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連殻機

この項目は、マインクラフト軍事部@wiki内企画ポストコラプス・カノンに関連するものです。特定の世界観にのみ存在する設定を記載しており、これが瑞州の完全な公式設定とはなりませんのでご注意ください。(Portal:スタブ

連殻機(Linked-Shell:LS)は、絶滅危惧暦世界における旧瑞州連合(OLZU)指揮下の連邦軍や、後絶滅危惧暦世界において航宙警備隊などが運用する機動兵器の一群。正式名称は「連動外殻機」。

+ 目次

概説

例外なく20メートル以上の体長を持つ超大型種のMOB(Malignant Orbital Being、悪性軌道起源種)の出現は、各国に衝撃を与えた。中でもエンダードラゴンと呼称されるMOBのうちの超大型種は、全長が100mを超える上に、火の玉や酸を超高速、広範囲に吐いて攻撃することで甚大な被害を与えたのである。従来の兵器は基本的に前方向にしか進まない、あるいは加速しないため、これらの攻撃を回避し得なかった。このため、三次元機動を用いてMOBの攻撃を回避しながらこれを撃破することが求められた。そして生み出されたのが人型機動兵器、LSである。

LSは四肢に配置されたスラスターを用いMOBの攻撃を全周に回避し、またメインブースターで接近することでMOBを確実に始末することを得意とする。大量に出現する通常種のMOBは爆弾などを用いた面制圧によって、通常兵器によっても容易に殲滅できる。しかし大型種や超大型種となると、通常兵器はそれらの攻撃からは逃れ難く、また一回の攻撃で確実に始末できるとは限らないため、超高速で動き回り、また何度も攻撃チャンスを得られるLSがこれらの殲滅に向いている。

基本的に、支援型がMOBの注意を引いている間にかたっぱしから戦闘型がMOBを撃破するというターミナル段階における迎撃戦法が取られる。また衛星軌道からばらまかれたMOBを空中(ミッドコース)で撃破し、陸地への落着数を漸減する、空挺邀撃作戦も実施されている。宇宙空間では三次元機動力を存分に活かし、スポナー衛星から射出されたMOBを大気圏突入前に殲滅することを図る。

以下は、各MOBごとの基本戦術の一覧である。

+ ...
MOB 大きさ 戦術
ゾンビ・ハスク・ゾンビピグリン 通常種(2m未満) 大量に出現し、ヒトを捕食するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができる。
大型種(平均10m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や攻撃力、捕食数が上がっている。TNT換算にして500kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均20m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして100トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
スケルトン・ストレイ 通常種(2m未満) 大量に出現し、飛び道具を用いてヒトを襲撃するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができる。
大型種(平均10m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や攻撃力が上がっている。TNT換算にして500kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均20m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして100トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
クリーパー 通常種(2m未満) 大量に出現し、接近後の自爆をもってヒトを襲撃し、かつ周囲へ被害をもたらす。そのため近づく前に倒すべきであり、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができるが、推奨されない。
大型種(平均10m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や爆発力が上がっている。TNT換算にして500kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。爆発力が大きすぎるため、戦車を盾とすることはできない。
超大型種(平均20m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして100トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
スライム 通常種(3m未満) 大量に出現し、ヒトを捕食するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができる。ただし生半可なダメージでは分裂し、小さくなった上で生存する。
大型種(平均15m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や機動力、捕食数が上がっている。TNT換算にして700kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。上からのしかかられるため、戦車を盾とすることはできない。
超大型種(平均30m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして150トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
ドラウンド 通常種(2m未満) 大量に出現し、水辺の、あるいは水中のヒトを捕食するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができる。
大型種(平均10m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や攻撃力、捕食数が上がっている。TNT換算にして500kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車や艦艇を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均20m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして100トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
エンダーマン 通常種(3m程度) 大量に出現し、ヒトを襲撃するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができる。
大型種(平均15m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や機動力、攻撃力が上がっている。TNT換算にして700kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均30m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして150トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
クモ・洞窟グモ 通常種(1m未満) 大量に出現し、ヒトを捕食するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができる。ネストを地上に形成し、スポナー衛星に頼らないMOBの出現を実行するため、早急に殲滅する必要がある。
大型種(平均5m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や攻撃力、捕食数が上がっている。TNT換算にして250kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均10m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして50トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
ブレイズ 通常種(2m未満) 大量に出現し、周囲やヒトを放火するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができる。
大型種(平均10m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や攻撃力、放火範囲が上がっている。TNT換算にして500kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均20m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして100トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
ファントム 通常種(1m未満) 大量に出現し、ヒトを捕食するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができる。ただし飛行しているため、対空装備をもってあたるのが望ましい。
大型種(平均5m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や攻撃力、捕食数が上がっている。TNT換算にして250kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均10m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして50トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
ガスト 通常種(4m程度) 飛び道具をもってヒトを襲撃するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃数回でも倒すことができる。ただし飛行しているため、対空装備をもってあたるのが望ましい。
大型種(平均20m) 通常種ほど出現しないが、耐久性や攻撃力が上がっている。TNT換算にして750kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均40m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして200トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
ピグリン・ゾグリン 通常種(2m未満) 大量に出現し、ヒトを襲撃するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができる。
大型種(平均10m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や攻撃力が上がっている。TNT換算にして500kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均20m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして100トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
ガーディアン・エルダーガーディアン 通常種(2m程度) 大量に出現し、怪光線を用いて水辺あるいは水中のヒトを襲撃するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。歩兵による小銃射撃でも倒すことができる。
大型種(平均10m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や攻撃力が上がっている。TNT換算にして500kgの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車や艦艇を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均20m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして100トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
シュルカー 通常種(1m未満) 大量に出現し、飛び道具を用いてヒトを襲撃するため、爆発兵器による面制圧が望ましい。機動力がほとんどない分耐久性がある。歩兵の小銃射撃は、シュルカーが纏う殻を貫通することはできない。
大型種(平均5m) 通常種ほど大量には出現しないが、耐久性や攻撃力が上がっている。TNT換算にして1トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。LSが出撃できない場合、戦車を盾とし、あるいは撃退することは一応可能。
超大型種(平均10m) 通常種や大型種から段階を経て成長したり、スポナー衛星から「ラスボス」として現れる。TNT換算にして200トンの爆発の直撃をもって一撃で倒すことができる。あるいは、LSにより攻撃を反復する。
エンダードラゴン 通常種(20m未満) 飛び道具、あるいは突進などの物理攻撃によってヒトを襲撃、捕食する。大きな翼と身体による機動力、硬い龍鱗による耐久力が並外れており、大量には出現しないものの、合流して群れを作られるとさらに厄介である。1キロトンの核攻撃で一撃で仕留めることが理論上は可能。戦車を盾としても、物理攻撃で吹き飛ばされるため、外部はもちろんのこと、内部でさえ安全とは限らない。長い首を断ち切ることでも一撃で倒すことは可能とされるが、LSをもってしても接近することは難しい。
大型種(平均100m) 耐久力、攻撃力ともに上がっている。10キロトンの核攻撃、あるいは断頭により一撃で仕留めることが理論上は可能だが、このサイズの龍鱗ごと両断できるLSの武器はほとんどない。
超大型種(平均200m) 核兵器による攻撃は迎撃されたため測定されていない。一撃で倒すことは実証されておらず、LSにより攻撃を反復する。

