瑞州国防軍の艦艇一覧は、瑞州国防軍が過去保有した、および現在保有する、または将来保有する予定のもの、また未完成・計画中止を含めた歴代艦艇一覧である。艦艇を運用するのは主に瑞州国防海軍だが、国防陸軍や海兵隊も少数の艦艇・船舶を運用している。
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航空母艦(CV:Aircraft Carrier)、原子力航空母艦(CVN:Nuclear-powered Aircraft Carrier)の2種類がある。艦名は州名より取られている。
こしの型航空母艦 Koshino-Class Nuclear-powered Aircraft Carrier |
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![]() CVN-17 じょうば。艦名は濃波州から取られている。 |
こしの型航空母艦は、瑞州で初めて量産された原子力空母。1番艦の起工から6番艦の就役まで実に30年以上の期間に渡って順次に改正されつつ全6隻が建造された。空母打撃群(CSG)の旗艦となることから、充実した司令部設備を備え、また多数機を同時運用することから、充実した航空管制能力も備えている。艦齢延命工事により各艦は50年程度まで活動できるようにされているが、それでも耐用年数を超えた一番艦、二番艦は既に退役しており、わしま型の完成、就役と共に順次退役していく見込みである。 飛行甲板の角度は11度で、航空機の発進と回収を同時に行うことができる。固定翼機の発艦には4基の蒸気カタパルトが使われ、回収には4本のアレスティング・ワイヤーが使われる [(*1)] 。 個艦防御兵装として、ZM78 CIWS-I、ZM87 CIWS-II(近接防御火器)を2基、ZM72を2基装備する。一部の艦ではZM78の内2基が、ブロックIIまたはブロックIII(CIWS-III)に置き換えられている。 当初は攻撃型空母(CVNA)としてのみ分類されていたが、3番艦やくも以降、対潜能力を備えた艦が建造されており、1番艦と2番艦にも改修時に順次対戦能力が付与されていった。 同型艦一覧 ・CVN-14 こしの 1982年就役。2002年から2005年まで大規模なオーバーホールを行い、2022年に退役。最終所属は第3艦隊第6空母打撃群(新徳)。 ・CVN-15 つくし 1986年就役。2009年から2012年まで大規模オーバーホールを行い、2025年に退役。最終所属は第1艦隊第1空母打撃群(北杜)。 ・CVN-16 やくも 1989年就役。2012年から2015年まで大規模なオーバーホールを行い、2029年に退役。最終所属は第2艦隊第5空母打撃群(夜日市)。 ・CVN-17 じょうば 1998年就役。2023年から2026年まで大規模なオーバーホールを行った。現在の所属は第4艦隊第3空母打撃群(小野騨)。 ・CVN-18 せんおう 2003年就役。現在の所属は第1艦隊第7空母打撃群(三郷)。 ・CVN-19 さつか 2009年就役。現在の所属は第6艦隊第4空母打撃群(筑紫野)。 |
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概要 | |||||
艦種 | 原子力航空母艦 | ||||
艦名 | 州名 | ||||
建造 | 雄鷲造船所 | ||||
運用開始 | 1982年 | ||||
運用状況 | 一部現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 278.7m | ||||
全幅 | 船体:36.7m/発着甲板:71.3m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 2300名 |
わしま型航空母艦 Washima-Class Nuclear-powered Aircraft Carrier |
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![]() CVN-23 きぶこう。艦名は埼武江州に由来する。 |
わしま型航空母艦は、瑞州国防海軍の原子力空母。前級のこしの型が1975年に就役して以来、40年ぶりの新型原子力空母である。瑞海軍の原子力空母としては三世代目となり、多くの新技術を取り入れている。先行するこしの型と船体規模は同程度だが、新技術を全面的に導入した新設計艦となっている。 本型では、カタパルトとアレスティング・ギアの両方を電磁式とした。アレスティング・ギアとして開発された先進着艦制動装置は、油圧装置にかえて、ウォーター・タービンの抵抗によるパッシブな減速とモーターによるアクティブな制動を組み合わせる方式を採用しており、性能的には従来の制動装置と同様だが、より細かく機体の速度・重量や強度にあわせた制動を実施できるように設計されている。 一方、カタパルトとして開発されたのがEMALSで、こちらも出力的には従来の蒸気式カタパルトと同程度ながら、エネルギー効率に優れているほか、機体の特性にあわせて加速度を調整できることから機体への荷重を軽減でき、小型軽量の無人航空機(UAV)の射出にも対応した。更に小型軽量化および整備性の向上も実現された。またその後方に設置されるジェット・ブラスト・ディフレクターも、内部に特殊な冷却パイプを内蔵したパッシブ・ジェット・ブラスト・ディフレクターが採用された。 同型艦一覧 ・CVN-20 わしま 2017年就役。現在の所属は第4艦隊第2空母打撃群(小野騨)。 ・CVN-21 さんぜ 2023年就役。現在の所属は第3艦隊第6空母打撃群(新徳)。 ・CVN-22 おわり 2026年就役。現在の所属は第1艦隊第1空母打撃群(北杜)。 ・CVN-23 きぶこう 2029年就役。現在の所属は第2艦隊第5空母打撃群(夜日市)。 ・CVN-24 ひたちなか 建造中 ・CVN-25 (艦名未定) 建造中 |
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概要 | |||||
艦種 | 原子力航空母艦 | ||||
艦名 | 州名 | ||||
建造 | 雄鷲造船所 | ||||
運用開始 | 2017年 | ||||
運用状況 | 現役・建造中 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 282m | ||||
全幅 | 船体:36.7m/発着甲板:71.3m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 2300名 |
統合支援艦(JSS:Joint Supporting Ship)は、洋上兵器庫運用などの軍事作戦や、戦争以外の軍事作戦(災害派遣など)に用いられる、瑞州独自の艦級。アーセナルシップ構想の要素を含みつつ、既存の艦級から設計転用するケースのみが確認されている。艦名は郡名か統合市県名から取られる。
すずか型統合支援艦 Suzuka-Class Joint Supporting Ship |
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![]() JSS-02 ふげし。艦名は能石州鳳洲郡から取られている。 |
すずか型統合支援艦は、たんば型輸送揚陸船渠艦をベースに開発された瑞州国防海軍の統合支援艦。 艦前方では、艦橋構造物が若干後退した代わりに86式垂直式発射装置(ZM86 VLS;2基128セル)と、78式近接防御兵装システムブロック3(ZM78 CIWS-III)、81式装甲化誘導弾発射装置(ZM81 AGMLS)、68式127mm単装砲(ZM68 mod3)が配置された。また、原型艦のウェルドックと飛行甲板は廃止・縮小され、艦の後部にも127mm砲とVLS(64セル分が2基、32セル分が2基の合計192セル)が装備されている。艦中央部に集約された艦橋構造物の背部には77式円筒型誘導弾発射装置(ZM77 CMLS)やZM81 AGMLSも配置された。 すずか型は洋上の「兵器庫」としての役割を持たせられ、個艦としてのレーダー能力や乗員、建造・運用コストを最低限にまで限定し、共同交戦能力やデータリンクによる僚艦からの目標データの受信により敵性目標との交戦を実施する。いなづま型を並走させれば、すずか型は単艦のみならず僚艦の防空能力も実現し、またアイアース艦を並走させることで弾道ミサイル防衛にも使用可能である。なお対空戦のみならず対地・対艦攻撃にも使用可能である。 重武装の搭載に関わらず、すずか型は揚陸艦譲りの輸送能力を維持しており、有事の際の物資輸送にも用いることができる。他にも医療設備として病床、集中治療室、手術室を備える。またいくつかの居住区を一般病床として転用した場合、さらに200床を確保することができ、災害派遣の要として重宝されている。 当初は各空母打撃群に2隻ずつ帯同、すなわち14隻の調達が予定されていたが、駆逐艦の三倍程度の搭載量であるならその建造費を駆逐艦3隻の増備に充てた方が十分同様の戦略的メリットを得られるという結論に至り、結局三番艦が建造開始した時点で以降の艦の建造は中止された。しかしながらこれは当初公表された、建造中止理由の一つに過ぎない。実態としてはもっと深刻であり、度重なる設計変更要求により当初予定していたステルス性能が悪化し、本艦が前線部隊に帯同したときに十分な生残性を確保できないこと、結局乗員数は90名まで膨れ上がり訓練コストなどが無視できないほどかかっていること、そして計画当時の海軍長官や幕僚部のごり押しと、建造メーカーである野代郡上社との間での密約、収賄で建造が始まってしまったことが明らかとなり政治問題化したことが、本艦型を建造中止に追いやった主原因である(海軍軍艦収賄問題) [(*2)] 。 同型艦一覧 ・JSS-01 すずか 2018年就役。現在の所属は第1即応予備群(新徳)。 ・JSS-02 ふげし 2019年就役。現在の所属は第1即応予備群(新徳)。 ・JSS-03 しずない 2021年就役。現在の所属は第1即応予備群(新徳)。 |
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概要 | |||||
艦種 | 統合支援艦 | ||||
艦名 | 郡/統合市県名 | ||||
建造 | 卜部造船所・横波間造船所 | ||||
運用開始 | 2018年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 208.5m | ||||
全幅 | 31.9m | ||||
速力 | 22ノット | ||||
乗員 | 90名 |
揚陸艦の艦名は県名から取られている。艦種記号の付与法則は以下の通り。
たんば型輸送揚陸船渠艦 Tamba-Class Amphibious Transport Dock |
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![]() LPD-12 たんば。艦名は林播州丹波県から取られている。 |
たんば型輸送揚陸船渠艦は、瑞州国防海軍の輸送揚陸船渠艦。 たんば型は、ネットワーク化・抗堪化され、21世紀の革新的なプラットフォームで運用できるようにも構築された、近代的な海上プラットフォームとして計画された。この計画の中では、遠征戦闘車両 (EFV)、エアクッション上陸用舟艇 (LCAC)、および海兵隊員を陸上に輸送する将来の手段に位置づけられている。 艦内には、広範な通信、指揮、制御、情報システムが搭載されており、指揮艦としての運用も考慮されている。生存性向上のため、経空脅威から艦を保護することにも重点が置かれた。艦橋構造物前方には垂直式ミサイル発射装置(VLS)32セル分があり、個艦防空ミサイルが搭載される。また、近接防空用にZM78 block2(CIWS-I)とblock2(CIWS-III)の二つを混載している。それに加えてレーダー断面積を縮小しレーダー反射を最小限に抑えるようにも設計された。他にも、核爆発と破片化に対する抗堪性の向上、および衝撃硬化構造などが仕様として組み込まれた。 |
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同型艦一覧(フライトI) | 同型艦一覧(フライトII) | ||||
・LPD-12 たんば 2006年就役。現在の所属は第3艦隊第3水陸両用戦隊(新徳)。 ・LPD-13 やまなし 2007年就役。現在の所属は第6艦隊第6水陸両用戦隊(筑紫廼)。 ・LPD-14 もがみ 2007年就役。現在の所属は第1艦隊第1水陸両用戦隊(三郷)。 ・LPD-15 くるめ 2009年就役。現在の所属は第2艦隊第2水陸両用戦隊(夜日市)。 ・LPD-16 でわ 2009年就役。現在の所属は第3艦隊第3水陸両用戦隊(府中)。 ・LPD-17 いぬがみ 2012年就役。現在の所属は第6艦隊第6水陸両用戦隊(筑紫廼)。 ・LPD-18 ぬかた 2013年就役。現在の所属は第4艦隊第4水陸両用戦隊(小野騨)。 ・LPD-19 みやざき 2013年就役。現在の所属は第1艦隊第1水陸両用戦隊(北杜)。 ・LPD-20 すわ 2014年就役。現在の所属は第1艦隊第1水陸両用戦隊(三郷)。 ・LPD-21 いるま 2016年就役。現在の所属は第4艦隊第4水陸両用戦隊(小野騨)。 |
・LPD-22 おたる 2027年就役。現在の所属は第3艦隊第3水陸両用戦隊(新徳)。 ・LPD-23 みやぎ 2028年就役。現在の所属は第6艦隊第6水陸両用戦隊(筑紫廼)。 ・LPD-24 あいち 2029年就役。現在の所属は第2艦隊第2水陸両用戦隊(夜日市)。 ・LPD-25 かいふ 2031年就役。現在の所属は第1艦隊第1水陸両用戦隊(北杜)。 |
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概要 | |||||
艦種 | 輸送揚陸船渠艦 | ||||
艦名 | 県名 | ||||
建造 | 卜部造船所・横波間造船所 | ||||
運用開始 | 2006年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 208.5m | ||||
全幅 | 31.9m | ||||
速力 | 22ノット | ||||
乗員 |
個艦要員:380名 上陸部隊:669名+予備人員101名 |
あいづ型強襲揚陸艦&brAizu-Class Amphibious Assault Ship | |||||
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あいづ型強襲揚陸艦は、瑞州国防海軍の強襲揚陸艦。 おおきた型をもとに、航空運用機能を増強して開発された。1番艦、2番艦はウェルドックの廃止と引き換えに航空運用機能を強化し、艦種記号も「HLP」が採用されているが、これは海兵隊の不興を買い、3番艦からはウェルドックが復活し艦種記号も「ALP」となった [(*3)] 。現在もたかしま型の更新を目指し、3番艦以降は建造中もしくは計画中である。 同型艦一覧 ・HLP-04 あいづ ・HLP-05 がもう ・ALP-11 みうら |
