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暗黒竜メディウス

登録日:2017/04/05 Wed 02:07:32
更新日:2026/07/28 Tue 20:16:59
所要時間:約 13 分で読めます






わしの眠りを妨げる反乱軍の者どもよ。

地獄の炎の中で苦しみながら焼け死ぬがよい。




出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


概要

『暗黒竜メディウス』とは『ファイアーエムブレムシリーズ』に登場する地竜族の王であり、暗黒地竜の異名を持つマムクート
登場シリーズは『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』、そしてそれらのリメイク『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎』、コラボ作品『幻影異聞録♯FE』で、いずれもラスボスを務めている。
そしていずれもアンリ一族に倒されている。

CV:小林達也(若年時)、茶風林(いずれもFEヒーローズ)

アカネイア大陸に住んでいる地竜族の王。本編ではマムクートの国『ドルーア帝国』を建国して人間の国を征服していっている。

人間形態の見た目は立派な髭とスキンヘッドをした、いかにも悪役の面をしたオッサン。
竜形態は地面から上半身だけ覗かせた前足がゴツイ獣脚類の恐竜みたいなのでモグラのように地面の中から出てくる。
たしかに地竜は土竜と似たものかもしれないが……。あるいは地竜=ミミズという事で、そう見えない事もない。
『暗黒竜』の頃はこの形態でも小さいながらも翼があったのだが、『紋章の謎』の第一部で出た際に無意味(不自然)だと思われたのか消えていた。
『新・暗黒竜』ではスマートな東洋竜風の造形になり、地面から出てくることもなく、元々技もそれらしいものがないので「地」要素がほぼなくなっている。

上記の頃までは「暗黒竜」というのは単なる通称みたいなものだったが、紋章の第二部では姿が変わるという設定が付き、今度は種族としての暗黒竜となった。
この姿では巨大な竜そのもので、もはや顔しか見えない(胴体部分は背景)。新・紋章では小型化して全身がハッキリと見えており、巨大な翼を持つ禍々しい竜である。

『紋章の謎』で明らかになった過去によると、元々数千年の前のアカネイア大陸で高度な文明を築いていたのは人間ではなく、後世で神々と呼ばれるほどの高い知能と強大な力を持つ竜であった。

しかしある日を境に竜は子供が産めなくなり、徐々に理性を失うという現象に襲われ、いずれ滅んでしまう事態に陥った。
この事態に竜族の長老や神竜王ナーガが、自分たちの竜としての姿を竜石に封印し姿を人間に変えれば理性を失わずに済むと提案する。

強大な力を持つ竜族の中には人間になるという事に耐えられず、長老とナーガの提案に反発する者も多く現れた。
特に地竜族は一族を挙げて反発したのだが、地竜の王族であったメディウスは唯一提案に賛同しナーガ側につき、同族と敵対する道を選んだ。
やがて反発した者達は知性を失い獣になって人間を襲い始めたため、ナーガはメディウス達賛同者を従えて反対派と激しい戦いを繰り広げた。

聖戦の系譜』に登場した暗黒神ロプトウスはナーガ側につかなかった地竜族の一体であり、一応王族であるメディウスの方が格上である。
また設定上ロプトウスの本体も知性を失い人間を襲ったはずなので、メディウスと戦った可能性は高い。

ナーガは『封印の盾』を作り地竜族をドルーアの地中奥深くに封印した。
しかしこの戦いで神竜族をはじめ人間についた竜族は竜石の力を使い切る等、かなり疲弊する戦争であった。
ナーガは竜人族にラーマン神殿に残した神具と人間を見守る様に言い残し寿命を終え、メディウスもナーガの『竜の祭壇』を守れという言いつけを守っていた。

