は画期的な開発思想や高性能を持ち、後の「戦略偵察機」の先駆的存在であった。
五式司偵は特に三型(S5R3)に代表される高速性を追求したゆえの細身で流線型の胴体と、空気力学に基づいた新設計のエンジンカウル(ナセル)、特徴的な尾翼といった従来の瑞州機とは異なるスマートな外見を持ち、性能面でも敵の要撃機を振り切る高速性、優秀な高空性能および上昇限度、長大な航続距離を有していた。

派生型一覧

  • S5R1 碧雲一一型:1939年11月に初飛行、最大速度は540km/hを記録した。1940年9月に五式司令部偵察機として制式採用され、のちに二一型の採用により一一型となる。
  • S5R2a 碧雲二一型:最大速度向上のため、エンジンを換装し1941年3月に登場したのが二一型で、最大速度は604km/hに達し、陸海軍を通じて瑞州で最初に600km/hを突破した機体となった。
  • S5R2b 碧雲二二型:部隊改造機として対爆撃機迎撃用に速射砲や機関砲を搭載、機内に燃料タンクを増設したり後席の旋回機関銃を撤去した機体。
  • S5R2c 碧雲二三型:練習機として二一型をベースに、操縦席後方に偵察者席とは別の教官席を追加改造した機体。
  • S5R3a 碧雲三一型:さらなる性能向上のため、エンジンを新型に換装、増設燃料タンクや落下タンクを装備し航続距離を拡大、さらに風防を機首先端まで伸ばし段差をなくして完全な流線型にしたものが1943年3月登場の三一型であり、最大速度は630km/hを、さらに推力式単排気管への換装で約642km/hを記録した。
  • S5R3b 碧雲三二型:派生型として20mm機関砲を機首に2門装備したもの。
  • S5R3c 碧雲三三型:37mm機関砲を機体背面に上向き砲として搭載した機体。
  • S5R4a 碧雲四一型:ターボチャージャーを備えた二段二速エンジンに換装し、高度10000メートルで630km/hを記録した。

関連項目

最終更新:2021年03月23日 23:05