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概要 | |||||
艦種 | 強襲揚陸艦 | ||||
艦名 | 県名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | 2014年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | |||||
全幅 | |||||
速力 | |||||
乗員 |
84式エアクッション型揚陸艇 ZM84 LCAC/Type 84 Landing Craft Air Cushion |
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84式エアクッション型揚陸艇は、瑞州国防海軍のエアクッション型揚陸艇(上陸用舟艇)。 LCACはHLP、ALP、LPDを含む瑞州海軍のすべてのドック搭載艦に搭載され、運用されている。LCACを搭載できる艦船には、おおきた型(3隻格納)、たんば型(2隻)などがある。55隻が海軍に引き渡され、うち2隻が試験や研究開発用、42隻が半分ずつ西海岸と東海岸に配備された。11隻はコスト上の理由から解体または不活性状態となっている。 LCACの中央甲板の貨物容量は168.1平方メートルで、冬季や多関節運用のために寒冷地用キットを取り付けると若干少なくなる。戦車や各種車両、火砲等を搭載できるのは勿論のことであるが、兵員輸送モジュールをこの中央甲板に搭載した場合、180人の乗員、武装した兵士ならば120人を収容でき、さらに54人の負傷者を医療処置のために輸送するように改造できる。 |
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概要 | |||||
艦種 | エアクッション型揚陸艇 | ||||
建造 | 六菱重工業 | ||||
運用開始 | 1984年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 29.3m(スカート込)/26.2m(艇体のみ) | ||||
全幅 | 15.8m(スカート込)/14.8m(艇体のみ) | ||||
速力 | 40ノット以上 | ||||
乗員 | 5名 |
艦名は山岳名から取られている。巡洋艦(CC:Cruiser)、重巡洋艦(CH:Heavy Cruiser)、誘導ミサイル巡洋艦(CG:Guided Missile Cruiser)の3種類があるが、CCの艦種記号は使われたことがない。
はっかい型ミサイル巡洋艦 Hakkai-Class Guided Missile Cruiser |
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![]() CG-44 しらすな。艦名は濃波州の白砂山から取られている。 ![]() CG-56 おおみね。艦名は越野州の大峰山から取られている。 |
はっかい型ミサイル巡洋艦は、瑞州国防海軍のミサイル巡洋艦。初の実用アイアース(即応対空抵抗システム、Immediate Anti-aircraft Resisting System)艦として建造されており、搭載している全ての戦闘システムは、IARSの戦術情報処理装置である指揮決定システムおよび武器管制システムに連接されている。 船型としては、遮浪甲板型を基本として後部を切り欠いた長船首楼型であるが、上甲板の整一化が図られており、遮浪甲板型に近づいた。また、主錨直後から艦橋構造物中部にかけてナックルが付されている。 IARSの核心となるZM/SPY-83パッシブ・フェーズドアレイレーダーは、船体前後の上部構造物に2面ずつ配される。艦対空ミサイル及び対潜ミサイルの発射プラットフォームとしては、ZM73 GMLSが2基搭載された。本級の場合、2基いずれも64発を収容できるZM73 mod.2が搭載されており、これは艦首尾甲板にダブル・エンダーに配置された。後期型ではこの2基の発射装置は86式垂直発射装置(ZM86 VLS)に換装され、即応発射能力が向上した。艦対艦ミサイルおよび艦対地巡航ミサイルは艦橋両脇にある81式装甲化誘導弾発射装置(ZM81 AGMLS)から発射されるが、これは弾数確保の面から、VLS設置後も撤去されずに存続している。 また本型では、対地・対水上戦能力が重視されたことから、艦砲を3基搭載(前甲板2基、後甲板1基)する。前期型では艦砲には53式127mm単装速射砲(ZM53)を使用していたが、後期型では72式127mm単装速射砲(ZM72)が搭載される。前期型の艦砲であるZM53は、1番艦の就役時には既に旧式となっており、より高性能なZM68やZM72が既に存在していたが、アイアースのシステム一式が高価であることから、費用削減策として極力退役艦から移設した武装を用いることとしたため、ZM53が採用されたという経緯がある。 前期型であるVLS非搭載の五隻は2005年までに全艦が除籍されている。 |
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同型艦一覧(前期型) | |||||
・CG-42 はっかい 1983年就役、2004年退役。最終所属は第6艦隊第4空母打撃群(筑紫野)。退役後は蒼星連邦国海軍に譲渡。 ・CG-43 おすず 1984年就役、2004年退役。最終所属は第6艦隊第4空母打撃群(筑紫野)。退役後は鶴丘海洋教育学校に教育艦として譲渡。 ・CG-44 しらすな 1985年就役、2005年退役。最終所属は第6艦隊第4空母打撃群(筑紫野)。退役後は月ノ谷共和国連邦海軍に譲渡。 |
・CG-45 わしば 1986年就役、2005年退役。最終所属は第4艦隊第5空母打撃群(小野田)。退役後は鶴丘海洋教育学校に教育艦として譲渡。 ・CG-46 あんぺいじ 1986年就役、2005年退役。最終所属は第1艦隊第7空母打撃群(三郷)。 |
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同型艦一覧(後期型) | |||||
・CG-47 かさぎ 1987年就役。現在の所属は第4艦隊第5空母打撃群(小野田)。 ・CG-48 きりしま 1987年就役。現在の所属は第2艦隊第3空母打撃群(夜日市)。 ・CG-49 ようろう 1987年就役。現在の所属は第2艦隊第3空母打撃群(夜日市)。 ・CG-50 こうしゅう 1987年就役。現在の所属は第1艦隊第7空母打撃群(三郷)。 ・CG-51 しらま 1988年就役。現在の所属は第1艦隊第1空母打撃群(北杜)。 |
・CG-52 くもとり 1988年就役。現在の所属は第1艦隊第7空母打撃群(三郷)。 ・CG-53 かいもん 1989年就役。現在の所属は第1艦隊第1空母打撃群(北杜)。 ・CG-54 ちゃうす 1989年就役。現在の所属は第3艦隊第6空母打撃群(新徳)。 ・CG-55 あまぎ 1989年就役。現在の所属は第4艦隊第5空母打撃群(小野田)。 ・CG-56 おおみね 1989年就役。現在の所属は第3艦隊第6空母打撃群(新徳)。 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル巡洋艦 | ||||
艦名 | 山岳名 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 1983年 | ||||
運用状況 | 一部現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 169.3m | ||||
全幅 | 16.7m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 325名 |
とくさ型ミサイル巡洋艦 Tokusa-Class Guided Missile Cruiser |
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![]() CG-58 いぶき。艦名は近海州の伊吹山に由来する。 |
とくさ型ミサイル巡洋艦は、瑞州国防海軍の巡洋艦級の一。当初は駆逐艦クラスとして計画されていたが、アイアース戦闘システムとZM/SPY-83レーダーシステムが提供する戦闘能力の向上と、旗艦としての運用能力により、CG-57とCG-58の起工直前に、DDG(誘導ミサイル駆逐艦)からCG(誘導ミサイル巡洋艦)への分類変更がなされた。 とくさ型ミサイル巡洋艦はマルチロール艦である。86式垂直発射装置(ZM86 VLS)は、巡航ミサイルを発射して戦略・戦術目標を攻撃したり、長距離対空ミサイルを発射して航空機や対艦ミサイルを防御することができる。また哨戒ヘリコプター、対潜ミサイル、ソナーシステムにより、対潜任務を遂行することもできる。他、アイアース艦弾道ミサイル防衛システムの一部として、ZM/SPY-83フェーズドレーダーシステムとそれに付随するミサイルのアップグレードが行われ、本型の艦艇は、移動式対弾道ミサイルおよび対衛星兵器プラットフォームとしての熟練度を連続的なテストで繰り返し実証してきた。 とくさ型の設計は、きりさめ型駆逐艦の設計に基づくものである。艦上部の構造も同型のそれを改良したものであり、2つの艦橋構造物(1つは前方のアンテナ用と右舷のアンテナ用)を支えることが要求され、後部艦橋には後部と左舷のアンテナアレイが格納されている。この設計により本型は大型化と装備の充実を達成したが、排水量はきりさめ型の6,900トンから、より重い9,600トンに増加し、これが先述の分類変更の要因となった。後のおいかぜ型以降のアイアース駆逐艦は、ZM/SPY-83レーダーを搭載するために竜骨から設計され、スペースと重量を節約し、冷却要件を簡素化するために、それらをすべて前部艦橋にまとめている。レーダー支援機器はより近くに配置され、ケーブルの引き回しを最小限に抑え、支援機器を集中させる設計となった。 維持費の高騰と老朽化のため、はっかい型に続いて全艦が順次退役する予定であり、はれぎり型駆逐艦が短期的な代替艦として使用される。全艦退役後、2030年代に128セルVLSを搭載したあきつゆ型駆逐艦が就役するまで同等の火力を持つ艦級が存在しないことが問題視されている。 |
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同型艦一覧 | |||||
・CG-57 とくさ 1992年就役、2024年に退役。最終所属は第6艦隊第4空母打撃群(筑紫野)。 ・CG-58 いぶき 1992年就役、2024年に退役。最終所属は第4艦隊第5空母打撃群(小野田)。 ・CG-59 あおば 1993年就役、2024年に退役。最終所属は第2艦隊第3空母打撃群(夜日市)。 ・CG-60 うつぎ 1993年就役、2025年に退役。最終所属は第1艦隊第1空母打撃群(北杜)。 ・CG-61 おんたけ 1993年就役、2025年に退役。最終所属は第1艦隊第7空母打撃群(三郷)。 ・CG-62 みなこ 1994年就役、2025年に退役。最終所属は第4艦隊第2空母打撃群(筑紫野)。 |
・CG-63 きぬがさ 1994年就役、2026年に退役。最終所属は第6艦隊第4空母打撃群(筑紫野)。 ・CG-64 みょうこう 1995年就役、2026年に退役。最終所属は第1艦隊第1空母打撃群(北杜)。 ・CG-65 たいしゃく 1995年就役、2026年に退役。最終所属は第6艦隊第4空母打撃群(筑紫野)。 ・CG-66 とがくし 1996年就役、2027年に退役。最終所属は第4艦隊第2空母打撃群(筑紫野)。 ・CG-67 ございしょ 1997年就役、2026年に退役。最終所属は第3艦隊第6空母打撃群(新徳)。 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル巡洋艦 | ||||
艦名 | 山岳名 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 1992年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 172.46m | ||||
全幅 | 16.76m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 330名 |
みうね型ミサイル巡洋艦 Miune-Class Guided Missile Cruiser |
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![]() CG-69 たかお。艦名は埼武江州にある高尾山に由来する。 |
みうね型ミサイル巡洋艦は、瑞州国防海軍の巡洋艦級の一。 全長190メートル、全幅25メートルの単胴船型で、乗組員の長期配備のための居住性を高め、建造を比較的単純化し、先進的なセンサーと兵器システムのための安定したプラットフォームを提供するように設計されている。 当初は全長210メートル、全幅40メートルの幅広な大型船型が想定されていたものの、この全幅では速度と機動性が著しく低下し、敵に発見されやすく、かつ狙われやすくなるため、現状のサイズに改められた。 従来の巡洋艦とは異なり、アイアース戦闘システムによる汎用性を保ちつつ、より高い弾道ミサイル防衛能力を志向した艦級である。従来ミサイル巡洋艦が主任務としていた空母打撃群の防空直掩の司令艦としての任務は、はれぎり型やあきつゆ型が代替可能なため、本艦型では優先されていない。 |
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同型艦一覧 | |||||
・CG-68 みうね 2027年就役。所属は第4艦隊第3空母打撃群(筑紫野)。 ・CG-69 たかお 2028年就役。所属は第1艦隊第7空母打撃群(三郷)。 ・CG-70 なぎそ 2029年就役。所属は第2艦隊第5空母打撃群(夜日市)。 ・CG-71 ゆきくら 2030年就役。所属は第3艦隊第6空母打撃群(新徳)。 ・CG-72 おおがさ 2031年就役。所属は第6艦隊第4空母打撃群(筑紫廼)。 ・CG-73 しらま 建造中 ・CG-74 きぬがさ 建造中 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル巡洋艦 | ||||
艦名 | 山岳名 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 2027年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 190m | ||||
全幅 | 25m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 240名 |