しかしある時から人間は恩のある竜人族をマムクートという蔑称で呼び始め、大人しく暮らしている竜人族にすら迫害を始めてしまった。
小説版ではラーマン神殿で神官をしていたメディウスの元へ盗賊であり、後に初代アカネイア王と呼ばれるアドラ1世がやって来て、
部下達を皆殺しにされたあげく、『封印の盾』や三種の武器まで奪われてしまった。
紋章の謎で神竜族以外の竜族はラーマン神殿に近づけないとチェイニーが言ってたため矛盾していたが、新紋章では結界の話はなかったことにされた

同時に『封印の盾』は地竜族を封印する盾であり、それが失われたことにより地竜の封印が解け始める*1
人間の自分達に対する裏切りに激怒したメディウスは、迫害を受けていたマムクートをドルーアの地に集め国を作った。
そして地竜である自身も封印の弱体化により力を得たこともあり、
『アカネイア聖王国』を滅ぼし、かつてのように竜が支配する国造りへと乗り出した。

なお、『暗黒竜』では登場人物の大半がこの辺からしか歴史が知っていなかったので、
「神竜族が火竜族と魔竜族を抑えていたことで人間たちは平和に暮らしていたが、どこからか現れたメディウスが神竜族を滅ぼして*2ドルーア帝国を築いた。」と、
第7章クリア後にモドロフがマルスに説明してから、後述のアンリ伝説になる。

メディウスは非常に強く、人間たちになすすべがないなか、アンリという若者がナーガの牙・『神剣ファルシオン』を手に立ち上がる。
後に個の英雄と称されるアンリの力は凄まじく、メディウスも倒されてしまいドルーア帝国も滅びた。


しかし地竜の生命力は人間の比ではなく、100年の歳月でメディウスは蘇った。
だが完全復活ではないようで、竜の姿ではドルーア城から出られず*3
さらに国民も100年前にアカネイアに敗戦した挙句マムクートは子供が産めない=減りっぱなしという有様でドルーア領自体もグルニア、マケドニアが人類に奪われ大幅に弱体化していた。
このまま戦っても歯が立たない*4ため、後継者に選ばれなかった嫉妬で闇堕ちした人間である闇の司祭ガーネフと協力せざるをえなかった。
ガーネフの手により大陸の覇者となる野望に燃えるマケドニアのミシェイル王子や、彼らにビビったグルニアのルイ王が味方側についたことによりドルーア帝国は復活。
後に暗黒戦争と呼ばれるこの戦いの末に再びアカネイアを滅ぼし、さらに宿敵アンリが建国したアリティア王国も滅ぼしたが、その子孫である王子・マルスの手によって再び倒された。

やはりそれでも倒しきれないのが地竜族。またしてもガーネフの暗躍により蘇る。
そのガーネフが妻の心を得られないハーディンの嫉妬に目をつけ引き起こした戦争のスキをついて集めた4人のシスター(ニーナエリスレナマリア)の生命力を吸い取り、暗黒竜として完全復活を果たした。
だがまたしてもマルスに敗れ「人間に負の心がある限り地竜族は何度でも蘇る」と言い残し、今度は完全に息絶えた。
しかし『封印の盾』がある限り、地竜族は蘇る事はないだろうと、ガトーは語っており、
覚醒で封印の盾から宝玉が外されているが、少しぐらいなら大丈夫なのか*5地竜族は蘇っていない。


見た目も言動も威厳たっぷりの大物感で、実際高いステータスを誇るラスボスなのだが、
ドルーア帝国自体はそこまで強くなく勝勢だったのは人類側の嫉妬野望が絡み合った内ゲバに乗れたおかげだったり
国王なのにマフーとファルシオンを持つガーネフには逆らえない立場だったり、
ドルーア城外では変身すらできなかったりするくせにカミュの前にのこのこ出てきたりと悲しい過去以外でも苦労人な一面も。

またメディウスの過去の怒りはもっともなのだが、
そもそもこの時代の人類は100年前の戦争や盾を奪った当事者ではない。
竜人族への差別感情がないマルスやオレルアンの一般市民がいたり、マムクートが元蔑称ということすら風化しかけて種族名扱いに近くなっていたり
グルニアに至っては初代国王からしてマムクートに優しく、その後も国民は共存をはかっていたりする*6ように人間側も変わってきており、
事情を知らない上に巻き込まれた民間人やメディウス側でないマムクート*7にはとんだとばっちりである。

