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更新日:2024/04/08 Mon 08:00:07
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光の王子だと……馬鹿め! 貴様など、俺の協力がなければとっくの昔に死んでいた。
つけあがるなよ、マルス!!
概要
アカネイア大陸の国家の一つ、草原の国オレルアンの王弟。公爵。
「狼騎士団」と呼ばれる騎馬を中心とした部隊を率いてアカネイアから落ち延びてきた
ニーナ姫を匿い、ドルーア帝国およびその同盟国に抵抗していた。
しかしドルーアとの戦力差は歴然としており、居城も占拠されあわや全滅というところまで追い詰められてしまう。
が、間一髪で
マルス率いるアリティアの連合軍がかけつけ合流。以降はマルスと共に暗黒戦争終結の為に奮戦する。
DS版では5章中でマルスとの会話が追加されているが、後の彼の顛末を知っていると非常にやるせなくなる事請け合い。
ユニットとしての能力
クラスは
ソシアルナイト。何故か部下の内2人より下級のユニットだが気にしてはいけない。
初期能力はあるし(少なくとも初期上級職よりは通しで使える)、技・速さの成長率が高いので
ソシアルの約半分が地雷の本作では貴重な戦力になりうる騎馬ユニット。
安定した成長とある程度高い初期能力を持ち、
カイン&
アベルとメインメンバーを争うだけのパラメータはある。
FC版では室内でも馬に乗れて、剣も槍も使えてパラディンはなんでかナイトキラー特効も受けないので、第三の騎兵としてラストまで使っていけるだろう。
SFC版では彼が加入するステージの時点でソシアルは供給過多気味な上、室内戦が存在する仕様の関係で
オグマや
ナバールといった純粋な歩兵の方が活躍する。
そのため、彼の出番は屋外戦オンリーか、ベンチ入りになることもザラ。
また、支援効果か幸運による必殺回避率の実装がなされているのだが、ハーディンはこの点が手薄という弱点が存在する。
…運良く幸運が伸びればいいのだが、そうでない場合はせめて慎重に取り扱うか、「女神の像」でも与えておこう。
DSリメイク版(『新・暗黒竜』)でFC版同様城の中でも機動力を生かして戦えるし、技や速さの成長率も健在。
やっぱりソシアルの数が多いので、兵種変更するのもアリ。
強いて不遇な扱いをされた点を挙げると、旧作ではこの辺で入手できる「銀の剣」を武器レベルが高いので速攻使える貴重なキャラ(他はジェイガンとナバールのみ)だったのに、武器レベル変更でかなり鍛えないと使えなくなったことだろうか?
わざわざ追加されたイベントで「ハーディンに」とよこされるのは悲しい事である。
これは多分、ゲームバランスの調整の兼ね合いも含めているのだろう。もしハーディンの剣レベルがB以上だと、序盤に限りオグマの上位互換になる。
忘れてはいけないが銀武器は通常販売武器の中では最強性能で、序盤では破格の強さを誇る。
そんな中、ハーディンが最初から銀の剣も使えるとなるとハーディンを使う人が多くなり、オグマの立場が危うくなる。
もし銀の剣も使えたなら、成長するジェイガンのような頼もしいお助けキャラになっていただろう。
ハーディンのその後
(これ以降の記述は、SFC紋章の謎で追加された設定による所が大きい事に注意)
王族の身でありながら高い戦闘能力を誇るだけでなく、優れた手腕を奮う政治家でもあった。
建国の歴史的経緯からアカネイアに対する憎悪が強かったオレルアンの国民を抑えて国の情勢を安定させた他、
草原の民と呼ばれる奴隷階級の解放にも尽力。優秀な若者を取り立て、自身がそれらを率いて前線に立つ。
この階級の出身だった狼騎士団のメンバーである
ウルフ・
ザガロ・
ビラク・ロシェの4人は、彼の為なら命を捧げる事も厭わないほどの忠誠を誓っている等、人望も厚い。
文武両道でまさに英雄と呼ぶに相応しい人物である。
暗黒戦争終結後は、ボア司祭の奨めもあり護衛を務める内に恋愛感情を抱いていたアカネイア王女ニーナと結婚。
アカネイアの王位を継ぐ事となった。
……ここまでは『暗黒竜』時代までの話。
彼の悲劇は、このまさにこれからという時に訪れた……。
紋章の謎
アカネイアの王位を継いだハーディンは自ら陣頭に立ってアカネイアの復興に着手し国力を回復させていった。
当初はもっと穏健だったと思われるが、ある時期から彼は急激に統治方針を強硬化。
