モンキー・D・ルフィ

登録日:2009/12/13 Sun 11:00:10
更新日:2024/06/16 Sun 17:17:06
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※本記事は『ONE PIECE』に関わる単行本・アニメ未収録の重大なネタバレが含まれています。ご注意ください。






































お前がどんなところで

どういう王になろうと勝手だけどな


海賊の王者は一人で充分だ!!!


モンキー・D・ルフィとは、漫画『ONE PIECE』の主人公である。


●目次


【プロフィール】

本名:モンキー・D・ルフィ
異名:麦わらのルフィ
所属:麦わらの一味
役職:麦わらの一味・船長。麦わら大船団・大船長
肩書:最悪の世代四皇
悪魔の実:ゴムゴムの実(超人系(パラミシア))?
覇気武装色見聞色覇王色
出身:東の海(イーストブルー)・ドーン島・ゴア王国・フーシャ村
懸賞金額:3000万ベリー→1億ベリー→3億ベリー→4億ベリー→5億ベリー→15億ベリー→30億ベリー
誕生日:5月5日(こどもの日)
星座:牡牛座
年齢:17歳→19歳
身長:91cm(7歳時)→172cm(超新星編)→174cm(新世界編)
血液型:F型(現実だとB型)
趣味:冒険・宴
夢:「海賊王」になること・シャンクスとの再会
好きな食べ物:肉類全般
嫌いな食べ物:ある店のチェリーパイ(何となく)
弱点・海(カナヅチ)・斬撃・騙しや催眠術・モンキー・D・ガープ
初登場:単行本1巻・1話・『ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-』
CV田中真弓(TV版、TVドラマ版吹替版)/高乃麗(倒せ!海賊ギャンザック)
演:イニャキ・ゴドイ(TVドラマ版)


【概要】

本作の主人公にして海賊「麦わらの一味」の船長。
超人(パラミシア)悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者。

見た目は常に麦わら帽子を携帯する普通の少年。
左目の下に傷跡*1がある(設定資料集RAINBOWでは剣心の十字傷のように肌が割かれたものではなく“一本線”だと名言されている)。
また、新世界編では腹部にマリンフォード頂上戦争で赤犬に付けられたX字型の傷が残っている。


ちび扱いされることが多いが、ぶっちゃけこれは偉大なる航路突入以降人外キャラや等身のデカいキャラが増えたせいであり、そうしたキャラと比較すると小さく見えるだけだともいえる(因みに日本の20歳前後の男性の平均身長は約171cm)。
実際、麦わらの一味も偉大なる航路以降に加入した仲間の方が、東の海編で加入した仲間よりも長身である。
もっとも、ルフィは東の海編の麦わらの一味の中でもナミについで2番目に脊が低かったりするのだが。


【人物】

◆“自由”

大の冒険好きで楽観主義者。
底抜けに明るく、『自由奔放』という言葉が良く似合う(作者曰く、性格のモデルはドラゴンボール孫悟空)。
他の海賊とは違い「支配」といったものには一切興味を持たず、誰よりも「自由」を愛している。
良くも悪くも立場にとらわれず、誰に対しても対等に接する。
小さい頃の経験から海の偉大さと自分の小ささを知っており、そのために自分の欠点を補完し、を楽しませてくれる仲間たちを非常に大切にしている。

“夢”にひた向きな姿は馬鹿にされることもあるが、大抵ルフィに直接会った人物は彼の器の大きさに感心している。
一方でルフィ自身も他人の器量を見ることができる人間であり、海賊を引退しつつ財産を欲するクロを「器の大きさではウソップに敵わない」、王女の身代わりを勤めて死亡した(と思われた)イガラムを「立派だった」と評価している。

コビーしらほし姫の臆病な態度に対して「嫌い」と公言するなど、気弱さを見せる人物には辛辣な物言いをすることもあるが、これは幼少期の自身も泣き虫で兄のエースに叱られてばかりいた影響であり、無謀であっても勇気を見せた際にはそれを認めて態度を改めている。