アカネイア王国に毎回攻め入っているが、実は彼がアドラ1世=盾を盗んだ盗賊と知っていたかは不明。
彼が神官長なのは小説版とFEHの設定でゲーム内だと彼と関わりがあるのは『ラーマン神殿』ではなく『竜の祭壇』である。*8
さらにSFCは前述の通り結界でラーマンに近づくことすらできない。


なおこれらの設定が追加されたのは紋章からであり、暗黒竜の頃は神竜族を滅ぼし世界征服を企む純粋な悪役*9だった。



性能

  • ファミコン版「暗黒竜と光の剣」版
マムクート LV20
HP-45
力-10
技-10
速さ-10
運-0
守備-12+23
移動-6
武器-ちりゅうせき(攻撃20 重さ10 命中70)
備考-間接攻撃・魔法攻撃無効

ステータス上の守備力は12だが、地竜石に守備力+23の補正があるので実質35。さらに竜系特効が無効なのでまともにダメージが通るのは専用の特効があるファルシオンくらい。
仮にファルシオンを手に入れそびれた場合は力が上限近くにまで伸びたキャラにメリクル等の三種の神器やデビル系武器を持たせて挑む他無い。
攻撃面でも攻撃力30に加え、同作では必殺率の軽減がないので必殺率5%が保証されており、さらに射程は1だが間接攻撃を無効化する(魔法は隣接しても無効化)ので実質無問題であった。
また配置も、他の敵将同様玉座にいる(自動回復あり)うえ「上方以外3マスを壁に囲まれている」ため、直接攻撃できる人数に限りがあった。

単体として見ても厄介な要素は仕込まれており、唯一の戦闘の場である最終章自体に当時なりに厄介な構成が施され、ラスボス・ラストステージとしての格はそれなりにあった。
…が、「ワープ」の存在が運の尽き。
手強いシミュレーションの最終面は1ターンでクリアできる」という方で語り継がれるラスボスになった…。

一応フォローしておけば、メディウスを討つ側のマルスもユニットとして問題を抱えたが故の措置であったろう。
マルス、即ちロードそのものは下位性能ユニットで、それまでのお仕事は「絶対死なないこと」「敵の城でクリアコマンドを実行すること」。他のユニットで敵を掃討後、レッドカーペットよろしく敵の城まで歩くのが当然の王子様なのである。
自然、ゲーム後半でも貧弱なLvでいておかしくはない。かと言ってリカバリーや安全な経験値稼ぎ手段がほとんど無い基本仕様下で、大詰めを迎えて突然マルスのために「メディウスを倒せなくて詰み」が頻発するのは流石によろしくない。メディウスはあくまで「討たれるためのラスボス」にならざるを得なかったのである。
厳しいゲームバランスと、マルス&ファルシオンの価値作りという縛りがゆるければ、この頃からもう少し手強いラスボスになれたかもしれない。

第1部:ちりゅう LV10
HP-52
力-10
技-0
速さ-0
運-0
守備-15
魔防-15
移動-5
武器-闇のブレス(攻撃12 重さ20 命中70 射程1-2 竜族以外に防御無視)

第2部:あんこくりゅう LV1
HP-52
力-20
技-0
速さ-0
運-0
守備-15
魔防-15
移動-5
武器-闇のブレス(攻撃12 重さ20 命中70 射程1-2 竜族以外に防御無視)
備考-魔法攻撃無効

