ライダー(Fate)

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ライダー(Fate) - (2020/08/27 (木) 10:55:35) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/06/26 Fri 14:20:18
更新日:2024/04/28 Sun 17:11:41
所要時間:約 22 分で読めます


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Fate/stay night』に登場する、第五次聖杯戦争での騎兵サーヴァント
マスターは間桐慎二
CV:浅川悠

「Fate」シリーズ全体における「ライダークラスのサーヴァント」については、こちらの項目で。


◆ステータス

身長:172cm
体重:57kg
3サイズ:B88/W56/H84
誕生日:不明
血液型:不明
イメージカラー:黒
特技:乗馬、軽業、ストーカー
好きなもの:お酒、読書、蛇、馬
苦手なもの:鏡、身長測定、馬刺
天敵:セイバー(Fate)アサシン(Fate)葛木宗一郎
属性:混沌・善

筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
C E B B D A+

クラス別スキル

  • 対魔力:B
詠唱が三節以下の魔術を無効化。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても傷つけるのは難しい。

  • 騎乗:A+
獣であるならば幻獣・神獣まで乗りこなせる。ただし竜種は該当しない。

保有スキル

  • 魔眼:A+
最高レベルの魔眼である石化の魔眼(キュベレイ)を所持。
魔力Aにはパラメーターを1ランク下げる「重圧」
魔力Bは判定次第で「石化
魔力C以下は無条件で「石化」する。

  • 単独行動:C
マスター不在でも1日だけ存命出来る。

  • 怪力:B
一時的に筋力を1ランク上昇させる。

  • 神性:E-
神霊適性を持つが、ほとんど退化してしまっている。
英霊自身の魔物、魔獣としてのランクが上がる度に減少していく。


宝具

自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)

ランク:C-
種別:対人宝具
レンジ:0
最大捕捉:1人
対象の能力発動を阻害する結界。
通常時は魔眼殺しのバイザーとして着用し、自身の魔眼・キュベレイを封印している。
他人に夢を見せ、吸精する用途にも使用される。

他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)

ランク:B
種別:対軍宝具
レンジ:10~40
最大補足:500人
ドーム型の血の結界。
内部の人間を溶解させ、魔力に変換して自身に取り込む。
但し魔力を持つ魔術師に取っては気分が悪くなる程度の効果しかない。

騎英の手綱(ベルレフォーン)

あらゆる騎獣を御する手綱。
個別項目参照。


◆概要

マスターは慎二。
マスターである慎二の魔術師としての腕は皆無なために能力が低下。
万全の状態とは程遠い事になっている。

女性の英霊で、常に目隠しを装着し、釘に鎖のついた鎖鎌に似た奇妙な武器を装備している。
武器や服装から一見「アサシン」に見えるが、実際のクラスは「ライダー」。
意外に可愛い性格をしており、良い意味でプレイヤーを裏切った。

その意外性から人気があり、人気投票では2回連続で4位に入る健闘を見せた。

ちなみに、製作当初は攻略可能ヒロインの一人にする予定だったらしい。








以下、ネタバレ






















真名はギリシャ神話に登場するゴルゴン3姉妹の末妹・メドゥーサ
本物の神様ながら怪物へと変貌してしまったため、神性はE-となっている。
その経歴などから反英霊に近い存在。ゲーム中の彼女の姿は怪物に変貌する前のもの。
神話で彼女を討ち取った英雄、ペルセウスには複雑な感情を抱いており、「成功したワカメのよう」と称している。










◆真実


実は彼女の正式なマスターは間桐桜
慎二は偽臣の書と呼ばれるアイテムで、桜からマスター権を借り受けた仮のマスターに過ぎない。

魔力供給源は変化していないのだが、マスター権限を譲渡するか否かでサーヴァントとの結びつきの強さが変化し、
HFルートで慎二から桜へと権限が戻った時には、結びつきが強まったことで能力や宝具の効力が強化された。