駆逐艦(DD:Destroyer)、直掩駆逐艦(DDC:Covering Destroyer)、誘導ミサイル駆逐艦(DDG:Guided Missile Destroyer)の3種類がある。通常の駆逐艦やミサイル駆逐艦とは別に、瑞州独自の艦種として「直掩駆逐艦」が存在する。これは通常の駆逐艦より艦隊の護衛任務に比重を置いた駆逐艦であり、旧軍では大型の駆逐艦(嚮導駆逐艦)や軽巡洋艦に相当するものである。また、旧軍からの引き継ぎ艦が退役した際には、ミサイル駆逐艦より搭載弾数が多く、対空能力が高い新型のDDCが配備された。アイアースシステム搭載艦の就役とともにDDCは退役し、現在では消滅した艦種となった。DDとDDGは通番であるが、DDとDDCは通番ではないのが特徴。これは、DDGがDDの発展型として、各種の書類上では「甲種駆逐艦」と呼称されていたのに対し、DDCは別枠で「乙種駆逐艦」と呼称されていたためである。艦名は自然現象から取られているが、旧軍から引き継がれた直掩駆逐艦はその限りではない。
はつづき型駆逐艦 Hatsuzuki-Class Destroyer |
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はつづき型駆逐艦は、瑞州国防海軍の駆逐艦。旧海軍の「春月級-乙型」の内、15番艦「初月」16番艦「涼月」17番艦「雨月」18番艦「新月」の4隻が引き継がれ、名前の振り直しにより「はつづき型」となった。 大型、強力なエンジン、高速性能、大きな行動半径、大規模な武装により、他国海軍の多くの軽巡洋艦に匹敵する火力を備えていた強力な駆逐艦級であるが、戦力としての旧式化、劣化は否めず、全艦が後方守備部隊である地方護衛隊に配備された。 はつづき型駆逐艦は、転籍前の春月級駆逐艦と同様に、旧来の駆逐艦よりもはるかに高性能な武装を備えていた。主砲塔は6門の127mm50口径砲で構成され、耐候性、耐破片性、ガス気密性に優れた3連装砲塔に2基1組で搭載されていた。弾薬は各砲塔の真下に設置された弾倉からホイストで引き上げられ、弾薬が通常手動で装填されていた他の同時代の駆逐艦のものよりはるかに高い発射速度を持っていた。しかし、砲室は防弾仕様ではなかったため、実際には砲塔というよりは砲架のままであった。また、3連装610mm魚雷発射管の各管には再装填が可能であったため、艦には3基の発射装置と合計18本の魚雷が搭載された。後期建造型であるこの4艦は、以前の4つの代わりに3つの大きなボイラーと狭い前部ファンネルを持っていた。その他の改良点には、魚雷発射管の再装填を可能にする独自の破片防御式魚雷発射装置の搭載が含まれていた。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DD-1 はつづき 旧「初月」。1946年編入、1956年退役。最終所属は北杜地方護衛隊。 ・DD-2 すずつき 旧「涼月」。1946年編入、1956年退役。最終所属は新徳地方護衛隊。 |
・DD-3 あまつき 旧「雨月」。1946年編入、1956年退役。最終所属は夜日市地方護衛隊。 ・DD-4 にいづき 旧「新月」。1946年編入、1956年退役。最終所属は小野騨地方護衛隊。 |
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概要 | |||||
艦種 | 駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 | ||||
運用開始 | 1946年 | ||||
運用状況 | 1956年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 118.41m | ||||
全幅 | 10.36m | ||||
速力 | 38ノット | ||||
乗員 | 219名 |
こおりゆき型駆逐艦 Koriyuki-Class Destroyer |
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こおりゆき型駆逐艦は、艦砲と魚雷を主武装とした最後の瑞州駆逐艦。同型艦は9隻。 通常は駆逐艦(DD)に分類されるが、比較的軽量のため、民間発行の分類表などの他の資料では護衛駆逐艦(DDE)とされていることがある。 小型軽量な艦級であるものの、対潜ロケットや早期警戒レーダーなどの新世代の兵器やセンサーシステムが数多く装備されていた。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DD-5 こおりゆき 1955年就役、1974年退役。最終所属は第17駆逐隊(夜日市)。 ・DD-6 みねゆき 1956年就役、1975年退役。最終所属は第13駆逐隊(小野騨)。 ・DD-7 しらゆき 1956年就役、1980年退役。最終所属は第13駆逐隊(小野騨)。 ・DD-8 ふぶき 1957年就役、1978年退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DD-9 いそゆき 1957年就役、1975年退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 |
・DD-10 おきゆき 1957年就役、1986年退役。最終所属は北杜地方護衛隊。 ・DD-11 かわゆき 1957年就役、1986年退役。最終所属は新徳地方護衛隊。 ・DD-12 もちゆき 1957年就役、1985年退役。最終所属は小野騨地方護衛隊。 ・DD-13 あさゆき 1957年就役、1987年退役。最終所属は夜日市地方護衛隊。 |
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概要 | |||||
艦種 | 駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 | ||||
運用開始 | 1955年 | ||||
運用状況 | 1987年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 114m | ||||
全幅 | 11.8m | ||||
速力 | 27ノット | ||||
乗員 | 210名 |
やまぎり型ミサイル駆逐艦 Yamagiri-Class Guided Missile Destroyer |
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やまぎり型ミサイル駆逐艦は、瑞州初のミサイル駆逐艦で、先行するこおりゆき型を拡大改良したミサイル駆逐艦。同型艦は6隻。 当初、この艦級は前任のこおりゆき型から派生し、対潜ロケットシステムの撤去と引き換えに、新型の対潜無人ヘリコプターを搭載し、こおりゆき型同様の対潜水艦戦を主な任務とする駆逐艦(DD)として建造された。しかし本艦級が建造された時期は、未だに対潜無人ヘリコプターの実用化に至っておらず、この問題から搭載計画は断念された。最終的にヘリコプターの配置スペースに新型のミサイル装置を搭載することで、本艦級は対空戦を任務とするミサイル駆逐艦として生まれ変わった。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDG-14 やまぎり 1960年就役、1980年退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DDG-15 かわぎり 1960年就役、1980年退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDG-16 うみぎり 1980年就役、1981年退役。最終所属は第14駆逐隊(新徳)。 |
・DDG-17 さぎり 1961年就役、1981年退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫廼)。 ・DDG-18 はまぎり 1961年就役、1981年退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDG-19 ゆうぎり 1962年就役、1980年退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 | ||||
運用開始 | 1955年 | ||||
運用状況 | 1981年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 115m | ||||
全幅 | 11.8m | ||||
速力 | 28ノット | ||||
乗員 | 220名 |
みかづき型ミサイル駆逐艦 Mikazuki-Class Guided Missile Destroyer |
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みかづき型ミサイル駆逐艦は、瑞州国防海軍のミサイル駆逐艦。本艦級は、設計当初から艦対空ミサイルを装備し空母の直衛に当たることを想定していた点において、国防海軍初のものである。このために、艦体は従来の駆逐艦より巨大なものとなった。同型艦は11隻。 みかづき型の主要兵装は、空母戦闘群を防御するために設計されたRIM-1艦対空ミサイルであった。RIM-1ミサイルはデュアルアーム式のランチャーから発射され、ランチャーには合計40発のミサイルが収納されていた。他、みかづき型は前方に127mm54口径砲を装備していた上に、127mm砲と艦橋の間には8連装対潜ロケットランチャーが装備されていた。みかづき (DDG-20)は、ランチャーの後方に対潜ロケットの弾倉を搭載した唯一の艦であった。この艦級はすでにトップヘビーであり、弾倉の追加によってさらに悪化したと報告されているため、以降の10隻には弾倉を装備しないことが決定された。近距離における対潜防御は、2基の3連装324mm魚雷発射管によって行われた。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDG-20 みかづき 1962年就役、1982年退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫廼)。 ・DDG-21 はるつき 1962年就役、1982年退役。最終所属は第17駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-22 たちまちづき 1962年就役、1990年退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫廼)。 ・DDG-23 あまづき 1962年就役、1982年退役。最終所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDG-24 やまつき 1963年就役、1990年退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDG-25 うらつき 1963年就役、1991年退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 |
・DDG-26 あさつき 1963年就役、1991年退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DDG-27 はづき 1964年就役、1992年退役。最終所属は第16駆逐隊(三郷)。 ・DDG-28 きよつき 1964年就役、1991年退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫廼)。 ・DDG-29 しもつき 1965年就役、1992年退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDG-30 なつづき 1965年就役、1992年退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 | ||||
運用開始 | 1962年 | ||||
運用状況 | 1992年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 156.2m | ||||
全幅 | 15.9m | ||||
速力 | 32ノット | ||||
乗員 | 375名 |
きりさめ型駆逐艦 Kirisame-Class Destroyer |
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![]() DD-38 ゆうだち。艦名は夏の午後に降る雨から取られている。 ![]() DD-36 おおあめ(AGMLS装備)。艦名は大量に降る雨から取られている。 |
きりさめ型駆逐艦は、瑞州国防海軍の駆逐艦。ガスタービン推進、最大2機の中型ヘリコプター用の飛行甲板と格納庫、全電子化兵器、自動化された127mm砲を備えて設計された。本型は当初、主に対潜水艦戦(ASW)のために空母打撃群を護衛するように設計され、点防御的対空戦ミサイルと限定的な対艦能力を備えていた。その船体形状と推進構成は、以降に建造されたしきなみ型DDGやとくさ型CGの基礎として採用された。 きりさめ型は、以前は砲駆逐艦に適用されていた船体分類記号システムの「DD」呼称を受けていたが、設計上の主武装はミサイルであった。しかし、8発の対空ミサイルを搭載した当初の装備は、艦隊に対空戦防御能力を提供するように設計されたDDGとして指定される他の駆逐艦と比較すると、艦隊防御に十分な能力は有していなかった。1980年代初頭、本型は対艦ミサイル用の77式円筒型誘導弾発射装置(ZM77)を受領し、艦の中央部に設置された。また、1980年代半ばには、一部の艦に61セルの86式垂直発射装置(ZM86 VLS)が追加された。これらのアップグレードにもかかわらず、誘導ミサイル巡洋艦(CG)や駆逐艦(DDG)に必要な対空能力を欠いていたため、本型はDD分類のままであった。 きりさめ型の設計はモジュール式で、艦内のサブシステムを簡単に設置することができる。当初は対潜水艦戦用に設計されたが、DD-34、-36、-39、-40の4隻は1984年以降に、前部甲板の対潜ミサイル発射機の横に巡航ミサイル用の81式装甲化誘導弾発射装置(ZM81 AGMLS)を2基搭載する改修を受け、陸上攻撃能力を獲得した。また1986年に艦首の61式対潜誘導弾発射装置(ZM61 GMLS)をVLSに換装する改修が決定され、先述の通り巡航ミサイル発射機の非搭載艦全てが改修された。 |
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同型艦一覧(*マークは巡航ミサイル発射機搭載改修型を示す) | |||||