こうした根底の真っ正直さは直接関わった者に好感を懐かれやすく、元々敵対関係ではない者なら多く場合は惹かれていく。
戦いの中でも同じ敵を持つ者とあっさり協力関係を結んでしまえる自身のフットワークの軽さもあり、この「その場に居る者達を次々と自分の味方につける」という点を指してこの海で最も恐るべき力を持っている、と評されている。

一方、良くも悪くも直情的なため、思い違いやカッとなった時は身内だろうと一触即発になることがある。
事実、メリー号を巡る件ではウソップが金を盗まれたことを思い詰めないように当初は明るく切り出したが、思い切り反発されたためにこちらもすぐに激昂し、最終的に取っ組み合いのケンカになってしまった。


ちなみに本作は海賊のルフィの視点なので余り感じないが、
  • 国際的な司法機関に攻め込み施設を破壊し収容された者を解放する
  • 国際的な刑務施設に侵入し収監されていた重犯罪者や死刑囚を多数脱獄させる
  • 国際的な警察機関に乗り込み施設を破壊し死刑囚を解放しようとする(未遂)
  • 国際的な連合組織に加盟する国の政府を転覆させる
  • 3年弱の期間で通算六回の国家内乱関与を達成

などメタ的に見ても普通に犯罪者である。*2
半ばギャグ的かつ敵の海賊船とはいえ、曲りなりにも他人の船を八つ当たりで破損させたり船内で大砲を平気でぶっ放したりなど、手放しにヒーロー的とは言い難い所業もある。
世界政府からの懸賞金が鰻登りなのも当然であり、直接かかわっていない民間人や一般の海賊からの評価は、ルフィの所業ゆえに 完全に頭のおかしいイカレ野郎 である。

作中では度々国家レベルの危機を解決しているが、本人としてはあくまで「恩義があったり気に入ったりしている人を困らせている悪党がいるからぶん殴っている」状態に近く、「国を救う」というような認識には乏しい。言い換えれば「気に入らない奴を倒していたらたまたま大悪党だった」「冒険の途中で訪れた国でたまたま陰謀が進行していた」というケースが多く、最初から明確にトラブルを解決する目的で乗り込んだ国は、アラバスタ王国ぐらいだったりする。


◆頭脳

「自分だけでは何も出来ない」と自覚しており、仲間の指摘で自分の誤りを悟った際には即座に詫びることができる。アーロンパーク編ではその胸の内を叫んだこともある。
考えることが苦手であり、ストレートに感情を表現するので、「ルフィが頭の中で考える」という描写はなく、『頭で考える事=話してる事』である。
このためルフィが描かれる際にはモノローグが存在しない。しかしこれが中々本質を突いている時がある。
誰に対しても平等……というよりは「誰かを特別扱いする」という発想がそもそもあまりないらしく、(義兄弟のような超例外を除けば)誰に対しても分け隔てなく接し、多くの人の信頼を得ている。

しかし、基本的にはおっちょこちょいで無鉄砲なため、人の忠告を聞かずに後先考えず行動してトラブルを起こすことも多い。
嘘をつくのや隠し事をするのも苦手で、大体表情でばれる。
忖度や気遣いといった努力をすることもあるが、それでもやっぱり顔や行動でばれる。

自分だけではなにもできないと言うだけあり、家事全般はおろか船に釘を打ち付けるだけの簡単な修理をすることもできず、逆に船を破壊してしまったりする程に不器用。
料理の腕も壊滅的で、ルフィ本人も顔をしかめるほどとんでもなく不味いカレーを一味に振る舞ったことがある(詳細は、おれの気まぐれカレーにて)。

ただし、勘違いされがちだが頭は決して悪い方ではなく、機転もそれなりに効くし、好奇心はむしろ旺盛で、学習しようとする意欲自体はある。
実際は「興味がないことや難しい考えへの関心が極端に薄く、苦手な分野に対して集中して考えたり学習したりするのが苦手」というだけである。
特にデービー・バックファイト編やアマゾンリリー編などが顕著だが、ルフィ1人で全て対応しなければならない状況に追い込まれると、意外なほどにクレバーで的確な分析力と判断力を見せることがままある。ある意味では普段は仲間たちに頭脳労働を分担してもらっているので、アホっぽく見えているのかもしれない。