ステータス
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
B D A B E A+

慎二の時より全体的に能力が上昇しているが、マスターの影響か幸運がランクダウンしている。


本来は女神であり、戦闘を専門とする戦士ではない。
その為白兵戦においては、パラメーターのわりにさほど優れた能力を持っていない。
士郎の評価では「セイバーと比べたら全然大した事はない」。)
また正規のマスターに契約が戻ったにも関わらず、セイバーにやられた傷が完治しておらず、
本調子でない上に鮮血神殿により出力不足のアーチャーに白兵戦で押され気味だった。

更にいうとUBWでは人間の葛木先生に殺されている始末である。
もっとも当時はマスターが慎二であった上、葛木はキャスターによって拳を強化されていて、初見ならサーヴァントにも有効な暗殺拳であり、
白兵能力においてはライダーより格上のセイバーにすら通用するものなので、手放しにライダーを責めるのは多少酷というもの。

しかし、そこまで高くない白兵戦能力を補うように強力なスキルや宝具を持つ。
特に騎英の手綱は攻守ともに破格と称される性能を誇る(それでも本来は攻撃に用いるものではない為にランク程の破壊力はないとか……)。
また彼女の仔とも言える天馬を血の魔法陣から召喚することもできる。
真名からして天敵はハルペーの鎌、もしくはペルセウス。

明らかに、正面から打ち合うのを拒否して轢き逃げに徹した方が強いサーヴァント。
一方的な攻撃、行軍に特化していると解釈することができる。


セイバールートでは割と序盤で脱落。バトルの際に約束された勝利の剣が初披露されるだけに、かませっぽい扱い。
凛ルートではまさに空気。こちらもかm(ry
しかし、桜ルートでは桜のために真アサシンと戦い、士郎と手を組み、奮闘。
最終決戦では士郎と共にセイバーオルタに闘いを挑む。
力量差から圧倒されるも、「Fate」ルートでは撃ち負けた「約束された勝利の剣」を「熾天覆う七つの円環」と「騎英の手綱」の合わせ技で何とか打ち破り、勝利を収める。
トゥルーエンドでは消滅せずに現世に残留。桜から魔力供給を受けながら、衛宮邸で士郎、桜と共に暮らしている。

そんなライダーだが、3ルート総計で士郎を殺害した数はキャラ全体で2位だったりする。
(1位はキャスターの7回で、ライダーは6回。イリヤやセイバー、桜を凌ぐが、殺してくれるだけマシかもしれない。)



Fate/hollow ataraxia

主に私服姿で登場。

魔眼を封印する眼帯の代わりに魔眼殺しの眼鏡を掛けている。この眼鏡には非常にこだわりがあるらしい。
間桐邸と衛宮邸を行き来する桜とは違って衛宮邸で暮らしており、自分の部屋を持っている。
自室には大量かつ様々な本が置いてあるが、女性らしいアレンジなどは皆無。半ば書庫と化しているものの、たまに士郎が訪れて共に読書をしている様子。

セイバーと違い、きちんとアルバイトをして遊興費を自分で賄っている。
一応、家賃も(当人からはいらないと言われつつも)士郎に渡している様子。
あまり感情や欲求を表に出さない彼女だが、ライダーとしての性なのか騎乗…乗り物についてはそれなりに興味があるようで、
士郎のスポーツタイプ自転車*1を欲するもマジな自転車に乗せるととんでもない暴走族と化すため、士郎からはママチャリ以外の搭乗を禁じられている。

その大人っぷりから士郎には頼りにされているが、時折暴走したり、子供のような一面も見せ、ギャップでプレイヤーをキュンとさせるところは相変わらず。
拗ねて涙目になったライダーの立ち絵は反則級。

日本人離れしたスタイルと、すらりと整ったプロポーション。
それでいてFate/stay nightの女性キャラ中トップクラスの巨乳(全キャラ中2位、1位はリーゼリット)を誇り、
加えて女神のような(実際女神なのだが)綺麗な顔立ち、そして基本的にクールながらも礼儀正しく情にも篤いという、
あの凛をして「とんでもない美人」といわしめるライダーだが、本人は自らの容姿や性格にコンプレックスを感じている。