後絶滅危惧暦の時代では、絶滅危惧暦時代に開発された連殻機の再生産機・最先端技術適用型も運用されており、特にこれらは「リファイン・シリーズ」と呼ばれることが多い。



RSP2技術

LSの稼働には、レッドストーン粒子技術を利用したジェネレータによって生み出されたエネルギーが使用される。このジェネレータもしくはそれによって生み出されたエネルギー全体をRSP2(Red Stone Particle Power)と呼ぶ。

RSP2技術の導入により、ビーム兵装などを外部からの動力補助なしに、武装とジェネレータを直結させて使用することが可能となった。また使用後しばらくの冷却・エネルギー蓄積時間が要求されるものの、瞬間的な超加速のために極大なエネルギーをブースターに回すことも可能。

ジェネレータは実際のエネルギー供給をつかさどる「レッドストーン・コア」と、余剰エネルギーを蓄積するコンデンサとが一体化した構造をしており、エネルギーや燃料を外部から補充する必要は基本的にない。レッドストーン・コアは増幅器などから構成されるが、ここを破壊されると基本的にどんなLSも行動不能となる。



世代

技術系の発展に伴い「第〇世代」という区分が導入されているが、これは主にオペレーティングシステムの性能(射撃管制における同時ターゲティング能力など)、操縦者への追従精度・速度、単機で可能とする動作の数などから決定される。特に第3世代機は、単独での大気圏離脱・再突入能力を持つことでそのように分類され、これまで宇宙戦用(掃宙型)と大気圏内用(戦闘型、陸上支援型など)で分割されていた機型を統合したことで特徴的である。

  • 第1世代:黎明期のLS。技術が発展途上であったため、いびつな形状をしていたり、今では不要とされている機能が付けられていたりする。また若干応答性が悪かったり、推力不足の面がある。
  • 第2世代:オペレーティングシステムやジェネレータが巨大な機体を動かすのに十分な性能を持つように改善された。
  • 第3世代:大推力のジェネレータを内蔵し、単機による大気圏離脱・再突入能力を持つ。LS-75 エープシュタインがこの世代を定義づけた。

コア・コンセプト

前世紀末の内戦で大きな損害を被り、成人が生存できなくなったAEF時代の瑞州では、されど脅威として残り続けたMOB対策のために、LSの必要性は依然として存在していた。しかし技術レベルが後退し、LSの動力源たるレッドストーン・コアの新造ができなくなっていたことから、旧時代中に撃破されたりどこかに残置されていたLSのスクラップ等を回収し、レッドストーン・コアを搭載するLSの胴体のみは使い回し、その他は補強あるいは正規品でない別のパーツを取り付けるなど、戦力維持のための努力が行われていた。次第に一部の兵器メーカーはコアの拡張パーツとしての四肢や兵装などを規格化して製造、売り出すようになった。このようなコアの拡張パーツとしてその他の部品を取り付ける設計思想は、次第にコア・コンセプトと呼ばれるようになった。

コア・コンセプトに基づいて再建されたLSはネクストLS(または単にネクスト)と呼ばれたが、しかし戦力としては、元々の四肢や兵装、内部システムを残す「オリジナル」LSに大きく劣るとされている。

ネクストLSとFCS

EF時代のオリジナルは、その機体に装備された固有・内蔵の射撃統制システム(FCS)を用いていたが、AEF時代のネクストは、コア以外が丸ごと別のパーツに置き換わったり、武装も本来想定していなかったものを装備するようになった。このためネクストには、やはり拡張パーツとしてFCSを新しくインストールするか、もしくはFCSが入った電子基板などを増設するという手段が取られた(これをオーバーライドFCS、もしくは外付けFCSと呼ぶ)。汎用人型機動兵器の需要はEF時代それ以前よりあったため、残存していた企業は、その時代に売っていた機動兵器用のFCSを再生産することでネクストの需要に応えた。

FCSの性能は、長・中・近の3細目から成り、それぞれの交戦距離においてどれだけ性能を発揮できるかを示す「距離適性」、どれだけのエネルギーを演算に費やすかを示す「エネルギー消費性能」、敵をロックオンしてから取り得る動きを演算し未来位置の照準を行うまでにかかる「追尾演算時間」、同時に捕捉できる敵の数を表す「同時捕捉数」、随伴機として運用できる無人の子機の数である「子機制御数」から測られる。ただし対MOB戦においては、特に集団で押し寄せる通常種に対しては面制圧が基本であるため、敵個体を判別する走査モードより面走査モードが使用され、同時捕捉数は性能として重視されないことが多い。同時捕捉数が重視されるのは大型種や超大型種との戦闘、またはLS同士の戦闘においてである。

  • フォービック:インテグラルグループに連なる企業。中距離ミサイル戦用のFCSを多く生産する。
  • 六菱電機:六菱財閥の傘下にある企業。近距離銃撃戦に最適化されたFCSが多い。
  • 野代郡上電子:レイルズフェルドと同盟関係にある企業。接敵以前での封殺を目指したFCSがラインナップに並ぶ。
  • ズィシック:レイルズフェルドと同盟関係にある企業。EF時代には独自の内蔵型FCSを製造していたが、AEF時代には能代郡上に事業を譲渡している。大量のMOBを相手とする機動兵器の都合上、内蔵型・オーバーライドともに、子機の制御に長けたFCSを製造していた。
  • ハチモンジ・インターナショナル:独立企業。ロックオン性能を高め、高機動戦闘重視のFCSを揃える。

+ 主なFCS
F01
FORVIC Fire Control System Type-01
製造社 大繊電装系統→フォービック
近/中/長距離 並/劣/劣
エネルギー消費
追尾演算時間 1.5秒
同時捕捉数 2
子機制御数 1
大繊電装系統がEF時代より以前から販売していた第1世代のFCS。後にフォービック社に生産基盤が移行した。フォービック社がミサイル開発に特化する以前の古いモデルである。

F05
FORVIC Fire Control System Type-05
製造社 大繊電装系統→フォービック
近/中/長距離 並/優/劣
エネルギー消費
追尾演算時間 0.7秒
同時捕捉数 5
子機制御数 2
大繊電装系統がミサイル開発に特化し始めた時期の、第2世代モデル。

F10
FORVIC Fire Control System Type-10
製造社 大繊電装系統→フォービック
近/中/長距離 劣/並/劣
エネルギー消費
追尾演算時間 0.3秒
同時捕捉数 5
子機制御数 2
ミサイルの照準ロックにかかる時間を極力短縮することを目指した第3世代のFCS。