◆敵に対して

自分の仲間や友達を傷付ける者や罪のない者を虐げる輩を決して許さず、たとえ世界最高レベルの権力者であっても一切容赦しない。
そのように激怒した時のルフィの迫力は凄まじいものがあり、思わず相手を怯ませるほどの凄みがある。

また、一味全員で戦うような集団戦においては敵集団の最も実力が高い者を察し、その者の相手として自らが積極的に挑んでいくことが多い。
これは間接的に仲間を守るという強い意識が働いている為であり、その行動理念は、「お前を目障りな敵として認める」「中々のボスの器」「お前を格下とは思わねェ」など、敵側の最高戦力からも認められることが多い。

基本的に敵対した相手を殺すことはなく、セリフとしての「殺す」や「死ね」も最初期のような例外を除きほぼ言わない。「ぶっ飛ばす」が精々。
SBSによると「相手のプライドを折ること」が主目的であり、相手の命まで奪う気はない、とのこと。
作中でも無力化した相手に更なる追撃を加えるようなことはせず、戦闘力さえ奪えればそれ以上の戦闘行為はしない。
しかし、緋村剣心と違い別に不殺主義を徹底しているわけではなく、「悪魔の実の能力者を海の彼方まで吹っ飛ばす(=万が一陸地に落ちなければほぼ死亡確定)」というような所業を行ったこともある。
大抵の相手の規格外の生命力と幸運により「運良く死なずに済んでいる」だけなところも多々ある。
実際、過去にぶちのめした相手と再会した時に「なんだ、生きてたのか」というような反応を示す場面は枚挙に暇がなく、「最悪死んでたら死んでたでそれはそれで」というような姿勢はまま見受けられる。
「どんな極悪人にも、死後にまで悪く言われていいやつはいない」という哲学を持っており、翻って言えばどうしようもなく許容しがたい敵には「死を以て許す」こともあるのかも…?


◆人の名前

名前を覚えるのも苦手で、初対面の人には大抵見たまんまのあだ名をつける。

例)
味方サイドの壮年の男性キャラ→〇〇のおっさん
味方サイドのオカマキャラ→〇〇ちゃん
味方サイドの同世代(同年代)の男性キャラ→〇〇男*3
スモーカー→ケムリン
Mr.3→3
ゲッコー・モリア→デカらっきょ

逆に心に残った強敵や麦わら帽子を傷つけた人などのことはきちんと名前で呼ぶことも結構多い。
ちなみに作者によると「あだ名で呼ぶ理由が特にあるわけではなく、単に人の名前を覚えるのが苦手なので、名前を覚えていないキャラは見たままのあだ名になるだけ」とのこと。
印象に残った相手はちゃんと名前を把握するのであだ名ではなくなるようだ。
ゾウでハートの海賊団船員らに「トラ男って誰だよ」と聞かれて「トラ男はローだよ」と答える場面もあり、正しく名前を記憶しながらあだ名で呼ぶ例もある模様。