ステータス上の守備が15に上がったが、補正の代わりに「相手の攻撃力を半減する」特性が付いた。
実質守備力は31*10に下がったものの、こちらの与えるダメージが伸びにくくなっている。また、HPも増加。
攻撃の射程が1から2となった代わりに間接攻撃無効化がなくなり、旧作では特効のなかったチキの攻撃「霧のブレス」が特効ありになっている。但し1部のチキ(神竜)は攻撃が氷のブレスなので特効を発生させられない。
技が0なので仮にこちらが幸運0でも必殺の一撃は出さなくなった代わりに防御力を無視してくるので、ある程度のHPがなければ立ち向かうことはできない。

2部では周りにいるシスターを倒すか説得しないと、倒しても残ったシスターの生命力を吸収して復活する。回復量は残ったシスター1人につき25%で、これでシスターが死ぬので復活は一度のみ。
吸収されたシスターも他の戦死者同様に死亡扱いとなってしまうので、全員生存を狙う場合は要注意。*11
1回限りの手ではあるがアゲインとフィーナの踊るを併用しての4回行動をやれば、
攻撃開始から1ターンでメディウスを沈めることも不可能ではない。(無論、マルス他アタッカー達の育ち方によるが)
また、取り巻きの地竜もいるが、こちらは封印の盾の効果でPP開始時に全員消滅するので気にしなくてもいい。

ラストが色んな意味で台無しになるのでオススメはしないが、実はシスター達がメディウスに吸収された場合はオームの杖(2部では5回使用可能)で蘇生させる事が可能なので、シスターの説得要員を4人全員連れて行かずとも全員生存エンディングは見られる。
これは吸収イベントの際に敵状態だったシスター達が味方化→死亡という処理になっているためだと思われる。そのため敵のままのシスターを自ら倒した場合はオームでの復活リストにシスター達は乗らない。
その場合はユミナを連れて行ってオームを使わせる手段の他、エリスだけを通常通りに説得、残りは吸収させた後にメディウスを倒し、エリスにオームを使わせるという方法がある。特に前者の場合はチキを始めとした間接攻撃でシスター達に囲まれたままのメディウスを倒す≒マルスのファルシオンすらシスター達が吸収されるまで全く出番無しになるので更に台無しに出来る。

  • DS版「新・暗黒竜」版
SFC版のような特殊な仕様はなくなり守備魔防も20台と誰でもまとまったダメージを与えやすくなったが、その代わり速さも含めた全能力が満遍なく高くなった。
ノーマルの時点で高い攻撃力を持ち、ハードLV3以上からマルスの速さがカンストしても追撃するようになり、逆にメディウスがマルスをボコボコに出来るようになる。
ハードLV5でも守備面やHPは変わらないのでファルシオンの特効を狙うより速さ27以上のクラスやシューターがフル錬成武器の必殺で一刀両断する方が早い。お陰で新暗黒竜ではファルシオンは取らない≒スターライトを作らない方が良いとまで言われてしまった。

  • DS版「新・紋章」版
前作の速さをそのままに強化されたステータス値だが、本領を発揮するのはルナティックになってから。
ここではHPが99、力、技、守備が40、速さ30、攻撃60と歴代屈指のものに強化され、並のユニットではロクにダメージを与えられずたやすく返り討ちにされる。
次点のハーディンでさえHP80、力、技、速さ、守備30、攻撃51。これでさえ相当相手を選ぶ圧巻のステータスだというのに、それを更にひとまわり越えている時点で戦えるユニットは非常に限られてくる事が分かるだろう。
魔防は30なので魔法系なら通りそうに見えるが確実に追撃され2発耐えられないのでトドメ以外だとほぼアウト。
必殺も30と結構高く、幸運が育ち切ってないユニットで挑むと追撃以前で必殺で粉砕されるリスクもある。
だが前作でボコボコにされていたマルスはファルシオンの性能、封印の盾の効果*12でルナメディウスとも戦えるようになっている。
というかルナティックのメディウスはマルスとサジマジバーツくらいでしかまともに戦えない。難易度の高いモードほどマルスのファルシオンの重要度が上がるという絶妙な調整である。
だがルナティック以上だと力カンスト&武器LVAのマルスのファルシオンでも5発当てねば倒せずトライアングルアタックでも一度では決定打は与えられないので、周到に計画を練る必要がある。
また取り巻きに地竜だけでなく火竜や飛竜といった封印の盾が効かない他種の竜も混ざるようになったため、SFC版以上に面倒。
というか一度メディウスに攻撃したらそのターンの内に決着をつけないと 敵ターンでほぼ確実に死人が出る ので、温存した超性能アイテムを惜しまず放出しよう。
なおシスター達をわざと吸収させてからオームで復活させるという方法は不可能になっており、全員生存を目指すなら通常通りに説得するしかない。
また、進め方次第ではミシェイルが味方になっているのだが、彼でマリアを説得するのは残念ながら不可能である。