F12
FORVIC Fire Control System Type-12
製造社 大繊電装系統→フォービック
近/中/長距離 並/優/劣
エネルギー消費 極高
追尾演算時間 0.3秒
同時捕捉数 8
子機制御数 3
複数の火器を連携して扱いつつ、多数の標的を同時かつ正確に捕捉し、照準できるFCS。ただし、母機自体に相応の性能を持つセンサー類を装備させることを必要とする。子機制御数も増加している。

試一号計画己案
Mutsubishi Electric FCS Test Plan 1-Ki
製造社 六菱電機
近/中/長距離 優/優/劣
エネルギー消費
追尾演算時間 0.2秒
同時捕捉数 1
子機制御数 1
EF時代以前に試作・限定販売されたFCS。人間の処理限界を全く考慮しないが近距離での攻防における性能を極限まで高めた、無人機用。

試三号計画甲案
Mutsubishi Electric FCS Test Plan 3-Ko
製造社 六菱電機
近/中/長距離 優/並/劣
エネルギー消費 極高
追尾演算時間 0.4秒
同時捕捉数 3
子機制御数 2
EF時代以前に試作・限定販売されたFCS。人体感覚の拡張とも呼ぶべき優れた処理性能を誇る。

射管六型
Mutsubishi Electric FCS-6
製造社 六菱電機
近/中/長距離 優/並/劣
エネルギー消費
追尾演算時間 0.3秒
同時捕捉数 4
子機制御数 1
ミサイル関連性能は妥協して照準アシスト性能を高めたFCS。

射管八型
Mutsubishi Electric FCS-8
製造社 六菱電機
近/中/長距離 並/並/劣
エネルギー消費
追尾演算時間 0.5秒
同時捕捉数 4
子機制御数 2
射管六型があまりにも近距離戦向けであったため、その反省としてミサイル性能の補強が行われたモデル。また、子機制御数も増えている。

NE-19
Noshiro Gujo Electronics FCS Production Model No.19

製造社 野代郡上電子
近/中/長距離 劣/優/優
エネルギー消費
追尾演算時間 1秒
同時捕捉数 8
子機制御数 1→3
スナイパーライフルやレーザーキャノンと言った超長距離射撃兵装に特化したFCS。AEF時代では、ウスグモと呼ばれるジャンク・コピー製品が出回っている。A型とB型、C型の三種類が存在し、性能向上型として開発されたB型は、照準距離こそ低下したものの、極めて高いジャマー耐性を備え、長距離射撃時の妨害を突破する性能を秘める。さらなる性能向上型であるC型は、子機の同時制御数が3に増え、多数戦に向いている。

NE-21
Noshiro Gujo Electronics FCS Production Model No.21

製造社 野代郡上電子
近/中/長距離 劣/優/優
エネルギー消費
追尾演算時間 0.6秒
同時捕捉数 5
子機制御数 1
接敵以前での封殺を目指す社風が如実に反映され、長距離戦に向く。A型とB型の二種類が存在する。NE-21BはNE-21Aの改良型で、長距離性能や同時捕捉数を若干妥協し、その分を中距離とミサイルロックに回した中・長距離のバランス型。

ZI-7
Zuishic FCS Production Model No.7
製造社 ズィシック
近/中/長距離 劣/並/並
エネルギー消費
追尾演算時間 1.5秒
同時捕捉数 -
子機制御数 2
爆撃(対地攻撃)に特化した性能を有するFCS。射出装置と搭載爆弾、信管設定の情報を入力しておくことで、投弾軌跡と爆風範囲を予測し、HUDに表示させることができる。なお、攻撃機などの通常兵器でも行える対地爆撃をLSで行う意義が薄く、これ以降爆撃に特化したFCSが製造されることはなかった。

ZI-24
Zuishic FCS Production Model No.24
製造社 ズィシック
近/中/長距離 並/並/劣
エネルギー消費
追尾演算時間 0.7秒
同時捕捉数 10
子機制御数 6
子機の制御、および集団戦に長けるFCS。AEF時代の傭兵たちは子機まで揃える資金的余裕がないためこのFCSの搭載は敬遠されているが、一方でそれを揃えられた際に真価を発揮する性能を持つ。

Arachnid model.8
Hachimonji Arachnid-type FCS model.8
製造社 ハチモンジ
近/中/長距離 優/劣/劣
エネルギー消費
追尾演算時間 0.4秒
同時捕捉数 2
子機制御数 0
至近距離の高機動戦闘のみを主眼において開発された製品。敵が動いてもロックオンが外れにくいという長所があり、ハチモンジ社製品の源流とも言える。

Arachnid model.15
Hachimonji Arachnid-type FCS model.15
製造社 ハチモンジ
近/中/長距離 優/劣/劣
エネルギー消費
追尾演算時間 0.2秒
同時捕捉数 3
子機制御数 0
model.8から追尾演算時間が50%短縮され、更なる至近距離での撃ち合いに特化した。

Arachnid model.33
Hachimonji Arachnid-type FCS model.33
製造社 ハチモンジ
近/中/長距離 優/並/劣
エネルギー消費
追尾演算時間 0.1秒
同時捕捉数 3
子機制御数 0
model.8から続くハチモンジ社FCSの集大成とも言える製品であり、敵の動作を高速に、かつ高精度で予測可能になった。ただしそれは、敵が取り得る動作の可能性をすべて演算していることを意味し、機体がそれらに合わせようと激しく揺さぶられることになる。そのため武装面から敵を点ではなく面で制圧することを意識し、かつパイロットも暴れる自機を制御し続けることができる技量を持っていなければならず、乗り手を選ぶ。



分類・命名規則

世代以外にも、運用可能な領域・用途によってもLSの分類は可能である。

EF中の分類・命名規則

絶滅危惧暦中はこの分類が主流であった。愛称は、著名な瑞州人、あるいは世界の発展に貢献した人物、開発計画の顧問や計画主任の名前に敬意を表し、その名前が使用される。


X E L S - 6 2 A [EW]
(1) (2) (3) (4) (5) (6)
  • 現状接頭記号 - (1)
    正式名称の先頭に記述する。機体に伴う現状(例えば、試験機、ダミー)を意味する接頭記号。オプション。
  • 運用環境記号 - (2)
    正式名称の基本的な構成要素の1つであり、機体の運用環境を特定する。必須。
  • 機体種別 - (3)
    連殻機(LS)であることを示す。必須。
  • 制式化年度 - (4)
    量産前試作機などは後から付与される。必須。
  • シリーズ - (5)
    設計を同一、または原型を同一とする中でどのシリーズに属しているかを示すアルファベット1文字の接尾記号。必要な場合のみ使用。
  • 専任種別記号 - (6)
    正式名称の基本的な構成要素の1つであり、派生型の中で特に何らかの使用目的に特化した場合、その目標又は目的を特定する。オプション。