・DD-31 きりさめ 1975年就役、1994年退役。最終所属は第17駆逐隊(夜日市)。 ・DD-32 はるさめ 1976年就役、1998年退役。最終所属は第13駆逐隊(小野騨)。 ・DD-33 むらさめ 1976年就役、2000年退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DD-34 さみだれ* 1976年就役、1997年退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DD-35 あきさめ 1977年就役、1998年退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 |
・DD-36 おおあめ* 1977年就役、1997年退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫廼)。 ・DD-37 てんきあめ 1977年就役、1998年退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DD-38 ゆうだち 1977年就役、1999年退役。最終所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DD-39 ゆきげあめ* 1977年就役、1998年退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DD-40 ながあめ* 1978年就役、2000年退役。最終所属は第17駆逐隊(夜日市)。この艦のみ、新造時から75式対空捜索レーダーを装備している。 |
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概要 | |||||
艦種 | 駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 | ||||
運用開始 | 1975年 | ||||
運用状況 | 2000年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 171.68m | ||||
全幅 | 16.76m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 334名 |
しきなみ型ミサイル駆逐艦 Shikinami-Class Guided Missile Destroyer |
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しきなみ型ミサイル駆逐艦は、きりさめ型DDをベースとした4隻の誘導ミサイル駆逐艦(DDG)級である。対潜水艦戦に重点を置いていた前任艦とは対照的に、しきなみ型は対空能力を大幅に強化した、より先進的な多目的艦として設計された。 先行するきりさめ型と比較すると、前者の対潜能力はそのままに [(*4)] 、艦砲は前者の構成(72式127mm単装速射砲二門)から変更され、68式127mm単装砲を船首楼甲板と船尾甲板に二門ずつ搭載した。対艦兵器はきりさめ型と同様で、艦対艦ミサイル用の77式円筒型誘導弾発射装置2基を艦中部に搭載した。その他、対空装備として73式誘導弾発射装置を2基追加している。 1988年から90年にかけて、しきなみ型は「新脅威アップグレード」を受け、アイアース艦であるはっかい型・とくさ型巡洋艦との協力的な交戦を可能にし、駆逐艦の電子封鎖の間、巡洋艦が飛行中のしきなみ型から発射された対空ミサイルを制御することを可能にした。しかし、アイアースシステムを搭載したおいかぜ型駆逐艦の登場により、本型の退役は早まった。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDG-41 しきなみ 1981年就役、2001年退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DDG-42 あやなみ 1981年就役、2002年退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDG-43 まきなみ 1981年就役、2000年退役。最終所属は第13駆逐隊(小野騨)。 ・DDG-44 おきなみ 1981年就役、2000年退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-45 しらなみ 1982年就役、2002年退役。最終所属は第14駆逐隊(三郷)。 |
・DDG-46 すずなみ 1982年就役、2001年退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫廼)。 ・DDG-47 いそなみ 1982年就役、2002年退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDG-48 かわなみ 1983年就役、2003年退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫廼)。 ・DDG-49 たかなみ 1983年就役、2003年退役。最終所属は第14駆逐隊(三郷)。 ・DDG-50 きよなみ 1983年就役、2002年退役。最終所属は第17駆逐隊(夜日市)。 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 | ||||
運用開始 | 1981年 | ||||
運用状況 | 2003年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 171.68m | ||||
全幅 | 16.76m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 334名 |
おいかぜ型ミサイル駆逐艦 Oikaze-Class Guided Missile Destroyer |
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![]() DDG-54 やまかぜ。艦名は山に吹く風から取られている。 |
おいかぜ型ミサイル駆逐艦は、瑞州初のアイアース駆逐艦。同型艦は15隻で、きりさめ型としきなみ型を代替する。元来は防空艦の任務を想定していたが、戦略環境の変化に伴い、現在では、海賊の取り締まりや巡航ミサイルによる対地攻撃など、様々な任務を遂行している。高価なアイアース艦ではあるが、効率的な設計により、「フライト」で区分される準同型艦含めて実に30隻以上にもおよぶ大量建造を実現した。 本級の中核的な装備となるのがアイアースと略される即応対空抵抗システム(Immediate Anti-aircraft Resisting System)であり、搭載している全ての戦闘システムは、IARSの戦術情報処理装置である指揮決定システムおよび武器管制システムに連接されている。 本型では上甲板の整一化のため、艦尾まで平坦に続く遮浪甲板型船型を採用した。艦尾甲板はヘリコプター甲板とされているが、ヘリコプターの発着が係留装置と干渉することがないよう、艦尾甲板の舷側部はなだらかに傾斜している。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDG-51 おいかぜ 1991年就役、2023年退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDG-52 あさかぜ 1991年就役、2022年退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 ・DDG-53 いそかぜ 1992年就役、2023年退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-54 やまかぜ 1992年就役、2023年退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DDG-55 たにかぜ 1992年就役、2023年退役。最終所属は第13駆逐隊(小野田)。 ・DDG-56 ときつかぜ 1993年就役、2024年退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDG-57 ゆきかぜ 1993年就役、2025年退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDG-58 しまかぜ 1993年就役、2026年退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 |
・DDG-59 かみかぜ 1993年就役。2026年退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDG-60 まつかぜ 1993年就役、2025年退役。最終所属は第17駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-61 なみかぜ 1994年就役、2027年退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDG-62 のかぜ 1994年就役、2027年退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 ・DDG-63 ぬまかぜ 1994年就役、2028年退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DDG-64 はやかぜ 1995年就役、2028年退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-65 はれかぜ 1995年就役、2025年退役。最終所属は第14駆逐隊(新徳)。 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 1991年 | ||||
運用状況 | 2028年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 152.08m | ||||
全幅 | 20.27m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 323名 |
すじぐも型ミサイル駆逐艦 Sujigumo-Class Guided Missile Destroyer |
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![]() DDG-67 むらくも。艦名は群がり集まった雲から取られている。 |
すじぐも型ミサイル駆逐艦は、第二世代のアイアース駆逐艦。俗に言うおいかぜ型フライトⅡ。 改良型の弾道ミサイル迎撃ミサイルの発射・制御能力獲得など主にシステム面での改良を受けている他、電波探知妨害装置や電波方向探知機の搭載、燃料容量の拡大も行われており、特に燃料容量の拡大により排気量が若干増加した。また要求仕様の変化や予算削減のため、対艦ミサイル発射機は削除されている。主砲はおいかぜ型のZM72から変更され、ZM68 mod2(54口径)が採用されているが、同艦砲では対空射撃は副次的な任務としてあまり重視されず、むしろ対水上・対地艦砲射撃が主体とされているため、運用思想の変化が読み取れる。 おいかぜ型の船型が遮浪甲板型であったのに対し、本型では艦尾甲板が1段下がっている長船首楼型が採用された。以降のしらゆき型でもそれが踏襲されている。また艦橋後部のフェイズドアレイレーダーの位置が、死角の発生を防ぐため一階層分高く配置されるようになった。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDG-66 すじぐも 1996年就役。現在の所属は第13駆逐隊(小野田)。 ・DDG-67 むらくも 1996年就役。現在の所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDG-68 うすぐも 1997年就役。現在の所属は第17駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-69 しらくも 1998年就役。現在の所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DDG-70 あさぐも 1998年就役。現在の所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 |
・DDG-71 きりぐも 1999年就役。現在の所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDG-72 なつぐも 1999年就役。現在の所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-73 まきぐも 1999年就役。現在の所属は第13駆逐隊(小野田)。 ・DDG-74 ほしぐも 1999年就役。現在の所属は第16駆逐隊(新徳)。 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 1996年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 153.33m | ||||
全幅 | 20.27m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 323名 |
しらゆき型ミサイル駆逐艦 Shirayuki-Class Guided Missile Destroyer |
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![]() DDG-87 みゆき。艦名は深く積もった雪から取られている。 |
