登録日:2017/12/30 Sat 23:15:58
更新日:2025/04/18 Fri 09:22:19
所要時間:約 8 分で読めます
◇
プロフィール
声優:
斎藤千和
身長:133cm
体重:29kg
3サイズ:B61/W47/H62
属性:混沌・善
◇パラメーター
|
筋力 |
耐久 |
敏捷 |
魔力 |
幸運 |
宝具 |
GO |
D |
C |
B |
C |
C |
C |
◇スキル
クラス別スキル
対魔力:C
単独行動:B
保有スキル
心眼(偽):B
投影魔術:B
【概要】
登場は第二期『2wei!』からだが、厳密にいえば第一期でも数度登場している。
容姿は銀髪がややピンクがかっており、肌が浅黒い以外は
イリヤスフィール・フォン・アインツベルンと瓜二つの褐色ロリ。
当初は彼女と同じ「イリヤスフィール」を名乗っており、正体不明だった頃は「黒イリヤ」と呼ばれていたが、
後に「ややこしい」という理由で
凛に「クロ」という安直すぎる名前を付けられた。
その後、穂群原学園初等部に乗り込んだ際にイリヤと二人で居るところを目撃されて咄嗟に「クロエ」と名乗ったことをきっかけに、
以降は「クロエ」、あるいは「クロエ・フォン・アインツベルン」を名乗るようになった。
愛称は仮称をそのまま使って「クロ」。
クラスカード回収を終えたにもかかわらず狂ったままの地脈を正常化するため、
遠坂凛、
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト、そして二人に駆り出されたイリヤと
美遊が円蔵山大空洞に赴いた際、
流し込んだ魔力が逆流して起きた崩落から美遊達を守るため、イリヤが『
クラスカード:アーチャー』を使用し、
『
熾天覆う七つの円環』を
投影したが、そのイリヤの時視界が揺らぎ、気付くと目の前にいた
「二人目のイリヤ」。
その時は唖然とする面々を置いてさっさと逃げ出したが、次の日には登校するイリヤを、
「頭上から植木鉢を落とす」「無人ダンプを突っ込ませる」「野犬を嗾ける」等々、様々な方法で殺害しようとした。
どうやら
原典の残虐ロリ成分はこっちが持って行っていたらしい。
そんな残虐性の一方で、イリヤ襲撃の際、彼女を庇った
美遊にディープキスをかましたほか、
イリヤの友人である栗原雀花、森山那奈亀、嶽間沢龍子、桂美々、あろうことか虎のファーストキスまでもを根こそぎ奪っていったキス魔。
美々が
ソウルジェムを腐らせて堕天した理由の8割はクロのせいである。
小学生時分に、同い年、かつ同性相手にファーストキスを経験したばかりか、それがディープな方となれば仕方ないかもしれない
一応、この時には「魔力を補充しないと消滅の危険があり、手っ取り早いのがキスによる魔力吸収だった」という理由があったのだが、
消滅の危険が無くなってからも、魔力を補充する時はキスを好み、吸収効率が良いというイリヤに無理矢理キスするのが定番になる辺り、趣味も入っている模様。
この趣味と、イリヤと比べて随分と露出が多い、オトナっぽい服装を好む嗜好から、ロリビッ…ではなく、魔性のロリ的な扱いをされがち。
イリヤから離れる際『アーチャー』の
クラスカードを取り込んでおり、彼の戦闘能力を完全ではないが再現可能。
当然各種投影
宝具も使用できるほか、拘束・監禁しようにも解析魔術によって簡単に突破する。
その上願望機の「過程を省いて結果だけを得る」特性上、
魔法に近いとされる空間転移すら可能であり、
突き詰めれば「英霊の現象」に過ぎず思考能力を持たない黒化英霊との戦闘経験しかなかったイリヤ達を追い詰めた。
ちなみに、後に『
Grand Order』にクロエが実装された際、
ある意味大元である
英霊エミヤが弓を使う攻撃を一切していなかったのに、
クロの方はしっかり弓を使っていたことで、そこ絡みで色々ネタにされもした。
彼女の目的は単純明快で、「元居た"オリジナル"を殺して、自分が”本物"になること」。