それもそのはず、彼女が理想とする女性像は、彼女の姉2人のようなツルペッタンな幼女なのである。
その理想からかけ離れているために、ライダーは容姿を誉められても嬉しがらず、逆に理想とのギャップを感じて落ち込んでしまうのだとか。
しかし、そのエターナルロリータな実姉であるステンノとエウリュアレからすれば、
曰く「成長出来るメドゥーサが羨ましい」とのこと。まさに姉達の心、妹知らずである。

セイバーと馬が合わないのにもそのコンプレックスが一因を担っているようで、自分の理想の姿に近いセイバーの容姿を羨んでいる節も見られる。
ただ、そうして「自分は可愛くない」と言い張る彼女の性格を、士郎や桜は可愛く感じている。


上述の通りセイバーとは性格的にもあまり馬が合わないらしく、よく反目し合う。
しかし、お互いに相手に気遣えるだけの社交性はあることに加え、「桜や自分が世話になっている士郎を困らせたくない」という意識故か、
本格的な喧嘩が始まりそうになると、大抵はライダーが大人な対応をして引く為、大喧嘩になったことはない。

天敵ではないがキャスターともかなり相性が悪いようで、顔を合わせると割と険悪なムードになりがち。
『Fate/Grand Order』でも彼女達を手に入れるとマイルームで苦言を呈したり、格ゲーでもあなたとは反りが合わないとハッキリ言ったりしている。

マスターである桜との関係性は、忠臣であり、対等の友であり、姉妹でもあるという全側面的な忠実さ。
たまにやきもちを妬かれたりしつつも、常に桜のことを気遣い、魔術の手ほどきなどもしている。
ライダーを召喚する際の触媒に使われた『神殿の鏡』は、本来は複数の英雄に対応する聖遺物であり、メドゥーサ単体との繋がりとしては弱いという。
にも関わらず彼女が桜の召喚に応じたのは、「いずれ誰かの手で怪物に堕ちる」という共通点があるが故。
彼女が桜を必死に守ろうとするのは、桜を自身の二の舞にさせたくないという思いにも起因している。


そんなライダーの恋愛観は、男性も女性も愛するバイセクシャル
赤セイバーとは気が合いそうである。

男性は、生前は愛人(ポセイドン)がいたとされる他、*2現世では桜を気遣っている為かあまり表には出さないが、士郎に好意を持っている様子。
買い物に連れられた先で店員に士郎を彼氏と紹介してからかったり、
自分が入浴中だと気付かず風呂場に入った詫びも兼ねて士郎に髪を洗ってもらった*3際にもまたからかったり、
この後魔眼の後遺症か身体が凄まじく敏感になった士郎が桜たちにもみくちゃにされているのを見て、助けを求められても拗ねたような顔で拒否したりと、プレイヤーをニヤニヤさせるイベントが用意されている。
PC版ではさらにライダーに見せられた淫夢という設定で士郎との絡みも存在し、士郎に抱かれている最中に桜に「ライダーは先輩が好きなんですよ」と指摘されたり、
彼を思って自慰をしたり、寝込みに噛み付いて血をprprしている秘密まで暴露され、激しく動揺しているシーンがあるが、この桜はライダーが自身の精神世界で生み出した幻であり、
もう一人のライダー自身といっても過言ではない存在であるため、彼女が暴露した話はおそらく全て真実だと思われる。
男の好みも含めて似たもの主従、という事のようだ。

女性は美綴綾子が好みのタイプだが、桜にもその気があるような描写がある。
処女の血が好きらしく、特に美綴を見かけると笑顔で彼女に近づいていく。尤も本人からは苦手意識を持たれ避けられているが。
ちなみに別に吸血しなければ生きていけないわけではないので、彼女の吸血に関しては(魔力補給の面もありつつも)ほとんど趣味に近い。

後述する『Grand Order』でも男性主人公や女性主人公に非常に意味深な発言をしていたり、
Fate/‪EXTELLA‬で参戦した際は、最初こそ主人公(Fate/EXTRA)をあのキャスター(EXTRA)のマスターだからか最低な奴ではと警戒していたが、
自分のシナリオでは性格や人柄に惹かれていたらしく、罠に嵌めたキャスターの変わりに良妻を務めると言ったりと大変気に入っていた。

