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サジマジバーツ

登録日:2011/06/25 Sat 11:25:36
更新日:2026/04/18 Sat 03:34:31
所要時間:約 5 分で読めます




ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』『ファイアーエムブレム 紋章の謎』にて登場する3人の戦士(サジ、マジ、バーツ)の総称。
公式の呼び名ではなかったが、リメイクでオグマがサジ、マジ、バーツの順番で3人の名前を呼び、
さらにファイアーエムブレムサイファにてサジマジバーツというトリオ名称がついに公式化。


『暗黒竜と光の剣』、及び『紋章の謎』第1部の第2章「ガルダの海賊」でオグマの部下として3人同時に仲間になるが…

  • 初期能力が低い(成長率自体は悪くはないが*1
  • 容姿が3人とも似ている(FC版では顔グラが使い回しでバーツの髪や服が青いという点以外全く同じ)
  • 上級職が存在しない
  • 使用武器であるが重い、命中率が低い、種類が少ない、購入可能なマップが少ないと不遇(ただし価格が安く耐久が高いのでコスパは比較的良い)
それでも『暗黒竜』の方では上級職はない連中の方が多く*2、戦士と海賊専用のハンマー(硬いアーマー系に特効あり)があるなど少しは救いもあったのだが。
  • 紋章の謎でハンターとアーマーに上級職ができた*3のに戦士は無視される(味方にならなくなった海賊やシューターよりはましだが)
  • マジのHP成長率が1/10に激減される。マジかよ…
  • 強みの1つだったハンマー削除、代わりに高性能の銀の斧が出たと思ったら第1部では1本しか手に入らない。
  • ではよく手に入る第2部ならというと3人とも登場しない*4
  • おまけに、王家の武器が斧だけ存在しない(剣:メリクルソード 槍:グラディウス 弓:パルティア)。

等、それはまた酷い扱いだった。
反面、彼らの不遇さに惹かれてかマイナーな人気を得ていたのだが(木こりオンリークリア等)
特にクラスチェンジできないことによる後半での能力の息切れと斧を売っている店の少なさが厳しく、並のプレイヤーならマジでサジを投げるレベルである。

時は流れて2008年。リメイク作である『新・暗黒竜と光の剣』では他作品の要素を逆輸入する形で
  • 上級職ウォーリアの追加(ついでに弓も使用可能に)
  • 3すくみの導入により槍への優位性を確保(代わりに剣には弱くなったが)
  • 武器の重さを力で軽減できる仕様の導入
  • ハンマー復活
  • 購入可能マップの増加(他の武器と同じ感覚で購入できる)
  • 王家の武器に相当する斧「オートクレール」が登場
これ以外に新システムの兵種変更をすると他のキャラに負けないぐらいのステータスになる上に、3人に相互支援がつく…等、将棋で言う「歩兵」としてかなり使いやすくなった。
ただし戦士と海賊とその上級職以外にも勇者ドラゴンナイトも斧を使えるクラスになった上、
ミネルバとサムソンに関しては初期クラスのデフォルトの主武装よりも斧の扱いの方が得意と言う設定になった為、
終盤大量に出てくる槍使いに三すくみに勝つ為の斧使いはサジマジバーツら戦士や海賊でなくても何とかなるようになっている。

更に『紋章の謎』第2部のリメイク作である『新・紋章の謎』にも登場。
『新・暗黒竜と光の剣』と同様に能力が高く使いやすい優秀なキャラである。
支援会話によってキャラの個性が出た上、念願のトライアングルアタックを使えるようになった。
(カードゲームのサイファでは「サジマジバーツ」というバーツのスキルとして使える。)