『死痛の隷属』によってイリヤの受けた傷やダメージが一方的に共有されるため遂行は不可能となったが、
彼女がイリヤを殺そうとするのはどちらかと言うとオマケであり、
エーデルフェルト家に戸籍を偽造してもらってからは「普通の生活」を送るべく、イリヤと美遊のクラスに「イリヤの従姉妹」として転入した。
暫くは上記の被害者達による「初ちゅー奪われまし隊(withイリヤ)」とドッヂボールをしたり、
イリヤが新技の開発中に給湯器(アニメでは風呂場の外壁)を壊したために風呂が使えなくなり、
エーデルフェルト邸に風呂を借りに来たアインツ家の面々(主に
リズ)にセクハラしたりと「日常」を過ごしていたが、
イリヤが無自覚に口にした、美遊達全員との出会いを否定することになりかねない「元の生活に戻りたい」という言葉に激昂し、
イリヤ達に矢を向けると、再び敵対関係に戻った。
※以下ネタバレ
彼女の正体、それは願望機として生み出され、魔術師として、
聖杯戦争の道具として生きるはずだったが、
封印されたイリヤスフィールの小聖杯としての機能が人格を持った存在――
というのも、この世界は「イリヤスフィール」の父親である
衛宮切嗣と母親である
アイリスフィール・フォン・アインツベルンが、
理想を貫いてアイリを犠牲にした『SN』の世界と違い、理想を捨て、聖杯戦争に参加しなかった世界であり、
彼らはイリヤに「普通の女の子としての生」を与えるために聖杯としての機能や魔術師としての知識を封印したのだ。
しかし繰り返される戦闘と
セイバー戦で死の淵に立たされたことで徐々にその封印が解け、
大空洞崩落の際にカードを使ったことで、それを核にイリヤから分裂した。
セイバー戦でアーチャーのカードを夢幻召喚して戦ったのも、一時的に表面化したクロである。
より厳密に言うとまた異なってくるのだが、彼女とカードの関係を言葉で表すと、
「カードを取り込んだ」というより「カードが聖杯としての機能・知識を纏っている」という方が、状況的には正しい。
当然無理にカードを抉り出そうとすれば、彼女は死亡どころか消滅する。もしかすると消滅する前に死亡するかもしれないが、結果的には同じ話だろう。
しかも彼女の肉体は魔力でできているため、魔力量は特に何をせずとも減っていく。
言うなれば魔力供給を受けられない
サーヴァントと同じ状態であり、魔力量がゼロになっても肉体を保てず消滅する。
上述の通り、周囲の人間にキスしまくっていたのも、現界に必要な魔力を集めるために必要だったから。
この通り不安定な存在であり、
カレン・オルテンシアからは「存在していることが奇蹟みたいな状態」と評された。
「イリヤ」の目を通して自分には与えられなかった「当たり前の日常」を見続けていたクロにとって、
イリヤの過ごす日常は何よりも欲しかったものであり、イリヤの異常を感じ取り一時帰国したアイリに
「人間としての生をイリヤに歩ませるなら、せめてわたしには魔術師としての生が欲しい。アインツベルンに返して欲しい」と要求するが、
「小聖杯」を奪い返そうとするであろうアインツベルンは切嗣の手によって既に滅ぼされており、
遠坂家当主である凛ですら知らなかったほどに存在を抹消されていた。
己の居場所が何処にもなくなったと感じたクロは嘆くが、そこで魔力切れを起こし崩壊を始めてしまう。
イリヤが魔力を渡しても、それは止まらない。
そのまま消滅を待つかと思われたが、イリヤはクロに望みを問いかける。
願いを叶える聖杯なら、自分の望みを叶えろと。
クロの答えはただ一つ。
「生きていたい」と、そんな当たり前のことを願い、奇蹟的にそれは叶えられた。
それからは変わらず魔力切れのリスクはあるものの、イリヤとアイリとは和解し、
「イリヤの従妹のクロエ・フォン・アインツベルン」として、ようやくアインツベルン/衛宮家の一員となった。
家ではイリヤ同様お兄ちゃん大好きっ子で、日々
士郎の布団に半裸で潜り込んでは困らせている。
ちなみに嫉妬したイリヤたちから制裁を受けるのは当然士郎。ラブコメ主人公(?)の常である。
『プリヤ』だと主人公じゃないけどな!