…本人の性格に問題があるとは言え、あそこまで関係性が最悪の慎二はある意味凄いのかもしれない。


ドラマCD『アーネンエルベの一日』では、姉二人共々登場。
ライダーは姉が来る前に逃げた。謎の観光客…というかウェイバー・ベルベットにからみ倒す。


余談だが、2008年4月に発売されたfigmaの出来は素晴らしいの一言。
可動、プロポーション共に現在もなお色褪せず、最高傑作の一つと言っても過言ではない
この度、2011年11月に再販。
是非とも私服バージョンもお願いします。マックスファクトリーさん。



コハエース

主役の一人。
SNで主役だったセイバーを差し置いて登場することもしばしば。

その理由は経験値氏の大のお気に入りのため。
フリーダムな周囲に振り回される作中屈指の苦労人。
脈絡もなく登場させられることもしばしばなため「帰っていいですか」が口癖になりつつある。



帝都聖杯奇譚

経験値のお気に入りなので当然登場。
と言っても今回はサーヴァントではなくキャスターのマスターである総統の部下「レイター少佐」として登場する。要はスターシステムである。


プリズマ☆イリヤ

クラスカードを核に一時的に実体化した。確たる意思はなく、ただ本能的に敵を排除するために動く。
基本的なデザインは本編のライダーに黒化の影響によるアレンジを加えたもの。服は従来のものとさほど印象は変わらないが、随所が破れている。
最大の変化は「自己封印・暗黒神殿」のバイザーで、鱗が浮かんだ蛇の皮状の材質になり、中央部に眼球のような意匠が追加されている。
全体的に蛇っぽさが増し、彼女の反転存在であるゴルゴーンの怪物を想起させる姿になっている。
穂群原学園高等部の校庭に位置する鏡面界に出現。
黒化しても高ランクの対魔力を保有し、初陣で戦闘に不慣れなイリヤを鎖付きの鉄杭を武器に素早い動きで攻めたてる。
イリヤから反撃を受け、「騎英の手綱」を発動して薙ぎ払おうとするが、その隙を突いた美遊の「刺し穿つ死棘の槍」による一撃を受け、回収された。


Fate/Grand Order

ゲーム稼働時から☆3(R)ライダーの一人として参戦。

性能面では☆3ライダークラストップクラスのアタッカー。
最初から使えるスキル「魔眼」が非常に強力で、相手がボスだろうと高確率でスタンさせる。
宝具は『騎英の手綱』で、敵全体に強烈なダメージを与える。
「怪力」と合わせて使えば更にダメージを与えることもできるが、ボスよりはザコ一掃に向いている。
後に追加された第三スキル「鮮血神殿」は自分のNP増加+3ターンのNP獲得量アップという強力なスキル。
「カレイドスコープ」などのNPアップ系の概念礼装と合わせれば宝具連発も可能。

元々他人をあまり信用しない性格なためか、絆度は少し上がりにくい。
しかしデレてくると可愛らしさが徐々に出てくる。
絆レベルを5まで上げると、自室の本が増えてきたことで付き合いの長さを実感し、改めて主人公に忠誠を誓ってくれる。

霊基再臨3回目の衣装はまるで対魔忍
そして4回目に変わる絵柄が非常にエロ可愛いと評判。
薄く微笑みながら三つ指を付いているように見えるポージングはまるで嫁入り前の挨拶のよう。
ちなみにキーキャラなこともあってかSN三騎士組と同じく武内先生が絵を担当。是非ライダーファンは育ててあげてほしい。

なお、GOには頭が上がらない姉二人が何故かサーヴァントで登場。
ステンノのキャラクエでは姉のマスターである、何の恨みもない主人公と戦わされるハメに。
自分と同じく姉に振り回されている主人公に申し訳なさそうにしながらも姉には逆らえないその姿には同情を禁じえない。

当然のようにエウリュアレの関連クエストでも手伝わされており、
桜のためにと気合を入れて臨んだ『Heaven’s Feel』コラボイベントでは逆に姉達の横槍を入れられた。
ライダーさんの胃が心配である。