現状接頭記号 運用環境記号 専任種別記号
D - ダミー/ドローン E - 汎用・全領域(Entire Area) AA - 対空戦特化型/空中迎撃型(Anti-Air Target)
M - メンテナンス G - 地上専用(Ground) AS - 強襲型(Assult)
X - 試験/試作 M - 水中専用(Marine) CE - 工兵型/前線作業型(Combat Engineer)
Z - 計画 CN - 砲撃戦特化型(Cannon)
EW - 電子戦型/早期警戒型(Electric Warfare)
FA - 装甲強化型(Full Armored)
SR - 戦略偵察型(Strategic Reconnaissance)
TP - 戦術哨戒型(Strategic Patrol)
TX - 教育訓練型(Train)

専任種別記号

AA:対空戦特化型/空中迎撃型
空中MOBを迎撃する機体。空中迎撃型は大気圏内の空中機動に対応し、離陸のための着脱式ブースターや、着地のための逆噴射スラスターやパラシュート、エアバッグなどの専用装備を持っている。
AS:強襲型
爆装し、陣地やネストの構造物や広域群集MOBの撃破を行う機体。
CN:砲撃戦特化型
砲撃兵装をメイン武装とするLS。超大型種MOBを撃破可能な大威力の狙撃砲を保有している場合がある。
FA:装甲強化型
主戦力が超大型種MOB相手の戦闘に集中できるよう、数の多い通常種MOBを陽動し遠ざける役割を担うものとされたLS。通常種の攻撃によりじわじわと消耗するため、重装甲にするなどして生存率を上げていることが多い。またその装甲厚にものを言わせ、こちらが超大型種MOBを相手取ることもある。
SR:戦略偵察型
戦略偵察任務に投入されるLSで、専用のセンサー類や電子戦装置を搭載している。非武装。高高度から広範囲を偵察でき、空力特性に優れるか、滞空作戦時間の長い機体が改造される。
TP:戦術哨戒型
前線哨戒・強行偵察任務に投入されるLSで、専用のセンサー類や電子戦装置を搭載している。武装している。速度に優れた機体が改造される。



AEF中の分類・命名規則

分類

陸宙両用
運用領域での分類。この時代になるとこれが普通であるため、型式符号に特段記載されない。
陸上専用/大気圏内専用(for Ground)
運用領域での分類。型式符号のうち、「ZxxxX[G]」のように示されるのは前世紀と同じ。
内惑星圏用(for Inner Planet)
運用領域での分類。太陽からの熱エネルギーを強く受ける領域で活動するため、耐熱処理等が施されている。型式符号のうち、「ZxxxX[I]」のように示される。
外惑星圏用(for Outer Planet)
運用領域での分類。木星など高重力下での運用において必要となる高推力化などの措置が施されている。型式符号のうち、「ZxxxX[O]」のように示される。
宇宙専用/大気圏外専用(for Space)
運用領域での分類。大気圏突入ができないことを示す。型式符号のうち、「ZxxxX[S]」のように示されるのは前世紀と同じ。
水中専用(for Marine)
運用領域での分類。型式符号のうち、「Zxxx[M]」のように示されるのは前世紀と同じ。
強襲型(Assault)
前世紀における格闘戦型で、接近戦に長けた戦闘用の機体。型式符号のうち、「ZxxxA」のように示される。
爆撃型(Bomber)
爆装し、敵拠点の制圧に多用される機体。型式符号のうち、「ZxxxB」のように示される。多くの場合他の分類であった機体からの改造が行われる。
迎撃型(Defence)
前世紀における射撃戦型で、中距離から長距離の射撃戦に長けた戦闘用の機体。型式符号のうち、「ZxxxD」のように示される。
偵察型(Reconnaissance)
偵察任務に投入される機体で、正面戦闘をさほど考慮していない。専用のセンサー類や電子戦装置を搭載する。型式符号のうち、「ZxxxR」のように示される。
制圧型(Suppression)
敵支配地域における戦闘を主任務とする戦闘用の機体。被弾前提の運用であるため、重装甲とすることが多い。型式符号のうち、「ZxxxS」のように示される。

量産機

量産機の制式名称に付与される文字は「Z」1文字、その後に量産承認年次(AEF下三桁)が続く。「Z」は「Zuish Neutralize Systems」を意味する。

例えばZ002A(リーボーグ)の型式は、 瑞州の制圧機 (Z) AEF02年に量産承認された機体群 (0 0 2) 強襲機タイプ (A)の意味となる。02年量産承認・リーボーグは強襲型をベースとして他種の派生型が開発されているため、それらは「A」の部分が変更され、それらの分類に基づいた記号に変更される(Z002Dなど)。

実験機・試作機

実験機や試作機の名称に付与される文字は2文字、その後に建造年次(AEF下二桁)が続く。文字符号のうち、先頭字「X」は実験機、概念実証機、戦術開拓機、(ワンオフの)試作機などの性格の機体に、先頭字「Y」は量産検討機、量産試作機、初期低率生産機などの性格の機体に付与される。

仕様/サブタイプ

機体のどこかに改修が加えられた、などの理由で、元の機体と区別する必要が生じた場合は、型式の末尾に1から始まる数字が付与される。

Z002A(強襲型のリーボーグ)の場合、1型仕様が基本仕様であり、バックパックのメインスラスターなどが強化された高機動仕様である2型仕様が別で存在するため、これらはZ002A1、Z002A2と区別される。またZ002D(迎撃型のリーボーグ)でも同様の改造を施した高機動仕様などが建造された場合は、共通の符号が用いられ、Z002D2などのサブタイプが生まれることになる。



EF時代の機種一覧

アームストロング

LS-41 アームストロング
ZUISHIC LS-41 "ARMSTRONG"

ズィシック LS-41 アームストロングは、ズィシック社が開発した第1世代連殻機(LS)。EF141年に開発された、最初のLSである。これらLSの投入により、人類は一時期優勢となった。
LSの端緒となった機種だが、逆さまのバケツ状の頭部や無駄に厚い装甲、LS用の巨大太刀の製造が間に合わなかったため武装が短刀しかなく近接戦闘を余儀なくされる、などの改善点を残した。後続のLSが配備されるにつれ一線を退き、大半が民間用途に転用・放出された。現役に残った機体も習熟訓練機などに回されている。
頭部状況監視装置にはレーザー観測装置(モノアイセンサー)を採用。