◆大食い、生命力

細い見た目に反して作中屈指の大食漢。
もはや食事をするために生きているといっても過言ではない程の食事好きで、1日5食なのは当たり前であり、その上でスキあらば他人の分を食うことも厭わないという麦わらの一味のエンゲル係数上昇の最大因子。
体力回復等も食事で賄うことができ、クロコダイルにやられた時やマゼランの毒で生死の境をさまよった後に救出された際にも飯を要求した。アクションゲームかよ
二年後では、食べ損ねるのが嫌だという理由だけでついに寝る・食う・泣くを同時に行う術を身につけてしまった(二年前でも寝ながら食事をとる場面はある)。
あまりの食い意地のため、腹が減りすぎると命に関わる毒キノコやら毒魚すら食べるわ、サンジの食事を食べるためだけに敵陣ど真ん中で命を懸けて待つわ、食べた物は決して吐き出さない変なプライドを持つわ、もはや食事は生命維持のためではなく命を懸けて果たす夢に近い。
一方で、酒は飲めないわけではないようだが、あまり好きではないらしい。*4
大食いしてギャグマンガの如く一時的に腹が膨れることはあるが、ちょっと運動するだけで食べ物を完全に消化する高い代謝能力を持っているために太ることはない。*5
ただし流石に上限はある模様で、クラッカー戦で敵のビスケットを食べることが攻略法という戦いになったが、11時間以上の持久戦になった上、ナミによるルフィの食欲に対する無茶ぶりで半泣きになるという非常に珍しい事態になっている(好物の肉ではなくずーっとビスケットだったからかもしれないが……)。

『不死身』と言われる程の生命力は上述した常軌を逸脱した大食いっぷりもあるが、祖父のモンキー・D・ガープの児童虐待……もといスパルタ教育*6や幼少期のコルボ山でのサバイバル生活に起因している。
インペルダウンでマゼランの毒にやられて以降は、毒への耐性も得ている(常人なら食べれば即死するヨロイオコゼの皮の毒を大量に摂取してもギリギリ生存できている)。

反面、ギア2による心臓の負担やイワンコフに助けられた際に躊躇なく寿命を犠牲にするなど、「ルフィは長生きできない」ことを示唆する描写も結構多い。


◆女性関係

女性にあまり関心が無く、周囲の男を漏れなく虜にする変身後のアルビダや、世界最高の美女と謳われるボア・ハンコックの裸を見ても興奮しなかった。
一応美醜の違いは分かり、変化後のアルビダを『美女』と評しているが、彼にとって『美人か否か』は単なる分類に過ぎない。
週刊少年ジャンプ』の主人公としては珍しく、ギャグではなく本気で味方側の女性と取っ組みあいのケンカをしたこともある

しかし、あくまで「ルフィ個人での話」であり、「ウソップがいると女性関係でアホになる」らしく、Mr.2がナミに変装し裸を見せた際には隣にいたウソップと一緒に興奮(人間の女に興味がないと言っていたチョッパーも同調)していた。これはウソップが隣にいる時のみ見られるものでいわゆる修学旅行での悪ノリというやつ。
また、ローラからの求婚を速攻で拒否していた他、ウォーターセブンのココロ婆さんが人魚だと知った時は露骨に嫌な顔をしているなど、
サンジほど極端ではないながらも「人魚といえば美女」というパブリックイメージのようなものは持ち合わせている模様。

ちなみに、上記のハンコックを筆頭に、彼は同年代以上の女性によくモテるようになり、かなりの天然タラシとなっている。
行く島々でマーガレットしらほし姫、果てには仲間の航海士と同じ盗賊だったカリーナなどいろんな女性と関わる。


【戦闘能力】

幼少期からガープからトラウマになるぐらい過酷な訓練を施され、エースやサボと幼少期から毎日のように手合わせをしてきたことにより
身に付いた常人を遥かに上回る身体能力とタフネスさを生かした肉弾戦で戦う。

海に出た時点で相当な実力を身につけていたようで、東の海編~偉大なる航路編序盤までは特にパワーアップ要素もないまま突き進んでいる。
その時期にまともな戦闘で苦戦・敗北した相手は「覇気」無しでは非常に分が悪い自然系の能力者がほとんどであり、
世界政府が誇る最強の暗殺者クラスになってようやく純粋な格闘戦でルフィを圧倒する展開が出てきたほど。
そこから能力の新たな運用である「ギア」の開発、そして2年間の修行を経て王下七武海四皇クラスの戦いに踏み込んでいくことになる。