ステンノ、エウリュアレと既にシナリオでも出くわしてしまった主人公やマシュはその二人の奔放さを知っているため、
振り回されるライダーに同情の言葉を投げかけることも。
結局倒さないとクエストクリアできないのがなんとも心苦しい。
三姉妹を全て所持していると、気苦労からため息を二度も吐くほど疲労困憊している台詞が聞ける。ライダーさんェ…

こんな感じでFGOでは姉様ズに振り回されているが、上下姉様に危害を加えようとしたものが出た場合 即座にブチ切れる。
姉様に危害を加えるものは百年ほど石にして、文鎮代わりに使うんだそうな。
何だかんだで三姉妹揃っている今の状況はライダーにとっても幸せなのかもしれない。

経験値氏のお気に入りなためぐだぐだイベントでも毎回登場。
『ぐだぐだ本能寺』の方は曲がりなりにも見せ場があったのだが、『ぐだぐだ明治維新』に関しては「茶屋の娘」というチョイ役。完全に趣味での登場である。3臨絵にエプロンを着けた専用差分まである。
『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』では裏面の豊臣七本槍として登場。
今回も3臨絵に眼鏡をかけた専用差分つき。経験値の加護:EX



さらに本編第7章『絶対魔獣戦線 バビロニア』のスタートに伴い、彼女の少女時代の姿がランサーとして、
ライダー・オルタとでも言うべき魔に落ちる寸前の姿がアヴェンジャー『ゴルゴーン』として実装された。

◆メドゥーサ(ランサー)/アナ


ランサーのクラスで現界しました。真名、メドゥーサ。よろしくお願いします

ILLUST:BLACK
CV:浅川悠

身長:134cm
体重:30kg?
出典:ギリシャ神話
地域:欧州
属性:中立・善


【ステータス】
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
C D A E C A+


【スキル】
○クラス別スキル
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法などを持ってしても傷付けるのは難しい。

○保有スキル
女神の神核:A
生まれながらに完成した女神であることを表す固有スキル。神性スキルを含む複合スキル。
精神と肉体の絶対性を維持する。精神系の干渉を弾き、肉体は成長・変化しない。
達がEXランクなのと異なるのは、彼女が「成長する」機能をエラーとして抱えてしまったが故と思われる。

魅惑の美声:B
姉たちが所持するものと同一の固有スキル。
男性に対しては魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。
対魔力がなくとも抵抗する意思を持っていれば軽減は可能。

怪力:C
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
魔の性質が薄いためにランクは低い。

彼方への想い:A
いつの日にか在ったかもしれない彼方―――。
愛しき日々への想いが、彼女の戦いを最後まで支えてくれる。
ゲーム内では自身に1回の無敵状態とガッツ状態を付与する。

【宝具】
女神の抱擁(カレス・オブ・ザ・メドゥーサ)
ランク:B 種別:対人宝具

優しく殺すなんてしませんから―――

その指は鉄、その髪は檻、その囁きは甘き毒。
これがわたし!『女神の抱擁(カレス・オブ・ザ・メドゥーサ)』!!


従来のメドゥーサ(ライダー)のスキルとして所有している能力、すなわち現在の状態のメドゥーサが『未来』に取得するモノを宝具として得ている。
手にした不死殺しの刃を見舞ったあと、視界に捉えた相手を瞬時に石化させる魔眼「キュベレイ」による効果。
これを軸として、彼女は猛攻撃を行う。
ゲームではQuick属性の宝具。敵単体に超強力な攻撃と確率でスタン状態を付与する。
幕間の物語をクリアすることで威力が上がるとともにQuick耐性ダウンの追加効果が追加される。


【ゲームにおいて】
第7章「絶対魔獣戦線バビロニア」の実装に伴いガチャのラインナップに追加されたランサーのサーヴァント。
レアリティは上姉様と同じ☆4で、下姉様とライダーの自分より上。
「彼方への想い」による耐久と、宝具・「魅惑の美声」による敵の行動阻害に寄った性能で、同レアリティのランサーのなかでは最高のHPとワーストの攻撃力となっている。