派生型・仕様一覧 ブロック一覧
・試作戦術歩機
LS-41の技術的な直系先祖に当たる、概念実証機。関節系や姿勢制御系の未成熟によりいびつな手や四本脚が目立つが、主に上半身は現在のLS-41に通じている。後にオールド・アームストロングの意から、オールダームの愛称を与えられた。
・XLS-41 試製アームストロング
オールダームから発展し建造された試作機。
・GLS-41 アームストロング
最初に量産された、制式型の陸戦仕様。砲撃戦仕様(CN)、対空戦仕様(AA)、装甲強化仕様(FA)が専任仕様として派生した。
・GLS-41[CN] アームストロング・キャノン
両肩部大口径砲の搭載により陸上砲撃戦に特化した仕様。対MOB戦で活躍し、この後「キャノン系列」として、砲撃戦仕様の派生型が後続機にも引き続く流れを作った。
・GLS-41[AA] アームストロング・キャノン改
CN仕様をさらに改装、左肩に対空レーダーを搭載し防空機としたもの。
・GLS-41[FA] アームストロング・フルアーマード
外付け装甲を積載し、耐久力を極限まで向上させた仕様。
・XELS-41 アームストロング宙間戦試作型
宇宙空間での機動用にアポジモーターなどを増設しているものの、運動性は劣悪で評価試験用に留まり、少数の自衛戦闘の他は実戦投入はされなかった。
・ELS-41[TX] 宙間機動用アームストロング
宇宙空間での戦闘を見据え、要員訓練用に使用された仕様。教育訓練コンピューターを搭載している。
・ELS-41[SR] アームストロング高高度偵察型
宙間戦試作型から改造された戦略偵察機仕様。偵察用カメラなどを内蔵またはポッド式で外装している。
・XMLS-41 アームストロング水中戦試作型
水中用に最適化された機体で、主武装は魚雷。アポジモーターはウォータージェットに換装されている。プロペラントタンクと巡行用推進プロペラを合わせた動力ユニットをバックパックに増設している。
・MLS-41[TX] 水中機動用アームストロング
要員教育用として少数が量産。量産にあたって強化された通信システムを備え、アクティブ/パッシブソナーシステムも搭載しており、いくつかの実戦例が報告されている。
・Aブロック
制式名称末尾に「A」が付く機体群。最初期のブロックで、エンジン出力が低い。
概要
分類 連殻機
開発 ズィシック
運用開始 E.F.141年
性能諸元
全高 m
OS ズィシック HMB-1.0~1.5
要員数 1名

ホーキング

LS-47 ホーキング
Hitachi Matou LS-47 HAWKING

常陸 LS-47 ホーキングは、常陸工業が開発した第1世代LS。宇宙空間専用の機体として開発された高コスト機であり、少数部隊にのみ配備された。
頭部状況監視装置にはステレオ光学観測装置(デュアル・オプティカルセンサー)を採用。

派生型一覧
・LS-47 ホーキング



概要
分類 裂敵機
開発 常陸間藤工業
運用開始 E.F.147年
性能諸元
全高 m
OS ズィシック HMB-1.3
フォービック パワードブレーンD
要員数 1名

ナンブ

LS-48 ナンブ
Mutsubishi LS-48 NAMBU

六菱 LS-48 ナンブは、六菱重工業が開発した第1世代LS。LS-47を補完するため陸上専門の機体として開発された。後に宇宙戦に対応したS型(ナンブ改)も開発されている。近接格闘戦に長けた機体である。
開発者は彩島ツルギ開発主任。頭部状況監視装置には、G型がレーザー観測装置(モノアイセンサー)を、S型がステレオ光学観測装置(デュアル・オプティカルセンサー)を採用。

派生型一覧
・LS-48G ナンブ
陸上用の原型機。後にS型が開発されたことにより、区別のためGの符号が付与された。
・LS-48S ナンブ改
宇宙戦用。この機体が宇宙における格闘戦術の開拓を進めた。


概要
分類 裂敵機
開発 六菱重工業
運用開始 E.F.148年
性能諸元
全高 m
固有装備 六菱電機 48式
要員数 1名

シーボーグ

LS-62 シーボーグ
Mishima LS-62 "SEABORG"
ミシマ LS-62 シーボーグは、ミシマ社が開発した第2世代型LSである
「攻撃を当てられないことで生存する」というコンセプトのもとに設計された異色の機体であり、そのために運動性が良好。本来の用途にとどまらず、連邦陸軍やLSSで幅広く使用された本機は、汎用型のLSの嚆矢として一般的に知られている。
開発者はラルフ・シーボーグ博士。頭部状況監視装置にはステレオ光学観測装置(デュアル・オプティカルセンサー)を採用し、操縦者の網膜に直接周囲の光景を投影する「ジョイント・サイト・システム」を搭載している。これは「高い機動性を持つ機体は、即座に、立体的に、操縦者へ周囲の現況を捉えさせなければその機動性を活かせない」というシーボーグ博士の設計思想によるものであった。一方で射撃照準システムなどを備えたバイザーをセンサーの上に被せているため、外見上はバイザー型の頭部形状をしている。