アカネイア神聖帝国初代皇帝となった彼は、強引とも言えるやり口で周辺諸国を次々に制圧していった。
グルニアで起こった反乱をハーディンの要請で鎮圧に向かったマルスだったが、そこにはかつて仲間として戦った
ロレンスの姿があった。
かつて共に戦った将にして
シーダの知人ということもあってマルスは説得を試みるも、既にロレンスは動くことすらままならない状態で自害して果てる。
いまわの際の会話で、ハーディンが大陸統合のために悪徳将軍・ラングのような外道を送り込む事でグルニアの民が自発的に反乱を起こさせ、それを端緒にグルニアを
改易しようとしている事を知る。
そして今度はマケドニアの反乱を抑えるべく行軍する最中にニーナの女官となっていた筈のリンダからファイアーエムブレムを託される。
マルスはハーディンの変心や唐突渡されたファイアーエムブレムに戸惑いながらもマケドニアの反乱を抑え、
グルニア王家の子息を助け出したが彼らを殺そうとするアカネイアからの派遣軍に反発し、彼らを自軍へと匿った。
しかしアカネイアの派遣軍はマルスの行動を反乱であると報告した為に、アリティアはアカネイア軍によって占領されてしまう。
ジェイガンの推測や占領までの手際の良さからハーディンが本気で各地の王族を根絶やしにして統一を図ろうとしている事を悟り、マルスはハーディンと直接面談して真相を知ろうと決意する。
道中のグルニアにて、暴虐の限りを尽くすアカネイア駐留軍を撃破して民衆を救い
アリティアへと帰国しようとカシミア大橋を渡ろうとした時、マルスを待ち受けていたのは、変わり果てたハーディンの姿だった。
「王子よ。わたしは、この大陸の支配者。アカネイア帝国の皇帝なのだ。
わたしに刃向かう者は、誰とて容赦しない。マルス王子。たとえ、お前とてな……
このけがらわしい世界を叩き潰さねばならん……。何もかも間違っているのだ」
かつての戦友に、一体何が起こったというのか? マルス王子も呑み込めず、信じられない有様であった。
そしてマルスは敵軍を突破してきたカインから、ハーディンが不思議な力に守られていて手出しが出来ないことを知る。
同じく敵となった
ジョルジュ、
アストリア率いる精鋭部隊の進軍もあって、そして以前とは比べものにならない彼自身の力に圧倒され、マルスは泣く泣くカダインへ逃亡を謀る。
カダインにおいてもアストリア率いる追撃軍やアカネイアに忠誠を誓うカダインマージらに攻撃されつつもこれを撃退。
そしてガトーからのテレパシーでハーディンが闇のオーブに囚われている事、そして彼を救うには光のオーブが必要である事を知る。
マルスはハーディンを救う為に、勇者アンリが旅したとされる過酷な秘境を仲間たちと共に乗り越え、ついに光のオーブを入手する。
そしてアリティアを奪還、グラと和解しアカネイア近郊の峡谷での戦いで、やはりかつて仲間として戦った狼騎士団と交戦。
ウルフ・ザガロ・ビラクの3名はこの戦いで撃破すると戦死してしまう。ただし進め方次第ではニーナの密命を受けたオレルアン王(ハーディンの兄)が撤退命令を出してくれる。それが発令する前にスルーしてあげれば生存する。
ロシェはハーディンに反旗を翻しアリティア軍に加入する。
リメイク版では4人全員が仲間になる。
そして遂にアカネイア王都パレスにたどり着いた時には、ハーディンのやり方に反発している騎士団や国民たちがクーデターを起こすも惨敗し、
次々と処刑されている事を知る。そしてその旗頭であったミディアも処刑を目前としていた。
最早、民衆は光のオーブを用い正気を取り戻したとしてもハーディンを許す事は無い……
それでもマルスは諦めず守備軍を倒しパレスへと進む。
そして瀕死の状態のボア司祭と再会したマルスは、ボアの口からハーディンが「暗黒皇帝」に成り果てるまでの凄惨な経緯を聞かされた。
暗黒戦争で荒れ果てた国を立て直すため、アカネイアは王を迎えねばならなかった。
その成人候補は2人。オレルアンの王弟ハーディン公と、アリティアのマルス王子。
選択を迫られた
ニーナ王女は「マルスにはシーダがいるから」という理由で、いわば
消去法でハーディンを選んだのだ。
ハーディンがニーナを心の底から愛している事、自分の気持ちが未だ
カミュに向いている事を考慮せず(!)。
アカネイア王としてとニーナと婚姻を交わしたハーディンだったが、彼は鋭い男である。
ニーナの心がカミュに向いている事を、すぐさまに気づいた。
フォオオオ!!