ただ、基本的には徒手空拳の戦闘スタイルである都合上、前述したように打撃が通用しない相手には極端に相性が悪い。特に覇気習得以前は明確な弱点がない自然系を相手にした場合できることがほとんどなく、スモーカーや青キジ相手には手も足も出なかった。
他、明確な戦闘シーンこそなかったが、スベスベの実を食べた後のアルビダ相手にも有効打がまずないと思われる。
また、「まともに戦わせてくれない」相手は苦手としている面があり、実力的にはかなり格下だろうフォクシーには策略やギミックで翻弄されており、正面戦闘を極力避けるスタイルのモリアには危うく時間切れになるところであった。

空腹や覇気切れ等の理由で全力での戦闘はあまり長時間行えないというのも明確な弱点。
特に、強力な代わりに身体への負担も大きいギア戦法を使う場合には、戦闘中にもかかわらず反動で一時的に戦闘不能に陥ったことがしばしばある。
話が進むにつれ、勝ち負けにかかわらず、強敵との戦闘後は昏睡やまともに動けない状態になっていることが多く、このスキをカバーしてくれる仲間のサポートは必要不可欠と言えるだろう。

この手の少年漫画の主人公には珍しく、明確な人質戦法や身代わり戦法を取ったこともある(半ばギャグだが)。
もっとも、基本的には正面からの正々堂々とした真っ向勝負を好み、小細工は苦手。
その一方で、相手が戦闘において小細工を弄することに対して否定的な意見を述べることはあまりなく、「海賊の戦いなのだから騙された自分が悪い」と考えていると思われる部分は多い。
「決闘」ではなく、あくまで命を賭けた「勝負」なのだからある意味当然か。
また、最初期は理由のない戦いはしないものの、一旦理由ができると考えもなく正面から格上に挑んでしまう面があった。
しかし幾度かの敗北を味わうにつれてただ無鉄砲なだけの戦いぶりは鳴りを潜め、「一旦は逃げる」というようなある程度は理にかなった戦い方もするようになってきた。
また、敵に対して一定の敬意を見せることも増えている。

ミホークは戦闘力以上に出会った人物を惹きつけ、次々と味方にするルフィの「カリスマ性」がもっとも恐るべき力だと評価しており、そのカリスマ性からルフィは公認していないが、海賊、犯罪者、傭兵、武闘家などにより構成され、総勢約5600人の大所帯である海賊団連合「麦わら大船団」が存在する。

戦闘力もさることながら、決して折れずに高みを目指す強靭な精神力と、戦闘中に急速に成長するずば抜けた才能を持ち、時には格上にも打ち勝ってしまう強さがある。
特に新世界では強敵との戦いにおける極限状態から新しい技能を開花させる傾向が強い。
一方、「根が単純」かつ「一度思い込むとなかなか抜け出せない」思考回路の持ち主であるため、ペローナミス・ゴールデンウィーク1、2のジャンゴなどの精神に干渉してくる相手にはめちゃくちゃ弱い。
また、頭が悪いわけではないものの考えるのは苦手であるため、基本的に直感頼りの戦闘に依存しており、ゲッコー・モリアのような搦め手が得意な相手とは相性が悪い。


◆悪魔の実

超人系悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者で、肉体がゴムのように伸縮するようになったゴム人間
ゴムの本来の性質を超えて、打撃・銃撃・電撃は概念レベルで無効にできる。
本来ゴムですら耐えきれない筈の強大な砲撃や電撃を受けようとノーダメージなのはこのため。「効かねえっ!ゴムだから!」という理屈が全てを表している。
ただし斬撃は無効化できず、銃撃の衝撃を超える刺突レベルまで行くと普通にダメージを負う。

なお、本当にただのゴムの塊だとするとあまりに不便すぎる上に描写上不自然な点が多くなるので、伸縮の度合いはおそらく自分の意思である程度コントロールできるものと思われる。食べた直後は「引っ張られると伸びる」だけで自発的な伸縮ができなかったことがその傍証と言える。
基本的に武器や道具は使わず素手で戦うが、相手によっては仲間の力を借りたり、敵を利用したりすることもある。
というより、刀や銃を使わない理由は単純に「才能が欠片もなくて実戦で通じるレベルで使えないから」というだけであり、徒手空拳の戦闘スタイルに別段こだわりはない。
機転は効くので、戦いのさなかで敵の弱点を見出したり(アラバスタ編で一度対戦したことのあるクロコダイルに対して、頂上戦争編で白ひげを襲おうとした際は弱点が水だと覚えており、足を濡らしてクロコダイルにけりを喰らわせていた)、有効な戦法を見つけることも少なくない。

