Mr.3(ONE PIECE)

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Mr.3(ONE PIECE) - (2020/02/04 (火) 01:18:16) の編集履歴(バックアップ)


登録日: 2012/05/02 Wed 11:18:41
更新日:2024/04/22 Mon 20:41:27
所要時間:約 6 分で読めます


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3 37歳 Mr.3 ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 お前を蝋人形にしてやろうか アラバスタへの加害者 オフィサーエージェント カナヅチ ガネ キャンドル キャンドル人間 クロスギルド ゲス野郎→漢 ドルドル ドルドルの実 ネタキャラ バギーズデリバリー バギー海賊団 バロックワークス ヘタレ時々漢 ミス・ゴールデンウィーク 七武海幹部 全世界人気投票143位 初登場が偉大なる航路突入~アラバスタ編終了まで 四皇幹部 声優の本気 悪魔の実 懸賞金1000万越え 本名だと誰かわからない人 檜山修之 眼鏡 能力者 脱獄囚 蝋燭 蝋燭王 賞金首 超人系 闇金 闇金ギャルディーノ 頂上戦争で株を上げた男



「私のモットーは”姑息な大犯罪”だガネ…!!!」

「フンフフフフ… 戦わずに敵を落とす方法などいくらでもある!!!」


漫画『ONE PIECE』の登場人物。

○目次


【プロフィール】

所属:バロックワークス→バギーズデリバリー
役職:オフィサーエージェント→バギーズデリバリー幹部
異名:Mr.3、闇金ギャルディーノ
懸賞金額:2400万ベリー
悪魔の実:ドルドルの実(超人系(パラミシア))
誕生日:3月3日
好きなもの:紅茶(アールグレイ)
CV:檜山修之

【概要】

本名はギャルディーノ。
犯罪組織バロックワークスの社員で、オフィサーエージェントの1人。
パートナーはミス・ゴールデンウィーク。

髪を数字の3の形に整え、3をあしらった眼鏡をかけているのが特徴。
語尾に「~ガネ」とつけて喋る。

【人物】

『姑息な大犯罪』がモットーの頭脳派。
戦闘力だけならMr.4よりも下だが、線密な策略と任務に対する執念深さを評価され、社長のMr.0から今の地位を与えられた。
実際リトルガーデン編では、策略を用いて地力が圧倒的に上の巨人二人麦わらの一味を全滅寸前まで追い込んでいる。
また、戦闘力がMr.4より低いことは否定しきれないが、場数や精神力まで遅れをとっている訳ではなく、ドルドルボールが解除され、唐突に麦わらの一味や多量の水などを目撃した際も、動揺をすぐに抑え、素早く妥協案を講じるなど、頭脳ありきと言い切れない一面を度々見せている。

かつての仲間が捕らえられているのを知りつつも隠れて逃走を図ろうとするなど、自分を最優先するような行動が目立つが、
パートナーのミス・ゴールデンウィークと一緒にキューカ島でバカンスを楽しんだり、失敗した同僚に対しても汚名返上のチャンスを与えるなど、自分の保身や出世が絡まない範囲においては意外と仲間想い。
バロックワークスが崩壊した際も、パートナーのミス・ゴールデンウィークとMr.5&ミス・バレンタインのコンビから見捨てられることなくMr.3の救出に向かっているなど職場の人間関係は良好。
また、借りは返す主義らしく成り行きで参戦したマリンフォード頂上戦争では土壇場で男気を見せた。

【戦闘能力】

超人(パラミシア)悪魔の実ドルドルの実の能力者。
体から無尽蔵に蝋を出し操る蝋燭(キャンドル)人間。自然(ロギア)系の能力とは違って自分自身が蝋になるわけではない。

蝋は鋼鉄並みの強度を誇り、様々な武器に自在に形を変えられる。
それを利用して、手足を拘束して自由を奪ったり、周りに蝋を張って防御したり、どんな鍵穴にも合う鍵を作ったりと、戦い以外にも使える万能な能力。
マゼランの毒もある程度なら耐えることができる。