◇サジ

CV:三戸耕三(幻影異聞録♯FE)
木こりとしては丁寧で正確な仕事が売りという設定通り、力・技の伸びが良く、正確かつ強烈な一撃を叩き込む。
オリジナル版は守備の成長率も高く、(当時はお互いCCできないこともあって)斧使い版のアーマーナイトのような能力。
バーツには速さや幸運、本家アーマーにはグラディウスを使えない点で劣るが、序盤~中盤の壁役としては悪くない。
リメイク版ではクラスの特徴通り守備は紙だが、技だけでなく斧の武器レベルも「C」と3人の中で最も高くなり、アーマー特効のハンマーも最初から使用できる。
しかし、速さと運が壊滅的なので追撃・必殺を食らうリスクが高く敵の攻撃にとにかく弱い。「体力の高さから一発は耐えるだろう」という計算すら立たないのは厳しい。
斧の命中率を技の高さで補えるのは長所…と言いたいが、リメイク2作では斧は軒並み命中率が高いため、大したウリになっていない。
もっと言えばサジは幸運が低いので、マジの幸運がよく伸びかつ技がそこまでヘタレなかった場合は命中率ですら逆転される可能性も。
このため3人の中では最弱といえる。成長率合計でも他の2人より低い。
特に新・暗黒竜では速さの個人成長率が0%なのが厳しい。特にアーマー系にすると速さ0の成長率0%というアーダンもびっくりの鈍足が誕生する。
傭兵・勇者として育てた場合の最終的な期待値ですら速さが20台に届かず、正直何をやらせてもかなり使いにくい。
しかし『新・紋章』でトライアングルアタックが追加されており、これを使うには他の2人と一緒に育てる必要がある。
今作では速さの個人成長率が20%まで上昇、また海賊に兵種変更すれば50%まで上がる。同じ斧使いでも戦士のままより育てやすいので兵種変更しておきたい。
クラスチェンジ後は基本値の高い勇者にすれば素の能力の弱さをだいぶ誤魔化せる上、こちらも斧レベルを活かせる。
難易度ルナティックではオームの杖が手に入らず3人ともバーサーカーにするテクニック*5が使えないため、斧使いとして速さ上限値がバーサーカーに次ぐ勇者は十分戦力になる。
彼が最も輝く場面は斧レベルCを活かしラングにハンマーでトライアングルアタックをかますところだろう。
マジよりも男前なのが特徴。同じような顔しておいて何が違うんだ。
新・紋章での支援会話によるとマジよりも冷静だが、仲間想いなので危機に陥っても彼を見捨てることはしないらしい。
『新・紋章』では3章の村を訪問すると仲間になる。3章外伝にはアーマーナイトがいるため、彼のハンマーが役に立つ。
『♯FE』ではつばさ派


◇マジ

CV:真仲恵吾(幻影異聞録♯FE)
木こりとしては仕事の速さが売りという設定通り、速さに優れ、また幸運も高い。
反面、技や守備に難があり、力の伸びも斧使いには珍しく平均以下である。
オリジナル版『暗黒竜』ではHPが必ず成長する強みがあるもののHPと武器レベル以外軒並みバーツより成長率が低く、速さすら劣っている。
バーツは成長率抜群で下級時代のエース、サジは優秀な壁になれるのに対しマジは力が伸びづらいのに速さや守備もそこそこの確率でヘタレ、HPだけの雑魚に成り下がることも珍しくない。
しかも『紋章』では設定ミスでそのHPの成長率が10になったので正真正銘の雑魚になってしまった。
リメイク版では若輩扱いなのか斧の武器レベルが「E」なので最初は手斧も使えず、総合的な初期値も3人の中で最も低い。
その代わり速さの成長率はバーツ以上になり、アタッカーとして活躍しやすくなった、ただし、技の成長率が5%と低いので傭兵・勇者に兵種変更する等補強も欲しくなる。
また何故か魔力のキャラ成長率10%が設定されるようになり、ダークマージならぬダークマジに転職したりと、以前と方向性は違うが相変わらずネタめいた成長に定評がある。
なお本作ではウォーリアーばかりかバーサーカーも鈍足気味のクラスになってしまっているので、そこを補うという点ではバーツよりも向いているかもしれない。
新・紋章では技の成長率が15%と3倍にまで伸びたので極端に空振りに悩まされるようなことは少なくなった。
今回は戦士・海賊系も速さが十分伸びるのでその枠はバーツでも良くなったが、トライアングルアタックのためには組む必要があるしマジ本人の使い勝手も上がっている。
バーサーカーも2人分枠ができるので速さの伸びるマジを就かせるのは十分あり。少なくともサジよりは遥かに使いやすい。
最弱だった過去に比べると結果的には一番リメイクで報われている。
支援会話によると義に篤く、困っている人を見過ごせない性格らしい。
サジよりも男前なのが特徴。だから同じような顔しておいて何が違うというんだ。