なお、「地竜」と呼ばれているが、いずれの作品も攻撃はブレスを吐くだけの上、それも初代以外は「闇」のブレスで「地」をイメージさせる技は特に使ってこない。強いて言えば地の底から迫る焔や闇という感じ。
同作は初代『暗黒竜』の頃からプレイヤー側のアイテムで地震で全体攻撃の「大地のオーブ」という物があるのだが、地震攻撃するラスボスは続編ドーマまで持ち越しとなった。

有効な手段(もしくはステータス)が限られている上に成長はランダム、キャラロストでの戦力や有効なアイテムの消滅、ファルシオンを始めとする有効手段を入手せずストーリーは進行できるが後戻り不可…などの要素から、メディウスを倒せずに詰みになってしまうケースは意外と起こる。


古の時代にFE世界を支配しようとするが、やはりアンリが持つ神剣にて討伐される。
その100年後に蘇りガーネフと共に暗黒戦争を始めるものの、アンリの子孫・マルスの手によって討伐された。

しかし暗黒竜メディウスは人間が持つ芸能の力、パフォーマがある限り不滅の存在であった。
この世界ではまだ存命だった神竜ナーガはFE世界から芸能という文化を消すことで二度とメディウスが復活出来ないようにした。
蘇ったガーネフはFE世界ではメディウスを復活させられないと知ると、現代日本に転移した。

日本でパフォーマを集めたガーネフは己の魂と、英雄王マルスの魂を捧げる事でメディウスを復活させた。

最後はクロム蒼井樹の手によって倒された。
ただしメディウスは不滅の存在であり、FE世界で芸能を復活させるのならいずれ蘇ると言われている。
そしてその度にクロム達が倒していくというギムレーエンド


別にこれがなきゃ倒せないという訳ではないが、樹の剣アドリブ『揺るぎなき決意』は戦闘中一度は発動したいところ。
竜特効である事と光の剣であることなどから、この技とで『暗黒竜と光の剣』を再現していると思われる。

なお本作では喋りこそしないが、叫び声に声が付いている。だが誰が担当していたかは不明である。
しかし後年ヒーローズにて♯FEに出演していた茶風林氏がメディウスを担当している事から、本作でも茶風林氏が担当していた可能性が高い。



人は我を暗黒竜と呼び、恐れ、頭を垂れた。

地竜の王、メディウスがここに命じる。すべての竜よ、今こそ力を取り戻すときだ!

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2022年4月に闇の神階英雄で満を持して参戦。イラストはDaisuke Izuka氏。
ラスボス特有の重装感たっぷりのイラストだが無属性の竜・歩行ユニット。
メディウスが初参加した神階ガチャには無属性のエリミーヌもいたため、「地竜の王が欲しかったのに竜アンチの聖女が出た」なんてことも。
英雄紹介には竜の祭壇ではなくラーマン神殿にいたと紹介されているため、どうやら小説版の設定も拾っているようだ。
なお初代ラスボスにしては参戦が遅く、参戦が厳しいものを除けばハイドラくらいしか残っていない。

