瑞州国防陸軍(ずいしゅうこくぼうりくぐん、Zuish Ground Defence Force、略称:ZGDF)は、瑞州合衆国連邦の陸軍である。他の名称として、瑞陸軍(Zuish Army)、連邦陸軍などがある。
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瑞州国防陸軍 Zuish Ground Defence Force |
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軍旗 | |
創設 | 1946年 |
国籍 | 瑞州合衆国連邦 |
軍種 | 陸軍 |
上級機関 | 国防省 |
別称 | ZGDF、ZDF/AR |
所在地 | 瑞京府八幡駐屯地 |
陸上幕僚長 | 上坂哲 |
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瑞州陸軍は消滅した古海幕府がコントロールし、消滅後に南瑞州共和連合として独立せず、瑞州合衆国連邦側に残った旧幕府軍や北西諸邦の軍を起源としている。これらは瑞州合衆国連邦の国軍として統合され、1777年に瑞州合衆国軍を編成完了した。 合衆国軍は合衆国連邦の統一された命令系統を持ち、東西戦争の全期間を通じて大統領でもあった星名武広が兼任でその総司令官を務めた。
合衆国軍の行動ははじめ武器、食料の不足などで苦戦したが、各州の民兵隊やその管制下に残されていた部隊の支援も得て、東西戦争に勝利し、静駿講和条約によって瑞州合衆国連邦はこの地を支配する正当な国家として正式に独立を認められた。静駿講和条約締結後は幾つかの辺境の前哨基地に小さな地域軍隊が残されたのみで、ほとんどの合衆国軍部隊は解散されたが、1799年6月4日の憲法制定(国軍の保持の義務付け)によって瑞州合衆国連邦陸軍が再結成された。
1922年には、第一○一騎兵師団が編制されているが、これは現在の騎兵第8師団に通じる最古の部隊である。
1930年代後半には実験的な機甲部隊として重騎兵師団が出現する。重騎兵師団の編制は騎兵部隊に範をとったものであった。旧陸軍は1930年代後半から1940年代初頭にかけて大幅な戦力改革を行っており、重騎兵師団も編制完了しばらくしていくつかの騎兵連隊が機械化されるなど、機械化部隊が増強され、その運用に経験が蓄積されるようになった。
瑞州軍航空部隊は、観測気球の装備・運用を目的とし1904年に編成された臨時気球隊を原点とする。これは翌1905年に気球班となり、さらに1907年には気球隊に改編され交通兵旅団隷下となった。
飛行機で編成された実戦部隊としては、1914年に編成された臨時航空隊が瑞州陸海軍初の実戦飛行部隊となる。1915年には臨時でない常設の飛行部隊として、瑞州の航空発祥の地である那古野陸軍飛行場にて実験航空大隊が編成された。
1920年には官庁である陸軍航空部が設立、1925年に陸軍航空本部に昇格し、同時に航空兵科が独立した。陸軍航空部が設立されたと同時に「飛行分科」の制定や「航空連隊」の編成が導入され、1925年には18個航空連隊が置かれていた。航空連隊は年々増加し、最終的には52個まで増加していた。航空連隊は後の1937年に戦隊の単位へと変わり、それぞれの飛行分科に応じた名称に変わった(第xx(飛行分科)戦隊、例として第十八偵察戦隊など)。
1941年に陸軍地上軍と同格の部門として陸軍航空軍が設置され、1942年には陸軍航空本部を統合した。航空軍は陸軍参謀総長の指揮下で陸軍の有する全ての航空戦力を運用し、これにより従来よりも独立性の高い航空作戦を展開することが可能となった。
1946年の旧軍解体時、いくつかの師団は師団司令の命令に従って旧軍指導部への恭順の態度を示したが、残りの師団は大統領命令に従って国防軍へ編入した。また、一部の隷下部隊がこれを受け入れずに旧軍へ残留し、旧軍勢力側の駐屯地へ移動した事例も存在する。
以下は戦略階梯における各部隊の動向のリストである。
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国防軍派の部隊は再編制を受け、旧軍勢力とそれを糾合した鹿毛川幕府との武力衝突に備えた。この頃の師団の編成は旧軍の師団編成をほぼ踏襲したもので、以下の通り。
+ | 初期編制 |
戦時情勢のひっ迫に伴い、当時存在した歩兵・騎兵師団は戦時編制への転換を実施した。またこの編制に範をとり、第11師団の後、第12、第13…と師団編成が続くように戦力の増設が計画されていたが、人員不足により編成されたのは独立機甲第15旅団や、第1特殊作戦任務部隊から増強改編された特戦第18旅団などの師団未満の旅団級部隊だけにとどまった。結局内戦期を通じて第12師団以降の師団は創設されることがなかった。
+ | 戦時編制 |
陸上部隊については、1947年に旧陸軍と陸軍省は解体され、新たに国防陸軍が編成され、また陸軍航空軍から改組した瑞州国防空軍が独立した。上部組織には国防省しかなく、「陸軍省」「空軍省」などの軍種ごとに軍政を司る役所は消滅した。