和解はしたものの士郎の取り合いは続いており、学校の調理実習でパウンドケーキの料理対決をしたり、
他にはどっちが姉かで言い争いをしたりと、まぁ楽しくやっているご様子。
なお、戸籍を偽造するに辺り、自由に決められる誕生日は敢えてイリヤに被せてきた。
本当は出生から機能封印までのタイムラグの関係で
原典のイリヤと同じ誕生日であり、
『プリヤ』のイリヤから見れば、誕生はクロエの方が8ヶ月早い計算になる。
初めに「お姉ちゃん」と呼んだのは本人的には皮肉だったそうな。
…士郎に関してはともかく、姉の座を掛けての戦いは完全にクロの圧勝なのは内緒。
良くも悪くも「普通の女の子」として育ってきたため精神面で不安定になりがちなイリヤに対し、
時に言葉で、時に行動で諭す様から、ファン間でも姉判定を下されることが多い。
アンジェリカの「
美遊を殺して世界を救うか、美遊を選んで世界を殺すか」という問いにも、
特に迷うことなく「
女の子の命は世界より重い」と即答できるクロさんマジイケメン。
この世界の切嗣が世界の救済よりもイリヤの幸福を願ったことも、間違いなく大いに影響しているだろう。
また戦闘面においてもメインの戦力であり、アーチャーとしての技能を遺憾なく発揮している…が、
アーチャーよりも弓を使った遠距離攻撃の割合が高い。
そもそもアイツが弓を使って戦ったシーンなんて、それこそ数える程しかないのだが
技量・火力面で言えばパーティー内でも随一の戦闘力を持っているものの、
限定展開や夢幻召喚を駆使することでオールラウンドに立ち回れるイリヤと美遊には汎用性で一歩劣るため、
どちらかと言うとサポートに回りがちというのも、彼女が弓を多用する理由かもしれない。
一応一対一での戦闘では投影魔術を駆使して
実に見慣れた『干将・莫邪』主体のバトルスタイルを取る。
ちなみに「約束された勝利の剣」は一応投影可能だが、「
偽物の
偽物」止まりで真名解放はできない。
一方でアーチャー同様に「
壊れた幻想」は使用可能であり、現状クロが出せる最大火力になる。
クロ個人の内面の問題か、それとも彼の力を完全には引き出せていないためか、
アーチャーの切り札である
固有結界『
無限の剣製』は使用していない。
そもそも前述の願望機の機能のお陰で「
なんとなく力の使い方がわかる」程度でしかないため、
もしかするとUBW√の士郎のように「力の本質がわかっていない」というのが
固有結界を展開できない、或いはしない理由と思われる。
事実過去に『アーチャー』のカードを使用していた副作用で彼と同等に近い技能を持つ人物と共闘した際には、
「この
英霊の使い方が解る」とモノローグでだが語っており、それまでと比べても戦闘技能が上がっている描写がある。
英霊の真名を知り、能力の扱い方を実践できる師匠が出来た今、彼女が剣の丘に至る日も遠くないだろう。
【関連人物】
もうひとりの自分であり泣き虫な妹(暫定)。
ただし「どちらが姉か論争」には正式な決着がついておらず、今でもモメている。
最初は敵対関係にあったものの、今では大事な友達のひとり。
両親。小聖杯としての記憶があるため、両親が何と戦い何を選んだのか理解している。
お兄ちゃん。大好きなので隙あらば猛アタックを仕掛ける。
【その他登場作品】
クロエ(弓)
なんだかいろいろとお世話になっちゃったみたいね。このままサヨナラってのも失礼な話だし、借りは返すわよ。
『
Fate/Grand Order』にも、妹(?)のイリヤと共に、プリズマ☆イリヤとの
コラボイベント時に実装。クラスはもちろん
アーチャー。
ガチャで排出される☆5(SSR)のイリヤに対し、配布の☆4サーヴァントとしての実装となった。
CVはアニメ版と同じく