また、中盤から登場した覇気の存在により覇気を込められた衝撃は普通にダメージを負うようになったが、ダメージ軽減程度には耐性は維持されている。



◆覇気

数百万人に1人しかおらず、王の素質を持つとされる『覇王色の覇気』の持ち主。
その威力は凄まじく、覇気と身近に接している筈のアマゾンリリーの戦士達を気絶させた。
ルフィの覇王色の覇気が初めて見られたのは、サンジのそっくりさんであるデュバルの牛、モトバロと対峙した時である。原作ではわかりづらかったが、アニメ版では覇気が出たのがわかりやすく演出されている。

覇気自体は空島編の直前に「ジャヤ」でティーチに言及されていた。

二年間の修行の後、『武装色』と『見聞色』の覇気を身につける。
また『覇王色』も自在にコントロールできるようになり、魚人島では5万人の兵をひと睨みで気絶させて見せた。

本編でも現在進行形で成長しており、カタクリ戦では『見聞色』が急激に進化し、不完全ながら数秒程度の未来予測を可能としている。
ワノ国編ではカイドウとの初戦に破れてから、紆余曲折を経て知り合ったヒョウ五郎の下で2週間弱で「弾く覇気」を完全習得*7、さらにカイドウとの第2ラウンドで即興で覇王色を纏うことに成功。第3ラウンドで完全に使いこなした。


使用技

基本的には「ゴムゴムの○○」という技名を用いる。「○○」の部分には武器の名称が入る場合が多い(銃とか回転銃とかバズーカとか)。
ゴムの体の特性を存分に生かした独自の体術で戦う。
腕を伸ばして相手を殴り飛ばす「ゴムゴムの銃」を始め、息を大きく吸って体を膨らませる「ゴムゴムの風船」、脚を回転させて宙を舞う「ゴムゴムのUFO」など。
また、船のメインマストをぶっさす「ゴムゴムの生け花」、バギーを盾にする「ゴムゴムの身代わり」、ただぼんやりするだけの「ゴムゴムのボー*8」など、ゴムが関係ないネタ技もある。

数は非常に多く、原作だけでも現在100を上回る程。
あまりに増えすぎた為、技の詳細は専用項目にて。


【来歴】

◆過去

東の海に生まれ、ゴア王国フーシャ村で育つ。
7歳の頃、後の四皇の一角であるシャンクスと出会ったことで海賊に憧れ、海に出る決意をする。
この頃にマキノの酒場にて誤って赤髪海賊団の所持品だった悪魔の実を食べてゴム人間になってしまう。

シャンクスと別れる際に麦わら帽子を預かり、祖父・ガープによって女山賊ダダンの元に預けられのちの義兄・エースサボと出会う。


◆東の海・偉大なる航路編

10年後、たった一人で海に出る。
シェルズタウンでロロノア・ゾロを仲間に入れたのを皮切りに海賊団を結成。
他にも様々な仲間と出会い、敵と戦い、3億ベリーの賞金首になった。

シャボンディ諸島で激情に駆られ天竜人を殴り飛ばしたことで海軍大将の黄猿の来襲を招き、混乱の中で一味はバーソロミュー・くま によって離散し、自身もアマゾン・リリーへと飛ばされて、マーガレットボア・ハンコックと知り合う。