武器スキルは『暗黒地竜のブレス』
攻撃+3
射程2の敵に敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
ターン開始時、自分と周囲2マス以内の味方の攻撃、魔防を+6し、かつ自身が受ける戦闘以外のダメージを0にする「戦闘外ダメージ無効」を付与
敵から攻撃された時、または戦闘開始時敵のHPが75%以上の時、戦闘中、敵の攻撃、魔防を-6、敵は追撃不可。

Aスキルは『守備魔防の万全4』
戦闘開始時、自身のHPが100%、または【有利な状態】を受けている時、戦闘中、自分の守備、魔防+7
戦闘開始時、自身のHPが100%、かつ【有利な状態】を受けている時、戦闘中、さらに自分の守備、魔防+2
Bスキルは『我が復活は成った』
魔防が敵より高い時、絶対追撃
受けた範囲奥義のダメージと戦闘中に攻撃を受けた時のダメージを軽減
軽減値は下記の合計
・周囲3マス以内にいる味方の杖、竜の数×20%
・魔防が敵より高い時、さらに魔防の差×4%軽減(最大40%)(軽減値は最大60%)(巨影の範囲奥義を除く)
Cスキルは自分の周囲4マス以内で再移動を発動した敵に【再移動制限】*13を付与『再移動制限3』

ステータスは速さが18と鈍足である代わりに攻撃をはじめ、守備、魔防はそれぞれ高水準を誇り、「固い、強い、遅い」を地で行く能力。

高い攻撃に目が行きがちだが、性能はかなり守備寄り。
ターン開始時に無条件で攻撃魔防のバフと戦闘外ダメージ無効をかけ、同時にAスキルの万全の発動条件も満たせる。
更に、強力なダメージ軽減や追撃不可を合わせることで、多くの攻撃をシャットアウトする。
絶対追撃と追撃不可の両方を併せ持つので、見切り・追撃効果持ち以外だと低い速さがほとんど弱点にならない。
「戦闘外ダメージ無効」は蛇毒や死の吐息、ペインはもとより、渾身や獅子奮迅の自傷ダメージ、
闇ベルクトやリーヴの武器効果によるダメージ、飛空城の雷の塔、雷の罠などが軒並み効かなくなる強力な効果。
これで防げないのは巨影の奥義を含む範囲奥義のダメージくらい。

弱点は竜特攻やレイヴン系、狙撃などの軽減効果無効などとはなるがこれほどの固さとなるとそれらをもってしても単体では容易には破れない。まさに初代ラスボスにふさわしい強さといえよう。
だが、真の弱点はその特異な性能ゆえ、編成縛りを要求してしまうことだろう。
メディウスの強みを最大限活かすためには、杖装備又は竜ユニットを最低1人以上は組ませる必要がある。
縛りこそあるが現在はユニットが増えたおかげで編成が大きく広がった。
しかしインフレで範囲奥義の充実化、戦闘外ダメージ無効が効かない炎撃(天脈・炎)などの戦闘開始前ダメージ効果が登場したことで隙を晒されやすくなってしまった。

2025年11月のアップデートで上方修正。
Bスキルは『我が復活は成…・神(中途半端に区切られた)
自軍ターン開始時および敵軍ターン開始時、最も近い敵とその周囲2マス以内の敵の攻撃、守備、魔防-7、【凍結】、【混乱】を付与(敵の次回行動終了まで)
戦闘中、敵の攻撃、守備、魔防-5、敵の奥義発動カウント変動量-1(同系統効果複数時、最大値適用)、自分は絶対追撃、
与えるダメージ+魔防の20%(範囲奥義を除く)、受けるダメージ-魔防の20%(範囲奥義を除く)、敵の最初の攻撃前に自分の奥義発動カウント-2
受けた範囲奥義のダメージと戦闘中に攻撃を受けた時のダメージを軽減
軽減値は下記の合計
・周囲3マス以内にいる味方の杖、竜の数×20%
・魔防が敵より高い時、さらに魔防の差×4%軽減(最大40%)(軽減値は最大60%)(巨影の範囲奥義を除く)