アカネイアの家臣・騎士達との人間関係も上手く行かず、アストリアとジョルジュは影で蔑み、
ミディアは知らん顔を決め込み、
トムス、
ミシェランはハーディンと方針が合わず騎士団を脱退した。
そしてアカネイアの貴族達は自分を所詮傭兵程度にしか見ておらず白眼視していた。
つまり、望まれて王になった体にも関わらず、アカネイアの旧臣たち(「暗黒竜」時代からの戦友たちも含めて)は
アカネイアの為に尽力するハーディンを盛り立てる事なく外様扱いにしたのだ。
誰より望んだニーナすらも、ハーディンがアカネイアを治める事業をまともに支援しなかった。
ハーディンは次第に自室に篭るようになり、毎晩酒を煽る日々が続いていた。
その心の隙を、暗黒戦争で死んだと思われた
ガーネフに付け込まれ、商人に化けた彼に闇のオーブを手渡され、その虜になってしまったのだった。
「闇のオーブは光のオーブと対をなす聖玉で、精神エネルギーを高める力がある」
「所持する者に勇気を与え 苦しみから解き放ち 野心や欲望を増幅させる」
「また 戦いにおいては 相手の精神をコントロールして動けなくする力もある」
「だが 闇のオーブは人間には扱えぬ。強力過ぎて危険なのだ。」
「人間の怒りや嘆き 妬み 嫉妬などに反応してその感情を増幅し、最後には人格を破壊して悪魔にする。」
「まさか…そんな…いったいどうして…それに、彼はそんな弱い男ではないはずです」
…望んだ愛、目指した国造り、何もかもがすでに失敗した後だったと知ったハーディンが、
弱りきった心で
引き合わされた闇に救いを求めた。それを誰が責められよう。
それを知ったマルスは改めて打倒ガーネフ、そして闇に囚われたハーディンを救う事を誓う。
本人はこの件に関わる余地は一切なかったのに結果的にハーディンが「暗黒皇帝」へと堕ち、泥沼の戦争が起きた原因の一つとなったカ…シリウスの心境や察するに余りある。
そして、遂にアカネイア王都パレスで最後の戦いが始まるのだった……。
「来たか、マルス!! 望み通り串刺しにしてくれるわ!」
ボスユニットとしての能力
SFC版、並びに
DS版共通で8章「ソウルフル・ブリッジ」と物語の分岐点である20章「暗黒皇帝」に登場し立ちはだかる大ボスとして登場。
紋章の謎ではクラスがソシアルナイトから皇帝という専用ユニットに変わり、
ジェネラルのような重装の鎧を身に纏い、武器にはアカネイアの三種の神器のひとつである槍(グラディウス)を使う。
闇のオーブを所持している為、光のオーブを持ったユニット以外の攻撃は通用しない。そのため光のオーブを入手していない8章の段階では
チートでも使わない限り彼を倒す事が出来ず、他の部隊が多方向から迫ってきているのでさっさと制圧してクリアしてしまおう。
彼が所持しているグラディウスは直間両用なので射程外から攻撃するという戦法が使えない。
そしてSFC版では
能力値がHPと幸運以外フルカンと凄まじいことになっている(HPも上限値52に対し2足りないだけの50と非常に高い)。
DS版の最高難易度でも魔防が若干低い程度で、やはり幸運以外ほぼフルカンである。
SFC版では光のオーブの隠し効果に「必殺回避+相手の地形効果を無視する」というものがあるので、必殺の一撃や玉座の補正を受けることは実質ない。
しかし、守備+HPが41以上ないと即死するし、攻速が10以上ないと追撃されて死が見える。
最悪、丸腰のミディアあたりで武器破壊を狙えるらしいが…まあ大ボス戦らしく、充分に鍛えたユニットに良い武器を持たせて挑もう。
DS版では皇帝の上限値が
HP80、他30と言うガチのボス仕様。
汎用ジェネラルに加工を加えた程度の戦闘画面のグラフィックも衣装に合わせたものに一新された。
さらに光のオーブで相手からの必殺を無効化できなくなったことで、要求されるハードルは上がった。