しらゆき型ミサイル駆逐艦は、第二世代のアイアース駆逐艦。俗に言うおいかぜ型フライトⅡ+もしくはすじぐも型改。おいかぜ型の数ある準同型艦の中でもかなりすじぐも型に近い。しらゆき型の全艦配備をもって、国防海軍から非アイアース駆逐艦は全て引退したことになる。 追加されたのは、対潜ヘリコプター用の2つの格納庫と支援施設、共同交戦能力、爆雷探知機、いくつかの耐爆隔壁である。また艦橋構造物後方のZM/SPY-83アレイは死角にならないように、1デッキ分高い位置に取り付けられている。さらに内部の新しい光ファイバー回線は重量増加を最小限に抑え、信頼性を向上させた。 フライトIIAで省略されたシステムには、前方のZM78 CIWS-Ⅰがある。従来ならばZM78は艦の前後に2基搭載されていたが、VLS管制装置のアップデートにより個艦防空ミサイルの運用に対応したことから、重量低減および予算節約のために前方の1基が廃止された。また主砲はこれまでのZM68 mod2(54口径)より長い口径のmod4(62口径)に変更された。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDG-75 しらゆき 2000年就役。現在の所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDG-76 はやゆき 2000年就役。現在の所属は第17駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-77 おおゆき 2001年就役。現在の所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDG-78 うみゆき 2001年就役。現在の所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-79 さわゆき 2001年就役。現在の所属は第13駆逐隊(小野田)。 ・DDG-80 みねゆき 2001年就役。現在の所属は第17駆逐隊(夜日市) ・DDG-81 うらゆき 2002年就役。現在の所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DDG-82 なぎゆき 2002年就役。現在の所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 ・DDG-83 はまゆき 2003年就役。現在の所属は第11駆逐隊(北杜)。 |
・DDG-84 こなゆき 2003年就役。現在の所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDG-85 ささめゆき 2003年就役。現在の所属は第17駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-86 ふすまゆき 2003年就役。現在の所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDG-87 みゆき 2004年就役。現在の所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDG-88 はつゆき 2004年就役。現在の所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 ・EXDDG-89 ふぶき 2005年就役。形式上は通常の駆逐艦DDG-89として就役したが、その直後に試験艦として転用され、EXDDG-89と再分類された。 ・DDG-90 かむりゆき 2005年就役。現在の所属は第13駆逐隊(小野田)。 ・DDG-91 わたゆき 2005年就役。現在の所属は第15駆逐隊(三郷)。 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 1996年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 155.41m | ||||
全幅 | 20.27m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 380名 |
いなづま型駆逐艦 Inazuma-Class Destroyer |
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![]() DD-98 あさなぎ。艦名は朝の時期に起きる海辺の無風状態から取られている。 |
いなづま型駆逐艦は、瑞州国防海軍の汎用駆逐艦。 すじぐも型DDGからしらゆき型DDGまでのアイアース駆逐艦には弾道ミサイル防衛機能が組み込まれるようアップグレードされていたが、おいかぜ型DDGのシステムは対空戦機能と弾道ミサイル防衛機能の両立が難しく、大気圏外にある弾道ミサイルに対処している間は低空域での探知追尾能力が低下する恐れが指摘されていた。そのため、弾道ミサイル防衛任務中にあるおいかぜ型の対空護衛と、単純な戦力増加のために、IARSを搭載しない安価な汎用駆逐艦を配備し、駆逐隊の定数を現行の5隻から6隻まで拡大するという計画が立てられた。その結果生まれたのが本型である。 以上の経緯から、いなづま型は汎用艦と言えど防空能力に重点が置かれており(僚艦防空システム(Limited Local Area Defense System、L2ADS)による)、正規のIARSよりは劣るもののそれでもなお高い防空能力が与えられているため、ミニ・アイアース艦と称される。本型式の就役により、一度瑞州海軍から姿を消した非アイアース駆逐艦が再び戦列に加わった。 従来の非アイアース駆逐艦と異なり、舷側まで上部構造物を拡大し、両舷に艦首尾方向に全通する通路を設けている。舷梯や短魚雷発射管、自走式魚雷デコイ発射機はこの通路に扉を設け収容されている。このように艦のステルス構造が強化され、レーダー反射断面積の減少を達成している。またL2ADSの射撃システムのアンテナを構成する00式多機能レーダー(ZM/SPY-00)は艦橋と後部構造の上部壁面に前後分散して配置され、後部レーダー射界の制限を低減している。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DD-92 いなづま 2012年就役。現在の所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DD-93 いかづち 2013年就役。現在の所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 ・DD-94 かげろう 2014年就役。現在の所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DD-95 あられ 2014年就役。現在の所属は第15駆逐隊(三郷)。 |
・DD-96 かすみ 2015年就役。現在の所属は第13駆逐隊(小野田)。 ・DD-97 さいうん 2015年就役。現在の所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DD-98 あさなぎ 2016年就役。現在の所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DD-99 ゆうなぎ 2016年就役。現在の所属は第17駆逐隊(夜日市)。 |
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概要 | |||||
艦種 | 駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 2012年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 150.5m | ||||
全幅 | 18.3m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 280名 |
はれぎり型ミサイル駆逐艦 Haregiri-Class Guided Missile Destroyer |
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![]() DDG-100 はれぎり。艦名は晴天時にかかる霧から取られている。 |
はれぎり型ミサイル駆逐艦は、第三世代のアイアース駆逐艦。俗に言うおいかぜ型フライトⅢで、現在フライトⅠたるおいかぜ型の更新艦として続々と就役中。フライトⅢはフライトⅡ+たるしらゆき型をもとに装備の更新などを図った改良型である。ただし流石にこれ以上の発展は難しく、2020年代に入ると、本型とはっかい型・とくさ型巡洋艦の後継艦として次世代ミサイル駆逐艦(DDG-X)の計画が本格的に推進されることになった。ただし、本型が全てDDG-Xの新規建造に置き換えられるわけではなく、同時建造・配備され、並行運用される予定である。 しらゆき型をベースにしているとは言え、構造が大幅に変更されており、煙突の位置が前方にズレて格納庫と分離された他、後部煙突と格納庫の間、船体中央付近にVLSが配置された。また階段上に配置されていたZM/SPG-81イルミネーターは、後部構造の変更により並列配置されている。また艦橋構造物が一部延伸され、内火艇や複合艇は回収装置ごとその内部に格納された。 本型でも前部CIWSは省略されるが、後部CIWSはZM78 mod2を基に、機関砲部分を11連装の近接防空ミサイル発射機に取り替えたZM78 mod3に変更される。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDG-100 はれぎり 2023年就役。現在の所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDG-101 うみぎり 2023年就役。現在の所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 ・DDG-102 やまぎり 2024年就役。現在の所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-103 しまぎり 2024年就役。現在の所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DDG-104 かわぎり 2024年就役。現在の所属は第13駆逐隊(小野田)。 ・DDG-105 あさぎり 2025年就役。現在の所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDG-106 せとぎり 2026年就役。現在の所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDG-107 おきぎり 2026年就役。現在の所属は第17駆逐隊(夜日市)。 |
・DDG-108 はまぎり 2026年就役。現在の所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDG-109 あまぎり 2027年就役。現在の所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-110 なつぎり 2027年就役。現在の所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDG-111 ゆうぎり 2028年就役。現在の所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDG-112 さぎり 2028年就役。現在の所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 ・DDG-113 よぎり 2029年就役。現在の所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDG-114 ふゆぎり 2029年就役。現在の所属は第15駆逐隊(三郷)。 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 2023年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 160m | ||||
全幅 | 不明 | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 不明 |
あきつゆ型ミサイル駆逐艦 Akitsuyu-Class Guided Missile Destroyer |
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![]() DDG-115 あきつゆの就役後イメージ。艦名は秋に滴る露から取られている。 |
あきつゆ型ミサイル駆逐艦は、第四世代のアイアース駆逐艦。これ以上発展の余地をなくしていたおいかぜ型シリーズの艦形を採用せず、新しく策定された次世代ミサイル駆逐艦(DDG-X)計画により設計・建造された。はっかい型やとくさ型ミサイル巡洋艦、すじぐも型ミサイル駆逐艦(おいかぜ型フライトII)を代替する。 武装は、はれぎり型ミサイル駆逐艦(おいかぜ型フライトIII)に搭載されたものが引き続き搭載されるが、これは新艦隊開発に当たり冒険的要素を極力排除するように努めた海軍上層部の意向である。ただし拡張性を持たせた船体設計や、統合電気推進を採用したがための余剰電力により、将来的にその多くを換装することができるとされる。特に前部甲板上の32セル分のZM86 VLSは、極超音速ミサイルを搭載するため新しく開発される予定の大型VLS(12セル分)に換装される可能性がある。なおCIWSははれぎり型から変更され、ZM87 CIWS-IIIが採用された。 アイアースの中核をなすフェーズドアレイレーダーも、やはりはれぎり型と同様のZM/SPY-23を搭載するが、設置位置は艦橋ウィングの下ではなく、艦橋の上および後部構造物上に変更されている。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDG-115 あきつゆ 2030年就役予定。 ・DDG-116 はつつゆ 建造中。 ・DDG-117 ゆきつゆ 建造中。 ・DDG-118 しもつゆ 建造中。 |
・DDG-119 はまつゆ 建造予定。 ・DDG-120 ふじつゆ 建造予定。 ・DDG-121 あさつゆ 建造予定。 |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 2030年予定 | ||||
運用状況 | 建造中 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 不明 | ||||
全幅 | 不明 | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 不明 |
おおなみ型駆逐艦 Onami-Class Covering Destroyer |
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おおなみ型駆逐艦は、旧海軍駆逐艦「大波級」を編入した瑞州国防海軍の直掩駆逐艦。艦隊随伴に適した駆逐艦であったため、空母打撃群の護衛とするように引き継がれたが、性能的に一世代前であることが災いしてその計画は日の目を見ず、結局守備部隊である地方護衛隊に全艦が配備された。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDC-01 おおなみ 旧「大波」。1964年に退役。最終所属は小野田地方護衛隊。 ・DDC-02 ふじなみ 旧「藤波」。1965年に退役。最終所属は四日市地方護衛隊。 |
・DDC-03 あらなみ 旧「荒波」。1965年に退役。最終所属は小野田地方護衛隊。 ・DDC-04 たかなみ 旧「高波」。1966年に退役。最終所属は下田地方護衛隊。 |