しかし、蝋燭という能力故、熱や炎には弱い。
また、主人公との合体技が多いという珍しい敵キャラ。

◆技

  • キャンドルロック
瞬時に固まる蝋で相手の手や足に浴びせ、そのまま固めて捕縛する。
固まった蝋はその硬度もあって加熱する以外に簡単には外せない。しかし、ルフィに対して使った際にはその硬度と形状に目を付けられ、即興の新技「ゴムゴムのトンカチ」に利用されてしまった。

  • キャンドルジャケット
大量の蝋で相手の全身を拘束する。
その規模と強度は巨人族でも拘束できるほど。しかしドリーの不調の原因を知り激怒したブロギーには危うく破壊されかけた。

  • キャンドルサービス
能力により”特大キャンドルサービスセット”という巨大な造形物を作成、そこに相手を拘束し、サービスセットを稼働させる。
回転するサービスセットの頭(?)の上部には火の灯った巨大な蝋燭が立ち並んでおり、ここから溶けだした蝋が遠心力によって霧のように散布される。そしてこの蝋の霧に包まれた者は少しずつ体に蝋が付着していき、最終的には生きたまま蝋人形にされてしまうという恐るべき技。完全に戦闘用ではなく処刑用の技である。

  • ドルドル彫刻(アーツ)
武器などの形を象った蝋の塊を作り出す。
原作内で使用したのは「剣」と「銛」だけだったが、ゲーム作品などでは他の形態も披露している。牢屋の合い鍵などを作り出すのもおそらくはこの技。

  • キャンドル(ウォール)
鉄の硬度の蝋の壁を作り、相手の攻撃を防ぐ。
ルフィのゴムゴムのバズーカやマゼランの毒竜をも凌ぎ切る驚異の防御力を誇る。ただし、やはり火や高熱には無力であり、焦熱地帯ではまともに使う事が出来ない。

  • キャンドルチャンピオン
自ら絞り出した蝋で全身をコーティングし、巨大ロボットのような姿となる。
かつて4200万ベリーの賞金首を仕留めたというギャルディーノの「最高美術」。攻撃力も防御力も生身とは比較にならないほど強化されているが、やっぱり火には弱い。ミス・ゴールデンウィークの絵の具で塗装を施すことで、さらに戦闘力を強化できるらしい。
余談だがルフィは初見時、思わず「かっこいい」と呟きながら見惚れていた。のちのマゼラン戦で共闘した際にはこの技のデザインを意識した装備を作ってもらい、切迫した状況の中、ルフィにしては珍しく感涙を流しながら敬語でお礼を言うという一幕もあった。「知るか!! 早よ戦え!!!」

  • ドルドルボール
自らを蝋の塊で包み込み、巨大な蝋の球体の中に閉じ籠る。
バナナワニに喰われかけた際に使用し、数時間籠城していた。

  • ゴムゴムのトンカチ
ルフィとの合体技。
キャンドルロックを足に纏い、ロウで硬くなった部分で攻撃する。

  • ゴムゴムのトンカチ回転弾(ライフル)
ルフィとの合体技。
腕をMr3の「キャンドルロック」で固め、その状態から「ゴムゴムの回転弾(ライフル)」を繰り出す。

  • ゴムゴムのチャンピオン
ルフィとの合体技。
蝋で手足をコーティングし、攻撃力と防御力を上げる。
また、これによって毒で触れない敵にも攻撃することが可能になる。