装備している槍ならぬ鎖鎌は「不死殺しの刃」とのことなので、ほぼ間違いなく彼女を殺したペルセウスの鎌「ハルペー」だと思われる。
また、余談だが序章の特異点Fを題材にしたTVアニメ版「First Order」では弁慶に代わり、成長した姿でのランサーとしての彼女が登場した。

マイルームではステンノ・エウリュアレを所有していると姉妹で共にいられることがとても幸せ、とマスターにお礼を言ってくれる。
成長後とは異なり、この姿の彼女にとっては純粋にうれしいのだろう。
マテリアルでは初めはなかなか近付けず、遠巻きに見つめては涙をこぼすくらいしか出来ないだろうが、じっくり見守ってあげよう。と記載されている。
この姿なら姉様たちもきっと可愛がってくれることだろう。


【劇中での活躍】
本編7章「絶対魔獣戦線バビロニア」にて、はぐれサーヴァントとして召喚され、
もう一人の自分であるゴルゴーンを倒すことを目的としていたところをマーリンに誘われ行動を共にし、主人公達カルデア一行と協力することになる。
正体が露見することを恐れてか「アナ」という偽名を名乗っており、ストーリー中ではその名で呼ばれ続けた。
根底にあった人間への恐怖心と、ウルクを脅かす脅威であるゴルゴーンも自分自身であるという負い目から当初は慣れ合いを避けていたが、
ウルクでの生活の中で主人公や街の人々と接することで最初の頃はフードを目深に被って隠していた顔を露出するなど、徐々に打ち解けていく。
最期はゴルゴーンとの決戦のため、抑えていた神性を解放、不死殺しの鎌で止めを刺し、道連れになる形で共に消滅した。




◆ゴルゴーン


……ふん。復讐者、ゴルゴーンだ。うまく使うがいい。私も貴様をうまく使う。
どちらが先に末路を晒すか、見物だな?


ILLUST:下越
CV:浅川悠

身長:172+??cm
体重:57+??kg
出典:ギリシャ神話
地域:欧州
属性:混沌・悪


◆ステータス
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
A++ A++ B B D A


【スキル】
○クラス別スキル
復讐者:B
忘却補正:C
自己回復(魔力):A

○保有スキル
怪力:A+
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
A+は坂田金時に並び、ゲーム中でも最高クラス。

変転の魔:B
英雄や神が生前に魔として変じたことを示す。
過去に於ける事実を強調することでサーヴァントとしての能力を著しく強化させるスキル。
ゴルゴーンは、人の身では絶対に不可能なランクの筋力と耐久力に到達している。
ゲーム内では自身にガッツ状態とクリティカル威力アップを付与する。

魔眼:A++
最高レベルの魔眼「キュベレイ」を所有する。
ただし、通常時には封印状態にある。
メドゥーサと同様のスキルだが、ランクが上がっておりスタンの成功率も増している。

畏怖の叫び:A++
生物としての本能的な畏怖を抱かせる咆哮。
敵全体に恐怖、継続的な防御ダウン、瞬間的な防御ダウン大、呪い状態などを付与。
だが、本作では基本的に使用されない。使用してくれればかなりの強スキルなのだが…

【宝具】
強制封印・万魔神殿(パンデモニウム・ケトゥス)
ランク:A 種別:対軍宝具

千魔眼、解放

貴様らの呪いを返してやろう―――。溶け落ちるがいい!『強制封印・万魔神殿(パンデモニウム・ケトゥス)』!!


女神としての最後の名残を放棄し、最後に行き着くなれの果てである『ゴルゴンの怪物』を一時的に実体化させ、指定領域内のあらゆる生命を溶解する。
人間であればただちに命を奪われ、サーヴァントにも強烈なダメージを与える。
ライダー状態のメドゥーサが所有する宝具『他者封印・鮮血神殿』が強化されたモノではあるものの、準備時間を必要とせず、真名解放のみで発動する。
無機物タイプの相手には効果がやや薄い。
ゲームではBuster属性の宝具。敵全体に強力な攻撃と呪い状態を付与し、味方全体の宝具ゲージを10増やす。
なお、実装当時は宝具開放の際、魔眼の禍々しい円形の模様が浮かんだ後にゴルゴーンの瞳(頭)が拡大される演出となっていたが、
ゴルゴーンのゲーム画面での大きさが修正された結果、頭ではなくそのおっきなが拡大される、(おそらく)運営の意図しないお色気演出となっている。