編成縛りは変わらずだがそれ以外はラスボスに相応しい高性能を獲得。
絶対追撃が無条件に緩和。戦闘中にキャンセルとステータスを下げることも可能となったが元々防御寄りの効果が魔防の20%被ダメを減らすというさらに堅くなる効果を貰う。
魔防の20%与ダメを増やせて攻撃面も強くなったが…デバフに凍結と混乱の状態異常を撒く妨害も加わり、奥義カウント加速して出しやすくなるとこれでもかと盛られた。
Cスキルは『再移動制限・不惑』
自分の周囲4マス以内で再移動を発動した敵に【再移動制限】を付与
自分と周囲3マス以内の味方の敵のスキルによる「即座に行動終了」および付与される「ターン開始時スキル発動後、即座に行動終了」を無効化
自分と周囲3マス以内の味方に付与された、「ターン開始時スキル発動後、即座に行動終了」の、行動済みになる効果を無効化(飛空城の設備、特別枠による効果は無効化しない)
純粋な再移動制限の強化版を貰い、ターン強制終了効果も無効化可能となった。

同日に『暗黒地竜のブレス』の錬成が可能になった。
錬成すると攻撃+3
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
自軍ターン開始時および敵軍ターン開始時、自分と周囲2マス以内の味方の攻撃、魔防+6、かつ【戦闘外ダメージ無効】、【真強化増幅】、【防壁】を付与(1ターン)
敵から攻撃された時、または戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、敵の攻撃、守備、魔防-6、敵は追撃不可、敵の強化の+を無効、自分は、ダメージ+〇×5(範囲奥義を除く)
(〇は自身の強化を除く【有利な状態】の数+敵の弱化を除く【不利な状態異常】の数、最大5)

初代ラスボスの貫禄に見合う性能へと生まれ変わった
なんと敵軍ターンでも発動してかつ真強化増幅、防壁で自分味方に機動力殺しとステータス上乗せというありがたい効果が加わる。
そしてバフも封じつつ状態の数でダメージも増やすという攻撃的な性能へと進化した。
特殊錬成はHP+3
敵から攻撃された時、または戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、敵の攻撃、守備、魔防が戦闘開始時の自分の魔防の10%+5だけ減少
自分は受けるダメージ-魔防の20%(範囲奥義を除く)、さらに、敵の奥義による攻撃で受けるダメージ-魔防の20%(範囲奥義を除く)かつ
敵が攻撃時発動奥義装備時、戦闘中、魔防が敵より5以上高ければ、敵の奥義発動カウント+1(奥義発動カウントの最大値は超えない)
魔防に応じて敵のデバフとさらに被ダメ減少、竜眼で遅延というこれでもかと妨害と防御性能を追加して現環境に見合った錬成を獲得した。

誇り高き竜族が、このような姿で

地上を這いずることになるとはな……だが、是非もない。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2025年4月に一部作品で断片的に描かれていた過去の姿のものが通常版扱いで登場。イラストは同じくDaisuke Izuka氏。
竜・歩行ユニットは神階版と同じだが、属性は青に変化。3名と違い、星4からも排出される
竜化した姿は『紋章の謎』登場時の翼の無い地竜の姿。
同時代を同朋として生きていた頃のナーガ、チキ、ガトーとのガチャ実装。同時代のチェイニーもイベント報酬星4として同時実装されている。
「地竜族からただひとり、竜人となる決断をした」と解説され、スキンヘッドではない白髪の姿はこれまでとはまた印象を異にする。
セリフの中にはナーガに仕える竜としての矜持、封印せざるを得なかった同族への想いと、人間への若干の不信も見て取れる。
この種の実装で慣例的に全員星5は無いことから、お鉢を回されたのだろうか。



