深見東州 (ワールドメイト) 情報事典
大会主催者 ISPS(国際スポーツ振興協会)会長・半田晴久氏インタビュー
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タイタニックの法則」でガラパゴス化した日本ツアーをグローバル化します!
今季から日本の男子ツアーで新規開催されるISPSハンダグローバルカップ(6月25~28日、山梨県・ヴィンテージGC)の主催者、ISPS(国際スポーツ振興協会)会長の半田晴久氏に、今、なぜ男子ツアーをサポートするのか、グローバルな大会の内容について聞いた。

ゴルフで社会貢献をするためにトーナメントのモデルケースを
ーまず何といっても「ISPSハンダグローバルカップ」の出場選手の顔触れが豪華ですね。
半田. 今、輝いているトップ選手と、これからトップになっていくであろう若手選手、そして有望なアマチュア選手を世界の5大ツアーから集めようというのがコンセプトです。全米オープンと全英オープンの間で、必ずしもいい時期ではなかったのですが、それぞれのツアーと日ごろいいおつき合いができていることもあり、世界のトップ選手が大勢参加してくれることになりました。
ーいまや、ISPSは世界中でゴルフトーナメントをサポートしていますが、そもそものきっかけは何だったのでしょうか。
半田. 福祉活動の一環として1988年に日本で最初にブラインドゴルフ倶楽部(現・特定非営利活動法人「日本ブラインドゴルフ振興協会」)を設立したのがきっかけです。その15周年のときに神戸ゴルフ倶楽部がちょうと100周年で、私たちの記念大会をとても温かく迎えてくれたんです。聞けば創立者のアーサー・H・グルーム氏には障害者の息子さんがいて、地域の人々の楽しみだけでなく、息子さんにもいいだろうということでゴルフ場を造ったらしいんです。そこに縁を感じましたし、「最初の100年はゴルフライフを広めるのが目標だったけれど、次の100年はゴルフの社会貢献を目指す」という倶楽部の方針を知って、心に響くものがあったんですね。それで盲人ゴルフにとどまらず、障害者ゴルフ、ひいては枠組みにとらわれず、ゴルフ全体で社会貢献をしようとISPSをつくったわけなんです。
ー設立されてからの広がり方は、ちょっと僧じられないぐらいのスピードです。
半田. 最初に手がけたのは女子のシニアゴルフです。稲葉真寿美プ口から、日本の女子シニアは試合がないという厳しい実情を知ったものですから、世界ゴルフ殿堂入りもしている選手を、ジェーン・ブラロック(現、レジェンズツアー代表)に集めてもらって、「第1回ワールドシニアゴルフレディースオープン選手権」を日本で開催したんです。キャシー・ウイットワースやパット・ブラッドリーら錚々たる顔触れでしたが、当初、日本女子プロゴルフ協会や運営会社は「本当に来るんですか?」って、信じてくれなかったんですよ(笑)。もちろん彼女たちは来てくれましたし、それが起爆剤になって、国内女子シニアツアーはその後10試合まで増えたんです。これを私は、タイタニックの法則と呼んでいまして、非常に重要な戦略と位置づけています。
ータイタニックの法則?
半田. タイタニック号が海に沈もうとしているとき、いろんな国の乗客を海に飛び込ませるにはどうすればいいかという、ジョークがあるんです。ドイツ人は「艦長の命令だ!飛び込め!」といえば飛び込みます。米国人は「保険がかかっているから大丈夫。飛び込め!」と言えば飛び込む。英国人だったら「ジェントルマンなら飛び込め!」でOK。「美人が飛び込んだぞ!」といえばフランス人は飛び込むし、イタリア人には、「飛び込むな!」といえばみんな飛び込む。さて、日本人には何といえばいいかというと、「皆さん飛び込んでおられますよ」というと、「あそう、なら私も」といって飛び込むんですね。つまり、最初の雛形を作れば、それに追随する人たちが現れるということなんです。
実際、女子シニアの後に、3試合まで減っていた男子シニアツアーで賞金総額1億円の試合(PGA Handa cup フィランスロビーシニアトーナメント)をやったんですが、これが起爆剤となって、シニアツアーでも高額賞金の試合が増え、試合数も10試合以上になりました。無論、PGAの努力の成果でもあります。
実際、女子シニアの後に、3試合まで減っていた男子シニアツアーで賞金総額1億円の試合(PGA Handa cup フィランスロビーシニアトーナメント)をやったんですが、これが起爆剤となって、シニアツアーでも高額賞金の試合が増え、試合数も10試合以上になりました。無論、PGAの努力の成果でもあります。

このままでは日本の男子ツアーがグローバル化から取り残される!