ただ、こちらは難易度によってはカンストとは限らず、能力が大きく変動する。
ノーマルだと能力の弱体化と周囲のインフレにより、寧ろリメイク前より弱い。
ハードだとそこそこの強敵で、マニアック以上だと一般職を遥かに上回る強さ。
攻守共に高く、かなり速さが高くないと追撃を受けるため、慎重に対処したい。
ルナティック以上だと魔法職全てが速さカンスト&星のオーブを装備しないと追撃を喰らうので、魔防が低いからと無暗に攻撃を仕掛けるとあっさり返り討ちにされる。
バーサーカーなら能力的にも3すくみ的にも相性が良い。
ちなみに武器破壊はグラディウスが取れなくなるのでお勧めできない。
新品のグラディウスが欲しければ
サジマジバーツや
ペガサスナイト三姉妹のトライアングルアタックを使うか、速攻勝負で倒せることを祈ろう。
ただしルナティック'(裏ルナ)だと必ず相手が先制してくる&命中+10されてる都合上非常に困難になるが。
オンラインショップでロングボウを購入しているなら、フル錬成して必殺を期待しつつチクチク削るのが確実か。
ノーマル:HP50 力20 技20 速20 守20 防15 攻撃力41
ハード:HP60 力24 技24 速24 守24 防19 攻撃力45
マニアック:HP74 力28 技28 速28 守28 防23 攻撃力49
ルナ以上:HP80 力30 技30 速30 守30 防25 攻撃力51
※難易度共通して、「魔力」「幸運」は0、武器LVは槍Aで固定。武器LV補正で攻撃+2、命中+5
余談だが、20章ではマルスがある程度接近する、もしくは一定ターンが経過すると上記の会話イベントが始まるのだが、それと同時にアーマーに挟まれている丸腰のミディアが攻撃されるようになる。SFC版では下級職のアーマーナイト2体なので多少は放置してもいいが、DS版ではジェネラルにパワーアップしており急いで救出しないとすぐ倒されてしまう。ハード以上だとほぼ敵ターン中に倒されてしまうのでほぼレスキューを使うしかなくなる。
加えてDS版ではこのイベント直後にスタート地点から高レベルのパラディン4体(ルナティック以降では6体)&画面右下の部屋からは様々な上級ザコが現れ突撃してくる。しかも3ターン連続で出現し続け最終的には
40体近くもの大軍に挟み撃ちにされる。
ハードまでならまだしもマニアック以降で無策に挑むと死人が続出しかねない為、この会話イベントが起こる前に少しでも進軍して連中に追いつかれるまでの間に迎撃の布陣を作れるようにしなければならない。
末路
そして倒すと、正気に戻って闇のオーブに囚われた自分の心の弱さを吐露し、
そして今でもニーナを愛している事をマルスに伝えて、ハーディンはその悲劇的な生涯を閉じるのだった…。
アカネイア最後の被害者にして最後の王となってしまったハーディン。この時の彼の散り際の言葉はとても切ない。
ちなみにSFCではターバン装着顔グラに戻る点がネタになってたりしたが、DS版ではそんなことなく、皇帝ルックのまま目の色と顔色が戻っていった。
だが、私は弱すぎた……必死に逆らったが……勝てなかった……
だから、王子の手で殺してほしかった……これでやっと救われたのだ……
なお、死に際のニーナへの言葉は、その後カミュ…もとい、シリウスの口からニーナへ伝えられた。
同じ女を愛した男として、そして同じ女を愛した男を暗黒皇帝へと追いやってしまった者として、彼なりに思う所があったのだろう…
この後、復活したガーネフと
メディウスもマルスの手によって討たれ、一連の戦乱は「英雄戦争」として後世に語られるのだった。
大陸を二度も救ったマルスは偉大な英雄王として後世まで崇められる一方で、もう一人の英雄とも言える彼はマルスに討たれた非情な暴君として後世まで蔑まれるだけとなった。
闇のオーブは精神力を強化するものであり、それ以外の能力はすべてハーディン自身のものである。