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概要 | |||||
艦種 | 直掩駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 1947年 | ||||
運用状況 | 1965年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 118.5m | ||||
全幅 | 10.8m | ||||
速力 | 35ノット | ||||
乗員 | 228名 |
ゆきかぜ型駆逐艦 Yukikaze-Class Covering Destroyer |
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ゆきかぜ型駆逐艦は、旧海軍駆逐艦「雪風級」を編入した瑞州国防海軍の直掩駆逐艦。艦隊随伴に適した駆逐艦であったため引き継がれた。ただ、このうちの何隻かは空母打撃群の護衛となる駆逐隊(DESRON)には配備されず、守備部隊である地方護衛隊に回されている。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDC-05 ゆきかぜ 旧「雪風」。1965年に退役。最終所属は真野地方護衛隊。 ・DDC-06 はやかぜ 旧「早風」。1959年に退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DDC-07 かわかぜ 旧「川風」。1965年に退役。最終所属は真野地方護衛隊。 ・DDC-08 しおかぜ 旧「潮風」。1959年に退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDC-09 あまつかぜ 旧「天津風」。1959年に退役。最終所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDC-10 ときつかぜ 旧「時津風」。1969年に退役。最終所属は下田地方護衛隊。 |
・DDC-11 しまかぜ 旧「島風」。1960年に退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 ・DDC-12 きたかぜ 旧「北風」。1960年に退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDC-13 おいかぜ 旧「追風」。1961年に退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDC-14 ぬまかぜ 旧「沼風」。1966年に退役。最終所属は小野田地方護衛隊。 ・DDC-15 はやて 旧「疾風」。1954年に退役。最終所属は第17駆逐隊(夜日市)。 ・DDC-16 かみかぜ 旧「神風」。1955年に退役。最終所属は第13駆逐隊(小野田)。 |
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概要 | |||||
艦種 | 直掩駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 1947年 | ||||
運用状況 | 1969年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 119.3m | ||||
全幅 | 10.8m | ||||
速力 | 35ノット | ||||
乗員 | 228名 |
しののめ型駆逐艦 Shinonome-Class Covering Destroyer |
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しののめ型駆逐艦は、旧海軍が建造した最初で最後の防空駆逐艦の艦級である「東雲級」を編入した瑞州国防海軍の直掩駆逐艦。旧海軍では防空巡洋艦であったてんぱく型とともに空母打撃群の防空を担当した。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDC-17 しののめ 旧「東雲」。1955年に退役。最終所属は第13駆逐隊(小野田)。 ・DDC-18 やえぐも 旧「八重雲」。1961年に退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDC-19 かさぐも 旧「笠雲」。1961年に退役。最終所属は第17駆逐隊(夜日市)。 ・DDC-20 むらくも 旧「叢雲」。1961年に退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 |
・DDC-21 たなぐも 旧「棚雲」。1956年に退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDC-22 はたぐも 旧「旗雲」。1956年に退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 ・DDC-23 あかねぐも 旧「茜雲」。1961年に退役。最終所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDC-24 はれぐも 旧「晴雲」。1962年に退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 |
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概要 | |||||
艦種 | 直掩駆逐艦 | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 1947年 | ||||
運用状況 | 1962年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 134.2m | ||||
全幅 | 16.0m | ||||
速力 | 33ノット | ||||
乗員 | 272名 |
てんぱく型駆逐艦 Tenpaku-Class Covering Destroyer |
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てんぱく型駆逐艦は、旧海軍軽巡洋艦「天白級」を編入した瑞州国防海軍の直掩駆逐艦。旧海軍では防空駆逐艦であったしののめ型とともに空母打撃群の防空を担当した。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDC-25 てんぱく 旧「甜白」。1962年に退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDC-26 やはぎ 旧「野作」。1966年に退役。最終所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDC-27 いなべ 旧「員辺」。1964年に退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDC-28 ふしの 旧「椹之」。1963年に退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDC-29 とね 旧「戸根」。1964年に退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 |
・DDC-30 すみだ 旧「墨田」。1962年に退役。最終所属は第15駆逐隊(夜日市)。 ・DDC-31 くじ 旧「駈慈」。1963年に退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 ・DDC-32 あやきた 旧「綾来田」。1964年に退役。最終所属は第12駆逐隊(筑紫野)。 ・DDC-33 ゆら 旧「由羅」。1965年に退役。最終所属は第13駆逐隊(小野田)。 |
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概要 | |||||
艦種 | 直掩駆逐艦 | ||||
艦名 | 河川名 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 1947年 | ||||
運用状況 | 1966年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 165.1m | ||||
全幅 | 16.2m | ||||
速力 | 32.5ノット | ||||
乗員 | 673名 |
なとり型駆逐艦 Natori-Class Guided Missile Covering Destroyer |
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なとり型駆逐艦は、瑞州国防海軍が建造した艦級の一つで、旧軍編入ではない初の直掩駆逐艦。直掩駆逐艦(DDC)にも大幅な対空能力の向上が求められたこともあって、誘導ミサイル直掩駆逐艦(DDCG)という扱いになった。本級以降はDDGの汎用化に伴いおいかぜ型シリーズのフラガラック駆逐艦が大量建造されたため、DDCまたはDDCGは建造されなくなり、直掩駆逐艦の歴史は本級で幕が下りた。命名基準は旧軍の軽巡と同様に河川名から。 |
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同型艦一覧 | |||||
・DDCG-34 なとり 1963年就役、1992年退役。最終所属は第16駆逐隊(新徳)。 ・DDCG-35 あぶくま 1963年就役、1992年退役。最終所属は第17駆逐隊(夜日市)。 ・DDCG-36 せんだい 1964年就役、1993年退役。最終所属は第11駆逐隊(北杜)。 ・DDCG-37 わたらせ 1964年就役、1993年退役。最終所属は第18駆逐隊(筑紫野)。 ・DDCG-38 てどり 1965年就役、1993年退役。最終所属は第15駆逐隊(三郷)。 |
・DDCG-39 いすず 1965年就役、1994年退役。最終所属は第12駆逐隊(夜日市)。 ・DDCG-40 さいかち 1965年就役、1994年退役。最終所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDCG-41 によど 1966年就役、1995年退役。最終所属は第13駆逐隊(小野田)。 ・DDCG-42 くまの 1967年就役、1995年退役。最終所属は第14駆逐隊(新徳)。 ・DDCG-43 いさづ 1967年就役、1996年退役。最終所属は第17駆逐隊(夜日市)。 |
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概要 | |||||
艦種 | 直掩駆逐艦 | ||||
艦名 | 河川名 | ||||
建造 | 卜部造船所 / 亀山鉄工所 | ||||
運用開始 | 1963年 | ||||
運用状況 | 1996年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 166.72m | ||||
全幅 | 16.76m | ||||
速力 | 33ノット | ||||
乗員 | 492名 |
フリゲート(FF:Frigate)、誘導ミサイルフリゲート(FFG:Guided Missile Frigate)の2種類がある。1960年代から新しく正式化された艦種で、DDCの後任。地方護衛隊(三桁駆逐隊)に配備されている。
いくま型フリゲート Ikuma-Class Frigate |
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いくま型フリゲートは、瑞州国防海軍の軍艦である。 いくま型フリゲートは、水陸両用遠征軍、航行中の補給グループ、商船隊のための対潜水艦戦(ASW)戦闘艦として、船舶防護の任務を果たす。この艦型の建造は、1950年代後半の高速原子力潜水艦の開発に対応するものだった。ディーゼルエンジンの代わりに蒸気タービンを搭載し、ソナー、対潜ロケットランチャー、魚雷発射管という第一級の対潜水艦戦兵器システムを組み込んでいた。 |
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同型艦一覧 | |||||
・FF-01 いくま ・FF-02 だってい ・FF-03 しらのり ・FF-04 おおよど |
・FF-05 いがらし ・FF-06 ぶそう ・FF-07 くもず ・FF-08 おりかくし |
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概要 | |||||
艦種 | フリゲート | ||||
艦名 | 河川名 | ||||
建造 | USB遊佐造船所 | ||||
運用開始 | |||||
運用状況 | |||||
性能諸元 | |||||
全長 | 135.6m | ||||
全幅 | 14.4m | ||||
速力 | 最大29ノット以上 | ||||
乗員 | 215名 |
ほうさい型ミサイルフリゲート Hōsai-Class Guided Missile Frigate |
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ほうさい型ミサイルフリゲートは、瑞州国防海軍のフリゲート艦級の一つ。旧軍から続投した駆逐艦を置き換え、1960年代のしろもじ型フリゲートを補完するために大量に購入するのに十分安価な汎用フリゲート艦として、1970年代半ばに設計された。 海軍内での「ハイ・ロー艦隊計画」では、ほうさい型は低能力艦であり、きりさめ型駆逐艦は高能力艦として機能した。ほうさい型は水陸両用上陸部隊、補給・補給群、商船隊を航空機や潜水艦から守ることを目的として建造されたが、後に戦艦を中心とした水上作戦群や空母戦闘群・打撃群の一員にもなった。 |
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同型艦一覧 | |||||
・FFG-09 ほうさい ・FFG-10 へびがくし ・FFG-11 あがの ・FFG-12 くずりゅう ・FFG-13 いすみ ・FFG-14 ゆら |
・FFG-15 はつざわ ・FFG-16 さいかち ・FFG-17 いさづ ・FFG-18 わくいど ・FFG-19 りゅうか ・FFG-20 きよたき |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイルフリゲート | ||||
艦名 | 河川名 | ||||
建造 | USB遊佐造船所 | ||||
運用開始 | |||||
運用状況 | |||||
性能諸元 | |||||
全長 | 135.6m | ||||