ーその戦略の一端として「ISPSハンダグローバルカップ」がある、と。
半田. そのとおりです。男子の国内レギュラーツアーは昨年7週間も試合がなく、実質は国内23試合、海外に打って出る若い選手も少なくなっています。その一方で、アジアンツアーとヨーロピアンツアーと南アフリカのサンシャインツアーが一つになり、オーストラリアのツアーも統合して、EUのような連合体をつくることで、1強の米PGAツアーに対抗していこうという動きがあります。そのとき日本はどうするのか、ということなんですよ。世界でグローバル化がどんどん進んでいる中、ガラパゴスのままいくのか、あるいはアジアとだけ手を組むのか。いずれにせよ新しい刺激がいるわけで、そうなるべく考えたのがこの試合です。
ー他の試合と大きく違う点を教えてください。
半田. 世界の5大ツアーから集まった有望選手が、日本でプレーし、それが日本だけではなく英語の解説をつけて、世界五大陸の1億7000万世帯に中継されるということですね。日本では13番ホールからの中継が普通ですが、この試合では海外配信用に10番ホールから独自の映像を撮り、それを国内用の映像とミックスし、英語で解説して、その日のうちに世界放映します。
ー世界中の人々が見るという意味においても、まさにグローバルな試合なわけですね。
半田. 日本でやるということが何よりも大事です。将来はヨーロピアンツアーと共同主催したいと思っているんですが、実現すればヨーロッパの選手が大勢やって来ますし、6億世帯に配信できますから、さらに大会の価値が上がります。そこでタイタニックの法則ですよ。あのようにやっているなら、うちもという動きが出れば、レギュラーツアーも活性化するじゃないですか。それを期待しているんです。
ーなるほど。それにしても、あまりにも深いゴルフへの愛を感じます。その愛はどこから湧き出てくるんですか?
半田. 私はスポーツの力を信じているんです。スポーツはアパルトヘイトをぶち破る大きな力になりましたし、不登校の子供がスポーツをきっかけに学校に来るようにもなります。スポーツの力は無限なんですよ。そして、ゴルフは難しいスポーツだけれども、自然と一体となって、うまい人もヘタな人もハンディキャップをつけて楽しめるじゃないですか。また、室内に閉じこもりがちの盲人にとって、一番いいケアは外で運動することなのです。だから、ブラインドゴルフはものすごく健康にいいし、メンタルにもいいんです。このようなスポーツが持っている、社会をよりよくする可能性を、チャリティーを進化させた形で実現していくことが、これからの社会に必要だと思います。それには、われわれのような小回りのいい公益団体が突破口を開き、雛型を作ってやり続づけていくということが大事なんです。諦めないでやれば、道は開けると思います。「タイタニックの法則」で、いつか日本ツアーを世界一のツアーにしたいですね。
パーゴルフ 2015年7/7号
ISPSが満を持してレギュラーツアーに見参。メジャーチャンピオンも襲来!