物理戦闘力は言うに及ばず、直系の王族が生きているグルニアには圧政・悪政を敷いて反乱を誘い、カダインには後継者争いの火種をまき、マケドニアは新女王ミネルバの無能を見抜いて軍部のクーデターを支援し…と、諸国に混乱を起こし併呑していくその政治力、謀略の手際の良さは目を見張るものがある。唯一の懸念であるアリティアも、マルスの気質を利用した手口で首都陥落まで追いやっているのだから恐ろしい。
ヒーローズでは
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
ソーシャルゲーム「ファイアーエムブレムヒーローズ」では、「闇に堕ちた英雄」ピックアップにおいて暗黒皇帝verで槍の重装ユニットとして実装。
武器スキルは先に実装されたカミュと同じく原作通りの「グラディウス」、奥義は受けたダメージの50%を攻撃力に上乗せする「復讐」、パッシブAにHPが一定以下になると能力が上昇する「守備魔防の大覚醒」、パッシブBには自分から攻撃した時に絶対追撃し、さらに奥義カウントを-1する「攻撃隊形」を持つ。
「グラディウス」は説明不要の遠近両用の槍。重装ユニットがどちらの射程にも反撃出来るこのスキルを持つことがいかに強力かは、初期から暴れ回っているヘクトル、戦渦の連戦で多くのプレイヤーに配布された漆黒の騎士も証明している。
さらに「攻撃隊形」により自分から攻撃した場合に限り必ず追撃することが出来る。基本的には速さが低く、追撃が狙いにくい重装ユニットにとっては火力の増加に繋がるだけでなく、奥義カウントの減少を早める効果までついてくる。
発動までのスパンが短い「復讐」との相性も良く、相手から反撃された場合は「攻撃隊形」の効果も合わせて必ず発動させる事が可能。さらに、この手のスキルとしてはありがちな「HP~%以上」「HP~%以下」等の縛りが無く
敵の攻撃を受けながら立ち回るためにHPを削られやすい重装ににとっては、どんな局面でも腐らずに安定して発動できるのは嬉しい点。
HPが削られれば「守備魔防の大覚醒」で土俵際で耐えながら、火力を高めて蹂躙することも出来る。
欠点を挙げるとすれば、重装ユニットとしてはHPが同系統のユニット内では45と最低値で、素の状態での相対的な耐久力にはやや難がある事、それに付随して削られたHPの量だけダメージが上乗せされる「復讐」がスキルの組み合わせとしては良好だが、彼自身とは相性が若干悪い事か。
「攻撃隊形」も自分から攻撃しないと効果が発揮できないため、「重装の行軍」や「引き戻し」等の補助スキルで移動力をカバーする運用が求められる。
が、これらの欠点は現環境ではいずれも聖印である程度カバー出来る範囲内。
青の重装ユニットとしては間違いなくエース格として君臨できるポテンシャルを持っているため、自軍に迎え入れられた際には思う存分に暗黒皇帝として恐怖政治を敷いてもらおう。
「よし 全軍追記・修正する!」
- 遅くなりましたが、依頼によりリセットしました。 -- 名無しさん (2020-12-05 18:13:08)
- ハーディンがニーナを心の底から愛している事、自分の気持ちが未だカミュに向いている事を考慮せず(!)。 って書いてあるけど、ニーナはハーディンが自分のことを女性として愛してると(結婚前に)知っていたかどうかはわからないし。後半部分については自分がいまだにカミュを愛してるからこそ「もうちょっと待ってほしい」とボアに頼んだわけで、考慮はしてただろ。どうしてもと言われて状況も状況だから拒み切れなかっただけで。 -- 名無しさん (2020-12-05 18:21:49)
- まぁおかしいよな。明らかに考慮してるから待って欲しいと言ってるわけで本文が間違ってる -- 名無しさん (2020-12-26 22:34:43)