全幅 | 14.4m | ||||
速力 | 最大29ノット以上 | ||||
乗員 | 215名 |
おりかくし型ミサイルフリゲート Orikakushi-Class Guided Missile Frigate |
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おりかくし型ミサイルフリゲートは、地方護衛隊の中核を担う艦として建造されているフリゲート。当型の配備先は、2009年のFFG-19 りゅうか・FFG-20 きよたきの退役以降廃止された地方護衛隊の隷下駆逐隊(いわゆる三桁護衛隊)であり、これにより国防海軍の沿岸戦力は大幅に増強される。またクルー乗艦制が導入されており、3隻の護衛艦に対して4組のクルーを配し、3組が乗艦して1組を休養にあてることで、検査・修理期間以外の停泊期間を短縮し、艦艇の運用効率を向上させている。統率の困難性や各艦の艤装の細かい差異のために全力発揮可能な状態を維持できるかが疑問視される一方、グレーゾーンでの情報収集・警戒監視を効率的に実施するために隻数を確保するという観点からは有効である。 |
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同型艦一覧 | |||||
・FFG-21 おりかくし ・FFG-22 ふしの ・FFG-23 くもず ・FFG-24 ぶそう ・FFG-25 ひゃっけん ・FFG-26 よねしろ ・FFG-27 ようさく |
・FFG-28 りんしょ ・FFG-29 さがえ ・FFG-30 (艦名未定) ・FFG-31 (艦名未定) ・FFG-32 (艦名未定) ・FFG-33 (艦名未定) ・FFG-34 (艦名未定) |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイルフリゲート | ||||
艦名 | 河川名 | ||||
建造 | USB遊佐造船所 | ||||
運用開始 | |||||
運用状況 | |||||
性能諸元 | |||||
全長 | 132.5m | ||||
全幅 | 16.3m | ||||
速力 | 最大30ノット | ||||
乗員 | 100名 |
艦隊型潜水艦/攻撃型潜水艦(SS:Submarine)、攻撃型原子力潜水艦(SSN:Nuclear-powered Submarine)、弾道ミサイル潜水艦(SSBN:Nuclear-powered Ballistic missile Submarine)、巡航ミサイル潜水艦(SSGN:Nuclear-powered Guided missile Submarine)の4種類がある。艦名は海洋事象、海洋生物、もしくは瑞祥動物から取られている。
おおしお型 Ōshio-Class Submarine |
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おおしお型潜水艦は、瑞州連邦海軍が建造した潜水艦の艦級の一つで、ディーゼルエンジンとエレクトリックモーターを用いる通常動力型潜水艦。旧軍から引き継がれた。 同型艦一覧 ・SS-01 おおしお ・SS-02 おおしお ・SS-03 くろしお ・SS-04 さきしお ・SS-05 おいしお ・SS-06 よせしお ・SS-07 はましお ・SS-08 かぜしお ・SS-09 たかしお ・SS-10 わかしお |
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概要 | |||||
艦種 | 艦隊型潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 95m | ||||
全幅 | 8.2m | ||||
速力 | 20ノット | ||||
乗員 | 80名 |
ちょうげい型 Chōgei-Class Submarine |
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ちょうげい型潜水艦は、瑞州連邦海軍が建造した潜水艦の艦級の一つ。瑞州連邦海軍・瑞州国防海軍における最後の艦隊型潜水艦である。ちょうげい型はおおしお型とは外観が似ているものの、中身は一新され完全な別物となっている。 同型艦一覧 ・SS-11 ちょうげい ・SS-12 しょうげい ・SS-13 ずいげい ・SS-14 はくげい ・SS-15 たいげい ・SS-16 じんげい |
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概要 | |||||
艦種 | 艦隊型潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 95m | ||||
全幅 | 8.31m | ||||
速力 | 20ノット | ||||
乗員 | 80名 |
ほほじろざめ型 Hohojirozame-Class Test Submarine |
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ほほじろざめ型潜水艦は、ディーゼル・エレクトリック方式による深度潜航実験開発潜水艦。民間と海軍の両方の活動に使用されたほほじろざめは、音響的な深海・沿岸調査、近海・海洋調査、武器の発射、センサーの試験、工学的評価などのミッションをサポートする広範な機器群を装備していた。試験用プラットフォームとして設計されたため、ほほじろざめは内部と外部の両方を改造して、最大12トンの特殊な調査・試験機器を設置することができた。 同型艦一覧 ・SS-17→EXSS-17 ほほじろざめ |
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概要 | |||||
艦種 | 試験用潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 46.3m | ||||
全幅 | 6m | ||||
速力 | 10ノット | ||||
乗員 | n/a |
はるしお型 Harushio-Class Submarine |
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はるしお型潜水艦は、潜水艦隊増強計画によって建造された潜水艦。それまでの潜水艦よりもはるかに高い潜航性能を持っていたが、1954年から就航した原子力推進の潜水艦にすぐに追い越されてしまった。 同型艦一覧 ・SS-18 はるしお ・SS-19 なつしお ・SS-20 あきしお ・SS-21 ふゆしお |
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概要 | |||||
艦種 | 攻撃型潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 82m | ||||
全幅 | 8.2m | ||||
速力 | 18ノット | ||||
乗員 | 80名 |
らぶか型 Rabuka-Class Submarine |
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らぶか型潜水艦は、瑞州国防海軍が建造した潜水艦の艦級の一つ。涙滴型船体の先駆けとなった実験潜水艦であり、その効力を検証するために建造された。 同型艦一覧 ・SS-22→EXSS-22 らぶか |
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概要 | |||||
艦種 | 試験用潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 62.1m | ||||
全幅 | 8.1m | ||||
速力 | 33ノット | ||||
乗員 | 54名 |
おおせ型 Ōse-Class Submarine |
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おおせ型原子力潜水艦は、瑞州海軍初の原子力潜水艦である。試験艦的性格が強かったために建造は1隻のみであったが、その画期的成功を以って瑞州潜水艦の技術的方向性に指針を与えた意義は大きい。 同型艦一覧 ・SSN-23→EXSSN-23 おおせ |
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概要 | |||||
艦種 | 試験用原子力潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 97.5m | ||||
全幅 | 8.5m | ||||
速力 | 22ノット | ||||
乗員 | 107名 |
らいげい型 Raigei-Class Submarine |
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らいげい型潜水艦は、国防海軍初の巡航ミサイル潜水艦。通常動力型であり、艦前部上方にコブ状の格納庫を装備し、そこから巡航ミサイルを運用可能であった。同型艦は2隻。 同型艦一覧 ・SS-24→SSG-24 らいげい ・SS-25→SSG-25 とうげい |
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概要 | |||||
艦種 | 巡航ミサイル潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 96.8m | ||||
全幅 | 8.3m | ||||
速力 | 20ノット | ||||
乗員 | 80名 |
りゅうほう型 Ryūhō-Class Submarine |
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あいざめ型原子力潜水艦は、EXSSN-23 おおせの成功を踏まえた、国防海軍初の量産型原潜。本級の運用により国防海軍は、原潜および原潜艦隊の本格的運用という貴重な経験を手に入れた。 同型艦一覧 ・SSN-26 りゅうほう ・SSN-27 たいほう ・SSN-28 ずいほう ・SSN-29 まいほう |
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概要 | |||||
艦種 | 攻撃型原子力潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 81.6m | ||||
全幅 | 7.6m | ||||
速力 | 18ノット | ||||
乗員 | 80名 |
わかしお型 Yoroizame-Class Submarine |
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わかしお型原子力潜水艦は、瑞州国防海軍が建造した潜水艦の艦級の一つ。りゅうほう型の経験をもとに、実験潜水艦らぶかにおいて流体力学的に優れていることが確認された涙滴型船殻と核動力の強力なパワーとの統合が目指されたのが本型である。しかし同時に、高速力発揮時を含めて、本級の放射雑音は大きく、水中戦を本務とする攻撃型原潜としては問題を残した。 同型艦一覧 ・SSN-30 わかしお ・SSN-35 おきしお ・SSN-36 ふかしお ・SSN-37 たつしお ・SSN-38 おおしお ・SSN-39 みちしお |
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概要 | |||||
艦種 | 攻撃型原子力潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 76.7m | ||||
全幅 | 9.6m | ||||
速力 | 18ノット | ||||
乗員 | 85名 |
ずいりゅう型 Zuiryu-Class Balistic Missile Submarine |
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ずいりゅう型原子力潜水艦は、初の潜水艦発射弾道ミサイル搭載原子力潜水艦である。国防海軍に巨大な火力と強力な抑止力をもたらした。ずいりゅう型は本質的に、よろいざめ型の船体の航法指揮区画と動力区画との間に40mのミサイル区画を挿入したものであり、全くの派生型である。しかし静粛性はよろいざめ型よりもはるかに優れており、放射雑音レベルは約15dB低い。 同型艦一覧 ・SSBN-31 ずいりゅう ・SSBN-32 えんりゅう ・SSBN-33 おうりゅう ・SSBN-34 はくりゅう |
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概要 | |||||
艦種 | 弾道弾搭載原子力潜水艦 | ||||
艦名 | 瑞祥動物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 116.3m | ||||
全幅 | 10.1m | ||||
速力 | 22ノット | ||||
乗員 | 112名 |
じんげい型 Jingei-Class Submarine |
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じんげい型原子力潜水艦は、瑞州国防海軍が建造した潜水艦の艦級の一つ。 試験艦ほほじろざめの成功を踏まえて、原子力による無制限の動力と水中性能に優れた涙滴型船殻の技術的統合であるよろいざめ型が建造されたが、高い速力を発揮しうる潜水艦がもつ水中雑音という問題点も判明した。そのため、「静粛化」・「運用深度増大」・「ソナー性能の向上」の3点を実現しながら、よろいざめ型の高速性能を兼備した、より実用的な艦級として設計されたのがこのさんごとらざめ型である。1番艦さんごとらざめは就役から3年後に沈没してしまったため、本型後期の4隻(1番艦の代艦1隻含む)は建造中に設計が修正され、その結果、他の同級艦より大型のセイルと10フィート長い船体を持つようになった。またこの事故後、就役中の全艦に対策改装が実施されたほか、深海救難潜水艇の開発が開始された。 同型艦一覧 ・SSN-40 じんげい ・SSN-41 うんげい ・SSN-42 かぐらげい ・SSN-43 こくげい ・SSN-44 ずいげい ・SSN-45 さいげい ・SSN-46 けいげい ・SSN-47 やえげい ・SSN-48 とうげい ・SSN-49 しゅうげい ・SSN-58 りゅうげい |
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概要 | |||||
艦種 | 攻撃型原子力潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 84.9m | ||||