【ゲームにおいて】
フレンドポイントガチャから非常に低確率で引けるアンリマユを除くと、初めての限定ではないアヴェンジャークラスのサーヴァント。
ただし、第7章クリア後にガチャのラインナップに追加されるためピックアップ期間以外での召喚はやや難しい。
アヴェンジャーらしく攻撃特化のステータスを誇り、☆4サーヴァントトップの攻撃力とワーストのHPを併せ持つ。
"女神から完全な魔物・怪物「ゴルゴーン」へと完全に変成する寸前の段階"とプロフィールで言及されている通り、翼や尻尾を生やした半人半魔ともいえる姿をしているが、
霊基再臨第三段階からは衣装や翼などが白くなり、それまでの禍々しい印象とはうって変わって神々しい姿となる。怪物寄りの姿が霊基再臨によって女神に少し寄ったのだろうか。
攻撃時には蛇のように変化した髪の毛の先端からビームを出したり、爪で引っ掻く、尻尾を叩きつけるなど、その怪物めいた姿に違わぬダイナミックな攻撃を行う。
そしてナニがとは言わないが、ものすごく揺れる。

マスターに対する態度は辛辣。呼び出された以上はマスターとして認めるが、お互いに利用しあう関係というスタンスが基本である。
仮に絆を深めたとしても人間とは立場の違う完全に異質な存在であり、慈しみも、愛も、彼女のソレは人と相容れるようには出来ていないと言及されているように、
絆を最大レベルまで深めた時の台詞が「貴様の末路は変わらぬが、せめて優しく殺してやるとしよう」だったり、
霊基再臨を最終段階まで果たすと、
「これが貴様の欲望の果て、浅はかな召喚の末路だ」「まず自ら破滅の箱を開いた愚かな契約者から喰らってやろう」といった物騒な台詞が多い。
一方で、オルタ化に近い状態である為か魔力の燃費が悪いようで、
「魔力が足りない。腹が減った。」(意訳)と不満を言うなど、若干食いしん坊な一面も見られる。
同じくオルタ化した騎士王同様ジャンクフードが好みなのだろうか…?

プロフィールの身長、体重に「+??」という記述があるのは怪物化した部分を除いているため。
本人もサイズが大きくなっていることを気にしているのか、マイルームではライダーのメデューサを所有していると
「私よりほんの少し軽やかそうだな…。」「食事量、少し減らすか……。」とつぶやく。
ちなみに姉様たちを所有していると
「貴様、実は天性のサディストか!? 姉上達を私に近づけさせるな!」と罵倒して逃げる。
この姿になっても相変わらず苦手らしい。


【劇中での活躍】
本編7章「絶対魔獣戦線バビロニア」では、キングゥの持つ聖杯の力でティアマトと同調した「複合神性」という形で登場。
三女神同盟の中では人間たちへの憎しみが最も強く、ティアマトの権能である「百獣母胎」により大量の魔獣を産み出し、ウルクへと侵攻。
7章ストーリーの中盤までの最大の脅威として主人公達と相対した。
この時の彼女はティアマトとしての潜在意識を持ちながらも、根底にある復讐心はゴルゴーンのもの、という自我が混在した状態であった。

戦場に初めてその姿を現した際は、圧倒的な力で牛若丸レオニダス一世の二騎を退けた。
この際レオニダスに「盾で魔眼を防がれる」という生前のトラウマを抉られるも、その英雄としての在り方に敬意を表す意外な一面も見受けられた。

最終的には鮮血神殿での決戦において「過去の自分」という最大の天敵であるアナと道連れになる形で敗北。
しかし、彼女の消滅によりマーリンの魔術によって微睡みの中にいたティアマト本体が目覚め、より事態は悪化することになった。





追記・修正は石像にされてからお願いします。

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