- 貴女の心が癒えるまで、私が貴女と貴女の愛するアカネイアを護ろう。と言えたら歴史は変わっていたのかな、と思うと中々に哀れで可哀想だなあ。 -- 名無しさん (2021-01-07 23:50:30)
- 魔防含む全カンストが完全に素の能力かと言われると流石に疑問が残る -- 名無しさん (2021-01-15 22:20:03)
- ↑4「誰より望んだニーナすらも、ハーディンがアカネイアを治める事業をまともに支援しなかった。」も明らかに悪意があるな。そもそもがニーナだけでは国内を纏めきれないからこそハーディンとの婚姻が必要だったのに貴族を完璧に抑えられないからニーナが悪いは無理がある。 -- 名無しさん (2021-01-28 12:30:48)
- あと※5の何も語っていないについても「アカネイアの復興のためにハーディンを迎え入れた」以上に語ることなんてないだろう。それこそ「彼は片想いしていて可哀想だから王として失政しても気にしないであげて」なんて侮辱にも程がある。 -- 名無しさん (2021-01-28 12:39:48)
- 妻の愛を受けられなかった(かといって全然嫌われている訳ではない)だけで酒浸り引きこもりになった時点でアカネイア側の配下の心象が詰んでるんだよ。そりゃミディアにも見捨てられるって -- 名無しさん (2021-02-24 04:42:29)
- ここまでアカネイア陣営に同情的なコメントばかりなのが普通に気持ち悪い -- 名無しさん (2021-02-24 19:03:27)
- お、なんだまたプロレスやるか? -- 名無しさん (2021-02-24 19:05:55)
- あんた単純にキモいな -- 名無しさん (2021-02-24 19:12:43)
- ハーディンを孤独な暗黒皇帝にした原因の一つでもあるアカネイア勢が好きになれないんだよな。特にアストリアおめーだよ。 -- 名無しさん (2021-02-24 19:23:55)
- 単にハーディンに人望がなかっただけじゃないの。他所の国から来て早々に妻に愛されてなかったショックとかいう個人的事情だけで政務投げ出して引きこもりの酒浸りになるような男が好感持たれるととでも思うのか? -- 名無しさん (2021-02-24 20:41:49)
- 本人も言ってるけどメンタルが弱すぎた。脈はあるし婚姻関係もあるんだから妻を振り向かせるために真面目に政務やればいいだけだったんだ -- 名無しさん (2021-02-25 00:07:43)
- 紋章のビラクでの実質ヒロイン いやビラクがハーディンの嫁だからヒーローか -- 名無しさん (2021-02-25 00:39:31)
- なんだなんだ、反動来てるのかw -- 名無しさん (2021-02-25 04:16:46)
- ニーナがお花畑扱いされることが多いが、彼女は愛する男がいても状況的に政略結婚が必要と理解してそれを受け入れたのに対して、ハーディンは一国の王女との婚姻が政治関係なく純愛によるものと信じ込んでそうでないとわかってショックで引きこもったわけで、お花畑なのはどう考えてもハーディンのほうだぞ。 -- 名無しさん (2021-02-25 11:17:31)
- 比較的さっくり見限ったジョルジュはともかく、グルニアからカダインその後アリティアまで回されて戦友を殺せと言われてたアストリアは普通に文句言って良いと思う。 -- 名無しさん (2021-02-26 13:16:17)
- 人によって見方がこれほど変わるキャラも中々珍しいな。かたや死んだと思っていた男の事を忘れられず(政略結婚だけど)今の夫を愛しきれなかったニーナが悪いといい、かたやピュアな純愛しか求めてなかったハーディンが悪いという意見もある。そもそも作中の描写が極端に少ないから、どんな結婚生活を送っていたのかという真相がわからんのが一番の問題なんだけどね。あの時代のゲームにはよくあることだけど -- 名無しさん (2021-02-26 13:40:58)
