深見東州 (ワールドメイト) 情報事典
名門ヴェルディを強力にサポートする「ISPS」の狙いとは!?
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始まりはブラインドゴルフ。南アの強豪クラブの支援も
ひとつの転換期を迎えた東京ヴェルディにあって、今季から新たにメインコーポレートパートナーとなったISPSの存在は見落とせない。
団体を率いるのは、カリスマティックな言動が際立つ半田晴久会長。はたして、いかなる価値観とビジョンを携えて、サッカー界に足を踏み入れたのか。そして、ヴェルディのどこに魅力を感じたのか。
緑の名門と手を握り、復権への道を突き歩む“強力助っ人”。その熱き想いに迫る。
――――――――――◆―――――――――◆――――――――――――
シーズン開幕から快進撃を続け、9年ぶりのJ1昇格を果たすべく、上々のスタートを切った東京ヴェルディ。若手とベテランが高次元に噛み合い、新指揮官ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督とチームの相性もすこぶるいい。昨季とは明らかに、空気感が違う。
大きな変化があったのは、ピッチ内だけではない。今季からチームの進化を下支えする強力なパートナーを得たのだ。クラブ創設時から受け継いできた伝統のグリーンキットの胸元には、目新しい真紅の文字が刻まれている。
ISPS HANDA
ん? 見慣れない英文字に首を傾げたファンは少なくないだろう。
2017年シーズンからメインコーポレートパートナーとなったISPS(国際スポーツ振興協会)だ。
会長の半田晴久氏が2006年10月に創設。氏がオーストラリアの視覚障がい者ロン・アンダーソン氏とラウンドした折、ブラインドゴルフに触れたのがきっかけで、スポーツ振興を通して社会福祉活動、および国際協力活動を行なう団体として、国内外の多くのスポーツを支援してきた。年間65大会以上をスポンサードするゴルフをはじめ、ボウリングやアーチェリー、ボートなど、協賛する競技はじつにさまざまだ。
そんなISPSは近年、サッカーとの関わりも深めてきた。
昨年、南アフリカ・プレミアリーグのムプラマンガ・ブラックエイシス(現FCケープタウン)とメインスポンサー契約を締結。そこで、教育や福祉におけるサッカーの可能性を実感したという。孤独から子どもを救い、さらに犯罪やドラッグに走る道から救い、自立更生させられる力が、サッカーにはあると感じている。
半田会長がその想いを明かす。
「サッカーは無限の可能性を持っています。どんなに貧しい国でも貧しい子どもでも、ボール1個でサッカーを楽しみ、熱狂できる。例えばチームに入ることによって、教育がない子どもでもルールを守り、チームワークを作る。そしてお互いを理解し合い、高い目標を持って自己を錬磨していく。最高の教育です」
さらに今年からは、ニュージーランドフットボール協会のメインパートナーを務め、同国最古のカップトーナメント「チャタムカップ」のメインスポンサーとなった。これについて半田会長は「ニュージーランドはラグビーが有名ですが、サッカーも同じレベルに引き上げたいですね。ラグビーより底辺の人びとまで楽しめるので、スポーツの力を広く社会に行き渡らせ、人びとをより良く感化できると信じます」と語る。
そして時を同じくして、ヴェルディとのメインコーポレートパートナーの話がまとまった。半田会長はその経緯と意義について、こう説明してくれた。
「運命を感じました。数年前からスポンサードしてほしいというお話をいただいてたが、メインコーポレートパートナーとなると桁が違ってきます。同じやるなら徹底的にやらないと」
緑の名門と手を握り、復権への道を突き歩む“強力助っ人”。その熱き想いに迫る。
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シーズン開幕から快進撃を続け、9年ぶりのJ1昇格を果たすべく、上々のスタートを切った東京ヴェルディ。若手とベテランが高次元に噛み合い、新指揮官ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督とチームの相性もすこぶるいい。昨季とは明らかに、空気感が違う。
大きな変化があったのは、ピッチ内だけではない。今季からチームの進化を下支えする強力なパートナーを得たのだ。クラブ創設時から受け継いできた伝統のグリーンキットの胸元には、目新しい真紅の文字が刻まれている。
ISPS HANDA
ん? 見慣れない英文字に首を傾げたファンは少なくないだろう。
2017年シーズンからメインコーポレートパートナーとなったISPS(国際スポーツ振興協会)だ。
会長の半田晴久氏が2006年10月に創設。氏がオーストラリアの視覚障がい者ロン・アンダーソン氏とラウンドした折、ブラインドゴルフに触れたのがきっかけで、スポーツ振興を通して社会福祉活動、および国際協力活動を行なう団体として、国内外の多くのスポーツを支援してきた。年間65大会以上をスポンサードするゴルフをはじめ、ボウリングやアーチェリー、ボートなど、協賛する競技はじつにさまざまだ。
そんなISPSは近年、サッカーとの関わりも深めてきた。
昨年、南アフリカ・プレミアリーグのムプラマンガ・ブラックエイシス(現FCケープタウン)とメインスポンサー契約を締結。そこで、教育や福祉におけるサッカーの可能性を実感したという。孤独から子どもを救い、さらに犯罪やドラッグに走る道から救い、自立更生させられる力が、サッカーにはあると感じている。