斎藤千和氏で、イラストも原作と同じくひろやまひろし氏が担当している。
ストーリー中は諸事情であまり活躍しない。
騒動が済んだあといつもの2人と一緒に帰ったと思いきや、さらっと自分を分裂させてカルデアに居座った。
召喚時に「姉の方が優秀」とか言っちゃってるが、
ゲーム中の性能は実際かなり優秀。
強いがそれ以上にクセが強すぎてイマイチ運用しにくいイリヤと違って回避、自己バフ、NPチャージと使いやすいスキルが揃っており、
カード性能もArtsが狂った性能を誇り、宝具である『鶴翼三連』も特にボス戦では役立つものになっている…と、配布とは思えないほど強力。
配布なのでイベントを進めれば宝具レベルMAXも難なく可能と、特にアーチャー不足に喘ぐマスターには有難いロリっ子。
ただし版権の都合で復刻は絶望的のため、イベントに間に合わなかったプレイヤーにとっての入手難度は恐ろしく高い。
てか無理。
契約し損ねたお兄ちゃんは泣いていい。
......と思われたが、2018年に「
空の境界」のコラボイベントが復刻した事で再入手の希望が芽生え、
そして遂に2019年1月下旬にプリヤコラボが復刻。
更に
美遊が新たに実装された事で、仲良し
魔法少女3人を揃える事が可能になった。やったねお兄ちゃん!
なお実装より2年以上も経っているが、
騎ん時と並び最強クラスの配布サーヴァントという評価は未だ揺らいでいない。流石である。
スキルの中では特に「キス魔」が優秀で、スキルレベルMAXならばなんと50%もNPをチャージする。
スター発生率アップの効果も最高クラスの倍率であり、ArtsのHit数が多いクロエにはNPとスターを同時に稼げてぴったりな上に回転率も悪くない。
回避とクリティカル威力上昇の「心眼(偽)」と各カード性能上昇の「投影魔術」もクセがなく使いやすい。
地味に本家アーチャーと異なり心眼は「偽」になっている他、「投影魔術」の取得もこちらが先。
幕間の物語をクリアすることで、「キス魔」に「3ターンの間イリヤの強化成功率をアップ」という効果が追加される。
効果を発揮する場面がかなり限られ過ぎるが、そもそも素の時点で強いのでおまけ程度にとらえておこう。
2020年夏にはアーチャークラスで水着イリヤが実装され、こちらも確率で追加のバフがかかるスキルを持っている上、
イリヤの方が子供サーヴァントとシナジーがあるスキルも持っていてクロエと相性が良いため、
「キス魔」の追加効果が役立つ場面が以前よりも(一応)増えることとなった。マイルーム台詞ではイリヤに差分煽りをされて引っ叩いているが
宝具『鶴翼三連』は、1ターン必中を付与した後の単体Arts宝具。
単体だけに高いダメージ量も魅力だが、クリティカル発生率ダウンのデバフや相手の回避を無視できる必中効果も特にボス戦では地味に重宝する。
Arts属性なので自前でアーツブレイブチェインを組めるため、「キス魔」と合わせれば短期間で再使用も可能。
NP獲得量上昇付与を持つ
ノッブ等と組ませれば2ターン連続くらいは余裕、上手くすると3ターン連続使用も出来なくはない。
バトルモーションはやはりと言うか投影魔術を駆使した二刀流がメイン。まあ元が元だし…
一応Extraアタックではちゃんと弓を使う。
宝具モーションは転移魔術と投影魔術を合わせて『干将・莫邪』の攻撃を同時にヒットさせる。おまけに相手に投げキッス。地味に専用
BGM付きだったりもする。
山を抜き、水を割り、なお墜ちること無きその両翼……『鶴翼三連』!
何気に簡易版とはいえ鶴翼三連に詠唱が入ったのは久しぶりである。
クロエ(讐)
アヴェンジャークロエ、参上!ちなみに『編集者』と書いてルビが『アヴェンジャー』ね。
さーて、スケジュールに遅れが出ている悪い作家様はどこかしら~?