- 烈火くらいに濃い描写をしてくれれば… -- 名無しさん (2021-02-26 13:46:49)
- アンチハーディンが大勢いるのはわかったwww -- 名無しさん (2021-02-26 13:50:23)
- 元カレ死んで1年たたずに政略結婚の相手を愛しきれないのは当然で、少なくともニーナは本心は嫌ってはいないんだよ -- 名無しさん (2021-02-26 15:00:30)
- で、ハーディンの方は結婚から1年でグルニア遠征をマルスに言ってるから結婚から遅くとも半年ぐらいには引き籠っててロクに政治やってない。アカネイア貴族と反りが合わなかったにしても投げるのが早すぎるからやっぱ主因は愛されなかったことなんだろうけど、相手側が嫌ってない上に婚姻関係あってしかも玉の輿側で流石に目標が高すぎた -- 名無しさん (2021-02-26 15:04:07)
- とりあえずアカネイアの貴族連中にはハーディンを責める資格はないと思う -- 名無しさん (2021-03-25 16:26:40)
- 同情できる面はあるけど、闇のオーブのせいとはいえ、暴君としてやらかしたからなぁ。全面的な擁護は難しいか -- 名無しさん (2021-03-25 16:30:47)
- ↑↑かなり早いタイミングで引き籠って政治放棄してるから責める資格はある。オーブ抜きで考えたらただの暗君で先代の王と何も変わらないし、アストリアはもちろん、ジョルジュも謀略とは言え体よく死ねと命じられても実行するぐらいには従うし、貴族全員が従わなかったとは思えん -- 名無しさん (2021-03-25 17:03:14)
- ↑アカネイアの臣下から疎まれていたのは事実だからどのタイミングかにもよるけど、もし最初から疎んでいたのなら資格はない。望まれてきたにもかかわらず疎んでいたのならハーディン側からしたらたまったもんじゃない(しかもニーナの本心を隠しての婚姻)。それに根元から腐りに腐り切っている王国な上、各国から恨み買いまくってるんだ。最初から疎んでいる可能性が普通にありそう。 -- 名無しさん (2021-03-26 03:07:37)
- 普通に考えれば、事情や建前はどうあれ、他国者がいきなり王女と結婚してトップに立つとなれば心穏やかじゃない者が少なからずいるのは当然だし。あからさまな政略結婚で、はじめから嫁の好感度MAXなんて期待する方がおかしい。ハーディンがここまでの世間知らずで豆腐メンタルだとは思わなかった、というのがアカネイア側の誤算かもしれない。 -- 名無しさん (2021-03-26 06:25:36)
- ↑2:そもそも婚約の時点でボアの先走りによる独断&ハーディンを騙す形&他者に打ち合わせ等の配慮無し時点で上手くいくわけがないんだよな…というかボアも段取りだけして後はニーナとハーディンに丸投げ同然だったからな… -- 名無しさん (2021-03-26 07:21:55)
- もしマルスがハーディンの立ち位置になっていたらハーディンと同じ末路を辿ったと同時に、アンリの血筋(厳密にはアンリの弟マルセレス)の血筋も消えてファルシオン使える人材いない→メディウス倒せないから詰み?(エリスとマリクの子供が元服するまで持ち堪えられない) -- 名無しさん (2021-03-26 09:58:15)
- ニーナに惚れてないマルスにはハーディンと同じ末路を辿る理由がないし、マルスにはシーダがいるのでニーナが選ぶはずがなく、たとえ選ばれてもマルスが受け入れるとは思えないのでありえない。無意味な想定だ -- 名無しさん (2021-03-26 11:13:08)