派生型・仕様一覧 ブロック一覧
〇 XELS-62 試製シーボーグ
陸戦型(GLS-62)、全領域型(ELS-62)が派生した。
〇 ELS-62 シーボーグ / ELS-62系
全領域対応型であり、戦術哨戒仕様(TP)、電子戦仕様(EW)、強襲仕様(AS)、水中型(MLS-62)が派生した。
・ELS-62[TP] バンドーグ
戦術哨戒仕様。
・ELS-62[EW] EWACシーボーグ
電子戦仕様。
・ELS-62[AS] シーボーグ・アサルト
強襲仕様。
〇 GLS-62 シーボーグ / GLS-62系
全領域対応型の試作機(XELS-62)からアポジモーターを減らすなどして陸戦機としたもの、砲撃戦仕様(CN)が派生した。
・GLS-62[CN] シーボーグ・キャノン
砲撃戦仕様。
〇 MLS-62 シーボーグ・マリナー / MLS-62系
水中型。
・ZLSA-62 リーボーグ
「リファイン・シーボーグ」。後絶滅危惧暦における再生産機。
・Aブロック
制式名称末尾に「A」が付く機体群。
概要
分類 連殻機
開発 ミシマ
運用開始 E.F.62年
性能諸元
全高 20.3m [*1]
OS 野代郡上電子 スターゲイザー ver.0.30~
要員数 1名
LS-71 シーボーグII
Mishima LS-71 "SEABORG II"
ミシマ LS-71 シーボーグIIは、ミシマ社が開発した第2.5世代の汎用型LS。LS-62 シーボーグやエレメント計画の基本コンセプトを受け継いだ汎用・高機動機である。可動域を増やし人型の機動性を最大限に活かす設計がとられた。
開発者は初代シーボーグと同じくラルフ・シーボーグ博士。装備換装システムは増加装甲一式の交換という形で実現しているが、これはエレメント・シーボーグのように機外ハードポイントが複数あると武装の搭載の組み合わせ数が膨大になり合理的な管理ができず、むしろ掃宙・地上・哨戒のそれぞれで使う武装がほとんど決まっているため、「特定の任務に向けた増加装甲とそれに搭載される兵装セット一式」の形で任務ごとに交換した方が合理的であるという判断があったからである。
頭部状況監視装置にはモノアイセンサーを採用しつつ、ピラーの入った照準・測距バイザーを被せている。ピラーの配置上デュアルアイに見える部分があるが、このデザインに特に設計上有利になる点はなく、デュアルアイの採用を望みながらも調達性の問題でモノアイ+バイザーの組み合わせにせざるを得なかった開発者の悪あがきである。
派生型一覧 ブロック一覧
〇 XELS-71 試製シーボーグII
陸戦型(GLS-62)、全領域型(ELS-62)が派生した。
〇 ELS-71 シーボーグII / ELS-71系統
全領域対応型であり、戦略偵察仕様(SR)、電子戦仕様(EW)、強襲仕様(AS)、水中型(MLS-62)が派生した。
・ELS-71[SR] シーボーグII戦略偵察型
戦略偵察仕様。
・ELS-71[EW] EWACシーボーグII
電子戦仕様。
・ELS-71[AS] シーボーグII・アサルト
強襲仕様。
〇 GLS-71 陸戦型シーボーグII / GLS-71系統
全領域対応型の試作機(XELS-712)からアポジモーターを減らすなどして陸戦機としたもの。
・GLS-71-GX ガンナーシーボーグII
陸戦型シーボーグIIに高精度センサーを搭載し、手持ち火器の長距離射撃を得意とした現地改修型。制式化はされておらず、型式番号も仮のもの。
・EGLS-71C-GX ガンナーシーボーグ改
第501特別試験中隊の陸戦型シーボーグIIまたはガンナーシーボーグII(C型)に高精度センサーや宇宙用装備を追加したもの。上層部に派生型として正式に承認はされたが、制式化はされていない。
・Aブロック
制式名称末尾に「A」が付く初期の機体群。OSのバージョンは1.35。
・Bブロック
制式名称末尾に「B」が付く機体群。中核電子機器、コックピット、機体フレームが変更・強化された。OSのバージョンは1.37。
・Cブロック
制式名称末尾に「C」が付く機体群。レーダー、前方監視赤外線装置・目標指示システムの強化、強化型エンジンへの換装、コックピット改装など変更点は多岐にわたる。OSのバージョンは1.41。
概要
分類 連殻機
開発 ミシマ
運用開始 E.F.71年
性能諸元
全高 19.6m
OS 野代郡上電子 スターゲイザー ver.1.35~
要員数 1名 [*2]
XLS-78
EDA XLS-78
XLS-78は、第3世代機と同等の性能を目指しLS-71を改装した試作型LSである。頭部形状が原型機より大幅に変化しており、また試作機ごとでも異なる。
一度は量産が決定していたものの、179年戦線の勃発で新型機の導入より既存機の追加投入が重要と判断され、量産計画は立ち消えとなってしまった。しかしOLZU議員・笠原タダヨシは宙に浮いた初期ロットの試作機群に目を付け、かねてから軍の研究所で開発していた新型のオペレーティング・システムを搭載した試験機として転用した。捕獲して研究されていたMOBの脳を生体ユニットとして組み込んだこのオペレーティング・システムは、しかしそのMOBの持つ"起源"と対になる起源をもつ人間にしか制御できず、適性を持つ搭乗者は限られてしまった(ただし、試作3号機はシステムの構造が異なっている)。
試作1号機「エルピス」(XLS-78-01[WS] ELPIS)は、通常種のウィザースケルトンの脳を3つ組み込んだ「ウィザーシステム」を搭載する、強襲型。ウィザースケルトンの起源は「地獄」であり、ギリシャ語の機体愛称通り「希望」の起源をもつ人間でないと制御できない。
試作2号機「プレクス」(XLS-78-02[ES] PLEX)は、大型種のエンダードラゴンの脳を組み込んだ「エンダーシステム」を搭載し、近距離戦闘に長ける。エンダードラゴンの起源は「虚無」であり、ラテン語の機体愛称通り「祈り」の起源をもつ人間でないと制御できない。
試作3号機「ウンダー」(XLS-78-03[SS] WONDER)は、スカルクシュリーカーをコアとして用いる「スカルクシステム」を搭載する。ソーナーを搭載し水中戦に主眼を置いている。機体愛称は中英語で「奇跡」。
概要
分類 連殻機(試作)
開発 東部開発工廠
運用開始 E.F.78年
性能諸元
全高 m
OS 東部開発工廠 各種システム
要員数 1名

グロティウス

LS-64 グロティウス
Forvic LS-64 GROTIUS

LS-64S グロティウス・ジーラック
フォービック LS-64 グロティウスは、フォービック社が開発した第2世代の射撃戦型LS。掃宙用のS型、地上戦用のG型の2系統が量産された。LS-62FXに代わり正式採用を勝ち取ったのはこの機体である。
バックパックの交換により多種多様な状況に対応することが可能な汎用機体でもあり、宇宙州同盟においては射撃用LSとして、主にOZM155 240mmスナイパーライフルやOZM160 90mmアサルトライフルを搭載したジーラック装備が重宝された他、連邦軍ではボルボレッタ・バックパックの搭載によって戦闘偵察機としても活躍した。頭部状況監視装置にはレーダーアレイや光学観測装置、照準装置が一体となった複合バイザーを採用している。

派生型一覧 バックパック
・LS-64S グロティウス
掃宙用。
・LS-64G グロティウス
地上戦用。S型と比べると、アポジモーターが数個オミットされている。
・LS-64G[S] グロティウス・スナイパーカスタム
地上戦用のG型を精密長距離狙撃仕様に改造したもの。地表で弾道が直進しない陽電子砲を地上で運用するため、専用の射撃補正装置が頭部に組み込まれている。グロティウスG型狙撃仕様、もしくは「G2スナイパー」という俗称がある。
・LS-64S[P]/G[P] グレウォール・ボルボレッタ
CACBを搭載したグロティウスの俗称。哨戒用LSが出撃しずらいエリアに出撃する戦闘偵察型。
・LS-64S[FA]/G[FA] ジーラック・フルアームド
CIABを搭載し、かつ最大限に武装を搭載したグロティウスの俗称。

・長距離飛行用背部増加設備 エアリアル(AERIAL)
Long-Range Flying Backpack(LRFB)。本体の飛行能力を上昇させる追加装備であり、これを搭載することで、外部移送手段に頼らない長距離の自力展開が可能。G型用に開発された。これを搭載した機体は、「グロティウス・エアリアル」と呼ばれることもある。
・近接強襲用背部増加設備 ジーラック(G-RACK)
Close-in Assult Backpack(CIAB)。各種の兵装を背部マウントに取り付けることが可能であり、状況に応じて使い分けたり、弾切れ後の素早い交換を可能とする。名前の由来は「ガンラック(Gun Rack)」から。これを搭載した機体は、「グロティウス・ジーラック」と呼ばれることもある。
・要人警護用背部増加設備 プロテクター(PROTECTER)
Important Person Guarding Backpack(IPGB)。
・放熱・通信用背部増加設備 ボルボレッタ(BORBOLETA)
Cooling and Connecting Backpack(CACB)。背部放熱フィンと送受信用アンテナを組み込んだフィンを混載し、冷却効率や通信機能を大幅に向上する装備。主に戦闘偵察用に使用する。ボルボレッタは、イベリア語で「蝶」の意であり、6枚のフィンを装備した姿が蝶の羽のようであるから名付けられた。

概要
分類 裂敵機
開発 フォービック
運用開始 E.F.164年
性能諸元
全高 20.3m
固有装備
要員数 1名

ヴェルヌ

LS-65 ヴェルヌ
Zuishic LS-65 VERNE

ズィシック LS-65 ヴェルヌは、ズィシック社が開発した第2世代の格闘戦型LS。地上戦用のG型、空挺邀撃型のD型、掃宙用のS型の2系統が量産された。
頭部状況監視装置にはレーザー観測装置(モノアイセンサー)を採用。