イリヤに遅れること3年、彼女も水着サーヴァントデビュー…なのは良いのだが創作物への敬意から小さいながら『編集者』になった彼女の明日はどっちだ。
一応ちゃんと水着もある。
耐久Aなのはそういうことである。
◯保有スキル
進捗いかがですか:B
作家に作業の進捗を伺うスキル。スキルか?
予定通り進行している作家にとってはただの進捗確認であるが、作業が遅れている作家にとっては致死性の呪言となりえる。
虚実入り乱れる作家の曖昧な返答から真実を見抜き、作家のケツを叩くのか印刷所に
土下座をするのかを判断するのだ。
差し替え間に合いますよ:D++
どうしても完成原稿が間に合わない場合、いったん仮の原稿で入稿し、ゲラチェックの段階で完成原稿に差し替えるという禁断のスキル。
差し替えには料金が発生する場合もあり、事故も起こりやすいのでやめた方がいい。
にもかかわらず、このような悪行がどこかでは横行しているという……。
玉稿賜りました!:A
すべての原稿のチェックが終わり、校了となるスキル。
スキルってなんだ。
作家や編集者にとっては作業終了を告げる言葉だが、印刷所にとっては輪転機を回す開戦の言葉である。
◆人物(讐)
クロエには絵もお話も書けない。
それ故に、創作に対する敬意と憧れは強かった。
そんななか、サバフェスが帰ってくる!ことを知ったクロエ。
むせ返る熱気と、それを上回る創作の熱量。
ああ、今度はどんな本に出会えるのだろう……
などとウッキウキで待っていたのだが、なぜだか作家たちが一向に原稿を描いてくれない。
「久々のイベントで体力が心配。明日から本気出す」
「焦ってもネタは降りてこない。明日から本気出す」
「だるい。今日は
ゲームやって、明日から本気出す」
クロエは一念発起した。徹底的に作家をサポートし、読者に作品を届けることを己が使命と定め、作家がより良い作品を描くためなら何でもする。
スケジュールを立てたり、印刷所と交渉したり、企画を練ったり、あるいは食事や身の回りの世話をしたりと、創作外のあらゆる雑務を担当するちびっこ編集者の誕生である。
「編集者」になったこととイリヤの煽りが原因でアヴェンジャー適性を得たクロエ。
齢10歳ながらある意味地獄の役割である編集者としてハワトリア中を奔走する。
+
|
『こうなったらやられる前にやってやる』 |
ちびっこ編集者は様々なサークルを掛け持ちし、ワガママな作家の機嫌を取りつつハワトリアを駆け回っていた。
それも全ては作家以上に作品の持つ力を信じていた気概ゆえ。
しかしそんなある時、『あれ、これ誰も救われてなくない?』と暗黒面に気づいてしまい自己矛盾を起こしてしまう。
そうして無意識のうちに『出版社も作家も読者もいなくなれば平和だよね!』と考えてしまったため、獣性が覚醒してしまった。
その名をデンジャラス・ビースト。
ハワトリアにおける第三の災害、編集の災害である。
どういうことか分からないと思われるので簡潔に説明すると、
どこから突っ込んでいいか分からないがこの通りのことが本当に起こった。トラウマ獣の再来
黒幕や元凶も想定外の人災である。
ちなみに巨大クロエに普通にマスターは潰されてしまった。キルスコア1。
ハワトリアのルールによりループが発生し何事もなかったかのようにマスターが復活して元に戻った後、この巨大クロエの対策会議が開かれることに。
「クロならいつか、あれくらいの迷惑はかけると誰もが思っていたはず」としれっとしれっと美遊にディスられたが、
クロエを元に戻すべく討議を重ねた結果、「所定の同人誌をクロに見せる」ことで何とかしようという結論に。