- 想い人が既にいる上に、母国アリティアの王位継承権第一位の王子であるマルスに他国の王になれなんてのはハナから通る話ではない。どうしても通したかったら、アカネイア側の事情を包み隠さず打ち明けて、こういう理由でどうしても来てほしいのだと請うしかない。つまりハーディンと同じ立ち位置にはなり得ない。 -- 名無しさん (2021-03-26 11:23:43)
- >マルスにはシーダがいるからニーナとくっつくのは有り得ない→ハーレムを作ろう!! -- 名無しさん (2021-03-26 12:23:02)
- ハーディンが豆腐メンタルかはさておいて、アカネイアがハーディンに対してこれでもかというほど不誠実だったのは紛れもない事実。忘れてるかもしれないけど、ハーディンかマルス無しにアカネイアは復興不可能という理由での婚姻要請だ。ということは仮にも権力の頂点に立っているアカネイアでも誠意を示す必要がある。それを逆に不誠実極まりない事してるからな。ハーディンの心が弱った理由はニーナの事だけとは思えないし、全員じゃないにせよ、大部分はハーディンを疎んでたんだろう。だからアカネイアの臣下はほぼ例外なくハーディンを責める資格はないいうのが個人的心境 -- 名無しさん (2021-03-26 14:28:09)
- 腐敗貴族が敵かつ復興の邪魔なんだからアカネイア貴族からしたら敵もいいところのハーディンに誠意なんて示すわけないじゃん。不誠実が当然であり、そもそもハーディンがそれを知らないはずがない -- 名無しさん (2021-03-26 16:49:10)
- ハーディンを見限ったタイミングが不明な味方貴族はアストリアぐらいで本人のセリフ見る限りはミディアは引き籠って酒ばっか飲んでる時、ジョルジュは暴君化して諫言をスルーされた時なんで闇落ちと関係ない。トムスミシュラントーマスは騎士辞めてる時点で貴族ではないだろうし -- 名無しさん (2021-03-26 17:08:40)
- ↑2腐敗貴族たちが自覚してたかはわからんが、彼らにとってもハーディン(マルス)は復興の邪魔どころか、絶対に必要な人材だったよ。あるとすれば「自分たちに都合のいい方向での復興」だからどの道選択肢はなかったんだよ。最も、ハーディンも腐敗貴族達の認識が甘かった可能性が十分あり得たが -- 名無しさん (2021-03-26 17:13:10)
- アカネイア腐敗貴族がそんな誠実で物分かりがいいならそもそもハーディンが不要なんだ -- 名無しさん (2021-03-26 18:06:41)
- ファミコン版の時のエピローグでは普通にニーナと結婚してちゃんと統治出来てるみたいだったのに、その後の設定改変かなんかで悲惨な運命辿らされるとか気の毒 -- 名無しさん (2021-03-26 18:23:11)
- 本文が間違いだらけなのは散々言われてるが「望まれて王になった体にも関わらず、アカネイアの旧臣たち(「暗黒竜」時代からの戦友たちも含めて)は アカネイアの為に尽力するハーディンを盛り立てる事なく外様扱いにしたのだ。」もおかしいだろう。可能性あるのアストリアだけだしアストリアだって確証はない -- 名無しさん (2021-03-26 18:27:31)
- そもそも闇のオーブとかニーナへの愛を知らずにやったことだけ見ると、腐敗貴族とのやり合いに失敗して引きこもった後、出て来て強権を振るったと思ったらやってる事は腐敗貴族(ラングとか)と一緒になって他国を侵略・暴政を敷くという、ニーナの存在と戦友であったハーディンへの信頼がなかったら反乱不可避な状態だぞ。本編中だと良心的な貴族が眉を顰めて、腐敗貴族に迎合してるようにしか見えん。 -- 名無しさん (2021-03-26 19:06:32)