『新・紋章』では2章の村で仲間入りする。
『♯FE』ではKiria派

◇バーツ

CV:高木渉(OVA)、濱野大輝(FEヒーローズ)
登場する作品全てにおいてサジとマジを大きく上回る実力者。
成長率は全体的に高めで目立った弱点がない、というか殆どサジとマジの良いとこどりな能力。
しかも男前なグラフィック、リメイク版ではバーツの斧という単独の名前付きと、明らかに別格扱いである。
FC時代は攻略本で「捨て駒感覚で使っていたら最強ユニットの一角になっていた」と言うダークホース的な立ち位置。
SFC版でも急場の一軍要員は勿論オグマやナバールを差し置いて主力ユニットを務めることも十分可能なポテンシャルは有ったのだが、
「CC無し」「斧を購入可能なマップが少ない」「強力な武器が呪い有りの物しかない」と中盤以降は二軍入りせざるを得ない不運の強者であった。
力や速さはカンストを目指せないこともないが、レベルアップ回数の少なさから最大HPはどうしても低くなる。
それでも使えば頼りになるキャラである事は確かで、終盤は苦しくなるが中盤まではガンガン活躍させられる事ができる。
守備の成長次第ではアタッカーのみならす壁としても活躍し、手斧を持たせれば地雷として猛威を振るう。

『新・暗黒竜』では、速さと守備が伸びる個人成長率と、驚異的な初期値ゆえに全ユニットでも屈指の強さを誇る。
オマケに元々騎兵系が多数配置されているマップが多いために3すくみでも有利になり易いなど上司のオグマすら涙目にした。
このことから「バーツ隊長すまねえ……」のネタが誕生した。
ただウォーリアやバーサーカーは技・速さの低さが響き、最終クラスとしては不人気気味。
よって最初は戦士として育て、ある程度HPや力が伸びたら能力バランスの良い勇者にする、というスタイルがメジャーだった。
新・紋章の謎では元々高かった成長率がさらにバランス良く上昇、特に力の強化が大きい。
最強の斧使いどころかクリスカチュアと共に全キャラでもトップクラスの性能。
サジマジとのトライアングルアタック実装、支援関係の強固さもあり、カンスト前提になるが理論上の最強キャラとなっている。
特にトライアングルアタックは難易度マニアック以上では凄まじいステータスを誇るハーディンメディウス撃破の切り札になり、なんならハーディンに対しては三すくみやステータスの相性もありタイマンでもそこそこ有利。
そしてクラスの成長率が改善され、特に技や速さが伸びやすくなったことで戦士系、海賊系としても使いやすくなった。
物理系、特に斧を使えばどのクラスに就けても強いが、高難易度では力の上限がトップで必殺補正が付き、何より速さ上限値が斧使いトップのバーサーカーにするのがオススメ。
ウォーリアーも力がトップタイで斧に加えて弓も使えるが、バーサーカーと違い速さの上限が低いのが難点。
速さの上限がさほど重用ではないハード以下でなら目立った欠点がなく強力。対戦モードでは速さ+2となる星のスコーピオを持たせて使うのも手か。

暗黒戦争後(『紋章』第1部ED後。なお、元祖暗黒竜では「アカネイア復興に力を尽くす」だった。)アカネイア軍に所属するが脱走し海賊になったという噂……とあったが、『新・紋章』では各地を巡り見聞を広めていたらしい。
『新・紋章』5章にてオグマorサジorマジの説得で加入。本人は戦争を好まず、静かに暮らしたいらしい。

「ヒーローズ」では現時点ではバーツのみが参戦。
加入時に「傭兵をやっていたこともあるが、今はしがないただの木こり」と発言していることから、新・紋章での設定で参戦していると思われる。
イラストはワダサチコ氏。