派生型一覧
・LS-65G ヴェルヌ
地上戦用。
・LS-65D ヴェルヌ
空挺邀撃用。
・LS-65S ヴェルヌ
掃宙用。

概要
分類 裂敵機
開発 ズィシック
運用開始 E.F.165年
性能諸元
全高 m
固有装備
要員数 1名

シュタイン

LS-75 シュタイン
Hitachi Matou LS-75 STEIN

常陸間藤 LS-75 シュタインは、第3世代の戦闘型LS。単機による大気圏離脱・再突入能力を持ち、第3世代機を定義づけた。戦闘用のF型、哨戒用のP型の2系統が量産された。
シ基本型であるF型では、技術の未成熟により再突入時の熱にはバイザー型、モノアイ型ともに耐えられないため、戦闘型ながらも頭部状況監視装置にはそれまで支援型で採用されることの多かったステレオ光学観測装置を採用している。一方哨戒型では測距性能を優先するため複合バイザーを搭載することになったが、この時は再突入時に起動するアイカバーを搭載することで耐熱性を確保した。

派生型一覧
・LS-75F シュタイン
戦闘用。
・LS-75F[B] ストライクシュタイン
背部に多連装ロケット砲を装備した強襲制圧型。符号BはBomberの意。
・LS-75P シュタイン
哨戒用。

概要
分類 裂敵機
開発 常陸間藤工業
運用開始 E.F.175年
性能諸元
全高 m
固有装備
要員数 1名

ラザフォード

LS-79 ラザフォード
Forvic LS-79 RUTHERFORD

フォービック LS-79 ラザフォードは、第3.5世代の、最新鋭の支援型LS。技術実証機の性格が強く、哨戒・電子戦用のE型の1系統のみが少数量産され、宇宙州同盟のLS隊に配備された。
武装も装備しているが、レールガンを用いた空間狙撃にほとんど特化している。頭部状況監視装置にはステレオ光学観測装置を搭載しつつ、冷却・測距・射撃補正用の開閉可能な狙撃用バイザーを採用している。

派生型一覧
・LS-79E ラザフォード
戦闘用。

概要
分類 裂敵機
開発 常陸間藤工業
運用開始 E.F.175年
性能諸元
頭頂高 20.5m
固有装備
要員数 1名



主要武装一覧

  • OZM141 90mmアサルトライフル
  • OZM145 エリア・サプレッション・ショットガン
  • OZM146 300mmロケット砲
  • OZM155 240mmスナイパーライフル
  • OZM157 150mmスナイパーライフル
  • OZM160 90mmアサルトライフル
  • OZM163 460mmポジトロンスナイパーキャノン:地上では弾道が直進しないため、基本的に宇宙用。LS-64G[S] グレウォール・スナイパーカスタムなど、地上で運用するために専用の射撃補正装置を搭載したLSも存在する。
  • OZM171 90mmアサルトライフル:通常式のA型、精密射撃用に各所が改造されたB型が存在。
  • OZXM178 ヒートストライカー:先端にHEAT弾を装着したパイルを目標に打ち込む射突兵装。



メーカー一覧

  • ズィシック
    史上初めてLSを開発した企業。他社製パーツや電装系の使用を嫌がり、全てを自社製品で賄おうとする性質がある。モノアイの眼部センサーがこの会社の伝統。
  • 連邦軍東部開発工廠
  • 野代郡上電子
    駆動系、電装系などの製造を担当している。
  • 常陸間藤工業
    先端技術の採用を惜しまない傾向があり、他社に先駆けて宇宙空間専用のLSや自力での大気圏離脱が可能なLSを作ってきた。
  • フォービック
    当初はLSのOS系の開発を行っていたが、次第に独自のLS開発を志向するようになった。多目標探知・ロックオン・兵装誘導に長けており、一対多の射撃戦を得意とするOSやLSを開発した。
  • ミシマ
    LS開発においても兵器としての汎用性を重視する傾向がある。バイザー型の眼部センサーがこの会社の伝統(試作機、技術実証機はこの限りでない)。
  • 六菱重工業



AEF時代の機種一覧

リーボーグ

Z002 リーボーグ
Mishima Z002 REABORG

ミシマ Z002 リーボーグは、ミシマ社が開発した第2世代連殻機であるNS-62 シーボーグを改設計・再生産した機動戦闘機である。ペットネームの「リーボーグ」は、「リファイン・シーボーグ(Refine SEABORG)」の意。

派生型一覧 仕様一覧
・Z002A リーボーグ
基本となる強襲型。Z002A1、2、4、4NE型仕様が存在。
・Z002D リーボーグ・スナイパー
迎撃型。Z002D1、2、4、4NEが存在。
・Z002R リーコン・リーボーグ
偵察型。Z002R3が存在。

・1型仕様
基本仕様。
・2型仕様
バックパックのメインスラスターなどが強化された高機動仕様。
・2J型仕様
2型仕様をベースに、木星圏などの高重力環境下で運用可能にした仕様。
・3型仕様
偵察装置などを組み込んだ仕様であり、この仕様で建造された機体は基本的に他の仕様に換装不可能。
・4型仕様
電子装置のアップグレードや機体耐用年数の延長を行っている。AEF08年以降に新造された機体はこれに相当。
・4NE型仕様
既存機に4型仕様の新造機と同等の改装を施した機体。NEは「Nearly Equal」の意味。

概要
分類 制圧機
開発 ミシマ
運用開始 A.E.F.02年
性能諸元
全高 20.3m [*3]
OS 野代郡上電子 スターゲイザー ver.5.30~
要員数 1名

シュヴァイツァー

Z015 シュナイダー
Forvic Z015 SCHWEITZER

フォービック Z015 シュヴァイツァーは、フォービック社が開発した制宙制圧機。
新時代の高性能標準機となるべく設計された高級量産機である。航宙警備隊では前世紀から引き継がれた安価な量産機であるリーボーグ系統とペアを組み、ハイローミックス運用の「ハイ」を担当した。旧世紀に用いられた裂敵機と異なり、AEFになってから新造された本機種やOSは、対MOB戦にとどまらず、対人型機動兵器戦も考慮に入れられて設計されている。
瑞州軍の勝利の象徴、「プレクス・タイプ」を継承する機体として、別企業の開発でありながらも、頭部形状はミシマ社が得意としたステレオ光学観測装置やV字アンテナ、インテークの配置を模している。これはOSSF内における旧連邦軍派閥の要求によるもので、現場部隊の士気高揚に一役買っている。しかしプレクス・タイプの安易な量産に難色を示した層も一定数いたのもまた事実である。

派生型一覧 仕様一覧
・XS13 プロト・シュヴァイツァー
試作実験型。検証事項ごとにアルファ~イプシロンまでの様々な仕様が建造された。
・Z015S シュヴァイツァー
基本となる制圧型。Z015S1、2型が存在。
・Z015D シュヴァイツァー
迎撃型。専用の射撃補正装置を搭載するため、頭部形状が変わっている。Z015D1、2型が存在。