半田会長がその想いを明かす。
「サッカーは無限の可能性を持っています。どんなに貧しい国でも貧しい子どもでも、ボール1個でサッカーを楽しみ、熱狂できる。例えばチームに入ることによって、教育がない子どもでもルールを守り、チームワークを作る。そしてお互いを理解し合い、高い目標を持って自己を錬磨していく。最高の教育です」
さらに今年からは、ニュージーランドフットボール協会のメインパートナーを務め、同国最古のカップトーナメント「チャタムカップ」のメインスポンサーとなった。これについて半田会長は「ニュージーランドはラグビーが有名ですが、サッカーも同じレベルに引き上げたいですね。ラグビーより底辺の人びとまで楽しめるので、スポーツの力を広く社会に行き渡らせ、人びとをより良く感化できると信じます」と語る。
そして時を同じくして、ヴェルディとのメインコーポレートパートナーの話がまとまった。半田会長はその経緯と意義について、こう説明してくれた。
「運命を感じました。数年前からスポンサードしてほしいというお話をいただいてたが、メインコーポレートパートナーとなると桁が違ってきます。同じやるなら徹底的にやらないと」

「大砲は目標より高いところに撃って初めて的に当たる」
では、ヴェルディのどこに魅力を感じたのか。
「東京ヴェルディは40年を越える歴史と伝統のあるクラブ。なかでも素晴らしいところは、育成システムです。他チームに先駆けて小中高と一貫した指導方法で将来のJリーガーを発掘し、しっかりと育てています。女子サッカーチームを含めてサッカーの底辺を広げ、サッカー人口を増やして育ててきた。一番共鳴したのは、まさにそこです」
ユニホームの胸スポンサー掲示のほか、ホームゲーム看板2基、パートナーバナーボードに加え、半田会長が社長を務める「ミスズ」もコーポレートパートナー契約を結んだ。テレビCMで有名な予備校「みすず学苑」を中心とした教育事業、海外有名ブランドの時計の販売事業など、幅広く業務展開している。こちらは練習着に「MISUZU CORPORATION」の文字が躍り、同じくホームゲームの看板とバナーボードにも掲出される。
チームの今季の最大目標はもちろん、J1昇格でありJ2優勝だが、半田会長の視線はもっと先を見据えている。
「わたしはJ1で優勝、さらにはクラブワールドカップでも優勝し、賞金を稼いでみんなで(高級ワインの)ロマネコンティを開けるのが目標です。せこい目標ではなく、そういう気持ちで振興しているので、東京ヴェルディさんにもそういう大志を抱く気持ちで頑張ってほしい」
今年1月14日の新体制発表会では、こんなひとコマがあった。
壇上に上がった選手たちが今季の目標を訊かれ、軒並み「昇格」や「J2優勝」と回答したのに対し、半田会長はこう言い放った。
「大砲は目標より高いところに撃って初めて的に当たる。ゴルフのローリー・マキロイはメジャー大会で勝ちたいとは言わないし、サッカーのクリスチアーノ・ロナウドもスペインリーグで優勝したいとは言わない。マキロイは歴史に残るゴルファーに、ロナウドは永遠の伝説に残る選手になりたいと言う。だから楽にメジャーに勝つし、リーグでも優勝するんですよ」
どこまでも、熱い。
特大の目標と鮮明なビジョンを携えるISPSのバックアップを受け、東京ヴェルディは今後、どんな飛躍を遂げるのだろうか。視界は、きわめて良好だ。
「東京ヴェルディは40年を越える歴史と伝統のあるクラブ。なかでも素晴らしいところは、育成システムです。他チームに先駆けて小中高と一貫した指導方法で将来のJリーガーを発掘し、しっかりと育てています。女子サッカーチームを含めてサッカーの底辺を広げ、サッカー人口を増やして育ててきた。一番共鳴したのは、まさにそこです」
ユニホームの胸スポンサー掲示のほか、ホームゲーム看板2基、パートナーバナーボードに加え、半田会長が社長を務める「ミスズ」もコーポレートパートナー契約を結んだ。テレビCMで有名な予備校「みすず学苑」を中心とした教育事業、海外有名ブランドの時計の販売事業など、幅広く業務展開している。こちらは練習着に「MISUZU CORPORATION」の文字が躍り、同じくホームゲームの看板とバナーボードにも掲出される。
チームの今季の最大目標はもちろん、J1昇格でありJ2優勝だが、半田会長の視線はもっと先を見据えている。
「わたしはJ1で優勝、さらにはクラブワールドカップでも優勝し、賞金を稼いでみんなで(高級ワインの)ロマネコンティを開けるのが目標です。せこい目標ではなく、そういう気持ちで振興しているので、東京ヴェルディさんにもそういう大志を抱く気持ちで頑張ってほしい」
今年1月14日の新体制発表会では、こんなひとコマがあった。
壇上に上がった選手たちが今季の目標を訊かれ、軒並み「昇格」や「J2優勝」と回答したのに対し、半田会長はこう言い放った。
「大砲は目標より高いところに撃って初めて的に当たる。ゴルフのローリー・マキロイはメジャー大会で勝ちたいとは言わないし、サッカーのクリスチアーノ・ロナウドもスペインリーグで優勝したいとは言わない。マキロイは歴史に残るゴルファーに、ロナウドは永遠の伝説に残る選手になりたいと言う。だから楽にメジャーに勝つし、リーグでも優勝するんですよ」
どこまでも、熱い。
特大の目標と鮮明なビジョンを携えるISPSのバックアップを受け、東京ヴェルディは今後、どんな飛躍を遂げるのだろうか。視界は、きわめて良好だ。
サッカーダイジェストWeb編集部. 2017年05月25日