今週の男子ツアーは、今季から新規に加わった『ISPSハンダグローバルカップ』。大会名に“グローバル”とあるように、開催のテーマの一つが日本ゴルフの国際化。世界の5大ツアー(米国、欧州、アフリカ、オーストラリア、アジア)からトッププロを指職、日本人選手と対決させることで刺激を与えようというもの。各ツアーともシーズン真っ最中のこの時期、驚くようなビッグネームが参戦する。
2011年「マスターズ」チャンピオンのシャール・シュワルツェル、13年の「全米プロ」の覇者、ジェイソン・ダフナー、さらにイアン・ポールター、チャーリー・ホフマンら世界の上位ランカーがズラリ。これだけの選手を国内で一度に見られるチャンスは、そうそうない。舞台は山梨県にある「ヴィンテージゴルフ倶楽部」。生で見ておきたい大会だ。
2011年「マスターズ」チャンピオンのシャール・シュワルツェル、13年の「全米プロ」の覇者、ジェイソン・ダフナー、さらにイアン・ポールター、チャーリー・ホフマンら世界の上位ランカーがズラリ。これだけの選手を国内で一度に見られるチャンスは、そうそうない。舞台は山梨県にある「ヴィンテージゴルフ倶楽部」。生で見ておきたい大会だ。

ISPSがスポンサードしてきた大会
ワールドカップ
ISPSハンダワールドカップ・オブ・ゴルフ
2013年のワールドカップの冠スポンサーに。開催地・オーストラリア出身のジェイソン・デイが個人戦に優勝、アダム・スコットとのオーストラリアチームがチーム戦も制した。
2013年のワールドカップの冠スポンサーに。開催地・オーストラリア出身のジェイソン・デイが個人戦に優勝、アダム・スコットとのオーストラリアチームがチーム戦も制した。
米LPGAツアー
ISPSハンダヒーローズ
米LPGAツアー最終戦終了後のチャリティーイベントとして、若手選手とレジェンドツアーの選手がタッグを組んで戦う9ホールマッチ。
米LPGAツアー最終戦終了後のチャリティーイベントとして、若手選手とレジェンドツアーの選手がタッグを組んで戦う9ホールマッチ。
オーストラレイジアPGAツアー
ISPSハンダパースインターナショナル
欧州ツアーとオーストラレイジアPGAツアーの共催。欧州ツアー終盤戦とあって、この試合の成績によって、最終戦のツアー選手権へ出場できるかどうかも懸かっている。
欧州ツアーとオーストラレイジアPGAツアーの共催。欧州ツアー終盤戦とあって、この試合の成績によって、最終戦のツアー選手権へ出場できるかどうかも懸かっている。
オーストラリア女子ツアー
ISPSハンダオーストラリア女子オープン
欧州女子ツアーと米LPGAツアーとオーストラリア女子ツアーの共催。リディア・コが17歳でワールドランク1位になって以来、初めての試合で優勝した。
欧州女子ツアーと米LPGAツアーとオーストラリア女子ツアーの共催。リディア・コが17歳でワールドランク1位になって以来、初めての試合で優勝した。
オーストラリアシニアツアー
ISPSハンダオーストラリアンシニアオープン
メジャーチャンピオンのイアン・ベーカーフィンチや、BBCの解説でもおなじみのウェイン・グラディらが参戦し、ナショナルオープンのタイトルを争っている。
メジャーチャンピオンのイアン・ベーカーフィンチや、BBCの解説でもおなじみのウェイン・グラディらが参戦し、ナショナルオープンのタイトルを争っている。
欧州女子ツアー
ISPSハンダレディースブリティッシュマスターズ
2013年からはISPSハンダレディースヨーロピアンマスターズとして開催。欧州女子ツアーの選手のみならず、ローラ・デービースらトップ選手が出場。13年優勝はカリー・ウェブ。
2013年からはISPSハンダレディースヨーロピアンマスターズとして開催。欧州女子ツアーの選手のみならず、ローラ・デービースらトップ選手が出場。13年優勝はカリー・ウェブ。
ヨーロピアンツアー
ISPSハンダウェールズオープン
2010年ライダーカップも開催された、セルティックマナーリゾート(英国・ウェールズ)で開催。12年のこの大会が、ISPS初のヨーロピアンツアーでの冠スポンサーとなる。
2010年ライダーカップも開催された、セルティックマナーリゾート(英国・ウェールズ)で開催。12年のこの大会が、ISPS初のヨーロピアンツアーでの冠スポンサーとなる。