・1型仕様
基本仕様。
・2型仕様
側面部にソーラーパドルを装備し、エネルギー供給力を向上させた仕様。ビーム兵器の複数装備が可能になる。
・ライトウェイト・カスタム
バックパックのビームキャノンを取り外した姿。

概要
分類 制圧機
開発 フォービック
運用開始 A.E.F.15年
性能諸元
全高
OS ニュー・システム XP
要員数 1名



特殊な機体

24式特車 ギュンダーローデ

24式特車 ギュンダーローデ
OZM24 "GÜNDERRODE"

24式特車 ギュンダーローデは、六菱重工業が開発した特殊兵器。戦車の系譜上に開発されたが、後世では裂敵機の基礎となった機体として位置づけられる。機体前部に搭載されているサブクローラーを展開し、低姿勢を取ることで強大な突破機動力を得ることができる、突撃砲形態を併せ持つ。また突撃砲形態時の低姿勢により、被弾率の低下が見込め、高速を生かした高い越壕能力を持つ。
開発はギュンダーローデ主任技師らの六菱対MOB兵器設計チームによるもので、試験時に襲来した大型種のMOBを試作車と引き換えに倒した功績を挙げたことで、追悼の意味も込めてその名が与えられた。
EF24年に開発され、改修と強化を加えながら使い続けられた傑作機だが、倒しても倒しても湧いてくるMOBの物量には成すすべもなく、さらにその大群を突破した上で超大型種と渡り合うには分が悪すぎ、結果LSの開発に至る。

派生型一覧
・OZM24A
原型機。
・OZM24B
RSP2技術を導入した改良型。出力の増加により機動力が向上した。
・OZM24B1
機体各部にスラスターを追加し、短時間のジャンプまで可能となるなど、LSの運動性に近づいた。

概要
分類 裂敵機
開発 六菱重工業
運用開始 E.F.24年
性能諸元
全高 m
OS 六菱電機 48式
要員数 3名

メッケル

XA04 メッケル
HITACHI XA-04 MECKEL

常陸 XA04 メッケルは、常陸工業社が開発した強襲制圧機。もとは民生用の土木作業機動機であったが、軍事転用されたものを航宙警備隊が鹵獲し、試験機ナンバーが振られた。
航宙警備隊では正式採用に至っていないが、各企業に所属する傭兵たちからは、カスタム前提の機体フレームとしてXA06 マイトナーとともに幅広く受け入れられた。

派生型一覧 カスタム一覧
・XA04 メッケル
試作実験型。検証事項ごとにアルファ~イプシロンまでの様々な仕様が建造された。

概要
分類 制圧機
開発 常陸工業
運用開始 A.E.F.04年
性能諸元
全高
OS (各種)
要員数 1名

マイトナー

XA06 マイトナー
INTEGRAL XA06 MEITNER

インテグラル XA06 マイトナーは、インテグラル社が開発した強襲制圧機。
ペリシエール博士による、戦域におけるNS投入数の多さが勝利に直結するという独自の理論に基づいて設計された、生産性や操縦性を極力簡素化した量産検討機である。航宙警備隊やヘリオスフィア社警備部に売り込みが行われたものの、これらの組織からは興味を示されず、概念実証機としてのナンバーが振られたのみにとどまった。一方各企業に所属する傭兵たちからは、カスタム前提の機体フレームとしてXA04 メッケルとともに幅広く受け入れられた。

派生型一覧 カスタム一覧
・XA06 マイトナー
試作実験型。

・シームルグ/Simurgh
傭兵「ジャベリン」(PNSAナンバー:RM148)が使用する機体。
概要
分類 制圧機
開発 インテグラル
運用開始 A.E.F.06年
性能諸元
全高
OS (各種)
要員数 1名

Eフレーム

Eフレーム
EDA E Frame

航宙警備隊のZ000S2。
Eフレームは、東部開発工廠が開発した惑星探査用汎用無人機である。「コア」と呼ばれるパーツに複数の他パーツを組み合わせることで探査目的地に適合した駆動方法などを採用可能。特にバックパックパーツは巨大な躯体にRSP2動力炉を複数搭載し、膨大な推力による高速移動などを実現している。
この拡張性に目を付けた軍や企業等によって、各種の軍事転用型が運用されている。大まかな傾向としてそれらは有人化され、図体に見合わない機動性を持ちながら、通常LSの戦力を上回る拠点防衛兵器として運用されることが多い。これは無人機の暴走リスク低減とパイロットの耐G性能がQ型フレームの推力によってかかるGに及ばないことに依る。しかし一部では機動性を活かした長距離侵攻兵器としての運用も見られる。

特徴的なパーツ一覧
頭部
・EH13
量産性に優れた汎用頭部パーツ。ただし耐物理攻撃性能や探知距離の短さに不安が残る。通常LS用にスケールダウンしたEHS13も開発されている。

コア拡張
・EE05R
600mmレールガンを搭載する。右舷用のみで左舷用は存在しないが、これはレールガン2個ではRS2P動力炉でも賄えない電力を消費するため。
・EE24L/R
80mm機関砲、および弾倉を搭載する。

腕部
・EA01

下半身
・EW01
四脚の脚部パーツ。岩石惑星内探査用に設計されたが、基本性能の優秀さから軍事転用例も多い。
・EW21
脚部を配し腰部にブースターを搭載したパーツ。圧倒的な推力と対空性能を持つ。

バックパック
・EB01
RSP2動力炉を複数搭載し、単独での重力圏脱出を目指した高出力バックパック。探査機としても軍用機としても破格の性能を持つ。

派生型一覧
・Z000S1 マイグサ
航宙警備隊の拠点防衛兵器。有人機(複座)。主に軌道上や空中における敵性機体の排除を担当し、脚部はブースター化されている。
・Z000S2 マイグサ
航宙警備隊の拠点防衛兵器。有人機(複座)。四脚の脚部を採用し、主に陸上における敵性機体の排除を担当する。
・Z000D マイグサ
航宙警備隊の拠点防衛兵器。無人機。小惑星帯に配備され対MEB迎撃システムを構成する自走対空砲型である。履帯脚部を採用している。
・Z000B マイグサ・キャノン
航宙警備隊の砲爆撃型拠点防衛兵器。有人機(単座)。
・"インテグラル"
インテグラル社の拠点防衛兵器。本社防衛部隊が運用している。有人機(複座)。
・"レヴィアタン"/Leviathan
学園大戦時にツルオカ海洋教育学校が導入した長距離侵攻兵器。Eフレームをベースに耐水処置を施し、水陸両用化した。有人機(単座)。

概要
分類 探査機
開発 東部開発工廠
運用開始 A.E.F.-37年
性能諸元
全高 m
OS
要員数
最終更新:2026年08月16日 14:30

*1 後部スラスターを含む数値。

*2 [EW]型のみ2名(操縦要員1名+レーダー手1名。

*3 後部スラスターを含む数値。