全幅 | 9.7m | ||||
速力 | 28ノット | ||||
乗員 | 94名 |
らいりゅう型 Akaboukujira-Class Balistic Missile Submarine |
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らいりゅう型原子力潜水艦は、瑞州国防海軍が建造した潜水艦発射弾道ミサイル搭載原子力潜水艦。ずいりゅう型はよろいざめ型攻撃潜水艦を改設計したものであったが、初めから戦略原潜として設計されたものは、瑞州のものとしては本型が初めてである。 同型艦一覧 ・SSBN-50 らいりゅう ・SSBN-51 ひりゅう ・SSBN-52 そうりゅう ・SSBN-53 さいりゅう ・SSBN-54 とうりゅう ・SSBN-55 せつりゅう |
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概要 | |||||
艦種 | 弾道弾搭載原子力潜水艦 | ||||
艦名 | 鯨類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 129.5m | ||||
全幅 | 10m | ||||
速力 | 25ノット | ||||
乗員 | 143名 |
しんほう型 Arashio-Class Submarine |
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しんほう型原子力潜水艦は、瑞州国防海軍が建造した潜水艦の艦級の一つ。本型は、優秀な性能と優れた量産性を両立させることで、1970年代以降の国防海軍の攻撃型原子力潜水艦戦力の基幹を構成した。また、巡航ミサイル武器システムおよびVLSの装備により、潜水艦に対地火力投射という新しい任務を付与したことで、潜水艦戦略に新しい側面を切り開くことにもなった。 |
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同型艦一覧(VLS非装備) | 同型艦一覧(VLS装備) | ||||
・SSN-56 しんほう ・SSN-57 えんほう ・SSN-58 せいほう ・SSN-59 りゅうほう ・SSN-60 とうほう ・SSN-61 はくほう ・SSN-62 ゆうほう |
・SSN-77 らいほう ・SSN-78 おうほう ・SSN-79 かいほう ・SSN-80 げいほう ・SSN-81 さいほう ・SSN-82 じゅんほう ・SSN-83 ちゅうほう ・SSN-84 うんほう ・SSN-85 きんほう ・SSN-86 げんほう ・SSN-87 らんほう |
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概要 | |||||
艦種 | 攻撃型原子力潜水艦 | ||||
艦名 | 鮫類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 109.3m | ||||
全幅 | 10.1m | ||||
速力 | 31ノット | ||||
乗員 | 133名 |
じんりゅう型 Jinryu-Class Balistic Missile Submarine |
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![]() SSBN-71 けんりゅう。艦名は「剣を含む勇敢なイメージ」として選定。 |
じんりゅう型原子力潜水艦は、瑞州国防海軍が建造した潜水艦発射弾道ミサイル搭載原子力潜水艦。最大の排水量を誇る潜水艦であり、また全長と潜水艦発射弾道ミサイル搭載数は現役の瑞州潜水艦で最大である。 内部に搭載したUGM-3/-4潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は、潜水艦が航海に出るときには事前には目標は設定されていない。しかし必要が生じた際には、瑞州戦略軍司令部から、超低周波システムを含む常時通信可能な無線リンクを使用して、迅速に目標設定を与えられる。 じんりゅう型は、長期の戦略パトロールのために設計された。各潜水艦にはブルーチームとグリーンチームと呼ばれる2チームのクルーが配属され、それぞれ基本的に70日から90日の通常航海に従事する。本型には乗組員の交代と補給のための入港時間を短縮するため、大口径の補給・修理アクセスを提供する3つの大型兵站ハッチが設置されている。これらのハッチは、補給パレット、装備交換モジュール、機械部品の迅速な移送を可能にし、潜水艦への補給とメンテナンスを迅速化している。 本型は、14隻の弾道ミサイル潜水艦(SSBN)と、SSBNから改装された4隻の巡航ミサイル潜水艦(SSGN)からなる。各SSBN潜水艦は、最大20基の潜水艦発射弾道ミサイルと自衛用の魚雷で武装している。各SSGNは、154発の巡航ミサイルと、魚雷発射管から発射する対艦ミサイルを搭載することが可能である。 |
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同型艦一覧 | |||||
・SSBN-63→SSGN-63 じんりゅう 1981年就役。現在の所属は第1艦隊第25潜水隊(北杜)。 ・SSBN-64→SSGN-64 しょうりゅう 1982年就役。現在の所属は第2艦隊第26潜水隊(霧洲)。 ・SSBN-65→SSGN-65 おおりゅう 1983年就役。現在の所属は第1艦隊第25潜水隊(北杜)。 ・SSBN-66→SSGN-66 せいりゅう 1984年就役。現在の所属は第2艦隊第26潜水隊(霧洲)。 ・SSBN-67 かりゅう 1984年就役。現在の所属は第1艦隊第25潜水隊(北杜)。 ・SSBN-68 こくりゅう 1985年就役。現在の所属は第2艦隊第26潜水隊(霧洲)。 ・SSBN-69 ずいりゅう 1986年就役。現在の所属は第1艦隊第25潜水隊(霧洲)。 |
・SSBN-70 ちょうりゅう 1986年就役。現在の所属は第1艦隊第25潜水隊(北杜)。 ・SSBN-71 けんりゅう 1988年就役。現在の所属は第2艦隊第26潜水隊(霧洲)。 ・SSBN-72 しんりゅう 1989年就役。現在の所属は第1艦隊第25潜水隊(北杜)。 ・SSBN-73 さいりゅう 1990年就役。現在の所属は第2艦隊第26潜水隊(霧洲)。 ・SSBN-74 えんりゅう 1991年就役。現在の所属は第1艦隊第25潜水隊(北杜)。 ・SSBN-75 うんりゅう 1992年就役。現在の所属は第2艦隊第26潜水隊(霧洲)。 ・SSBN-76 ほうりゅう 1993年就役。現在の所属は第1艦隊第25潜水隊(北杜)。 |
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概要 | |||||
艦種 | 弾道弾搭載原子力潜水艦 | ||||
艦名 | 鯨類生物名 | ||||
建造 | |||||
運用開始 | |||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 170.67m | ||||
全幅 | 12.8m | ||||
速力 | 20ノット以上 | ||||
乗員 | 155名 |
掃海艦・掃海艇のいずれも艦名は島の名前より取られている。外洋域において、深深度機雷などに対処する掃海艦・大型掃海艇は「Mine Sweeper Ocean」よりMSO、対機雷戦の主力となる中型掃海艇(沿岸掃海艇)は「Mine Sweeper Coastal」よりMSC、MSCでは対応困難な浅海域・内水域の掃海や、MSCの安全確保のための前駆掃海を担当する。
小型掃海艇は「Mine Sweeping Boats」よりMSBとして区別される。瑞州海軍では、掃海ヘリコプターや遠隔操縦式掃海具によって代替され、1990年代までに退役した。
潜水艦救難艦(SRS:Submarine Rescue Ship)の艦名は城郭の名前より取られている。
車両貨物輸送艦(VCS:Vehicle Cargo Ship)の艦名は他の輸送艦と同じく、二級都市名に由来する。
ミサイル追跡艦(MRI:Missile Range Instrumentation Ship)の艦名は古戦場名に由来する。
とやのがた型 Toyanogata-01-Class Missile Range Instrumentation Ship |
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とやのがた型弾道ミサイル追跡艦は、貨物船の一隻として1953年に進水した商船を前身とし、それを改装したミサイル追跡艦である。1956年に国防海軍が取得し、1958年に弾道ミサイル追跡艦として就役した。 艦の特徴として、大型のレーダーを複数、搭載していることがあげられる。艦橋上部にレドーム2基を搭載、艦中央後よりに大型のパラボラアンテナ、後部甲板にフェーズドアレイレーダーを搭載していた。 同型艦一覧 ・MRI-01 とやのがた ・MRI-02 きょうしとうげ |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル追跡艦 | ||||
建造 | 1953年 | ||||
運用開始 | 1958年 | ||||
運用状況 | 2014年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 172m | ||||
全幅 | 23m | ||||
速力 | 20ノット | ||||
乗員 | 116名 |
いしまきやま型 Ishimakiyama-Class Missile Range Instrumentation Ship |
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いしまきやま型弾道ミサイル追跡艦は、瑞州国防海軍が運用するミサイル追跡艦である。 詳しい任務内容は公表されておらず、近海において戦術弾道ミサイルや長距離対艦ミサイルの試験発射時に各種測定を行なうことが主な任務と推定される。また、他国のミサイルの情報収集任務にも当たるものと見られる。敵艦に対する電子干渉設備も積載していると見られる。 同型艦一覧 ・MRI-03 いしまきやま ・MRI-04 かみさと |
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概要 | |||||
艦種 | ミサイル追跡艦 | ||||
建造 | 1953年 | ||||
運用開始 | 1958年 | ||||
運用状況 | 2014年全艦退役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 163m | ||||
全幅 | 27m | ||||
速力 | 20ノット | ||||
乗員 | 88名 |
情報収集艦(AGI:Agent of Gathering Information Ship)の艦名は星の漢名に由来する。
艦名は転用前のものをそのまま使用。駆逐艦を転用した練習艦を保有し、練習艦隊を編成している。当初は退役間近の旧式艦を転用していたが、近年は技術の進展に対する教育効果など考慮し、一線級の艦を転用するようになった。艦種記号は、転用前の記号の前に「Training」よりTを付ける。
試験艦(EXxx:EXperimental+転用前の艦種記号)の艦名は転用前のものをそのまま使用。旧海軍は装備の実地試験に現役の艦船を用いて試験評価を行っていたが、部隊行動による制約が厳しく、開発スケジュールの調整に手間がかかった。また当時、魚雷をはじめとする装備の研究開発が増加傾向にあり、個々の装備に対する要求性能も向上していたことから、軽巡洋艦を一隻艦隊から外して鎮守府の直接指揮下へ置くことで実験を行っていた。現在では試験専用の艦を運用する。
旧海軍軽巡洋艦「米代級」。立谷沢のみが国防海軍に引き継がれた。立谷沢は1926年の就役以来、筑紫野鎮守府に籍を置いて、1939年に第一潜水戦隊の旗艦となるまで長らく試験艦の役割を務め続けていた。国防海軍の発足・部隊編成の改編により立谷沢は「たちやざわ」として試験艦へと戻ったのである。国防海軍時代は下田基地へ籍を置き、試験に従事した。当時の技術発達の著しい艦載ミサイルなどの試験を行い、1966年に退役。
同型艦一覧
ふぶき型ミサイル駆逐艦 Fubuki-Class Experimental Guided Missile Destroyer |
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ふぶき型試験艦は、第二世代のアイアース駆逐艦(おいかぜ型フライトⅡ+)であるしらゆき型の一隻(DDG-89 ふぶき)を試験専用艦として転用した艦。同艦は形式上は通常の駆逐艦として就役したが、試験艦への転用は建造前からの予定として決まっており、就役直後に試験艦として転用される形でEXDDG-89と再分類された。このため同艦には、前線艦隊への配備や実戦の経験はない。 試験艦には往々にしてよくあることだが、装備開発試験を行う関係上、装備品の載せ替えが非常に多いのが特徴である。したがってしらゆき型との装備面での共通点は、実施中の試験によって増減する。 同型艦一覧 ・EXDDG-89 ふぶき 2005年就役。 |
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概要 | |||||
艦種 | 転用試験艦(駆逐艦) | ||||
艦名 | 気象事象 | ||||
建造 | 卜部造船所 | ||||
運用開始 | 2005年 | ||||
運用状況 | 現役 | ||||
性能諸元 | |||||
全長 | 155.3m | ||||
全幅 | 20.3m | ||||
速力 | 最大30ノット以上 | ||||
乗員 | 380名 |
軍の書類上は艦ではなく電子機器として扱われる。そのため命名においては艦種記号などが付与されるのではなく、電子機器の命名規則に適した命名が行われる。
DWW-1 モササウルス | ||||
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概要 | 性能諸元 | ||
種別 | 無人潜水艦 | 全長 | 16-26m | |
建造 | 全幅 | n/a | ||
運用状況 | 速力 | 15km/h | ||
モササウルスの基本設計は、全長16mでモジュール化された構造を採用しており、主に最大長10m、容量8トンのペイロード・モジュールを追加して建造できるようになっている。国防海軍はミッションに応じてモササウルスのプラットフォームを適応させる能力を指定しており、監視、水中、水上、電子戦闘、掃海などの能力を備えている。最大速度は8ノット(15km/h)だが、通常の使用速度は約3ノット(5.6km/h)であり、これによりモササウルスの航続距離は最大10,500km、数ヶ月の耐久性を持つ。 |