SESAME STREET

登録日:2011/11/05(土) 11:12:53
更新日:2020/12/26 Sat 12:15:01
所要時間:約 4 分で読めます




SESAME STREETとはアメリカで生まれた幼児向け教育番組であり、舞台となる通りの名前でもある。

【概要】
1969年からアメリカで放送が開始。
初期は人間キャラメインだったが、途中からビッグバードを始めとする『マペット(マリオネットとパペットの造語)』達も加わり、彼らに人気が集まるようになった。

人間キャラとマペット達の寸劇、アルファベットや数字のコーナー、歌のコーナー等を挟んで、番組は進行していく。


一見どこにでもありそうな番組だが、メインターゲットである幼児達の識字率・読解力等の向上に貢献したことから、米教育省のお墨付きをもらった。

さらには『TV界のアカデミー賞』と名高いエミー賞で通算122個もの賞を受賞する等、かなり凄い番組なのだ。


【主な登場マペット】
  • エルモ(NHK版:落合弘治、テレ東版以降:松本健太)
ちっちゃくて赤いの。詳しくは当該項目を参照のこと。

  • クッキーモンスター(NHK版:大川透→東地宏樹、テレ東版:菊地慧、日本語公式配信版・『エルモのおうちで遊ぼう』:佐藤哲也)
青いの
「いっただっきまーす!あ~ぅぐしゃぐしゅ%〆Ⅷж‡…」
目の焦点が合ってない。食欲旺盛で、特にクッキーは食べるのも作るのも大好きでクッキーに関する事だと詩人や哲学者になる程。でも、クッキーの飛び方は汚い。
事あるごとにクッキーを貪っているが、2013年頃から少し自制心を身に着け、時々クッキー欲を抑えたり友達と分けて食べたりたまに果物等も食べるようになった。
ちなみに実際の撮影時には汚れ対策のためクッキーならぬクッキー風ライスケーキを食っているが、日本語版公式曰く「健康食も好きだから大丈夫」だそうな。

  • ビッグバード(NHK版:真殿光昭、テレ東版:鶴岡聡)
黄色い巨鳥だが実は6歳半。マペットの中で一番背が高い。中に人がいるからね
ちなみにNHK版の中の人は後にビッグバードのイメージを壊すようなあんなキャラこんなキャラを演じている。

  • ゾーイ(NHK版:玉川紗己子)
少し明るいオレンジの女の子で、エルモと仲良し。バレエが好きで、チュチュを着ていることも多い。

緑の。詳しくは当該項目を参照。

  • アーニー(NHK版:真殿光昭、テレ東版:西脇保)
オレンジのその2。
横長の顔で、ボーダーの長袖を着ている。親友のバートへのイタズラが大好きだが、想像力は非常に高い。
バートとあまりにも仲がいいので一部で2人はゲイカップルではないかという意見もあるが、公式では2人はゲイカップルではなく親友であるとはっきり否定している。

  • バート(NHK版:落合弘治、テレ東版:内田泰喜)
黄色いのその2。
アーニーの親友。縦長の顔であり、長袖の柄も縦長。2人仲良く(?)アッーニーと一つ屋根の下で同居中。バナナマンのましな方に似てる。通称:もろこし。

  • グローバー(NHK版:落合弘治、テレ東版以降:西脇保)
スリムで青いの。
一言で言うと愛すべきバカ。OPや本編ではオチやギャグ担当。また時々「スーパーグローバー」に変身して人助けに励むも、ドジや天然ボケのせいで迷ヒーローである。
NHK版では何とエルモの中の人が兼任しており(他にバート等も担当)、後にアニメ『マペット・ベビー』の吹き替え版(カーミットがセサミ版と同じビッグバードの中の人)でグローバーに似た「ゴンゾ」役を演じている。

  • カウント伯爵(NHK版:大川透→桐本拓哉、テレ東版:伊丸岡篤)
紫の。左目に片眼鏡をかけており、鋭く尖った犬歯はドラキュラ伯爵を彷彿とさせる。ちなみに既婚者。
その名の通り、数を数えることが大好き。名前はなにげに「数える(Count)」と「伯爵(Count)」のダブルミーニングである。

  • ロジータ(NHK版:滝沢ロコ、『エルモのおうちで遊ぼう』:竹田佳央里)
青緑でメキシコ出身の明るい女の子。
スペイン語が話せる。エルモ達とバンドを結成したことも。頭に黄色いリボンをつけている。モチーフはフルーツコウモリで、初期は手が滑空用の翼腕だったが、諸事情により無くなってしまった。