武器は当初は速さが-5される代わりに自分から攻撃した際に2回攻撃する「勇者の斧」であったが、2020年2月のアップデートで『デビルアクス』を持つようになった。
デビルアクスは戦闘中全能力+4する代わりに戦闘後に4ダメージを受ける近年のデビル系に近いものになっている。特殊錬成では怒り3の効果。
Bスキルに自分から攻撃した時、戦闘後敵を自分と反対方向に1マス移動させる『叩き込み』。
Cスキルに周囲1マスの味方は、戦闘中攻撃を+4する『攻撃の紋章3』。

魔防以外の能力がバランス良く伸びるスタンダードな斧使い。
デビルアクスを持つようになってからは、HPを削るものの能力値の強化で間接ユニットへの壁役として使える強さを得ており、
受けたダメージで特殊錬成の怒りを発動させて奥義で反撃する地雷戦法も有効。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALにも「サジ & マジ & バーツ」名義でスピリットとして登場。絵柄は懐かしの『ファイアーエムブレム トレーディングカードゲーム*6』の物が採用されている。
担当は原作で斧を使う悪魔城ドラキュラシリーズシモン(3人)。



余談だが、FEシリーズの生みの親である加賀氏が後にPSで発売した『ティアリングサーガ』にもバーツというキャラがいる。
斧戦士で髪の色は茶髪、HPと力は高いが肝心の守備力は低めという成長率を持つなど、どことなく面影がある人物である。
最大の違いはプラムという血のつながらない妹がいることだろうか。

〈他作品におけるサジマジ〉

ワード&ロットシャニー(封印の剣)
青いシャツのワードはパワータイプでありガンガン突き進むことを得意とする。赤緑の赤いほうアレンと気が合う。
緑のシャツのロットはワードをフォローする機会が多い。赤緑の緑のほうのランスと渡り合う知識量を誇る。
上司はオグマポジの傭兵ディーク
もう一人の仲間はバーツと同じ戦士ではなく天馬騎士姉妹の三女シャニーだが青髪と一応、バーツの系譜を受け継いでいる。
ペガサス三姉妹とサジマジバーツ両方の一員ポジションに居る珍しいキャラクター。


バアトル&ドルカス(烈火の剣)
サジマジ一のリア充コンビ。
うるさいほうのバアトルは強そうな相手にはまず挑む猪突猛進男。だが的中率は五分らしい。
また難しい話で頭痛を起こすまさに脳筋。後に美脚美人な嫁との間にが産まれる。
ドルカスは寡黙だが義理堅い男。足の悪い嫁の為に山賊をしていた。
まともな稼ぎ方をする為に傭兵になり、味方になる。




「俺達の項目が建った様だぜ」

「よっしゃ、早速追記修正してくるぜ!!」

「待ちな! お前みたいにその場で何度も追記するのはいただけねえな。そんなだからセッション切れで空振りばっかするんだよ!」

「っだとぉ!! んな事言ってメモ機能でチンタラ下書きしてっから書こうとした内容を先に書かれるんだろうが!」

「うるせえ!! 勝手な事言いやがって…表に出な! 決着つけようじゃねぇか!!」

「いいぜ……望む所だ、携帯持って来い! むこうの林で勝負だ!!」



マルス「なんだろうあの二人……ものすごく物騒な話をしているような……」


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最終更新:2026年04月18日 03:34

*1 成長率合計はサジ・マジ・バーツそれぞれ310・320・360%で全員オグマ(300%)より高い。ただしクラスチェンジがないので勇者に成れるオグマの方が伸びる期待値は高い。

*2 他はロード・アーマーナイト・盗賊・海賊・ハンター・ホースメン・マムクート・シューター・将軍(現在のジェネラル)。

*3 正確には『暗黒竜』に存在した強化版のような兵種にクラスチェンジできるようになった

*4 そもそも第2部には斧を使える味方ユニットが存在せず、銀の斧は実質換金アイテムという位置付け

*5 本来バーサーカーに兵種変更できるのは最大で2人までだが、誰か1人をバーサーカーにした状態でロストし、そのマップをクリア後に空いた枠を使って別の一人がバーサーカーに兵種変更、その次のマップでロストした1人をオームの杖で復活させればバーサーカーが3人揃うというもの。

*6 2001年から2004年にかけて販売されていたTCG