その同人誌というのが今までサボって全然作業をしていなかったイリヤが作った292ページもある一大作品。
これを完成させ、途中面倒くさい刺客と退けつつもダイヤモンドヘッドにいる巨大クロエに届ける。
そうしてクロエは元に戻った。同人誌内の誤字を見つけたために。
元に戻ったクロエは何が起きたか全く知らなかったが、美遊に全てを伝えられると狼狽。
この巨大クロエの騒動が後に事件解決の糸口になるのだが、それはまた別の話。
ちなみにイリヤが作った同人誌はまひろちゃんが実際に作った同人誌が元ネタ。ご丁寧にページ数もほぼそのまんま(奥付の分ページ数が異なる)。
|
◆性能(讐)
期間限定で排出される☆4のアヴェンジャー。
カード構成はQ3A1B1で宝具がQというアサシンによくある構成。
カード性能はどれも高めだが、後述のスキルの仕様上カードは殆ど切らない。
スキルは「進捗いかがですか」「差し替え間に合いますよ」「玉稿賜りました!」の3種。
「進捗いかがですか」は攻撃力・クリティカルアップ効果に加えて、全体に「攻撃時に自身に〔原稿完成〕状態(5T)を付与する状態」、
自身にQuick攻撃時のダメージ前に自身のクリティカル威力をアップする状態を付与する。〔原稿完成〕付与効果のみ5T・5回の継続で他は3T持続する。
基本的なバフに加えて後述の第3スキル・宝具に影響する〔原稿完成〕状態を得る効果であり、アヴェンジャークロエを活かすに当たって最重要のスキルとなる。
「差し替え間に合いますよ」は味方にガッツを付与する効果に加えてターン終了時に控えに退避する効果を自身に付与する。
要するにガッツ付与付きセルフオーダーチェンジ。ミス・クレーンの宝具以来の効果であり、スキルではオンリーワンである。
スキルレベルに依存するのはガッツの回復量のみなので基本運用時はレベル1でも機能する。
「玉稿賜りました!」は全体に宝具威力アップに加えて〔原稿完成〕状態を全て解除しその数×10のNPを配布する。
条件を整えてやれば凄まじい量のNPを配布可能。全体宝具なら攻撃した相手の数だけ原稿が完成するので周回でもチャージしやすい。
宝具威力アップの効果はそれなりだが攻撃バフと合わせて火力の水増しには十分だろう。
宝具はQuick単体宝具で、ダメージ前にQuickアップが入り、相手のチャージを減少させる効果がある。さらに威力は〔原稿完成〕状態の数に応じて増加。
こちらも条件次第では高い打点を期待できるが、「玉稿賜りました!」でNPを溜めた直後は威力が出せないのがネックか。
総じて独特の使用感をしている、爆発力が高いサポーターといえる。
セルフオダチェン効果を活用したバフの追加、〔原稿完成〕状態を利用した大量NP配布、ガッツを利用したサポートなど色々なところに手が届く。
各種カードバフに関わらないのでBuster、Arts、Quickいずれの軸でも無理なく採用できるのもポイント。
W構成の場合は〔原稿完成〕状態の恩恵を二重に受けられるので更にコンボの可能性が広がる。
拡張性の高さから研究が進められており、今後の可能性は未知数と言えるだろう。
難点は癖の強さ。
挙動が特殊なので適当に使うと想定外の事態を招きやすいので、考えながらスキルを切るように心がけること。
単純に火力があと一歩足りない時にバフを撒いてから即撤退するだけでも優秀。
ただしコストは軽くないのでスケジューリングには注意されたし。
進捗、いかがでしょう~?
は? できてない? 1ページも?
電話出ろ~~~!!
要件は分かってますよね?
言い訳じゃなくて、原稿くださ~い!