武器スキルは『古の地竜族のブレス』。
攻撃+3、射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
自軍ターン開始時および敵軍ターン開始時、自身のHPが25%以上なら、自分と周囲2マス以内の味方の攻撃、魔防+6、【戦闘外ダメージ無効】、「敵の強化の+を無効」を付与(1ターン)
戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、守備、魔防が戦闘開始時の自分の魔防の20%+5だけ減少、
自分は与えるダメージ+〇(範囲奥義を除く)、受けるダメージ-〇(範囲奥義を除く)(〇は、マップ上の杖、竜の味方の数(自分を除く)✕5+10、最大20)、
かつ敵が攻撃時に発動する奥義を装備している時、戦闘中、魔防が敵より5以上高ければ、敵の奥義発動カウント+1(奥義発動カウントの最大値は超えない)

Aスキルは『守備魔防の竜眼3』。
敵から攻撃された時、または戦闘開始時敵のHPが75%以上の時、戦闘中、守備、魔防+6、
かつ敵が攻撃時発動奥義装備時、かつ戦闘中、魔防が敵より9以上高い時、敵の最初の攻撃前に敵の奥義発動カウント+1(奥義発動カウントの最大値は超えない)
Cスキルはターン開始時、十字方向にいる自身より魔防が1以上低い敵は、攻撃-5(敵の次回行動終了まで)の『攻撃の謀策3』。

ステータスは強力だった神階版と比べてどの能力も更に1~5程度高く、もともと強いメディウスを更に強靭にしている。
武器スキルも神階版と似ている部分はあるが、神階版が相手の弱化や守備面の強化を軸にしているのに対し、こちらは自身の攻撃面の強化に重きを置いている。
素の攻撃も68と非常に高いので、高いダメージで相手を圧倒できる。
スキルこそデフォルトでは3止まりで、補助スキル・Bスキルの空いているシンプル構造だが、それら無しで凄まじい強さを誇る。
だが一番恐ろしいのは、上ではさらっと書いているが、こんなユニットが星4排出枠であるということ。
人によっては復刻されやすい立場の星5より手こずるかもしれないが、逆に言えば特段狙っていない時にポロッと比較的容易に召喚できてしまう可能性も十分あるだろう。





心せよ……追記・編集は項目ある限り永遠に消えはしないのだと……。

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最終更新:2026年07月28日 20:16

*1 紋章の謎の終盤で一体の地竜が目覚めているのが確認されている

*2 原文は「ナーガをほろぼして」だが、直前の文で「ナーガ」を部族名として使っているので神竜王のナーガの事ではない。

*3 ガトーとモロドフが証言。実際にドルーアとの決戦となっても外にでてこない

*4 危機感を感じていたマケドニアにさえも単独では無理だが2国で勝てる程度にしか見られていない

*5 紋章でも外してから100年以上たって復活している

*6 『新・紋章』のユミナとユベロの拠点会話でユミナは竜人族をマムクートさんと呼んでいる他、当初はデザイナーズノートで語られた裏設定だったグルニアとマムクートの件にもゲーム内で触れるようになった。

*7 グルニアで人と暮らす者以外にも、ゲーム上ではペラティ王となっているマヌーや人間の国を旅していたチキとバヌトゥなどがいる。

*8 場所もラーマンはグルニアのカシミア大橋付近、竜の祭壇はマケドニアとドルーアの国境で全く違う

*9 ただし、戦闘前に「わしの眠りを妨げる反乱軍ども」と怒っているなど不本意な目覚めに怒っていたり、人間の邪悪な心を指摘する断末魔の台詞など人間に害する真意を覗かせる描写はあった。

*10 半減の端数は切り捨てられるのでこちらの攻撃力が32以上ないとダメージは入らない

*11 SFC版では終章がセーブ無しの3マップ連戦になっているため。新・紋章では改善されている。

*12 新・紋章の封印の盾は星のかけら・星のオーブの仕様変更により、「マルスの全能力+2」の効果が追加されている。

*13 この状態異常を受けている敵の射程が1の時、直後に移動できる距離を最大1に制限。この状態異常を受けている敵の射程が2の時、再移動発動直後、行動を終了する。