ナビスカウト

【チップ名】 ナビスカウト
【読み方】 なびすかうと
【アイコン】
【種類】 スタンダード
【属性】 無属性
【入手方法】 固定ミステリーデータなど
【派生チップ】 カワリミシラハドリバッドメディスン
【PA】 ダークメシア(2)、ボディガード(3~)、ツインリーダーズハットトリック
【登場作品】 『2』~
【英語名】 AntiNavi

【詳細】

『2』から登場した罠チップのうちの一つで、使用すると「相手がナビチップを使用した時に、そのチップの効果を奪ってこちらが発動する」罠を仕掛ける。

『4』までは、ギガクラスチップ、配信限定チップであるゴスペルデューオゲートマジックのようなナビ登場型P.A、『3』に登場するナビリサイクル等、幅広いナビ召喚型攻撃に効いてしまうが、ビッグハートダブルヒーロー系ガッツシュートなど、例外もある。

『4』では、ロールアロー系ハヤブサギリ系等、スタンダードクラスのナビ固有攻撃チップにも反応した。
なお、罠チップは全て暗転チップでもある為、『4』以降だと「カットイン」の対象でもある。
これを利用して相手の暗転チップ発動に割り込んでナビスカウトを捻じ込み即カウンターという光景も『4』の対戦ではしばしば見られた。
見てからカットインは中々厳しい為、イチかバチかの賭けにはなるが、成功すれば相手の受けるショックは大きいはずである。

ちなみに、『4』以降はナビスカウトでナビスカウトを返すことも出来る。
強制的にカットインする形で罠が反応し、罠が反応した時にはカットインできないので、敵のナビスカウトを逆に利用してチップ破棄を強要したり、お互いにナビスカウトを張っている状態ならナビチップをカットイン不可攻撃として通したりすることも可能。
『5』以降は、ギガクラスとP.Aは奪えなくなった。
メガクラスでもナンバーボールリーダーズレイドダブルビースト等に反応しなくなり、「そのナビの名前がチップ名のメガクラスチップ」にしか反応しなくなった。

『4』ではCPU戦において、ボルケルギア系ウイルスの内、上位レベルである「ボルザーギア」と「ボルドロギア」のEX個体が使用してくる可能性がある。
特に前者はダイコウズイとの2択であり、そこそこの高確率である上にこちら側からの見分けがつかない点にも留意すべし。
なお、後者は更にインビジブルステルスマインも候補に挙がっており、それらが使われた場合は安心してナビチップでの攻撃ができる。
また、同作の準ボスである「ノーマルナビ」はランクV3の場合に使うチップでトラップを仕掛けてくるのだが、このトラップはナビスカウト固定。
デューオなどをスカウトされてしまわないよう注意したい。

『4.5』では、ボスのシャドーマンがバトル中にトラップチップをランダムでセットしてくるのだが、その中にナビスカウトが含まれている場合がある。
ストーリー進行でバトルしている場合、引っかかると特につらいのはこのナビスカウトと、バッドメディスンになるだろう。
対戦の面で考えれば、召喚チップはスタンダードのロールアロー以外ではメガクラス以上が多いので、相手がカスタムゲージを2/3ゲージ分(メガクラス)以上消費して発動したチップを、1/3ゲージ分(スタンダード)のナビスカウトで奪えるのは優秀か。
勿論、スタンダードの召喚チップに対して発動しても同ゲージ分で奪えるのでカスタムゲージ面で損はない。

基本的には通信対戦用で、ソロプレイにおいてはほとんど無意味なチップである。
ただ、ナビを「スカウト」するというコンセプトのチップのためか、『2』ではP.A「ダークメシア」ではフォルテゴスペル(ボス)をスカウトする、といった具合の組み合わせになっている。

『3』以降では、P.A「ボディガード」においてウラの暗殺者シュリケン妖刀を用いてスカウトしているという感じか(『6』のみ、ムサマサブレードの部分がシラハドリに変わってる)。
『6』でもブルースとカーネル(どちらかはSP)の間にナビスカウトを挟むことで、ツインリーダーズを発動できるという形になっており、以上のように「ナビを用いるタイプのP.Aの素材」に多く使われている。
「発動するために入れる」という点で確かに採用価値はあるのだが、裏を返すと強力なP.Aの素材となっている為、単体での扱いにくさに反して異常に入手し辛い点も共通している。
一応、『5』からは比較的簡単に(というか効果相応に)入手できる経路が用意された。

『2』では初登場ながらWWWエリア3、つまりクリア後エリアの最深部に設置されている。
まだスタンダードやメガといった枠組みは無いが、非ナビチップ以外では最後のチップといって差し支えないという辺り、このチップの扱いが分かる。

『3』もクリア後のエリアであるシークレットエリア2に固定ミステリーデータで配置されている。
前作よりはまだ幾分マシだが、モノリスを破壊してウイルスとの連続バトルをこなさなければならない点はかなり厄介。

『4』ではウラインターネット5の商人から購入。一見すると何でもないように思えるが、本作のウラインターネットは少し特殊。
同エリア(のナビスカウトがある側)へ入る為には6つのソウルユニゾンをコンプリートする必要があり、最速でも3周目でなければ侵入できない。

『5』では科学省エリアのランダムミステリーデータからも入手できるが、コードは「T」。
P.Aに使用できる「M」コードはエンドエリアリベレートミッションの通常クリア報酬となっている。ちなみに、上位報酬は「フルカスタム*」。

『6』も同様に入手自体は名人のショップで購入する事が出来るが、コードは「L」。
取り寄せで*のコードを購入できるため、二重購入という形で入手できる。スタンダード扱いだが、容量が50MBなのでフォルダへの複数投入は不可。
ちなみに、いきなり*を入手する方法もあるが、こちらは改造カードの追加依頼で「オフィシャルからのいらい」を解禁・クリアする必要がある。
なお、VC版も「つうしん」を使って解禁できる為この方法でも入手する事が出来る。ただし、有名な依頼バグには要注意。

どうやってナビをスカウトしているかの解釈は色々あり、コロコロコミックの読み切り漫画では成金野郎がフォルテを大量のゼニーで買収していた。
公式カードゲームでは、ロールガッツマンを誘惑してメロメロにしている。

【余談】

『エグゼ』の後継作である未来世界の『流星のロックマン』シリーズでも、このチップに酷似した「ウラギリノススメ」というトラップカードがシリーズ皆勤賞で登場している。
エグゼでは「スカウトすることで寝返らせる」という言い回しだが、流星ではストレートに「裏切りを勧める」というコンセプトになった。
こちらのトラップチップとは違い、あちらのトラップカードは相手の足元にトラップパネルを設置しそのマス上で対象カードを発動するとトラップが発動するという仕組みになっているため、特に召喚カードで溢れる『流星2』では相手のメガクラス召喚のカウンター+足元のホーリーパネル対策という形で非常に重宝していた。エグゼ同様に暗転発動のため、カットインでの割り込みも可能なので強力。

データライブラリNo.

作品 前のチップ No. 次のチップ
『2』 No.182 シラハドリ 183 No.184 バッドメディスン
『3』 No.192 シラハドリ 193 No.194 バッドメディスン
『4』 No.143 シラハドリ 144 No.145 バッドメディスン
『5』 No.173 シラハドリ 174 No.175 バッドメディスン
『6』 No.190 エレメントラップ 188 No.189 カワリミ
『4.5』 No.143 シラハドリ 144 No.145 バッドメディスン
『P.o.N』 No.118 カワリミ 119 No.120 アタック+10

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最終更新:2025年04月18日 01:24
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