エースの処刑を知るとそれを阻止するため、インペルダウン侵入及び脱出に成功し、海軍王下七武海VS白ひげ海賊団の戦い(マリンフォード頂上戦争)に参加する。
このとき、父親が革命家ドラゴンであることや、覇王色の覇気を持つことが世界に知られる。
周りの助けもあり、エースの手錠を外し解放することに成功するなど大活躍したが、エースを赤犬に目の前で殺されたために精神崩壊し、さらにテンションホルモンの副作用により戦闘続行が不可能になる。その後、ハートの海賊団の治療を受けることで何とか一命は取り留め、アマゾン・リリーに落ち延びた。
一時はエースを失ったショックで自暴自棄に陥るも、ジンベエに説得されたことでなんとか落ち着き、レイリーの提案で「二年後にシャボンディ諸島で集合しよう」という意味のメッセージを新聞を通して仲間たちに暗号で送った。
そして麦わらの一味は二年の休止期間を設け、ルフィはレイリーのもとで覇気を使いこなすための修行を積んだ。


◆新世界編

2年の修行を経て、武装色や見聞色の覇気を習得するとともに、完全に覇王色の覇気を使いこなした。胸には赤犬につけられた傷がクッキリ残っている。
ちなみに船長なのにシャボンディ諸島に着いたのは最後だった。
過酷な新世界を生き抜くべく、パンクハザードで打倒四皇のためにトラファルガー・ロー率いるハートの海賊団と同盟を結ぶ。
ドレスローザにてドフラミンゴを討伐した後、5億ベリーに上昇し、バルトロメオを始めとする共に戦った同志たちがルフィに勝手に忠誠を誓い、本人の意向とは別に総勢約5600人の「麦わら大船団」が結成された。

ゾウに到着したが、サンジが父親の脅迫を受けてビッグ・マムの娘との政略結婚のため一味から離脱してしまう。
サンジ奪還のため、ビッグ・マムの本拠地で紆余曲折を経てさんざん暴れまわり、懸賞金8億超と10億超の最高幹部を撃破して挙句曲がりなりにも逃げることに成功したため、現在懸賞金は15億ベリー。
さらに「5番目の海の皇帝」と位置付ける動きも出てきた。
ジンベエ曰く「3億を超えるとそうそう上がるもんじゃない」らしい。

そしてワノ国にて百獣海賊団との戦いが勃発。四皇百獣のカイドウ達を相手に大暴れをした。戦いの最中、ルフィはゴムゴムの実の真の力を覚醒させ遂にカイドウを撃破。懸賞金も30億ベリーと破格の金額となり、ルフィは新たなる四皇として君臨する事になった。


【海賊王について】

「海賊王になる」と公言しているが、海賊王のビジョンは「最も自由」。
海賊王になるために「ひとつなぎの大秘宝」を狙うものの、それに対する世間一般のイメージの「富」「名声」「力」とはかけ離れている様にも見える。
海賊王になって何をするのか、何のために海賊王になるのか、実ははっきりしていない。
自由にシャンクスの様に海賊らしくロマンを求めて冒険しているともとれるが、『ONE PIECE FILM RED』においては「何のために海賊王になりたいのか」というウタの問いに対し、「新時代を作るためだ」と動機が語られている。
ワノ国編終了後には、「夢の果て」を仲間に話しており、海賊王になってからやりたいことは既に決まっている様子。
その「夢の果て」については仲間のリアクションしか描かれていないが、大笑いする、それは良いと同意される、不可能だと言われるなど、実現は難しいができるなら良いものというものらしい。
また、ルフィには夢の果てがあるのに対して、黒ひげは「人の夢は終わらねェ」と豪語していることから、黒ひげとは完全に真逆の立ち位置にいることが推測される。


【余談】

作中で名前に“D”が入っている人物の1人。
他にもロジャー、ガープ、ドラゴン、ティーチ、エース、サウロ、ロー等作品で重要な役割を担う人物ばかり。
『失われた100年』と関係有るらしいが…?
『一族』とあるが、まず血の繋がりは殆どない(ガープ、ドラゴン、ルフィは親子三代。ロジャー、ルージュ、エースは家族だが)。
今後の展開に期待。