  • カーミット(NHK版:真殿光昭)
黄緑のカエルで、記者としての取材や子どもに何かを教える描写が多い。「マペット放送局」等数々の番組のレギュラーにして、1955年に現れた作者ジム・ヘンソンによる第一号マペット。
しかし2004年にディズニーが彼等多数の非セサミ系ジム・ヘンソンプロ所属マペットの版権を買い取ったため、現在ではセサミに登場できないという。
なおNHK版ではビッグバードの中の人が兼任しており、この後多くの映画やアニメでカーミット役を担当していくことになる。

  • プレーリー・ドーン(NHK版:玉川紗己子)
ピンクの女の子で、おかっぱの金髪が特徴。
学級委員長タイプでイベントの際には積極的に皆をまとめようとするが、誰かに邪魔されることが多い。

  • テリーモンスター(NHK版:玄田哲章、テレ東版:魚建)
赤紫の
少々打たれ弱い性格で、三角形のものが大好き。ベビーベアとは親友。

  • スナッフィー(TVSP版:辻村真人、NHK版:大川透→てらそままさき、DVD版:岩尾万太郎)
茶色いマンモスっぽい生き物で、ビッグバードの親友の4歳児。フルネームは「Aloysius Snuffleupagus」。
普段は洞窟に住んでおり、両親とアリスという2歳の妹がいる。
実は登場初期はビッグバードのイマジナリーフレンドだったが、「大人に痛みを訴えても言う事を信じてもらえない子供」を励ますため実体のある友達に変更されたそうな。

  • ベビーベア(NHK版:落合弘治、テレ東版:)
茶色いクマで、冒険心が強い性格。カーリーベアという妹がおり、良きお兄ちゃんでもある。

  • アビー・カダビー(2018年『バリバラ』セサミ吹き替え版・日本語公式配信版・『エルモのおうちで遊ぼう』:小桜エツコ)
ピンクのお下げが特徴の妖精見習いの4歳の女の子。魔法の修行の為、妖精の国からセサミストリートにやって来た。
最近では母が小鬼風の男性マペットと再婚し、ルーディーという3歳の義弟がいるお姉ちゃんになった。
魔法妖精幼女義姉とか日本だったら擬人化されてそうである。


【ゲスト】
普段は人間とマペットがメインだが、有名な芸能人やミュージシャン等がゲスト出演することがある。
(スティービー・ワンダー、ロバート・デ・ニーロ、ニコール・キッドマン、サラ・ジェシカ・パーカー等)
それ故に、番組に出演することが彼(女)らにとって一種のステータスになっているようだ。


【外国での放送】
〈日本〉
米国版が1972年からNHKで放送され、5年間の中断を経て再開される。98年から米国版を元にした2ヶ国語放送になった。
しかし、大人の事情によって2004年にNHKでの放送が終了する。
同年からはテレビ東京で放送が始まった。こちらは日本製作の為人間の殆どが日本人。
モジャボ、グローリー、メグ、ティーナ、アーサー、ピエールの6体が日本限定マペットとして登場。
その中で何故かモジャボのテーマ曲はあのロックスター、吉井和哉が提供した。
どういう繋がりなの…


2018年2月11日にはNHKの番組『バリバラ』で、2017年に本家で登場した自閉症の少女キャラ「ジュリア」に関する映像が放送され、久しぶりに日本語吹き替え版セサミがテレビに登場。
番組本編にもジュリアとエルモ(テレ東バージョン)がゲスト出演した。
そして2019年3月、セサミ日本語版公式YouTubeチャンネルにて、新規吹き替え版配信がスタート(全10本分)。キャストは『バリバラ』版準拠となっている。
2020年5月17日には原語版でのステイホームビデオ会議編『セサミストリート エルモのおうちで遊ぼう』がNHKでも放送され、16年ぶりにフルバージョン吹替版が全国放送された。

〈南アフリカ〉
大統領がHIVとエイズの因果関係を否定したことがきっかけで、HIV患者の女の子マペット『カミ』が登場。
現地の子ども達に、エイズについて考えるきっかけを与えた。

この他にもカナダ、オーストラリア、ロシア、フランス、ドイツ、ポーランド、オランダ、ブラジル、ポルトガル、中国、インド、エジプト等様々な国で放送された。

いずれの国でも、『その国限定のマペットが登場して番組を進める』という共通点がある。


【余談】
2009年に生誕40周年を迎えた際には、Googleのロゴがセサミ仕様になる等のタイアップが行われた。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにはセサミのアトラクションがあり、2011年にはUSJ10周年記念として日本オリジナルのセサミキャラ「モッピー」が誕生している。



クッキーモンスター「追記・修正しまーす!あ~ぅぐしゃぐしゅ%〆Ⅷж‡…」

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最終更新:2020年12月26日 12:15