各種ボイスで作家の皆さんに精神的ダメージを与えてくる点も人によってはデメリットかもしれない。
締切はきっちり守りましょう。
追記・修正しないと殺しちゃうからね、wiki篭り
- 生存したまま完結してもらいたい。 -- 名無しさん (2017-12-31 00:39:35)
- 斎藤千和ボイスのドスケベ褐色ロリ -- 名無しさん (2017-12-31 11:48:04)
- FGOでの加入ボイスは「姉より優れた妹なぞ存在しねぇ!」と言わんばかりだったなw -- 名無しさん (2017-12-31 13:00:45)
- FGOでは騎ん時と並んでぶっ壊れ配布のツートップ。ホント凄まじいわこのロリッ娘… -- 名無しさん (2017-12-31 13:11:53)
- 騎ん時と同じくNP50チャージ持ちってのがな やはりNPチャージ+自バフ便利かつ回避持ちなのでHP低くても割と長持ち -- 名無しさん (2017-12-31 13:20:52)
- 「入手難度は恐ろしく高い」って言うか入手方法無いよな、唯一思い浮かぶのはアカウントのRMT(禁止行為)だけだけど -- 名無しさん (2017-12-31 18:09:27)
- 他の配布鯖にも言えるけど、どのイベントも一回しか復刻してくれないんだもん。2018年以降のイベントは第1部クリアが前提になる以上、それ以降に始めたプレイヤーのためにも定期的に過去のイベント再復刻してほしいわ。もしくは恒常化するとか -- 名無しさん (2018-01-01 06:55:15)
- 復刻しない・するタイミングがない初期のイベントは素材入手無くしていいから恒常化して欲しいよなぁ…まぁプリヤは権利に厳しいカドカワが版権持ってるから、過去イベント恒常化しても並ぶか微妙だけど -- 名無しさん (2018-01-06 07:20:50)
- 士郎の見立てが本当なら、エミヤのカードを核に顕現、ではなく、「イリヤ」という存在を核にエミヤのガワをかぶっての顕現してる模様 -- 名無しさん (2018-03-09 02:57:51)
- 復刻するとしたら美遊かアンジェリカかベアトリスがゲリラ実装されそう。 -- 名無しさん (2018-03-09 03:17:51)
- ↑ 意表を突いての美遊兄…はないか。村正すらまだ出てないし -- 名無しさん (2018-03-19 21:10:45)
- クロが無限の剣製使ったらどんな感じになるんだろう? -- 名無しさん (2018-03-22 21:32:08)
- ある意味アルターエゴだよね…(水着希望) -- 名無しさん (2018-06-12 14:29:11)
- 媒介エミヤだからこそキスでの魔力供給くらいで済むの考察には納得しかないwあいつUBW終盤での暴れっぷりはどう補完されても燃費おかしいだろって感じだからな -- 名無しさん (2019-12-04 14:52:06)
- 戦闘経験的にタウロポロス投影した方が良さそう -- 名無しさん (2019-12-10 14:59:11)
- 一応、エミヤも魔力供給先に出来る模様 -- 名無しさん (2020-09-25 14:21:01)
- ダリウスのカード破壊能力のせいで、オーズのアンクみたいなことになりそうな予感。 -- 名無しさん (2020-09-25 19:08:42)
- ↑鬼滅のしのぶさんみたいなことになった。 -- 名無しさん (2020-11-25 16:19:32)
- 肉体が破壊されたんでイリヤの中に戻ったのか。それとも天国に行く前に激励しに来たのかどっちだろう? -- 名無しさん (2021-01-08 09:26:21)
- 世界観ですが、凛がアインツベルンを知らない理由は(分岐自体はもっと前、それまでの冬木の聖杯戦争もアインツベルン単独で進められて遠坂と間桐は関わりなかった世界) ではないかと思うのですが どうなんでしょう 切嗣が隠ぺい工作を仮にしたとしても多大な空白があるし 元のstay nightの世界だと遠坂家長年の悲願(正確ではないが そんなかんじの文章)と遠坂父が語るほど -- 名無しさん (2021-02-27 18:08:41)
- 祝!妹に遅れること3年にして水着実装!!!いやほんとにかわいいんだけど。なぜ編集者になった… -- 名無しさん (2023-08-14 17:30:11)
- 災害:デンジャラス・ビーストといい今回はひろやまひろし先生共々頑張り過ぎであった -- 名無しさん (2023-08-22 00:43:51)
- 凄まじく有能なスキルを引っ提げて水着クロ参戦! -- 名無しさん (2023-08-23 19:21:06)
- もしも成長したらイリア・パゾムみたいな見た目になるのかな? -- 名無しさん (2025-01-29 13:43:54)
- 好きなキャラだから退場したの悲しい。 -- 名無しさん (2025-02-22 09:38:31)
最終更新:2025年04月18日 09:22