なおSBSの質問にもあったが断じてドンブリではない。

  • 中の人
ギャンザック版ルフィ役の高乃麗氏はのちに別の海賊団の船長を演じていた

海賊王を目指しているのに対して田中が声優を務めたパズーは「僕は海賊にはならないよ」と言っているためネタにされる。
なお、尾田栄一郎さんはワンピース連載開始当初から、ルフィを演じてもらうなら『ラピュタ』のパズー役だった田中さんがいいと思ってはいた。
そして2022年8月14日の「ONE PIECE FILM RED」の舞台挨拶にて「たまたま昨日オンエアになったものがあるので……」と前置きをして「僕は海賊にはならないよ…海賊王になる男だ!!!」とネタ全振りな挨拶を披露された。*9
ゾロ役の中井和哉氏から「日テレを前振りに使うのはどうかと思います」と冷静に突っ込まれていた。

35巻SBSにて、「多くの悪魔の実能力者が出てきましたが、ルフィにゴムゴムの実以外を食べさせればよかったと思ったことはありますか?」という質問に対し、
「そういうのは連載前に、死ぬほど悩んだから全然ないです。ゴム人間が好きです。」と述べている。
ネット上で時折、「作者は、ゴムゴムの実かバラバラの実で死ぬほど悩んだ」と言われることがあるが、少なくともSBSで述べられたことはないので(尾ひれのついた情報の可能性が高いことに)留意。

65巻SBSでは、ゴムゴムの実を選んだ理由は「一番ふざけた能力だから」と述べた。
単にかっこいいだけの主人公だと自分は長く付き合えていないだろうし、戦いがどんなにシリアスになろうとふざけるチャンスをくれるからとのこと。
実際、初期からワノ国に至るまで、章ボスとの死闘の最中ですらおふざけにしか見えないような戦法や技を繰り出した例は数多い。


【以下二次設定など】

チョッパー同様中の人ネタが圧倒。
  • 思わず『悟空ー!!!!』って叫んじゃう
  • 『ワンピースよりラピュタの方がよくね?』と探しに行く
    • その場合大抵空島付近にあり、空島の住人の殆どが行ったことがある
    • またラピュタ作中で『海賊にはならない』と言っておきながらルフィは海賊であることはよくネタにされる
    • 『僕は海賊にはならないよ……海賊王になる男だ!』
  • 後にある世話にもなった某クイズ番組のナレーションをする
  • 忍術学園に入学する

と原作以上にフリーダム。



なお、チ○コもゴムである。


先日、某番組にてウルトラ兄弟長男と間違えられた。



あ、ナミ!追記・修正してくるから小遣いくれ


あんたは(荒らすから)無しよ!!!(怒)


※その後、項目の追記・修正は無事成功したみたいです。

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最終更新:2024年06月16日 17:17

*1 第1話冒頭にて根性試しとして自分で付けたもの。

*2 尤も、ルフィ自身も自分の立場は悪党であるとはっきり自覚している。しかし自身の立場上から見た青キジを「人を追っかける悪い奴」と民間人に紹介した直後の話な訳だが。

*3 例を掲げると、トラファルガー・ロー→トラ男、ユースタス・キッド→ギザ男、バルトロメオ→ロメ男

*4 肉や甘いものが大好きな子供舌であるためだと思われる。

*5 作者曰く、「どれだけ食おうが、あれだけ動いてて太る方が難しい」とのこと。とはいえ、長期的な代謝ではなく「ちょっと走ってきただけで激やせする」描写がいくつもあり、ただのギャグかと思いきや、作中屈指のガチバトルであるカタクリ戦でこれが勝因の一つになっている。

*6 主には「谷底に突き落とす」「夜の森で一人で過ごさせる」「風船にくくりつけてどこかに飛ばす」など、現実なら訴えれば一発で捕まるレベルのことを行っている。しかしこのスパルタ教育のおかげでルフィは毒キノコについての知識を得た。とはいえ、それでも食う訳だが。

*7 ワノ国入国時点で下地はあったらしい

*8 あらゆる攻撃を反射神経だけで回避する、地味に強力な技。ただし「ボー」っとしてるので反撃もできない

*9 下記の二次設定のネタを本人が叶えて下さったことになる