航空部隊については、1946年に、陸軍が国防陸軍に改組されるとともに、陸軍航空軍が独立の軍種たる国防空軍へ改組された。なお、航空軍の戦力は大部分が国防空軍へ移管されたが、少数の観測機等は国防陸軍の元に引き継がれた。現在、国防陸軍の有する航空戦力は陸軍飛行部によって運用されている。
終戦後、各師団は地方ごとの担当部隊として指定された。1960年代には鹿毛川幕府軍参加者の公職追放が全て解除され、陸軍の拡張を図った上林玲治大統領の意向により軍の人員や師団数が大幅に増加した。また、1957年からはヘリコプターを装備する航空騎兵師団 [(*1)] も出現し、62年式師団編制として一元的に標準化された。このときの師団構造は以下の通り。
+ | 62年式師団編制 |
1973年から、機械化歩兵と機甲部隊を導入し、装甲、航空機動、航空騎兵の3つの能力を必要とする任務に対応できる三個能力師団も導入されたが、しかし、この構想は短命に終わり、1975年には実態として2旅団制の機甲師団となった。
+ | 三個能力師団編制 |
1989年からは陸軍の組織改革もあり、以下のような編成となった。歩兵師団は3つの隷下旅団が持つ9個歩兵大隊を基幹とするも機甲火力を廃止し、また野戦砲兵火力も105mm砲のみとするように定められた。これによりいくつかの歩兵大隊が新たに編成される一方、戦車大隊と機甲偵察大隊、混成砲兵大隊、ロケット砲兵大隊が廃止、徹底的に軽量化された。
+ | 89年式師団編制 |
2000年代後半、指揮統制の迅速化と戦力投入の効率化のため、従来採用されてきた旅団-師団-軍団-軍という4段階の指揮系統が見直された。これに伴い諸兵科連合能力と最低限の後方支援能力が与えられた旅団戦闘団が構築された。旅団戦闘団は最低限の追加部隊の配属のみで世界中のどこへでも派遣でき、またこれらの旅団戦闘団は小規模の師団として親部隊から独立しての活動が可能となっている。
国防陸軍は下記2兵種から構成される。国防陸軍の兵員は“Soldier”と呼ばれる。
瑞州合衆国連邦憲法の規定により、国防陸軍の編成権及び統轄及び規律に関する規則を定める権限は、合衆国議会にある。国防陸軍は大まかに以下の編制からなる。
瑞州国防陸軍の部隊編成も参照
国防陸軍士官学校(Ground Defence Force Military Academy、GDFMA)は、紀山州若山市東山東に所在する、国防陸軍に入隊するための士官候補生を教育している学校である。所在地の地名から、イーストポイントとしても知られる。旧軍を含めた際、瑞州の5つの士官学校の中で最も歴史が古い。生徒は将校見習いであり、「士官候補生」と呼ばれる。国防陸軍は、卒業時に現役兵としての義務を負う代わりに、士官候補生の学費を全額負担する。
国防陸軍指揮幕僚大学(Ground Defence Force Command and General Staff College、CGSCまたはGDFCGSC)は、国防陸軍、省庁間代表者、同盟国軍将校を対象とした大学院である。古片鎮台にメインキャンパスが存在し、他のいくつかの鎮台にサテライトキャンパスが置かれている。また一部の講義はオンラインで行われる。
本校は、全領域の統合作戦、関係諸機関間作戦、多国間作戦のための指導者を教育・育成し、陸軍の指導者育成プログラムの主導的な役割を果たし、陸軍の作戦要件を支援する武器専門職の技術と科学を進歩させることを任務とする。またCGSCは、以下の4校から構成される。
国防陸軍戦略大学校(Ground Defence Force Strategic College、GDFSC)は、国防陸軍の教育機関であり、上級士官らに対する高等専門教育を実施する。毎年、多数の一等陸佐と二等陸佐が理事会によって入学を検討される。
陸軍の志願者は、すでに指揮幕僚学校と、三等陸佐クラスの将校に必要な統合専門軍事教育を修了していなければならない。国防陸軍は全寮制プログラムに参加する学生のほとんどを厳選しているが、学生には常に他の軍部の将校、国防省、外務省などの機関の文官、留学生としてプログラムに参加する外国の将校が含まれている。陸軍戦略大学校は機能分化した機関であり、研究に重点が置かれ、学生はリーダーシップ、戦略、合同部隊/国際作戦についても指導を受ける。
陸戦車両研究機構(Vehicle Investigation Agency for Land battle、VIAL)は、瑞州内戦より遡る旧連邦軍時代の1934年に設立された外郭団体。各国の戦訓や運用者の声を集め分析し、高性能な車両の開発に役立て、かつその計画を主導するのが任務である。その性質上、顧問や計画主任として海外の技術者や退役陸軍人らを多く集めており、日本語が公用語なのに瑞州軍の車両に外国人名が愛称として付けられるのは彼らにあやかっているからである。
以下は愛称に採用された、VIAL所属の顧問や計画主任の一覧である。
瑞州合衆国連邦を防衛し、陸上戦力によってその国益を守ること。国益を守るためならば先制攻撃も辞さない。
瑞州国防軍の基地一覧を参照