  • ゴムゴムのチャンピオン回転弾(ライフル)
ルフィとの合体技。
ゴムゴムのチャンピオン状態で繰り出す「ゴムゴムの回転弾(ライフル)」。



【活躍】

リトルガーデン編

パートナーのミス・ゴールデンウィークとMr.5&ミス・バレンタインのコンビと共に、巨人たち麦わらの一味を倒そうと目論む。
ロロノア・ゾロナミネフェルタリ・ビビを捕らえる事に成功したが、
モンキー・D・ルフィウソップによってキャンドルサービス を破られ解放されてしまう。
その後も頭脳戦でルフィを翻弄するが地力の差を覆すことは出来ず、彼の動物的勘の前に敗北を喫した。
ちなみに麦わらの一味との戦いの間にサンジが行った嘘の報告がギャルディーノ本人の報告と誤認され、バロックワークスから狙われることとなる。

アラバスタ編

ミス・ゴールデンウィーク達を置き去りにし、チャンスを貰うため自分だけアラバスタ王国に辿り着く。
だが、任務失敗によりクロコダイルから失望され、バナナワニに食われた。
と思いきや、蝋で身を守っていたため無事だった。

脱出後、サンジにルフィ達が閉じ込められた檻の鍵を無理やり作らされ、挙げ句には蹴られて気絶した。
この時、本来能力者のはずのMr.3が水に浮くという不思議な現象が起きていた。
後に作者は、あれは物凄く浮力がある板*1に乗っていたからと語っている。
アニメでは浮かぶテーブル*2に引っ掛かっていた。

バロックワークスの崩壊後は、ビビの演説が始まろうとしている際、群衆に紛れて逃げる姿があった。


ミーツバロック編

表紙短期連載にて、キューカ島という場所に潜んでいた事が判明。
ミス・バレンタインが海軍に捕まったと知ると、一目散に島を後にしようとした。
だが、Mr.2ボン・クレーに見つかり、制裁を食らってしまう。
その後、Mr.2ボンクレーと共に海軍本部のヒナ大佐に捕まり、インペルダウン に送られてしまった。


インペルダウン編

レベル2「猛獣地獄」に幽閉される。
何もかもに絶望していたが、義兄ポートガス・D・エース奪還のために侵入してきたルフィ、脱獄しようと企む道化のバギーによって解放。
まだ運に見放されていなかったと喜び、ルフィとバギーに力を貸し、脱獄しようと試みる。

バギーとは意気投合し、ともにギャグキャラ兼ツッコミキャラとして活躍。
さらに自分の能力を活用してルフィを援護、
マゼラン毒竜(ヒドラ)を蝋の壁で止めたり、切り札である毒の巨兵(ベノムデーモン)も逃げるための時間稼ぎ程度だが止めるなど大活躍。
クロコダイルからも再評価された。
この時点でかつて敵であった自分とわだかまりなく共闘するルフィに呆れながらも若干心を動かされていた様子。


マリンフォード編


亡き友であるMr.2ボン・クレーの弔いのために参戦。
バギーと共に青雉に凍らされそうになるが蝋を身代わりに逃げ、どさくさに紛れて海軍本部内部に潜入。
エースとマルコの錠を開ける、センゴクの一撃を防ぐといった活躍をみせる。


私がここにいる理由が

亡き同胞の弔いの為だと言ったら

貴様私を笑うカネ!!


この戦いでの彼はかなりの漢。
かつては卑劣な子悪党キャラのイメージが強かった彼の熱い叫びに心を動かされた読者は多いだろう。


一方、成り行きで伝説の世界へと突っ走るバギー+囚人たちへのツッコミも冴えわたる。

「何を遊んどるのカネ!! そんなワケあるかァ!!!」
「お前らの耳は希望に満ちすぎだガネ!!!」



マリンフォード頂上戦争の終了後はそのままバギー海賊団に加入。
バギーに届いた海軍からの伝書バットを勝手に読み『とんでもない内容』と驚愕していた。




ゾウ編前章

海賊派遣組織"バギーズデリバリー"でモージがバギーにハイルディンら巨人海賊団が脱退する話の中に1コマだけだが登場。 




追記・修正頼んだガネ。

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